JP3574273B2 - 走行車両の車軸駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の走行車両における後車軸駆動等に用いられる車軸駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の走行車両の車軸駆動装置には、図5に示すようなものがある。
これは、トラクタの後輪39の後車軸43にエンジンからの動力を伝動するものであり、走行車両の車体を構成するミッションケース40内の変速装置からデファレンシャル装置41を介してエンジン動力が伝達されるデフ出力軸42を備え、デフ出力軸42の軸端部外方に後車軸43が同一軸芯上に配置され、デフ出力軸42と後車軸43とが、デフ出力軸42の軸方向外方側端部に形成した太陽歯車44に噛合される遊星歯車45と、後車軸43の軸方向内方側端部にスプライン嵌合される遊星キャリア46とを有する遊星歯車伝動装置47にて連結連動されている。また、遊星歯車伝動装置47の遊星歯車45は、遊星キャリア46の筒ボス48に嵌挿されてスプリングピン49によって抜け止めされた支軸50に、ニードル型軸受51を介して嵌合されている。
【0003】
そして、後車軸43は、軸方向に間隔をおいた2か所の内,外軸受52,53を介して車軸ケース54に支持されており、軸方向外方側の軸受(外軸受)53は、該外軸受53の軸方向内方側で後車軸43に螺合したナット55によって、内方側の軸受(内軸受)52は、該内軸受52の軸方向外方側で後車軸43に設けた止め輪56によって後車軸43に対して互いに近づく方向のスラスト移動が阻止されており、また、車軸ケース54の軸方向外端部にはケースカバー57が設けられていて外軸受53の外方移動を阻止するとともにナット55とともに後車軸43の車軸ケース54に対する軸方向外方への移動を阻止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の車軸駆動装置においては、その遊星歯車伝動装置47の遊星キャリア46に支軸50を嵌挿し、該支軸50をピン49によって抜け止めする構造となっていることから、部品点数が多く、また組立の作業にも多大の時間を要することとなっており、コストアップの原因となっていた。
【0005】
そして、支軸50と遊星歯車45との間には、支軸50に直接的に接触して支軸外周を転動するニードルを有する軸受51を使用していることから、支軸50外周面には厳密な寸法精度が要求され、該支軸50の加工にも多大な時間を要することとなっていた。
また、トラクタ等の走行車両は、その走行中に後車軸43に軸方向外方への外力がかかることがあり、このような外力に対してナット55やケースカバー57等によって後車軸を固定するようにしており、部品点数が多くなるとともに、後車軸43にはナット55を螺合するためのネジ加工等が必要で、製作工数が増大し、これについてもコストアップの原因となっている。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、部品点数を減らして簡素な構造とし、コストダウンを図る走行車両の車軸駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、デフ出力軸4の軸端部外方に車軸5が同一軸芯上に配置され、デフ出力軸4と車軸5とが遊星歯車伝動装置7にて連結連動されてなる走行車両の車軸駆動装置において、
前記遊星歯車伝動装置7の遊星キャリア14と、遊星歯車12の支軸13とが一体に形成されることを特徴としており、これにより、支軸13をキャリア14に組付ける作業が不要で、支軸12を設けるための抜け止め用のピン等が不要となり、部品点数減、製作工数減を図ってコストダウンを可能とできる。
【0008】
また、本発明は、前記支軸13に、内輪17を有する軸受16を介して遊星歯車12が設けられることを特徴としており、これにより、支軸13外周面の寸法精度を比較的厳密なものとせずとも遊星歯車12を組付けることが可能であり、製作工数減を図ることができる。
さらに、本発明は、前記車軸5は支持軸受23を介して車軸ケース22に支持されており、該車軸ケース22に、支持軸受23の車軸ケース22に対する軸方向外方への移動を阻止すべく支持軸受外輪23aの軸方向外方側の側面に当接する支持突部28が形成され、前記車軸5に、前記支持軸受23に対する車軸5の軸方向外方への移動を阻止すべく軸周方向の凹溝32が形成されるとともに該凹溝32に断面円形状の止め輪33が嵌合され、該止め輪33の断面中心よりも軸径方向外方側面に支持軸受内輪23bの軸方向内方側の側面が当接されていることを特徴としており、これにより、車軸5に軸方向外方へ力がかかった場合に、支持軸受23は支持突部28によって移動を阻止され、車軸5は止め輪33によって移動を阻止される。この際に、止め輪33が支持軸受23によって車軸5中心へ向く力で押さえつけられるため、止め輪33が車軸5より外れるのを防止でき、簡素な構造であっても確実に車軸5の移動を阻止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図2及び図3は、トラクタに備えた本発明に係る車軸駆動装置1を示しており、トラクタの車体を構成するミッションケース2内に、変速装置(図示略)からエンジン動力が伝達されるデファレンシャル装置3を備え、該デファレンシャル装置3からの動力が伝達されるデフ出力軸4がミッションケース2の左右外方に突出されており、更に、該デフ出力軸4からの動力は、後車輪6を連結した後車軸5に伝動されるようになっている。
【0010】
後車軸5は、デフ出力軸4の軸端部外方に同一軸芯上に配置されており、両軸4,5は、遊星歯車伝動装置7を介して連結され、デフ出力軸4からの動力が遊星歯車伝動装置7にて減速されて後車軸5に伝動される。
デファレンシャル装置3は、ミッションケース2の左右側壁に設けられた軸受ケース8によって相対回転自在に支持されている。また、ミッションケース2の左右外方にはブレーキ装置9を備えており、デフ出力軸4の軸中途部にブレーキ装置9のブレーキディスク10が係合している。そして、デフ出力軸4の軸外方端部には、遊星歯車伝動装置7を構成する太陽歯車11が形成されている。
【0011】
図1に示すように遊星歯車伝動装置7は、前記太陽歯車11と、該太陽歯車11に噛合する複数の遊星歯車12と、該遊星歯車12の回転支軸13と、該支軸13を支持する遊星キャリア14と、後述する車軸ケース22の内周面に嵌め込まれていて前記遊星歯車13と噛合する内歯歯車を有する遊星リング体15とからなり、また、遊星キャリア14と支軸13とは鋳造等で一体形成されており構造の簡素化及び部品点数減が図られている。
【0012】
また、支軸13には、内輪付ニードル型軸受16が支軸軸方向に2つ並んで嵌合されており、これら2つの軸受16につき1つの遊星歯車12が外嵌されていて遊星歯車12の筒ボス内周面に軸受16のニードル18が接触して転動するようになっている。したがって、支軸13の外周には、軸受16の内輪17が嵌合し直接的に軸受のニードル18が接触することがないため、支軸13の外周面を内輪17が嵌合可能な寸法精度とすれば足り、支軸13外周面の加工を容易なものとし、製作工数減を図っている。なお、19はニードル18のホルダーであり、20は軸受16の支軸13からの抜けを防止するために支軸13に設けられた抜止リング体である。
【0013】
後車軸5は、ミッションケース2の左右側壁にボルト固定される車軸ケース22によって包まれ、該車軸ケース22内に設けた玉軸受等からなる左右2つの支持軸受(内軸受23,外軸受24)を介して車軸ケース22に支持されている。後車軸5の軸方向内方側の端部(デフ出力軸寄りの端部)と、遊星歯車伝動装置7の遊星キャリア14のボス部14aにはスプライン溝が形成され、両者が軸周方向相対移動不能で軸方向相対移動可能にスプライン嵌合されている。そして、後車軸5の軸内端面には、ストッパ25がボルト26で固定されており、該ストッパ25が遊星キャリア14に係止することで後車軸5からの抜け止めをしている。
【0014】
なお、車軸ケース22は、ミッションケース2の左右外方に突出したブレーキ装置9をも包むように設けられている。
また、後車軸5は、軸方向内端側のスプライン形成部位が小径部5aとなり、段部5bを介して小径部5aより大径の中径部5cが軸外端側に延伸し、該中径部5cの外方が段部5dを介して中径部5cより大径の大径部5eに形成されており、この大径部5eの外端部に後輪取付用のフランジ部27が設けられている。
【0015】
後車軸5の小径部5aには前記内軸受23が嵌合されていてその内輪23bが小径部5aと中径部5c間の段部5bに当接しており、該内軸受23は車軸ケース22内周面に嵌め込まれている。また、車軸ケース22には、内軸受23の車軸ケース22に対する軸外方向への移動を阻止する支持突部28が形成されていて、内軸受23の外輪23aの軸方向外方側の側面に当接している。なお、内軸受23の内輪23bの軸方向内方側の側面には、遊星キャリア14の軸方向外方端面14bが当接している。
【0016】
そして、後車軸5の中径部5cには、外軸受24が嵌合されていてその内輪24bが中径部5cと大径部5e間の段部5dに当接しており、該外軸受24は車軸ケース22内周面に嵌め込まれている。また、車軸ケース22には、外軸受24の車軸ケース22に対する軸方向内方への移動を阻止する支持突部29が形成されていて、この支持突部29に外軸受24の外輪24aの軸方向内方側の側面が当接している。
【0017】
外軸受24の軸外方には、外軸受24と隣接してシール部材30が設けられており、該シール部材30は、車軸ケース22の外端部の開口内周と後車軸5の大径部5eとの間に介装されている。また、シール部材30及び外軸受24の軸外方への抜け止めをする抜止リング31が車軸ケース22に設けられている。
後車軸5のスプライン形成部位の軸方向外方寄りには、スプライン溝に略垂直に交わる軸周方向の凹溝32が形成されていて、該凹溝32には、SWPA等のバネ鋼よりなる断面円形状でC型に形成された止め輪33が嵌め込まれ、該止め輪33に内軸受23内輪23bの軸方向内方側の側面が当接している。
【0018】
図4にも示すように、凹溝32は、軸方向外方側が比較的緩斜面32aで、内方側が急斜面32bとなる略へ字状に形成され、緩斜面32aと急斜面32bとの境界が、止め輪33の断面円と略同径で緩斜面32a及び急斜面32bと連続した円弧面32cとされている。
また、凹溝32は、止め輪33の断面半径よりも深く形成されており、したがって、止め輪33の断面円形中心よりも軸径方向外方側の面に、内軸受23内輪23bの内側面の角隅部が当接するようになっている。
【0019】
また、図4に示す急斜面32bの軸線Sに対する傾斜角度αは、止め輪33と急斜面32bとの接点における止め輪33の接線角度となり、この急斜面32bと止め輪33との接点は、内軸受23と止め輪33との接触点と、止め輪33断面中心点とを結ぶ線よりも止め輪33の軸径方向外方側面に位置している。
このような構成で、後車軸5に軸方向外方(矢示A)の外力が付与された場合に、凹溝32(急斜面32b)から止め輪33の略断面中心へ向いた力が起生され、これに対し、内軸受23は車軸ケース22の支持突部28によって軸外方への移動が規制されているので、内軸受23から止め輪33の断面中心へ向いた方向の反力が起生するようになっている。これによって、止め輪33には、後車軸5の軸線Sに向いた力(矢示B)が付与され、上記のような後車軸5への軸外方の外力が付与された場合であっても、止め輪33が凹溝32側(後車軸5中心側)に押さえつけられて凹溝32から外れるようなことは殆どなく、この止め輪33によって後車軸5の軸外方への移動が確実に阻止される。したがって、後車軸5の軸外端側では、従来のように後車軸5にナットを設けたり車軸ケースのカバーを設ける必要もなく、少ない部品点数で簡素な構造となり、組立等も容易なものとできコストダウンを図ることができる。
【0020】
なお、遊星キャリア14の軸方向外方側の端面14bは、内軸受23の内輪23bに当接しているため、上記のような後車軸への軸外方向の外力に対し、後車軸5は、遊星キャリア14の後車軸5からの抜け止めをするストッパ25を介してこの遊星キャリア14によってもその移動が阻止されている。
また、遊星キャリア14のボス部14a周縁には、止め輪33が収まる切欠溝14cを形成し、この切欠溝14cが止め輪33の外周及び軸方向内方側の側面に当接するようになっており、これによっても、上記の後車軸5の軸外方への外力がかかった場合の止め輪33の外れを防止している。
【0021】
また、前記後車軸5に形成した凹溝32について、急斜面32bを後車軸5の軸線Sに対して垂直な立面(角度α=90°)として、止め輪33における軸方向最内側部に接するようにしてもよい。
上記のような後車軸5を車軸ケース22に組付ける際には、後車軸5にシール部材30及び外軸受24を組付けた状態で、車軸ケース22の外端部開口より装入し、車軸ケース22の基端部側開口より後車軸5に内軸受23を嵌合するとともに止め輪33を取りつけ、後車軸5の軸内端部に遊星キャリア14をスプライン嵌合させてストッパ25を取りつけることで容易に組付けを行うことができる。なお、後車軸5を車軸ケース22より取り外す際には、この逆の動作を行う。
【0022】
本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能であり、例えば、遊星歯車の軸受は内外輪付のものであってもよく、ニードル型でなく円筒ころ軸受としてもよい。また、この軸受の個数を3個以上として支軸に並設するようにしてもよい。そして、支持軸受は、玉軸受でなくとも円錐ころ軸受等に変更することもできる。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は、車軸駆動装置の遊星歯車伝動装置の遊星キャリアと遊星歯車の支軸とを一体に形成したので、部品点数減、製作工数減を図ることができ、コストダウンを可能とする。
また、本発明は、遊星歯車の支軸に、内輪を有する軸受を介して遊星歯車が設けられるので、支軸外周面の寸法精度を比較的厳密なものとせずとも遊星歯車を組付けることが可能であり、製作工数減を図ることができる。
【0024】
更に、本発明は、車軸の車軸ケースに支持軸受の車軸ケースに対する軸外方への移動を阻止すべく、支持軸受外輪の軸外方側の側面に当接する支持突部が形成され、前記車軸に、支持軸受に対する車軸の軸外方への移動を阻止すべく軸周方向の凹溝を形成するとともに該凹溝に断面円形状の止め輪が嵌合され、該止め輪の断面中心よりも軸径方向外方側面に軸受内輪の軸内方側の側面が当接されているので、車軸に軸方向外方の外力がかかった場合でも止め輪が外れることは殆どなく、該止め輪によって簡素な構造で確実に車軸の移動を阻止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る要部の拡大正面断面図である。
【図2】同トラクタの後車軸動力伝達装置を示す概略構成図である。
【図3】同トラクタの後車軸動力伝達装置を示す正面断面図である。
【図4】同要部の拡大断面図である。
【図5】従来例に係るトラクタの後車軸動力伝達装置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 車軸駆動装置
4 デフ出力軸
5 後車軸
7 遊星歯車伝動装置
12 遊星歯車
13 支軸
14 遊星キャリア
16 ニードル型軸受
17 内輪
22 車軸ケース
23 内軸受
23a 外輪
23b 内輪
28 支持突部
32 凹溝
33 止め輪
Claims (2)
- デフ出力軸(4)の軸端部外方に車軸(5)が同一軸芯上に配置され、デフ出力軸(4)と車軸(5)とが遊星歯車伝動装置(7)にて連結連動され、前記遊星歯車伝動装置(7)の遊星キャリア(14)と、遊星歯車 (12)の回転支軸(13)とが一体に形成され、車軸(5)を包む車軸ケース(22)の内端側に支持突部(28)が形成されると共に、車軸ケース(22)の外端側に支持突部(29)形成され、車軸(5)外側を支持する支持軸受(24)が車軸ケース(22)にその外側から前記外側支持突部(29)に当接可能に挿入されると共に、車軸(5)内側を支持する支持軸受(23)が車軸ケース(22)にその内側から前記内側支持突部(28)に当接可能に挿入され、前記車軸(5)は軸方向内側が前記内側支持軸受(23)から内方に突出するように、外側から車軸ケース(22)に挿入され、内側支持軸受(23)よりも内側の車軸(5)の周面に、内側支持軸受(23)に対する車軸(5)の軸方向外方への移動を阻止すべく凹溝(32)が形成されると共に該凹溝(32)に断面円形状の止め輪(33)が嵌合され、該止め輪(33)の断面中心よりも軸径方向外側面に前記内側支持軸受(23)の軸方向内方側の側面が当接され、車軸(5)の軸方向内端側には前記遊星キャリア(14)が車軸(5)と一体回転するように車軸(5)の内方から外嵌されると共に、車軸(5)の内端面にボルト固定されるストッパ(25)によって遊星キャリア(14)が抜け止めされていることを特徴とする走行車両の車軸駆動装置。
- 前記支軸(13)に、内輪(17)を有する軸受(16)を介して遊星歯車(12)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の走行車両の車軸駆動装置。
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