JPH106895A - 表 皮 - Google Patents
表 皮Info
- Publication number
- JPH106895A JPH106895A JP8181552A JP18155296A JPH106895A JP H106895 A JPH106895 A JP H106895A JP 8181552 A JP8181552 A JP 8181552A JP 18155296 A JP18155296 A JP 18155296A JP H106895 A JPH106895 A JP H106895A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本革のような高級感を出すことができ、しか
も白化や皺の発生を防止することができる表皮を提供す
る。 【解決手段】 表皮1を、表面2aに絞が形成される表
層部2と、この表層部2の裏面2bに一体に設けられた
フォーム部3とから構成する。表層部2およびフォーム
部3はオレフィン系熱可塑性エラストマによって形成す
る。
も白化や皺の発生を防止することができる表皮を提供す
る。 【解決手段】 表皮1を、表面2aに絞が形成される表
層部2と、この表層部2の裏面2bに一体に設けられた
フォーム部3とから構成する。表層部2およびフォーム
部3はオレフィン系熱可塑性エラストマによって形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメン
トパネル、ドアトリムのような自動車の内装部品等に用
いるのに好適な表皮に関する。
トパネル、ドアトリムのような自動車の内装部品等に用
いるのに好適な表皮に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表皮は、ポリ塩化ビニル
(PVC)によって形成されており、PVCを例えばパ
ウダースラッシュ成形法で成形することによって製造さ
れていた。
(PVC)によって形成されており、PVCを例えばパ
ウダースラッシュ成形法で成形することによって製造さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パウダースラッシュ成
形法は、現在あつ表皮加工方法の中では転写性、質感共
に最も優れた加工方法の一つではあるが、PCVを材料
として用いた場合には、未だ十分に満足する転写性が得
られない。このため、PVCからなる表皮は、金型に形
成された微細な絞が転写されず、本革の高級感を出すこ
とが困難であった。
形法は、現在あつ表皮加工方法の中では転写性、質感共
に最も優れた加工方法の一つではあるが、PCVを材料
として用いた場合には、未だ十分に満足する転写性が得
られない。このため、PVCからなる表皮は、金型に形
成された微細な絞が転写されず、本革の高級感を出すこ
とが困難であった。
【0004】そこで、この出願の発明者は、転写性に優
れるという観点からオレフィン系熱可塑性エラストマ
(以下、TPOということもある。)を用いて表皮を形
成することに思い至った。ところが、TPOからなる表
皮は、折り曲げられるとそこに微細なクラックが発生し
易い。この結果、表皮の表面に白化、あるいは皺が発生
するという問題があった。
れるという観点からオレフィン系熱可塑性エラストマ
(以下、TPOということもある。)を用いて表皮を形
成することに思い至った。ところが、TPOからなる表
皮は、折り曲げられるとそこに微細なクラックが発生し
易い。この結果、表皮の表面に白化、あるいは皺が発生
するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の事情
を考慮してなされたもので、請求項1に係る発明は、オ
レフィン系熱可塑性エラストマからなる表層部と、この
表層部の裏面に一体的に設けられたフォーム部とを備え
ていることを特徴としている。この場合、上記フォーム
部は、オレフィン系熱可塑性エラストマの発泡体によっ
て形成するのが望ましい。また、上記表層部と上記フォ
ーム部とを同時に成形することによって一体化するのが
望ましい。表層部とフォーム部とを同時に成形する場合
には、加熱された金型にオレフィン系熱可塑性エラスト
マの粉末を付着溶融させて層状にし、この層状をなす溶
融部に発泡剤を含むオレフィン系熱可塑性エラストマの
粉末を付着させて溶融および発泡させた後固化させるこ
とにより、上記表層部と上記フォーム部とを同時に成形
するのが望ましい。
を考慮してなされたもので、請求項1に係る発明は、オ
レフィン系熱可塑性エラストマからなる表層部と、この
表層部の裏面に一体的に設けられたフォーム部とを備え
ていることを特徴としている。この場合、上記フォーム
部は、オレフィン系熱可塑性エラストマの発泡体によっ
て形成するのが望ましい。また、上記表層部と上記フォ
ーム部とを同時に成形することによって一体化するのが
望ましい。表層部とフォーム部とを同時に成形する場合
には、加熱された金型にオレフィン系熱可塑性エラスト
マの粉末を付着溶融させて層状にし、この層状をなす溶
融部に発泡剤を含むオレフィン系熱可塑性エラストマの
粉末を付着させて溶融および発泡させた後固化させるこ
とにより、上記表層部と上記フォーム部とを同時に成形
するのが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図3を参照して説明する。図1は、この発明
に係る表皮1の拡大断面図であり、表皮1は表層部2と
フォーム部3をから構成されている。表層部2は、TP
Oを成形してなるものであり、その表面2aには、金型
の表面が転写されることによって絞(図示せず)が形成
されている。一方、フォーム部3は、発泡剤が混入した
TPOを発泡(発泡部を符号4aで示す。)させてなる
ものであり、表層部2の裏面2bに一体的に結合されて
いる。表層部2とフォーム部3との結合は、例えば接着
することによって行うことも可能であるが、表層部2と
フォーム部3とを、例えばスラッシュ成形法等を用いて
同時に成形することによって一体化するのがよい。その
ようにすれば、接着の手間を省くことができるからであ
る。
いて図1〜図3を参照して説明する。図1は、この発明
に係る表皮1の拡大断面図であり、表皮1は表層部2と
フォーム部3をから構成されている。表層部2は、TP
Oを成形してなるものであり、その表面2aには、金型
の表面が転写されることによって絞(図示せず)が形成
されている。一方、フォーム部3は、発泡剤が混入した
TPOを発泡(発泡部を符号4aで示す。)させてなる
ものであり、表層部2の裏面2bに一体的に結合されて
いる。表層部2とフォーム部3との結合は、例えば接着
することによって行うことも可能であるが、表層部2と
フォーム部3とを、例えばスラッシュ成形法等を用いて
同時に成形することによって一体化するのがよい。その
ようにすれば、接着の手間を省くことができるからであ
る。
【0007】上記構成の表皮1においては、表皮1の表
面となる表層部2が転写性のよいTPOで構成されてい
るので、表面に絞が明瞭かつ奇麗に形成される。したが
って、本革に近い高級感を出すことができる。
面となる表層部2が転写性のよいTPOで構成されてい
るので、表面に絞が明瞭かつ奇麗に形成される。したが
って、本革に近い高級感を出すことができる。
【0008】また、表皮1が表層部2とフォーム部3と
の2層構造になっているので、表層部2のみからなる場
合に比して全体の厚さが厚くなる。したがって、表皮1
を図2に示すように折り曲げた場合には、表層部2単体
からなる表皮を折り曲げた場合に比して、折り曲げ部分
の表層部2の曲率半径が大きくなる。しかも、実際に
は、折り曲げ部分におけるフォーム部3が想像線で示す
ように厚さが薄くなるように弾性変形するので、表層部
2の曲率半径がさらに大きくなる。したがって、表層部
2の表面に微細なクラックが発生するのを防止すること
ができる。また、表層部2にフォーム部3側へ向かう力
が作用した場合には、フォーム部3が弾性変形すること
によって力が分散される。したがって、この場合にも表
層部2に微細なクラックが発生するのを防止することが
できる。よって、表層部2の表面、つまり表皮1の表面
に白化や皺が発生するのを防止することができる。
の2層構造になっているので、表層部2のみからなる場
合に比して全体の厚さが厚くなる。したがって、表皮1
を図2に示すように折り曲げた場合には、表層部2単体
からなる表皮を折り曲げた場合に比して、折り曲げ部分
の表層部2の曲率半径が大きくなる。しかも、実際に
は、折り曲げ部分におけるフォーム部3が想像線で示す
ように厚さが薄くなるように弾性変形するので、表層部
2の曲率半径がさらに大きくなる。したがって、表層部
2の表面に微細なクラックが発生するのを防止すること
ができる。また、表層部2にフォーム部3側へ向かう力
が作用した場合には、フォーム部3が弾性変形すること
によって力が分散される。したがって、この場合にも表
層部2に微細なクラックが発生するのを防止することが
できる。よって、表層部2の表面、つまり表皮1の表面
に白化や皺が発生するのを防止することができる。
【0009】上記構成の表皮1は、各種の成形法によっ
て製造することができるが、絞の転写性が優れている点
においてスラッシュ成形法を用いるのが望ましい。そこ
で、表皮1をスラッシュ成形する場合について説明す
る。図3において符号4はスラッシュ成形用の金型であ
り、この金型4は全体が凹状をなしている。そして、そ
の内面が成形面4aになっている。勿論、成形面4aに
は転写すべき絞が形成されている。
て製造することができるが、絞の転写性が優れている点
においてスラッシュ成形法を用いるのが望ましい。そこ
で、表皮1をスラッシュ成形する場合について説明す
る。図3において符号4はスラッシュ成形用の金型であ
り、この金型4は全体が凹状をなしている。そして、そ
の内面が成形面4aになっている。勿論、成形面4aに
は転写すべき絞が形成されている。
【0010】上記金型4を用いて表皮1をスラッシュ成
形する場合には、まず図3(A)に示すように、金型4
を230°〜250°C程度に加熱する。この場合、金
型を下向きにして加熱しているが、上向きにして加熱し
てもよい。
形する場合には、まず図3(A)に示すように、金型4
を230°〜250°C程度に加熱する。この場合、金
型を下向きにして加熱しているが、上向きにして加熱し
てもよい。
【0011】次に、図3(B)に示すように、金型4の
開口部にTPOの粉末5を収容した容器6の開口部を密
着させる。この場合、容器6としては、図示のように、
その開口部が金型4の開口部より若干大きいものを用い
るのが望ましい。その理由は後述する。また、TPOの
粉末5の粒径としては、200μm程度のものを用いる
のが望ましい。その後、金型4と容器6とを密着させた
状態で上下逆になるように適宜角度回動させ、容器6内
のTPOの粉末5を金型4の成形面4aに付着させる。
付着したTPOの粉末5は、加熱された金型4の熱によ
って溶融され、薄い層(膜)状の溶融部7(図3(C)
参照)になる。このとき、溶融部7が均一になるよう
に、上記の回動量を適宜調節して、TPOの粉末6を成
形面4aにほぼ均一に付着させるようにする。
開口部にTPOの粉末5を収容した容器6の開口部を密
着させる。この場合、容器6としては、図示のように、
その開口部が金型4の開口部より若干大きいものを用い
るのが望ましい。その理由は後述する。また、TPOの
粉末5の粒径としては、200μm程度のものを用いる
のが望ましい。その後、金型4と容器6とを密着させた
状態で上下逆になるように適宜角度回動させ、容器6内
のTPOの粉末5を金型4の成形面4aに付着させる。
付着したTPOの粉末5は、加熱された金型4の熱によ
って溶融され、薄い層(膜)状の溶融部7(図3(C)
参照)になる。このとき、溶融部7が均一になるよう
に、上記の回動量を適宜調節して、TPOの粉末6を成
形面4aにほぼ均一に付着させるようにする。
【0012】次に、図3(C)に示すように、金型4を
再び下向きにし、発泡剤(図示せず)が混入したTPO
の粉末5を収容した容器8の開口部を金型4の開口部に
密着させる。この場合、容器8としては容器6と同様に
金型4より大きい開口部を有するものを用い、TPOの
粉末5も同様の粉末を用る。また、発泡剤の混入量は適
宜実験に基づいて定める。そして、金型4と容器8とを
密着させたまま上下逆になるように適宜角度回動させ、
溶融層7に発泡剤が混入したTPOの粉末5を付着させ
る。すると、金型4の熱により、粉末5が溶融されると
ともに、発泡剤が発泡する。これによって、発泡部9が
形成される。なお、金型4の熱だけでは発泡部9を構成
する粉末5が十分に溶融せず、また発泡剤が十分に発泡
しない場合には、図3(D)に示すように、外部から熱
を加えて、溶融および発泡を促進させる。
再び下向きにし、発泡剤(図示せず)が混入したTPO
の粉末5を収容した容器8の開口部を金型4の開口部に
密着させる。この場合、容器8としては容器6と同様に
金型4より大きい開口部を有するものを用い、TPOの
粉末5も同様の粉末を用る。また、発泡剤の混入量は適
宜実験に基づいて定める。そして、金型4と容器8とを
密着させたまま上下逆になるように適宜角度回動させ、
溶融層7に発泡剤が混入したTPOの粉末5を付着させ
る。すると、金型4の熱により、粉末5が溶融されると
ともに、発泡剤が発泡する。これによって、発泡部9が
形成される。なお、金型4の熱だけでは発泡部9を構成
する粉末5が十分に溶融せず、また発泡剤が十分に発泡
しない場合には、図3(D)に示すように、外部から熱
を加えて、溶融および発泡を促進させる。
【0013】次に、図3(E)に示すように、金型4に
冷却水または冷風を吹き付けて溶融層7および発泡層9
を冷却固化させる。その後、金型4から離型させる。こ
れにより、互いに一体的に結合した表層部2およびフォ
ーム部3が得られる。この場合、表層部2およびフォー
ム部3の周縁部に成形不良箇所が発生することがある
が、ここでは容器6,8として金型4より大きい開口部
を有するものを用いているので、それらの周縁部を切り
落とことによって正規の寸法の表皮1が得られるのであ
り、表層部2およびフォーム部3の周縁部を切り落とす
ことにより、それらの周縁部に仮に成形不良箇所があっ
たとしても表皮1に成形不良箇所がそのまま残るのを防
止することができる。これが、金型4より大きい開口部
を有する容器6,8を用いた理由である。
冷却水または冷風を吹き付けて溶融層7および発泡層9
を冷却固化させる。その後、金型4から離型させる。こ
れにより、互いに一体的に結合した表層部2およびフォ
ーム部3が得られる。この場合、表層部2およびフォー
ム部3の周縁部に成形不良箇所が発生することがある
が、ここでは容器6,8として金型4より大きい開口部
を有するものを用いているので、それらの周縁部を切り
落とことによって正規の寸法の表皮1が得られるのであ
り、表層部2およびフォーム部3の周縁部を切り落とす
ことにより、それらの周縁部に仮に成形不良箇所があっ
たとしても表皮1に成形不良箇所がそのまま残るのを防
止することができる。これが、金型4より大きい開口部
を有する容器6,8を用いた理由である。
【0014】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、フォーム部3をオレ
フィン系熱可塑性エラストマで形成しているが、他の材
質で形成してもよい。
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、フォーム部3をオレ
フィン系熱可塑性エラストマで形成しているが、他の材
質で形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、表皮の絞を明瞭かつ奇麗に形成することが
でき、これによって本革のような高級感を出すことがで
き、しかも表皮の表面に白化や皺が発生するのを防止す
ることができるという効果が得られる。請求項2に係る
発明によれば、表皮を構成する表層部とフォーム部とを
同時に成形することができるという効果が得られる。請
求項3に係る発明によれば、表層部とフォーム部とを、
接着の手間を要することなく、一体的に結合することが
できるという効果が得られる。請求項4に係る発明によ
れば、絞をより一層明瞭かつ奇麗に形成することができ
るという効果が得られる。
明によれば、表皮の絞を明瞭かつ奇麗に形成することが
でき、これによって本革のような高級感を出すことがで
き、しかも表皮の表面に白化や皺が発生するのを防止す
ることができるという効果が得られる。請求項2に係る
発明によれば、表皮を構成する表層部とフォーム部とを
同時に成形することができるという効果が得られる。請
求項3に係る発明によれば、表層部とフォーム部とを、
接着の手間を要することなく、一体的に結合することが
できるという効果が得られる。請求項4に係る発明によ
れば、絞をより一層明瞭かつ奇麗に形成することができ
るという効果が得られる。
【図1】この発明に係る表皮を示す拡大断面図である。
【図2】同表皮を折り曲げた状態を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図3】同表皮をスラッシュ成形法によって成形する場
合の手順を示す図であって、図3(A)は金型の加熱工
程を示し、図3(B)は下方を向かせた金型の開口部に
TPOの粉末を収容した容器を密着させた状態を示し、
図3(C)は下方を向かせた金型の開口部に発泡剤が混
入したTPOの粉末を収容した容器を密着させた状態を
示し、図3(D)は金型に形成された溶融部および発泡
部を外部から加熱する工程を示し、図3(E)は溶融部
および発泡部を冷却する工程を示している。
合の手順を示す図であって、図3(A)は金型の加熱工
程を示し、図3(B)は下方を向かせた金型の開口部に
TPOの粉末を収容した容器を密着させた状態を示し、
図3(C)は下方を向かせた金型の開口部に発泡剤が混
入したTPOの粉末を収容した容器を密着させた状態を
示し、図3(D)は金型に形成された溶融部および発泡
部を外部から加熱する工程を示し、図3(E)は溶融部
および発泡部を冷却する工程を示している。
1 表皮 2 表層部 3 フォーム部 4 金型 4a 成形面 5 TPOの粉末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 徹 群馬県前橋市上細井町1211−11
Claims (4)
- 【請求項1】 オレフィン系熱可塑性エラストマからな
る表層部と、この表層部の裏面に一体的に設けられたフ
ォーム部とを備えていることを特徴とする表皮。 - 【請求項2】 上記フォーム部がオレフィン系熱可塑性
エラストマの発泡体からなることを特徴とする請求項1
に記載の表皮。 - 【請求項3】 上記表層部と上記フォーム部とが同時に
成形されることによって一体化されていることを特徴と
する請求項2に記載の表皮。 - 【請求項4】 加熱された金型にオレフィン系熱可塑性
エラストマの粉末を付着溶融させて層状にし、この層状
をなす溶融部に発泡剤を含むオレフィン系熱可塑性エラ
ストマの粉末を付着させて溶融および発泡させた後固化
させることにより、上記表層部と上記フォーム部とが同
時に成形されていることを特徴とする請求項3に記載の
表皮。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8181552A JPH106895A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 表 皮 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8181552A JPH106895A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 表 皮 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106895A true JPH106895A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16102787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8181552A Pending JPH106895A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 表 皮 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002002316A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | Layered product of olefin foam and use |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP8181552A patent/JPH106895A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002002316A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-10 | Mitsui Chemicals, Inc. | Layered product of olefin foam and use |
US7582352B2 (en) | 2000-06-30 | 2009-09-01 | Mitsui Chemicals, Inc. | Layered product olefin foam and use |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |