JPH1067309A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ液圧制御装置

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JPH1067309A
JPH1067309A JP22905596A JP22905596A JPH1067309A JP H1067309 A JPH1067309 A JP H1067309A JP 22905596 A JP22905596 A JP 22905596A JP 22905596 A JP22905596 A JP 22905596A JP H1067309 A JPH1067309 A JP H1067309A
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JP
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brake fluid
pressure
piston
cylinder
wheel cylinder
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JP22905596A
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Toshihiro Nakano
利博 中野
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マスタシリンダ1のピストン11の加圧ストロ
ークを確保するのに有利な車両用ブレーキ液圧制御装置
を提供する。 【解決手段】ホィールシリンダ31、32のブレーキ液
圧が過剰なときには、車輪を制動するホィールシリンダ
31、32を減圧する。減圧されたブレーキ液は、開状
態の第1開閉弁81を経て第1リザーバ室23に流入
し、フランジ部11cを押動し、ピストン11を加圧方
向と逆方向つまりX2方向に後退させる。このとき第2
開閉弁85は閉である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪のロックを抑
えるABS(Anti Lock Brake System) 機能をもつ車両
用ブレーキ液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車輪を制動する車両用ブレー
キ装置では、ブレーキペダルの踏込みに伴い液圧を発生
するマスタシリンダと、車輪を制動するブレーキ液圧が
伝達されるホィールシリンダと、マスタシリンダで発生
した液圧をブレーキ液圧としてホィールシリンダに伝達
して車輪を制動するブレーキ液圧供給回路とが要素とし
て設けられている。
【0003】更に車両用ブレーキ装置の分野では、急制
動時における車輪のロックを抑えるABS機能をもつ車
両用ブレーキ液圧制御装置が近年、開発されている。こ
の制御装置として、上記した要素の他に、ブレーキ液を
収容可能なリザーバ室をもつリザーバと、ホィールシリ
ンダのブレーキ液圧が過剰のときにABS制御されホィ
ールシリンダのブレーキ液をリザーバのリザーバ室に吐
出してホィールシリンダを減圧するブレーキ液圧減圧手
段と、ABS制御の際にリザーバ室のブレーキ液を吸い
出してマスタシリンダ側に戻すポンプとを設けたものが
知られている。
【0004】この車両用ブレーキ液圧制御装置では、ホ
ィールシリンダのブレーキ液圧が過剰で車輪がロックす
るおそれがあるときには、その車輪を制動するホィール
シリンダのブレーキ液をリザーバのリザーバ室に流入さ
せてホィールシリンダのブレーキ液圧を減圧するABS
制御を実行しつつ、ポンプの作動によりリザーバ室のブ
レーキ液をマスタシリンダ側に戻すことにしている。
【0005】更に上記したポンプを廃止したポンプレス
方式の車両用ブレーキ液圧制御装置(特開昭64−90
856号公報、実開昭63−155770号公報)も知
られている。このものではブレーキペダルの踏込みが解
除されたとき、マスタシリンダ側が低圧となるため、マ
スタシリンダ側の液圧とリザーバ室の液圧との差圧に基
づいて、高圧側のリザーバ室のブレーキ液をマスタシリ
