JPH1066714A - 手術台及びそのテーブル - Google Patents

手術台及びそのテーブル

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JPH1066714A
JPH1066714A JP8227208A JP22720896A JPH1066714A JP H1066714 A JPH1066714 A JP H1066714A JP 8227208 A JP8227208 A JP 8227208A JP 22720896 A JP22720896 A JP 22720896A JP H1066714 A JPH1066714 A JP H1066714A
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JP
Japan
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column
spline
frame
bracket
support shaft
Prior art date
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Application number
JP8227208A
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English (en)
Inventor
Susumu Takahashi
進 高橋
Eiji Kobayashi
瑛示 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuho Ika Kogyo KK
Original Assignee
Mizuho Ika Kogyo KK
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Publication date
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良好な手術台を提供する。 【解決手段】 コラム2と、その上部に着脱可能に装着
されるテーブル4とを具備し、テーブル4には、その上
面の一部に設けられた可動部4aをテーブル4の他の部
分4bに対して変位させるための可動機構25が設けら
れた手術台において、コラム2には、可動機構25を駆
動するための駆動機構11を設け、駆動機構11と可動
機構25との間には、テーブル4とコラム2との着脱に
連動して両機構11、25の連結及び切り離しを行う連
結構造を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブルの上面を
変位させる機構を備えた手術台及びそのテーブルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の手術台として、手術室の床上に
据え付けられるコラムと、その上部に着脱可能に装着さ
れるテーブルとを備え、テーブル上面の一部、例えば患
者の背中を支える部分、を変位させて患者の体位を変化
させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手術台では、コ
ラム内に設けられた駆動機構によってテーブル全体を一
様に傾斜させ、あるいはスライドさせることはできて
も、テーブルの部分的な操作は手動に頼っており、操作
性が悪かった。そのため、テーブル内にもコラムと同様
にモータ等の駆動源を組み込み、その力でテーブルを部
分的に駆動することが望まれる。しかしながら、テーブ
ル全体の駆動や着脱作業を考慮するとテーブルはなるべ
く軽量に構成すべきである。また、複数のテーブルを用
意して使い分ける場合には、テーブル毎に駆動機構を設
けると無駄が多い。さらに、テーブルの洗浄や消毒時の
水洗作業を考慮するとテーブル内に電装部品を設けるこ
とは避けるべきである。
【0004】また、テーブルの一部に可動部分を設ける
と、これを組み立てる際の水平位置の調整等に手間取る
ことがある。本発明は、駆動源からの力によってテーブ
ルを部分的に駆動でき、テーブル内には必要最小限の機
構を設けるだけで足りる手術台、及びテーブルの可動部
分の位置調整を容易に行ない得る手術台用テーブルを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の実施形態
を示す図面に対応付けて本発明を説明する。但し、本発
明は図示の形態に限定されない。
【0006】請求項1の発明は、コラム2と、その上部
に着脱可能に装着されるテーブル3とを具備し、テーブ
ル3には、その上面の一部に設けられた可動部3bをテ
ーブル3の他の部分3cに対して変位させるための可動
機構18が設けられた手術台1において、コラム2に
は、可動機構18を駆動するための駆動機構11が設け
られ、駆動機構11と可動機構18との間には、テーブ
ル3とコラム2との着脱に連動して両機構11、18の
連結及び切り離しを行う連結手段116、13が設けら
れたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、コラム2にテーブル3
を装着すると、連結手段116、13によってコラム2
側の駆動機構11とテーブル3側の可動機構13とが連
結され、テーブル3の可動部3bをコラム2側から供給
される駆動力にて作動させることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の手術台にお
いて、連結手段116、13による駆動機構11と可動
機構18との連結位置が、コラム2に搭載されたときの
テーブル3の中心位置P0に関して点対称をなすように
してコラム2の上面2bに複数設けられていることを特
徴とする。
【0009】この発明によれば、テーブル3をその長手
方向に関して正逆いずれの向きでもコラム2に装着する
ことができる。請求項3の発明は、テーブル3の少なく
とも一部を支持するためのフレーム15と、このフレー
ム15に設けられたスプライン孔192aに嵌合するス
プライン部190a及び断面円形の非スプライン部19
0bとが設けられた支持軸190と、テーブル上面の一
部3dを回転可能に支持するために支持軸190の非ス
プライン部190bに回転可能に連結され、スプライン
部190a側の端面には周方向へ所定のピッチで複数の
爪部193aが設けられたブラケット193と、支持軸
190のスプライン部190aと嵌合し、ブラケット1
93との対向面にはブラケット193の爪部193aと
噛み合い可能な爪部194aが設けられたクラッチ19
4と、ブラケット193及びクラッチ194を支持軸1
90の軸線方向に接近及び離間させて爪部193a、1
94aの噛み合い及び噛み合い解除を切り換える切り換
え手段196とを具備し、爪部193a、194aの歯
数と、スプライン部190aの歯数とが異なる値に設定
された手術台用テーブルを特徴とする。
【0010】この発明によれば、支持軸190のスプラ
イン部190aとスプライン孔192aとの噛み合いを
ずらしたときのブラケット193の周方向の移動量と、
ブラケット193とクラッチ194のそれぞれの爪部1
93a、194aの噛み合いをずらしたときのブラケッ
ト193の周方向の移動量が異なる。従って、これらの
噛み合い位置の調整を組み合わせることにより、ブラケ
ット193に支持されるテーブル上面の一部3dの傾き
を微細に調整できる。
【0011】請求項4の発明では、請求項3の手術台用
テーブルにおいて、フレーム15には、周方向に所定の
ピッチで位置調整可能なスプライン軸受192が取り付
けられ、このスプライン軸受192にスプライン孔19
2aが形成されている。
【0012】この発明によれば、フレーム15に対する
スプライン軸受192の取付位置を周方向に変化させる
ことにより、ブラケット193の周方向の位置調整の自
由度を高められる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態を説明する。まず、図1及び図2を参照し
て本発明の一実施形態に係る手術台の概略を説明する。
【0014】図1に示すように、手術台1は、手術室の
床上に据え付けられるコラム2と、その上端に着脱自在
に装着される標準テーブル3とを有する。なお、標準テ
ーブル3に代えて図2(b)に示す整形テーブル4が装
着されることもある。以下において、各テーブル3、4
を区別する必要がないときはこれらを「テーブル3」で
代表し、両者を区別するときには「標準テーブル3」及
び「整形テーブル4」の語を用いる。図1では、テーブ
ル3を簡略化して描いている。
【0015】図1に示すように、コラム2の上端には、
テーブル3の長手方向に延びる一対の受け部2a、2a
が設けられる。各受け部2aは、コラム2に内蔵された
不図示の昇降機構によって上下方向(Z軸方向)に昇降
駆動される。この昇降運動によってテーブル3の高さが
調整される。また、受け部2aはコラム2に内蔵された
傾斜調整機構によって図中のX軸及びY軸の廻りにそれ
ぞれ一定角度回転駆動される。この回転運動によってテ
ーブル3の水平面に対する傾きが調整される。これらの
昇降機構及び傾斜調整機構は従来の手術台も備えてお
り、詳細は省略する。
【0016】テーブル3は、コロ5aを備えたストレッ
チャ5によって移送される。コラム2にテーブル3を装
着するときには、まずコラム2の受け部2aを下降させ
た状態でテーブル3をストレッチャ5に載せてコラム2
の上方に搬入し、次いで、コラム2の受け部2aを上昇
させてテーブル3をストレッチャ5から持ち上げ、その
後にストレッチャ5をコラム2の側方へ引き出す。テー
ブル3を取り外す際には、上記と逆にテーブル3を上昇
させた状態でその下方にストレッチャ5を搬入し、その
後にコラム2の受け部2aを下降させてテーブル3をス
トレッチャ5に移し替える。そして、ストレッチャ5を
コラム2の側方へ搬出する。
【0017】図2(a)、(b)は、それぞれ標準テー
ブル3及び整形テーブル4の可動部の動作を示すもので
ある。標準テーブル3は、枕板3a、背板3b、腰板3
c、及び一対の脚板3d、3dを具備する。図中に想像
線及び矢印で示すように、背板3b及び脚板3d、3d
はそれぞれ腰板3cと連結される側の端部を軸として上
下に回動可能である。背板3bはコラム2側から供給さ
れる動力によって駆動され、脚板3dは手動にて操作さ
れる。なお、脚板3d、3dは、上下方向の回動操作の
他、テーブル3の側方へ開くように手動操作可能であ
る。
【0018】整形テーブル4は整形外科領域の手術に適
合して構成され、背板4a、腰板4b、及び一対の脚板
4c、4cを具備する。腰板4bは背板4aと連結され
る側の端部を軸として、下方へ略90°回動可能であ
る。また、背板4aはX軸方向(整形テーブル4の長手
方向)にスライド可能である。これら背板4a及び腰板
4bはいずれもコラム2側から供給される動力によって
駆動される。脚板4c、4cは腰板4bに対してそれぞ
れ取り外し可能である。
【0019】図3はコラム2を上方からみた平面図、図
4は図3のIV−IV線における断面図である。なお、テー
ブル3のX軸方向及びY軸方向の中心線の交点を図3に
点P0で示す。以下、この点P0をテーブル中心と呼
ぶ。図3に示すように、受け部2aはテーブル中心P0
を挟んで点対称に配置されている。そして図4にも示し
たように、各受け部2aにはテーブル3の拘束機構10
と、テーブル3に対する駆動機構11とが設けられてい
る。拘束機構10は、コラム2からのテーブル3の脱落
を阻止するためのものであり、以下に詳細を説明する。
【0020】図4に示すように、拘束機構10は、各受
け部2aの上面2bにそれぞれ開口するピン受け孔10
0と、ピン受け孔100に隣接して配置されたカムシャ
フト101とを有する。標準テーブル3及び整形テーブ
ル4のそれぞれの下面3a、4a(図16参照)には、
各受け部2aのピン受け孔100にそれぞれ対応してロ
ックピン102が取り付けられる。ロックピン102
は、テーブル3の着脱時にコラム2の昇降に伴ってピン
受け孔100に挿脱される。
【0021】カムシャフト101はコラム2によってY
軸と平行な軸線廻りに回転自在に支持される。カムシャ
フト101上にはカム103が設けられ、そのカム10
3はカムシャフト101の回転に伴ってピン受け孔10
0内に出没する。カム103がピン受け孔100内に突
出するように、カムシャフト101はねじりコイルばね
等の付勢部材104(図5参照)によって図4の反時計
方向(矢印A方向)に付勢される。カム103がピン受
け孔100に所定量突出した位置でカムシャフト101
が不図示のストッパと当接し、それ以上のカムシャフト
101の反時計方向への回転が規制される。
【0022】図3及び図5に示すように、各受け部2a
の側面にはそれぞれカムレバー105が設けられる。カ
ムレバー105はカムシャフト101の軸端に連結され
てこれと一体に回転する。左右のカムレバー105の向
きはテーブル3の長手方向に関して互いに逆向きであ
る。図1に示したように、ストレッチャ5にはカムレバ
ー105と当接可能な駆動レバー106が設けられる。
なお、図1ではコラム2の一方の側に対応した駆動レバ
ー106のみを示しているが、コラム2の他方の側に対
応した位置には、図示の駆動レバー106と同一構成の
ものがテーブル3の長手方向に関して逆向きにしてスト
レッチャ5に取り付けられる。
【0023】テーブル3の着脱時には、カムレバー10
5と駆動レバー106とが図6に示すように連動してロ
ックピン102とカム103との係合状態が変化する。
テーブル3の装着時には、まず図6(a)に示すよう
に、コラム2側のカムレバー105がストレッチャ5側
の駆動レバー106よりも低い位置にあり、カム103
が付勢部材104(図5参照)の力でピン受け孔100
内に突出する(図6(e)参照)。なお、駆動レバー1
06は不図示の付勢部材(一例として、ねじりコイルば
ね)にて軸106aを中心に図中の時計方向に付勢され
つつ不図示のストッパにて略水平位置に保持されてい
る。
【0024】テーブル3をストレッチャ5から持ち上げ
るべくコラム2が上昇すると、図6(f)に示すように
ロックピン102がカム103に接触し、カム103が
付勢部材104の力に抗して図中の矢印B方向に移動す
る。このため、図6(b)に示すようにカムレバー10
5が駆動レバー106を蹴り上げつつカムシャフト10
1を中心としてカム103と同一方向に回転する。
【0025】コラム2が上昇を続けてテーブル3がスト
レッチャ5からコラム2へ移し替えられると、図6
(c)に示すようにカムレバー105が駆動レバー10
6を乗り越え、駆動レバー106が不図示の付勢部材の
力で水平位置に復帰する。そして、図6(g)に示すよ
うにカム103が付勢部材104の力によってロックピ
ン102のくびれ部102a内に繰り出される。テーブ
ル3がコラム2の上面2bに搭載された状態では、くび
れ部102aの曲率中心P1よりもカム103の回転中
心P2が上方に偏心する。このため、図中に一点鎖線L
1で示したように、くびれ部102aとカム103との
接触点P3よりも上方の領域でカム103の回転軌跡が
くびれ部102aの周面よりもピン受け孔100の中心
側に入り込む。そのため、カム103がくびれ部102
aの周面に食い込むように係合し、ロックピン102が
