JPH1075349A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH1075349A JPH1075349A JP8230664A JP23066496A JPH1075349A JP H1075349 A JPH1075349 A JP H1075349A JP 8230664 A JP8230664 A JP 8230664A JP 23066496 A JP23066496 A JP 23066496A JP H1075349 A JPH1075349 A JP H1075349A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イメージスキャナ部によって走査された画像
データを受信側で判読可能な最小ズーム値に処理して送
信することにより、受信側が常に判読可能な文字サイズ
で出力することができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 通信回線に接続された複数の画像処理装
置であって、該像処理装置に装備された制御部は、イメ
ージスキャナ部によって走査された画像データの中で最
小の文字サイズを認識する最小文字サイズ認識手段と、
送信相手の画像処理装置の解像度から判読可能な最小文
字サイズを設定する判読可能文字サイズ設定手段と、該
画像データの中で最小の文字サイズと該判読可能な最小
文字サイズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定
するズーム値設定手段とを具備し、送信時にはイメージ
スキャナ部によって走査された画像データに該ズーム値
設定手段によって設定された判読可能な最小ズーム値の
ズーム機能処理を施して送信する。
データを受信側で判読可能な最小ズーム値に処理して送
信することにより、受信側が常に判読可能な文字サイズ
で出力することができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 通信回線に接続された複数の画像処理装
置であって、該像処理装置に装備された制御部は、イメ
ージスキャナ部によって走査された画像データの中で最
小の文字サイズを認識する最小文字サイズ認識手段と、
送信相手の画像処理装置の解像度から判読可能な最小文
字サイズを設定する判読可能文字サイズ設定手段と、該
画像データの中で最小の文字サイズと該判読可能な最小
文字サイズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定
するズーム値設定手段とを具備し、送信時にはイメージ
スキャナ部によって走査された画像データに該ズーム値
設定手段によって設定された判読可能な最小ズーム値の
ズーム機能処理を施して送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線に接続さ
れた複写機やファクシミリ装置等の画像処理装置に関す
る。
れた複写機やファクシミリ装置等の画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、離れた場所に画像情報を送る手段
としてファクシミリ装置が実用されている。一方、複写
機においてもデジタル複写機が開発され、原稿の画像情
報をデジタル信号化することにより送・受信が容易とな
っている。複写機はファクシミリ装置に比べて拡大・縮
小、両面複写機能等の多くの機能を備えているので、複
数のデジタル複写機を接続して相互に画像情報を発信お
よび受信することができる複写機管理システムが確立さ
れれば、互いに多くの機能を有効に活用することができ
る。
としてファクシミリ装置が実用されている。一方、複写
機においてもデジタル複写機が開発され、原稿の画像情
報をデジタル信号化することにより送・受信が容易とな
っている。複写機はファクシミリ装置に比べて拡大・縮
小、両面複写機能等の多くの機能を備えているので、複
数のデジタル複写機を接続して相互に画像情報を発信お
よび受信することができる複写機管理システムが確立さ
れれば、互いに多くの機能を有効に活用することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したファクシミリ
装置や複写機管理システムに用いる複写機等の画像処理
装置によって画像情報を送信する場合、受信側の画像処
理装置の解像度を考慮して大きめの文字で送信する必要
があり、送信側には送信した情報が受信側で判読できる
かどうか常に不安がつきまとっていた。他方、受信側に
おいては実際に文字が潰れた画像を受信した場合には、
送信側に連絡して再送を依頼する等の処置をとる必要が
あった。
装置や複写機管理システムに用いる複写機等の画像処理
装置によって画像情報を送信する場合、受信側の画像処
理装置の解像度を考慮して大きめの文字で送信する必要
があり、送信側には送信した情報が受信側で判読できる
かどうか常に不安がつきまとっていた。他方、受信側に
おいては実際に文字が潰れた画像を受信した場合には、
送信側に連絡して再送を依頼する等の処置をとる必要が
あった。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもの
で、その主たる技術的課題は、受信側が常に判読可能な
文字サイズで出力することができ、送信側の不安と受信
側の再送要求等の負担を解消することができる画像処理
装置を提供することにある。
で、その主たる技術的課題は、受信側が常に判読可能な
文字サイズで出力することができ、送信側の不安と受信
側の再送要求等の負担を解消することができる画像処理
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を解決するために、通信回線に接続され
た複数の画像処理装置であって、該画像処理装置は、送
信すべき原稿を走査するイメージスキャナ部と、送信相
手を指定する送信相手指定手段を備えた入力部と、受信
した画像データを印字する印字部と、画像データの送信
・受信制御を行う制御部とを備え、該制御部は、該イメ
