JP2881096B2 - 二層パウダースラッシュ成形方法 - Google Patents

二層パウダースラッシュ成形方法

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JP2881096B2 JP21153893A JP21153893A JP2881096B2 JP 2881096 B2 JP2881096 B2 JP 2881096B2 JP 21153893 A JP21153893 A JP 21153893A JP 21153893 A JP21153893 A JP 21153893A JP 2881096 B2 JP2881096 B2 JP 2881096B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二層パウダースラッシ
ュ成形方法の改良に関し、特に成形された二層シート状
物の表面性状の向上対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車用内装品として
のドアトリム等は、見栄えを良くする観点等から表面に
シート状の表皮材が設けられている。この表皮材を成形
するやり方は、一般には、加熱軟化したシート状物を成
形型に真空引きにより密着させて冷却固化することによ
って所定形状に成形する真空成形方法と、シェル状に形
成された成形型に粉体樹脂原料を付着溶融させることに
よって所定形状に成形されたシート状物を得るパウダー
スラッシュ成形方法とに大別することができる。
【0003】ところで、後者のパウダースラッシュ成形
方法として、例えば特開平3―67621号公報に開示
されているように、第1粉体樹脂原料をスラッシュ成形
型の成形面に供給して付着溶融させて第1樹脂層を成形
した後、第2粉体樹脂原料を上記第1樹脂層上に供給し
て付着溶融させて第2樹脂層を成形することにより二層
シート状物を得る二層パウダースラッシュ成形方法が知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の公報
例の二層パウダースラッシュ成形方法では、第1粉体樹
脂原料が収容された第1原料供給ボックスの開口寸法
が、第2粉体樹脂原料が収容された第2原料供給ボック
スの開口寸法よりも大きく設定されており、したがっ
て、後に成形される第2樹脂層端末は先に成形された第
1樹脂層端末の内側寄りに重なっている。つまり、第2
粉体樹脂原料を供給する際、第2原料供給ボックスの開
口端をスラッシュ成形型に成形された第1樹脂層端末の
内側寄りに当接させている。
【0005】しかし、このように第2原料供給ボックス
の開口端を第1樹脂層端末の内側寄りに当接させるやり
方では、上記第1樹脂層は成形後には直ぐに固化せずに
溶融状態にあるので、第2樹脂層成形後に第2原料供給
ボックスをスラッシュ成形型から取り外すと、溶融状態
にある第1樹脂層が第2原料供給ボックスの開口端に付
着して引っ張られ糸引き現象が生じ、成形された二層シ
ート状物をスラッシュ成形型から脱型する際、上記糸引
き現象による糸状物がスラッシュ成形型の成形面外周に
付着残存し、この付着残存した糸状物がスラッシュ成形
型の成形面に入り込んだ状態で次の二層シート状物を成
形すると、該二層シート状物の表面に上記糸状物がゴミ
として付着して見栄えが悪くなる。
【0006】また、一般には、表面層となる第1樹脂層
は耐候性等を考慮して製品裏面となる第2樹脂層よりも
比較的高価な樹脂が用いられているため、第1樹脂層の
不要部分はできるだけ少ない方が好ましいが、上述の如
く第2樹脂層端末が第1樹脂層端末の内側寄りに重なっ
てこの重合部分の外側が第1樹脂層端末だけになってい
ると、その分だけ第1樹脂層の第1粉体樹脂原料が余分
に必要となって材料費が嵩み、製作費が高騰することに
なる。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、第2樹脂層を成形する
第2粉体樹脂原料を第1樹脂層から外部にはみ出させる
ように供給することにより、スラッシュ成形型に付着残
存する第1樹脂層の糸状物を第2樹脂層に一体的に付着
させて脱型時にスラッシュ成形型に残らないようにし、
成形された二層シート状物を脱型する際に、上記糸状物
がスラッシュ成形型の成形面に入り込まないようにして
次に成形される二層シート状物に糸状物がゴミとして付
着するのを回避して見栄えを良くせんとすることにあ
る。さらには、高価な樹脂を用いる第1樹脂層の面積を
少くして製作費を低減せんとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、第1粉体樹脂原料からなる第1樹脂層の
裏面に第2粉体樹脂原料からなる第2樹脂層が一体に積
層された二層シート状物を成形する二層パウダースラッ
シュ成形方法を対象とし、次のような解決手段を講じ
た。
【0009】すなわち、本発明の解決手段は、まず、上
記第1粉体樹脂原料が収容された第1原料供給ボックス
の開口端をスラッシュ成形型の成形面外周に当接させ、
上記第1粉体樹脂原料をスラッシュ成形型の成形面に供
給して付着溶融させて第1樹脂層を成形する。次いで、
第2粉体樹脂原料が収容された第2原料供給ボックスの
開口端を上記スラッシュ成形型の成形面の第1樹脂層端
末より外側に当接させ、上記第2粉体樹脂原料を第1樹
脂層上及び該第1樹脂層端末の外側成形面上に供給して
付着溶融させて第2樹脂層を成形することにより二層シ
ート状物を得ることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成により、本発明の解決手段では、第
1粉体樹脂原料によってスラッシュ成形型の成形面に第
1樹脂層が成形された後、該スラッシュ成形型の成形面
に付着している第1樹脂層上に第2粉体樹脂原料によっ
て第2樹脂層が成形され、二層シート状物が得られる。
この第2樹脂層成形の際、第2原料供給ボックスの開口
端が上記スラッシュ成形型の成形面の第1樹脂層端末よ
り外側に当接され、この状態で上記第2原料供給ボック
スが内部に収容されている第2粉体樹脂原料が上記第1
樹脂層上に供給される。
【0011】このことから、成形後に溶融状態にある第
1樹脂層の端末が第1原料供給ボックス開口端に付着し
て引っ張られて糸引き現象が生じても、この糸状物はそ
の後に成形される第2樹脂層に一体的に付着し、成形さ
れた二層シート状物をスラッシュ成形型から脱型する
際、上記糸状物が二層シート状物と共にスラッシュ成形
型から離脱し、よって次の二層シート状物成形時に上記
糸状物がゴミとしてスラッシュ成形型に付着することが
なくなり、二層シート状物の見栄えが良くなる。なお、
第2樹脂層端末に生ずる糸状物は、スラッシュ成形型の
成形面から遠い位置にあり、成形面に入り込むおそれが
極めて少ない。
【0012】また、製品裏面となる第2樹脂層が製品表
面となる第1樹脂層端末の外側に延びていることから、
逆に第1樹脂層が第2樹脂層よりも外側に延びている場
合に比べて、一般に耐候性等を考慮して第2樹脂層より
も比較的高価な樹脂が用いられている第1樹脂層の面積
が少なくなり、よってその分だけ高価な第1樹脂層の材
料費が低減して製作費が安価になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る二層パウダース
ラッシュ成形方法を図1ないし図12に基づいて説明す
る。
【0014】本実施例に係る成形方法により得られる二
層シート状物Aは、第1樹脂層a1と第2樹脂層a2 と
からなり(図7および図8参照)、自動車用内装品とし
てのドアトリムの表皮材に適用した場合である。図1に
ドアトリムの表皮材を成形するスラッシュ成形型1を示
し、該スラッシュ成形型1はシェル状に形成された横長
矩形の型本体3を備えてなり、該型本体3には表皮材の
形状を呈する成形面5が形成されている。
【0015】上記表皮材(多層シート状物A)の成形要
領を説明するに、まず、図2に示すように、スラッシュ
成形型1を成形面5を下に向けた姿勢でフック7で保持
し、下方に配置した加熱ヒータ9によって成形面5を所
定温度に加熱する。
【0016】次いで、図3に示すように、上記加熱した
スラッシュ成形型1を成形面5を下に向けた姿勢で、ポ
リ塩化ビニル等の第1粉体樹脂原料11が収容された第
1原料供給ボックス13の開口端13aをスラッシュ成
形型1の成形面5外周に当接させて上記第1原料供給ボ
ックス13の開口を覆うようにセットし、複数(図3に
は2つのみ表われる)のクランプ治具15,15,…で
上記スラッシュ成形型1の外周を挟持する。なお、上記
第1粉体樹脂原料11としては、二層シート状物Aの表
面層となるので、一般に耐候性等を考慮して比較的高価
な樹脂が用いられる。
【0017】その後、上記第1原料供給ボックス13を
その一対(図3には1つのみ表われる)の回転軸17,
17を図示しない回転装置によって回転させることによ
り上下方向に180°反転させ、第1原料供給ボックス
13内に収容された第1粉体樹脂原料11を上記スラッ
シュ成形型1の成形面5に供給して付着させる。これに
より、成形面5に付着した第1粉体樹脂原料11が型温
により加熱溶融して二層シート状物Aの第1樹脂層a1
(図4に表われる)が成形される。
【0018】しかる後、第1原料供給ボックス13を上
下方向に180°反転させ、余剰の第1粉体樹脂原料1
1を第1原料供給ボックス13内に落下させた後、上記
各クランプ治具15をアンクランプ作動させて第1樹脂
層a1 が付着したスラッシュ成形型1を第1原料供給ボ
ックス13から取り外す。この際、図9に示すように、
第1原料供給ボックス13の開口端13aと接触してい
た第1樹脂層a1 端末が、図10に示すように、第1原
料供給ボックス13の開口端13aによって引っ張られ
て糸引き現象が生じ、糸状物a1',a1',…ができる。
【0019】次いで、図5に示すように、第1樹脂層a
1 が付着したスラッシュ成形型1を成形面5を下に向け
た姿勢で、発泡剤を含有するポリ塩化ビニル等の第2粉
体樹脂原料19が収容された第2原料供給ボックス21
の開口端21aを、上記スラッシュ成形型1の成形面5
の第1樹脂層a1 より外側に当接させて上記第2原料供
給ボックス21の開口を覆うようにセットし、複数(図
5には2つのみ表われる)のクランプ治具23,23,
…で上記スラッシュ成形型1の外周を挟持する。つま
り、第2原料供給ボックス21の開口寸法L2 は第1原
料供給ボックス13の開口寸法L1 よりも長く設定され
ており、第2原料供給ボックス21の開口をスラッシュ
成形型1で覆った際に、第2原料供給ボックス21の開
口端21aが第1樹脂層a1 の端末から所定寸法だけ外
側に位置しているのである。なお、上記第2粉体樹脂原
料19としては、二層シート状物Aの裏面層となるの
で、第1粉体樹脂原料11のようには耐候性等を考慮す
る必要がなく比較的安価な樹脂が用いられる。
【0020】その後、上記第2原料供給ボックス21を
その一対(図5には1つのみ表われる)の回転軸25,
25を図示しない回転装置によって回転させることによ
り上下方向に180°反転させ、第2原料供給ボックス
21内に収容された第2粉体樹脂原料19を上記第1樹
脂層a1 上及び該第1樹脂層a1 端末の外側の成形面5
上に供給して付着させる。この状態で、第1樹脂層a1
全体が第2粉体樹脂原料19で覆われている。
【0021】しかる後、図6に示すように、第2原料供
給ボックス21を上下方向に180°反転させ、余剰の
第2粉体樹脂原料19を第2原料供給ボックス21内に
落下させた後、上記各クランプ治具23をアンクランプ
作動させて第2粉体樹脂原料19が付着したスラッシュ
成形型1を第2原料供給ボックス21から取り外す。こ
の際、図11に示すように、第2原料供給ボックス21
の開口端21aと接触していた第2粉体樹脂原料19層
の端末(第2樹脂層a2 端末に相当)が、図12に示す
ように、第2原料供給ボックス21の開口端21aによ
って引っ張られて糸引き現象が生じ、糸状物a2',a
2',…ができる。
【0022】次いで、図7に示すように、上記第2粉体
樹脂原料19が付着したスラッシュ成形型1を成形面5
を下に向けた姿勢でフック7で保持して発泡工程に搬入
し、下方に配置した加熱ヒータ9´によって上記第2粉
体樹脂原料19を所定温度に加熱する。これにより、第
1樹脂層a1 に付着した第2粉体樹脂原料19が加熱溶
融して発泡層としての第2樹脂層a2 が成形され、二層
シート状物Aが得られる。この得られた二層シート状物
Aの第2樹脂層a2 の端末は、第1樹脂層a1の端末の
外側に位置してスラッシュ成形型1の成形面5外周に付
着している。また、上記第1樹脂層a1 端末の各糸状物
a1'は第2樹脂層a2 に一体に付着している。
【0023】その後、図8に示すように、二層シート状
物Aが付着したスラッシュ成形型1を成形面5を上に向
けた姿勢で冷却ボックス27にその開口を覆うようにセ
ットし、複数(図8には2つのみ表われる)のクランプ
治具29,29,…でスラッシュ成形型1の外周を挟持
する。
【0024】しかる後、冷却ボックス27内に配置され
た複数(図8には2つのみ表われる)のノズル31,3
1,…から冷却水Wをスラッシュ成形型1の成形面5の
裏面に吹き付けて上記二層シート状物Aを冷却する。こ
れにより上記第2樹脂層a2およびその端末の各糸状物
a2'が冷却固化する。なお、図8中、33は冷却ボック
ス27内に溜まった冷却水Wを外部に排出する排水パイ
プである。
【0025】その後、図8仮想線にて示すように、二層
シート状物Aをスラッシュ成形型1の成形面5から脱型
した後、各クランプ治具29の挟持力を解除し、スラッ
シュ成形型1を冷却ボックス27から取り外して次の成
形に備える。
【0026】このように、本実施例では、第2樹脂層a
2 を成形する際、第2原料供給ボックス21の開口端2
1aを第1樹脂層a1 端末より外側のスラッシュ成形型
1の成形面5外周に当接させていることから、第1樹脂
層a1 成形後のスラッシュ成形型1を第1原料供給ボッ
クス13から取り外す際に生ずる第1樹脂層a1 端末の
糸引き現象による各糸状物a1'を、その後に成形される
第2樹脂層a2に一体的に付着せしめ得、成形された二
層シート状物Aをスラッシュ成形型1から脱型する際、
上記各糸状物a1'を二層シート状物Aと共にスラッシュ
成形型1から離脱させることができ、これにより次の二
層シート状物A成形時に上記各糸状物a1'がスラッシュ
成形型1の成形面5に入り込んで二層シート状物Aにゴ
ミとして付着することを防止し得、二層シート状物Aの
見栄えを良くすることができる。なお、上記第2樹脂層
a2 端末の各糸状物a2'は、スラッシュ成形型1の成形
面5から遠い位置にあることから、スラッシュ成形型1
の成形面5に入り込むおそれが極めて少なく、二層シー
ト状物Aの見栄えに影響を及ぼすことがほとんどない。
【0027】また、上記実施例では、第2樹脂層a2 を
一般に耐候性等を考慮して比較的高価な第1樹脂層a1
の外側にまで延ばしていることから、逆の場合に比べて
比較的高価な第1樹脂層a1 の面積を少なくでき、その
分だけ高価な第1樹脂層a1の材料費を低減することが
できて二層シート状物Aを安価に成形することができ
る。
【0028】なお、上記実施例では、二層シート状物A
が自動車用ドアトリムの表皮材である場合を示したが、
他の自動車用内装品の表皮材であってもよく、さらに
は、自動車以外の二層シート状物にも適用できるもので
ある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、第1粉体樹脂原料が収容された第1原料供給ボック
スの開口端をスラッシュ成形型の成形面外側に当接させ
た状態で、上記第1粉体樹脂原料をスラッシュ成形型の
成形面に供給して付着溶融させて第1樹脂層を成形した
後、第2粉体樹脂原料が収容された第2原料供給ボック
スの開口端をスラッシュ成形型の第1樹脂層端末より外
側の成形面外周に当接させた状態で、上記第2粉体樹脂
原料を第1樹脂層上及び該第1樹脂層端末の外側成形面
上に供給して付着溶融させて第2樹脂層を成形する。し
たがって、上記第1樹脂層端末の糸引き現象による糸状
物を第2樹脂層に一体的に付着させて脱型時に二層シー
ト状物と共にスラッシュ成形型から離脱させることがで
き、次の二層シート状物成形時に上記糸状物をゴミとし
て付着するのを防止して二層シート状物の見栄えを良く
することができる。また、製品裏面となる第2樹脂層を
製品表面となる第1樹脂層の端末より外側に延ばしてい
るので、逆の場合に比べて一般に耐候性等を考慮して比
較的高価な樹脂である第1樹脂層の面積を少なくするこ
とができ、その分だけ高価な第1樹脂層の材料費を低減
して製作費を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラッシュ成形型の正面図である。
【図2】スラッシュ成形型の加熱工程図である。
【図3】スラッシュ成形型を第1原料供給ボックスにセ
ットした状態を示す工程図である。
【図4】スラッシュ成形型に第1樹脂層を成形した状態
を示す工程図である。
【図5】スラッシュ成形型を第2原料供給ボックスにセ
ットした状態を示す工程図である。
【図6】スラッシュ成形型の第1樹脂層上に第2粉体樹
脂原料を供給した状態を示す工程図である。
【図7】第2樹脂層の発泡成形工程図である。
【図8】二層シート状物の冷却工程図である。
【図9】図4のA部拡大図である。
【図10】スラッシュ成形型を第1原料供給ボックスか
ら取り外す際の第1樹脂層の糸引き現象を示す図9相当
図である。
【図11】図6のB部拡大図である。
【図12】スラッシュ成形型を第2原料供給ボックスか
ら取り外す際の第2粉体樹脂原料層の糸引き現象を示す
図11相当図である。
【符号の説明】
1 スラッシュ成形型 5 成形面 11 第1粉体樹脂原料 13 第1原料供給ボックス 13a 開口端 19 第2粉体樹脂原料 21 第2原料供給ボックス 21a 開口端 A 二層シート状物 a1 第1樹脂層 a2 第2樹脂層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1粉体樹脂原料からなる第1樹脂層の
    裏面に第2粉体樹脂原料からなる第2樹脂層が一体に積
    層された二層シート状物を成形する二層パウダースラッ
    シュ成形方法であって、 上記第1粉体樹脂原料が収容された第1原料供給ボック
    スの開口端をスラッシュ成形型の成形面外周に当接さ
    せ、上記第1粉体樹脂原料をスラッシュ成形型の成形面
    に供給して付着溶融させて第1樹脂層を成形し、 次いで、第2粉体樹脂原料が収容された第2原料供給ボ
    ックスの開口端を上記スラッシュ成形型の成形面の第1
    樹脂層端末より外側に当接させ、上記第2粉体樹脂原料
    を第1樹脂層上及び該第1樹脂層端末の外側成形面上に
    供給して付着溶融させて第2樹脂層を成形することによ
    り二層シート状物を得ることを特徴とする二層パウダー
    スラッシュ成形方法。
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