JPH1072U - コンピュータ連動機能を有したファクシミリ装置 - Google Patents

コンピュータ連動機能を有したファクシミリ装置

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JPH1072U
JPH1072U JP008249U JP824997U JPH1072U JP H1072 U JPH1072 U JP H1072U JP 008249 U JP008249 U JP 008249U JP 824997 U JP824997 U JP 824997U JP H1072 U JPH1072 U JP H1072U
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正博 内海
薫史 岡崎
真史 川崎
伸一 田中
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線を介して画像データを送受信する通
常のファクシミリ装置としての機能の他に、コンピュー
タ連動機能を付加し統合化させ、コンピュータ側からの
指令コマンドによって、通常のファクシミリ通信動作
と、コンピュータ連動動作とを切換えできるようにす
る。 【解決手段】 電話回線Lを介して通常のファクシミリ
装置と接続されるとともに専用線を介してコンピュータ
PCに接続され、コンピュータPCとの間では指令コマ
ンドに従って画像データを送受信する機能と、ファクシ
ミリ装置との間では通常のファクシミリ通信によって画
像データを送受信する機能を有し、コンピュータPC側
からの指令コマンドによって、上記した2つの動作モー
ドを選択的に切り換え実行させる構成となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、通常のファクシミリ装置としての機能の他に、コンピュータ連動機 能を付加した新規な構成のファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、電話回線を介して画像データを送受信するようにしたファクシミリが開 発され使用されるようになってきたが、このようなファクシミリは、言葉では表 現できない図形などを遠方に容易に伝送させることができるため効率的な情報交 換を可能にしている。 ところが、このようなファクシミリでは、電話回線を介して他のファクシミリ との間で画像データの送受信を行なう通常のファクシミリ送受信機能しか備えて いないため、例えば、受信した画像データをファクシミリの設置された場所以外 の別の場所に設置されたコンピュータに転送して表示させたり、あるいは、原稿 ガイドにセットされた原稿より読み取った画像データを、コンピュータに転送し て加工、修正した後、通常のファクシミリ通信によって、他局のファクシミリ装 置に伝送したり、コンピュータ側でデータベースとして管理したりするような機 能は備えていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事情に鑑みて提案されたもので、電話回線を介して画像データを 送受信する通常のファクシミリ装置としての機能に、コンピュータ連動機能を付 加し、統合化させた新規な構成となし、特にコンピュータ側からの指令コマンド によって、ファクシミリ装置をコンピュータ連動動作と、ファクシミリ単独動作 に切換える機能を有したファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため提案される本考案は、電話回線を介して通常のファク シミリ装置と接続されるとともに専用線を介してコンピュータに接続されたコン ピュータ連動機能を有したファクシミリ装置であって、コンピュータからの指令 コマンドに従って画像データの送受信を実行するコンピュータ連動モードと、操 作部の操作に従って通常のファクシミリ通信を実行するファクシミリ単独動作モ ードとの切換えを、上記コンピュータからの指令コマンドによって実行する基本 動作をなし、コンピュータ連動モードの実行時においても、電話回線を介して他 のファクシミリ装置からの呼出しに着信し、画像データを受信してメモリに格納 した後、受信した画像データをコンピュータからの要求に基づいてコンピュータ に送信する構成としている。
【0005】
【作用】
本考案のファクシミリ装置によれば、通常のファクシミリ装置との間では、相 手局の機能に合わせて通常のファクシミリ通信手順に従って画像データの送受信 が行われるが、この場合、画像データの送受信は、メールボックスを媒体として 行われる。
【0006】 また、コンピュータとの間では、専用線を介して伝送されて来る指令コマンド に従った制御が行われ、その指令コマンドが伝送されて来たときや、指令コマン ドによって制御が実行された後には、コンピュータ側にレスポンス信号を返信し て、コンピュータに現在の状態を報知する。 特に、本考案では、上記した通常のファクシミリ動作を実行するファクシミリ単 独動作モードと、コンピュータ連動動作を実行するコンピュータ連動モードとを 、コンピュータ側から送信された指令コマンドによって切換設定できるので、フ ァクシミリ装置のすべての動作は、コンピュータの管理の下で実行される。 更に、本考案によれば、コンピュータ連動モードの実行時においても、電話回 線を介して他のファクシミリ装置からの呼出しに着信し、画像データを受信して メモリに格納した後、受信した画像データをコンピュータからの要求に基づいて コンピュータに送信出来るので、ファクシミリ単独モードに変更設定しなくても 、外線から送信されて来る画像データを自動的に着信することが出来る。
