JPH1075069A - Yagレーザを利用したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方法 - Google Patents

Yagレーザを利用したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方法

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JPH1075069A
JPH1075069A JP9172410A JP17241097A JPH1075069A JP H1075069 A JPH1075069 A JP H1075069A JP 9172410 A JP9172410 A JP 9172410A JP 17241097 A JP17241097 A JP 17241097A JP H1075069 A JPH1075069 A JP H1075069A
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copper foil
resin
plating
copper
layer
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To Shin
棟 申
Kenyo Boku
建 陽 朴
Eikan Shin
榮 煥 申
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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    • H05K3/0017Etching of the substrate by chemical or physical means
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 YAGレーザを利用して穴あけ工程を簡単に
し、更に、層間バイアホール形成の精度が向上するビル
ドアップ多層印刷回路基板を提供する。 【解決手段】 本発明によるビルドアップ多層印刷回路
基板の製造方法は、両面に銅箔を有する銅張積層板上4
0に通常のフォトエッチングにより印刷回路パターン4
2を形成する段階と、前記印刷回路パターンが形成され
た銅張積層板に、一側面に樹脂が取付けられた銅箔44
を積置し、加熱、加圧して予備積層した基板を形成する
段階と、前記予備積層した基板をエッチングせずに、そ
のままYAGレーザを照射し、所定の位置にバイアホー
ル46を形成させる段階と、前記バイアホールが形成さ
れた予備積層した基板を、無電解めっきして無電解銅め
っき層を形成する段階と、前記無電解銅めっきした基板
を電解銅めっきをして、めっき層を形成させる段階とを
備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピューターまた
は携帯電話等に用いられる多層印刷回路基板の製造方法
に関するものであって、より詳細にはYAGレーザ(Yt
trium Aluminum Garnet Laser )を利用することによっ
て、穴あけ工程が簡単になり更に層間バイアホール(vi
a hole)の形成精度が向上するビルドアップ多層印刷回
路基板(build-up multi-layer printed circuit boar
d、以下、ビルドアップMLBという)の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品と部品内蔵技術の発達と共に回
路導体を工夫した多層印刷回路基板の高密度化に対応し
た研究が活発に進んできた。その中でもビルドアップ
(buildup)方式により多層印刷回路基板を製造する方
法が広く用いられている。この方法は従来の一般的なB
VH(Blind via hole)を有する回路層を形成する工程
とは異なって絶縁層と回路導体層(circuit conducting
layer)を順次に積層させ多層回路板を形成する。ビル
ドアップによる印刷回路基板の製造は、その方法自体が
簡単というだけでなく、基板の層間回路の連結を成すバ
イアホールの形成が容易、極小径のバイアホールの形成
が可能であり、回路導体の厚さが薄い微小化回路の形成
が容易であるという利点がある。
【0003】このようなビルドアップMLB製造方法は
基板内にバイアホールを形成する加工方式により二種類
に分類することができる。一つはバイアホールを化学エ
ッチングで形成する方法であり、他の一つはバイアホー
ルをレ−ザにより加工する方法である。
【0004】最近では基板にバイアホール形成する際
に、化学エッチングよりもレ−ザ加工による方法が主に
利用されている。更に、上記レ−ザを利用したビルドア
ップMLB製造の場合、一般的にエキシマレ−ザ(Exci
mer laser )を利用する方法が主に用いられている。
【0005】上記エキシマレ−ザを利用した一般的なビ
ルドアップMLBは第4図のような工程を通じて製造さ
れる。第4図(a)、(b)に図示するように、まず両
面に酸化銅膜が形成された絶縁層から構成される銅張積
層板10に通常のフォトエッチングにより内層パターン
(inner pattern )12を形成し、内層パターン12が
設けられた上記銅張積層板10は、有機質フィルム15
が取付けられた銅箔14を加熱、加圧の下に(c)のよ
うに予備積層する。上記有機質フィルム取り付け銅箔1
4は、主に無機質繊維強化剤を含まない有機質フィルム
15、例えばポリイミドフィルムが取付けられた銅箔で
ある。しかし、エキシマレ−ザの場合銅箔加工が困難な
ため、上記予備積層した基板はエキシマレ−ザによるホ
ール加工前に、有機質フィルム取付け銅箔14上の銅箔
を、エッチングにより取り除くべきである。銅箔14の
無い有機質フィルム15のみを用いることもできるが、
この場合予備積層のための加圧が困難であるという問題
がある。第4図(d)はエッチングにより有機質フィル
ム取付け銅箔14上の銅箔を取り除いた状態を示す。以
後上記基板は第4図(e)のように、基板上にエキシマ
レ−ザを照射してバイアホール16を加工する。この状
態で、ビルドアップの場合は、バイアホールの直径を約
0.05−0.2mm位に加工することが可能である。
上記バイアホール16は基板の層間接触が円滑に行われ
るように第4図(f)のように、無電解化学Cuめっき
(chemical copper plating)
を行ってめっき層17を形成する。次いで、電解めっき
を行って第4図(g)のようなパターン18を形成す
る。第4図(c)から(g)のような工程を繰り返せば
印刷回路層を所望の層数を形成することができる。そし
て、最終的に機械的穴あけ加工又はレ−ザ加工によって
スルーホール19を形成して第4図(h)のようなビル
ドアップMLBが得られる。このような製造過程は基板
の両面に同一の過程により行われるものであるが第4図
においては便宜上一側面だけを図示した。
【0006】しかし、上記のようにエキシマレ−ザを用
いてバイアホールを形成する従来方法の場合は、有機質
フィルム取付け銅箔をエッチングによって完全に取除い
て、さらにCuめっきを行わなければならないという短
所がある。特に、エキシマレ−ザの使用時の光の散乱を
防ぐために有機質フィルム取付け銅箔にイメージホール
マスク(image hole mask )を用る必要がある。更に有
機質フィルムとしてFR−4材質を用いる場合、エキシ
マレ−ザ加工が不可能であるため絶縁層の材質選択は制
約を受け、穴あけの深さを自由に選べないため基板の密
度が低下するという短所がある。この他にもエキシマレ
−ザ自体はXe、Cl、Kr、F等の有害ガスを用いる
ため、完全密閉を要するなど工場稼働のために環境的な
制約を受ける。
【0007】他の例として、日本特開平4−11149
7号のビルドアップMLB製造技術を挙げることができ
る。上記ビルドアップMLB製造方法は第5図(a)
(b)のように、一面に金属層22を有し、層間部に絶
縁層20又は絶縁層20と金属層23と他の絶縁層25
とを有する。その他方の面に金属層(またはレジスト
層)24を有する。また、ビルドアップMLBにおいて
ウェットエッチングやレ−ザビームを利用してバイアホ
ール26を形成させる。すなわち、この方法は第5図
(b)に示すように、上記金属またはレジスト層24の
所定の位置を必要な大きさだけ取除き絶縁層25を露出
させ、次いで、上記絶縁体層25をウェットエッチング
により取除く。この工程を必要な回数だけ繰り返し、金
属層22にホールを形成させる。上記底部に金属層22
上にレ−ザを照射してエッチング残存物と、残存する上
記金属層22と隣接した絶縁層とを光分解して取除く。
上記方法の場合、特に底部にまでレ−ザ加工が可能なた
め回路層間の接続が優れており信頼性が高い。
【0008】しかし、上記の方法もバイアホール形成の
ために、導電性金属層を一部が露出された後、ウェット
エッチングとレ−ザ加工とを行うことにより工程が複雑
になるという短所がある。
【0009】更に、他の例として、日本特開平6−10
4568号に開示のビルドアップMLB製造技術を挙げ
ることができる。この方法は第6図に例示されている。
即ち、導電性を有する支持基板30上に絶縁性フィルム
35を貼合(pasting )させ、上記絶縁性フィルム面上
にレ−ザ感度の高い材料層33を被着(sticking)させ
た後、エキシマレ−ザまたはYAGレーザを照射して上
記絶縁性フィルムおよびレ−ザ感度の高い材料層を貫通
して支持基体面に到るホール36を選択的に形成するの
である。それからレ−ザ感度の高い材料層に形成された
ホール36の周囲に印刷パターン38を形成し、上記支
持基体を陰極として電気銅めっきをする。しかし、上記
方法は絶縁層として多様な材質のフィルムを用いること
ができる長所はあるが、レ−ザ加工のためレ−ザ感度の
高い材料を用いることにより不要な工程が追加される短
所がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここに、本発明はレ−
ザ加工によるビルドアップMLBのバイアホール形成時
にYAGレーザを利用して層間バイアホール形成精度が
向上するのみならず製造工程が単純化するビルドアップ
多層印刷回路基板を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のYAGレ−ザを
利用したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方法は、
両面に銅箔を有する銅張積層板上に通常のフォトエッチ
ングにより印刷回路パターンを形成する段階と、前記印
刷回路パターンが形成された銅張積層板に、一側面に樹
脂が取付けられた銅箔を積置し、加熱、加圧して予備積
層した基板を形成する段階と、前記予備積層した基板を
エッチングせずに、そのままYAGレーザを照射し、所
定の位置にバイアホールを形成させる段階と、前記バイ
アホールが形成された予備積層した基板を、無電解めっ
きして無電解銅めっき層を形成する段階と、前記無電解
銅めっきした基板を電解銅めっきをして、めっき層を形
成させる段階とを備えることを特徴とする。
【0012】更に、本発明は、上記めっき層が形成され
た基板に更に一側面に樹脂が取付けられた銅箔を積置し
上記加熱工程から電解銅めっき工程を繰返して、所望の
層数を有する印刷回路層を形成する段階を備えることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0014】先ず第1図(a)、(b)に図示のよう
に、両面に銅箔が取付けられた銅張積層板40上に通常
のフォトエッヂィングにより印刷回路パターン42を形
成する。形成のパターンは普通、黒色酸化処理(black
oxide treatment )される。そして、第1図(c)のよ
うに、パターンが形成された基板40に、一側面に樹脂
が取付けられた銅箔44を積置させ、それを加熱、加圧
して予備積置(pre−stacking)を行い予備
積層された基板を形成する。
【0015】本発明において、上記樹脂が取り付けられ
た銅箔44は、FR−4、ポリイミド、純粋樹脂シアナ
ートエステル(pure resin cyanate ester)、アラミド
又は、PTFE等から選択される。好ましくはガラス繊
維を含まない樹脂が銅箔にコーティングされた樹脂取り
付け銅箔(Resin-coated copper-foil)である。特に好
ましくは、上記樹脂取り付け銅箔としては第2図のよう
に、B段階樹脂44bとC段階樹脂44cと、銅箔44
aとが順に積層した樹脂取り付け銅箔44である。更に
好ましくは、樹脂取り付け銅箔は基板の層数を多くする
場合に、加熱、加圧工程を数回繰り返して形成するた
め、樹脂取り付け銅箔用樹脂は転移温度(Tg)の高い
もの、例えばTgが130℃以上のものを用いる。
【0016】更に、上記樹脂取り付け銅箔はその厚さは
約40−100μmが良い。
【0017】上記のように樹脂取り付け銅箔が予備積層
した基板40はYAGレーザを利用して第1図(d)の
ようにバイアホール46を形成する。YAGレーザは光
学的な力により発進するレ−ザ媒質のYAG(Yttrium
Aluminum Garnet;Y3Al512)を利用したレ−ザであ
る。YAGレーザを利用して基板に穴あけを行う場合、
直径約25−200μmの範囲のバイアホールの形成が
可能である。本発明においてはYAGレーザを使用して
銅箔を加工することが可能なため、既存の方法のような
銅箔除去のためのエッチング作業を必要としないという
利点がある。YAGレーザの照射は上記樹脂取り付け銅
箔の厚さと、加工するバイアホールの大きさと、基板の
材質と、黒色酸化処理がした後の基板の銅箔残留物等と
によりその条件が大きく異なってくる。したがって、レ
−ザ作業条件はレ−ザパルス周波数(repetition rate,
KHz)と、レーザビームとビーム間との距離(bite siz
e,μm)と、レーザビームポジショナー(positioner)
の速度(mm/sec)と、パス数(number of passes)と、
加工後のホールの大きさに対する補正値(effective sp
ot size )と、スパイラルID(レ−ザビームが最初円
を形成時の内径)とスパイラル回転数とピッチとの組合
わせ(combination of spiral ID, spiral revolution
and spiral pitch)とを考慮して決定する。本発明の場
合YAGレーザを300−400mWの範囲にするのが
適当である。
【0018】その次に、第1図(e)のように、YAG
レーザでバイアホールを形成した基板上に、層間接続を
させるため無電解銅めっきを行った後、電解Cuめっき
を行ってめっき層47を形成する。
【0019】全体のめっき層47は少くとも約15μm
の厚さにするのが適当である。以後第1図(f)のよう
に、通常の方法で感光性レジスト(imagible resist )
を塗布し露光、現像を行い回路パターン48を形成後、
パターンめっきをし、約5−20μm厚さの電解Cuめ
っき層および、約5−20μm厚さのSn/Pbめっき
層でエッチングレジストを形成する。そして、ドライフ
ィルムの剥離およびエッチングにより、不要な銅箔を取
除き、Sn/Pb層を剥離して外層と内層とを連結する
回路を形成する。継続的に層を積み4層以上の基板を製
造する場合には、第1図(e)において、めっき層47
を形成後、内層工程においてレジスト塗布、露光、現
像、エッチング後、更に、第1図(c)から(e)のよ
うな工程を繰返し、層間接続し積層させる。このように
形成した基板は最終的に第1図(g)のように、機械的
に穴あけすることによりスルーホール49を形成し、め
っきで回路を形成すれば望むビルドアップMLBが得ら
れる。
【0020】第3図は本発明により製造の6層回路層を
有するビルドアップMLBを図示している。第3図は銅
張積層板50上にパターン52を形成した後、黒色酸化
処理をし、次いで、二回の樹脂取り付け銅箔取付けとY
AGレーザ加工を行い基板にバイアホール56とスルー
ホール59とを形成した6層ビルドアップMLBを示
す。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を通じて具体的に説明
する。
【0022】第1図に図示のように、両面に銅箔が取付
けられた銅張積層板40上に通常のフォトエッヂィング
をにより印刷回路パターン42を形成し、上記パターン
を黒色酸化処理した。銅張積層板の基板40に、樹脂の
転移温度が約170℃であり、厚さが40μmの樹脂取
付け銅箔(resin-coated-copper foil)を積置し約20
−30Kg/cm2の圧力で180℃以上の温度におい
て45分以上加熱、加圧した。以後、基板の所定位置に
ND−YAGレーザを照射して直径約60μmのバイア
ホールをテーパー形態(teperd type )に穴あけ加工し
た。この際、YAGレーザの作業条件はレ−ザパルス周
波数(repetition rate ):0.785KHz、レ−ザ
ビームとビームとの間の距離(bite size ):6.67
μm、レ−ザビームの移動速度:5.235mm/se
c、パス数(nimber of passes):1パス、加工後のホ
ールの大きさに対する補正値(effectivespot size):
25μm、そして、スパイラルID(レーザビームが最
初の円を形成したときの内径):25μm,スパイラル
回転数:2回、およびピッチ:6.25μmとし、レ−
ザの出力は320mWであった。YAGレーザでバイア
ホールが形成された基板上に無電解銅めっきを行った
後、電解銅めっきを行い約15μmの厚さのめっき層4
7を形成した。めっき層が形成された基板に感光性ドラ
イフィルム(imagible dry film )を塗布し、露光、現
像、エッチング及びドライフィルム剥離作業を行い回路
パターン48形成した。更に上記の過程を繰返しバイア
ホールを形成し、続いて、無電解銅めっきして約25μ
m厚さのCuめっき層と、Sn/Pbめっきにより約1
0μm厚さのエッチングレジストを形成した。そして、
ドライフィルム剥離及びエッチングにより不要な銅箔を
取り除き、Sn/Pbを剥離して外層と内層を連結させ
る回路を形成させた。
【0023】このように形成した基板に対する層間接触
信頼性試験を行った結果、信頼性が遥かに高いものとな
った。
【0024】
【発明の効果】上述のように、本発明は樹脂絶縁層と回
路導体層を順次に積層したビルドアップ方式の多層印刷
回路基板を製造する際に、YAGレーザを利用してバイ
アホールを加工することによって、基板に形成されるバ
イアホール内のめっきに対する信頼性が高くなる。さら
に、特定の回路層まで加工が可能なため基板設計の自由
度が高い。従って、必要部位にバイアホール形成が可能
