JPH1074617A - 盗難防止用ラベル - Google Patents

盗難防止用ラベル

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JPH1074617A
JPH1074617A JP9013668A JP1366897A JPH1074617A JP H1074617 A JPH1074617 A JP H1074617A JP 9013668 A JP9013668 A JP 9013668A JP 1366897 A JP1366897 A JP 1366897A JP H1074617 A JPH1074617 A JP H1074617A
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theft
thin wire
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JP9013668A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Matsumoto
達也 松本
Toshiyuki Hirano
俊幸 平野
Yoshio Tatsuoka
宣雄 立岡
Hitomi Beppu
仁美 別府
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication of JPH1074617A publication Critical patent/JPH1074617A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/0302Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity characterised by unspecified or heterogeneous hardness or specially adapted for magnetic hardness transitions
    • H01F1/0306Metals or alloys, e.g. LAVES phase alloys of the MgCu2-type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知部材の外部への露見を防止することがで
きる盗難防止用ラベルを提供する。 【解決手段】 パルス発生用磁性細線1とその両端部に
配置した磁性薄帯2、3とを少なくとも2つのテープ基
材4、5でラミネートしてなる大バルクハウゼン反転を
生じる盗難防止用ラベルにおいて、前記磁性細線1及び
磁性薄帯2、3をラミネートする少なくとも2つのテー
プ基材4、5のうち、商品に貼着される側のテープ基材
5は、前記磁性細線1及び磁性薄帯2、3をラミネート
する側に顔料を含んだ粘着層8を有してなることを特徴
とする盗難防止用ラベル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店内からの商品の
持ち出しを監視し、商品の無断持ち出しを防止するため
に、その商品に貼り付けられる盗難防止用ラベルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、商品にラベルを貼り付けるこ
とにより、その商品の盗難防止に利用できることが知ら
れている。一般的には、予め商品に貼着されたラベル
が、店舗の出入口に設置された送信アンテナにより形成
されるラベル検査領域(所定の大きさを有する電波、電
磁波あるいは磁気が作る領域)に進入すると、特有の信
号を発生し、送信アンテナと同様に店舗の出入口に設置
された受信アンテナにより検知され、アラーム等の警報
を発生する方法が採用されている。例えば、高透磁率磁
性薄帯あるいは磁性細線に交流磁界を印加し、その結果
生じる検査領域での磁界の乱れあるいは出力パルスの高
調波成分を検出するものや、アルミ箔のコイルとコンデ
ンサよりなり、外部より電波が照射され、ラベルにおけ
る共振現象を検知するものなどがある。
【0003】なかでも、大バルクハウゼン特性を有する
アモルファス磁性細線をラベルとして利用したものは、
高感度で、しかも誤検知の少ないシステムを構成するこ
とができるという点で優れたものとなっている(特公平
3−27958号公報)。また、特開平4−19538
4号公報には、アモルファス磁性細線の端部に磁性細線
の保磁力よりも小さな保磁力を有する別の磁性体を配置
した構成を有する大バルクハウゼン特性を利用した磁気
マーカが開示されており、パルス発生用磁性細線単独で
は、もはや大バルクハウゼン特性を示さないような短い
寸法を有する磁気マーカにおいても、良好な大バルクハ
ウゼン特性を得ることができ、線径120μmの磁性細
線であれば、全長60mm程度まで磁気マーカを小型化
できることが記載されている。また、特願平7−265
282号(特開平8−186019号公報)には、上記
構成を有する磁気マーカであって、パルス発生用磁性細
線として線径が60μmから115μmでかつBHルー
プの角形比が0.8以上である磁気マーカが開示されて
おり、線径60μmの磁性細線であれば、全長30mm
程度まで磁気マーカを小型化できることが記載されてい
る。
【0004】このような磁気マーカは、盗難防止用ラベ
ルとして用いられ、従来より、このようなラベルは、前
記高透磁率磁性薄帯等の検知部材(磁気、電波あるいは
電磁波を受け、特有の信号を発生する部材)を少なくと
も2つのテープ基材でラミネートした構成からなり、一
般的に、商品に貼着される側(以下、貼着側という。)
のテープ基材と、検知部材を挟んで前記テープ基材と相
向かい合って配置されるラベル表面側(以下、表面側と
いう。)のテープ基材とに分けられる。貼着側テープ基
材としては、フィルムあるいは紙等が用いられ、表面側
テープ基材としては、主に、透明、半透明のフィルム
や、白あるいは色付きの紙が用いられ、そこに値段や注
意書き等が印刷される場合もある。また、検知部材をラ
ミネートするために貼着側テープ基材又は表面側テープ
基材のどちらか一方が、検知部材をラミネートする側
(ラミネート側)に粘着層を有しており、さらに貼着側
テープ基材は、商品に貼り付けるための粘着層を有して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のように透明なフ
ィルムあるいは白色の紙を表面側テープ基材に用いる
と、ラベルを商品に貼り付けた際に、前記検知部材が容
易に認識されてしまうという問題があった。検知部材の
認識はそのまま盗難防止用ラベルであるという認識と一
致し、万引き犯が、そのラベルを商品から剥したり、ラ
ベルが貼られていない別の商品を狙ったりすれば、容易
に万引きを実行することが可能であった。つまり、商品
に貼着されたラベルは、もはや盗難防止の機能を果たさ
ないものとなってしまう可能性があった。
【0006】そこで、透明なフィルムの代わりに半透明
なフィルムを表面側テープ基材として用いる場合がある
が、完全には検知部材を隠すことができず、特殊なフィ
ルムであるがためにコストが大幅に上がってしまうとい
った問題もあった。さらに、表面側テープ基材として紙
を用いる場合、紙の厚さを厚くするという方法もある
が、厚さを厚くするとコストが上がるだけでなく、ラベ
ルがカサ高になり、貼着する際に用いるラベル貼着機の
操作性が損なわれたり、ラベルの剛性により貼着できる
商品が限定されたりする(曲率を有する物品への貼着が
困難になる)という問題がある。また、色付きの紙を用
いることも考えられるが、この場合、限られた色(例え
ば、青色)しか検知部材を隠すことができず、貼着する
商品の色合いによっては、逆にラベルが目立ってしまう
恐れがある。また、表面側に用いるテープ基材の色が限
定されてしまうと、小売り店での多様なニーズに応える
ことができなくなる。一方、貼着側テープ基材が、従来
から用いられているフィルムあるいは紙の場合は、透明
な商品等にラベルを貼着すると、商品を通して、ラベル
の貼着側から検知部材が認識されるという不都合が生じ
ることもあった。
【0007】また、特開平7−140898号公報に
は、表示用支持体(表面側テープ基材)が防護素子に面
した側(ラミネート側)に可視領域の波長の光に対して
防護素子を認知し得ない程度に低い透明度の層を備えた
盗難防止用ラベルが開示されており、透明度の低い層と
して不透明なカラーシートがあげられている。しかし、
不透明なカラーシートを余分に用いることにより、コス
トが上がるだけでなく、ラベル全体の厚さが厚くなるた
め、ラベル貼着機の操作性が損なわれる場合がある。
【0008】一方、特開平4−195384号公報や特
願平7−265282号(特開平8−186019号公
報)に開示されたような磁気マーカ(盗難防止用ラベ
ル)は、大バルクハウゼン特性を有する磁性細線と、そ
の両端部に付帯させた保磁力Hcが前記磁性細線より小
さな磁性薄帯(磁性シート)とから構成されたものであ
るが、この構成を有する磁気マーカの大バルクハウゼン
特性は、磁性細線と磁性薄帯との接触状態によって容易
に変化し得るものであり、経時的あるいは実際の使用状
態によって大バルクハウゼン特性が消失したり、不安定
な磁化反転を示したりするため、盗難防止用ラベルとし
ての特性にばらつきがあるという問題があった。例え
ば、磁性細線と磁性薄帯との間に異物が混入したり、磁
性薄帯あるいは磁性細線表面の平滑度が低かったりして
接触状態が不完全になると、大バルクハウゼン特性が不
安定になる場合がある。また、様々な曲率を有する物品
に盗難防止用ラベルを貼着した場合には、磁性細線と磁
性薄帯との接触が不安定となり、同様に大バルクハウゼ
ン特性が不安定になる場合がある。なお、ここでいう大
バルクハウゼン特性の不安定化とは、BHループにおい
て、大バルクハウゼン特性が消失してマイナーループを
描くような磁化反転をしたり、逆磁区形成磁界(以下、
H*という)が極端に増加したり、ジッタ(不規則なル
ープの乱れ)が生じたりすることをいう。このような大
バルクハウゼン特性の不安定化は、検知システムにおけ
る盗難防止用ラベルの検知状況を大幅に低下させること
になる。例えば、大バルクハウゼン特性が消失すると、
検出されるパルス電圧あるいは高次の高調波が低下し、
H*が増加すると、励磁磁界の小さな領域における盗難
防止用ラベルの検出が難しくなる。また、ジッタが生じ
ると、盗難防止用ラベルの信号とノイズとを識別するこ
とが困難になり、いずれの場合も検知感度の低下あるい
は検知領域の減少を引き起こしてしまう。
【0009】本発明は、検知部材の外部への露見を防止
することができる盗難防止用ラベルを提供することを目
的とするものである。また、本発明は、検知部材の外部
への露見を防止することができるとともに、経時的に
も、さまざまな使用状態においても、安定した大バルク
ハウゼン特性を示す盗難防止用ラべルを提供することを
目的とするものである。さらに、本発明は、値段やバー
コード等の印字が可能で、検知部材の外部への露見も防
止できるとともに、経時的にも、さまざまな使用状態に
おいても、安定した大バルクハウゼン特性を示す盗難防
止用ラベルを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討の結果、パルス発生用
磁性細線とその両端部に密着配置した磁性薄帯とを少な
くとも2つのテープ基材でラミネートしてなる大バルク
ハウゼン反転を生じる盗難防止用ラベルにおいて、前記
磁性細線及び磁性薄帯をラミネートする少なくとも2つ
のテープ基材のうち、貼着側のテープ基材のラミネート
側に顔料を含んだ粘着層を設けることにより、検知部
材、この場合、磁性細線及び磁性薄帯が外部に露見する
のを防止することができ、また、ラベル表面側のテープ
基材のラミネート側にも粘着層を設けることにより、経
時的にも、さまざまな使用状態においても安定した大バ
ルクハウゼン特性を示す盗難防止用ラべルを得ることが
できるという事実を見出した。さらに、ラベル表面側の
テープ基材に紙を用いることにより、値段印字等も可能
となるという事実を見出し、本発明に到達した。
【0011】すなわち、第1の発明は、パルス発生用磁
性細線とその両端部に配置した磁性薄帯とを少なくとも
2つのテープ基材でラミネートしてなる大バルクハウゼ
ン反転を生じる盗難防止用ラベルにおいて、前記磁性細
線及び磁性薄帯をラミネートする少なくとも2つのテー
プ基材のうち、商品に貼着される側のテープ基材は、前
記磁性細線及び磁性薄帯をラミネートする側に顔料を含
んだ粘着層を有してなることを特徴とする盗難防止用ラ
ベルを要旨とするものである。また、第2の発明は、ラ
ベル表面側のテープ基材が、磁性細線及び磁性薄帯をラ
ミネートする側に粘着層を有する前記盗難防止用ラベル
を要旨とするものである。さらに、第3の発明は、磁性
細線及び磁性薄帯をラミネートする少なくとも2つのテ
ープ基材のうち、ラベル表面側のテープ基材が紙である
前記盗難防止用ラベルを要旨とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
を具体的に説明する。図1は、本発明の盗難防止用ラベ
ルの一例を示す概略斜視図である。図1において、パル
ス発生用素子である磁性細線1とその両端部に密着付帯
させた磁性薄帯2、3は、粘着層7、8、9を有する2
つのテープ基材4、5によりラミネートされ、さらに、
テープ基材5の下面には離型処理が施された離型紙6が
配置されている。なお、テープ基材4はラベル表面側
(表面側)のテープ基材であり、外部に露出しているテ
ープである。また、テープ基材5は商品に貼着される側
(貼着側)のテープ基材である。この貼着側テープ基材
5の下面の離型紙6を剥がすことにより、商品にラベル
を貼着することができる。
【0013】本発明の盗難防止用ラベルにおいては、貼
着側テープ基材5がラミネート側に、顔料を含んだ粘着
層8を有することが必要である。粘着層8に含まれる顔
料の種類としては、カーボンブラックを含有する暗色系
顔料が好ましい。暗色としては、光の反射率が少なく彩
度の低い色があげられ、具体的な色としては、黒、紺、
青色等があげられる。さらに、粘着層8に含まれる顔料
として、前記暗色系顔料と白色系顔料とを混合したもの
がより好ましい。暗色系の顔料に白色系の顔料を混合す
ることにより、表面側のテープ基材4に印刷等を施す場
合に印刷物の明瞭さを確保することができる。白色系顔
料としては、例えば、チタンホワイト、亜鉛華などがあ
げられる。また、混合する暗色系顔料と白色系顔料との
割合(重量比)は、顔料の種類により異なるが、例えば
暗色系顔料にカーボンブラック、白色系顔料にチタンホ
ワイトを用いて混合する場合には、カーボンブラックと
チタンホワイトの重量比が、1:50〜1:100であ
ることが好ましい。
【0014】また、顔料の含有量としては、粘着剤の重
量に対して0.001〜10%が好ましく、さらに好ま
しくは、0.01〜5%である。顔料の含有量が粘着剤
の重量に対して0.001%未満の場合では、検知部材
を隠すには不十分となりやすく、10%を超えると、粘
着剤の粘着力が低下して、検知部材をラミネートするこ
とが困難になる傾向がある。粘着層8の粘着剤として
は、ゴム系、アクリル系、シリコン系等の粘着剤を用い
ることが好ましく、粘着層8の厚さとしては、5〜40
μmであることが好ましい。なお、本発明においては、
暗色系顔料及び白色系顔料を含む粘着剤の市販品を粘着
層8として用いることもできる。その市販品としては、
例えば、訂正用黒糊(タックシステム社製)があげられ
る。
【0015】また、本発明の盗難防止用ラベルにおいて
は、表面側テープ基材4もラミネート側に粘着層7を有
していることが好ましい。粘着層がテープ基材5にのみ
存在し、粘着層7が存在しない場合には、粘着層がない
磁性薄帯面に空気溜まりが生じ、環境温度あるいは時間
経過に伴う空気溜まりの膨張によって、磁気マーカのわ
ずかな変形で磁性細線1と磁性薄帯2、3との接触が不
完全になったりする恐れがある。粘着層7の粘着剤とし
ては、ゴム系、アルカリ系、シリコン系等の粘着剤を用
いることが好ましく、粘着層7の厚さとしては、5〜4
0μmであることが好ましい。粘着層7の厚さが5μm
未満である場合には、粘着層7の粘着力が不足するた
め、磁性細線1と磁性薄帯2、3との安定した接触を実
現することが困難になる場合がある。一方、粘着層7の
厚さが40μmを超える場合には、粘着剤が盗難防止用
ラベルの端から漏れる場合があるため、実用上好ましく
ない。また、粘着層7に用いられる市販の粘着剤として
は、例えば、P−22(新王子製紙社製)などがあげら
れる。
【0016】本発明の盗難防止用ラベルにおいては、表
面側テープ基材4が紙であることが好ましい。表面側テ
ープ基材4としては、上質紙、中質紙等を用いることが
好ましく、さらに、紙面の平滑性を高めるためのマシン
カレンダー、スーパーカレンダーをかけたグラビア紙
や、印刷適性を高めるために上質紙及び中質紙に顔料、
接着剤及び補助薬品を含む塗料を塗工したアート紙、コ
ート紙を用いることが好ましい。アート紙やコート紙
は、遮蔽度を高める効果がある。また、表面側テープ基
材4の厚さとしては、20〜100μmであることが好
ましい。テープ基材4の厚さが20μm未満の場合に
は、貼着側テープ基材5に塗布されている粘着剤に含ま
れている暗色系の顔料の影響で、ラベル表面が黒っぽく
なり印刷等の表示が不明瞭になったり、貼着した際に、
ラベルの破れ等が発生する可能性がある。一方、テープ
基材4の厚さが100μmを超えると、ラベル剛性が大
きくなり、曲率を有する商品にラベルを貼着した場合
に、ラベルがめくれ上がったりする場合がある。表面側
テープ基材4には、バーコード、値段、注意書き等の印
刷を施すことができる。このような印刷を施すことによ
り、検知部材の外部への露見を防止する効果が一層高ま
り、さらに、バーコードが印刷されている場合には、P
OS機能と、盗難防止機能を併せ持つ多機能ラベルが実
現できる。
【0017】一方、本発明の盗難防止用ラベルに用いら
れる貼着側テープ基材5としては、通常、厚さが20〜
100μm程度のフィルム粘着テープを用いることが好
ましく、フィルムの材質としてはポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリプロピレン等が好ましい。また、貼着側テ
ープ基材5として、色付きのテープも好適に用いられ
る。テープの色としては、黒色、紺色、青色などの暗色
系のものが好ましいが、特に限定されるものではない。
【0018】また、商品に本発明の盗難防止用ラベルを
貼り付けるために、貼着側テープ基材5は貼着側にも粘
着層9を有していることが好ましい。粘着層9の粘着剤
としては、ゴム系、アクリル系、シリコン系等の粘着剤
を用いることが好ましく、粘着層9の厚さとしては、2
5〜40μmであることが好ましい。また、粘着層9に
用いられる市販の粘着剤としては、例えば、モビニール
UN94(ヘキスト合成社製)、JHL−23−59
(ヘキスト合成社製)などがあげられる。一方、本発明
の盗難防止用ラベルに用いられる離型紙6としては、少
なくとも貼着側テープ基材5側に離型処理(例えば、シ
リコン処理等)が施された、厚さ40〜80μmの紙テ
ープを用いることが好ましい。
【0019】本発明の盗難防止用ラベルに含まれる磁性
細線1としては、反磁界の影響が少ない線長において大
バルクハウゼン特性を有するような軟磁性金属細線を用
いることが好ましく、軟磁性金属細線としては、アモル
ファス金属ワイヤ、ウィーガンドワイヤ、Fe−Siワ
イヤ等を用いることが好ましい。さらに、本発明の盗難
防止用ラベルの検出信号(例えば、パルス信号や高調波
信号等)を向上させるために、前記磁性細線に熱処理等
の後処理を行ってもよい。また、磁性細線1の保磁力と
しては、0.05〜1.0エルステッド、さらには0.
1〜0.6エルステッドであることが好ましい。さら
に、磁性細線1のH*は0.01〜0.9エルステッド
であることが好ましく、より好ましくは0.05〜0.
5エルステッドである。盗難防止用ラベルのH*は、使
用される磁性細線のH*に依存し、磁性細線のH*が
0.9エルステッドを超えると盗難防止用ラベルのH*
も0.9エルステッドを超えてしまう。本発明における
盗難防止用ラベルは、H*を超える磁界を受けたときに
初めて検知に必要な信号を発生するため、0.9エルス
テッドを超えてH*が大きくなることは低磁界において
盗難防止用ラベルが検知されなくなるため、好ましくな
い。
【0020】磁性細線1の線径としては、60〜135
μmφ、さらには80〜110μmφであることが好ま
しい。線径が60μmφ未満の場合では、磁性細線1の
断面積が不足するため、検出信号が低くなりやすくな
る。一方、線径が135μmφを超える場合には、反磁
界が大きくなり、実用上好適な盗難防止用ラベルのサイ
ズにおいて大バルクハウゼン特性を示しにくくなる。ま
た、磁性細線1の長さとしては、15〜40mmである
ことが好ましく、さらに、20〜35mmであることが
より好ましい。長さが15mm未満の場合には、反磁界
が大きくなり、大バルクハウゼン特性を示しにくくな
る。一方、長さが40mmを超える場合には、盗難防止
用ラベル全体の長さが50mmを越えてしまうため、小
型で様々な形態の商品に貼着できなくなる場合がある。
【0021】本発明に用いられる磁性薄帯2、3は、磁
性細線1の両端部に配置されることが必要である。ま
た、磁性薄帯2、3としては、磁性細線1よりも保磁力
の低い軟磁性金属薄帯を用いることが好ましい。磁性薄
帯2、3の保磁力としては、0.01〜0.8エルステ
ッドであることが好ましく、軟磁性金属材料としては、
パーマロイ、珪素鋼、アモルファス金属材料を用いるこ
とが好ましい。また、磁性薄帯2、3の磁束変化は、磁
性細線1の反磁界の低減に大きな影響を及ぼすため、磁
性薄帯2、3の寸法としては、盗難防止用ラベルを形成
する長さ方向の長さが3〜20mm、幅が3〜10m
m、厚さが10〜50μmの範囲内にあることが好まし
い。
【0022】磁性薄帯2、3の長さが3mm未満の場合
には、磁性薄帯2、3の断面積の減少や反磁界の増加の
影響により、磁性細線1の反磁界を低減するのに必要な
磁束量が得られにくくなる。また、長さが20mmを超
えると、盗難防止ラベル全体の長さが長くなり、小型で
様々な形態の商品に貼着できなくなる場合がある。さら
に、磁性薄帯2、3の幅及び厚さがそれぞれ3mm未
満、10μm未満では、磁性薄帯2、3の磁束変化に寄
与する断面積が不足してしまうため、大バルクハウゼン
特性を示しにくくなる。また、幅及び厚さがそれぞれ1
0mm、50μmを超えると、磁性薄膜2、3の剛性が
上がるため、曲率を有する商品に盗難防止用ラベルを貼
着する場合、ラベルがめくれ上がったりする場合があ
る。
【0023】磁性薄帯2、3の形状は特に限定されるも
のではなく、図1に示されるような矩形のほか、多角形
あるいは円形であってもよい。磁性細線1と磁性薄帯
2、3との位置関係としては、盗難防止用ラベルを形成
する長さ方向及び幅方向で、磁性薄帯2、3の中心部よ
り±25%以内の位置に磁性細線1の端部が存在するこ
とが好ましい。
【0024】本発明の大バルクハウゼン特性を有する盗
難防止用ラベルは、交流磁場にさらされた場合に、所定
のしきい値H*において急峻な磁束変化を示すため、出
力電圧及び高次の高調波に優れた検出信号を発生する。
このような出力電圧及び高次の高調波に優れた検出信号
は、検知システムの感度を向上するものであり、さらに
は盗難防止用ラベルと他の金属材料とを識別するのに役
立つものである。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によって具
体的に説明する。 実施例1 まず、図1に示すような構成の盗難防止用ラベルを作製
した。そして、この盗難防止用ラベル11が連続した離
型紙6上に等ピッチで配置された巻物状のラベルロール
10を作製した。図2は、このラベルロールの概略斜視
図である。磁性細線1には、(Co50Fe5078Si9
13(数字は原子%を示す)の合金組成を有する線径1
