JP2003056216A - 引戸の引手 - Google Patents

引戸の引手

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JP2003056216A
JP2003056216A JP2001250233A JP2001250233A JP2003056216A JP 2003056216 A JP2003056216 A JP 2003056216A JP 2001250233 A JP2001250233 A JP 2001250233A JP 2001250233 A JP2001250233 A JP 2001250233A JP 2003056216 A JP2003056216 A JP 2003056216A
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JP
Japan
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sliding door
door
sliding
pull tab
surface side
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001250233A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsubara
宏 松原
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Noda Corp
Original Assignee
Noda Corp
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Publication date
Application filed by Noda Corp filed Critical Noda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】引戸の木口端から表面側にかけて形成した切り
欠き凹部内に嵌着可能であって、十分な固着強度を与え
ることが可能な引手を提供する。 【構成】引戸Aの木口端から表面側にかけて形成した切
り欠き凹部内に嵌着される引手10であって、引戸の木
口端と略面一に設けられる第一の面1と、第一の面の表
面側から略直交方向に延長しており上記切り欠き凹部の
引戸表面と略平行な面に沿って設けられる第二の面2
と、上記切り欠き凹部の引戸木口端と略平行な面に沿っ
て設けられる第三の面3とを有して一体に形成される。
第一の面は引戸の表面側において第二の面よりも突出し
ているとともに引戸の裏面側において引戸面よりも突出
しており、第一の面の表面側突出部8および裏面側突出
部9が引戸の一方向移動操作時の手指掛け部として用い
られるとともに、第三の面が引戸の他方向移動操作時の
手指掛け部として用いられる。好ましくは、表面側突出
部は引戸の表面側において引戸面には達しない位置に終
端を有しており、これによって確保される比較的大きな
隙間11から手指を挿入容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸構造において
引戸の木口端に固着して引戸の開閉操作に用いられる引
手に関する。
【0002】
【従来の技術】キッチンや洗面化粧台等のキャビネッ
ト、下駄箱等の家具類、あるいは主に現場で組み立てら
れる玄関収納やシステム収納、クローゼット等の大型の
収納体においては引戸構造が多用されており、引戸の木
口端またはその近くの表面に引戸開閉操作のための引手
を固着することが広く行われている。
【0003】この場合、特に引き違いタイプの引戸構造
における裏側の引戸を開けるときに、該引戸の閉じ側端
部に取り付けた引手に手指をかけて操作すると、該引戸
を完全に開けたときに表側の引戸との間に手指が挟まれ
るという問題が生ずるため、このような問題を生じない
タイプの引手構造が各種提案されている。
【0004】一例として、特願平11−62332号公
報記載の引手では、引戸の閉じ側端部に表裏に通じる切
り欠き凹部を形成し、この切り欠き凹部に断面略H形の
引手を嵌着して引戸開閉操作用の手指掛け部を複数設け
たものにおいて、引戸の木口端と略面一となる先端面の
表面側先端を引戸面よりも後退させ、この間に手指を挿
入可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術によると、引手嵌着用の切り欠き凹部を引戸の表裏
に通じるように形成しなければならず、切削加工時の無
駄が多くなる。また、表裏に通じる切り欠き凹部内に引
手を嵌着するものであるため、引戸との接着面積が小さ
く、十分な固着強度を与えることが困難であった。
【0006】さらに、この従来技術の引手は、引戸表面
側先端部に手指をかける操作部が設けられるとともに、
引戸裏面側にも手指を回し込んで挿入可能な凹部が設け
られており、これらを利用して2本の指で引戸を引っ張
るように操作することが可能ではあるものの、このとき
に手指をかける部分(先端面)が引戸の厚みよりも小さ
くなっているため、先端面を掴むためには手指を極限近
くまで折り曲げなければならない。このため、両指で先
端面を掴む操作がしづらいとともに、隣接する表側の引
戸との間にある程度の隙間があっても実際には手指を挿
入することが困難であり、操作時に手指を挟んだり抜け
にくくなったりすることがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
問題点を解消し、引戸の木口端から表面側にかけて形成
した切り欠き凹部内に嵌着可能であって、十分な固着強
度を与えることが可能な引手を提供することを目的とす
る。
【0008】すなわち、請求項1にかかる本発明は、引
戸の木口端から表面側にかけて形成した切り欠き凹部内
に嵌着される引手であって、引戸の木口端と略面一に設
けられる第一の面と、第一の面の表面側から略直交方向
に延長しており上記切り欠き凹部の引戸表面と略平行な
面に沿って設けられる第二の面と、上記切り欠き凹部の
引戸木口端と略平行な面に沿って設けられる第三の面と
を有して一体に形成され、第一の面は引戸の表面側にお
いて第二の面よりも突出しているとともに引戸の裏面側
において引戸面よりも突出しており、第一の面の表面側
突出部および裏面側突出部が引戸の一方向移動操作時の
手指掛け部として用いられるとともに、第三の面が引戸
の他方向移動操作時の手指掛け部として用いられること
を特徴とする。
【0009】請求項2は、請求項1記載の引手におい
て、第一の面の表面側突出部は引戸の表面側において引
戸面には達しない位置に終端を有しており、これによっ
て確保される隙間から手指を挿入容易であることを特徴
とする。
【0010】請求項3は、請求項1または2記載の引手
において、第一の面の裏面側から略直交方向にと突出す
る突出片を有し、この突出片と上記第二の面との間に引
戸の木口端を挟持するように取り付けられることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
引手10を引戸Aの木口端に取り付けた状態を示す斜視
図(a)および横断面図(b)、図2はこの引手の斜視
図、図3はこの引手を嵌着するための切り欠き凹部Bを
含む引戸の木口端部分を示す斜視図である。
【0012】引手10は好ましくは合成樹脂や金属等の
ある程度の弾性を備えた材料で一体成型されたものであ
って、第一の面1と、第一の面1の一端近くから略直交
方向に延長する第二の面2と、第二の面2の先端から略
直交方向に折り曲げられた第三の面3と、第二の面2お
よび第三の面3とともに空間4を形成している側面5,
5と、第一の面1の他端近くから略直交方向に突出する
突出片6と、第三の面3および側面5,5の各上端から
外方に略直交して折り曲げられたツバ部5とを有してい
る。
【0013】第一の面1は、第二の面2を分岐する位置
からさらに延長して表面側突出部8を形成しているとと
もに、突出片6を分岐する位置からさらに延長していて
裏面側突出部9を形成している。この実施形態では、表
面側突出部8の突出長は第三の面3よりも小さくされて
いる。
【0014】この引手10を嵌着するための切り欠き凹
部Bは、引戸Aの木口端の任意の高さ位置において該木
口端から引戸Aの表面側にかけて彫り込み形成されるも
のであり、さらに、この実施形態では、引手10を嵌着
したときに第一の面1が引戸木口面と面一となるように
引戸木口端の裏面側にかけて面1の厚み分を切り欠き
(b1)、さらに引戸裏面側を突出片6の厚みおよび長
さに対応させて切り欠き(b2)、また切り欠き凹部の
引戸開き側方向に引戸表面側をツバ部5の厚みおよび長
さに対応させて切り欠いている(b3)。
【0015】なお、引手10を切り欠き凹部Bに固定す
る手段としては、ビス等の固定具、両面テープ、接着剤
等を単独または任意に組み合わせて用いることができ
る。ビス等の固定具を用いる場合は、面1〜3、側面
5、突出片6、ツバ部7の少なくともいずれかに一また
は複数の固定具挿通孔(図示せず)を開口形成しておく
ことが好ましい。
【0016】引手10を切り欠き凹部Bに嵌着固定した
状態では、引手10の第一の面1は切り欠き部b1に密
着して引戸Aの木口端と略面一となり、その表面側突出
部8は引戸Aの表面側の引戸面に達しない位置で終端し
ており、その裏面側突出部9は引戸Aの裏面側の引戸面
から突出しており、面2,3,5はそれぞれ切り欠き凹
部Bの各面に沿って密着しており、突出片6は切り欠き
部b2に嵌合されて引戸Aの表面側の引戸面と略面一と
なり、ツバ部7は切り欠き部b3に嵌合されて引戸Aの
裏面側の引戸面と略面一となっている。突出片6とツバ
部7とで引戸Aの閉じ側木口端を両面から挟持する固定
形態となるので、接着剤や両面テープのみによる固着で
あっても十分な固着強度が得られ、長期使用によっても
脱落しない安定した取付が可能となる。
【0017】図4および図5はこの引手の用例を示すも
のであり、図4では、収納体における引き違いタイプの
引戸A1,A2の裏側の引戸A2の閉じ側木口端に本発
明の引手10を取り付け、表側の引戸A1の閉じ側木口
端には異なる構成の引手Cを取り付けている。この引手
Cは引戸A1の裏面側に突出する部分(本発明引手10
における裏面側突出部9)が存在しないタイプのもので
あり、表側の引戸A1についてはこれを開いたときに裏
側の引戸A2との間に手指を挟まれる事態が生じ得ない
ため、本発明の引手10を取り付ける必要がないことに
よるが、表側の引戸A1についても裏側の引戸A2と同
様に本発明の引手10を取り付けてよいことは勿論であ
る。
【0018】図5では、パーティション等として用いら
れる三連引戸構造の引戸A1〜A3の各々についてその
両側木口端に本発明の引手10を取り付けている。連動
引戸構造では各引戸の閉じ方向が一定ではなく、各引戸
を図において左方向に寄せた状態で開放する場合と、各
引戸を図において右方向に寄せた状態で開放する場合と
があり得るため、各引戸の両側木口端に本発明に引手1
0を取り付けたものである。なお、この場合は、引戸A
1,A2に取り付ける引手10の裏面側突出部9の突出
長を大きく取ると、引戸A1については引戸A2と、引
戸A2については引戸A3の、それぞれ走行に支障を来
すことになるため、裏面側突出部9の突出長を引戸間の
間隔内に納まるように小さく設定する。図5では引戸A
3に取り付ける引手10についても同様に裏面側突出部
9の突出長を小さくしたものが用いられている。
【0019】以下、図6ないし図8を参照して本発明の
引手10の作用について説明する。なお、これらの図で
は引き違いタイプの裏側引戸A2の閉じ側木口端に引戸
10を取り付けた場合(図4)が示されているが、図5
記載のような連動引戸構造における各引戸の両木口端に
引戸10が取り付けられた場合も作用は実質的に同様で
あるので、説明を省略する。
【0020】図6は、図4の閉扉状態から裏側の引戸A
2を図において右方向(開き方向)に移動させて表側の
引戸A1の後方に重ね合わせた開扉状態を示している。
図4の閉扉状態から図6の開扉状態に引戸A2を移動さ
せるときは、引手10の引戸表面側に開口されている空
間4に手指を入れ、面3に手指をかけて引戸A2を図に
おいて右方向に移動させればよい。
【0021】開扉状態から引戸A2を図において左方向
(閉じ方向)に移動させるとき、本発明の引手1によれ
ば三通りの操作方法を選択的に採用することが可能であ
る。第一の操作方法は、図6に示すように、引手10の
引戸裏面側に突出している裏面側突出部9を用いるもの
であって、引戸A2の裏面側に手指を回り込ませて裏面
側突出部9に手指をかけ、引戸A2を左方向に移動させ
る。この操作方法は引戸A1,A2間に手指を挿入しな
いので、引戸間に手指を挟まれることによる怪我の恐れ
が全くない安全な操作方法である。
【0022】第二の操作方法は、図7に示すように、引
