JPH1068272A - 扉のモール取付構造 - Google Patents

扉のモール取付構造

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JPH1068272A
JPH1068272A JP22726896A JP22726896A JPH1068272A JP H1068272 A JPH1068272 A JP H1068272A JP 22726896 A JP22726896 A JP 22726896A JP 22726896 A JP22726896 A JP 22726896A JP H1068272 A JPH1068272 A JP H1068272A
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JP
Japan
Prior art keywords
molding
door
locking
fixture
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22726896A
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English (en)
Inventor
Hiramasu Watanabe
開増 渡辺
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 リベットまたはビスなどを部材を用いることなく、簡単
に扉表面にモールを取着固定できる扉のモール取付構造
の提供。 【課題】 鋼製の表面板1を有する扉10に、固定具2を
介してモール3を取着固定して成る扉のモール取付構造
において、扉10の表面板1に固定孔4を適宜箇所に設
け、モール3に一対の係止孔5を、両係止孔5が奥方の
位置で接近するように傾斜させて形成し、バネ性を有す
る板状体から成る固定具2を、一対の分離した係止片6
と、これらの係止片6を連結する連結片7とを具備させ
て形成し、この固定具2の係止片6をモール3の係止孔
5内に係止保持させるとともに、この固定具2の連結片
7を扉10の固定孔4に挿入嵌合させている。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リベット等を用い
ることなく、容易にモールを扉の表面に固定することが
できる扉のモール取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扉のモール取付構造としては、図
7に示すようなものがある。この図の(A)は取り付け
前のモール3およびこのモール3を扉10に取り付ける固
定具2を示す斜視図であり、(B)はモール3が取り付
けられた状態の断面図である。
【0003】この図の(A)に示すように、この扉のモ
ール取付構造では、モール3は断面略コ字型に形成さ
れ、このコ字型を形成する両側片の内側に係止凸条21を
設けている。また、固定具2はステンレス板などのバネ
性を有する材料で形成され、扉10に固定される基板22の
両側に、モール3のコ字型内部に収まる垂直片23を立ち
上げ、この垂直片23上端部を外側に突出する形状に形成
して係合部24としている。
【0004】この図の(A)に示すように、この固定具
2は扉10の表面板1にリベット25またはビスなどによっ
て固定される。そして、この固定具2にモール3を上方
から嵌着させると、垂直片21はバネ性を有しているの
で、この垂直片21の係合部24がモール3の係止凸条21を
越えてその上方に収納されて、このモール3が扉に取着
固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例にあっては、固定具2をリベット25またはビスな
どを用いて、あらかじめ扉10に固定しており、この固定
具2の取り付けに手間がかかるものであった。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、リベットまた
はビスなどを部材を用いることなく、簡単に扉表面にモ
ールを取着固定できる扉のモール取付構造の提供にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、鋼製の表面板1を有する扉10に、固
定具2を介してモール3を取着固定して成る扉のモール
取付構造において、扉10の表面板1に固定孔4を適宜箇
所に設け、モール3に一対の係止孔5を、両係止孔5が
奥方の位置で接近するように傾斜させて形成し、バネ性
を有する板状体から成る固定具2を、一対の分離した係
止片6と、これらの係止片6を連結する連結片7とを具
備させて形成し、この固定具2の係止片6をモール3の
係止孔5内に係止保持させるとともに、この固定具2の
連結片7を扉10の固定孔4に挿入嵌合させて成ることを
特徴として構成している。
【0008】このような扉のモール取付構造では、モー
ル3の係止孔5に固定具2の係止片5が係止保持される
とともに、固定具2の連結片7が、扉10の表面板1に設
けられた固定孔4に挿入嵌合させれて、モール3が固定
具2を介して表面板1に取り付けられている。
【0009】この場合、固定具2がバネ性を有する板状
体から成るものであるので、係止孔5内にバネ力によっ
て係止片6がしっかりと係止される。また、係止孔5が
奥方の位置で接近するように傾斜しているので、外側に
広がろうとする係止片6が、この係止孔5にガイドされ
て係止孔5内に挿入され、より強くバネ力が働いて係止
孔5内にしっかりと係止される。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、係止孔5を断面略く字型の、モール3の長
手方向に沿う溝として形成し、係止片6を略前記係止孔
5の形状に折曲形成して成ることを特徴として構成して
いる。
【0011】このような扉のモール取付構造では、略く
字型の係止孔5内部に係止片6が収まっているので、抜
けにくく、しっかりと係止固定されている。また、係止
孔5を溝として形成しているので、任意の位置に取り付
けた固定具2に対して、モール3を取り付けることがで
きる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1ないし2
のいずれかに記載の発明において、連結片7を断面略V
字型に形成するとともに、V字型の開放側端部を内側に
折曲形成し、表面板1裏面に当接する受け部8を形成し
て成ることを特徴として構成している。
【0013】このような扉のモール取付構造では、V字
型の先端部から固定孔4に挿入するので挿入しやすく、
また、挿入嵌合させたさせた状態では、受け部8が表面
板1の裏面に当接して、抜け止めになっている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、固定具2における係止片6の幅を、表面板
1に形成した固定孔4の幅より大きく形成して成ること
を特徴として構成している。
【0015】このような扉のモール取付構造では、固定
孔4より大きい部分の係止片6端部が、表面板1の表面
に当接し、この固定孔4より大きい部分の係止片6端部
と受け部8との間に表面板1を挟み込んで、固定具2が
扉10にしっかりと固定される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態を、図
1ないし図6を参照して以下に説明する。
【0017】図1はモール取り付け部の横断面図であ
り、図2は同モール取り付け部の縦断面図である。ま
た、図3はモールが取り付けられた扉10の正面図であ
り、図4はモール3を取り付ける前の扉10の正面図であ
る。また、図5はモール3の断面図であり、図6はモー
ル3を取着固定する固定具の投影図であって、(A)は
正面図、(B)は側面図、(C)は平面図である。
【0018】以上のそれぞれの図に示されるように、こ
の扉のモール取付構造は、扉10に固定具2を介してモー
ル3を取着固定して成るものである。扉10の鋼製の表面
板1には、固定孔4が適宜箇所に設けられて固定具2が
取り付けられ、この固定具2にモール3が取り付けられ
るように形成されている。また、モール3には固定具2
に係止するための一対の係止孔5が設けられているが、
この両係止孔5は奥方の位置で接近するように傾斜させ
て形成されている。そして、固定具2は、一対の分離し
た係止片6と、これらの係止片6を連結する連結片7と
を具備するものであって、バネ性を有する金属製または
樹脂製の板状体によって形成されている。
【0019】以上のような固定具2は、係止片6をモー
ル3の係止孔5内に係止保持させるとともに、連結片7
を扉10の固定孔4に挿入嵌合させて用いられ、モール3
を扉10の表面板1に取着固定することができるものであ
る。
【0020】つまり、固定具2の連結片7を、扉10の表
面板1に設けられた固定孔4に挿入嵌合させて固定具2
を扉10に取り付け、この固定具2の係止片5がモール3
の係止孔5に差し込まれるように、モール3を固定具2
に対して嵌着させることによって、モール3の取り付け
作業が終了するのである。または、逆に、モール3に固
定具2と先に取り付けたのち、扉10にモール3に取り付
けられた固定具2の連結片7を挿入嵌合させるようにし
てもよい。
【0021】いずれにしても、このようなモールの取付
構造では、ビスやリベットなどを用いることがなく、モ
ール3を簡単に取り付けることができるのである。その
上、この場合、固定具2がバネ性を有する板状体から成
るものであるので、係止孔5内にバネ力によって係止片
6がしっかりと係止される。特に、係止孔5が奥方の位
置で接近するように傾斜しているので、係止片6がこの
傾斜した係止孔5にガイドされて挿入され、より強くバ
ネ力が働いて、係止孔5内にしっかりと係止保持される
のである。
【0022】また、図1、図2または図5などによく示
されるように、係止孔5は、モール3の長手方向に沿う
溝として形成され、その断面は略く字型とされている。
そして、固定具2の係止片6は、略前記係止孔5の形状
に折曲された形状に形成されている。
【0023】つまり、略く字型の係止孔5内部に係止片
6が収まった状態でモール3が取り付けられているの
で、このモール3が固定具2から抜けにくく、しっかり
と、がたつくことなく係止保持されているのである。そ
して、係止孔5を溝として形成しているので、任意の位
置に取り付けられた固定具2に対して、モール3を取り
付けることができるものである。つまり、固定具2の取
り付け位置が任意であっても、スライド調整することに
よって、モール3を適切な位置に取着固定することがで
きるのである。
【0024】なお、この場合、先に扉10に固定具2を取
り付けてから、モール3をこの固定具2に対して嵌着さ
せるような手順で行う方が、モール3の位置をスライド
調整できる点で、作業が容易である。
【0025】また、図1および図6によく示されるよう
に、固定具2の連結片7は、断面略V字型に形成されて
おり、このV字型の開放側端部を内側に折曲して形成さ
れる外側の出っ張りを、受け部8としている。したがっ
て、この固定具2を扉10の表面板1における固定孔4に
挿入する場合には、V字型の先端部から挿入するので挿
入作業が容易になっており、また、挿入嵌合させた状態
では、受け部8が表面板1の裏面に当接して、抜け止め
になっているのである。
【0026】また、図2または図6の(A)もしくは
(C)によく示されるように、固定具2の係止片6の幅
が連結片7の幅、すなわち固定孔4の幅より大きく形成
されている。
【0027】したがって、固定孔4より大きい部分の係
止片6端部が、表面板1の表面に当接し、この固定孔4
より大きい部分の係止片6端部と前記の受け部8との間
に表面板1を挟み込んで、固定具2が扉10に固定され、
モール3がしっかりと取着固定されているのである。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、モールの係止
孔に固定具の係止片を差し込んで、バネ力によって固定
具をモールに取り付けるとともに、固定具の連結片を扉
の表面板に挿入嵌合させて、モールを固定具を介して扉
に取着固定させることができる。つまり、このようなモ
ールの取り付け作業では、リベットまたはビスなどを用
いることなく、固定具のバネ力を利用して、容易にモー
ルを扉に取着固定することができる。その上、係止孔が
奥方の位置で接近するように傾斜しているので、係止片
がこの係止孔内により強く係止保持され、しっかりとし
た取り付け状態が得られている。
【0029】請求項2記載の発明では、略く字型の係止
孔内部に係止片が収まっているので、抜けにくく、しっ
かりと係止固定されている。また、係止孔が溝として形
成されているので、固定具の取り付け位置に限定されず
に、モールを適切な位置に取り付けることができ、モー
ルの取り付け作業が容易になっている。
【0030】請求項3記載の発明では、固定具のV字型
の先端部から、この固定具を固定孔に挿入するので、固
定具の挿入がしやすくなっている。また、固定具を表面
板に挿入嵌合させたさせた状態では、受け部が表面板の
裏面に当接して抜け止めになって、しっかりと取り付け
られている。
【0031】請求項4記載の発明では、固定孔より大き
い部分の係止片端部と連結片における受け部との間に表
面板を挟み込んで、固定具が扉の表面板にしっかりと固
定される。つまり、モールがしっかりと扉に取着固定さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態のモール取り付け部
を示す横断面図である。
【図2】同上実施の形態のモール取り付け部の縦断面図
である。
【図3】同上実施の形態のモールが取り付けられた扉の
正面図である。
【図4】同上実施の形態のモールを取り付ける前の扉の
正面図である。
【図5】同上実施の形態のモールの断面図である。
【図6】同上実施の形態のモールを取着固定する固定具
の投影図であって、(A)は正面図、(B)は側面図、
(C)は平面図である。
【図7】従来例を示す図であって、(A)は斜視図、
(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 表面板 2 固定具 3 モール 4 固定孔 5 係止孔 6 係止片 7 連結片 8 受け部 10 扉 21 係止凸条 22 基板 23 垂直片 24 係合部 25 リベット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼製の表面板を有する扉に、固定具を介
    してモールを取着固定して成る扉のモール取付構造にお
    いて、扉の表面板に固定孔を適宜箇所に設け、モールに
    一対の係止孔を、両係止孔が奥方の位置で接近するよう
    に傾斜させて形成し、バネ性を有する板状体から成る固
    定具を、一対の分離した係止片と、これらの係止片を連
    結する連結片とを具備させて形成し、この固定具の係止
    片をモールの係止孔内に係止保持させるとともに、この
    固定具の連結片を扉の固定孔に挿入嵌合させて成ること
    を特徴とする扉のモール取付構造。
  2. 【請求項2】 係止孔を断面略く字型の、モールの長手
    方向に沿う溝として形成し、係止片を略前記係止孔の形
    状に折曲形成して成ることを特徴とする請求項1記載の
    扉のモール取付構造。
  3. 【請求項3】 連結片を断面略V字型に形成するととも
    に、V字型の開放側端部を内側に折曲し、表面板裏面に
    当接する受け部を形成して成ることを特徴とする請求項
    1ないし2のいずれかに記載の扉のモール取付構造。
  4. 【請求項4】 固定具における係止片の幅を、表面板に
    形成した固定孔の幅より大きく形成して成ることを特徴
    とする請求項3記載の扉のモール取付構造。
JP22726896A 1996-08-29 1996-08-29 扉のモール取付構造 Pending JPH1068272A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074020A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Shibutani:Kk 部材の取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074020A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Shibutani:Kk 部材の取付具

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