00μmφ、長さ27mmのアモルファス金属細線を用
いた。また、磁性薄帯2、3には、Fe78Si9
13(数字は原子%を示す)の合金組成を有する長さ10
mm、幅7mm、厚さ25μmのアモルファス薄帯を用
い、磁性細線1の両端部に密着配置した。なお、前記ア
モルファス金属細線は、伸線処理後張力熱処理を施した
ものである。周波数50Hz、振幅10エルステッドの
正弦磁界における保磁力は、磁性細線1(長さ100m
m)が0.20エルステッド、磁性薄帯2、3(長さ1
00mm)が0.02エルステッドであった。
【0026】貼着側テープ基材5には、厚さ25μmの
PET両面粘着テープを用い、ラミネート側の粘着層8
としては、カーボンブラックとチタンホワイトの2つの
顔料を含むアクリルエマルジョン系粘着剤〔訂正用黒糊
(タックシステム社製)〕を用いて、厚さ25μmの粘
着層8を形成させた。なお、カーボンブラックとチタン
ホワイトの重量比は、1:80であり、これらの顔料の
総含有量は粘着剤の重量の4.05%であった。また、
貼着側テープ基材5の貼着側の粘着層9としては、厚さ
32μmのアクリル系粘着剤〔モビニールUN94(ヘ
キスト合成社製)〕を用いた。一方、表面側テープ基材
4としては厚さ80μmのコート紙を用い、ラミネート
側の粘着層7としては、アクリルエマルジョン系粘着剤
〔P−22(新王子製紙社製)〕を用いて厚さ10μm
の粘着層7を形成させた。
【0027】このようにして作製した盗難防止用ラベル
を用いて、BH(B:磁束密度、H:励磁磁界)測定を
行った。BH測定は、交流BHトレーサー AC BH
−100K(リケン電子社製)を用いて、周波数50H
z、振幅1エルステッドの正弦磁界をラベルの長さ方向
に励磁し、ラベル中心部の磁束変化を、巻数100ター
ンの検出コイルで検出した。図3には、このBH測定で
得られた、実施例1で作製した盗難防止用ラベルのBH
ループを示し、図4には、長さ27mmの磁性細線単独
の構成を有し、磁性細線1の両端に磁性薄帯2、3を密
着配置しない盗難防止用ラベルのBHループを示す。長
さが27mmの磁性細線単独では、図4に見られるよう
に、大バルクハウゼン特性を示さないが、実施例1で作
製した盗難防止用ラベルでは、図3に示されるような明
瞭な角型ループが得られ、大バルクハウゼン特性を示す
ことが明らかである。さらに、実施例1で作製した本発
明の盗難防止用ラベルのH*は約0.25エルステッド
であった。
【0028】図8に盗難防止用ラベルのH*と検知シス
テムでの検知率との関係を示す。ここで、検知率とは検
知ゲートの全領域に対する検知領域の割合を示したもの
であり、一般的に商品の盗難を監視するためには、70
%以上の検知率を示すことが好ましい。図8からも分か
るように、H*が0.25エルステッドのとき最も高い
検知率を示し、H*が0.2〜0.4エルステッドの範
囲では、安定して70%以上の検知率が得られ、安定し
た大バルクハウゼン特性を有しているといえる。そこ
で、本実施例及び比較例では、作製した盗難防止用ラベ
ルにおける大バルクハウゼン特性の安定性をH*の分布
により評価することにする。
【0029】図9に、上記で作製した盗難防止用ラベル
100サンプルのラベル作製直後(a)、ラベル作製か
ら10日経過後(物品に貼着せず)(b)、貼着試験の
際にラベルを物品に貼着した後(c)のH*の度数分布
をそれぞれ示す。なお、ラベルの貼着試験は、実施例1
で作製したラベルロール10を用い、ラベル貼着機 J
K−60(センサーマティック社製)により、ラベルロ
ール上のラベル100サンプルを50mmφの曲率を持
った円筒に貼着することにより行い、BHループの形状
のほか、検知部材の隠蔽度、検知部材の貼着のしやすさ
及び貼着状態も調査した。
【0030】ラベル作製直後及び10日経過後では、全
てのサンプルにおいて図3に見られるような角型のBH
ループを呈し、図3に示されるように、全てのサンプル
のH*が0.2〜0.4エルステッドの範囲にあり、安
定した大バルクハウゼン特性を示すことが明らかになっ
た。また、貼着後においても、100サンプル全てにお
いてBHループの変形はなく、全サンプルの95%のH
*が0.2〜0.4エルステッドの範囲にあり、ラベル
を貼着した状態においても、安定した大バルクハウゼン
特性を示すことが分かった。さらに、ラベルを貼着する
際、ラベルはスムーズにロールから転送され、ラベルの
破れ、ズレ等の貼着ミスも観察されなかった。また、貼
着後のラベルがめくれ上がるといった不具合も発生しな
かった。
【0031】さらに、上記で作製したラベルを、6種類
の色を付けた貼着物に貼着し、目視により検知部材の隠
蔽度を調査した。6種類の色としては、白、黄、赤、
緑、青、黒を用いた。その結果、6種類の色を付けた貼
着物のいずれに貼着した場合でも、外部から検知部材
(磁性細線1及び磁性薄帯2、3)の存在を認識するこ
とはできなかった。
【0032】比較例1 貼着側テープ基材5のラミネート側の粘着層8として、
厚さ25μmで透明なアクリル系粘着剤〔YJ−841
3(タックシステム社製)〕を用いた以外は実施例1と
同様にして盗難防止用ラベル及びラベルロールを作製し
た。比較例1で作製したラベルは、ラベル作製直後、ラ
ベル作製から10日経過後、物品への貼着後のそれぞれ
において、実施例1と同様、安定した大バルクハウゼン
特性を示すことが明らかになった。しかし、比較例1で
作製したラベルを6種類の色を付けた貼着物に貼着し、
目視により検知部材の遮蔽度を調査した結果、比較例1
で作製したラベルを黒、青の貼着物に貼着した場合は検
知部材(磁性細線1及び磁性薄帯2、3)を認識しにく
かったものの、緑、赤の貼着物に貼着すると、磁性薄帯
2、3を外部から認識することができ、さらに、黄、白
の貼着物に貼着すると、磁性細線1及び磁性薄帯2、3
とも外部からはっきりと認識することができた。
【0033】比較例2 表面側テープ基材4として、厚さ150μmでラミネー
ト側に粘着層を有する紙を用い、貼着側のテープ基材5
が貼着側にのみ粘着層9を有する以外は実施例1と同様
にして盗難防止用ラベル及びラベルロールを作製し、B
H測定及び貼着試験を行った。図10に、比較例2で作
製した盗難防止用ラベル(100サンプル)のラベル作
製直後(a)、ラベル作製から10日経過後(物品に貼
着せず)(b)、貼着試験の際にラベルを物品に貼着し
た後(c)のH*の度数分布をそれぞれ示す。なお、ラ
ベルの貼着試験は、実施例1と同様、ラベル貼着機 J
K−60(センサーマティック社製)により、ラベルロ
ール上のラベル100サンプルを50mmφの曲率を持
った円筒に貼着することにより行い、BHループの形状
のほか、検知部材の隠蔽度、検知部材の貼着のしやすさ
及び貼着状態も調査した。
【0034】ラベル作製直後では、100サンプル全て
が図3に見られるような角形のBHループを呈し、その
H*も0.2〜0.4エルステッドの範囲にあったが、
10日経過後には、全サンプルの28%が図5〜図7に
見られるような変形したBHループ〔磁界Hの正側ある
いは負側のみに大バルクハウゼン反転が発生するような
不安定なBHループ(図5)、磁界Hの正側あるいは負
側で反転磁界が極端に大きくなるような非対称なBHル
ープ(図6)、完全に大バルクハウゼン特性が消失した
BHループ(図7)〕が観察され、H*においては、全
サンプルの41%が0.2〜0.4エルステッドの範囲
から外れ、極端なものではH*が1.0エルステッドを
超えるものや、0.1エルステッドを下回るものもあっ
た。また、ラベル貼着後においては、全サンプルの38
%において変形したBHループが観察され、全サンプル
の48%のH*が0.2〜0.4エルステッドの範囲か
ら外れており、盗難防止用ラベルの特性にばらつきがあ
ることが分かった。
【0035】さらに、ラベルを貼着する際には、全サン
プルの7%のラベルにおいてラベルのズレあるいはラベ
ルの搬出不良が観察された。また、貼着直後において、
全サンプルの15%のラベルにおいてラベル両端のめく
れが発生し、貼着して2時間後には、ほとんどすべての
サンプルにおいてラベルのめくれが観察された。
【0036】さらに、比較例2で作製したラベルを6種
類の色を付けた貼着物に貼着し、目視により検知部材の
遮蔽度を調査した結果、比較例2で作製したラベルを
黒、青の貼着物に貼着した場合は検知部材(磁性細線1
及び磁性薄帯2、3)を認識しにくかったものの、緑、
赤の貼着物に貼着すると、磁性薄帯2、3を外部から認
識することができ、さらに、黄、白の貼着物に貼着する