ンダ側に戻す方式である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した車両
用ブレーキ液圧制御装置によれば、制動時間が長くなっ
てホィールシリンダの減圧回数が増加しても、車輪の制
動性を確保できることが要請されている。本発明は上記
した実情に鑑みなされたものであり、マスタシリンダの
ピストンの加圧ストロークを確保するのに有利であり、
車輪の制動性の向上に有利な車両用ブレーキ液圧制御装
置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車両用ブ
レーキ液圧制御装置は、シリンダ室とシリンダ室に移動
可能に内設されたピストンとを備えブレーキペダルの踏
込みに伴いピストンを加圧方向に移動させて液圧を発生
するマスタシリンダと、車輪を制動するブレーキ液圧が
伝達されるホィールシリンダと、マスタシリンダで発生
した液圧をブレーキ液圧としてホィールシリンダに伝達
して車輪を制動するブレーキ液圧供給回路と、ホィール
シリンダのブレーキ液圧が過剰のときに前記ホィールシ
リンダのブレーキ液を排出してホィールシリンダを減圧
するブレーキ液圧減圧手段と、減圧されたホィールシリ
ンダのブレーキ液が流入する第1リザーバ室とを具備す
る車両用ブレーキ液圧制御装置において、ホィールシリ
ンダの減圧の際の少なくとも一時期にマスタシリンダの
ピストンを加圧方向と逆方向に適量後退させるピストン
後退手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】ピストンを後退させる時期は、ホィールシ
リンダの減圧の初期段階が好ましい。請求項2に係る車
両用ブレーキ液圧制御装置は、請求項1において、ピス
トンは、ピストン本体と、ピストン本体に半径方向外方
に向けて設けられたフランジ部とを備え、第1リザーバ
室はマスタシリンダのシリンダ室の内壁面とフランジ部
とを用いてマスタシリンダに内設されていることを特徴
とするものである。
【0009】請求項3に係る車両用ブレーキ液圧制御装
置は、請求項1または2において、ホィールシリンダに
つながるよう第1リザーバ室とは独立に設けられた第2
リザーバ室と、マスタシリンダのシリンダ室にブレーキ
液を供給するための主リザーバとを更に備え、ピストン
後退手段は、ホィールシリンダと第1リザーバ室とをつ
なぐ通路に設けられ、ホィールシリンダの減圧の際に開
とされる常閉型の第1開閉弁手段と、第1リザーバ室と
主リザーバとをつなぐ通路に設けられ、ホィールシリン
ダの減圧の際に閉とされる常開型の第2開閉弁手段と、
ホィールシリンダの減圧の初期段階において減圧された
ホィールシリンダのブレーキ液を第1開閉弁手段を経て
第1リザーバ室に優先的に流入させてピストンを加圧方
向と逆方向に後退させる第1リザーバ流入形態と、その
後にブレーキ液を第2リザーバ室に流入させる第2リザ
ーバ流入形態とに切替機能な弁手段とを備えていること
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図面を
参照して説明する。 (構成) 本実施態様は、ポンプレス方式の装置に適用した場合
である。図1に示すように、本実施態様に係る車両用ブ
レーキ液圧制御装置では、タンデム型のマスタシリンダ
1が設けられている。マスタシリンダ1は、大径室10
a及び小径室10bが直列に連設されたシリンダ室10
と、シリンダ室10に矢印X1、X2方向に移動可能に
直列に配設され第1ピストン11及び第2ピストン12
とを備えている。大径室10aの断面積をSAとし、小
径室10bの断面積をSBとすると、SA>SBに設定
されている。
【0011】第1ピストン11及び第2ピストン12の
外周部には、後述するように一方向液通過機能をもつリ
ング状シール部材として機能するピストンカップ1xが
装備されている。第1ピストン11及び第2ピストン1
2は負圧式倍力装置13を介してブレーキペダル14に
連結されている。図1に示すように、第1ピストン11
は、軸先端に圧力作用面11sをもつ小径のピストン本
体11tと、ピストン本体11tに設けられ半径方向外
方にのびる圧力作用面11hをもつ大径のフランジ部1
1iとを備えている。このフランジ部11iは大径室1
0aに配置されている。フランジ部11iとシリンダ1
