JPH1071838A - 車両用内燃機関の冷却系装置 - Google Patents
車両用内燃機関の冷却系装置Info
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- JPH1071838A JPH1071838A JP8230939A JP23093996A JPH1071838A JP H1071838 A JPH1071838 A JP H1071838A JP 8230939 A JP8230939 A JP 8230939A JP 23093996 A JP23093996 A JP 23093996A JP H1071838 A JPH1071838 A JP H1071838A
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Abstract
熱タンクを有効に活用して暖機運転の促進を図る。 【解決手段】 エンジン3の暖機運転時に蓄熱タンク9
から流出する冷却水温度が所定温度(60℃)未満まで
低下したときに、蓄熱タンク9内に貯蔵された高温の冷
却水が全て流出したものとみなして、冷却水流入路11
2を閉じ、かつ、バイパス水路10bを開く。これによ
り、エンジン3から流出する冷却水のうちエンジン3始
動直後の低温の冷却水を、蓄熱タンク9内に一旦、貯蔵
することができる。したがって、エンジン3始動直後の
低温の冷却水がエンジン3内を循環することを防止する
ことができるので、暖機運転の促進を図ることができ
る。
Description
進を図る車両用内燃機関の冷却系装置に関するものであ
る。
して、例えばSAE TECHNICAL PAPER
SERIES 950994では、エンジンから流出
する冷却水を保温貯蔵する蓄熱タンクを冷却水回路に配
設し、蓄熱タンク内に貯蔵された高温の冷却水をエンジ
ンに導入してエンジンの暖機促進を図るものが提案され
ている。
上記従来装置を検討したところ、十分に暖機促進効果を
得ることができなかった。そこで、発明者等は引き続き
検討を行ったところ、以下の述べる原因が判明した。す
なわち、上記考案の蓄熱タンクは、冷却水が流出入する
開口部が蓄熱タンクの重力方向上方に形成されているた
め、蓄熱タンク内の冷却水のうち温度の高い冷却水が分
布している蓄熱タンク上方部位と開口部との距離が小さ
くなってしまう。したがって、蓄熱タンクの熱が開口部
から放熱し易くなってしまう。
口部からの放熱は、蓄熱タンクから放熱する熱量の多く
を占めており、開口部が蓄熱タンクの重力方向上方に形
成されていることと相まって、上記従来装置の蓄熱タン
クの保温能力が低くなってしまう。したがって、温度の
高い冷却水をエンジンに供給することができず、十分な
暖機促進効果を得ることができなかった。
する冷却系装置において、蓄熱タンクの保温能力を向上
させて暖機運転の促進を十分に図ることを目的とする。
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
4に記載の発明では、第1に蓄熱タンク(9)の重力方
向下方側に冷却水が流出入する開口部(94)が形成さ
れ、第2に水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に蓄熱タ
ンク(9)から流出する冷却水温度が所定温度を越えて
いるときは、水冷式内燃機関(3)から流出した冷却水
を蓄熱タンク(9)を経て水冷式内燃機関(3)に還流
させるタンク水路(10a)を開き、水冷式内燃機関
(3)の暖機運転時に蓄熱タンク(9)から流出する冷
却水温度が所定温度以下のときは、タンク水路(10
a)を閉じることを特徴とする。
向上方側に形成されている蓄熱タンクに比べて、高温の
冷却水が溜まっている重力方向上方側の蓄熱タンク
(9)内の部位と開口部(94)との距離が大きくな
る。つまり、蓄熱タンク(9)に蓄えられた熱が放熱し
易い開口部(94)と高温の冷却水が溜まっている部位