ージスキャナ部によって走査された画像データの中で最
小の文字サイズを認識する最小文字サイズ認識手段と、
送信相手の画像処理装置の解像度から判読可能な最小文
字サイズを設定する判読可能文字サイズ設定手段と、該
画像データ中の最小の文字サイズと該判読可能な最小文
字サイズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定す
るズーム値設定手段とを具備し、送信時には該イメージ
スキャナ部によって走査された画像データに該ズーム値
設定手段によって設定された判読可能な最小ズーム値の
ズーム機能処理を施して送信する、ことを特徴とする画
像処理装置が提供される。
たる技術的課題を解決するために、通信回線に接続され
た複数の画像処理装置であって、該画像処理装置は、送
信すべき原稿を走査するイメージスキャナ部と、送信相
手を指定する送信相手指定手段を備えた入力部と、受信
した画像データを印字する印字部と、画像データの送信
・受信制御を行う制御部とを備え、該制御部は、該イメ
ージスキャナ部によって走査された画像データの中で最
小の文字サイズを認識する最小文字サイズ認識手段と、
送信相手の画像処理装置の解像度から判読可能な最小文
字サイズを設定する判読可能文字サイズ設定手段と、該
画像データ中の最小の文字サイズと該判読可能な最小文
字サイズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定す
るズーム値設定手段とを具備し、送信時には該イメージ
スキャナ部によって走査された画像データに該ズーム値
設定手段によって設定された判読可能な最小ズーム値の
ズーム機能処理を施して送信する、ことを特徴とする画
像処理装置が提供される。
【0006】また、本発明によれば、上記制御部は、上
記画像データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最
小文字サイズ以上の場合は上記イメージスキャナ部によ
って走査された画像データをそのまま送信し、上記画像
データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最小文字
サイズより小さい場合には上記画像データにズーム機能
処理を施して送信する、画像処理装置が提供される。
記画像データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最
小文字サイズ以上の場合は上記イメージスキャナ部によ
って走査された画像データをそのまま送信し、上記画像
データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最小文字
サイズより小さい場合には上記画像データにズーム機能
処理を施して送信する、画像処理装置が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
画像処理装置の好適な実施の形態を示している添付図面
を参照して詳細に説明する。なお、図示の実施形態は、
画像処理装置としての複写機を通信回線に接続した複写
機管理システムに適用したものである。
画像処理装置の好適な実施の形態を示している添付図面
を参照して詳細に説明する。なお、図示の実施形態は、
画像処理装置としての複写機を通信回線に接続した複写
機管理システムに適用したものである。
【0008】図1は、本発明に従って構成された複写機
管理システムの概略構成図である。複写機管理システム
は、通信回線としてのLAN(ローカル エリア ネッ
トワーク)に接続された各部・課に各々配置された複数
のデジタル複写機(DPPC)2、・・・と、1個のサ
ーバー4とからなっている。
管理システムの概略構成図である。複写機管理システム
は、通信回線としてのLAN(ローカル エリア ネッ
トワーク)に接続された各部・課に各々配置された複数
のデジタル複写機(DPPC)2、・・・と、1個のサ
ーバー4とからなっている。
【0009】サーバー4は、例えばパーソナルコンピュ
ータによって構成され、組織体の所定部署に設置されて
いる。このサーバー4は、以下に述べるような管理ディ
レクトリを具備している。管理ディレクトリは、図2に
示すように登録された複写機2、・・・の所属部署を格
納するクライアント一覧ファイルと、登録された複写機
2、・・・の所属部署毎に作成されるクライアントディ
レクトリと、各複写機2、・・・から送信された画像デ
ータ等を格納する画像ファイルディレクトリとを具備し
ている。
ータによって構成され、組織体の所定部署に設置されて
いる。このサーバー4は、以下に述べるような管理ディ
レクトリを具備している。管理ディレクトリは、図2に
示すように登録された複写機2、・・・の所属部署を格
納するクライアント一覧ファイルと、登録された複写機
2、・・・の所属部署毎に作成されるクライアントディ
レクトリと、各複写機2、・・・から送信された画像デ
ータ等を格納する画像ファイルディレクトリとを具備し
ている。
【0010】クライアントディレクトリは、各複写機
毎、即ち各複写機を設置した所属部署毎に設けられ、各
々送信ヘッダ管理ファイルと、受信ヘッダ管理ファイル
および機能一覧ファイルを備えている。送信ヘッダ管理
ファイルには、送信ヘッダファイル総数、文書ヘッダフ
ァイル名、送信日、送信時刻、送信宛先ビット等の該当
する複写機からの送信情報が格納される。なお、文書ヘ
ッダファイル名は、後述するシリアルナンバーファイル
により得た番号が自動的に付される。受信ヘッダ管理フ
ァイルには、他の複写機から送信された受信すべき文書
(画像情報)の受信総文書数、文書ヘッダファイル名、
複写部数、出力済ページ数、受信文書の出力進捗度等の
受信管理情報が格納される。機能一覧ファイルには、該
当する複写機が具備している機能、即ち最大複写可能サ
イズ、解像度、画像データの圧縮方法、ズーム最小値、
ズーム最大値、原稿モード、両面モード、ソータ、合成
モード、移動、綴じ代、日時挿入、文字挿入、ナンバリ
ング等の該当する複写機が具備している機能が格納され
る。
毎、即ち各複写機を設置した所属部署毎に設けられ、各
々送信ヘッダ管理ファイルと、受信ヘッダ管理ファイル