ピン受け孔100内に強固に保持される。これにより、
コラム2からのテーブル3の脱落が阻止される。
【0026】テーブル3を取り外す際には、図6(c)
に示すようにコラム2のカムレバー105がストレッチ
ャ5の駆動レバー106よりも上方にあり、この状態か
らコラム2が下降する。駆動レバー106は、不図示の
ストッパに拘束されて図示の略水平位置よりも下方へ回
動できないため、コラム2が下降するとカムレバー10
5が駆動レバー106によって蹴り上げられる(図6
(d)参照)。このため、図6(f)の場合と同様にカ
ム103がピン受け孔100から後退するように回動
し、カム103によるロックピン102の拘束が解除さ
れる。コラム2がさらに下降すると、テーブル3がスト
レッチャ5に載せ替えられてロックピン102がピン受
け孔100から引き抜かれ、これによりテーブル3をス
トレッチャ5に載せてコラム2の側方へ搬出できるよう
になる。
【0027】次に、図3、図4及び図7を参照して駆動
機構11を説明する。図4に示すように、駆動機構11
は、駆動源としての電動のモータ110と、その出力軸
110aとプーリ111a、ベルト111b及びプーリ
111cを介して連結された駆動軸112とを有する。
駆動軸112は、コラム2に取り付けられた一対の軸受
113A、113BによってZ軸(図1参照)と平行な
軸線の廻りに回転可能に支持されている。駆動軸112
の内部には、上下方向に移動可能な可動軸114と、可
動軸114を上方へ付勢するコイルばね等の付勢部材1
15とが設けられている。可動軸114の上下方向の位
置に拘りなく駆動軸112から可動軸114へ回転を伝
達するために、駆動軸112の外周には上下方向に延び
る長孔112aが形成され、その長孔112aを貫いて
可動軸114にピン114aが取り付けられる。ピン1
14aの端部は長孔112aと係合する。
【0028】可動軸114の上端部はコラム2の上面2
bから突出する。この突出部分には、テーブル3側の可
動機構13(図7参照)に回転を伝達する手段として、
スプリングピン116がその両端を可動軸114の外周
に突出させて取り付けられている(図3参照)。なお、
可動軸114の上端にはテーパ部114bが形成されて
いる。ピン114aは、可動軸114の軸線方向に位置
を変えて複数本設けてもよい。
【0029】コラム2の上面2bには、駆動軸112と
同軸にして案内リング117が取り付けられる。テーブ
ル3がコラム2の上面2bに搭載されるとき、テーブル
3側の案内リング130が案内リング117と嵌合して
両リング117、130が軸合わせされる。
【0030】図7に示したように、テーブル3には駆動
機構11と連結される連結機構13が設けられている。
連結機構13は、上述した案内リング130と、テーブ
ル3に軸受131A、131Bを介して回転自在に支持
された連結軸132とを有する。連結軸132の下端部
には、コラム2側の可動軸114の上端を受け入れる凹
部132aと、連結軸132の半径方向に延びるスリッ
ト132bとが設けられている。テーブル3をコラム2
に搭載するときには、可動軸114に取り付けられたス
プリングピン116がスリット132bに係合し、それ
により可動軸114から連結軸132への回転伝達が可
能となる。
【0031】なお、テーブル3の装着時にスリット13
2bとスプリングピン116が連結軸132の周方向に
ずれている場合には、可動軸114が連結軸132に押
されて下方へ退避する。この後、可動軸114が回転駆
動されてスプリングピン116とスリット132bとの
周方向の位置が揃ったとき、可動軸114が付勢部材1
15(図4参照)の力で押し上げられてスプリングピン
116がスリット132bに嵌入する。連結軸132の
上端にはプーリ133が装着される。プーリ133から
先の駆動部分については後述する。
【0032】図3に示したように、コラム2の各受け部
2aに設けられたピン受け孔100及び案内リング11
7は、それぞれテーブル中心P0に対して点対称に配置
されている。そのため、テーブル3をその枕側及び脚側
のどちらを先頭にしてコラム2上に搬入しても、ロック
ピン102をピン受け孔100に挿入させ、かつ連結軸
132を可動軸114と連結させることができる。
【0033】次に、標準テーブル3及び整形テーブル4
の詳細を説明する。図8は標準テーブル3の内部構造を
示す。標準テーブル3は、腰板フレーム15と、腰板フ
レーム15の一端(図8では右端)に連結された背板フ
レーム16とを有する。腰板フレーム15の他端(図8
では左端)には一対の脚板フレーム17、17が連結さ
れる(図11及び図12参照)。なお、図8、図11及
び図12では、背板フレーム16及び脚板フレーム17
の腰板フレーム15に対する連結部分のみをそれぞれ示
している。図2に示した腰板3c、背板3b及び一対の
脚板3d、3dはそれぞれ腰板フレーム15、背板フレ
ーム16及び一対の脚板フレーム17、17の上面に固
定される。背板フレーム16の腰板フレーム15との連
結部分と反対側の端部には、枕板3aを支持するための
枕板フレーム(不図示)が背板フレーム16に対して手
動で上下に回動操作できるように装着される。
【0034】図8〜図10から明らかなように、上述し
たロックピン102及び連結機構13は、腰板フレーム
15に取り付けられている。従って、腰板フレーム15
はコラム2の受け部2aと一体に運動する。背板フレー
ム16は、一対のアーム部160に設けられた支持軸1
61(図8にその一方を示す。)が腰板フレーム15に
設けられた軸受150A、150Bに挿入されることに
より、上下方向に回動可能な状態で腰板フレーム15に
支持されている。
【0035】連結機構13と支持軸161との間には可
動機構18が設けられている。可動機構18は、腰板フ
レーム15によってZ軸と平行な軸線廻りに回転自在に
支持された従動プーリ180及びアイドルプーリ181
と、従動プーリ180の回転を減速しつつその回転をY
軸と平行な軸線廻りの回転運動に変換するウォーム軸1
82及びウォームホイール183と、ウォームホイール
183の回転が入力されるカップリング184と、カッ
プリング184の出力軸184aと背板フレーム16の
支持軸160とを連結する一対の伝達ギア185A、1
85Bとを有している。そして、従動プーリ180及び
アイドルプーリ181と、連結機構13のプーリ133
とにはベルト186が巻き掛けられる。
【0036】従って、標準テーブル3をコラム2に装着
して駆動機構11から連結機構13のプーリ133へ回
転を伝達すると、その回転は可動機構18によって背板
フレーム16の支持軸160まで伝達され、その結果、
背板3bが上下に回転駆動される。
【0037】図11及び図12に詳しく示したように、
腰板フレーム15と脚板フレーム17との連結部分に
は、脚板フレーム17を上下方向及び左右方向にそれぞ
れ回転可能に支持するための上下回動支持機構19及び
左右回動支持機構20が設けられている。上下回動支持
機構19は、腰板フレーム15にY軸方向と平行に装着
される支持軸190と、支持軸190の一端側にねじ1
91aを介して連結された受け板191と、支持軸19
1の他端側のスプライン部190aと嵌合するスプライ
ン孔192aを具備し、腰板フレーム15に不図示のボ
ルトで固定されるスプライン軸受192と、支持軸19
0の非スプライン部190bに装着されるブラケット1
93と、ブラケット193及びスプライン軸受192の
間に介装されて支持軸190のスプライン部190aと
嵌合するクラッチ194とを有している。脚板フレーム
17は、左右回動支持機構20を介してブラケット19
3に連結される。スプライン軸受192を腰板フレーム
15に固定するためのボルトは、支持軸190の周方向
に所定のピッチ、例えば60°のピッチで配置される。
【0038】ブラケット193及びクラッチ194のそ
れぞれの対向部分には、爪193a、194aが周方向
に一定のピッチで多数形成されている。図13に示すよ
うに、爪193a、194aは、クラッチ194の半径
方向外周側からみて山形に形成されている。ブラケット
193に設けられた爪193aの傾斜(水平方向に対す
る傾き)は、その頂点から脚板フレーム17を下方へ回
動させるときのブラケット193の回転方向(図13に
おいて矢印C方向)に向かって緩く(例えばθ1=15
〜30°)、その反対方向には大きく(例えばθ2=9
0°又はそれ以上)設定されている。
【0039】クラッチ194とスプライン軸受192と
の間にはコイルばね195が介装され、その反発力でク
ラッチ194がブラケット193側に付勢されて両者の
爪193a、194aが噛み合う。クラッチ194が支
持軸190のスプライン部190と噛み合い、かつ支持
軸190がスプライン軸受192を介して腰板フレーム
15に回転不可能に連結されているため、ブラケット1
93とクラッチ194の爪193a、194aが相互に
噛み合った状態ではブラケット193が支持軸190の
廻りに回転できない。
【0040】ばね195に抗してクラッチ194をスプ
ライン軸受192側へ移動させると、爪193a、19
4aが離れてブラケット193を支持軸190の廻りに
回転させることが可能となる。クラッチ194を支持軸
190の軸方向に駆動するため、腰板フレーム15には
クラッチ194の凹部194bに嵌合する駆動レバー1
96と、操作レバー197とが設けられる。操作レバー
197と駆動レバー196とは、水平面内で互いに逆方
向に動作するように組み合わされている。操作レバー1
97が図12の拘束位置Lcにあるときは駆動レバー1
96が図示の実線位置に保持される。拘束位置Lcから
図12の時計方向へ操作レバー197を手動で操作する
と、駆動レバー196が図12の矢印D方向へ回転して
クラッチ194がスプライン軸受192側へ移動する。
【0041】上述したように爪193a、194aの傾
斜がブラケット193の回転方向によって異なるため、
脚板フレーム17を上方へ回転させるときの爪193
a、194aの噛み合い抵抗は脚板フレーム17を下方
へ回転させるときのそれよりも遥かに小さい。従って、
操作レバー197を中間位置Md付近まで回転させると
脚板フレーム17の上方への回転のみが可能となる。操
作レバー197を解除位置Rsまで操作すると、爪19
3a、194aが完全に離れて脚板フレーム17が上下
方向いずれにも回転可能となる。
【0042】爪193a、194aが離れたときに脚板
フレーム17が自重で下方へ回動しないように、支持軸
190のスプライン部190aとブラケット193との
間には皿ばね198が介装されている。この皿ばね19
8によってブラケット193が腰板フレーム15の受け
面151に押し当てられ、それに伴う摩擦抵抗によって
脚板フレーム17の自由落下が防がれる。ねじ191a
を操作して支持軸190の軸方向の位置を調整すること
により、皿ばね198によるブラケット193の保持力
を増減できる。
【0043】上記の支持機構19では、腰板フレーム1
5に対するスプライン軸受192の周方向の取付位置、
スプライン軸受192及びクラッチ194のそれぞれと
支持軸190との噛み合い位置、及びブラケット193
とクラッチ194との間の爪193a、194aの噛み
合い位置に応じて脚板フレーム17の位置が上下に変化
する。そこで、脚板フレーム17の水平調整を容易かつ
正確に行うため、支持軸190のスプライン部190a
及びこれと噛み合うスプライン軸受192並びにクラッ
チ194のスプラインの歯数と、ブラケット193及び
クラッチ194の爪193a、194aの歯数とを異な
る数、望ましくは一方に対して他方が非整数倍となるよ
うに調整する。より望ましくは、一方の歯数を偶数、他
方の歯数をそれに隣り合う奇数に設定する。例えば、一
方の歯数を20枚としたならば、他方の歯数を19又は
21枚に設定する。
【0044】このような設定により、支持軸190側の
噛み合いをずらしたときの脚板フレーム17の位置の調
整分解能と、爪193a、194a側の噛み合いをずら
したときの調整分解能とが相違し、それらの組み合わせ
によって脚板フレーム17の位置を微細に変化させるこ
とができる。なお、腰板フレーム15に対するスプライ
ン軸受192の周方向の取付位置を必要に応じて変更し
てもよい。
【0045】左右回動支持機構20は、脚板フレーム1
7に固定されたクラッチ200と、ブラケット193の
先端に軸受201を介して支持軸190と直交する方向
の軸線廻りに回転自在に支持されたねじ軸202と、ね
じ軸202を回転させるための操作レバー203とを有
する。クラッチ200とブラケット193との対向部分
には断面山形の爪200b、193bがそれぞれ形成さ
れている。ねじ軸202の雄ねじ部202aは脚板フレ
ーム17にねじ込まれる。この雄ねじ部202aを締め
付ける方向に操作レバー203を操作すると、爪200
b、193bが噛み合って脚板フレーム17のねじ軸2
02を中心とした回転が阻止される。反対に、雄ねじ部
202aを緩める方向に操作レバー203を操作する
と、爪200b、193bが離間して脚板フレーム17
をねじ軸202の廻りに回転させることが可能となる。
【0046】次に、図14〜図16を参照して整形テー
ブル4を説明する。整形テーブル4は、ベースフレーム
21と、背板フレーム22と、腰板フレーム23とを有
している。図2(b)に示した背板4a及び腰板4bは
それぞれ背板フレーム22及び腰板フレーム23の上面
に固定される。
【0047】図16に示すように、ベースフレーム21
には上述した拘束機構10のロックピン102と、連結
機構13とが設けられている。従って、ベースフレーム
21はコラム2の受け部21aと一体に運動する。この
点は標準テーブル3の腰板フレーム15(図9参照)と
同じである。但し、図8に示したように腰板フレーム1
5には連結機構13が一個所にしか設けられていない
が、図14に示したように、ベースフレーム21にはそ
の中心位置(コラム2に装着されたときのテーブル中心
P0)を挟んで対角線上に一対の連結機構13が設けら
れている。
【0048】図15に示したようにベースフレーム21
の両側部にはX軸方向と平行な一対のレール210、2
10が取り付けられ、それらのレール210、210に
は背板フレーム22がX軸方向へ摺動可能に取り付けら
れる。そして、ベースフレーム21と背板フレーム22
との間には可動機構としての直動機構25が設けられて
いる。
【0049】図14及び図15に示したように、直動機
構25は、ベースフレーム21によってZ軸(上下軸)
と平行な軸線廻りに回転自在に支持された従動プーリ2
50及びアイドルプーリ251と、ベースフレーム21
と一体のブラケット211に支持されて従動プーリ25
0と同軸かつ一体的に回転する第1のねじ歯車252
と、ブラケット211によってX軸と平行な軸線の廻り
に回転自在に支持されるとともに第1のねじ歯車252
と噛み合わされた第2のねじ歯車253とを有する。従
動プーリ250及びアイドルプーリ251と連結機構1
3のプーリ133とにはベルト254が巻き掛けられ
る。従って、プーリ133が回転するとその回転運動は
第2のねじ歯車253のX軸を中心とした回転運動に変
換される。
【0050】第2のねじ歯車253の内周には雌ねじ部
253aが形成され、その雌ねじ部253aにはX軸と
平行なねじ棹255が捩じ込まれている。ねじ棹255
はその一端(図16の左端)が背板フレーム22に固定
されて回転不可能とされるとともに、ベースフレーム2
1の軸受部212によって軸方向に移動可能に支持され
ている。従って、第2のねじ歯車253が回転するとね
じ棹255がX軸方向に運動し、それに伴って背板フレ
ーム22が背板4aと一体的にX軸方向に移動する。背
板フレーム22が移動した状態を図16に想像線L2で
示す。
【0051】腰板フレーム23は、その端部に設けられ
た一対のアーム部230の支持軸231(図14及び図
15にその一方を示す。)がベースフレーム21に設け
られた軸受213、214に挿入されることにより、上
下方向に回動可能な状態でベースフレーム21に支持さ
れている。そして、ベースフレーム21に設けられた連
結機構13と支持軸231との間には、上記の直動機構
25とは別の可動機構として、回動機構26が設けられ
ている。
【0052】回動機構26は、ベースフレーム21によ
ってZ軸と平行な軸線廻りに回転自在に支持された従動
プーリ260及びアイドルプーリ261と、従動プーリ
260の回転を減速しつつその回転をY軸と平行な軸線
廻りの回転運動に変換するウォーム軸262及びウォー
ムホイール263と、ウォームホイール263の回転が
入力されるカップリング264と、カップリング264
の出力軸264aと腰板フレーム23の支持軸231と
を連結する一対の伝達ギア265A、265Bとを有し
ている。そして、従動プーリ260及びアイドルプーリ
261と、連結機構13のプーリ133とにはベルト2
66が巻き掛けられる。
【0053】従って、整形テーブル4をコラム2に装着
して駆動機構11から連結機構13のプーリ133へ回
転を伝達すると、その回転は回動機構26によって腰板
フレーム23の支持軸160まで伝達され、その結果、
腰板4bが上下に回転駆動される。腰板4bを水平位置
から下方へ略90°回転させた状態を図16に想像線L
3で示す。
【0054】図4及び図5に示すように、コラム2の内
部には多数のリミットスイッチ30a、30b、30
c、30d、30e、30f、30g、30h……が設
けられる。これらのスイッチ30a〜30hはテーブル
3の動作や状態を検出するためのものである。例えば図
4に示したリミットスイッチ30hは、リンク31を介
してテーブル検出ロッド32の下端部と連結されてい
る。コラム2の上面2bにテーブル3が搭載されるとロ
ッド32の上端部が下方へ押し込まれ、それによりリミ
ットスイッチ30hが切り替わってテーブル3の装着が
検出される。
【0055】また、リミットスイッチ30a、30bは
テーブル3の可動部、例えば標準テーブル3の背板3b
がその移動範囲の限界に達したことを検出するために使
用されるが、その背板3bの変位はテーブル3に設けら
れたロッド33a、33b、及びコラム2に取り付けら
れたロッド34a、34bを介してそれぞれリミットス
イッチ30a、30bまで伝達される。このように、テ
ーブル3の動作をコラム2側へ伝達して検出するように
したので、テーブル3内にリミットスイッチ30a……
等の電装品を設ける必要がなくなる。
【0056】以上の手術台1においては、標準テーブル
3又は整形テーブル4をコラム2に取り付けると、それ
に連動してコラム2内の駆動機構11とテーブル3内の
可動機構18(又は25、26)とが駆動機構11の連
結機構13を介して連結され、コラム2内のモータ11
0から供給される動力にてテーブル3の可動部3b(又
は4a、4b)を作動させることができる。
【0057】以上の実施形態では、標準テーブル3又は
整形テーブル4を選択してコラム2に搭載する手術台に
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、単一のテー
ブルのみを搭載可能としたもの、あるいは3種類以上の
テーブルを選択的に搭載可能としたものにも適用され
る。駆動源には電動モータに限らず各種のアクチュエー
タを使用でき、油圧を利用してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1及び2
の発明によれば、コラム側に設けた駆動機構とテーブル
側に設けた可動機構とをテーブルの装着に伴って連結す
るようにしたので、従来手動に頼っていたテーブルの部
分的な操作をコラム側から供給される駆動力にて行なう
ことができ、手術台の操作性が向上する。テーブル側に
は駆動モータなどの動力源を必要としないので、テーブ
ル側の可動機構を簡素に構成してテーブルの軽量化、部
品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
特に複数種類のテーブルを選択的に使用する場合には各
テーブルにモータ等を設ける場合と比較して部品点数の
削減効果が大きい。さらに、テーブル側の可動機構を簡
素に構成できるため、テーブル内に電装部品を設ける必
要性も低くなり、テーブルの耐水性を向上させることが
できる。加えて、請求項2の発明では、テーブルをその
中心に対して正逆いずれの方向からもコラムに装着でき
るので、特にテーブルを反転させるスペースが得難い環
境下において手術台の使い勝手が顕著に向上する。
【0059】また、請求項3及び4の発明によれば、テ
ーブル上面を回転させるための個々の部品単独による位
置調整の分解能が低くても、それぞれの部品による位置
調整を組み合わせることによってテーブル上面の傾きを
微細に調整できる。従って、テーブル上面の位置調整に
要する手間が軽減されて組み立て作業に要する時間が短
縮され、コストダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る手術台の概要を示す斜
視図。
【図2】標準テーブル(a)及び整形テーブル(b)の
それぞれの動作を示す図。
【図3】コラムの平面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図。
【図6】テーブルの拘束機構の動作を示す図。
【図7】図4のVII 部にテーブル側の連結機構が連結さ
れた状態を示す図。
【図8】標準テーブルの内部機構を示す平面図。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図。
【図10】図8のX−X線に沿った断面図。
【図11】標準テーブルにおける腰板フレームと脚板フ
レームとの連結部分の詳細を示す縦断面図。
【図12】図11に示す機構を同図の矢印XII 方向から
みら状態を一部断面視して示した図。
【図13】図12に示すブラケット及びクラッチの噛み
合い部分の展開図。
【図14】標準テーブルの内部機構を示す平面図。
【図15】図14のXV−XV線に沿った断面図。
【図16】図14のXVI −XVI 線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…手術台 2…コラム 3…標準テーブル 3b…背板 3d…脚板 4…整形テーブル 4a…背板 4b…腰板 5…ストレッチャ 11…駆動機構 13…連結機構 15…腰板フレーム 17…脚板フレーム 18…可動機構 19…上下回動支持機構 20…左右回動支持機構 25…直動機構 26…回動機構 190…支持軸 190a…スプライン部 190b…非スプライン部 192…スプライン軸受 192a…スプライン孔 193…ブラケット 193a…ブラケットの爪部 194…クラッチ 194a…クラッチの爪部 196…駆動レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コラムと、その上部に着脱可能に装着さ
    れるテーブルとを具備し、前記テーブルには、その上面
    の一部に設けられた可動部を当該テーブルの他の部分に
    対して変位させるための可動機構が設けられた手術台に
    おいて、 前記コラムには、前記可動機構を駆動するための駆動機
    構が設けられ、 前記駆動機構と前記可動機構との間には、前記テーブル
    と前記コラムとの着脱に連動して両機構の連結及び切り
    離しを行う連結手段が設けられたことを特徴とする手術
    台。
  2. 【請求項2】 前記連結手段による前記駆動機構と前記
    可動機構との連結位置が、前記コラムに搭載されたとき
    の前記テーブルの中心位置に関して点対称をなすように
    して前記コラムの上面に複数設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の手術台。
  3. 【請求項3】 テーブルの少なくとも一部を支持するた
    めのフレームと、 このフレームに設けられたスプライン孔に嵌合するスプ
    ライン部及び断面円形の非スプライン部とが設けられた
    支持軸と、 テーブル上面の一部を回転可能に支持するために前記支
    持軸の前記非スプライン部に回転可能に連結され、前記
    スプライン部側の端面には周方向へ所定のピッチで複数
    の爪部が設けられたブラケットと、 前記支持軸の前記スプライン部と嵌合し、前記ブラケッ
    トとの対向面には前記ブラケットの前記爪部と噛み合い
    可能な爪部が設けられたクラッチと、 前記ブラケット及び前記クラッチを前記支持軸の軸線方
    向に接近及び離間させて前記爪部の噛み合い及び噛み合
    い解除を切り換える切り換え手段と、を具備し、 前記爪部の歯数と、前記スプライン部の歯数とが異なる
    値に設定されていることを特徴とする手術台用テーブ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記フレームには、周方向に所定のピッ
    チで位置調整可能なスプライン軸受が取り付けられ、こ
    のスプライン軸受に前記スプライン孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の手術台用テーブル。
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Cited By (8)

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