0の内壁面との間には、軸長方向に沿って容積可変であ
る構造をもつリング状の第1リザーバ室23が大径室1
0aに位置して形成されている。
【0012】第1ピストン11と第2ピストン12との
間に第1圧力室15が形成され、そこに第1リターンバ
ネ16が介装されている。第2ピストン12とシリンダ
室10の底面との間に第2圧力室17が形成され、そこ
に第2リターンバネ18が介装されている。第1リター
ンバネ16は第1ピストン11を後退方向つまり矢印X
2方向へ付勢する。第2リターンバネ18は第2ピスト
ン12を後退方向つまり矢印X2方向へ付勢する。シリ
ンダ室10はポートを介して主リザーバ19に連通して
いる。主リザーバ19にはブレーキ液が貯溜されてい
る。
【0013】使用者によりブレーキペダル14が踏込み
操作されると、負圧式倍力装置13を介して第1ピスト
ン11及び第2ピストン12が加圧方向つまり矢印X1
方向に前進し、第1ピストン11の圧力作用面11sで
第1圧力室15のブレーキ液が加圧されると共に、第2
圧力室17のブレーキ液が加圧される。このとき第1リ
ターンバネ16及び第2リターンバネ18は弾性収縮
し、付勢力が蓄積される。
【0014】更に後部の左輪(RL)を制動する第1ホ
ィールシリンダ31、前部の右輪(FR)を制動する第
2ホィールシリンダ32、前部の左輪(FL)を制動す
る第3ホィールシリンダ33と、後部の右輪(RR)を
制動する第4ホィールシリンダ34が設けられている。
マスタシリンダ1の第1圧力室15と第1ホィールシリ
ンダ31及び第2ホィールシリンダ32との間には、第
1アクチュエータ装置Aが設けられている。マスタシリ
ンダ1の第2圧力室17と第3ホィールシリンダ33及
び第4ホィールシリンダ34との間には、第2アクチュ
エータ装置Bが設けられている。
【0015】第1アクチュエータ装置Aについて説明
する。第1アクチュエータ装置Aでは、ブレーキ液を貯
溜する第2リザーバ4が第1リザーバ室23と独立して
設けられている。第2リザーバ4は、ブレーキ液を貯溜
可能な第2リザーバ室40と、第2リザーバ室40を区
画する第2可動体41と、第2可動体41を付勢するバ
ネ手段としての第2リザーババネ42とをもつ。第2リ
ザーババネ42は、第2リザーバ室40の容積を収縮す
る方向に第2可動体41を付勢している。これにより第
2リザーバ室40におけるブレーキ液吐出性が確保され
る。
【0016】更に本実施態様では、マスタシリンダ1の
第1圧力室15で発生した液圧をブレーキ液圧として第
1ホィールシリンダ31、第2ホィールシリンダ32に
供給する通路5pをもつブレーキ液圧供給回路5が設け
られている。ブレーキ液圧供給回路5は、後輪側のブレ
ーキ液圧を調整するプロポーショニングバルブ51xを
介して第1圧力室15が第1ホィールシリンダ31につ
ながる第1ブレーキ液圧供給回路51と、第1圧力室1
5が第2ホィールシリンダ32につながる第2ブレーキ
液圧供給回路52とをもつ。なお5fはフィルタであ
る。
【0017】図1に示すように、第1ブレーキ液圧供給
回路51には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁から
なる第1増圧弁61が設けられ、第1増圧弁61と並列
に第1逆止弁61kが設けられている。第1逆止弁61
kは、マスタシリンダ1の第1圧力室15から第1ホィ
ールシリンダ31への流れを遮断するものの、第1ホィ
ールシリンダ31からマスタシリンダ1の第1圧力室1
5への流れを許容する。第2ブレーキ液圧供給回路52
には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第2
増圧弁62が設けられ、第2増圧弁62と並列に第2逆
止弁62kが設けられている。第2逆止弁62kは、マ
スタシリンダ1の第1圧力室15から第2ホィールシリ
ンダ32への流れを遮断するものの、第2ホィールシリ
ンダ32からマスタシリンダ1の第1圧力室15への流
れを許容する。
【0018】更に第2リザーバ4と第1ホィールシリン
ダ31とをつなぐ通路71fに、第1減圧弁71が設け
られている。第2リザーバ4と第2ホィールシリンダ3
2とをつなぐ通路72fに、第2減圧弁72が設けられ
ている。第1減圧弁71、第2減圧弁72は、ブレーキ
液圧減圧手段として機能する電磁弁で構成され、常時閉
で作動時のみ開となる。なお減圧弁71、72は、後述
するように、第1ピストン11を加圧方向と逆方向に後
退させるために、第2リザーバ室40よりも第1リザー
バ室23に優先的にブレーキ液を流入させる機能を奏す
る弁手段としても機能するため、ピストン後退手段とし
ての役割も兼務する。
【0019】更に第2リザーバ室40のブレーキ液を第
1圧力室15の側に戻すための戻し通路28がブレーキ
液圧通路5に接続して設けられている。戻し通路28に
は第5逆止弁28kが設けられている。第5逆止弁28
kは、第2リザーバ室40からマスタシリンダ1の第1
圧力室15や第1リザーバ室23へのブレーキ液の流れ
を許容するものの、マスタシリンダ1の第1圧力室15
や第1リザーバ室23から第2リザーバ室40へのブレ
ーキ液の流れを遮断する。
【0020】マスタシリンダ1に内設された第1リザー
バ室23のポート23mは、開閉通路29を介してブレ
ーキ液圧回路5、第2リザーバ室40、減圧弁71、7
2などに接続されている。開閉通路29には、ピストン
後退手段を構成する第1開閉弁81が設けられている。
第1開閉弁81は電磁弁で構成され、常時閉で作動時の
み開となる。
【0021】図1に示すように第1リザーバ室23のポ
ート23nから主リザーバ19に接続された戻し通路7
0が設けられている。戻し通路70には、第2開閉弁8
5、第6逆止弁86が直列状態に設けられ、更に、第7
逆止弁87が並列状態に設けられている。更に第6逆止
弁86と並列状態に、絞り機能をもつ絞り弁88が設け
られている。第2開閉弁85は電磁弁で構成され、常時
開で作動時のみ閉となる。第2開閉弁85は、閉のとき
第1リザーバ室23の液圧の高圧化を促進するため、ピ
ストン後退手段としての機能を奏する。第6逆止弁86
は、第1リザーバ室23内の圧力が所定の上限値に達し
たときに第1リザーバ室23の液を主リザーバ19の主
リザーバ室19cに逃がすためのリリーフ弁として機能
する。第7逆止弁87は、第1リザーバ室23から主リ
ザーバ19へのブレーキ液の流れを遮断するものの、主
リザーバ19から第1リザーバ室23へのブレーキ液の
流れを許容する。
【0022】上記したピストンカップ1xについて説明
を加える。即ち図2において、第1ピストン11の通孔
11rにゴム製のピストンカップ1xが宛てがわれてい
る。そして第1圧力室15の液圧が第1リザーバ室23
の液圧よりも高い場合には、ピストンカップ1xが通孔
11rを閉鎖しており、第1リザーバ室23のブレーキ
液は第1圧力室15に流入できない。一方、第1リザー
バ室23の液圧が第1圧力室15の液圧よりも所定量以
上高い場合には、ピストンカップ1xによる通孔11r
の閉鎖は行なわれず、第1リザーバ室23のブレーキ液
を第1圧力室15に補給できる。
【0023】次に第2アクチュエータ装置Bについて
図1を参照して説明する。第2アクチュエータ装置B
は、第1アクチュエータ装置Aと基本的に同一の構成で
ある。但し第1リザーバ室23に相当するものは装備さ
れていない。即ち、第2アクチュエータ装置Bでは、ブ
レーキ液を貯溜する第2リザーバ4Bが設けられてい
る。第2リザーバ4Bは、ブレーキ液を貯溜可能な第2
リザーバ室40Bと、第2リザーバ室40Bを区画する
第2可動体41Bと、第2可動体41Bを付勢する第2
リザーババネ42Bとをもつ。第2リザーババネ42B
は、第2リザーバ室40Bの容積を収縮する方向に第2
可動体41Bを付勢している。これにより第2リザーバ
室40Bにおけるブレーキ液吐出性が確保される。
【0024】更に、マスタシリンダ1の第2圧力室17
で発生した液圧をブレーキ液圧として第3ホィールシリ
ンダ33、第4ホィールシリンダ34に供給するブレー
キ液圧供給回路5Bが設けられている。ブレーキ液圧供
給回路5Bは、第2圧力室17が第3ホィールシリンダ
33につながる第3ブレーキ液圧供給回路53と、後輪
側のブレーキ液圧を調整するプロポーショニングバルブ
54xを介して第2圧力室17が第4ホィールシリンダ
34につながる第4ブレーキ液圧供給回路54とをも
つ。
【0025】図1に示すように、第3ブレーキ液圧供給
回路53には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁から