との距離が大きくなり、蓄熱タンク(9)の保温能力を
向上を図ることができる。
内燃機関(3)から流出する冷却水のうち水冷式内燃機
関(3)始動直後の低温の冷却水を、蓄熱タンク(9)
内に一旦、貯蔵することができる。したがって、水冷式
内燃機関(3)始動直後の低温の冷却水が水冷式内燃機
関(3)内を循環することを防止することができるの
で、より暖機運転の促進を図ることができる。
タンク(9)の保温能力を向上させて暖機運転の促進を
十分に図ることができる。請求項2に記載の発明では、
水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に温度検出手段(1
7)によって検出される冷却水温度が所定温度を越えて
いるときは、制御バルブ(11)を開き、水冷式内燃機
関(3)の暖機運転時に温度検出手段(17)によって
検出される冷却水温度が所定温度以下のときは、制御バ
ルブ(11)を閉じることを特徴とする。
(17)は、蓄熱タンク(9)を迂回するバイパス水路
(10b)がタンク水路(10a)接続するバイパス水
路(10b)とタンク水路(10a)との合流部位(1
17)に配設されていることを特徴とする。請求項4に
記載の発明では、水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に
はヒータコア(12)の空気上流に配設された送風機
(13)を停止することを特徴とする。
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
態について説明する。 (第1実施形態)図1は、水冷式内燃機関(以下、エン
ジンと呼ぶ。)の冷却水回路1(2点鎖線で囲まれた回
路)と、車両用蓄熱式暖房装置の冷却水回路2(一点鎖
線で囲まれた回路)とを示している。
ンジン3から駆動力を得てエンジン3に冷却水を循環さ
せるウォータポンプである。エンジン3の熱を奪った冷
却水の一部は、上述のエンジンの冷却水回路1に流れ込
み、その他の冷却水は、車両用蓄熱式暖房装置の冷却水
回路2に流れ込む。5は、エンジンの冷却水回路1にお
いて、エンジン3の冷却水の冷却手段をなすラジエータ
である。また、この冷却水回路1には、ラジエータ5を
流れる冷却水回路6をバイパスするバイパス回路7が設
けられており、これら両冷却水回路1、7の切り換え
は、サーモスタット8によって制御される。因みに、両
冷却水回路1、7の切り換えは、通常、冷却水温度が8
0℃以上の場合にはラジエータ5に流れるように制御さ
れ、また、80℃以下の場合には、バイパス回路7に流
れるように制御される。
回路2において、エンジン3の冷却水下流側には、冷却
水を保温貯蔵する蓄熱タンク9と、この蓄熱タンク9お
よび後述するヒータコア12を経てエンジン3に還流す
るタンクヒータ水路(タンク水路)10aと、蓄熱タン
ク9を迂回するバイパス水路10bとが設けられてい
る。そして、蓄熱タンク9の冷却水上流側であって、タ
ンクヒータ水路10aとバイパス水路10bとの分岐部
位には、両水路10a、10bに流れ込む冷却水量(連
通状態)を制御する制御バルブ11が配設されている。
なお、蓄熱タンク9および制御バルブ11の構造につい
ては後述する。
は、空気加熱手段をなすヒータコア12が設けられてお
り、ヒータコア12の空気上流側には、車室内に向けて
空気を送風する送風機13が配設されている。そして、
送風機13によって送風された空気は、ヒータコア12
で加熱されてダクト(図示せず)を介して車室内に吹き
出される。また、ヒータコア12の冷却水流入側には、
ヒータコア12に流れ込む冷却水の冷却水回路14の開
閉を行う電磁弁15が設けられている。この電磁弁15
は、夏場等の暖房未使用時に、ヒータコア12にからの
輻射熱を抑制するために、冷却水回路14を閉じるよう
に、後述する制御装置18に制御される。
は、ヒータコア12を流れる冷却水回路14をバイパス
するバイパス回路16が設けられている。そして、冷却
水回路14およびバイパス回路16の下流はウォータポ
