JPH106789A - 走行車両の車軸駆動装置 - Google Patents

走行車両の車軸駆動装置

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JPH106789A JP15712096A JP15712096A JPH106789A JP H106789 A JPH106789 A JP H106789A JP 15712096 A JP15712096 A JP 15712096A JP 15712096 A JP15712096 A JP 15712096A JP H106789 A JPH106789 A JP H106789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行車両の車軸駆動装置の部品点数を減らし
て簡素な構造とし、コストダウンを図る。 【解決手段】 デフ出力軸4の軸端部外方に車軸5が同
一軸芯上に配置され、デフ出力軸4と車軸5とが遊星歯
車伝動装置7にて連結連動されてなる動力伝動装置にお
いて、前記遊星歯車伝動装置7の遊星キャリア14と、
遊星歯車12の支軸13とが一体に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の走行
車両における後車軸駆動等に用いられる車軸駆動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の走行車両の車軸駆動装置には、図
5に示すようなものがある。これは、トラクタの後輪3
9の後車軸43にエンジンからの動力を伝動するもので
あり、走行車両の車体を構成するミッションケース40
内の変速装置からデファレンシャル装置41を介してエ
ンジン動力が伝達されるデフ出力軸42を備え、デフ出
力軸42の軸端部外方に後車軸43が同一軸芯上に配置
され、デフ出力軸42と後車軸43とが、デフ出力軸4
2の軸方向外方側端部に形成した太陽歯車44に噛合さ
れる遊星歯車45と、後車軸43の軸方向内方側端部に
スプライン嵌合される遊星キャリア46とを有する遊星
歯車伝動装置47にて連結連動されている。また、遊星
歯車伝動装置47の遊星歯車45は、遊星キャリア46
の筒ボス48に嵌挿されてスプリングピン49によって
抜け止めされた支軸50に、ニードル型軸受51を介し
て嵌合されている。
【0003】そして、後車軸43は、軸方向に間隔をお
いた2か所の内,外軸受52,53を介して車軸ケース
54に支持されており、軸方向外方側の軸受(外軸受)
53は、該外軸受53の軸方向内方側で後車軸43に螺
合したナット55によって、内方側の軸受(内軸受)5
2は、該内軸受52の軸方向外方側で後車軸43に設け
た止め輪56によって後車軸43に対して互いに近づく
方向のスラスト移動が阻止されており、また、車軸ケー
ス54の軸方向外端部にはケースカバー57が設けられ
ていて外軸受53の外方移動を阻止するとともにナット
55とともに後車軸43の車軸ケース54に対する軸方
向外方への移動を阻止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車軸駆動装
置においては、その遊星歯車伝動装置47の遊星キャリ
ア46に支軸50を嵌挿し、該支軸50をピン49によ
って抜け止めする構造となっていることから、部品点数
が多く、また組立の作業にも多大の時間を要することと
なっており、コストアップの原因となっていた。
【0005】そして、支軸50と遊星歯車45との間に
は、支軸50に直接的に接触して支軸外周を転動するニ
ードルを有する軸受51を使用していることから、支軸
50外周面には厳密な寸法精度が要求され、該支軸50
の加工にも多大な時間を要することとなっていた。ま
た、トラクタ等の走行車両は、その走行中に後車軸43
に軸方向外方への外力がかかることがあり、このような
外力に対してナット55やケースカバー57等によって
後車軸を固定するようにしており、部品点数が多くなる
とともに、後車軸43にはナット55を螺合するための
ネジ加工等が必要で、製作工数が増大し、これについて
もコストアップの原因となっている。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、部
品点数を減らして簡素な構造とし、コストダウンを図る
走行車両の車軸駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために以下の技術的手段を講じた。すなわち、
デフ出力軸4の軸端部外方に車軸5が同一軸芯上に配置
され、デフ出力軸4と車軸5とが遊星歯車伝動装置7に
て連結連動されてなる走行車両の車軸駆動装置におい
て、前記遊星歯車伝動装置7の遊星キャリア14と、遊
星歯車12の支軸13とが一体に形成されることを特徴
としており、これにより、支軸13をキャリア14に組
付ける作業が不要で、支軸12を設けるための抜け止め
用のピン等が不要となり、部品点数減、製作工数減を図
ってコストダウンを可能とできる。
【0008】また、本発明は、前記支軸13に、内輪1
7を有する軸受16を介して遊星歯車12が設けられる
ことを特徴としており、これにより、支軸13外周面の
寸法精度を比較的厳密なものとせずとも遊星歯車12を
組付けることが可能であり、製作工数減を図ることがで
きる。さらに、本発明は、前記車軸5は支持軸受23を
介して車軸ケース22に支持されており、該車軸ケース
22に、支持軸受23の車軸ケース22に対する軸方向
外方への移動を阻止すべく支持軸受外輪23aの軸方向
外方側の側面に当接する支持突部28が形成され、前記
車軸5に、前記支持軸受23に対する車軸5の軸方向外
方への移動を阻止すべく軸周方向の凹溝32が形成され
るとともに該凹溝32に断面円形状の止め輪33が嵌合
され、該止め輪33の断面中心よりも軸径方向外方側面
に支持軸受内輪23bの軸方向内方側の側面が当接され
ていることを特徴としており、これにより、車軸5に軸
方向外方へ力がかかった場合に、支持軸受23は支持突
部28によって移動を阻止され、車軸5は止め輪33に
よって移動を阻止される。この際に、止め輪33が支持
軸受23によって車軸5中心へ向く力で押さえつけられ
るため、止め輪33が車軸5より外れるのを防止でき、
簡素な構造であっても確実に車軸5の移動を阻止するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図2及び図3は、トラクタに備え
た本発明に係る車軸駆動装置1を示しており、トラクタ
の車体を構成するミッションケース2内に、変速装置
(図示略)からエンジン動力が伝達されるデファレンシ
ャル装置3を備え、該デファレンシャル装置3からの動
力が伝達されるデフ出力軸4がミッションケース2の左
右外方に突出されており、更に、該デフ出力軸4からの
動力は、後車輪6を連結した後車軸5に伝動されるよう
になっている。
【0010】後車軸5は、デフ出力軸4の軸端部外方に
同一軸芯上に配置されており、両軸4,5は、遊星歯車
伝動装置7を介して連結され、デフ出力軸4からの動力
が遊星歯車伝動装置7にて減速されて後車軸5に伝動さ
れる。デファレンシャル装置3は、ミッションケース2
の左右側壁に設けられた軸受ケース8によって相対回転
自在に支持されている。また、ミッションケース2の左
右外方にはブレーキ装置9を備えており、デフ出力軸4
の軸中途部にブレーキ装置9のブレーキディスク10が
係合している。そして、デフ出力軸4の軸外方端部に
は、遊星歯車伝動装置7を構成する太陽歯車11が形成
されている。
【0011】図1に示すように遊星歯車伝動装置7は、
前記太陽歯車11と、該太陽歯車11に噛合する複数の
遊星歯車12と、該遊星歯車12の回転支軸13と、該
支軸13を支持する遊星キャリア14と、後述する車軸
ケース22の内周面に嵌め込まれていて前記遊星歯車1
3と噛合する内歯歯車を有する遊星リング体15とから
なり、また、遊星キャリア14と支軸13とは鋳造等で
一体形成されており構造の簡素化及び部品点数減が図ら
れている。
【0012】また、支軸13には、内輪付ニードル型軸
受16が支軸軸方向に2つ並んで嵌合されており、これ
ら2つの軸受16につき1つの遊星歯車12が外嵌され
ていて遊星歯車12の筒ボス内周面に軸受16のニード
ル18が接触して転動するようになっている。したがっ
て、支軸13の外周には、軸受16の内輪17が嵌合し
直接的に軸受のニードル18が接触することがないた
め、支軸13の外周面を内輪17が嵌合可能な寸法精度
とすれば足り、支軸13外周面の加工を容易なものと
し、製作工数減を図っている。なお、19はニードル1
8のホルダーであり、20は軸受16の支軸13からの
抜けを防止するために支軸13に設けられた抜止リング
体である。
【0013】後車軸5は、ミッションケース2の左右側
壁にボルト固定される車軸ケース22によって包まれ、
該車軸ケース22内に設けた玉軸受等からなる左右2つ
の支持軸受(内軸受23,外軸受24)を介して車軸ケ
ース22に支持されている。後車軸5の軸方向内方側の
端部(デフ出力軸寄りの端部)と、遊星歯車伝動装置7
の遊星キャリア14のボス部14aにはスプライン溝が
形成され、両者が軸周方向相対移動不能で軸方向相対移
動可能にスプライン嵌合されている。そして、後車軸5
の軸内端面には、ストッパ25がボルト26で固定され
ており、該ストッパ25が遊星キャリア14に係止する
ことで後車軸5からの抜け止めをしている。
【0014】なお、車軸ケース22は、ミッションケー
ス2の左右外方に突出したブレーキ装置9をも包むよう
に設けられている。また、後車軸5は、軸方向内端側の
スプライン形成部位が小径部5aとなり、段部5bを介
して小径部5aより大径の中径部5cが軸外端側に延伸
し、該中径部5cの外方が段部5dを介して中径部5c
より大径の大径部5eに形成されており、この大径部5
eの外端部に後輪取付用のフランジ部27が設けられて
いる。
【0015】後車軸5の小径部5aには前記内軸受23
が嵌合されていてその内輪23bが小径部5aと中径部
5c間の段部5bに当接しており、該内軸受23は車軸
ケース22内周面に嵌め込まれている。また、車軸ケー
ス22には、内軸受23の車軸ケース22に対する軸外
方向への移動を阻止する支持突部28が形成されてい
て、内軸受23の外輪23aの軸方向外方側の側面に当
接している。なお、内軸受23の内輪23bの軸方向内
方側の側面には、遊星キャリア14の軸方向外方端面1
4bが当接している。
【0016】そして、後車軸5の中径部5cには、外軸
受24が嵌合されていてその内輪24bが中径部5cと
大径部5e間の段部5dに当接しており、該外軸受24
は車軸ケース22内周面に嵌め込まれている。また、車
軸ケース22には、外軸受24の車軸ケース22に対す
る軸方向内方への移動を阻止する支持突部29が形成さ
れていて、この支持突部29に外軸受24の外輪24a
の軸方向内方側の側面が当接している。
【0017】外軸受24の軸外方には、外軸受24と隣
接してシール部材30が設けられており、該シール部材
30は、車軸ケース22の外端部の開口内周と後車軸5
の大径部5eとの間に介装されている。また、シール部
材30及び外軸受24の軸外方への抜け止めをする抜止
リング31が車軸ケース22に設けられている。後車軸
5のスプライン形成部位の軸方向外方寄りには、スプラ
イン溝に略垂直に交わる軸周方向の凹溝32が形成され
ていて、該凹溝32には、SWPA等のバネ鋼よりなる
断面円形状でC型に形成された止め輪33が嵌め込ま
れ、該止め輪33に内軸受23内輪23bの軸方向内方
側の側面が当接している。
【0018】図4にも示すように、凹溝32は、軸方向
外方側が比較的緩斜面32aで、内方側が急斜面32b
となる略へ字状に形成され、緩斜面32aと急斜面32
bとの境界が、止め輪33の断面円と略同径で緩斜面3
2a及び急斜面32bと連続した円弧面32cとされて
いる。また、凹溝32は、止め輪33の断面半径よりも
深く形成されており、したがって、止め輪33の断面円
形中心よりも軸径方向外方側の面に、内軸受23内輪2
3bの内側面の角隅部が当接するようになっている。
【0019】また、図4に示す急斜面32bの軸線Sに
対する傾斜角度αは、止め輪33と急斜面32bとの接
点における止め輪33の接線角度となり、この急斜面3
2bと止め輪33との接点は、内軸受23と止め輪33
との接触点と、止め輪33断面中心点とを結ぶ線よりも
止め輪33の軸径方向外方側面に位置している。このよ
うな構成で、後車軸5に軸方向外方(矢示A)の外力が
付与された場合に、凹溝32(急斜面32b)から止め
輪33の略断面中心へ向いた力が起生され、これに対
し、内軸受23は車軸ケース22の支持突部28によっ
て軸外方への移動が規制されているので、内軸受23か
ら止め輪33の断面中心へ向いた方向の反力が起生する
ようになっている。これによって、止め輪33には、後
車軸5の軸線Sに向いた力(矢示B)が付与され、上記
のような後車軸5への軸外方の外力が付与された場合で
あっても、止め輪33が凹溝32側(後車軸5中心側)
に押さえつけられて凹溝32から外れるようなことは殆
どなく、この止め輪33によって後車軸5の軸外方への
移動が確実に阻止される。したがって、後車軸5の軸外
端側では、従来のように後車軸5にナットを設けたり車
軸ケースのカバーを設ける必要もなく、少ない部品点数
で簡素な構造となり、組立等も容易なものとできコスト
ダウンを図ることができる。
【0020】なお、遊星キャリア14の軸方向外方側の
端面14bは、内軸受23の内輪23bに当接している
ため、上記のような後車軸への軸外方向の外力に対し、
後車軸5は、遊星キャリア14の後車軸5からの抜け止
めをするストッパ25を介してこの遊星キャリア14に
よってもその移動が阻止されている。また、遊星キャリ
ア14のボス部14a周縁には、止め輪33が収まる切
欠溝14cを形成し、この切欠溝14cが止め輪33の
外周及び軸方向内方側の側面に当接するようになってお
り、これによっても、上記の後車軸5の軸外方への外力
がかかった場合の止め輪33の外れを防止している。
【0021】また、前記後車軸5に形成した凹溝32に
ついて、急斜面32bを後車軸5の軸線Sに対して垂直
な立面(角度α=90°)として、止め輪33における
軸方向最内側部に接するようにしてもよい。上記のよう
な後車軸5を車軸ケース22に組付ける際には、後車軸
5にシール部材30及び外軸受24を組付けた状態で、
車軸ケース22の外端部開口より装入し、車軸ケース2
2の基端部側開口より後車軸5に内軸受23を嵌合する
とともに止め輪33を取りつけ、後車軸5の軸内端部に
遊星キャリア14をスプライン嵌合させてストッパ25
を取りつけることで容易に組付けを行うことができる。
なお、後車軸5を車軸ケース22より取り外す際には、
この逆の動作を行う。
【0022】本発明は、上記実施形態に限ることなく適
宜設計変更可能であり、例えば、遊星歯車の軸受は内外
輪付のものであってもよく、ニードル型でなく円筒ころ
軸受としてもよい。また、この軸受の個数を3個以上と
して支軸に並設するようにしてもよい。そして、支持軸
受は、玉軸受でなくとも円錐ころ軸受等に変更すること
もできる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、車軸駆
動装置の遊星歯車伝動装置の遊星キャリアと遊星歯車の
支軸とを一体に形成したので、部品点数減、製作工数減
を図ることができ、コストダウンを可能とする。また、
本発明は、遊星歯車の支軸に、内輪を有する軸受を介し
て遊星歯車が設けられるので、支軸外周面の寸法精度を
比較的厳密なものとせずとも遊星歯車を組付けることが
可能であり、製作工数減を図ることができる。
【0024】更に、本発明は、車軸の車軸ケースに支持
軸受の車軸ケースに対する軸外方への移動を阻止すべ
く、支持軸受外輪の軸外方側の側面に当接する支持突部
が形成され、前記車軸に、支持軸受に対する車軸の軸外
方への移動を阻止すべく軸周方向の凹溝を形成するとと
もに該凹溝に断面円形状の止め輪が嵌合され、該止め輪
の断面中心よりも軸径方向外方側面に軸受内輪の軸内方
側の側面が当接されているので、車軸に軸方向外方の外
力がかかった場合でも止め輪が外れることは殆どなく、
該止め輪によって簡素な構造で確実に車軸の移動を阻止
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る要部の拡大正面断面図
である。
【図2】同トラクタの後車軸動力伝達装置を示す概略構
成図である。
【図3】同トラクタの後車軸動力伝達装置を示す正面断
面図である。
【図4】同要部の拡大断面図である。
【図5】従来例に係るトラクタの後車軸動力伝達装置を
示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 車軸駆動装置 4 デフ出力軸 5 後車軸 7 遊星歯車伝動装置 12 遊星歯車 13 支軸 14 遊星キャリア 16 ニードル型軸受 17 内輪 22 車軸ケース 23 内軸受 23a 外輪 23b 内輪 28 支持突部 32 凹溝 33 止め輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフ出力軸(4)の軸端部外方に車軸
    (5)が同一軸芯上に配置され、デフ出力軸(4)と車
    軸(5)とが遊星歯車伝動装置(7)にて連結連動され
    てなる走行車両の車軸駆動装置において、 前記遊星歯車伝動装置(7)の遊星キャリア(14)
    と、遊星歯車(12)の回転支軸(13)とが一体に形
    成されることを特徴とする走行車両の車軸駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記支軸(13)に、内輪(17)を有
    する軸受(16)を介して遊星歯車(12)が設けられ
    ることを特徴とする請求項1に記載の走行車両の車軸駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記車軸(5)は支持軸受(23)を介
    して車軸ケース(22)に支持されており、車軸ケース
    (22)に、前記支持軸受(23)の車軸ケース(2
    2)に対する軸方向外方への移動を阻止すべく支持軸受
    外輪(23a)の軸方向外方側の側面に当接する支持突
    部(28)が形成され、前記車軸(5)に、前記支持軸
    受(23)に対する車軸(5)の軸方向外方への移動を
    阻止すべく軸周方向の凹溝(32)が形成されるととも
    に該凹溝(32)に断面円形状の止め輪(33)が嵌合
    され、該止め輪(33)の断面中心よりも軸径方向外方
    側面に支持軸受内輪(23b)の軸方向内方側の側面が
    当接されていることを特徴とする請求項1に記載の走行
    車両の車軸駆動装置。
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