JPH1068340A - 内燃機関制御装置 - Google Patents
内燃機関制御装置Info
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- JPH1068340A JPH1068340A JP9126593A JP12659397A JPH1068340A JP H1068340 A JPH1068340 A JP H1068340A JP 9126593 A JP9126593 A JP 9126593A JP 12659397 A JP12659397 A JP 12659397A JP H1068340 A JPH1068340 A JP H1068340A
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Abstract
整器と、少なくとも内燃機関に供給される空気量を制御
するための第2の調整器とを有する内燃機関の制御装置
において、排気ガス再循環率ないしは吸入空気量を制御
する調整器を、最適に制御することである。 【解決手段】 上記課題は、少なくとも1つの第1の制
御器は、供給される吸入空気量に対する目標値と実際値
とを比較することに基づいて、第1の調整器に供給する
ための制御信号を設定し、第2の制御器又は制御部は、
第2の調整器に供給するための制御信号を設定すること
によって解決される。
Description
を制御するための第1の調整器と、少なくとも内燃機関
に供給される空気量を制御するための第2の調整器とを
有する内燃機関制御のための装置に関する。
ば、ドイツ特許出願公開第4228279号公報から公
知である。そこには、次のような方法及び装置が記述さ
れている。すなわち、内燃機関に供給される空気量及び
/又は再循環排気ガス量が、吸気管内のスロットルバル
ブによって、乃至は排気ガス再循環率(EGR率)を決
定する調整素子によって制御される方法及び装置が記述
されている。
整素子に信号を供給する調整部乃至は制御部が、相互に
同調していることである。
に挙げたような内燃機関の制御装置において、排気ガス
再循環率ないしは吸入空気量を制御する調整器を、最適
に制御することである。
1つの第1の制御器は、供給される空気量に対する目標
値と実際値とを比較することに基づいて、第1の調整器
に供給するための制御信号を設定し、第2の制御器又は
制御部は、第2の調整器に供給するための制御信号を設
定することによって解決される。
整器を最適に制御することができる。
明する。
の装置が図示されている。空気は、吸気管105を介し
て、内燃機関100に供給される。排気管110を介し
て、この内燃機関100は、排気ガスを排出する。再循
環導管115は、排気管110を吸気管105に接続す
る。この再循環導管には、排気ガス再循環バルブ120
が配置されており、この排気ガス再循環バルブ120
は、再循環排気ガス量を制御し、第1の調整素子と呼ば
れる。
れており、このコンプレッサ125は、吸入空気を圧縮
する。このコンプレッサ125は、排気管110に配置
されたタービン140によって駆動される。スロットル
バルブを制御するスロットルバルブ調整器130によっ
て、吸入空気量は変化する。このスロットルバルブ調整
器130は第2の調整素子とも呼ばれる。
て検出され、このセンサ135はエアフローセンサとも
呼ばれる。
130に制御信号ADを、燃料量調整器145に信号Q
Kを、そして排気ガス再循環バルブ120に信号AVを
供給する。この排気ガス再循環バルブ120は、電空変
換器を内蔵しており、この電空変換器は、制御信号AV
を、空気圧力に、つまり調整素子120の所定の位置に
変換する。制御部150は、回転数センサ165の出力
信号、アクセルペダル位置センサ160の出力信号、エ
アフローセンサ135の出力信号、そして場合によって
はその他のセンサのその他の信号、例えばアクセルペダ
ル位置センサ160のその他の信号を評価する。
号FP及び回転数センサ165の回転数信号Nは、燃料
量制御部152によって処理され、この燃料量制御部1
52は、次に燃料量調整器145に制御信号QKを供給
する。さらに、燃料量制御部152は、空気量に対する
目標値に関する信号MLSならびに燃料量信号QKを排
気ガス再循環制御部154に送出する。この排気ガス再
循環制御部154は、さらにエアフローセンサ135の
出力信号MLIを処理する。排気ガス再循環制御部15
4は、信号AV及び信号ADを任意に使用する。
管105を介して吸入された空気は、コンプレッサ12
5によって圧縮される。スロットルバルブ調整器130
によって、スロットルバルブは、吸入空気量を調整乃至
は調整せずに内燃機関100に供給するように、制御さ
れる。排気管110を介して排出される排気ガスは、タ
ービン140を駆動し、このタービン140はさらにコ
ンプレッサ125を駆動する。
して吸気管105に供給される。排気ガス再循環バルブ
120によって、この再循環導管の断面積が変化させら
れ、これにより再循環排気ガス量の分量が調整される。
ダル位置センサ160によって検出される運転者の希望
FP、回転数N、そして場合によってはその他の動作特
性パラメータに基づいて、制御信号QKを計算する。こ
の制御信号QKは、噴射される燃料量を決定する。この
信号によって燃料量調整器145は制御される。さら
に、燃料制御部152は、空気量に対する目標値MLS
を設定する。この目標値は、燃料量QKの燃焼に必要な
所望の空気量に相応する。排気ガス再循環制御部154
は、燃料が内燃機関内でできるだけ少量の排気ガス排出
で燃焼するように、スロットルバルブ調整器130、排
気ガス再循環バルブ120を制御する。
が図示されている。すでに図1で記述されたエレメント
は、相応の参照符号で記されている。目標値設定器15
2の出力信号MLSは、正の符号を有して、結合点22
0ならびに特性マップ226に供給される。この結合点
220の第2の入力側には、負の符号を有して、信号M
LIが供給される。
を供給する。この制御器225は、有利には、少なくと
も積分動作を有する。したがって、例えばPI動作制御
器又はPID動作制御器を使用することができる。この
制御器225は、調整器120に制御信号AVを供給す
る。特性マップ226は、調整器130に制御信号AD
を供給する。
値MLIとの間の制御偏差に依存して、制御器225
は、調整器120に対する制御信号を計算する。目標空
気量に対する目標値は、さらに、特性マップ226に供
給される。この特性マップ226は、付加的に回転数信
号Nを処理する。この特性マップ226には、所望の空
気量及び回転数Nに依存して、調整器130に対する制
御信号ADが格納されている。
MLSに基づいて、第1の調整素子120に対する制御
信号AVを設定する。制御部226は、少なくとも目標
値MLSに基づいて、第2の調整素子に対する制御信号
ADを設定する。
6は、予備制御部として使用される。この予備制御部
は、目標値MLSが突然変化した場合に、調整素子13
0を迅速にその新しい位置に変える。従って、目標値の
変化の際、吸入空気量に対する新しい値を、調整素子1
30の位置調整によって迅速に調整することができる。
目標値MLSと実際値MLIと間の残留偏差は、制御器
225によって、調整器120を制御することにより補
償調整される。
ク特性が非常に良好である。というのも、調整器130
が、非常に迅速に、所要の空気量のために必要な位置に
変わるからである。さらに、調整器130の制御部22
6に対する積分要素は必要ない。というのも、この調整
器130は積分動作を含んでいるからである。ただし、
特性マップ226でのエラーは、この制御回路に不都合
に作用する。
る。目標値MLSは、結合点230を介して制御器23
5に供給される。この結合点230の第2の入力側に
は、負の符号を有して、実際値MLIが供給される。こ
の制御器235は、一方では、第1の調整素子120に
制御信号AVを供給する。さらに、この信号AVは、制
御部236に供給され、この制御部236には、さらに
信号N及び燃料量信号QKが供給される。これらの信号
に基づいて、この制御部236は信号ADを送出し、第
2の調整素子130に供給する。
御偏差に依存して、制御器235は、調整素子120の
制御のための信号を計算する。この調整素子120は、
直接に、再循環排気ガスの分量を決定する。調整素子1
20に対する制御信号AVと回転数及び/又は燃料量Q
Kの信号ようなその他の信号とに基づいて、制御部23
6は、スロットルバルブ130に供給するための信号A
Dを決定する。燃料量QKは、内燃機関の負荷に対する
尺度である。
MLSに基づいて、第1の調整素子に対する制御信号A
Vを設定する。制御部236は、第1の調整素子に対す
るこの制御信号AV及び回転数やアクセルペダル位置の
ようなその他のパラメータに基づいて、第2の調整素子
に対する制御信号ADを設定する。このことは、予備制
御が付加的に第1の調整素子に対する制御信号AVに依
存することを意味する。
態とは次の点で異なっている。すなわち、制御部236
には、制御器235の出力信号が供給されるのであっ
て、目標値MLSが供給されるのではない、という点で
異なっている。その他のブロックは実質的に一致してい
る。
が、動作状態の変化の際に迅速に妥当な位置に変わる点
である。これは、制御部236によって達成される。こ
の場合、排気ガス再循環バルブ120を制御するための
出力信号が考慮される。制御特性マップにおけるエラー
は、この制御器にほんのわずかしか影響をあたえない。
ただし、温度補償が電空変換器120において必要であ
る。
る。信号MLSは、結合点152に供給され、この結合
点152には、負の符号を有して、信号MLIが供給さ
れる。この結合点152の出力信号は、一方では第1の
制御器254に、そして第2の制御器257に供給され
る。この第1の制御器254は、第1の調整素子120
に信号AVを供給する。この第2の制御器257は、第
2の調整素子130に信号ADを供給する。
252の出力信号は、スイッチ手段256を介して制御
器257に供給される。制御部255によって、このス
イッチ手段256は制御される。この制御部255は、
第1の制御器254の出力信号AV及び第2の制御器2
57の出力信号を処理する。
が制御器120だけでは調整され得ない場合、切換接続
される。これは、制御信号AVが所定の閾値を越えた場
合に、スイッチ256が閉成されることによって達成さ
れる。これは、再循環排気ガスの分量が多い場合に調整
器130が作動されることを意味する。
なる場合に、再び開かれる。これは、スロットルバルブ
130が完全に開かれて、再循環排気ガスの所望の分量
が調整器120だけで得られる場合を意味する。
及び第2の制御器に供給される。第1の制御器は、この
制御偏差に依存して、第1の調整素子120を信号AV
によって制御する。同様に第2の制御器257は、この
制御偏差に依存して、第2の調整素子130を制御信号
ADによって制御する。この実施形態では、並列の2つ
の制御器が使用される。
が非常に良好である点である。2つの制御器が設けられ
ているので、両方の調整素子の位置が非常に正確に調整
される。
が存在する。このことによって、第1の調整素子と第2
の調整素子との発振の可能性があり、この発振は、相互
に影響を与え合う。さらに2つの制御器のために高いコ
ストが必要である。
態は、常にただ1つの制御器がアクティブである、とい
う利点を有する。ただし、一方の調整素子がその制限ス
トッパに達した場合には、つねにもう一つの調整素子だ
けしか作動しない。さらに、不安定性が、一方から他方
の制御器に切換接続する場合に現れる。
が、図5に図示されている。結合点240には、正の符
号を有する目標値MLS及び負の符号を有する実際値M
LIが供給される。この結合点の出力信号は、第1の制
御器242に供給され、さらに結合点245及び248
を介して第2の制御器249に供給される。第1の制御
器は、第1の調整素子120に制御信号AVを供給す
る。第2の制御器149は、第2の調整素子に制御信号
ADを供給する。この第2の制御器249は、少なくと
も1つの積分動作を有する。この第2の制御器249
は、例えばPI動作制御器又はPID動作制御器として
形成される。
力信号に、ブロック244の出力信号が重畳される。こ
のブロック244には、ブロック243の出力信号が供
給され、このブロック243には第1の制御器242の
出力信号AVが供給される。実際値MLIは、ブロック
246を介して、ブロック247に供給され、このブロ
ック247は、結合点248に信号を供給する。
は、所望の空気量MLSと実際に吸入される空気量との
偏差に相応する。この実際に吸入される空気量MLI
は、例えば、相応のセンサによって検出される。
存して、第1の調整素子に対する制御信号AVを決定す
る。第2の制御器249は、この制御偏差に依存して、
第2の調整素子に対する制御信号ADを決定する。この
制御器249は、少なくとも1つの積分要素を有する。
を、ブロック244及び247の出力信号によって、結
合点245及び248で修正することができる。この修
正は、一方で、第1の制御器242の出力信号に依存し
て行われ、他方で、実際値MLIに依存して行われる。
ブロック243及び246は、有利には、微分器として
形成される。ブロック244及び247は、微分された
信号AV乃至は微分された信号MLIに基づいて、修正
係数を決定する。この修正係数によって、この制御偏差
は結合点245及び248で修正される。この修正は、
有利には乗算によって行われる。
器への様々な影響要因が考慮される。例えば、排気ガス
再循環調整器120に対する制御器242の出力信号A
Vは、スロットルバルブ調整器130をダイナミックに
支援するために使用されうる。これは、つぎのことを意
味する。すなわち、信号AVが非常に大きく変化した場
合、これによってブロック243及び244によって修
正係数が形成され、この修正係数が信号ADを制御し
て、調整器130が調整器120を支援するようにさせ
ることを意味する。
依存して形成される修正係数が設けられる。例えば、空
気量MLIが変化せず、同時に制御偏差が結合点240
の出力側に現れる場合に、ブロック246及び247が
修正係数を形成し、この修正係数がスロットルバルブ1
30を制御して、この制御偏差を最小化する。
法を、スロットルバルブによる排気ガス再循環の支援の
ために別個に適用できることである。
ている。結合点262には、正の符号を有する目標値M
LS及び負の符号を有する実際値MLIが供給される。
この結合点262の出力信号は、制御偏差として制御器
264に供給される。この制御器264は、有利にはP
I動作制御器として形成される。結合点265には、制
御器264の出力信号及び目標値MLSが供給される。
結合点265のMLKの出力信号は、特性マップ266
及び特性マップ268に供給される。この特性マップ2
66及び268も第1の調整素子120に信号AVを、
そして第2の調整素子130に信号ADを供給する。特
性マップ266及び268は、さらに、回転数信号N及
び噴射燃料量に関する信号QKを処理する。
号MLKを設定する。この信号には目標値が重畳され
る。有利には、この重畳は、加算によって行われる。こ
の重畳された目標値は、予備制御として作用する。この
ように修正された制御器264の出力信号は、両方の特
性マップ266及び268に供給される。
ラメータMLKを決定する。このパラメータMLKは、
目標値に依存して修正される。このパラメータMLK及
び他のパラメータに基づいて、それぞれ特性マップ26
6、268は、第1及び第2の調整素子に対する制御信
号を送出する。
くともPI動作を有する1つの制御器が割り当てられて
いる点である。これによって空気量の正確な調整が可能
である。目標値MLSを調整パラメータMLKに結合点
265において重畳する予備制御のために、結果的に良
好なダイナミック特性が得られる。これは、この装置が
変化する目標値に非常に迅速に応答することを意味す
る。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 再循環排気ガス量を制御するための第1
の調整器(120)と、少なくとも内燃機関に供給され
る空気量を制御するための第2の調整器(130)とを
有する内燃機関制御のための装置において、 少なくとも1つの第1の制御器は、供給される空気量に
対する目標値(MLS)と実際値(MLI)とを比較す
ることに基づいて、前記第1の調整器(120)に供給
するための制御信号(AV)を設定し、 第2の制御器又は制御部は、前記第2の調整器(13
0)に供給するための制御信号(AD)を設定する、内
燃機関制御のための装置。 - 【請求項2】 第1の制御器は、実際値(MLI)及び
目標値(MLS)に基づいて、第1の調整器(120)
に対する制御信号(AV)を設定し、 制御部は、少なくとも目標値(MLS)に基づいて、第
2の調整器(130)に対する制御信号(AD)を設定
する、請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 第1の制御器は、実際値(MLI)及び
目標値(MLS)に基づいて、第1の調整器(120)
に対する制御信号(AV)を設定し、 制御部は、少なくとも前記第1の調整器(120)に対
する前記制御信号(AV)に基づいて、第2の調整器に
対する制御信号(AD)を設定する、請求項1又は2記
載の装置。 - 【請求項4】 第1の制御器は、実際値(MLI)及び
目標値(MLS)に基づいて、第1の調整器(120)
に対する制御信号(AV)を設定し、 第2の制御器は、前記実際値(MLI)及び前記目標値
(MLS)に基づいて、第2の調整器(130)に対す
る制御信号(AD)を設定する、請求項1〜3までのう
ちの1項記載の装置。 - 【請求項5】 第2の制御器の入力信号は修正可能であ
る、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 第1の制御器は、実際値(MLI)及び
目標値(MLS)に基づいて、信号を設定し、 第1の制御部は、この信号に基づいて、第1の調整器
(120)に対する制御信号(AV)を設定し、 第2の制御部は、この信号に基づいて、第2の調整器
(130)に対する制御信号(AD)を設定する、請求
項1〜5までのうちの1項記載の装置。 - 【請求項7】 第1の調整器は、再循環排気ガス量を直
接制御することを特徴とする請求項1〜6までのうちの
1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19620039.3 | 1996-05-17 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068340A true JPH1068340A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=7794649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9126593A Pending JPH1068340A (ja) | 1996-05-17 | 1997-05-16 | 内燃機関制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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EP (1) | EP0810360B1 (ja) |
JP (1) | JPH1068340A (ja) |
DE (2) | DE19620039A1 (ja) |
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