【0007】
【実施例】
以下に、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。 図1は、本考案のコンピュータ連動機能を有したファクシミリ装置1の要部構成 を示したブロック図である。 図において、10は各部の信号処理を行うためにマイクロコンピュータで構成さ れた信号処理部、17は電話回線Lを介してファクシミリ送受信を行うためのフ ァクシミリ送受信制御部、14は信号線L1を介して別置されたコンピュータと の間で画像データや指令コマンドなどの信号の送受信を行う信号伝送部である。 11は送信原稿より画像情報を読み取って画像データに変換する画像読取部、 12は画像データを複数の符号化データに変換する信号変換部、13は画像デー タを格納するメールボックス、15は画像データを記録紙に印字出力する印字出 力部、16は各種の操作キーを有したキー操作部である。 ここに、信号変換部12は、画像読取部11で読み取られた画像データをCC ITT(国際電信電話諮問委員会)で規定されているMH符号化データや独自に 設定されたタグビット付MH符号化データ或はタグビット付RL符号化データに 自由に変換するようになっており、接続されるコンピュータに適合した符号化デ ータを伝送できるようになっている。 また、メールボックス13は、画像読取部11によって読み込まれた画像デー タや、受信した画像データ、或は、コンピュータ側から伝送された画像データを 信号変換部12でMH符号化して格納できるようになっている。 更に、ファクシミリ送受信制御部17は、電話回線Lを介して伝送されるプロ トコル制御信号検出回路17aと、プロトコル信号生成回路17b,モデム17 c,回線制御部17dを含んで構成されており、プロトコル信号検出回路17a では通常のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信手順を実行するため電話 回線Lを介して伝送される制御信号を検出し、プロトコル信号生成回路17bで は、ファクシミリ通信手順を実行するため、必要なプロトコル信号を生成する。 また、モデム17cでは電話回線Lを介して送受される画像データを変調、復調 し、回線制御部17dでは、発呼元からの呼出信号を検知したときに、後述する 通話回路(電話機側)とモデム17cとの切換接続を自動的に行なうようになっ ている。
【0008】 図2は、コンピュータと通常のファクシミリ装置との間に本考案のコンピュー タ連動機能を有したファクシミリ装置を組み込んだ画像伝送処理システムの構成 例を示したものである。 図に見るように、通常のファクシミリFとは電話回線Lを介して接続されてお り、コンピュータPCとの間では、信号線L1を介して接続されている。 ファクシミリ装置1は、コンピュータPC、通常のファクシミリF間で画像デー タを送受信するためにメールボックス13と呼ばれる特定の画像メモリを有して おり、このメールボックス13の特定のブロック(メールボックス番号#0〜# 9)を指定して画像データが格納されるようになっており、画像読取部11によ って読取られた原稿も、所定の変換がなされた後、メールボックス13に格納さ れるようになっている。 ファクシミリ1は、通常のファクシミリとして機能するファクシミリモードと 、 コンピュータ側から指令コマンドを受けて作動するコンピュータ連動機能、つま りFIPモード(ファクシミリ・インターフェース・プロセッサモードの略であ り、コンピュータによる連動モードを示す)の切換選択ができ、FIPモードが 設定されたときには、コンピュータPC側より送信されて来る指令コマンドに従 って各種の動作を実行する。
【0009】 本考案のファクシミリでは、すべての制御とモードの切換え、及び環境条件の 設定はコンピュータ側から送出される指令信号によって行うことが出来きる他、 モードの切換設定は操作パネルに設けたモード切換スイッチを操作することによ っても可能となる。 図3はモード切換スイッチを設けた操作パネルを示している。 モード切換の受信モードキーは、モード順送りの切換を行い、FAXモード、T ELモード、TEL/FAXモード、FIPモードと順送りに切り換わる。
【0010】 図4は、本考案のファクシミリ装置1の内部構成を更に詳細に示したものであ り、図1に示した構成に、更に、メモリ部18、エラー発生時の待機時間などを 設定するタイマー回路19、日時を計時するカレンダークロック20、各種の表 示を行う表示部21、メールボックスの管理テーブル13A、通話回路22、及 びハンドセットHが付加された構成となっている。 信号変換部12は、白黒2値化されたイメージ画像データを必要に応じてMH 符号化、タグビット付MH符号化(MH符号化に対して、7ビット毎の先頭にビ ット1を付加する符号化である)、或はタグビット付ランレングス符号化(以下 、RL符号化と略す)された画像データに変換する符号化回路12aと、符号化 の施された画像データを符号化の施されていないイメージ画像データに復合化す る復合化回路12bとを有している。 従って、例えば、MH符号化画像データをタグビット付RL符号化画像データ に変換する場合には、MH符号化画像データを一旦復合化回路12bでイメージ データに復合させ、復合されたイメージデータを再度符号化回路12aでタグビ ット付RL符号化させるようになっている。 メールボックス13は、所定の容量を有しており、管理テーブル13Aはメー スボックス13に複数の画像データをメールボックス番号毎に区別して格納する ためのメモリ管理を行う。 信号伝送部14は、信号線L1を介してコンピュータとの間で、シリアル信号 (本実施例では、RS232Cのシリアル信号)を送受信するシリアルインター フェース回路14aと送信バッファメモリ14b及び受信バッファメモリ14c を有している。 又、メモリ部18は、FIPの処理プログラムを格納したROM18aと、フ ァクシミリ送受信処理プログラムを格納したROM18bと信号処理過程におけ るデータなどのを一時的に格納するRAM18cとを有している。
【0011】 次に、本考案ファクシミリ装置において実行されるモード切換動作について説 明する。 図5のステップ100〜103は、コンピュータPC側からの指令信号によって FIPモードに切換られる場合の動作手順を示しており、コンピュータ側から受 信したチェックコマンドにFIPモードのオプション指定がなされていると、信 号処理部ではFIPモードの制御プログラムに切換え、コンピュータ側にFIP モードの設定を完了したことを示すチェックレスポンスを返信する。 チェックレスポンスを受けたコンピュータ側では、ファクシミリがFIPモード に設定されたことが把握される。 ステップ104〜106は、操作パネルに設けたストップキーを操作すること によって、FIPモードを解除させ、通常のファクシミリモードに戻す場合の動 作手順、ステップ107から109は操作パネルに設けた受信モードに戻す場合 の動作手順、FAX,TEL、FAX/TEL、FIPモードに切換設定する手 順を示している。 ここに、FAXモードとは、ファクシミリ装置1がコンピュータとの連係を解除 してファクシミリ自動受信を行なうモードであり、電話モードとは、ファクシミ リ装置1を電話機として使用するモードであり、更に、FAX/TELモードと は、呼出が行われた時点では電話機として動作させ、送信キーの操作によってフ ァクシミリ通信に移行できるモードである。
【0012】 次に、本考案のファクシミリ装置のFIPモード時における制御動作について 図6のフローチャートを参照して説明する。 FIPモードでは、コンピュータPCから送られて来るフィルインコマンド、ロ ーカルスキャンコマンド、ローカルプリントコマンド、センドコマンド、ポーリ ングコマンドが実行される。 また、このモードでは他のファクシミリ装置から画像データが伝送されて来たと きには、自動着信によって受信される。 フィルインコマンドでは、コンピュータPCからの画像データをMH符号化し てファクシミリ装置の指定されたメイルボックス(以下、MBと略す)に格納し 、ファクシミリ装置からコンピュータPCへレスポンス(応答信号)を返信する (図6の201〜203参照)。 ローカルスキャンコマンドでは、ファクシミリ装置側で原稿を読み取り走査し 、読み取り走査された画像データはMH符号化して指定されたMBへ格納される 。コンピュータPCへの返信指令を判断し、指令があれば、タグビット付MH符 号化してコンピュータPCへファクシミリ装置側から画像データを返信するが、 指令がなければ、すぐにコンピュータPCへレスポンスを返信する。コンピュー タPCへ画像データ返信すれば、その後コンピュータPCヘレスポンスを返信す る(図6の204〜209)。 ローカルプリントコマンドでは、印字出力し、コンピュータPCヘレスポンス を返信する(図6の210〜212参照)。 センドコマンドでは、指定ファクシミリ装置を発呼し、ファクシミリ装置の指 定MBの画像データを送信する。画像データの送信終了後には、ファクシミリ装 置側からコンピュータPCヘレスポンス返信する(図6の213〜216参照) 。 ポーリングコマンドでは、指定ファクシミリ装置を発呼する。ファクシミリ装 置に指定ファクシミリ装置から画像データを受信し、符号化回路12aでMH符 号化してMBに格納した後、ファクシミリ装置側からコンピュータPCにレシー ブリクエストを送る。コンピュータPCから画像データの送信要求の有無を判断 する。要求あれば、MBに格納された画像データをタグビット付MH符号化して コンピュータPCに送る。そして、コンピュータPCにレスポンスを返信する。 要求がなければ、すぐ、コンピュータPCにレスポンスを返信する(図6の21 7〜223参照)。 又、FIPモードにおいては、他のファクシミリ装置からの画像データを受信 することもできる。他のファクシミリ装置から本発明のファクリミリ装置に着呼 があると、画像データを受信し、符号化回路12aでMH符号化して専用MBへ 格納した後、コンピュータPCからの送信要求を判断する。 要求あれば、MBに格納された画像データをタグビット付MH符号化してコンピ ュータPCに送信し、コンピュータPCからファクシミリ装置にアンサー信号を 送信する。ところがこのような通信要求がなければ、すぐコンピュータPCから ファクシミリ装置にアンサー信号を送信する。しかし、ファクシミリ装置にアン サー信号が返送されなければ、コンピュータPCにエラーメッセージを送る(図 6の224〜300)。
【0013】 図7は、コンピュータPC側からファクシミリ装置側に指令コマンドを送出し てFIPモードに切り換えることのできるチェックコマンドを示している。 図において、コンピュータPCからファクシミリ装置側にチェックコマンドを送 出する。このコマンドには、MB指定、受信データのコンピュータPC転送指定 があり、又、FIPモード起動、符号化方式指定、交信速度指定、読取精度指定 等のオプションが付加されているので、チェックコマンドによって、ファクシミ リ装置側をFIPモードに切り換えることが出来る。このチェックコマンドに対 して、ファクシミリ装置側からは、図示のようにチェックレスポンスを返送する 。
【0014】 図8は、コンピュータPCからファクシミリ装置へ画像データを伝送させるフ ィルインコマンドの制御手順を示している。 コンピュータPCからファクシミリ装置へ画像データを伝送させるコマンドがフ ィルインコマンドであるが、このフィルインコマンドをコンピュータPC側から ファクシミリ装置側に送信すると、応答メッセージであるローカルレスポンス1 をファクシミリ装置側からコンピュータPC側に送出する。 すると、コンピュータPC側からファクシミリ装置側に画像データを送出する。 この画像データをファクシミリ装置側が受け取ると図示のようにローカルレスポ ンス2をファクシミリ装置側からコンピュータPC側に送出する。
【0015】 図9は、ファクシミリ装置側でFIPモードの基に原稿を読取させるローカル スキャンコマンドの制御手順を示している。 コンピュータPC側からファクシミリ装置側にローカルスキャンコマンドを送信 する。このローカルスキャンコマンドには、オプションが付加されており、その 内容は、例えば、原稿を読み取ってMBへ格納するか、原稿を読み取ってMBに 格納後コンピュータPCに転送するか、又はMBに格納されている原稿をコンピ ュータPCに転送するかの3種類である。このローカルスキャンコマンドがコン ピュータPC側からファクシミリ装置側に送信されると、ファクシミリ相違側か らローカルレスポンス1がコンピュータPC側に送信される。そして、ファクシ ミリ装置側では、原稿をスキャンし、その画像データをコンピュータPCに送信 する。送信終了後、ファクシミリ装置側からローカルレスポンス2が送信される 。
【0016】 図10は、ファクシミリ装置側でFIPモードの基に印字させるローカルプリ ントコマンドの制御手順を示している。 コンピュータPC側からファクシミリ装置側にローカルプリントコマンドを送信 する。このローカルプリントコマンドは、コンピュータPCからファクシミリ装 置側の指定のMBのデータをプリントするコマンドであり、スタートページの指 定もできる。このローカルプリントコマンドを受信したファクシミリ装置側では 、プリントする。そして、ローカルレスポンス1をコンピュータPC側に返信す る。
【0017】 図11は、コンピュータPC側からファクシミリ装置側にコマンド指令を送信 して、他局のファクシミリに画像データを送信させるセンドコマンドの制御手順 を示している。 センドコマンドは、ファクシミリ装置側のMBに格納されたデータを外部FAX に送信させるものであり、ダイヤル番号の指定、スタートページの指定等も行う 。センドコマンドを受信したファクシミリ装置は、外部のFAXにオートダイヤ ルし、手順番号を交信して、画像データを外部FAXに送信する。そして交信が 終われば、ファクシミリ装置側からコンピュータPC側にセンドレスポンスを送 信する。
【0018】 図12は、外部FAXからファクシミリ装置に受信があると、コンピュータP C側に画像データを送信する制御手順を示している。 外部FAXから呼出信号がファクシミリ装置に送信され、手順信号を経て、外部 FAXからファクシミリ装置に画像データ送信されると、受信したファクシミリ 装置は、コンピュータPCに対して、図示のようなレシーブリクエストを送信し 、コンピュータPC側からは、アンサーフレームをファクシミリ装置側に送信す す。すると、ファクシミリ装置側からコンピュータPC側に画像データを送信す る。受信した側のコンピュータPCからアンサーフレームをファクシミリ装置側 に送信する。ここにおけるレシーブリクエストは、受信通知、エラーメッセージ 、受信データサイズ、ダイヤル番号、受信時間等の内容を含んでおり、最初のア ンサーフレームは、コンピュータPCへのデータ伝送を指定するものであり、最 後のアンサーフレームは、受信結果通知を知らせるものである。
【0019】 図13は、ポーリングコマンドの制御手順を示している。 ポーリングコマンドというのは、コンピュータPCの指示によりファクシミリ装 置側が自動でダイヤルし、遠隔地のFAXよりイメージデータを受信し、コンピ ュータPCにデータを入力する場合に実行される。 コンピュータPC側からファクシミリ装置にポーリングコマンドを送信する。 ファクシミリ装置側では、外部FAXに対して、オートダイヤルし、手順信号の やりとりの後、外部FAXから画像データをファクシミリ装置に受信し、終了す る。そして、今度は、ファクシミリ装置側からコンピュータPC側にレシーブリ クエストを送信し、コンピュータPC側からはファクシミリ装置側にアンサーフ レームを送信する。そして、ファクシミリ装置側からコンピュータPC側に画像 データを送信する。最後に、コンピュータPC側からアンサーフレームをファク シミリ装置側に送信する。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明したように、本考案では、コンピュータから指令コマンドを送信す ることによって、自動的にファクシミリ単独モードやコンピュータ連動モードに 切り換えて、種々のコンピュータ連動制御が実行できる。 従って従来の単独作動型のファクシミリ装置に比べて画像データの伝送処理機能 を著しく拡大できる。 更に、コンピュータ連動モードの実行時においても、電話回路を介して他のフ ァクシミリ装置からの呼出しに着信し、画像データを受信してメモリに格納した 後、受信した画像データをコンピュータからの要求に基づいてコンピュータに送 信出来るので、ファクシミリ単独モードに変更設定しなくても、外線から送信さ れて来る画像データを自動的に着信することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンピュータ連動機能付ファクシミリ
装置の一実施例の要部ブロック図である。
【図2】本考案のコンピュータ連動機能付ファクシミリ
装置を用いた画像伝送システムの基本構成例図である。
【図3】本考案のコンピュータ連動機能付ファクシミリ
装置の操作パネルを示した平面図である。
【図4】本考案のファクシミリ装置の内部構成を更に詳
細に示したブロック図である。
【図5】モード切換動作のフローチャートを示してい
る。
【図6】FIPモードにおけるコマンド別の動作を示す
フローチャートである。
【図7】ファクシミリ装置側をFIPモードに切り換え
るチェックコマンドによる制御手順の説明図である。
【図8】フィルインコマンドの制御手順の説明図であ
る。
【図9】ファクシミリ装置側でFIPモードの基に原稿
を読取させるローカルスキャンコマンドの制御手順の説
明図である。
【図10】ファクシミリ装置側でFIPモードの基に印
字させるローカルプリントコマンドの制御手順の説明図
である。
【図11】コンピュータPC側からファクシミリ装置側
に他のFAXに送信させるセンドコマンドの制御手順の
説明図である。
【図12】外部FAXからファクシミリ装置に受信があ
ると、コンピュータPC側に画像データを送信する制御
手順の説明図である。
【図13】ポーリングコマンドの制御手順の説明図であ
る。
【符号の説明】
1・・・本考案のファクシミリ装置 10・・・信号処理部 11・・・画像読取部 12・・・信号変換部 13・・・メールボックス 14・・・信号伝送部 15・・・印字出力部 16・・・キー操作部 17・・・ファクシミリ送受信制御部 18・・・メモリ部 L・・・電話回線 L1・・・信号線 PC・・・コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 伸一 京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機 械株式会社本社工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を介して通常のファクシミリ装置
    と接続されるとともに専用線を介してコンピュータに接
    続されたコンピュータ連動機能を有したファクシミリ装
    置であって、 コンピュータからの指令コマンドに従って画像データの
    送受信を実行するコンピュータ連動モードと、操作部の
    操作に従って通常のファクシミリ通信を実行するファク
    シミリ単独動作モードとの切換えを、上記コンピュータ
    からの指令コマンドによって実行する基本動作をなし、 上記コンピュータ連動モードの実行時においても、電話
    回線を介して他のファクシミリ装置からの呼出しに着信
    し、画像データを受信してメモリに格納した後、受信し
    た画像データをコンピュータからの要求に基づいてコン
    ピュータに送信する構成としているコンピュータ連動機
    能を有したファクシミリ装置。
JP008249U 1997-09-16 1997-09-16 コンピュータ連動機能を有したファクシミリ装置 Pending JPH1072U (ja)

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