JPH106786A - 作業車輛におけるラジエ−タ冷却装置 - Google Patents
作業車輛におけるラジエ−タ冷却装置Info
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- JPH106786A JPH106786A JP18152996A JP18152996A JPH106786A JP H106786 A JPH106786 A JP H106786A JP 18152996 A JP18152996 A JP 18152996A JP 18152996 A JP18152996 A JP 18152996A JP H106786 A JPH106786 A JP H106786A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 24
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 コア多層式ラジエ−タへの冷却風供給を、常
に良好な状態で行い、エンジンのオ−バ−ヒ−トをなく
する。 【解決手段】 エンジンを収容する機械室の防塵網付吸
気口部の風下側にパンチメタル等の防塵体を設け、さら
に、防塵体の風下側に回転フィルタを設けたラジエ−タ
冷却装置にしている。また、回転フィルタを、コア多層
式ラジエ−タ及び吸気フアンを外囲する円筒状体に形成
したラジエ−タ冷却装置にしている。
に良好な状態で行い、エンジンのオ−バ−ヒ−トをなく
する。 【解決手段】 エンジンを収容する機械室の防塵網付吸
気口部の風下側にパンチメタル等の防塵体を設け、さら
に、防塵体の風下側に回転フィルタを設けたラジエ−タ
冷却装置にしている。また、回転フィルタを、コア多層
式ラジエ−タ及び吸気フアンを外囲する円筒状体に形成
したラジエ−タ冷却装置にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車輛のエンジ
ン部に装設するコア多層式ラジエ−タを冷却するラジエ
−タ冷却装置に関する。
ン部に装設するコア多層式ラジエ−タを冷却するラジエ
−タ冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業車輛に搭載するエンジンの冷却装置
にコア多層式ラジエ−タを用いたものが知られている
が、この種のものにおいては、多層コア部に塵埃が入り
込むとその除去清掃が著しく困難になる。そこで、従来
においては、エンジンを収容する機械室の防塵網付吸気
口部から吸気した冷却風を、その風下側に設けるフィル
タで濾過してコア多層式ラジエ−タ部に供給するように
している。
にコア多層式ラジエ−タを用いたものが知られている
が、この種のものにおいては、多層コア部に塵埃が入り
込むとその除去清掃が著しく困難になる。そこで、従来
においては、エンジンを収容する機械室の防塵網付吸気
口部から吸気した冷却風を、その風下側に設けるフィル
タで濾過してコア多層式ラジエ−タ部に供給するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置においては、
防塵網付吸気口部を通過した冷却風が、さらにフィルタ
で濾過されてコア多層式ラジエ−タに供給されるので、
多層コア部への塵埃の入り込みは少なくなるけれども、
吸気口部の防塵網を通過した細かい粉塵がフィルタの外
面に付着して短期のうちに目詰まりを起し、その目詰ま
りにより冷却風の通過が阻害されて、コア多層式ラジエ
−タが冷却不良に陥ってエンジンがオ−バ−ヒ−トする
という問題点があった。
防塵網付吸気口部を通過した冷却風が、さらにフィルタ
で濾過されてコア多層式ラジエ−タに供給されるので、
多層コア部への塵埃の入り込みは少なくなるけれども、
吸気口部の防塵網を通過した細かい粉塵がフィルタの外
面に付着して短期のうちに目詰まりを起し、その目詰ま
りにより冷却風の通過が阻害されて、コア多層式ラジエ
−タが冷却不良に陥ってエンジンがオ−バ−ヒ−トする
という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンを収
容する機械室の防塵網付吸気口部の風下側にパンチメタ
ル等からなる防塵体を設け、さらに、その防塵体の風下
側に回転フィルタを設け、回転フィルタの回転によって
常に冷却風の通過不良が生じない状態に維持できるよう
にしている。
容する機械室の防塵網付吸気口部の風下側にパンチメタ
ル等からなる防塵体を設け、さらに、その防塵体の風下
側に回転フィルタを設け、回転フィルタの回転によって
常に冷却風の通過不良が生じない状態に維持できるよう
にしている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のラジエ−タ冷却装置にお
いては、コア多層式ラジエ−タ及び吸気フアンの外周を
囲繞し、その一部がコア多層式ラジエ−タへの冷却風吸
入路に位置する円筒状のフィルタを、枢支軸の回りに回
転自在に支承装設して駆動モ−タ等の動力により、又は
手動によって適宜に回転させることができるように構成
する。
いては、コア多層式ラジエ−タ及び吸気フアンの外周を
囲繞し、その一部がコア多層式ラジエ−タへの冷却風吸
入路に位置する円筒状のフィルタを、枢支軸の回りに回
転自在に支承装設して駆動モ−タ等の動力により、又は
手動によって適宜に回転させることができるように構成
する。
【0006】円筒状のフィルタを駆動モ−タ等で動力回
転させる場合は、常時回転させるか一定時間で一定角度
間歇回転させるか、あるいは、冷却風吸入路に位置する
部分の目詰まり程度をセンサ−で検知し、その検出信号
に基づいて一定角度回転するように構成するなど、必要
に応じて種々の形態を採ることができ、また、手動構造
とする場合は、冷却風吸入路に位置する部分の目詰まり
程度をセンサ−で検知して警報を発し、フィルタの回転
を促すように構成するのが好ましい。
転させる場合は、常時回転させるか一定時間で一定角度
間歇回転させるか、あるいは、冷却風吸入路に位置する
部分の目詰まり程度をセンサ−で検知し、その検出信号
に基づいて一定角度回転するように構成するなど、必要
に応じて種々の形態を採ることができ、また、手動構造
とする場合は、冷却風吸入路に位置する部分の目詰まり
程度をセンサ−で検知して警報を発し、フィルタの回転
を促すように構成するのが好ましい。
【0007】
【実施例】以下、作業車輛の一つであるコンバインに本
発明装置を適用した実施例について図面を参照して説明
するが、図1は本発明装置が実施されたコンバインの側
面図、図2はそのコンバインのA−A断面図、図3は図
2のB−B断面図である。図1において、コンバイン
は、左右一対のクロ−ラ走行装置(1)を備えた機体(2)
に脱穀装置(3)及びグレンタンク(4)、運転部(5)を設
けるとともに、機体(2)の前面部に、植立穀稈を刈取り
横倒れ姿勢に変更して脱穀装置に供給する刈取搬送部
(6)を昇降自在に連設し、それ等の刈取搬送部(6)、脱
穀装置(3)及びグレンタンク(4)等の動力稼働部と左右
一対のクロ−ラ走行装置(1)とを前記運転部(5)の機械
室(7)に収容されたエンジン(8)の動力でもって駆動し
て所期の収穫作業を行うように構成している。
発明装置を適用した実施例について図面を参照して説明
するが、図1は本発明装置が実施されたコンバインの側
面図、図2はそのコンバインのA−A断面図、図3は図
2のB−B断面図である。図1において、コンバイン
は、左右一対のクロ−ラ走行装置(1)を備えた機体(2)
に脱穀装置(3)及びグレンタンク(4)、運転部(5)を設
けるとともに、機体(2)の前面部に、植立穀稈を刈取り
横倒れ姿勢に変更して脱穀装置に供給する刈取搬送部
(6)を昇降自在に連設し、それ等の刈取搬送部(6)、脱
穀装置(3)及びグレンタンク(4)等の動力稼働部と左右
一対のクロ−ラ走行装置(1)とを前記運転部(5)の機械
室(7)に収容されたエンジン(8)の動力でもって駆動し
て所期の収穫作業を行うように構成している。
【0008】機械室(7)に収容されるエンジン(8)は、
コア多層式ラジエ−タ(9)及び吸気フアン(10)を備
え、コア多層式ラジエ−タ(9)に対する冷却風吸入路
が、機械室(7)の外側部位に連通連設された吸気ダクト
(11)とそれに連通接続したシュラウド部(12)とで形
成されて、吸気フアン(10)の吸引作用でもって吸気ダ
クト(11)からシュラウド部(12)を経て吸気供給され
る冷却風がコア多層式ラジエ−タ(9)を冷却するように
構成されている。
コア多層式ラジエ−タ(9)及び吸気フアン(10)を備
え、コア多層式ラジエ−タ(9)に対する冷却風吸入路
が、機械室(7)の外側部位に連通連設された吸気ダクト
(11)とそれに連通接続したシュラウド部(12)とで形
成されて、吸気フアン(10)の吸引作用でもって吸気ダ
クト(11)からシュラウド部(12)を経て吸気供給され
る冷却風がコア多層式ラジエ−タ(9)を冷却するように
構成されている。
【0009】そして、吸気ダクト(11)の吸気口部に防
塵網(13)が張設され、その防塵網(13)の外側には、
外斜め上方に向いて傾斜する鎧戸状の導風板(14)を設
けて塵埃が比較的少ない上層の空気を吸入するようにし
ている。なお、導風板(14)の適宜位置には塵埃や露水
が抜け落ちる孔(14a)が開設されている。
塵網(13)が張設され、その防塵網(13)の外側には、
外斜め上方に向いて傾斜する鎧戸状の導風板(14)を設
けて塵埃が比較的少ない上層の空気を吸入するようにし
ている。なお、導風板(14)の適宜位置には塵埃や露水
が抜け落ちる孔(14a)が開設されている。
【0010】また、吸気ダクト(11)とシュラウド部
(12)との連通部には有孔鉄板(パンチメタル)等の比
較的粗な防塵体(15)が設けられて、前記吸気ダクト
(11)の吸気口部から取入れられた冷却風が防塵体(1
5)を透過してシュラウド部(12)に導入され、さら
に、防塵体(15)より風下側においてシュラウド部(1
2)に配設するフィルタ(16)を透過してコア多層式ラ
ジエ−タ(9)部に供給されるようになっている。
(12)との連通部には有孔鉄板(パンチメタル)等の比
較的粗な防塵体(15)が設けられて、前記吸気ダクト
(11)の吸気口部から取入れられた冷却風が防塵体(1
5)を透過してシュラウド部(12)に導入され、さら
に、防塵体(15)より風下側においてシュラウド部(1
2)に配設するフィルタ(16)を透過してコア多層式ラ
ジエ−タ(9)部に供給されるようになっている。
【0011】前記フィルタ(16)は、粉塵の通過は阻止
し冷却風のみを通過させることができる部材(例えば、
スポンジ状体や目の細かい網など)を用い、前記コア多
層式ラジエ−タ(9)と吸気フアン(10)を外囲する円筒
回転体に形成されて、その円筒部の一部分がコア多層式
ラジエ−タ(9)への冷却風吸入側であるシュラウド部
(12)を横切る状態に位置するように構成されている。
し冷却風のみを通過させることができる部材(例えば、
スポンジ状体や目の細かい網など)を用い、前記コア多
層式ラジエ−タ(9)と吸気フアン(10)を外囲する円筒
回転体に形成されて、その円筒部の一部分がコア多層式
ラジエ−タ(9)への冷却風吸入側であるシュラウド部
(12)を横切る状態に位置するように構成されている。
【0012】具体的には、円筒状の回転フィルタ(16)
の天板(17)の中心部に立設する回転軸(18)を、機械
室(7)の適宜の構成部材又はそれに連設される部材に取
付けた駆動モ−タ(19)に連動連結して、駆動モ−タ
(19)の動力でもって回転させ得るように構成してい
る。なお、駆動モ−タ(19)は、エンジン稼働時に常時
回転するか、一定時間間隔で一定角度間歇回転するか、
或いは冷却風吸入路に位置する部分の目詰まり程度をセ
ンサ−で検知し、その検出信号に基づいて一定角度回転
するように構成するなど、種々の制御形態で作動される
ものに構成され、また、必要に応じて、手動でオンオフ
制御するように構成される場合もある。
の天板(17)の中心部に立設する回転軸(18)を、機械
室(7)の適宜の構成部材又はそれに連設される部材に取
付けた駆動モ−タ(19)に連動連結して、駆動モ−タ
(19)の動力でもって回転させ得るように構成してい
る。なお、駆動モ−タ(19)は、エンジン稼働時に常時
回転するか、一定時間間隔で一定角度間歇回転するか、
或いは冷却風吸入路に位置する部分の目詰まり程度をセ
ンサ−で検知し、その検出信号に基づいて一定角度回転
するように構成するなど、種々の制御形態で作動される
ものに構成され、また、必要に応じて、手動でオンオフ
制御するように構成される場合もある。
【0013】上記のように構成されたラジエ−タ冷却装
置を備えるコンバインにおいて、エンジン(8)が稼働さ
れれば、円筒状の回転フィルタ(16)の外囲圏内にある
吸気フアン(10)が作動する。すると、その吸気フアン
(10)の吸気作用が冷却風吸入路におよぶことになっ
て、図2に矢印で示しているような冷却風の流れが生
じ、導風板(14)によって導かれる上層の外気が、吸気
口部から吸気ダクト(11)内に入り、防塵体(15)を透
過してシュラウド部(12)に導入され、さらに、シュラ
ウド部(12)に位置するフィルタ(16)を透過してコア
多層式ラジエ−タ(9)に投与され、反対側部分からフィ
ルタ外方に排気される。
置を備えるコンバインにおいて、エンジン(8)が稼働さ
れれば、円筒状の回転フィルタ(16)の外囲圏内にある
吸気フアン(10)が作動する。すると、その吸気フアン
(10)の吸気作用が冷却風吸入路におよぶことになっ
て、図2に矢印で示しているような冷却風の流れが生
じ、導風板(14)によって導かれる上層の外気が、吸気
口部から吸気ダクト(11)内に入り、防塵体(15)を透
過してシュラウド部(12)に導入され、さらに、シュラ
ウド部(12)に位置するフィルタ(16)を透過してコア
多層式ラジエ−タ(9)に投与され、反対側部分からフィ
ルタ外方に排気される。
【0014】そして、冷却風がコア多層式ラジエ−タ
(9)の風上側に位置するフィルタ部分を通過する際に
は、同部分によって通過を阻止される塵埃がフィルタ外
面に付着して目詰まりするが、その目詰まり度合いが進
行すれば、駆動モ−タ(19)が自動的又は人為的に作動
されて回転フィルタ(16)が回転させられ、塵埃付着部
分がシュラウド部(12)から退けられて、塵埃の付着し
ていない部分が新たにシュラウド部(12)に位置するこ
とになって目詰まり状態が進行した儘での冷却風供給が
回避される。
(9)の風上側に位置するフィルタ部分を通過する際に
は、同部分によって通過を阻止される塵埃がフィルタ外
面に付着して目詰まりするが、その目詰まり度合いが進
行すれば、駆動モ−タ(19)が自動的又は人為的に作動
されて回転フィルタ(16)が回転させられ、塵埃付着部
分がシュラウド部(12)から退けられて、塵埃の付着し
ていない部分が新たにシュラウド部(12)に位置するこ
とになって目詰まり状態が進行した儘での冷却風供給が
回避される。
【0015】そうして、上記回転フィルタ(16)の回転
が順次行われ、塵埃付着部分がシュラウド部(12)の反
対側に至れば、同部分の外面に付着している塵埃が吸気
フアン(10)の吹き出し排風で吹き飛ばされて付着塵埃
が除去される。
が順次行われ、塵埃付着部分がシュラウド部(12)の反
対側に至れば、同部分の外面に付着している塵埃が吸気
フアン(10)の吹き出し排風で吹き飛ばされて付着塵埃
が除去される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。防塵
体のさらに風下側に設けた回転フィルタを回転させるこ
とによって、常にフィルタの目詰まりしない部分をコア
多層式ラジエ−タの冷却風吸入側に位置させて、コア多
層式ラジエ−タへの塵埃の入り込みを良好に遮断するこ
とができるので、冷却風の供給不良によるエンジンのオ
−バ−ヒ−トが回避される。
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。防塵
体のさらに風下側に設けた回転フィルタを回転させるこ
とによって、常にフィルタの目詰まりしない部分をコア
多層式ラジエ−タの冷却風吸入側に位置させて、コア多
層式ラジエ−タへの塵埃の入り込みを良好に遮断するこ
とができるので、冷却風の供給不良によるエンジンのオ
−バ−ヒ−トが回避される。
【0017】また、回転フィルタをコア多層式ラジエ−
タと吸気フアンを外囲する円筒状の回転体に構成した場
合には、塵埃が付着して目詰まり状態になった部分が、
冷却風吸入側に対して反対側の部位に移行すると、同部
分の外面に付着している塵埃が、フイルタに塵埃を吸着
しようとする風力よりも強い排風力でえ吹き飛ばし除去
されるので、塵埃の除去が自動的に効率がよく行われ、
その除去がコア多層式ラジエ−タへの冷却風吸入側より
最も遠い部位において行われるので、吹き飛ばし除去さ
れた塵埃が冷却風吸入側に再吸入されるおそれがなく
て、フィルタの目詰まりしない部分をエンドレス状に順
次、コア多層式ラジエ−タの冷却風吸入側に位置させる
ことができる。
タと吸気フアンを外囲する円筒状の回転体に構成した場
合には、塵埃が付着して目詰まり状態になった部分が、
冷却風吸入側に対して反対側の部位に移行すると、同部
分の外面に付着している塵埃が、フイルタに塵埃を吸着
しようとする風力よりも強い排風力でえ吹き飛ばし除去
されるので、塵埃の除去が自動的に効率がよく行われ、
その除去がコア多層式ラジエ−タへの冷却風吸入側より
最も遠い部位において行われるので、吹き飛ばし除去さ
れた塵埃が冷却風吸入側に再吸入されるおそれがなく
て、フィルタの目詰まりしない部分をエンドレス状に順
次、コア多層式ラジエ−タの冷却風吸入側に位置させる
ことができる。
【0018】さらに、コア多層式ラジエ−タと吸気フア
ンとを円筒状の回転フィルタで外囲し、塵埃が付着して
目詰まりした部分を冷却風吸入側から退け、目詰まりし
てない部分を冷却風吸入側に順次位置させるものである
から、広い面積の固定的なフィルタを設ける必要がなく
なり、装置全体をコンパクトにして良好な防塵及び冷却
機能を発揮するものにできる。
ンとを円筒状の回転フィルタで外囲し、塵埃が付着して
目詰まりした部分を冷却風吸入側から退け、目詰まりし
てない部分を冷却風吸入側に順次位置させるものである
から、広い面積の固定的なフィルタを設ける必要がなく
なり、装置全体をコンパクトにして良好な防塵及び冷却
機能を発揮するものにできる。
【図1】本発明装置が実施されたコンバインの側面図で
ある。
ある。
【図2】そのコンバインのA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
8 エンジン 9 コア多層式ラジエ−タ 10 吸気フアン 15 防塵体 16 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加 藤 英 一 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 コア多層式ラジエ−タ(9)を備えたエン
ジン(8)を収容する機械室(7)の吸気口部に防塵網(1
3)を張設し、その防塵網(13)の風下側にパンチメタ
ル等からなる防塵体(15)を設け、さらに防塵体(15)
の風下側に回転フィルタ(16)を設けた作業車輛におけ
るラジエ−タ冷却装置。 - 【請求項2】 回転フィルタ(16)をコア多層式ラジエ
−タ(9)と吸気フアン(10)を外囲する円筒状の回転体
に構成して、自動的又は人為的に回転させ得るように構
成してある請求項1記載の作業車輛におけるラジエ−タ
冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18152996A JPH106786A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 作業車輛におけるラジエ−タ冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18152996A JPH106786A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 作業車輛におけるラジエ−タ冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106786A true JPH106786A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16102368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18152996A Pending JPH106786A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 作業車輛におけるラジエ−タ冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106786A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4728488A (en) * | 1985-11-14 | 1988-03-01 | Westinghouse Electric Corp. | Wear resistant zirconium base alloy article for water reactors |
US9091351B2 (en) | 2013-02-07 | 2015-07-28 | Zp Interests, Llc | Gate valve |
JP2016049954A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP18152996A patent/JPH106786A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4728488A (en) * | 1985-11-14 | 1988-03-01 | Westinghouse Electric Corp. | Wear resistant zirconium base alloy article for water reactors |
US9091351B2 (en) | 2013-02-07 | 2015-07-28 | Zp Interests, Llc | Gate valve |
JP2016049954A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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