および機能一覧ファイルを備えている。送信ヘッダ管理
ファイルには、送信ヘッダファイル総数、文書ヘッダフ
ァイル名、送信日、送信時刻、送信宛先ビット等の該当
する複写機からの送信情報が格納される。なお、文書ヘ
ッダファイル名は、後述するシリアルナンバーファイル
により得た番号が自動的に付される。受信ヘッダ管理フ
ァイルには、他の複写機から送信された受信すべき文書
(画像情報)の受信総文書数、文書ヘッダファイル名、
複写部数、出力済ページ数、受信文書の出力進捗度等の
受信管理情報が格納される。機能一覧ファイルには、該
当する複写機が具備している機能、即ち最大複写可能サ
イズ、解像度、画像データの圧縮方法、ズーム最小値、
ズーム最大値、原稿モード、両面モード、ソータ、合成
モード、移動、綴じ代、日時挿入、文字挿入、ナンバリ
ング等の該当する複写機が具備している機能が格納され
る。
【0011】上記画像ファイルディレクトリは、複数の
文書ヘッダファイルと、複数の画像ファイルと、シリア
ルナンバーファイルを備えている。文書ヘッダファイル
は、1回の送信時にその都度作られ、各複写機から送信
された文書単位に画像ファイルの管理情報および処理情
報、即ち各複写機から送信された文書の配信総数(指定
された送信相手の数)および総頁数、書き込みページ
数、指定倍率、綴じ位置、綴じ幅、原稿モード、日付挿
入、フィニシャー、両面複写、画像ファイル名(1〜
n)等が格納される。なお、画像ファイル名は、後述す
るシリアルナンバーファイルにより得た番号が自動的に
付される。画像ファイルには、送信情報のフルサイズの
実データが格納される。なお、画像ファイルはページ単
位で作成され、従って、1回の送信で原稿が複数枚ある
場合には原稿枚数に対応した数の画像ファイルが作成さ
れる。そして、画像ファイルには後述するシリアルナン
バーファイルにより得た番号が画像ファイル名として自
動的に付される。シリアルナンバーファイルは、次の文
書ヘッダファイル名および画像ファイル名として使用す
るシリアルナンバーを管理する。
文書ヘッダファイルと、複数の画像ファイルと、シリア
ルナンバーファイルを備えている。文書ヘッダファイル
は、1回の送信時にその都度作られ、各複写機から送信
された文書単位に画像ファイルの管理情報および処理情
報、即ち各複写機から送信された文書の配信総数(指定
された送信相手の数)および総頁数、書き込みページ
数、指定倍率、綴じ位置、綴じ幅、原稿モード、日付挿
入、フィニシャー、両面複写、画像ファイル名(1〜
n)等が格納される。なお、画像ファイル名は、後述す
るシリアルナンバーファイルにより得た番号が自動的に
付される。画像ファイルには、送信情報のフルサイズの
実データが格納される。なお、画像ファイルはページ単
位で作成され、従って、1回の送信で原稿が複数枚ある
場合には原稿枚数に対応した数の画像ファイルが作成さ
れる。そして、画像ファイルには後述するシリアルナン
バーファイルにより得た番号が画像ファイル名として自
動的に付される。シリアルナンバーファイルは、次の文
書ヘッダファイル名および画像ファイル名として使用す
るシリアルナンバーを管理する。
【0012】次に、上記各複写機2について図3を参照
して説明する。複写機2は、デジタル複写機によって構
成されており、原稿を読み取るイメージスキャナ部21
と、イメージプロセッサ部(IPU)22と、印字部2
3と、制御部24と、メモリ部25と、ネットワークユ
ニット26と、操作部27と、表示部28とを具備して
いる。
して説明する。複写機2は、デジタル複写機によって構
成されており、原稿を読み取るイメージスキャナ部21
と、イメージプロセッサ部(IPU)22と、印字部2
3と、制御部24と、メモリ部25と、ネットワークユ
ニット26と、操作部27と、表示部28とを具備して
いる。
【0013】イメージスキャナ部21は、複写機2によ
って複写または送信する原稿を搬送する自動原稿搬送部
と、CCD(Charge Coupled Device)ラインイメージセ
ンサからなる撮像部および画像処理部を備え、上記撮像
部を原稿に対して相対走査(スキャン)させて原稿像を
ライン単位で原稿搬送方向(原稿の行方向)に読み取
り、読み取ったデータをデジタル信号として所定の画像
処理を行った後、上記イメージプロセッサ部(IPU)
22に出力する
って複写または送信する原稿を搬送する自動原稿搬送部
と、CCD(Charge Coupled Device)ラインイメージセ
ンサからなる撮像部および画像処理部を備え、上記撮像
部を原稿に対して相対走査(スキャン)させて原稿像を
ライン単位で原稿搬送方向(原稿の行方向)に読み取
り、読み取ったデータをデジタル信号として所定の画像
処理を行った後、上記イメージプロセッサ部(IPU)
22に出力する
【0014】イメージプロセッサ部(IPU)22は、
上記イメージスキャナ部21から入力した画像データを
階調処理し、そのまま複写するときは印字部23に出力
する。また、イメージプロセッサ部(IPU)22は、
上記イメージスキャナ部21から入力した画像データを
他の複写機に送信する場合には、階調処理した画像デー
タを制御部24に出力する。
上記イメージスキャナ部21から入力した画像データを
階調処理し、そのまま複写するときは印字部23に出力
する。また、イメージプロセッサ部(IPU)22は、
上記イメージスキャナ部21から入力した画像データを
他の複写機に送信する場合には、階調処理した画像デー
タを制御部24に出力する。
【0015】印字部23は、図示の実施形態において
は、上記イメージスキャナ部21で読み取られたイメー
ジ情報や、他の複写機から送信された画像情報をの構成
データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換
して出力するレーザ光学部、該レーザ光学部から照射さ
れるレーザ光により形成されたプリント画像の潜像を顕
在化する現像部、顕像化されたプリント画像を記録紙に
転写して像形成する転写部および記録紙に転写形成され
たプリント画像を定着する定着部を備えたレーザプリン
タから構成されている。
は、上記イメージスキャナ部21で読み取られたイメー
ジ情報や、他の複写機から送信された画像情報をの構成
データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換
して出力するレーザ光学部、該レーザ光学部から照射さ
れるレーザ光により形成されたプリント画像の潜像を顕
在化する現像部、顕像化されたプリント画像を記録紙に
転写して像形成する転写部および記録紙に転写形成され
たプリント画像を定着する定着部を備えたレーザプリン
タから構成されている。
【0016】制御部24は、所定の処理プログラムに従
って演算処理する中央演算装置(CPU)241、複写
機能および送信・受信機能を実行するための処理プログ
ラムや各種処理用データを格納したROM(Read Only M
emory)242、上記処理プログラムに従って演算処理し
た処理結果等を一時格納するRAM(Random Access Mem
ory)243、上記イメージスキャナ部21によって走査
された画像データの中で最小の文字サイズを認識する最
小文字サイズ認識手段244、送信相手の複写機の解像
度から判読可能な最小文字サイズを設定する判読可能文
字サイズ設定手段245、および上記最小文字サイズ認
識手段244によって認識された画像データの中で最小
の文字サイズと上記判読可能文字サイズ設定手段245
によって設定された送信相手の判読可能な最小文字サイ
ズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定するズー
ム値設定手段246が内蔵されている。なお、上記判読
可能文字サイズ設定手段245は、解像度に対応した判
読可能な最小文字サイズに関するデータを格納したもの
で、このデータを上記ROM(Read Only Memory)242
に格納してROM242が判読可能文字サイズ設定機能
を具備するように構成してもよい。このように構成され
た制御部24は、イメージプロセッサ部(IPU)22
から入力された画像データをメモリ部25に一時格納し
た後、操作部27によって指定された編集処理を施し
て、ネットワークユニット26に出力する。また、ネッ
トワークユニット26を介して受信した画像データをメ
モリ部25に一時格納した後、指定された編集処理を施
して印字部23に出力する。
って演算処理する中央演算装置(CPU)241、複写
機能および送信・受信機能を実行するための処理プログ
ラムや各種処理用データを格納したROM(Read Only M
emory)242、上記処理プログラムに従って演算処理し
た処理結果等を一時格納するRAM(Random Access Mem
ory)243、上記イメージスキャナ部21によって走査
された画像データの中で最小の文字サイズを認識する最
小文字サイズ認識手段244、送信相手の複写機の解像
度から判読可能な最小文字サイズを設定する判読可能文
字サイズ設定手段245、および上記最小文字サイズ認
識手段244によって認識された画像データの中で最小
の文字サイズと上記判読可能文字サイズ設定手段245
によって設定された送信相手の判読可能な最小文字サイ
ズとに基づいて判読可能な最小ズーム値を設定するズー
ム値設定手段246が内蔵されている。なお、上記判読
可能文字サイズ設定手段245は、解像度に対応した判
読可能な最小文字サイズに関するデータを格納したもの
で、このデータを上記ROM(Read Only Memory)242
に格納してROM242が判読可能文字サイズ設定機能
を具備するように構成してもよい。このように構成され
た制御部24は、イメージプロセッサ部(IPU)22
から入力された画像データをメモリ部25に一時格納し
た後、操作部27によって指定された編集処理を施し
て、ネットワークユニット26に出力する。また、ネッ
トワークユニット26を介して受信した画像データをメ
モリ部25に一時格納した後、指定された編集処理を施
して印字部23に出力する。
【0017】メモリ部25は、画像データを一時格納す
るもので、制御部24に内蔵されたRAM(Random Acce
ss Memory)を用いてもよい。
るもので、制御部24に内蔵されたRAM(Random Acce
ss Memory)を用いてもよい。
【0018】ネットワークユニット26は、制御ユニッ
ト24から入力された画像データをLANを介して上記
サーバー4に伝送する。また、サーバー4からLANを
介して受信した画像データを上記制御ユニット24に送
る。
ト24から入力された画像データをLANを介して上記
サーバー4に伝送する。また、サーバー4からLANを
介して受信した画像データを上記制御ユニット24に送
る。
【0019】操作部27は、送信相手設定手段としての
送信相手設定キー、処理機能設定手段としての処理機能
設定キー、送信開始キー等の各種の入力キーを備え、送
信相手や各種処理機能(複写条件)の入力、複写開始/
停止および送信開始/停止の指示等の設定を行い、上記
制御部24に入力する。
送信相手設定キー、処理機能設定手段としての処理機能
設定キー、送信開始キー等の各種の入力キーを備え、送
信相手や各種処理機能(複写条件)の入力、複写開始/
停止および送信開始/停止の指示等の設定を行い、上記
制御部24に入力する。
【0020】表示部28は、LCD、LED等を備え、
複写条件や現在のオペレーションの動作等を表示する。
また、表示部28は、他の複写機の上記機能一覧表の内
容を表示する。
複写条件や現在のオペレーションの動作等を表示する。
また、表示部28は、他の複写機の上記機能一覧表の内
容を表示する。
【0021】図示の実施形態における複写機管理システ
ムを構成する各複写機2およびサーバー4は以上のよう
に構成されており、以下、各複写機の送信および受信動
作について図4および図5に示すフローチャートをも参
照して説明する。
ムを構成する各複写機2およびサーバー4は以上のよう
に構成されており、以下、各複写機の送信および受信動
作について図4および図5に示すフローチャートをも参
照して説明する。
【0022】先ず、送信側の複写機における制御部24
の送信動作について図4に示すフローチャートに基づい
て説明する。画像情報の送信に際しては、オペレータに
よって送信操作が行われる(ステップS0)。即ち、オ
ペレータが、イメージスキャナ部21の自動原稿搬送部
に送信する原稿をセットするとともに、サーバー4と通
信を開始し、操作部27の送信相手指定手段から送信相
手(受信側)を入力すると、制御部24はサーバー4の
自己(発信側)および送信相手(受信側)に該当するク
ライアントディレクトリの機能一覧ファイルを検索し
て、受信側の複写機の解像度を取り込みRAM243に
一時格納する(ステップS1)。そして、制御部24は
オペレータによって操作部27の送信開始キーが押され
た(ON)か否かをチェックし(ステップS2)、送信
開始キーがONされていなければ待ち、送信開始キーが
ONされたならば、イメージスキャナ部21に原稿の読
み取り開始指令を行う(ステップS3)。制御部24か
らの原稿の読み取り開始指令に基づいてイメージスキャ
ナ部21は原稿の読み取りを開始し、読み取ったデータ
を読み込んだページ単位で所定の画像処理を行った後、
デジタル信号として上記イメージプロセッサ部(IP
U)22に出力する。イメージプロセッサ部(IPU)
22は、複写機として使用するときはイメージスキャナ
部21から入力した画像データをそのまま印字部23に
出力する。なお、イメージプロセッサ部(IPU)22
は、編集を要する場合には上記画像データに所定の編集
処理を施して印字部23に出力する。そして、他の複写
機に送信する場合には、イメージプロセッサ部(IP
U)22はイメージスキャナ部21から入力した画像デ
ータを制御部24に出力する。
の送信動作について図4に示すフローチャートに基づい
て説明する。画像情報の送信に際しては、オペレータに
よって送信操作が行われる(ステップS0)。即ち、オ
ペレータが、イメージスキャナ部21の自動原稿搬送部
に送信する原稿をセットするとともに、サーバー4と通
信を開始し、操作部27の送信相手指定手段から送信相
手(受信側)を入力すると、制御部24はサーバー4の
自己(発信側)および送信相手(受信側)に該当するク
ライアントディレクトリの機能一覧ファイルを検索し
て、受信側の複写機の解像度を取り込みRAM243に
一時格納する(ステップS1)。そして、制御部24は
オペレータによって操作部27の送信開始キーが押され
た(ON)か否かをチェックし(ステップS2)、送信
開始キーがONされていなければ待ち、送信開始キーが
ONされたならば、イメージスキャナ部21に原稿の読
み取り開始指令を行う(ステップS3)。制御部24か
らの原稿の読み取り開始指令に基づいてイメージスキャ
ナ部21は原稿の読み取りを開始し、読み取ったデータ
を読み込んだページ単位で所定の画像処理を行った後、
デジタル信号として上記イメージプロセッサ部(IP
U)22に出力する。イメージプロセッサ部(IPU)
22は、複写機として使用するときはイメージスキャナ
部21から入力した画像データをそのまま印字部23に
出力する。なお、イメージプロセッサ部(IPU)22
は、編集を要する場合には上記画像データに所定の編集
処理を施して印字部23に出力する。そして、他の複写
機に送信する場合には、イメージプロセッサ部(IP
U)22はイメージスキャナ部21から入力した画像デ
ータを制御部24に出力する。
【0023】上記のようにして、イメージプロセッサ部
(IPU)22から画像データを入力した制御部24
は、入力した画像データをメモリ部25に一時格納す
る。そして、制御部24はステップS4に進み、最小文
字サイズ認識手段244によってメモリ部25に格納し
た画像データの最小文字サイズ(A)を認識する。次
に、制御部24はステップS5において、上記ステップ
S1で得た受信側の解像度に基づき判読可能文字サイズ
設定手段245によって判読可能な最小文字サイズ
(B)を決定する。なお、判読可能な最小文字サイズ
(B)は、解像度に対応して予め設定されており、RO
M(Read Only Memory)242に格納されたデータに基づ
いて決定する。そして、制御部24はステップS6に進
んで、上記画像データの最小文字サイズ(A)と受信側
の解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)か
らズーム値設定手段246によって判読可能な最小ズー
ム値(C=(B÷A)×100%)を演算する。このよ
うにして、判読可能な最小ズーム値(C)が求められた
ならば、制御部24はステップS7に進んで、判読可能
な最小ズーム値(C)が100%を越えているか、即ち
上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信側の解像
度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)より小さ
いか否かをチェックする。そして、制御部24は判読可
能な最小ズーム値(C)が100%を越えている場合、
即ち上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信側の
解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)より
小さい場合には、ステップS8に進んでメモリ部25に
格納した画像データに基づいてページ単位で画像ファイ
ルを作成する。このとき、画像データに上記ステップS
6で求めた判読可能な最小ズーム値(C)のズーム機能
処理を実行する。なお、上記ステップS7において判読
可能な最小ズーム値(C)が100%を越えていない場
合、即ち上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信
側の解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)
以上の場合には、上記画像データをそのまま送信しても
受信側で判読可能であるので、制御部24はステップS
9に進んでメモリ部25に格納した画像データにズーム
機能処理を施すことなくページ単位で画像ファイルを作