手10の引戸表面側に突出している表面側突出部8を用
いるものであって、引戸A1,A2間に手指を挿入して
表面側突出部8に手指をかけ、引戸A2を左方向に移動
させる。この操作方法では引戸A1,A2間に手指を挿
入する必要があるが、表面側突出部8の先端は引戸A2
の表面側の引戸面よりも後退しているので、該先端と引
戸A1との間には比較的大きな隙間11が確保されてお
り、この隙間からの手指の挿入は容易である。
【0023】なお、第二の操作方法は、実際には、開扉
状態から裏側の引戸A2を左方向に移動させて閉めると
きの初期段階の操作として行われるより、むしろ、該初
期段階の操作としては前述の第一の操作方法または後述
の第三の操作方法を用いて裏側の引戸A2を若干左方向
に移動させて引手10の空間4を表側の引戸A1の図に
おいて左側に露出させた後、この露出された空間4に手
指を入れて表面側突出部8に手指をかけ、あるいは表面
側突出部8を2本の指で掴んで、引戸A2を左方向に移
動させる際の操作として用いられることが多い。後者の
操作中に何らかの要因で表側の引戸A1が同方向に移動
して裏側の引戸A2と並んでしまうことがあるが、その
場合であっても、前述のように表面側突出部8の先端と
引戸A1との間の比較的大きな隙間11によって手指が
挟まれることがなく、操作の安全性が確保される。
【0024】第三の操作方法は、図8に示すように、表
面側突出部8と裏面側突出部9の両方を用いるものであ
って、たとえば表面側突出部8に親指、裏面側突出部9
に人差し指または中指をかけてこれら2本の手指で第一
の面1を掴んで引戸A2を左方向に移動させる。既述し
たように、表面側突出部8を掴むための手指の挿入は容
易である。この操作方法によると、1本の指で操作する
第一および第二の操作方法に比べてより大きな力で引戸
A2を引っ張ることができるため、引戸が大型で重い場
合や、子供や老人などの力の弱い者が操作する場合の操
作方法として特に好適である。なお、本発明によれば、
引戸の厚みに依存することなく第一の面1の大きさを比
較的自由に設定することができるため、2本の手指での
操作に適した大きさを第一の面1に与えることができ、
前述の従来技術のように、手指を極限近くまで曲げる必
要がないので、操作が容易であり、操作時に手指を挟ん
だり抜きにくくなったりすることがない。
【0025】図9〜図11は本発明の他の実施形態によ
る引手と該引手を引戸の木口端に取り付けた状態を示す
もので、図9の実施形態による引手10aは、既述実施
形態による引手10の突出片6およびツバ部7を省略し
たものである。この実施形態によると、突出片6とツバ
部7とで引戸の木口端を両側から挟持する取付形態は得
られないが、引戸嵌着用の切り欠き凹部Bの形成におい
て部分b2およびb3が不要となるので加工が容易とな
る。図6〜図8を参照して説明した作用については全く
同様に発揮される。
【0026】図10の実施形態による引手10bは、既
述実施形態による引手10における第一の面1の表面側
突出部8を引戸Aの表面側の引戸面と略面一となる位置
まで延長させた突出長の大きな表面側突出部8aとした
ものである。この実施形態によると、第二の操作方法
(図7)および第三の操作方法(図8)において引戸A
1,A2間に手指を挿入することの容易性に関する利点
が失われるが、その基本的作用については同様であり、
第一ないし第三の3通りの操作方法が可能であることは
同様である。なお、図10の引手10bは既述の引手1
0と同様に突出片6およびツバ部7を有しているが、図
9に関して説明したように、これらは省略可能である。
【0027】図11の実施形態による引手10cは、既
述実施形態による引手10における第三の面3を引戸A
の表面側の引戸面よりも突出させて第二の表面側突出部
12を形成したものである。この実施形態は特に引き違
いタイプの引戸構造における表側引戸A1の閉じ側木口
端に取り付けるものとして好適であり、図4において表
側引戸A1の閉じ側木口端に取り付けられている引手C
に代えてこの引手10cを取り付けることにより、表側
引戸A1を左方向に移動させて裏側引戸A2と重ね合わ
せた開扉状態から表側引戸A1を右方向に移動させて閉
じるときに、第二の表面側突出部12に手指をかけて移
動操作することができる。なお、図11の引手10cは
既述の引手10と同様に突出片6およびツバ部7を有し