なる第3増圧弁63が設けられ、第3増圧弁63と並列
に第3逆止弁63kが設けられている。第3逆止弁63
kは、マスタシリンダ1の第2圧力室17から第3ホィ
ールシリンダ33への流れを遮断するものの、第3ホィ
ールシリンダ33からマスタシリンダ1の第2圧力室1
7への流れを許容する。第4ブレーキ液圧供給回路54
には、常時開で作動時のみ閉となる電磁弁からなる第4
増圧弁64が設けられ、第4増圧弁64と並列に第4逆
止弁64kが設けられている。第4逆止弁64kは、マ
スタシリンダ1の第2圧力室17から第4ホィールシリ
ンダ34への流れを遮断するものの、第4ホィールシリ
ンダ34からマスタシリンダ1の第2圧力室17への流
れを許容する。
【0026】更に第2リザーバ4Bと第3ホィールシリ
ンダ33とをつなぐ通路73fに、第3減圧弁73が設
けられている。第2リザーバ4Bと第4ホィールシリン
ダ34とをつなぐ通路74fに、第4減圧弁74が設け
られている。第3減圧弁73、第4減圧弁74は、ブレ
ーキ液圧減圧手段として機能する電磁弁で構成され、常
時閉で作動時のみ開となる。
【0027】マスタシリンダ1の第2圧力室17と第2
リザーバ室40Bとは、戻し通路69を介して連通され
ている。戻し通路69には第8逆止弁69kが設けられ
ている。第8逆止弁69kは、第2リザーバ室40Bか
らマスタシリンダ1の第2圧力室17へのブレーキ液の
流れを許容するものの、マスタシリンダ1の第2圧力室
17から第2リザーバ室40Bへのブレーキ液の流れを
遮断する。従ってブレーキペダル14の踏込みが解除さ
れ、第2圧力室17が低圧となると、第2圧力室17と
第2リザーバ室40Bとの間の差圧に基づいて、第2リ
ザーバ室40Bのブレーキ液は戻し通路69、第8逆止
弁69kを介して第2圧力室17に戻される。
【0028】(使用形態) 通常ブレーキ時 図1において、使用者によりブレーキペダル14が踏込
まれると、前述したようにマスタシリンダ1の第1圧力
室15及び第2圧力室17では液圧が発生する。第1圧
力室15の液圧は、通路5p、第1ブレーキ液圧供給回
路51、第1増圧弁61を経て第1ホィールシリンダ3
1に到り、第1ホィールシリンダ31のブレーキ液が増
大して、車輪(RL)が制動される。
【0029】同様に第1圧力室15の液圧は、通路5
p、第2ブレーキ液圧供給回路52、第2増圧弁62を
経て第2ホィールシリンダ32に到り、第2ホィールシ
リンダ32のブレーキ液圧が増大して車輪(FR)が制
動される。同様に第2圧力室17の液圧は、第3ブレー
キ液圧供給回路53、第3増圧弁63を経て第3ホィー
ルシリンダ33に到り、第3ホィールシリンダ33のブ
レーキ液圧が増大して車輪(FL)が制動される。同様
に第2圧力室17の液圧は、第4ブレーキ液圧供給回路
54、第4増圧弁64を経て第4ホィールシリンダ34
に到り、第4ホィールシリンダ34のブレーキ液圧が増
大して車輪(RR)が制動される。
【0030】一方、ブレーキペダル14の踏込みが解除
されると、第1リターンバネ16により第1ピストン1
1が加圧方向と逆方向つまり矢印X2方向に後退し、第
2リターンバネ18により第2ピストン12が同様に矢
印X2方向に後退する。これにより第1圧力室15及び
第2圧力室17の双方が低圧となる。第1圧力室15と
第1ホィールシリンダ31との間の差圧に基づいて、第
1ホィールシリンダ31のブレーキ液が第1増圧弁61
の開口ポートや第1逆止弁61kを介してマスタシリン
ダ1の第1圧力室15に戻る。
【0031】第2ホィールシリンダ32、第3ホィール
シリンダ33、第4ホィールシリンダ34についても同
様である。これが通常ブレーキ作動時である。このよう
な通常ブレーキ作動時においては電子制御装置により第
1開閉弁81は閉に維持されており、従ってブレーキペ
ダル14の踏込みが解除されても、第1ホィールシリン
ダ31や第2ホィールシリンダ32のブレーキ液は第1
圧力室15には戻るものの、第1リザーバ室23には流
入しないようになっている。
【0032】なお通常ブレーキ作動時においては第2開
閉弁85は開のままであり、従って第1ピストン11と
共にフランジ部11iが前進後退を繰り返す場合であっ
ても、第1リザーバ室23のブレーキ液は、ポート23
m、第6逆止弁86や絞り弁88を経て、更に第2開閉
弁85を経て、主リザーバ19に流入するので、第1リ
ザーバ室23のブレーキ液は速やかに排出され、フラン
ジ部11iの移動に対して障害にならない。
【0033】ABS制御 ABS制御について、第1ホィールシリンダ31のブレ
ーキ液圧を例にとって説明する。ブレーキペダル14の
踏込みが継続して第1ホィールシリンダ31のブレーキ
液圧が過剰となり、第1ホィールシリンダ31で制動さ
れる車輪がロックされるおそれがあるときには、車輪速
度センサからの信号に基づいて電子制御装置が指令を出
力し、ABS制御が実行される。
【0034】このABS制御では、基本的には第1増圧
弁61が閉とされると共に第1減圧弁71が開とされる
『減圧モード』、第1増圧弁61が閉とされると共に第
1減圧弁71が閉とされる『保持モード』、第1増圧弁
61が開とされると共に第1減圧弁71が閉とされる
『加圧モード』が適宜実行される。本実施態様に係る
『減圧モード』では、電子制御装置の指令により、第1
開閉弁81が開となり、第2開閉弁85が閉とされる。
更に『減圧モード』では基本的には第1減圧弁71は開
となるものの、『減圧モード』の開始直後である初期段
階では、第1減圧弁71は閉である。換言すれば、『減
圧モード』の初期段階では、第1減圧弁71は閉のまま
であり、ホィールシリンダ31と第2リザーバ室40と
は非連通状態とされている。
【0035】よって『減圧モード』の初期段階において
は、第1ホィールシリンダ31の液圧と第1リザーバ室
23の液圧との間に差圧が発生するため、減圧された第
1ホィールシリンダ31のブレーキ液は、第2リザーバ
室40ではなく、第1逆止弁61kを経て、更に、開状
態の第1開閉弁81、開閉通路29、ポート23mを経
て第1リザーバ室23に優先的に流入する。なお『減圧
モード』でも第1増圧弁61が開放している間には、第
1増圧弁61も流れる。また第2開閉弁85は閉である
ため、第1リザーバ室23に流入したブレーキ液が主リ
ザーバ19に排出されることは防止され、第1リザーバ
室23は高圧化する。ここで第1リザーバ室23に流入
したブレーキ液の液圧が作用するのは、第1ピストン1
1のうち大面積化されたフランジ部11iであるため、
第1ピストン11を矢印X2方向に押圧する押圧力が増
大する。この結果、ブレーキペダル14の踏込みに抗し
つつ、第1ピストン11は加圧方向と逆方向、つまり矢
印X2方向に後退でき、後退したぶん第1ピストン11
の加圧ストロークを余分に確保できる。
【0036】ところで『減圧モード』では、初期段階で
は第1ピストン11を後退させ得るものの、使用者の踏
込み操作が継続しているため、初期段階が経過すれば、
第1ピストン11と共にフランジ部11iは加圧方向つ
まり矢印X1方向に押圧され、第1リザーバ室23のブ
レーキ液は再加圧される。このように再加圧された第1
リザーバ室23のブレーキ液は、第1ピストン11の通
孔11r、ピストンカップ1xを経て第1リザーバ室2
3から第1圧力室15に補給され、よって第1圧力室1
5における液量が確保され、車輪の制動が効果的に行わ
れる。また第1リザーバ室23で再加圧されたブレーキ
液の一部は、ポート23m、開閉通路29、開状態の第
1開閉弁81を経て、ブレーキ液圧回路5にブレーキ液
圧として供給され、この意味でも車輪の制動が効果的に
行われる。
【0037】上記した『減圧モード』においてその初期
段階が経過すれば、第1減圧弁71は閉から開に切り替
えられる。そのため、減圧されたホィールシリンダ31
のブレーキ液は、第1減圧弁71を経て、第2リザーバ
4の第2リザーバ室40に流入し、第2リザーバ室40
で貯溜される。換言すれば本実施態様では『減圧モー
ド』の初期段階では第1リザーバ室23が機能する『第
1リザーバ流入形態』が実行され、これにより第1ピス
トン11が後退し、初期段階が経過すれば、第2リザー
バ室40が機能する『第2リザーバ流入形態』が実行さ
れる。
【0038】上記した説明は第1ホィールシリンダ31
の『減圧モード』を例にとって説明したが、第2ホィー
ルシリンダ32についても同様である。即ち第2ホィー
ルシリンダ32の『減圧モード』の初期段階では、第2
減圧弁72は閉のままであり、ホィールシリンダ32と
第2リザーバ室40とは非連通状態とされている。よっ
て『減圧モード』の初期段階において減圧された第2ホ
ィールシリンダ32のブレーキ液は、第2リザーバ室4
0よりも優先的に、第2逆止弁62kを経て、更に、開
状態の第1開閉弁81、開閉通路29、ポート23mを
経て第1リザーバ室23に流入する。なお『減圧モー
ド』でも第2増圧弁62が開放している間には、液は第
2増圧弁62も流れる。そして初期段階が経過すれば、
第2減圧弁72は開となり、第2ホィールシリンダ32
のブレーキ液は第2リザーバ室40に流入する。
【0039】次に第2アクチュエータ装置Bにおける
ABS制御の『減圧モード』の場合について更に説明を
加える。第3ホィールシリンダ33が減圧されたとする
と、第3ホィールシリンダ33のブレーキ液は、開状態
の第3減圧弁73を経て第2リザーバ室40Bに流入す
る。また第4ホィールシリンダ34が減圧されたとする
と、第4ホィールシリンダ34のブレーキ液は、開状態
の第4減圧弁74を経て第2リザーバ室40Bに流入す
る。このときブレーキペダル14の踏込みに基づいて第
2圧力室17は加圧されているため、第2圧力室17へ
の流れは規制される。ブレーキペダル14の踏込みが解
除されたときには、第2リザーバ室40Bのブレーキ液
は、第2リザーババネ42Bの付勢力により、戻し通路
69及び第8逆止弁69kを経て第2圧力室17、ひい
ては主リザーバ19に戻される。
【0040】(主効果)以上説明したように本実施態様
では、第1アクチュエータ装置Aにおいて、ホィールシ
リンダ31、32を減圧する『減圧モード』のうち初期
段階で、マスタシリンダ1の第1ピストン11を加圧方
向と逆方向つまり矢印X2方向に適量後退させるため、
『加圧モード』において第1ピストン11の加圧ストロ
ークが後退したぶん余分に確保される。従って『加圧モ
ード』においてマスタシリンダ1から吐出するブレーキ
液の容量を確保するのに有利であり、減圧が長くなった
としても車輪の制動に有利である。
【0041】また本実施態様によれば、減圧したホィー
ルシリンダ31、32のブレーキ液を第1リザーバ室2
3に流入させ、フランジ部11iにより再加圧に利用す
るため、この意味でも車輪の制動に有利である。更に本
実施態様によれば、第1リザーバ室23に戻したブレー
キ液をフランジ部11iで再加圧できるため、従来から
使用されているブレーキ液をマスタシリンダに戻すポン
プを廃止することもできる。故にポンプレス方式に適す
る。
【0042】更に第1ピストン11にフランジ部11i
が形成されている本実施態様では、再加圧の際にフラン
ジ部11iが矢印X1方向に前進する加圧ストロークが
抑えられる場合であっても、フランジ部11iは大径で
あるため、フランジ部11iの前進に基づいて吐出され
るブレーキ液の吐出容量は確保される。この意味におい
ても車輪の制動に有利である。
【0043】加えて本実施態様では、図1から理解でき
るように第1リザーバ室23は第1ピストン11の半径
方向外側に形成されているため、第1リザーバ室23を
マスタシリンダ1に内設する方式を採用しつつも、マス
タシリンダ1の軸長の小型化を図るのに有利であり、車
載搭載性が確保される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る装置
によれば、ホィールシリンダを減圧する際に、マスタシ
リンダのピストンを加圧方向と逆方向に適量後退させる
ため、ホィールシリンダを増圧する際にピストンの加圧
ストロークが余分に確保される。従ってホィールシリン
ダを増圧する際に、マスタシリンダから吐出するブレー
キ液の容量を確保するのに有利である。
【0045】更に請求項2に係る装置によれば、ピスト
ンにフランジ部を設け、そのフランジ部の受圧に基づい
て、マスタシリンダのピストンを加圧方向と逆方向に後
退させるため、ピストンを後退させる押圧力を大きくで
き、従ってピストンを加圧方向と逆方向に後退させるの
に有利となる。更にピストンにフランジ部が設けられて
いる請求項2に係る装置によれば、フランジ部が加圧方
向に前進して第1リザーバ室のブレーキ液を再加圧する
際、加圧ストロークの大きさが小さな場合であっても、
フランジ部によるブレーキ液の吐出容量は確保され、再
加圧に適する。更にまた請求項2に係る装置によれば、
第1リザーバ室がマスタシリンダの内部に配設されてい
るため、マスタシリンダを有効に利用できる。
【0046】請求項3に係る装置によれば、ピストン後
退手段は、減圧の初期段階でブレーキ液を第1リザーバ
室に優先的に流入させる第1リザーバ流入形態と、その
後にブレーキ液を第2リザーバ室に流入させる第2リザ
ーバ流入形態とを実行する。そのため、減圧の初期段階
では、ピストンを加圧方向と逆方向に後退させて、加圧
ストロークを余分に確保しつつ、加圧ストロークの確保
が終了したら、第2リザーバ室を利用してマスタシリン
ダの減圧を良好に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施態様を示す構成図である。
【図2】ピストンカップ付近の断面図である。
【符号の説明】
図中、1はマスタシリンダ、11は第1ピストン、23
は第1リザーバ室、14はブレーキペダル、31〜34
はホィールシリンダ、4は第2リザーバ、40は第2リ
ザーバ室、5はブレーキ液圧供給回路、61〜64は増
圧弁、71、72は減圧弁(ピストン後退手段、ブレー
キ液圧減圧手段)、73、74は減圧弁(ブレーキ液圧
減圧手段)、81は第1開閉弁(ピストン後退手段)、
85は第2開閉弁(ピストン後退手段)を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ室と前記シリンダ室に移動可能に
    内設されたピストンとを備えブレーキペダルの踏込みに
    伴い前記ピストンを加圧方向に移動させて液圧を発生す
    るマスタシリンダと、車輪を制動するブレーキ液圧が伝
    達されるホィールシリンダと、前記マスタシリンダで発
    生した液圧をブレーキ液圧として前記ホィールシリンダ
    に伝達して車輪を制動するブレーキ液圧供給回路と、前
    記ホィールシリンダのブレーキ液圧が過剰のときに前記
    ホィールシリンダのブレーキ液を排出して前記ホィール
    シリンダを減圧するブレーキ液圧減圧手段と、減圧され
    た前記ホィールシリンダのブレーキ液が流入する第1リ
    ザーバ室とを具備する車両用ブレーキ液圧制御装置にお
    いて、 前記ホィールシリンダの減圧の際の少なくとも一時期に
    前記マスタシリンダの前記ピストンを加圧方向と逆方向
    に適量後退させるピストン後退手段が設けられているこ
    とを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ピストンは、ピス
    トン本体と、前記ピストン本体に半径方向外方に向けて
    設けられたフランジ部とを備え、 前記第1リザーバ室は前記マスタシリンダのシリンダ室
    の内壁面と前記フランジ部とを用いてマスタシリンダに
    内設されていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ホィール
    シリンダにつながるよう前記第1リザーバ室とは独立に
    設けられた第2リザーバ室と、該マスタシリンダのシリ
    ンダ室にブレーキ液を供給するための主リザーバとを更
    に備え、 前記ピストン後退手段は、 前記ホィールシリンダと前記第1リザーバ室とをつなぐ
    通路に設けられ、前記ホィールシリンダの減圧の際に開
    とされる常閉型の第1開閉弁手段と、 前記第1リザーバ室と前記主リザーバとをつなぐ通路に
    設けられ、前記ホィールシリンダの減圧の際に閉とされ
    る常開型の第2開閉弁手段と、 前記ホィールシリンダの減圧の初期段階において減圧さ
    れたホィールシリンダのブレーキ液を前記第1開閉弁手
    段を経て前記第1リザーバ室に優先的に流入させて前記
    ピストンを加圧方向と逆方向に後退させる第1リザーバ
    流入形態と、その後にブレーキ液を前記第2リザーバ室
    に流入させる第2リザーバ流入形態とに切替機能な弁手
    段とを備えていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧
    制御装置。
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