ンプ4に接続され、車両用保温式暖房装置の冷却水回路
2を形成している。次に、蓄熱タンク9および制御バル
ブ11の構造について述べる。
ンレス製の内側タンク部91および外側タンク部92か
らなる二重タンク構造を有しており、両タンク部91、
92間の空間93は、断熱性の向上を図るべく略真空と
なっている。また、94は冷却水が流出入するタンク開
口であり、このタンク開口94は、重力方向下方に向け
て開口した状態で重力方向下方に向けて突出して管状突
出部96を形成している。そして、管状突出部96内に
は、制御バルブ11のハウジング111の一部が挿入さ
れており、このハウジング111の一部により蓄熱タン
ク9内に冷却水が流入する冷却水流入路112と、蓄熱
タンク9内の冷却水が流出する冷却水流出路113とを
形成している。
9内のうち重力方向下方部位で蓄熱タンク9内と連通し
ており、冷却水流出路113は重力方向上方部位で蓄熱
タンク9内と連通している。因みに、114は蓄熱タン
ク9内の冷却水の対流を抑制する混合防止板である。ま
た、ハウジング111内にはバイパス水路10bが形成
されており、バイパス水路10bと冷却水流入路112
(タンクヒータ水路10a)との分岐部位には、制御バ
ルブ11の弁体115が配設されている。この弁体11
5は、サーボモータ等のアクチュエータ116によって
回転駆動されるロータリー式(回転式)の弁体であり、
アクチュエータ116は、冷却水流出路113とバイパ
ス水路10bとの合流部位117に配設された水温セン
サ(温度検出手段)17によって検出された冷却水温度
に基づいて制御装置18によって制御されている(図3
参照)。
に、ヒータコア12に流入する冷却水温度を検出する水
温センサ19、および車室外温度センサや車室内温度セ
ンサ等の空調装置を制御するに必要な情報を検出する空
調センサ20からの信号が入力されている。そして、制
御装置18は、上記入力信号に基づいて予め設定された
プログラムに従ってアクチュエータ116と、送風機1
3および電磁弁15等の空調手段とを制御している。
冷却水温度が低く、暖房運転を行うことができないとき
に、蓄熱タンク9内の高温の冷却水を用いて暖房を行う
即効暖房スイッチであり、この即効暖房スイッチ21
は、乗員の手動操作により投入されるものである。次
に、本実施形態の作動を図4のフローチャートに基づい
て述べる。
示せず)の状態、またはエンジン3の回転数などにより
エンジン3が稼動中か否かを判定し(ステップ10
0)、エンジン3が稼動中であるときは、エンジン3が
始動してから所定時間t(本実施形態では10秒間)
は、冷却水流入路112(タンクヒータ水路10a)を
開き続け、かつ、バイパス水路10bを閉じ続ける(ス
テップ110、120)。
スイッチ21が乗員によって投入されないかぎり閉じて
いる。これにより、蓄熱タンク9から流出した高温の冷
却水は、バイパス回路16を経てエンジン3に還流して
エンジン3の暖機を促進する。一方、エンジン3が停止
中であるときは、冷却水流入路112を閉じ、かつ、バ
イパス水路10bを開く(ステップ130)。
7によって検出された冷却水温度T W が所定温度(本実
施形態では60℃)未満であるか否かを判定し(ステッ
プ140)、冷却水温度TW が60℃以上であるとき
は、蓄熱タンク9内に貯蔵された高温の冷却水が蓄熱タ
ンク9内に残存しているものとみなして、冷却水流入路
112を開き続け、かつ、バイパス水路10bを閉じ続
け(ステップ110)、蓄熱タンク9とエンジン3との
間で冷却水を循環させる。
の冷却水温度TW が60℃未満となったときに、蓄熱タ
ンク9内に貯蔵された高温の冷却水が全て流出したもの
とみなして、冷却水流入路112を閉じ、かつ、バイパ
ス水路10bを開く(ステップ160)。なお、冷却水
流入路112を閉じ、バイパス水路10bを開くことに
より、水温センサ17は、バイパス水路10bを流通す
る冷却水、すなわちエンジン3を流出する冷却水の温度
を検出することができる。
た冷却水温度TW が80℃になるまで、すなわち暖機運
転が終了したものとみなせる状態になるまで冷却水流入
路112を閉じ、かつ、バイパス水路10bを開き続け
る(ステップ170)。次に、冷却水温度TW が80℃
を越えて暖機運転が終了すると、エンジン3が停止する
まで、冷却水流入路112およびバイパス水路10bを
開いて(ステップ180、190)、エンジン3から流
出する高温の冷却水を蓄熱タンク9内に導入する。
き、かつ、バイパス水路10bを閉じた状態を示してお
り、図5は冷却水流入路112を閉じ、かつ、バイパス
水路10bを開いた状態を示しており、図6は冷却水流
入路112バイパス水路10bを開いた状態を示してい
る。また、図7は、図4に示された制御弁11の作動状
態を示す作動図表である。
形態によれば、エンジン3の暖機運転時に、蓄熱タンク
9内に貯蔵された高温の冷却水をエンジン3内に循環さ
せるので、暖機運転が促進される。延いては、排気ガス
とともに排出される有害物質の低減および燃費の向上を
より図ることができる。
ク9から流出する冷却水温度が所定温度(60℃)未満
まで低下したときに、蓄熱タンク9内に貯蔵された高温
の冷却水が全て流出したものとみなして、冷却水流入路
112を閉じ、かつ、バイパス水路10bを開くので、
エンジン3から流出する冷却水のうちエンジン3始動直
後の低温の冷却水を、蓄熱タンク9内に一旦、貯蔵する
ことができる。したがって、エンジン3始動直後の低温
の冷却水がエンジン3内を循環することを防止すること
ができるので、より一層暖機運転の促進を図ることがで
きる。
後の冷却水温度と、エンジン始動時(t=0)からの時
間との関係を示すグラフであり、破線は蓄熱タンク9を
有していない冷却系装置の場合を示しており、一点鎖線
は従来の技術に係る冷却系装置(蓄熱タンク9有)の場
合を示しており、実線は本実施形態に係る冷却系装置の
場合を示している。そして、図8から明らかなように、
本実施形態に係る冷却系装置によれば、エンジン3始動
直後の低温の冷却水がエンジン3内を循環することを防
止しているので、蓄熱タンク9内の高温の冷却水が全て
流出した後の冷却水温度の低下(A部)が抑制されてい
る。
である。 エンジン排気量:1600cc、蓄熱タンク容量:30
00cc、エンジン内冷却水量:約1500cc、ラジ
エータおよび配管内の冷却水量:約2000cc また、本実施形態によれば、蓄熱タンク9の開口部94
が重力方向下方側に形成されているので、開口部94が
重力方向上方側に形成されている蓄熱タンクに比べて、
高温の冷却水が溜まっている重力方向上方側の蓄熱タン
ク9内の部位と開口部94との距離が大きくなる。つま
り、蓄熱タンク9に蓄えられた熱が放熱し易い開口部9
4と高温の冷却水が溜まっている部位との距離が大きく
なり、蓄熱タンク9の保温能力を向上を図ることができ
る。
蓄熱タンク9の保温能力を向上させて暖機運転の促進を
十分に図ることができる。ところで、上述実施形態で
は、エンジン3が停止時には冷却水流入路112(タン
クヒータ水路10a)を閉じていたが、エンジン3が停
止時には冷却水流入路112を開き、バイパス水路10
bを閉じてもよい。
0、190にエンジン3が稼動中か否かを判定する判定
ステップを設けていたが、エンジン3が停止時には冷却
水流入路112(タンクヒータ水路10a)を閉じると
いうサブルーチンを所定時間毎(例えば、3秒毎)に割
り込ませる割り込み制御を行ってもよい。また、本発明
は 前述の如く、エンジン3の暖機運転時に蓄熱タンク
9から流出する冷却水温度が60℃を越えているとき
は、冷却水流入路112(タンクヒータ水路10a)を
開き、エンジン3の暖機運転時に蓄熱タンク9から流出
する冷却水温度が60℃以下のときは、冷却水流入路1
12(タンクヒータ水路10a)を閉じるものであるか
ら、図9〜図12に示される冷却水回路に対しても適用
することができる。
に吸入される空気と冷却水との間で熱交換を行う吸気熱
交換器であり、この吸気熱交換器9は、吸入空気の脈動
を取り除くサージタンク10内に配設されている。23
はエンジン3から流出した冷却水とオートマチックトラ
ンスミッション(車両自動変速機)のミッションオイル
との間で熱交換を行うA/T熱交換器であり、24はエ
ンジン1から流出した冷却水とエンジンオイルとの間で
熱交換を行うE/O熱交換器である。また、25はエン
ジン3の負荷(エンジン3の吸入負圧)に応じて冷却水
回路を切り換える負荷応答弁である。
16を廃止した場合には、エンジン3の暖機運転が終了
するまで、電磁弁15を開くとともに送風機13を停止
するように制御してもよい。また、上述の実施形態で
は、ステップ140(図4参照)の判定条件として冷却
水温度TW =60℃としたが、60℃に限定されるもの
ではなく、エンジンの大きさ、蓄熱タンクの容量、およ
びエンジン始動直後、吸入空気の混合比が濃い状態から
通常状態に移行する際のシリンダ温度または冷却水温度
等を考慮して適宜決定されるものである。
ンの冷却回路を示す図である。
を示すグラフである。
ある。
プ、5…ラジエータ、9…蓄熱タンク、10a…タンク
ヒータ水路(タンク水路)、10b…バイパス水路、1
1…制御弁、12…ヒータコア。
Claims (4)
- 【請求項1】 水冷式内燃機関(3)の冷却水をポンプ
(4)にて循環するように構成した車両用内燃機関の冷
却系装置において、 前記水冷式内燃機関(3)から流出した冷却水を保温貯
蔵し、重力方向下方側に冷却水が流出入する開口部(9
4)を有する蓄熱タンク(9)と、 前記水冷式内燃機関(3)から流出した冷却水を前記蓄
熱タンク(9)を経て前記水冷式内燃機関(3)に還流
させるタンク水路(10a)とを有し、 前記水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に前記蓄熱タン
ク(9)から流出する冷却水温度が所定温度を越えてい
るときは、前記タンク水路(10a)を開き、 前記水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に前記蓄熱タン
ク(9)から流出する冷却水温度が前記所定温度以下の
ときは、前記タンク水路(10a)を閉じることを特徴
とする車両用内燃機関の冷却系装置。 - 【請求項2】 前記蓄熱タンク(9)の冷却水下流側に
配設され、冷却水温度を検出する温度検出手段(17)
と、 前記タンク水路(10a)の連通状態を制御する制御バ
ルブ(11)とを有しており、 前記水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に前記温度検出
手段(17)によって検出される冷却水温度が前記所定
温度を越えているときは、前記制御バルブ(11)を開
き、 前記水冷式内燃機関(3)の暖機運転時に前記温度検出
手段(17)によって検出される冷却水温度が前記所定
温度以下のときは、前記制御バルブ(11)を閉じるこ
とを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関の冷却
系装置。 - 【請求項3】 前記蓄熱タンク(9)を迂回するバイパ
ス水路(10b)が前記タンク水路(10a)接続して
おり、 前記温度検出手段(17)は、前記タンク水路(10
a)と前記バイパス水路(10b)との合流部位(11
7)に配設されていることを特徴とする請求項2に記載
の車両用内燃機関の冷却系装置。 - 【請求項4】 前記タンク水路(10a)のうち前記蓄
熱タンク(9)の冷却水下流側に配設され、空気を加熱
するヒータコア(12)と、 前記ヒータコア(12)の空気上流側に配設され、車室
内に吹き出す空気を送風する送風機(13)とを有し、 前記水冷式内燃機関(3)の暖機運転時には前記送風機
(13)を停止することを特徴とする請求項1ないし3
のいずれか1つに記載の車両用内燃機関の冷却系装置。
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