成する。このようにして、判読可能な最小ズーム値
(C)が100%を越えている場合は画像データにズー
ム機能処理を施し、また、判読可能な最小ズーム値
(C)が100%を越えていない場合には画像データに
ズーム機能処理を施すことなく画像ファイルを作成した
ならば、制御部24はステップS10に進んで、作成し
た画像ファイルのデータをネットワークユニット25か
らLANを介してサーバー4の画像ファイルディレクト
リの画像ファイルにコピーする。なお、制御部24は、
画像ファイルをサーバー4の画像ファイルディレクトリ
にコピーしたら、メモリ部25に一時格納した画像デー
タを消去する。そして、制御部24はステップS11に
おいて、上記ステップS0で操作部27から入力された
管理情報や処理機能および上記イメージスキャナ部21
で読み込んだデータに基づいて文書ヘッダファイルを作
成し、サーバー4の画像ファイルディレクトリの文書ヘ
ッダファイルに書き込む。次に、制御部24は、ステッ
プS12に進んで送信側のクライアントディレクトリの
送信ヘッダ管理ファイルに送信情報を書き込み、更にス
テップS13に進んで受信側のクライアントディレクト
リの受信ヘッダ管理ファイルに受信管理情報を書き込
む。このようにして、送信側複写機の送信動作は終了す
る。
(IPU)22から画像データを入力した制御部24
は、入力した画像データをメモリ部25に一時格納す
る。そして、制御部24はステップS4に進み、最小文
字サイズ認識手段244によってメモリ部25に格納し
た画像データの最小文字サイズ(A)を認識する。次
に、制御部24はステップS5において、上記ステップ
S1で得た受信側の解像度に基づき判読可能文字サイズ
設定手段245によって判読可能な最小文字サイズ
(B)を決定する。なお、判読可能な最小文字サイズ
(B)は、解像度に対応して予め設定されており、RO
M(Read Only Memory)242に格納されたデータに基づ
いて決定する。そして、制御部24はステップS6に進
んで、上記画像データの最小文字サイズ(A)と受信側
の解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)か
らズーム値設定手段246によって判読可能な最小ズー
ム値(C=(B÷A)×100%)を演算する。このよ
うにして、判読可能な最小ズーム値(C)が求められた
ならば、制御部24はステップS7に進んで、判読可能
な最小ズーム値(C)が100%を越えているか、即ち
上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信側の解像
度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)より小さ
いか否かをチェックする。そして、制御部24は判読可
能な最小ズーム値(C)が100%を越えている場合、
即ち上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信側の
解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)より
小さい場合には、ステップS8に進んでメモリ部25に
格納した画像データに基づいてページ単位で画像ファイ
ルを作成する。このとき、画像データに上記ステップS
6で求めた判読可能な最小ズーム値(C)のズーム機能
処理を実行する。なお、上記ステップS7において判読
可能な最小ズーム値(C)が100%を越えていない場
合、即ち上記画像データの最小文字サイズ(A)が受信
側の解像度に対応した判読可能な最小文字サイズ(B)
以上の場合には、上記画像データをそのまま送信しても
受信側で判読可能であるので、制御部24はステップS
9に進んでメモリ部25に格納した画像データにズーム
機能処理を施すことなくページ単位で画像ファイルを作
成する。このようにして、判読可能な最小ズーム値
(C)が100%を越えている場合は画像データにズー
ム機能処理を施し、また、判読可能な最小ズーム値
(C)が100%を越えていない場合には画像データに
ズーム機能処理を施すことなく画像ファイルを作成した
ならば、制御部24はステップS10に進んで、作成し
た画像ファイルのデータをネットワークユニット25か
らLANを介してサーバー4の画像ファイルディレクト
リの画像ファイルにコピーする。なお、制御部24は、
画像ファイルをサーバー4の画像ファイルディレクトリ
にコピーしたら、メモリ部25に一時格納した画像デー
タを消去する。そして、制御部24はステップS11に
おいて、上記ステップS0で操作部27から入力された
管理情報や処理機能および上記イメージスキャナ部21
で読み込んだデータに基づいて文書ヘッダファイルを作
成し、サーバー4の画像ファイルディレクトリの文書ヘ
ッダファイルに書き込む。次に、制御部24は、ステッ
プS12に進んで送信側のクライアントディレクトリの
送信ヘッダ管理ファイルに送信情報を書き込み、更にス
テップS13に進んで受信側のクライアントディレクト
リの受信ヘッダ管理ファイルに受信管理情報を書き込
む。このようにして、送信側複写機の送信動作は終了す
る。
【0024】次に、受信側の複写機における受信動作に
ついて図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
各複写機は、それぞれ定期的にサーバー4と通信し自己
のクライアントディレクトリを確認する。各複写機の制
御部24は、サーバー4の自己のクライアントディレク
トリにアクセスし、受信ヘッダ管理ファイルの受信総文
書数をチェックして、受信データがあるか否かを確認し
(ステップP1)、受信データがない場合はステップP
2に進んで所定時間経過後に再度受信データの有無をチ
ェックする。ステップP1において受信データがある場
合は、制御部24はステップP3に進んで自己の受信ヘ
ッダ管理ファイルから文書ヘッダファイル名を得る。こ
のようにして、受信すべき文書ヘッダファイル名が得ら
れたならば、制御部24はステップP4に進んで、画像
ファイルディレクトリにアクセスし、文書ヘッダファイ
ル名から該当する画像ファイルを得る。なお、画像ファ
イルディレクトリの画像ファイルは、1ページ毎に1フ
ァイルとなっている。そして、制御部24はステップP
5において該当する画像ファイル名の画像データを取り
込みメモリ部25に一時格納する。次に、制御部24は
ステップP6に進んで、上記文書ヘッダファイルに書き
込まれた処理機能に基づいてメモリ部25に格納した画
像データの機能処理を実行する。なお、文書ヘッダファ
イルに処理機能が書き込まれていない場合には、制御部
24は画像ファイルから取り込んだ画像データに機能処
理を施さずにステップP7に移行する。そして、制御部
24はステップP7においてステップP6で編集された
画像データに基づいて印字部23に印字指令する。な
お、制御部24は、該当する画像データについて該印字
部23が印字出力したら、受信ヘッダ管理ファイルの受
信文書総数を「1」マイナスするとともに該当する管理
情報を消去し、文書ヘッダファイルの配信総数を「1」
マイナスし、配信総数が零(0)になった場合(指定さ
れた送信相手における最後の受信者の場合)には該当す
る画像ファイルを消去する。このようにして、受信側複
写機の受信動作は終了する。
ついて図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
各複写機は、それぞれ定期的にサーバー4と通信し自己
のクライアントディレクトリを確認する。各複写機の制
御部24は、サーバー4の自己のクライアントディレク
トリにアクセスし、受信ヘッダ管理ファイルの受信総文
書数をチェックして、受信データがあるか否かを確認し
(ステップP1)、受信データがない場合はステップP
2に進んで所定時間経過後に再度受信データの有無をチ
ェックする。ステップP1において受信データがある場
合は、制御部24はステップP3に進んで自己の受信ヘ
ッダ管理ファイルから文書ヘッダファイル名を得る。こ
のようにして、受信すべき文書ヘッダファイル名が得ら
れたならば、制御部24はステップP4に進んで、画像
ファイルディレクトリにアクセスし、文書ヘッダファイ
ル名から該当する画像ファイルを得る。なお、画像ファ
イルディレクトリの画像ファイルは、1ページ毎に1フ
ァイルとなっている。そして、制御部24はステップP
5において該当する画像ファイル名の画像データを取り
込みメモリ部25に一時格納する。次に、制御部24は
ステップP6に進んで、上記文書ヘッダファイルに書き
込まれた処理機能に基づいてメモリ部25に格納した画
像データの機能処理を実行する。なお、文書ヘッダファ
イルに処理機能が書き込まれていない場合には、制御部
24は画像ファイルから取り込んだ画像データに機能処
理を施さずにステップP7に移行する。そして、制御部
24はステップP7においてステップP6で編集された
画像データに基づいて印字部23に印字指令する。な
お、制御部24は、該当する画像データについて該印字
部23が印字出力したら、受信ヘッダ管理ファイルの受
信文書総数を「1」マイナスするとともに該当する管理
情報を消去し、文書ヘッダファイルの配信総数を「1」
マイナスし、配信総数が零(0)になった場合(指定さ
れた送信相手における最後の受信者の場合)には該当す
る画像ファイルを消去する。このようにして、受信側複
写機の受信動作は終了する。
【0025】以上、本発明を通信回線に接続した複写機
を例に説明したが、本発明は画像情報を送・受信するフ
ァクシミリ装置に適用することができる。
を例に説明したが、本発明は画像情報を送・受信するフ
ァクシミリ装置に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明による画像処理装置は以上のよう
に構成されているので、以下の作用効果を奏する。
に構成されているので、以下の作用効果を奏する。
【0027】即ち、本発明によれば、通信回線に接続さ
れた各複写機に装備された制御部は、イメージスキャナ
部によって走査された画像データの中で最小の文字サイ
ズを認識する最小文字サイズ認識手段と、送信相手の画
像処理装置の解像度から判読可能な最小文字サイズを設
定する判読可能文字サイズ設定手段と、画像データ中の
最小の文字サイズと判読可能な最小文字サイズとに基づ
いて判読可能な最小ズーム値を設定するズーム値設定手
段とを具備し、送信時にはイメージスキャナ部によって
走査された画像データをズーム値設定手段によって設定
された判読可能な最小ズーム値のズーム機能処理を施し
て送信するようにしたので、受信側は常に判読可能な文
字サイズで出力することができる。従って、送信側とし
ては文字が小さいために受信側で読めないかもしれない
という不安を解消することができる。しかも、画像デー
タは受信側で判読可能な最小ズーム値にズーム機能処理
して送信するので、判読可能な最小ズーム値が100%
を越えない場合には通信負荷が可及的に軽減され通信時
間を短縮することができる。
れた各複写機に装備された制御部は、イメージスキャナ
部によって走査された画像データの中で最小の文字サイ
ズを認識する最小文字サイズ認識手段と、送信相手の画
像処理装置の解像度から判読可能な最小文字サイズを設
定する判読可能文字サイズ設定手段と、画像データ中の
最小の文字サイズと判読可能な最小文字サイズとに基づ
いて判読可能な最小ズーム値を設定するズーム値設定手
段とを具備し、送信時にはイメージスキャナ部によって
走査された画像データをズーム値設定手段によって設定
された判読可能な最小ズーム値のズーム機能処理を施し
て送信するようにしたので、受信側は常に判読可能な文
字サイズで出力することができる。従って、送信側とし
ては文字が小さいために受信側で読めないかもしれない
という不安を解消することができる。しかも、画像デー
タは受信側で判読可能な最小ズーム値にズーム機能処理
して送信するので、判読可能な最小ズーム値が100%
を越えない場合には通信負荷が可及的に軽減され通信時
間を短縮することができる。
【0028】また、本発明によれば、上記制御部は、上
記画像データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最
小文字サイズ以上の場合は上記イメージスキャナ部によ
って走査された画像データをそのまま送信し、上記画像
データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最小文字
サイズより小さい場合には上記画像データにズーム機能
処理を施して送信するようにしたので、画像データ中の
最小の文字サイズが判読可能な最小文字サイズ以上の通
常の場合には送信原稿に忠実な受信(送信原稿サイズと
受信サイズが同じ)が可能であり、また、送信原稿の文
字が小さく受信側で判読が困難な場合には自動的にズー
ム機能処理を施して常に判読可能な受信文を得ることが
でき、送信側の不安と受信側の負担を解消することがで
きる。
記画像データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最
小文字サイズ以上の場合は上記イメージスキャナ部によ
って走査された画像データをそのまま送信し、上記画像
データ中の最小の文字サイズが上記判読可能な最小文字
サイズより小さい場合には上記画像データにズーム機能
処理を施して送信するようにしたので、画像データ中の
最小の文字サイズが判読可能な最小文字サイズ以上の通
常の場合には送信原稿に忠実な受信(送信原稿サイズと
受信サイズが同じ)が可能であり、また、送信原稿の文
字が小さく受信側で判読が困難な場合には自動的にズー
ム機能処理を施して常に判読可能な受信文を得ることが
でき、送信側の不安と受信側の負担を解消することがで
きる。
【図1】本発明に係る画像処理装置としての複写機を適
用した複写機管理システムの概略構成図。
用した複写機管理システムの概略構成図。
【図2】図1に示す複写機管理システムを構成するサー
バーが具備する管理ディレクトリの構成図。
バーが具備する管理ディレクトリの構成図。
【図3】本発明に係る画像処理装置としての複写機の概
略構成ブロック図
略構成ブロック図
【図4】図3に示す複写機の制御部の送信動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】図3に示す複写機の制御部の受信動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
2:デジタル複写機 4:サーバー 21:イメージスキャナ部 22:イメージプロセッサ部(IPU) 23:印字部 24:制御部 25:メモリ部 26:ネットワークユニット 27:操作部 28:表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 通信回線に接続された複数の画像処理装
置であって、 該画像処理装置は、送信すべき原稿を走査するイメージ
スキャナ部と、送信相手を指定する送信相手指定手段を
備えた入力部と、受信した画像データを印字する印字部
と、画像データの送信・受信制御を行う制御部とを備
え、 該制御部は、該イメージスキャナ部によって走査された
画像データの中で最小の文字サイズを認識する最小文字
サイズ認識手段と、送信相手の画像処理装置の解像度か
ら判読可能な最小文字サイズを設定する判読可能文字サ
イズ設定手段と、該画像データ中の最小の文字サイズと
該判読可能な最小文字サイズとに基づいて判読可能な最
小ズーム値を設定するズーム値設定手段とを具備し、送
信時には該イメージスキャナ部によって走査された画像
データに該ズーム値設定手段によって設定された判読可
能な最小ズーム値のズーム機能処理を施して送信する、 ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 該制御部は、該画像データ中の最小の文
字サイズが該判読可能な最小文字サイズ以上の場合は該
イメージスキャナ部によって走査された該画像データを
そのまま送信し、該画像データ中の最小の文字サイズが
該判読可能な最小文字サイズより小さい場合には該画像
データにズーム機能処理を施して送信する、請求項1記
載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230664A JPH1075349A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230664A JPH1075349A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1075349A true JPH1075349A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16911369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8230664A Pending JPH1075349A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1075349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002171457A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-14 | Canon Inc | マルチ画面表示装置、データ放送受信装置、マルチ画面表示方法、記憶媒体およびプログラム |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8230664A patent/JPH1075349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002171457A (ja) * | 2000-12-01 | 2002-06-14 | Canon Inc | マルチ画面表示装置、データ放送受信装置、マルチ画面表示方法、記憶媒体およびプログラム |
JP4672856B2 (ja) * | 2000-12-01 | 2011-04-20 | キヤノン株式会社 | マルチ画面表示装置及びマルチ画面表示方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |