JPH1074883A - 半導体装置用リードフレーム - Google Patents
半導体装置用リードフレームInfo
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- JPH1074883A JPH1074883A JP21452997A JP21452997A JPH1074883A JP H1074883 A JPH1074883 A JP H1074883A JP 21452997 A JP21452997 A JP 21452997A JP 21452997 A JP21452997 A JP 21452997A JP H1074883 A JPH1074883 A JP H1074883A
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- lead frame
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- H01L2224/32—Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
- H01L2224/321—Disposition
- H01L2224/32151—Disposition the layer connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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- H01L2224/481—Disposition
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- H01L2224/73—Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
- H01L2224/732—Location after the connecting process
- H01L2224/73251—Location after the connecting process on different surfaces
- H01L2224/73265—Layer and wire connectors
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アイランド部など各部分を用途に応じた適切
な特性を持った材料で構成しうる半導体装置用リードフ
レームを得る。 【解決手段】 アイランド部1と第1帯状枠3aと支持
腕5とを鉄系材料10で形成するとともに、リード部2
と第2帯状枠3bと連結枠4を銅系材料11で形成し、
第1、第2帯状枠10、11が互いに重ね合わされた状
態にリードフレームを構成する。このようにすることに
より、アイランド部1、リード部10がそれぞれ適切な
特性を持った半導体用リードフレームを得ることができ
る。
な特性を持った材料で構成しうる半導体装置用リードフ
レームを得る。 【解決手段】 アイランド部1と第1帯状枠3aと支持
腕5とを鉄系材料10で形成するとともに、リード部2
と第2帯状枠3bと連結枠4を銅系材料11で形成し、
第1、第2帯状枠10、11が互いに重ね合わされた状
態にリードフレームを構成する。このようにすることに
より、アイランド部1、リード部10がそれぞれ適切な
特性を持った半導体用リードフレームを得ることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体素子を載置
して半導体装置を組み立てるために用いられる半導体装
置用リードフレーム(以下、リードフレームと称する)
に関するものである。
して半導体装置を組み立てるために用いられる半導体装
置用リードフレーム(以下、リードフレームと称する)
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のリードフレームを示す斜視
図であり、リン青銅等の銅系合金や42アロイ等の鉄系
合金の板材を用いて必要なパターンにエッチングまたは
金型でパンチングを行ったものである。図において、1
は半導体素子が載置されるアイランド部、2は上記半導
体素子を外部に導出して電気的導通をとるためのリード
部であり、パッケージ樹脂の内部に封入されるインナー
リード部2aとパッケージの外部に導出されるアウター
リード部2bとからなる。3はリードフレームの両端部
に配置された枠、4、5はそれぞれリード部2、アイラ
ンド部1を枠3に連結して支持する連結腕、支持腕であ
る。
図であり、リン青銅等の銅系合金や42アロイ等の鉄系
合金の板材を用いて必要なパターンにエッチングまたは
金型でパンチングを行ったものである。図において、1
は半導体素子が載置されるアイランド部、2は上記半導
体素子を外部に導出して電気的導通をとるためのリード
部であり、パッケージ樹脂の内部に封入されるインナー
リード部2aとパッケージの外部に導出されるアウター
リード部2bとからなる。3はリードフレームの両端部
に配置された枠、4、5はそれぞれリード部2、アイラ
ンド部1を枠3に連結して支持する連結腕、支持腕であ
る。
【0003】図6は図5のリードフレーム上に半導体素
子が組み立てられた状態を示す斜視図であり、シリコン
で作られた半導体素子6がアイランド部1上に載置され
て接合材7により固着されている。半導体素子6の電極
8とリード部2との間は金属細線9がボンディングされ
て電気的につながっている。図6の状態から樹脂モール
ドなどのパッケージが施された後、不要になった連結腕
4、支持腕5、枠3の切断除去、リード部2の曲げが行
われて半導体装置が完成する。図7は完成された半導体
装置を示す平面図であり、図において14はパッケージ
樹脂である。
子が組み立てられた状態を示す斜視図であり、シリコン
で作られた半導体素子6がアイランド部1上に載置され
て接合材7により固着されている。半導体素子6の電極
8とリード部2との間は金属細線9がボンディングされ
て電気的につながっている。図6の状態から樹脂モール
ドなどのパッケージが施された後、不要になった連結腕
4、支持腕5、枠3の切断除去、リード部2の曲げが行
われて半導体装置が完成する。図7は完成された半導体
装置を示す平面図であり、図において14はパッケージ
樹脂である。
【0004】次に動作について説明する。半導体素子6
に通電するとここで熱が発生し、各部に伝わって温度が
上昇する。この熱はリード部2やパッケージ14から外
部に放散される。ところで、材料が異なる各部の線膨張
率はそれぞれ異なり、半導体素子6はアイランド部1に
固着されているので、両者の線膨張率の差と温度変化に
応じて応力が生じる。
に通電するとここで熱が発生し、各部に伝わって温度が
上昇する。この熱はリード部2やパッケージ14から外
部に放散される。ところで、材料が異なる各部の線膨張
率はそれぞれ異なり、半導体素子6はアイランド部1に
固着されているので、両者の線膨張率の差と温度変化に
応じて応力が生じる。
【0005】図8は従来の他のリードフレームを示す斜
視図であり、アイランド部1がプレス加工により、図に
おいて下方に沈められている。図9は図8のリードフレ
ーム上に半導体素子が組み立てられた状態を示す断面図
である。図6の例では、金属細線9の両端で高さ方向に
段差が大きいので、ボンディングされた金属細線9が半
導体素子6のコーナーに近接し過ぎてしまうことがあ
り、また、図においてリード部2よりも上方の寸法が大
きくなるので、リード部2をパッケージの厚さ方向の中
央から引き出そうとすると、図において半導体素子6の
上側とアイランド部1の下側とでモールドされたパッケ
ージ樹脂14の厚さが異なって、パッケージが反る方向
の力が生じるが、図9の場合は半導体素子1の位置が低
くなるのでそのようなことはない。
視図であり、アイランド部1がプレス加工により、図に
おいて下方に沈められている。図9は図8のリードフレ
ーム上に半導体素子が組み立てられた状態を示す断面図
である。図6の例では、金属細線9の両端で高さ方向に
段差が大きいので、ボンディングされた金属細線9が半
導体素子6のコーナーに近接し過ぎてしまうことがあ
り、また、図においてリード部2よりも上方の寸法が大
きくなるので、リード部2をパッケージの厚さ方向の中
央から引き出そうとすると、図において半導体素子6の
上側とアイランド部1の下側とでモールドされたパッケ
ージ樹脂14の厚さが異なって、パッケージが反る方向
の力が生じるが、図9の場合は半導体素子1の位置が低
くなるのでそのようなことはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のリードフレーム
は以上のように単一材料で構成されているので、42ア
ロイなどの鉄系合金を用いた場合は熱伝導率が小さいた
めに、半導体素子で発生した熱の外部への放散が悪い等
の問題があり、また、銅系合金を用いた場合はシリコン
などで作られた半導体素子と比較して線膨張率が非常に
大きいために、半導体素子に生じる応力が大きくなって
特性が変化したり、著しいときは半導体素子に割れが生
じることもあるなどの問題点があり、最近の半導体素子
への高性能化の要請などにより、半導体素子のサイズが
大きくなったようなときは上記の問題点はますます顕著
になる傾向がある。
は以上のように単一材料で構成されているので、42ア
ロイなどの鉄系合金を用いた場合は熱伝導率が小さいた
めに、半導体素子で発生した熱の外部への放散が悪い等
の問題があり、また、銅系合金を用いた場合はシリコン
などで作られた半導体素子と比較して線膨張率が非常に
大きいために、半導体素子に生じる応力が大きくなって
特性が変化したり、著しいときは半導体素子に割れが生
じることもあるなどの問題点があり、最近の半導体素子
への高性能化の要請などにより、半導体素子のサイズが
大きくなったようなときは上記の問題点はますます顕著
になる傾向がある。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、リードフレーム中の各部分をそ
れらの用途に応じた適切な特性を持った材料で構成しう
るリードフレームを得ることを目的とする。
ためになされたもので、リードフレーム中の各部分をそ
れらの用途に応じた適切な特性を持った材料で構成しう
るリードフレームを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置用リードフレームは、アイランド部とアイランド部の
両側に配置された一対の第1帯状枠と第1帯状枠をアイ
ランド部に連結する支持腕とを有する第1のフレーム、
および半導体素子に対する電気的導出のためのリード部
とリード部の両側に配置された一対の第2帯状枠と第2
帯状枠をリード部に連結する連結腕とを有する第2のフ
レームを備え、第1、第2帯状枠が互いに重ね合わされ
たものである。
置用リードフレームは、アイランド部とアイランド部の
両側に配置された一対の第1帯状枠と第1帯状枠をアイ
ランド部に連結する支持腕とを有する第1のフレーム、
および半導体素子に対する電気的導出のためのリード部
とリード部の両側に配置された一対の第2帯状枠と第2
帯状枠をリード部に連結する連結腕とを有する第2のフ
レームを備え、第1、第2帯状枠が互いに重ね合わされ
たものである。
【0009】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における
リードフレームを示す斜視図であり、図において、10
は第1のフレームを構成する42アロイ等の鉄系合金、
11は第2のフレームを構成するリン青銅等の銅系合金
で、両者を重ね合わせて複合した板状のクラッド材をエ
ッチングすることにより、図に示すような形状に形成し
たものである。1〜5は図5の場合と同様の形状、機能
を有するが、アイランド部1と支持腕5は鉄系合金10
で、リード部2と連結腕4は銅系合金11で、そして、
枠3は鉄系合金10の第1帯状枠3aと銅系合金11の
第2帯状枠3bを重ね合わせた状態に形成されている。
すなわち、鉄系合金10からなりアイランド部1の両側
に配置された一対の第1帯状枠3aと、銅系合金11か
らなりリード部2の両側に配置された一対の第2帯状枠
3bとを互いに重ね合わせて枠3を構成している。
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における
リードフレームを示す斜視図であり、図において、10
は第1のフレームを構成する42アロイ等の鉄系合金、
11は第2のフレームを構成するリン青銅等の銅系合金
で、両者を重ね合わせて複合した板状のクラッド材をエ
ッチングすることにより、図に示すような形状に形成し
たものである。1〜5は図5の場合と同様の形状、機能
を有するが、アイランド部1と支持腕5は鉄系合金10
で、リード部2と連結腕4は銅系合金11で、そして、
枠3は鉄系合金10の第1帯状枠3aと銅系合金11の
第2帯状枠3bを重ね合わせた状態に形成されている。
すなわち、鉄系合金10からなりアイランド部1の両側
に配置された一対の第1帯状枠3aと、銅系合金11か
らなりリード部2の両側に配置された一対の第2帯状枠
3bとを互いに重ね合わせて枠3を構成している。
【0010】図2は図1のII−II線に沿った断面図であ
り、アイランド部1、リード部2は2種類の材料を重ね
合わせたクラッド材からそれぞれ一方の材料を除去して
形成されているので、図において上下方向に互いにずれ
ている。このリードフレームを用いて完成された半導体
装置の平面図は図7と同様になる。
り、アイランド部1、リード部2は2種類の材料を重ね
合わせたクラッド材からそれぞれ一方の材料を除去して
形成されているので、図において上下方向に互いにずれ
ている。このリードフレームを用いて完成された半導体
装置の平面図は図7と同様になる。
【0011】次に製造方法について説明する。図3は図
1のリードフレームの製造方法を示す図2に相当する所
の断面図であり、工程順に同図(A)〜(E)で示す。
同図(A)は鉄系合金10と銅系合金11が重ね合わさ
れたクラッド材で、同図(B)のように第1のマスク1
2を銅系合金11側のリード部2、連結腕4および第2
帯状枠3bに相当する所に形成し、矢印の方向からクラ
ッド材の両材料の境界面までエッチングすることによ
り、同図(C)のように銅系合金11を選択的に除去す
る。次に、同図(D)のように第2のマスク13を鉄系
合金10側のアイランド部1、支持腕5および第1帯状
枠3aに相当する所に形成し、矢印の方向からクラッド
材の両材料の境界面までエッチングすることにより、同
図(E)のように鉄系合金10を選択的に除去して図2
と同様となる。
1のリードフレームの製造方法を示す図2に相当する所
の断面図であり、工程順に同図(A)〜(E)で示す。
同図(A)は鉄系合金10と銅系合金11が重ね合わさ
れたクラッド材で、同図(B)のように第1のマスク1
2を銅系合金11側のリード部2、連結腕4および第2
帯状枠3bに相当する所に形成し、矢印の方向からクラ
ッド材の両材料の境界面までエッチングすることによ
り、同図(C)のように銅系合金11を選択的に除去す
る。次に、同図(D)のように第2のマスク13を鉄系
合金10側のアイランド部1、支持腕5および第1帯状
枠3aに相当する所に形成し、矢印の方向からクラッド
材の両材料の境界面までエッチングすることにより、同
図(E)のように鉄系合金10を選択的に除去して図2
と同様となる。
【0012】上記のリードフレームを用いた半導体装置
においては、アイランド部1は鉄系合金10で形成され
ているので、銅系合金11よりも線膨張率が小さい。即
ち、銅系合金11の線膨張率はシリコンのそれの5〜1
0倍になるのに対して、鉄系合金10の場合はシリコン
の1〜1.5倍になり、シリコンの線膨張係数に近くな
る。また、リード部2は銅系合金11で形成されている
ので鉄系合金よりも熱伝導率が大きく、従って、半導体
素子で発生する熱を外部へ良く伝える。更にこの実施の
形態では、銅系合金11は塑性変形し易いので、Jリー
ドのような場合でも曲げ加工が容易となる。また、図
1、図2でわかるようにアイランド部1はリード部2に
比べて、図において下方に沈んでいるが、図8の場合は
プレスによる支持腕5の曲げ加工を行うのに対して、こ
の実施の形態ではエッチング加工であるので沈め寸法の
精度が良いという効果もある。
においては、アイランド部1は鉄系合金10で形成され
ているので、銅系合金11よりも線膨張率が小さい。即
ち、銅系合金11の線膨張率はシリコンのそれの5〜1
0倍になるのに対して、鉄系合金10の場合はシリコン
の1〜1.5倍になり、シリコンの線膨張係数に近くな
る。また、リード部2は銅系合金11で形成されている
ので鉄系合金よりも熱伝導率が大きく、従って、半導体
素子で発生する熱を外部へ良く伝える。更にこの実施の
形態では、銅系合金11は塑性変形し易いので、Jリー
ドのような場合でも曲げ加工が容易となる。また、図
1、図2でわかるようにアイランド部1はリード部2に
比べて、図において下方に沈んでいるが、図8の場合は
プレスによる支持腕5の曲げ加工を行うのに対して、こ
の実施の形態ではエッチング加工であるので沈め寸法の
精度が良いという効果もある。
【0013】実施の形態2.図4はこの発明の他の実施
の形態によるリードフレームの斜視図で、リード部2に
アイランド部1まで達してこれと重なり合う延長部12
を設けたものであり、半導体素子で発生する熱がリード
部2に更に良く伝わり、従って、外部への熱放散が良好
となる。実施の形態1と同様の部分については説明を省
略する。なお、実施の形態1および2では第2のフレー
ムの材料としてリン青銅を示したが、錫入り銅、銅ニッ
ケル合金などを用いてもよい。
の形態によるリードフレームの斜視図で、リード部2に
アイランド部1まで達してこれと重なり合う延長部12
を設けたものであり、半導体素子で発生する熱がリード
部2に更に良く伝わり、従って、外部への熱放散が良好
となる。実施の形態1と同様の部分については説明を省
略する。なお、実施の形態1および2では第2のフレー
ムの材料としてリン青銅を示したが、錫入り銅、銅ニッ
ケル合金などを用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明に係るリードフレームは、アイ
ランド部と第1帯状枠と支持腕とを有する第1のフレー
ム、およびリード部と第2帯状枠と連結腕とを有する第
2のフレームを備え、第1、第2の帯状枠が互いに重ね
合わされたものであるので、第1、第2のフレームの材
料を選択することにより、アイランド部やリード部がそ
れぞれ適切な特性を持ったリードフレームを得ることが
できる。また第1のフレームの第1帯状枠と第2のフレ
ームの第2帯状枠を重ね合わせたので、この重ね合わせ
部分で両フレームの位置決めを正確に達成でき、所望性
能の半導体装置を歩留り良く製造できる。
ランド部と第1帯状枠と支持腕とを有する第1のフレー
ム、およびリード部と第2帯状枠と連結腕とを有する第
2のフレームを備え、第1、第2の帯状枠が互いに重ね
合わされたものであるので、第1、第2のフレームの材
料を選択することにより、アイランド部やリード部がそ
れぞれ適切な特性を持ったリードフレームを得ることが
できる。また第1のフレームの第1帯状枠と第2のフレ
ームの第2帯状枠を重ね合わせたので、この重ね合わせ
部分で両フレームの位置決めを正確に達成でき、所望性
能の半導体装置を歩留り良く製造できる。
【図1】 この発明の実施の形態1におけるリードフレ
ームを示す斜視図である。
ームを示す斜視図である。
【図2】 図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】 図1のリードフレームの製造方法を示す断面
図である。
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるリードフレ
ームを示す斜視図である。
ームを示す斜視図である。
【図5】 従来のリードフレームを示す斜視図である。
【図6】 図5のリードフレームと半導体素子の組立て
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図7】 完成された半導体装置を示す平面図である。
【図8】 従来の他のリードフレームを示す斜視図であ
る。
る。
【図9】 図8のリードフレームと半導体素子の組立て
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
1 アイランド部、2 リード部、3a 第1帯状枠、
3b 第2帯状枠、4 連結腕、5 支持腕、6 半導
体素子、10 鉄系合金、11 銅系合金。
3b 第2帯状枠、4 連結腕、5 支持腕、6 半導
体素子、10 鉄系合金、11 銅系合金。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体素子が載置されるアイランド部と
このアイランド部の両側に配置された一対の第1帯状枠
とこの第1帯状枠を前記アイランド部に連結する支持腕
とを有する第1のフレーム、および前記半導体素子に対
する電気的導出のためのリード部とこのリード部の両側
に配置された一対の第2帯状枠とこの第2帯状枠を前記
リード部に連結する連結腕とを有する第2のフレームを
備え、前記第1、第2帯状枠が互いに重ね合わされた半
導体装置用リードフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21452997A JPH1074883A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 半導体装置用リードフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21452997A JPH1074883A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 半導体装置用リードフレーム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1056608A Division JP2754675B2 (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 半導体装置用リードフレーム、その製造方法および半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074883A true JPH1074883A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16657245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21452997A Pending JPH1074883A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 半導体装置用リードフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1074883A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020039094A (ko) * | 2000-11-20 | 2002-05-25 | 추후보정 | 반도체 소자 패키징 어셈블리 및 그 제조 방법 |
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1997
- 1997-08-08 JP JP21452997A patent/JPH1074883A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020039094A (ko) * | 2000-11-20 | 2002-05-25 | 추후보정 | 반도체 소자 패키징 어셈블리 및 그 제조 방법 |
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