JPH1072969A - 引戸用戸当り - Google Patents

引戸用戸当り

Info

Publication number
JPH1072969A
JPH1072969A JP8230739A JP23073996A JPH1072969A JP H1072969 A JPH1072969 A JP H1072969A JP 8230739 A JP8230739 A JP 8230739A JP 23073996 A JP23073996 A JP 23073996A JP H1072969 A JPH1072969 A JP H1072969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
washer
body member
main body
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8230739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3670409B2 (ja
Inventor
Izumi Hayakawa
いずみ 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAHASHI KANAMONO KK
Original Assignee
TAKAHASHI KANAMONO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKAHASHI KANAMONO KK filed Critical TAKAHASHI KANAMONO KK
Priority to JP23073996A priority Critical patent/JP3670409B2/ja
Publication of JPH1072969A publication Critical patent/JPH1072969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3670409B2 publication Critical patent/JP3670409B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 指詰めの発生を容易且つ確実に防止するこ
と。 【解決手段】 引戸10,20の一端にある引手11,
21側に対向する他端の木口面側に固定される座金40
に対して先端部に弾性部材60を有する本体部材50の
基端部が着脱自在に装着されるため、戸開放時に本体部
材50の先端部がたとえば戸枠70に当接することによ
り、引戸10,20の移動量が規制され、引戸10,2
0間の隙間への引手11,21の移動が阻止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば引戸等に
用いられる引戸用戸当りに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、引戸の場合の開閉はそれぞれ
の引戸の面方向に沿った移動によって行われる。
【0003】すなわち、図5に示すように、引戸10,
20はそれぞれ左右にスライド自在に配設されている。
それぞれの引戸10,20の一端側に穿設された貫通孔
(図示省略)両側には、引手11,21が取り付けられ
ており、いずれか一方の引手11又は21に指を掛けて
スライドさせることにより、引戸10又は20を開ける
ことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の引戸の場合、たとえば引戸10を開けると、引戸2
0が引戸10の背面側に隠れる。また、引戸10と引戸
20との間の隙間は、互いに接触しない程度に極力狭く
されている。さらに、引手11,21には、指を引っ掛
け易くするために、指掛け凹部(図示省略)が設けられ
ており、その指掛け凹部は引戸10,20の表面より凹
んだ状態にある。
【0005】このようなことから、引戸10又は引戸2
0の開放に伴って互いに重なる側の引手11,21の指
掛け凹部がそれぞれの引戸10,20の外周縁部によっ
て隠れる直前位置までくると、それぞれの指掛け凹部に
よって引戸10と引戸20との間に隙間を生じてしまう
ことになる。この場合、指掛け凹部から指を抜かずにそ
のまま引戸10又は20を完全に開けようとすると、引
戸10と引戸20との間の隙間によって指詰めを発生し
てしまい、指を怪我してしまうおそれがある。本発明
は、このような事情に対処してなされたもので、指詰め
の発生を容易且つ確実に防止することができる引戸用戸
当りを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
引戸の一端にある引手側に対向する他端の木口面側に固
定される座金と、この座金に基端部が着脱自在に装着さ
れ先端部に弾性部材を有する本体部材とから構成される
ことを特徴とする。
【0007】この発明では、引戸の一端にある引手側に
対向する他端の木口面側に固定される座金に対して先端
部に弾性部材を有する本体部材の基端部が着脱自在に装
着されるため、戸開放時に本体部材の先端部がたとえば
戸枠に当接することにより、戸の移動量が規制され、戸
間の隙間への引手の移動が阻止される。
【0008】また、本体部材の先端部に弾性部材が装着
されているため、戸を強く移動させての戸解放時に本体
部材の先端部が戸枠等に急激に当接した場合であって
も、弾性部材がその衝撃を和らげるため、衝撃音等を発
生しないばかりか、その側端面に傷を付けてしまうこと
もない。
【0009】請求項2記載の発明は、座金と本体部材の
基端部とが雌雄係合により着脱自在に構成されることを
特徴とする。
【0010】この発明では、座金と本体部材の基端部と
が雌雄係合により着脱自在とされているため、座金に対
しての本体部材の基端部との脱着がワンタッチで行え
る。
【0011】請求項3記載の発明は、座金と本体部材の
基端部とには、先端を略々L字形に曲げて対向する対の
保持片と、この保持片の間に自由端から基部へと係入可
能に曲げ成形される係入片とがそれぞれ設けられて構成
されることを特徴とする。
【0012】この発明では、対の保持片に対して係入片
が係入自在とされているため、座金に対しての本体部材
の基端部との脱着がワンタッチで行える。
【0013】請求項4記載の発明は、前記本体部材の基
端部には、前記座金の面に対して直交するように当接す
る突出片が設けられていることを特徴とする。
【0014】この発明では、戸開放時に本体部材の先端
部が戸枠等に急激に当たった場合であっても、その衝撃
が座金の面によって受けとめられるので、対の保持片及
び係入片が変形してしまうこともなく、これら保持片と
係入片との係入状態が良好に維持される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、以下に説明する図におい
て、図5と共通する部分には同一符号を付し重複する説
明を省略する。
【0016】図1乃至図3は、本発明の引戸用戸当りの
一実施の形態を示すものである。これらの図に示すよう
に、本実施の形態の引戸用戸当り30は、たとえば、引
戸10の一端にある引手11側に対向する他端の木口面
12側に装着されるようになっている。なお、その引戸
用戸当り30は、引戸10側に限らず、引戸20の引手
21側に対向する他端の木口面22側に装着するように
してもよい。
【0017】引戸用戸当り30は、図3に示すように、
たとえば引戸10の木口面12側に取り付けられる座金
40、角柱状の本体部材50及び弾性部材60によって
構成されている。なお、本体部50にあっては、角柱状
に限らず、円柱状等の他の柱状であってもよい。
【0018】座金40の座金本体41には、先端を略々
L字形に曲げて対向する対の保持片42と、図示しない
ねじが装着されるねじ孔43とが設けられている。そし
て、対の保持片42によって形成される係入孔44に
は、後述する本体部材50側の係入片51が係入される
ようになっている。
【0019】本体部材50の基端部には、その自由端か
ら基部へと係入可能に曲げ成形された係入片51が設け
られている。そして、その係入片51が上記の対の保持
片42間の係入孔44に係入されることにより、本体部
材50が座金40に固定されるようになっている。この
とき、係入片51の両側に設けられている突出片52が
座金40の座金本体41に当接することにより、座金4
0に対しての本体部材50のガタ付きが防止されるよう
になっている。
【0020】また、突出片52が座金本体41に当接し
ていることにより、引戸10の開放に伴って引戸用戸当
り30の先端部が戸枠70等に急激に当接した場合であ
っても、その力が座金本体41によって受けとめられる
ため、補強効果が高められるとともに、対の保持片42
及び係入片51が変形してしまうこともなく、これら保
持片42と係入片51との係入状態が良好に維持され
る。
【0021】本体部材50の先端部には、ネオプレーン
ゴム製の弾性部材60が着脱自在に装着されている。な
お、この弾性部材60にあっては、ネオプレーンゴム製
に限らず、樹脂等の他の材質のものを用いてもよい。
【0022】そして、戸解放時に本体部材50の先端部
が戸枠70等に急激に当接した場合であっても、弾性部
材60がその衝撃を和らげるようになっている。
【0023】また、本体部材50及び弾性部材60によ
る長さ寸法は、たとえば引戸10が開けられたとき、そ
の引手11が引戸20によって重ならない程度の長さで
あればよい。
【0024】続いて、以上のような構成の引戸用戸当り
30の使用方法について説明する。まず、座金40をた
とえば引戸10の一端にある引手11側に対向する他端
の木口面12側に取り付ける。座金40の取り付けに際
しては、座金本体41の背面側を木口面12のたとえば
上部側に位置合わせし、その座金本体41のねじ孔43
を介して図示しないねじをねじ込む。但し、その座金4
0の取り付け位置に際しては、木口面12の上部側に限
らず、中部又は下部側であってもよく、それぞれの住宅
事情に適した位置であればよい。
【0025】座金40を取り付けた後、本体部材50の
基端部に設けられている係入片51を、座金本体41の
対の保持片42間の係入孔44に係入する。これで、引
戸用戸当り30の取り付けが完了する。
【0026】この状態で、引手11に指を掛けて引戸1
0を図2のように、図中右側に移動させると、本体部材
50の先端部が戸枠70に当接し、引戸10の開放が引
戸用戸当り30の長さ分だけ阻止される。
【0027】このとき、引手11,21はそれぞれの引
戸10,20によって隠れることはないので、引戸10
と引戸20との間の隙間によって指詰め起こすようなこ
ともなくなる。
【0028】またこのとき、引戸10を強く開けること
によって、引戸用戸当り30の本体部材50の先端部が
戸枠70に急激に当接した場合であっても、弾性部材6
0がその衝撃を和らげるため、衝撃音等を発生しないば
かりか、その戸枠70に傷を付けてしまうこともない。
【0029】一方、引戸10を全開放したい場合には、
本体部材50を座金本体41から取り外しておく。この
とき、本体部材50の基端部の係入片51を、座金本体
41の対の保持片42間の係入孔44から引き抜くこと
で、引戸用戸当り30の取り外しが完了する。
【0030】これにより、引戸10の木口面12には、
座金40のみが残されるが、座金40自体は厚みがない
ので、引戸10を全開放状態まで開けることができる。
【0031】ちなみに、引戸10の木口面12に対して
本体部材50の装着位置を適宜変更したい場合には、予
めその木口面12に複数の座金40を取り付けておくこ
とで、何れかの座金40に対しての本体部材50のワン
タッチ着脱が可能となり、装着位置の変更を容易に行う
ことができる。
【0032】このように、本実施の形態では、引戸1
0,20の一端にある引手11,21側に対向する他端
の木口面側に固定される座金40に対して先端部に弾性
部材60を有する本体部材50の基端部が着脱自在に装
着されるため、戸開放時に本体部材50の先端部がたと
えば戸枠70に当接することにより、引戸10,20の
移動量が規制され、引戸10,20間の隙間への引手1
1,21の移動が阻止される。
【0033】また、本体部材50の先端部に弾性部材6
0が装着されているため、引戸10,20を強く移動さ
せての戸解放時に、本体部材50の先端部が戸枠70等
に急激に当接した場合であっても、弾性部材60がその
衝撃を和らげるため、衝撃音等を発生しないばかりか、
その側端面に傷を付けてしまうこともない。
【0034】なお、この実施の形態では、図3に示した
ように、座金40側に対の保持片42を設け、本体部材
50側に係入片51を設け、その係入片51を対の保持
片42間の係入孔44に係入させるようにした場合につ
いて説明したが、この例に限らず、図4に示すように、
座金40側に上方に向けて折り曲げた係入片45を設
け、本体部材50側に対の保持片53を設け、これら保