なため、製品の小型軽量化及び高密度化が可能になるだ
けでなく、特に印刷回路の原資材の選択幅が拡大する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビルドアップ多層印刷回路基板の製造
過程を説明するための基板の基板の模式図。
【図2】本発明方法に符合する樹脂コーティング箔の一
断面図。
【図3】本発明の製造方法により製造の他のビルドアッ
プ多層印刷回路基板の断面図。
【図4】従来のビルドアップ多層印刷回路基板の製造過
程を説明するための基板の断面図。
【図5】従来のビルドアップ多層印刷回路基板の他の製
造方法を説明するための基板の断面図。
【図6】従来のビルドアップ多層印刷回路基板の更に他
の製造方法を説明するための基板の断面図。
【符号の説明】
40,50 基板 42,52 パターン 44 樹脂取付け銅箔 45,56 バイアホール 47 めっき層 49,59 スルーホール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に銅箔を有する銅張積層板上に通常
    のフォトエッチングにより印刷回路パターンを形成する
    段階;前記印刷回路パターンが形成された銅張積層板
    に、一側面に樹脂が取付けられた銅箔を積置し、加熱、
    加圧して予備積層した基板を形成する段階;前記予備積
    層した基板をエッチングせずに、そのままYAGレーザ
    を照射し、所定の位置にバイアホールを形成させる段
    階;前記バイアホールが形成された予備積層した基板
    を、無電解めっきして無電解銅めっき層を形成する段
    階;および前記無電解銅めっきした基板を電解銅めっき
    をして、めっき層を形成させる段階;を備えるYAGレ
    −ザを利用したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 両面に銅箔を有する積層の銅張積層板上
    に通常のフォトエッチングにより印刷回路パターンを形
    成する段階;前記パターンが形成された銅張積層板に、
    一側面に樹脂が取付けられた銅箔を積置し、それを加
    熱、加圧して予備積層した基板を形成する段階;前記予
    備積層した基板をエッチングをせずに、そのままYAG
    レ−ザを照射し所定の位置にバイアホールを形成させる
    段階;バイアホールが形成された基板を無電解めっきし
    て無電解銅めっき層を形成させる段階;前記無電解銅め
    っきした基板を電解銅めっきしてめっき層を形成させる
    段階;および、前記めっき層が形成された基板に更に一
    側面に樹脂が取付けられた銅箔を積置し前記加熱工程か
    ら電解銅めっき工程を繰返して、所望の層数を有する印
    刷回路層を形成する段階;を備えるYAGレ−ザを利用
    したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記樹脂が取付けられた銅箔は、ガラス
    繊維を含まない樹脂が銅箔にコーティングされた樹脂取
    り付け銅箔(Resin-coated copper foil(RCC))か
    らなることを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記樹脂取り付け銅箔はB段階樹脂とC
    段階樹脂および、銅箔の順に積層することを特徴とする
    請求項3に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記樹脂はガラス転移点(Tg)が13
    0℃以上であることを特徴とする請求項3に記載の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記樹脂取付け銅箔は40−100μm
    の厚みを有することを特徴とする請求項3に記載の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記レ−ザ照射を300−400mWの
    範囲で行うことを特徴とする請求項2に記載の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記バイアホールの直径は25−200
    μmの範囲であることを特徴とする請求項2に記載の製
    造方法。
JP9172410A 1996-06-27 1997-06-27 Yagレーザを利用したビルドアップ多層印刷回路基板の製造方法 Pending JPH1075069A (ja)

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