と、磁性細線1及び磁性薄帯2、3とも外部からはっき
りと認識することができた。
【0037】
【発明の効果】本発明の盗難防止用ラベルは、検知部材
が外部へ露見するのを防止することが可能となる。ま
た、本発明の盗難防止用ラベルは、経時的にも、さまざ
まな使用状態においても、安定した大バルクハウゼン特
性を示し、さらに、ラベルに値段やバーコード等の印字
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盗難防止用ラベルの一例を示す概略斜
視図である。
【図2】本発明の盗難防止用ラベルが等ピッチで配置さ
れたラベルロールの一例を示す概略斜視図である。
【図3】実施例1及び比較例1で作製した盗難防止用ラ
ベルのBHループの一例を示す図である。
【図4】磁性細線単独の構成を有する盗難防止用ラベル
のBHループの一例を示す図である。
【図5】比較例2で作製した盗難防止用ラベルにおける
変形したBHループの一例を示す図である。
【図6】比較例2で作製した盗難防止用ラベルにおける
変形したBHループの別の例を示す図である。
【図7】比較例2で作製した盗難防止用ラベルにおける
変形したBHループのさらに別の例を示す図である。
【図8】盗難防止用ラベルのH*と検知システムでの検
知率との関係を示す図である。
【図9】実施例1で作製した盗難防止用ラベルの作製直
後(a)、ラベル作製から10日経過後(b)、貼着試
験の際にラベルを物品に貼着した後(c)におけるH*
の度数分布を示す図である。
【図10】比較例2で作製した盗難防止用ラベルの作製
直後(a)、ラベル作製から10日経過後(b)、貼着
試験の際にラベルを物品に貼着した後(c)におけるH
*の度数分布を示す図である。
【符号の説明】
1 磁性細線 2、3 磁性薄帯 4 表面側テープ基材 5 貼着側テープ基材 6 離型紙 7、8 ラミネート側粘着層 9 貼着側粘着層 10 ラベルロール 11 盗難防止用ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス発生用磁性細線とその両端部に配
    置した磁性薄帯とを少なくとも2つのテープ基材でラミ
    ネートしてなる大バルクハウゼン反転を生じる盗難防止
    用ラベルにおいて、前記磁性細線及び磁性薄帯をラミネ
    ートする少なくとも2つのテープ基材のうち、商品に貼
    着される側のテープ基材は、前記磁性細線及び磁性薄帯
    をラミネートする側に顔料を含んだ粘着層を有してなる
    ことを特徴とする盗難防止用ラベル。
  2. 【請求項2】 ラベル表面側のテープ基材が、磁性細線
    及び磁性薄帯をラミネートする側に粘着層を有する請求
    項1記載の盗難防止用ラベル。
  3. 【請求項3】 磁性細線及び磁性薄帯をラミネートする
    少なくとも2つのテープ基材のうち、ラベル表面側のテ
    ープ基材が紙である請求項1又は2記載の盗難防止用ラ
    ベル。
JP9013668A 1996-07-02 1997-01-28 盗難防止用ラベル Pending JPH1074617A (ja)

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JP9013668A JPH1074617A (ja) 1996-07-02 1997-01-28 盗難防止用ラベル

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JP8-172093 1996-07-02
JP17209396 1996-07-02
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078897A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Dainippon Printing Co Ltd 製品管理ラベル及びそれを用いた真贋判定方法
JP2010117415A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Fuji Xerox Co Ltd ラベル用紙

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