ているが、図9に関して説明したように、これらは省略
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上に述べた本発明によれば、引戸の木
口端から表面側にかけて形成した切り欠き凹部内に引手
を嵌着して取り付けるものであるため、十分な固着強度
を得ることができる。
【0029】また、従来の引手に比べて引戸を開閉移動
させるときの操作方法を多様化させることができ、特に
引戸が大型で重い場合や、子供や老人などの力の弱い者
が操作する場合に有用な引手となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による引手を引戸の木口端
に取り付けた状態を示す斜視図(a)および横断面図
(b)である。
【図2】この引手の斜視図である。
【図3】この引手を嵌着するための切り欠き凹部を含む
引戸木口端部分を示す斜視図である。
【図4】この引手を引き違いタイプの裏側の引戸の閉じ
側木口端に取り付けた用例を閉扉状態で示す説明図であ
る。
【図5】この引手を三連引戸構造の各引戸の両側木口端
に取り付けた用例を開扉状態で示す説明図である。
【図6】図4の用例において開扉状態からこの引手の裏
面側突出部の内面に手指をかけて引戸を閉じ方向移動さ
せるときの操作要領を示す説明図である。
【図7】図4の用例において開扉状態からこの引手の表
面側突出部の内面に手指をかけて引戸を閉じ方向移動さ
せるときの操作要領を示す説明図である。
【図8】図4の用例において開扉状態からこの引手の表
裏両面の突出部を2本の手指で掴んで引戸を閉じ方向移
動させるときの操作要領を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施形態による引手を示す斜視図
(a)およびこの引手を引戸の木口端に取り付けた状態
を示す横断面図(b)である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態による引手を示
す斜視図(a)およびこの引手を引戸の木口端に取り付
けた状態を示す横断面図(b)である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態による引手を示
す斜視図(a)およびこの引手を引戸の木口端に取り付
けた状態を示す横断面図(b)である。
【符号の説明】
1 引手の第一の面 2 引手の第二の面 3 引手の第三の面 4 空間 5 側面 6 突出片 7 ツバ部 8 表面側突出部 9 裏面側突出部 10,10a,10b,10c 引手 11 手指を挿入する引戸間の隙間 12 第二の表面側突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引戸の木口端から表面側にかけて形成した
    切り欠き凹部内に嵌着される引手であって、引戸の木口
    端と略面一に設けられる第一の面と、第一の面の表面側
    から略直交方向に延長しており上記切り欠き凹部の引戸
    表面と略平行な面に沿って設けられる第二の面と、上記
    切り欠き凹部の引戸木口端と略平行な面に沿って設けら
    れる第三の面とを有して一体に形成され、第一の面は引
    戸の表面側において第二の面よりも突出しているととも
    に引戸の裏面側において引戸面よりも突出しており、第
    一の面の表面側突出部および裏面側突出部が引戸の一方
    向移動操作時の手指掛け部として用いられるとともに、
    第三の面が引戸の他方向移動操作時の手指掛け部として
    用いられることを特徴とする引戸の引手。
  2. 【請求項2】第一の面の表面側突出部は引戸の表面側に
    おいて引戸面には達しない位置に終端を有しており、こ
    れによって確保される隙間から手指を挿入容易であるこ
    とを特徴とする、請求項1記載の引手。
  3. 【請求項3】第一の面の裏面側から略直交方向に突出す
    るする突出片を有し、この突出片と上記第二の面との間
    に引戸の木口端を挟持するように取り付けられることを
    特徴とする、請求項1または2記載の引手。
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Effective date: 20040511