持片53間の保持孔54を係入片45に落とし込むよう
にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の引戸用戸
当りによれば、引戸の一端にある引手側に対向する他端
の木口面側に固定される座金に対して先端部に弾性部材
を有する本体部材の基端部が着脱自在に装着されるた
め、戸開放時に本体部材の先端部がたとえば戸枠に当接
することにより、戸の移動量が規制され、戸間の隙間へ
の引手の移動が阻止されることから、指詰めの発生を容
易且つ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引戸用戸当りの一実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】図1の引戸を移動させた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の引戸用戸当りを示す斜視図である。
【図4】図3の引戸用戸当りの構成を変えた場合の他の
実施の形態を示す斜視図である。
【図5】従来の引戸を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,20 引戸 11,21 引手 12,22 木口面 30 引戸用戸当り 40 座金 41 座金本体 42 保持片 43 ねじ孔 44 係入孔 51 係入片 50 本体部材 60 弾性部材 70 戸枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の一端にある引手側に対向する他端
    の木口面側に固定される座金と、この座金に基端部が着
    脱自在に装着され先端部に弾性部材を有する本体部材と
    から構成されることを特徴とする引戸用戸当り。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の引戸用戸当りにおいて、
    座金と本体部材の基端部とが雌雄係合により着脱自在に
    構成されることを特徴とする引戸用戸当り。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の引戸用戸当りにおいて、
    座金と本体部材の基端部とには、先端を略々L字形に曲
    げて対向する対の保持片と、この保持片の間に自由端か
    ら基部へと係入可能に曲げ成形される係入片とがそれぞ
    れ設けられて構成されることを特徴とする引戸用戸当
    り。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の引戸用戸当りにお
    いて、前記本体部材の基端部には、前記座金の面に対し
    て直交するように当接する突出片が設けられていること
    を特徴とする引戸用戸当り。
JP23073996A 1996-08-30 1996-08-30 引戸用戸当り Expired - Fee Related JP3670409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23073996A JP3670409B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 引戸用戸当り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23073996A JP3670409B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 引戸用戸当り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1072969A true JPH1072969A (ja) 1998-03-17
JP3670409B2 JP3670409B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=16912551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23073996A Expired - Fee Related JP3670409B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 引戸用戸当り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3670409B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3670409B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0516377Y2 (ja)
JPH1072969A (ja) 引戸用戸当り
JPH10148052A (ja) 蓋の着脱構成
JP2000274412A (ja) 壁面等に器具を取り付けるためのアンカー
JPH11182122A (ja) 非常取り外し機能付き蝶番
JP2003247361A (ja) 引戸の引手構造
JP4488659B2 (ja) 引戸用戸当り
KR20040090429A (ko) 냉장고 도어의 홀더 핸들 구조
JPH10131552A (ja) 引 手
JP3418306B2 (ja) 引手用プロテクタ
JP2004150153A (ja) 安全機構付引き手
JP3074243B2 (ja) 蝶番装置
JP7522460B2 (ja) ドアクローザ
JP2002138714A (ja) 引戸の把手
JP2005188255A (ja) 二部材の取付機構
KR960003462B1 (ko) 드라이버용 보조기구
JP2003056216A (ja) 引戸の引手
JP2587401Y2 (ja) ドア用蝶番の固定構造
JP4150241B2 (ja) ドアハンドル装置及びドアハンドルの組み付け方法
JP2007195602A (ja) キャビネット
JPH0813900A (ja)
JP2009287359A (ja) 指挟み防止機能付き引き手
JPH02177397A (ja) スライド式開閉装置
JPH053088Y2 (ja)
JP2009029195A (ja) クッション部材

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150422

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees