JPH1069751A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JPH1069751A JPH1069751A JP24256396A JP24256396A JPH1069751A JP H1069751 A JPH1069751 A JP H1069751A JP 24256396 A JP24256396 A JP 24256396A JP 24256396 A JP24256396 A JP 24256396A JP H1069751 A JPH1069751 A JP H1069751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- erroneous erasure
- erasure prevention
- disk
- prevention member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 57
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 5
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 abstract 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 両面を使用するディスクカートリッジの誤消
去防止機構において、2個の同一形状の誤消去防止部材
を用いて組み立てでの不良をなくし、容易に組み立てら
れ、またどちらの誤消去防止部材がディスクのどの面に
対応するかを直感的に判別できるようにすることで、安
価で使いやすいディスクカートリッジとする。 【解決手段】 ケースの上下面それぞれに対応する2個
の誤消去防止部材9,9を移動可能に備え、該誤消去防
止部材9が同一形状であり、互いに上下逆向きに収容さ
れる誤消去防止部材収容部30,31が、ケース内で一
方のケースから突出した仕切壁32,33で区切られて
おり、前記誤消去防止部材9の移動位置を決めるストッ
パ34,35を前記仕切壁32,33を設けた側のケー
スに設けて構成されていることで、2個の同一形状の誤
消去防止部材を用いて組み立てでの不良をなくし、容易
に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部材がディス
クのどの面に対応するかを直感的に判別できるようにす
ることができる。
去防止機構において、2個の同一形状の誤消去防止部材
を用いて組み立てでの不良をなくし、容易に組み立てら
れ、またどちらの誤消去防止部材がディスクのどの面に
対応するかを直感的に判別できるようにすることで、安
価で使いやすいディスクカートリッジとする。 【解決手段】 ケースの上下面それぞれに対応する2個
の誤消去防止部材9,9を移動可能に備え、該誤消去防
止部材9が同一形状であり、互いに上下逆向きに収容さ
れる誤消去防止部材収容部30,31が、ケース内で一
方のケースから突出した仕切壁32,33で区切られて
おり、前記誤消去防止部材9の移動位置を決めるストッ
パ34,35を前記仕切壁32,33を設けた側のケー
スに設けて構成されていることで、2個の同一形状の誤
消去防止部材を用いて組み立てでの不良をなくし、容易
に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部材がディス
クのどの面に対応するかを直感的に判別できるようにす
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状媒体、
特に両面に記録・再生可能な光ディスク、光磁気ディス
クなどをケース内に回転可能に収納したディスクカート
リッジに関するものである。
特に両面に記録・再生可能な光ディスク、光磁気ディス
クなどをケース内に回転可能に収納したディスクカート
リッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報媒体、例えば磁気ディス
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、上下ケースに収納されたディスクカートリッジと
して用いられ、記録可能な媒体を収納した場合には記録
可能・不可能を選択的に使用者が選べるように誤消去防
止部材が移動可能に取り付けられており、また、記録可
能・不可能の検出は光の透過有無や機械的にスイッチの
オンオフで検出するなどの方法が知られている。ところ
が、ディスクカートリッジにおいて両面に記録再生可能
な場合、それぞれ独立した誤消去防止部材を配置する必
要があり、たとえば実公昭61−41189号では誤消
去防止部材の操作孔を側面に配置して上下に凸部を設け
た誤消去防止機構を2個設けたものが提案されている。
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、上下ケースに収納されたディスクカートリッジと
して用いられ、記録可能な媒体を収納した場合には記録
可能・不可能を選択的に使用者が選べるように誤消去防
止部材が移動可能に取り付けられており、また、記録可
能・不可能の検出は光の透過有無や機械的にスイッチの
オンオフで検出するなどの方法が知られている。ところ
が、ディスクカートリッジにおいて両面に記録再生可能
な場合、それぞれ独立した誤消去防止部材を配置する必
要があり、たとえば実公昭61−41189号では誤消
去防止部材の操作孔を側面に配置して上下に凸部を設け
た誤消去防止機構を2個設けたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
2個の誤消去防止機構を設けた場合、2個の誤消去防止
部材のどちらにディスクの表裏面のどの面が対応してい
るのかがそのままでは不明であり、別の識別手段が必要
となるほか、組み立ては、片側のケースに部品を組み込
み、最後に反対側のケースをかぶせるが、この形状で
は、誤消去防止部材とかぶせるケースが干渉して組立性
が非常に悪いなど問題があった。本発明は、これら従来
の欠点を排除しようとするもので、両面を使用するディ
スクカートリッジの誤消去防止機構において、2個の同
一形状の誤消去防止部材を用いて組み立てでの不良をな
くし、容易に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部
材がディスクのどの面に対応するかを直感的に判別でき
るようにすることで、安価で使いやすいディスクカート
リッジを提供するものである。
2個の誤消去防止機構を設けた場合、2個の誤消去防止
部材のどちらにディスクの表裏面のどの面が対応してい
るのかがそのままでは不明であり、別の識別手段が必要
となるほか、組み立ては、片側のケースに部品を組み込
み、最後に反対側のケースをかぶせるが、この形状で
は、誤消去防止部材とかぶせるケースが干渉して組立性
が非常に悪いなど問題があった。本発明は、これら従来
の欠点を排除しようとするもので、両面を使用するディ
スクカートリッジの誤消去防止機構において、2個の同
一形状の誤消去防止部材を用いて組み立てでの不良をな
くし、容易に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部
材がディスクのどの面に対応するかを直感的に判別でき
るようにすることで、安価で使いやすいディスクカート
リッジを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生用ヘ
ッドまたは駆動軸などを挿入しうる開口部を有する両面
の形状がほぼ等しい上下ケースからなるケースの内部に
両面記録・再生可能なディスク状媒体を回転自在に収納
すると共に、ケースの上下面それぞれに対応する2個の
誤消去防止部材を移動可能に備えたディスクカートリッ
ジにおいて、該誤消去防止部材が同一形状であり、互い
に上下逆向きに収容される誤消去防止部材収容部が、ケ
ース内で一方のケースから突出した仕切壁で区切られて
おり、前記誤消去防止部材の移動位置を決めるストッパ
を前記仕切壁を設けた側のケースに設けて構成されてい
るものである。
ッドまたは駆動軸などを挿入しうる開口部を有する両面
の形状がほぼ等しい上下ケースからなるケースの内部に
両面記録・再生可能なディスク状媒体を回転自在に収納
すると共に、ケースの上下面それぞれに対応する2個の
誤消去防止部材を移動可能に備えたディスクカートリッ
ジにおいて、該誤消去防止部材が同一形状であり、互い
に上下逆向きに収容される誤消去防止部材収容部が、ケ
ース内で一方のケースから突出した仕切壁で区切られて
おり、前記誤消去防止部材の移動位置を決めるストッパ
を前記仕切壁を設けた側のケースに設けて構成されてい
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では、内部に両
面記録再生可能なディスク状媒体を回転可能に収納した
ケース内部に移動可能に設けられた上下面のそれぞれに
対応する2個の誤消去防止部材を備えたディスクカート
リッジにおいて、前記2個の誤消去防止部材は、同一形
状であり、互いに上下逆向きに前記ケースの誤消去防止
部材収容部に収容され、その収容部は片方のケースから
突出した壁で区切られており、前記誤消去防止部材の移
動位置を決めるストッパは、誤消去防止部材の移動方向
の両端にそれぞれ前記仕切壁が設けられている側のケー
スに設けられていることにより、使用者が手にしたとき
に上の面で操作できるのが片方の誤消去防止部材だけで
あるので誤操作を防止することができる。また、組立工
程では下ケースに両方の誤消去防止部材の収容する箇所
を設けてあるので、下ケースに他の部品を含めてすべて
の部品を組み込む。また、誤消去防止部材は2個とも同
一形状で、互いに上下逆にして組み込むが、誤消去防止
部材の記録可能位置と不可能位置の位置決めは下ケース
に両方とも設けておき、それと当接する誤消去防止部材
の当接部があるので、組み立てでの不良をなくし、容易
に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部材がディス
クのどの面に対応するかを直感的に判別できるようにす
ることができ取扱い著しく簡便である。
面記録再生可能なディスク状媒体を回転可能に収納した
ケース内部に移動可能に設けられた上下面のそれぞれに
対応する2個の誤消去防止部材を備えたディスクカート
リッジにおいて、前記2個の誤消去防止部材は、同一形
状であり、互いに上下逆向きに前記ケースの誤消去防止
部材収容部に収容され、その収容部は片方のケースから
突出した壁で区切られており、前記誤消去防止部材の移
動位置を決めるストッパは、誤消去防止部材の移動方向
の両端にそれぞれ前記仕切壁が設けられている側のケー
スに設けられていることにより、使用者が手にしたとき
に上の面で操作できるのが片方の誤消去防止部材だけで
あるので誤操作を防止することができる。また、組立工
程では下ケースに両方の誤消去防止部材の収容する箇所
を設けてあるので、下ケースに他の部品を含めてすべて
の部品を組み込む。また、誤消去防止部材は2個とも同
一形状で、互いに上下逆にして組み込むが、誤消去防止
部材の記録可能位置と不可能位置の位置決めは下ケース
に両方とも設けておき、それと当接する誤消去防止部材
の当接部があるので、組み立てでの不良をなくし、容易
に組み立てられ、またどちらの誤消去防止部材がディス
クのどの面に対応するかを直感的に判別できるようにす
ることができ取扱い著しく簡便である。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3の両面使用可
能の光ディスクを収納するディスクカートリッジの例で
説明すると、表面形状がほぼ等しい上ケース1と下ケー
ス2とからなるケースの内部に、情報媒体のディスク状
媒体10を回転自在に収納し、駆動軸挿入孔11,21
とヘッド挿入孔12,22などの開口を形成したケース
に、該開口3を開閉するためのシャッタ4をケースの外
面より一段低いシャッタ摺動領域5に摺動自在に備えた
カートリッジであって、前記シャッタ4を上板41と下
板42と、この両上下板41,42を連結する連結板4
3とから断面略コ字状に構成し、該シャッタ4に摺動案
内用のスライダ6と、シャッタ4の閉じ方向に付勢する
弾性部材7とを備えたディスクカートリッジにおいて、
ケースの上下面それぞれに対応する2個の誤消去防止部
材9,9を移動可能に備え、該誤消去防止部材9が同一
形状であり、互いに上下逆向きに収容される誤消去防止
部材収容部30,31が、ケース内で一方のケースから
突出した仕切壁32,33で区切られており、前記誤消
去防止部材9の移動位置を決めるストッパ34,35を
移動方向の両端、即ち前記仕切壁32,33を設けた側
の下ケース2に設けて構成されている。
能の光ディスクを収納するディスクカートリッジの例で
説明すると、表面形状がほぼ等しい上ケース1と下ケー
ス2とからなるケースの内部に、情報媒体のディスク状
媒体10を回転自在に収納し、駆動軸挿入孔11,21
とヘッド挿入孔12,22などの開口を形成したケース
に、該開口3を開閉するためのシャッタ4をケースの外
面より一段低いシャッタ摺動領域5に摺動自在に備えた
カートリッジであって、前記シャッタ4を上板41と下
板42と、この両上下板41,42を連結する連結板4
3とから断面略コ字状に構成し、該シャッタ4に摺動案
内用のスライダ6と、シャッタ4の閉じ方向に付勢する
弾性部材7とを備えたディスクカートリッジにおいて、
ケースの上下面それぞれに対応する2個の誤消去防止部
材9,9を移動可能に備え、該誤消去防止部材9が同一
形状であり、互いに上下逆向きに収容される誤消去防止
部材収容部30,31が、ケース内で一方のケースから
突出した仕切壁32,33で区切られており、前記誤消
去防止部材9の移動位置を決めるストッパ34,35を
移動方向の両端、即ち前記仕切壁32,33を設けた側
の下ケース2に設けて構成されている。
【0007】前記誤消去防止部材9には、前記ストッパ
35と当接する当接部36を一対突設し、さらに指を掛
ける操作部37をケース表面上に設けると共に、誤消去
防止の識別検出部38を前記操作部37とは反対側の面
に設けられている。なお、前記操作部36にある側には
ペン先などを差し込める操作孔371 を必要に応じて設
けることができる。またストッパ34はL字形突壁とし
て仕切壁と平行な一方の面を弾性アーム91 のガイド面
として異常変形を防止するのがよく、必要に応じストッ
パ34,35をパーティング面より高く延設することも
できる。なお、前記識別検出部38と、そのガイド孔2
8のクリアランスを小さくしておけば使用者はこの部分
では誤消去防止部材9の操作ができないので、さらに誤
操作を防止できる形態となる。
35と当接する当接部36を一対突設し、さらに指を掛
ける操作部37をケース表面上に設けると共に、誤消去
防止の識別検出部38を前記操作部37とは反対側の面
に設けられている。なお、前記操作部36にある側には
ペン先などを差し込める操作孔371 を必要に応じて設
けることができる。またストッパ34はL字形突壁とし
て仕切壁と平行な一方の面を弾性アーム91 のガイド面
として異常変形を防止するのがよく、必要に応じストッ
パ34,35をパーティング面より高く延設することも
できる。なお、前記識別検出部38と、そのガイド孔2
8のクリアランスを小さくしておけば使用者はこの部分
では誤消去防止部材9の操作ができないので、さらに誤
操作を防止できる形態となる。
【0008】前記仕切壁32,33は、前記誤消去防止
部材9に弾性アーム91 を介して設けた係止用のロック
部92 記録可能位置および記録不可位置に保持する係止
用凹凸を有している。ディスクへの記録再生面は、記録
再生装置の底面に光ピックアップがあるため使用者がデ
ィスクカートリッジを持った時の下面側となる。そのた
め、2個の誤消去防止部材のうちどちらがディスクのど
の面に対応しているのかの判別が難しくなるが、実施例
のディスクカートリッジでは、使用者が手にしたときに
上の面で操作できるのが片方の誤消去防止部材だけであ
るので誤操作を防止することができる。また、組立工程
では下ケースに両方の誤消去防止部材の収容する箇所を
設けてあるので、下ケースに他の部品を含めてすべての
部品を組み込む。また、誤消去防止部材は2個とも同一
形状で、上下逆にして組み込むが、誤消去防止部材9の
記録可能位置と不可能位置の位置決めは下ケースに両方
とも設けてあるのでそれと当接する誤消去防止部材9の
当接部36は、誤消去防止部材の高さの1/2以上、即
ち誤消去防止部材9の高さAと当接部38の高さBとの
関係がB>1/2Aに設定してストッパ34に当接する
ようにすることにより、上下の向きに関係なく当接可能
となる。さらに、上ケース1は誤消去防止部材9と干渉
しないように下ケース2よりも後退させた壁を設ける
か、または壁を配置しないのがよい。
部材9に弾性アーム91 を介して設けた係止用のロック
部92 記録可能位置および記録不可位置に保持する係止
用凹凸を有している。ディスクへの記録再生面は、記録
再生装置の底面に光ピックアップがあるため使用者がデ
ィスクカートリッジを持った時の下面側となる。そのた
め、2個の誤消去防止部材のうちどちらがディスクのど
の面に対応しているのかの判別が難しくなるが、実施例
のディスクカートリッジでは、使用者が手にしたときに
上の面で操作できるのが片方の誤消去防止部材だけであ
るので誤操作を防止することができる。また、組立工程
では下ケースに両方の誤消去防止部材の収容する箇所を
設けてあるので、下ケースに他の部品を含めてすべての
部品を組み込む。また、誤消去防止部材は2個とも同一
形状で、上下逆にして組み込むが、誤消去防止部材9の
記録可能位置と不可能位置の位置決めは下ケースに両方
とも設けてあるのでそれと当接する誤消去防止部材9の
当接部36は、誤消去防止部材の高さの1/2以上、即
ち誤消去防止部材9の高さAと当接部38の高さBとの
関係がB>1/2Aに設定してストッパ34に当接する
ようにすることにより、上下の向きに関係なく当接可能
となる。さらに、上ケース1は誤消去防止部材9と干渉
しないように下ケース2よりも後退させた壁を設ける
か、または壁を配置しないのがよい。
【0009】この場合、前記ケースの前記シャッタ4が
摺動する一段低いシャッタ摺動領域5は、ガイド3を融
着や接着などの固着手段で備えてシャッタ上下板の自由
端の押えとし、上下ケース1,2の前面側端部を跨いで
摺動するシャッタに設けたスライダ6は、例えばスライ
ダ6のガイド状の凸条とケース内面のガイド溝8とでシ
ャッタ4が閉じた状態から開いた状態まで摺動の案内を
する。なお、前記シャッタ4はポリアセタール樹脂など
を用いて射出成形して断面略コの字状に形成する。樹脂
を用いると金属(例えばステンレスや表面処理したアル
ミニウム)に比べ、安価であることや軽量であること、
さらに、複雑な形状でも比較的容易に作れる利点があ
る。
摺動する一段低いシャッタ摺動領域5は、ガイド3を融
着や接着などの固着手段で備えてシャッタ上下板の自由
端の押えとし、上下ケース1,2の前面側端部を跨いで
摺動するシャッタに設けたスライダ6は、例えばスライ
ダ6のガイド状の凸条とケース内面のガイド溝8とでシ
ャッタ4が閉じた状態から開いた状態まで摺動の案内を
する。なお、前記シャッタ4はポリアセタール樹脂など
を用いて射出成形して断面略コの字状に形成する。樹脂
を用いると金属(例えばステンレスや表面処理したアル
ミニウム)に比べ、安価であることや軽量であること、
さらに、複雑な形状でも比較的容易に作れる利点があ
る。
【0010】なお、前記弾性部材7は、トーションスプ
リングを用いてあるがコイルスプリングにすることもで
きる。さらに上ケース1及び下ケース2には前記誤消去
防止部材9に設けた操作部37と識別検出部38を案内
するガイド孔27,28をそれぞれ形成して、該ガイド
孔27,28に操作部27及び識別検出部38を摺動自
在に嵌挿するのがよい。また、前記当接部36は誤消去
防止部材9に設けるときには間隔巾はガイド孔28の巾
より大きくすることが配慮され、さらに、該当接部36
を誤消去防止部材9に設けないでケース側の側壁面に突
設してもよい。
リングを用いてあるがコイルスプリングにすることもで
きる。さらに上ケース1及び下ケース2には前記誤消去
防止部材9に設けた操作部37と識別検出部38を案内
するガイド孔27,28をそれぞれ形成して、該ガイド
孔27,28に操作部27及び識別検出部38を摺動自
在に嵌挿するのがよい。また、前記当接部36は誤消去
防止部材9に設けるときには間隔巾はガイド孔28の巾
より大きくすることが配慮され、さらに、該当接部36
を誤消去防止部材9に設けないでケース側の側壁面に突
設してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、記録再生用ヘッドまたは駆動
軸などを挿入しうる開口部を有する両面の形状がほぼ等
しい上下ケースからなるケースの内部に両面記録・再生
可能なディスク状媒体を回転自在に収納すると共に、ケ
ースの上下面それぞれに対応する2個の誤消去防止部材
を移動可能に備えたディスクカートリッジにおいて、該
誤消去防止部材が同一形状であり、互いに上下逆向きに
収容される誤消去防止部材収容部が、ケース内で一方の
ケースから突出した仕切壁で区切られており、前記誤消
去防止部材の移動位置を決めるストッパを前記仕切壁を
設けた側のケースに設けて構成されていることにより、
両面を使用するディスクカートリッジの誤消去防止機構
において、2個の同一形状の誤消去防止部材を用いて組
み立てでの不良をなくし、容易に組み立てられ、またど
ちらの誤消去防止部材がディスクのどの面に対応するか
を直感的に判別できるようにすることができ、取扱いき
わめて簡便であり、2個の誤消去防止部材は同一形状で
あり上下ケースも内外面共通しているので、ディスクカ
ートリッジを効率よく生産できる成形金型で製作も容易
・安価であるなどの実用上の効果がある。
軸などを挿入しうる開口部を有する両面の形状がほぼ等
しい上下ケースからなるケースの内部に両面記録・再生
可能なディスク状媒体を回転自在に収納すると共に、ケ
ースの上下面それぞれに対応する2個の誤消去防止部材
を移動可能に備えたディスクカートリッジにおいて、該
誤消去防止部材が同一形状であり、互いに上下逆向きに
収容される誤消去防止部材収容部が、ケース内で一方の
ケースから突出した仕切壁で区切られており、前記誤消
去防止部材の移動位置を決めるストッパを前記仕切壁を
設けた側のケースに設けて構成されていることにより、
両面を使用するディスクカートリッジの誤消去防止機構
において、2個の同一形状の誤消去防止部材を用いて組
み立てでの不良をなくし、容易に組み立てられ、またど
ちらの誤消去防止部材がディスクのどの面に対応するか
を直感的に判別できるようにすることができ、取扱いき
わめて簡便であり、2個の誤消去防止部材は同一形状で
あり上下ケースも内外面共通しているので、ディスクカ
ートリッジを効率よく生産できる成形金型で製作も容易
・安価であるなどの実用上の効果がある。
【図1】本発明の実施例の分離状態の斜視図である。
【図2】図1の例の誤消去防止部材の組込時の詳細図
で、(a)はそのディスクの裏面に対応する部分拡大斜
視図、(b)はディスクの表面に対応する部分拡大斜視
図である。
で、(a)はそのディスクの裏面に対応する部分拡大斜
視図、(b)はディスクの表面に対応する部分拡大斜視
図である。
【図3】本発明で用いられる誤消去防止部材の拡大斜視
図で、(a)はその操作部側を上にした状態の斜視図、
(b)は識別検出部を上にした状態の斜視図である。
図で、(a)はその操作部側を上にした状態の斜視図、
(b)は識別検出部を上にした状態の斜視図である。
1 上ケース 2 下ケース 3 ガイド 4 シャッタ 5 シャッタ摺動領域 6 スライダ 7 弾性部材 9 誤消去防止部材 91 弾性アーム 92 ロック部 93 係止凹凸部 10 ディスク 11,21 駆動軸挿入孔 12,22 ヘッド挿入孔 27,28 ガイド孔 30,31 誤消去防止部材収容部 32,33 仕切壁 34,35 ストッパ 36 当接部 37 操作部 38 識別検出部 41 上板 42 下板 43 連結板
Claims (4)
- 【請求項1】 記録再生用ヘッドまたは駆動軸などを挿
入しうる開口部を有する両面の形状がほぼ等しい上下ケ
ースからなるケースの内部に両面記録・再生可能なディ
スク状媒体を回転自在に収納すると共に、ケースの上下
面それぞれに対応する2個の誤消去防止部材を移動可能
に備えたディスクカートリッジにおいて、該誤消去防止
部材が同一形状であり、互いに上下逆向きに収容される
誤消去防止部材収容部が、ケース内で一方のケースから
突出した仕切壁で区切られており、前記誤消去防止部材
の移動位置を決めるストッパを前記仕切壁を設けた側の
ケースに設けて構成されていることを特徴とするディス
クカートリッジ。 - 【請求項2】 前記誤消去防止部材が、前記ストッパと
当接する当接部を突設した請求項1記載のディスクカー
トリッジ。 - 【請求項3】 前記誤消去防止部材が、その操作部をケ
ース表面上に設けると共に誤消去防止の検出部を前記操
作部とは反対側の面に設けられている請求項1または2
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 前記仕切壁が、前記誤消去防止部材に設
けた係止用のロック部を保持する記録可能位置および記
録不可位置の係止凹凸を有している請求項1,2または
3記載のディスクカートリッジ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24256396A JPH1069751A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | ディスクカートリッジ |
| US08/909,897 US6094326A (en) | 1996-08-20 | 1997-08-12 | Disc cartridge with improved shutter mechanism |
| KR1019970039382A KR100292730B1 (ko) | 1996-08-20 | 1997-08-19 | 디스크카트리지 |
| CNB971214085A CN1135554C (zh) | 1996-08-20 | 1997-08-20 | 盒式盘 |
| EP97306327A EP0825604A1 (en) | 1996-08-20 | 1997-08-20 | Disc cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24256396A JPH1069751A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1069751A true JPH1069751A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=17090954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24256396A Pending JPH1069751A (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-27 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1069751A (ja) |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP24256396A patent/JPH1069751A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100275351B1 (ko) | 오기록 방지 장치를 구비한 디스크 카트릿지 | |
| JPH0457267A (ja) | ディスクカートリッジ | |
| US6125011A (en) | Disc cartridge with particular cover configuration | |
| JP2000067547A (ja) | ディスクカートリッジ | |
| US6370108B1 (en) | Disc cartridge | |
| JPH1069751A (ja) | ディスクカートリッジ | |
| KR100362369B1 (ko) | 디스크카트리지어댑터및그구동장치 | |
| JP3024174B2 (ja) | ディスクカートリッジ装着装置 | |
| JP2712813B2 (ja) | 光ディスク用カートリッジ | |
| JP2666748B2 (ja) | 記録媒体収納装置 | |
| JPH0514390Y2 (ja) | ||
| JP3000753B2 (ja) | ディスクカートリッジの誤記録防止機構 | |
| JP3309456B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JPH0516697Y2 (ja) | ||
| JP2671887B2 (ja) | ディスクジャケット | |
| JP2808659B2 (ja) | 記録媒体収納体の誤記録防止機構 | |
| JP2669414B2 (ja) | ディスクジャケット | |
| JPH06101177B2 (ja) | デイスクカ−トリツジの蓋開閉装置 | |
| JP3169122B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JP2722814B2 (ja) | 光ディスク用カートリッジ | |
| JP4784615B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JP3257557B2 (ja) | 記録及び/又は再生装置 | |
| JPH10334629A (ja) | ディスクカートリッジ及びディスク記憶装置 | |
| JP2509577Y2 (ja) | ディスクカ―トリッジの書込禁止機構の構造 | |
| JPH03224182A (ja) | ディスクカートリッジ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031007 |