JP2006290334A - シートアクチュエータ - Google Patents

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宏幸 高岡
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Abstract

【課題】車両用シートのシートバックのリクライニングロック解除とリクライニング解除後に倒れているシートバックの引き起こし操作までを1つのモータを用いて電動で行なうシンプルな構成のシートアクチュエータを提供することである。
【解決手段】1つの電動モータによって発生した回転トルクが少なくともフレーム内において減速装置とクラッチ手段とを介して伝達される第1歯車、該第1歯車と噛み合う第2歯車と、該第2歯車と同軸上かつ一体的に設けられた第3歯車と、当該第3歯車と噛み合う第4歯車と、該第4歯車の回転運動を直線運動に変換する第1および第2クランク手段と、前記第1および第2クランク手段を介してそれぞれの一端が固着されたリクライニングロック解除用コントロールケーブルおよびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブルとを備えていることを特徴としている。
【選択図】図4

Description

本発明はシートアクチュエータに関する。さらに詳しくは、車両用シートのシートバックのリクライニングロック解除とリクライニング解除後に倒れているシートバックの引き起こし操作までを1つのモータを用いて電動で行なうシートアクチュエータに関するものである。
特許文献1記載の発明は、シートの前後位置、その前後位置におけるそれぞれの上下位置、およびシートのシートバックの角度調整の合計8ウェイの調整を単一の正逆転モータで実現し得るパワーシート調整装置を提供することと、モータ動力伝達機構の構造が簡潔なパワーシート調整装置を提供することを目的としている。
そして、特許文献1記載には、かかる目的を達成するものとして、シートの前後位置を調整するスライド機構と、シートの前方側上下位置を調整する前方側上下機構と、シートの後方側上下位置を調整する後方側上下機構と、シートのシートバック角度位置を調整するリクライニング機構と、正逆両方向に回転可能な単一のモータと、このモータの回転を受けて回転する原動側回転体と、この原動側回転体に連結され、この原動側回転体とともに回転する入力側クラッチ部材、およびこの入力側クラッチ部材に対して断続可能に配設された出力側クラッチ部材を有し、この両クラッチ部材の間を断続させることにより前記原動側回転体からの回転を断続するクラッチ機構と、このクラッチ機構の両クラッチ部材間の断続および前記モータの作動を外部より操作する操作機構とを有し、前記クラッチ機構および前記操作機構は、前記スライド機構、前記前方側上下機構、前記後方側上下機構および前記リクライニング機構に対応してそれぞれ設けられており、前記スライド機構、前記前方側上下機構、前記後方側上下機構および前記リクライニング機構は、それぞれ独立に、前記クラッチ機構の出力側クラッチ部材に連結され、この出力側クラッチ部材を経由して受ける動力により作動可能に構成されているパワーシート調整装置が記載されている。
つぎに、特許文献2記載の発明は、ウォークイン機構の作動すなわちシートバックの傾倒およびシートクッションの前方へのスライドを運転席から行なえ、かつ該シートバックとシートクッションの所定位置への復帰操作を容易にし、しかも運転者近傍に設置した1つの操作スイッチによってその時のシートの状態に対応した適確な自動操作を行なうウォークイン機構付シートを提供することを目的としている。
そして、特許文献2には、シートクッションをアッパレールに対して所定位置にロックすると共にシートバックをシートクッションに対して所定位置にロックし、マニアル操作レバーによりシートバックのロックを解除した時該シートバックが傾倒すると同時にシートクッションのロックも解除されてシートクッションをスライドさせるウォークイン機構に加えて、シートバックのロックを電動力で解除して前記ウォークイン機構を作動させ、かつ前記シートクッションおよびシートバックを所定位置に電動力で復帰させる自動操作装置と、運転者近傍に設置された1つの操作スイッチと、前記シートバックの位置を検出する検知スイッチと、前記操作スイッチおよび前記検知スイッチと電気的に接続され、前記操作スイッチのオン時に前記検知スイッチの出力信号に基づいて前記自動操作装置に前記ウォークイン機構の自動操作または前記シートの自動復帰動作のいずれかを行なわせるべきかを判断して制御する制御装置とを備えて構成されているウォークイン機構付シートが記載されている。
特許文献2記載の発明のウォークイン機構付シートによると、運転者が運転席に設けられている操作スイッチを押すと、制御装置がシートバックの位置を検出する検知スイッチからの信号に基づいて現在のシートの状態すなわちシートが復帰位置にあるのか或いはシートバックが傾倒しシートクッションが前方へスライドしているウォークイン機構の動作状態にあるのかを判別し、シートが復帰位置にある場合にはウォークイン機構を作動させ、ウォークイン機構が動作状態にある場合にはシートの復帰を動作させるべく自動操作装置のアクチュエータを作動させる。
特許文献3記載の発明は、ウォークイン装置の誤作動を低減させることを課題(目的)としており、かかる課題を解決するために、特許文献3には、車両用シートに設置されるウォークイン機構と、このウォークイン機構の作動を制御する制御装置とを有するウォークイン装置において、前記ウォークイン機構は、シートクッションに固定される基台と、この基台に対して回転自在に枢着されて、その延端部が傾動自在なシートバックに固定される噛合部と、この噛合部に噛合することによりシートバックの傾動をロックするロック部と、このロック部による前記噛合部への噛合状態を解除する解除手段とを有し、前記制御装置は、当該制御装置を起動させ、車内壁面に設置される第1スイッチと、前記第1スイッチが通電することにより作動するモータと、このモータが作動することによって従動して回転するカムに接続され、該カムの回転により、前記解除手段を操作する可動部材とを有しており、前記第1スイッチが通電することによって前記モータが作動し、このモータの作動によってカムが回転して、カムが所定量回転することにより前記モータを作動させるよう通電する第2スイッチとを有するウォークイン装置が記載されている。
すなわち、特許文献3記載のウォークイン装置は、車両用シートに設置されてシートバックを傾動可能とする「ウォークイン機構」と、当該ウォークイン機構を制御する「制御装置」とからなるものであって、当該制御装置の可動部材にてウォークイン機構の解除手段を操作して、当該ウォークイン機構が設置された車両用シートのシートバックを傾動させるものである。
当該制御装置は、車内壁面の何れかに設置された第1スイッチを通電させることによりモータが起動し、カムを回転させることとなる。このカムが回転することによって第2スイッチが通電し、第1スイッチによる通電が有ると否とを問わず、前記モータを継続的に作動させてカムを回転させることとなる。そして、このカムが回転することにより、当該カムに接続された可動部材が、ウォークイン機構の解除手段を操作して、当該ウォークイン機構が設置された車両用シートのシートバックを傾動させるとしている。
特許文献4記載の発明は、車体後部の開口近傍でスイッチを操作すれば、倒伏したシートバックを起立させることができるシートバック引き起こし装置を提供することを課題(目的)としており、この課題を解決するために、特許文献4には、シートバックのフリーヒンジ側におけるシートクッション内に電動装置により回転可能な出力車と、該出力車にワンウェイクラッチベアリングを介して一方向にのみ回転可能な減速歯車と、該減速歯車と同軸で、この軸と一体的に回動するもうひとつの減速歯車と、この減速歯車に噛合するセクターギヤとをそれぞれ回動可能に軸支し、該セクターギヤにワイヤエンドを連結し、該ワイヤエンドの他端部をシートバックと共に回動可能なレバーに連結してなり、前記電動装置の駆動によりセクターギヤが正回転してワイヤを前記セクターギヤ側へ引き寄せシートバックを倒伏状態から起立状態になし得る一方、シートバックを手動にて押し倒すことにより前記ワイヤを前記レバー側へ引き寄せて前記セクターギヤがワンウェイクラッチベアリングにより逆回転して当初の状態に復帰できるようにしたことを構成上の特徴としている。
そして、特許文献4記載の発明では、電動装置を駆動すれば出力車、減速歯車を介してセクターギヤが正回転し、ワイヤがシートクッション側へ引かれて倒伏しているシートバックが起立する。起立したシートバックを手動で倒伏させると、ワイヤがシートバック側へ引かれてセクターギヤが逆回転し、当初の状態に復帰する。
ギヤードモータが、シートスライド装置、リクライニング装置の2種類の着座姿勢制御装置の併設されたパワーシートに設けられ、シートスライド装置とリクライニング装置は、対応する駆動機構をそれぞれ有して形成され、第1、第2のジョイント軸が、トルクケーブルを介して、各装置の駆動機構にそれぞれ連結されているものも知られている(例えば、特許文献5参照)。
特開平8−188073号公報 特開平5−58208号公報 特開2003−312326号公報 特開2001−239862号公報 実開平6−47753号公報
特許文献1〜5に開示されているように、車両用シートのリクライニングロック解除(シートバックの前倒し)をモータとコントロールケーブルを用いて電動で行なうアクチュエータはすでに知られているものの、車両用シートのシートバックのリクライニングロック解除とリクライニング解除後に倒れているシートバックの引き起こし操作までを1つのモータを用いて電動で行なうシンプルな構成のアクチュエータはない。
そこで、本発明は、車両用シートのシートバックのリクライニングロック解除とリクライニング解除後に倒れているシートバックの引き起こし操作までを1つのモータを用いて電動で行なうシンプルな構成のシートアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様であるシートアクチュエータは、1つの電動モータによって発生した回転トルクが減速装置を介して伝達される第1歯車、
該第1歯車と噛み合う第2歯車と、当該第2歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段を介して前記第2歯車と同軸上かつ回転自在に設けられた第1回転子と、該第1回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段を介して該第1回転子に固定されたリクライニングロック解除用コントロールケーブル、および
前記第2歯車と噛み合う第3歯車と、当該第3歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段を介して前記第3歯車と同軸上かつ回転自在に設けられた第4歯車と、該第4歯車と噛み合う第5歯車と、該第5歯車と同軸上に設けられ、かつ該第5歯車と一体的に回転する第2回転子と、該第2回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段を介して該第2回転子に固定されたシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル
を備えてなることを特徴としている。
また、前記第2歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段および前記第3歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段がワンウェイクラッチであることが好ましい。
また、前記第1回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段が、前記第1回転子に設けられた第1クランク機構と、前記第1回転子に設けられた突起および該突起と当接する検知部からなるリミットスイッチとからなることが好ましい。
また、前記第2回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段が、前記第2回転子に設けられた第2クランク機構と、前記第2回転子に設けられた突起および該突起と当接する検知部からなるリミットスイッチとからなることが好ましい。
また、前記第1クランク機構が、
前記第1回転子に設けられたカム面と、
第1枢支軸の周りに旋回し得るように設けられた第1アーム、該第1アームと一体的に動作し、かつ該第1枢支軸の周りを旋回し得るように設けられた第2アームと
からなり、
前記第1アームの自由端が前記カム面と当接するカムホロワとして機能し、
前記第2アームの自由端にリクライニングロック解除用コントロールケーブルが固定されてなる
ことが好ましい。
また、前記第2クランク機構が、
前記第2回転子に偏心して設けられたクランクピンと、
第2枢支軸の周りに旋回し得るように設けられた第3アームと
からなり、
前記クランクピンと第3アームとが当接し、
前記第3アームの自由端にシートバックの引き起こし用コントロールケーブルが固定されてなる
ことが好ましい。
本発明の第2の態様にかかわるシートアクチュエータは、
1つの電動モータによって発生した回転トルクが少なくともフレーム内において減速装置とクラッチ手段とを介して伝達される第1歯車、
該第1歯車と噛み合う第2歯車と、
該第2歯車と同軸上かつ一体的に設けられた第3歯車と、
当該第3歯車と噛み合う第4歯車と、
該第4歯車の回転運動を直線運動に変換する第1および第2クランク手段と、
前記第1および第2クランク手段を介してそれぞれの一端が固着されたリクライニングロック解除用コントロールケーブルおよびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル
とを備えてなる
ことを特徴としている。
また、前記第1および第2クランク手段が、
それぞれ前記第4歯車上の偏心位置に設けられた少なくとも1つのクランクピンと、
当該クランクピンと当接し、前記フレーム内で揺動自在に設けられた第1および第2連接部材
とからなることが好ましい。
本発明によれば、車両用シートのシートバックのリクライニングロック解除とリクライニング解除後に倒れているシートバックの引き起こし操作までを1つのモータを用いて電動で行なうシンプルな構成のシートアクチュエータを提供することができる。
添付図面を参照しながら本発明のシートアクチュエータを以下に詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかわるシートアクチュエータの一例を示す上面説明図、図2は図1の側面説明図、図3は本発明のアクチュエータの概念を示す説明図、図4は本発明の他の実施の形態にかかわるシートアクチュエータの概念を示す説明図、図5は図4に適用されるアクチュエータの連接部材を示す説明図である。
実施の形態1
図1〜3を参照すると、本実施の形態のシートアクチュエータ1は、1つの電動モータMによって発生した回転トルクが減速装置(図示されていない)を介して伝達される第1歯車2と、第1歯車2と噛み合うピン4aを枢支軸とする第2歯車3と、当該第2歯車3の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段であるワンウェイクラッチ4(図2参照)を介して第2歯車3と同軸上かつ回転自在に設けられた第1回転子5と、第1回転子5の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(5a、5b、6a、6b、6c、6d、P1、S1)と、第2アーム6bに端末固定具14dを介して第1回転子5に固定されたリクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aと、第2歯車3と噛み合うピン8aを枢支軸とする第3歯車7と、当該第3歯車7の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段であるワンウェイクラッチ8を介して前記第3歯車7と同軸上かつ回転自在に設けられた第4歯車9と、第4歯車9と噛み合うピン10aを枢支軸とする第5歯車10と、第5歯車10と同軸上に設けられ、かつ第5歯車10と一体的に回転する第2回転子11と、第2回転子11の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(11a、12、P2、S2)と、第3アーム12に端末固定具15dを介して固定されたシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aとから構成されている。
また、本実施の形態のシートアクチュエータ1は、1つの電動モータMによって発生した回転トルクが減速装置(図示されていない)を介して伝達される第1歯車2と、該第1歯車2と噛み合う第2歯車3と、当該第2歯車3の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段であるワンウェイクラッチ4(図2参照)を介して第2歯車3と同軸上かつ回転自在に設けられた第1回転子5と、第1回転子5の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(5a、5b、6a、6b、6c、6d、P1、S1)と第2アーム6bに端末固定具14dを介して固定されたリクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aと、第1歯車2と噛み合う第3歯車7と、当該第3歯車7の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段であるワンウェイクラッチ8を介して第3歯車7と同軸上かつ回転自在に設けられた第4歯車9と、第4歯車9と噛み合う第5歯車10と、第5歯車10と同軸上に設けられ、かつ第5歯車10と一体的に回転する第2回転子11と、第2回転子11の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(11a、12、P2、S2)と、第3アーム12に端末固定具15dを介して固定されたシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aとから構成することもでき、さらに、図3に示されるように、第5歯車10と同軸上上に設けられ、かつ第5歯車10と一体的に回転する、第6歯車16と、該第6歯車16と噛み合う第7歯車17と、該第7歯車10aと一体的に回転する第2回転子11と、該第2回転子11の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(11a、12、P2、S2)を介して第2回転子11に固定されたシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aとから構成することもできる。
本実施の形態においては、第2歯車3の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段および前記第3歯車7の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段としてワンウェイクラッチを用いているが、ワンウェイクラッチに限定されず、当業者には自明の変更、修正または変形である、一方の回転方向のみの回転トルクの伝達を許し、他方の回転方向の回転トルクの伝達を許さない手段が本発明に含まれることはいうまでもない。
また、本実施の形態において、第1回転子5の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(5a、5b、6、6b、P1、S1)は、第1回転子5に設けられた第1クランク機構と、第1回転子5に設けられた突起P1および突起P1と当接する検知部からなるリミットスイッチS1とから構成される。同様に、第2回転子11の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(11a、12、P2、S2)は、第2回転子11に設けられた第2クランク機構と、第2回転子11に設けられた突起P2および突起P2と当接する検知部からなるリミットスイッチS2とから構成される。第1回転子5の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(5a、5b、6、6b、P1、S1)および第2回転子10の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段(11、12、P2、S2)についても、かかる構成に限定されない。当業者には自明の変更、修正または変形(たとえば、リミットスイッチの代わりにタイマーを用いたもの)が、本発明に含まれることはいうまでもない。
そして、本実施の形態において、第1クランク機構は、第1回転子5に設けられたカム5aのカム面5bと、第1枢支軸6cの周りに旋回し得るように設けられた第1アーム6a、該第1アーム6aと一体的に動作し、かつ第1枢支軸6cの周りを旋回し得るように設けられた第2アーム6bとから構成される(第1アームaと第2アーム6bは別体でもよいが、逆「く」字状に一体的に形成され、第1アーム6aと第2アーム6bとを備えたクランク6でもよい)。第1アーム6aの自由端がカム5aのカム面5bと当接するカムホロワ6dとして機能し、第2アーム6bの自由端には、リクライニングロック解除コントロールケーブル14のインナーケーブル14aに固定された端末固定具14dが揺動自在に設けられている。さらに、リクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aは、アウターケーシング14bおよびアウターケーシング14bの端末に支持された端末支持具14cに挿通されており、前記端末支持具14cはフレームBへ固定されている。
また、本実施の形態において、第1クランク機構は、第2回転子11に偏心して設けられたクランクピン11aと、第2枢支軸12aの周りに旋回し得るように設けられた第3アーム12とから構成される。クランクピン11aと第3アーム12とが当接し、第3アーム12の自由端には、シートバックの引き起こし用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aに固定された端末固定具15dが揺動自在に設けられている。なお、本実施の形態では、シートバックが起きた状態の時にシートバック引き起こし用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aのたるみを取るために、バネ13によって第3アーム12を第2枢支軸12aの周りに時計方向へ付勢している。さらに、引き起こし用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aはアウターケーシング15bおよびアウターケーシング15bの端末に支持された端末支持具15c挿通されており、前記端末支持具15cはフレームBへ固定されている。
つぎに、本実施の形態のシートアクチュエータによるシートのリクライニングロック解除操作について説明する。
(1)リクライニング解除操作スイッチ(図示されていない)を投入(ON)すると、モータMが正転し、モータMによって発生した回転トルクが減速装置(図示されていない)を介して第1歯車2に伝達されて第1歯車2が時計方向(矢印X1方向)に回転する。
(2)第1歯車2と噛み合っている第2歯車3が反時計方向(矢印X2方向)に回転する。ワンウェイクラッチ4は第2歯車3の反時計方向の回転時だけに動作するので、第2歯車3の反時計方向(矢印X2方向)の回転時には第1回転子5も連動する。したがって、モータMの正転時の回転トルクが第1回転子5に伝達され、第1回転子5に設けられたカム5aも第1回転子5と一体的に回転する。一方、第2歯車3と噛み合っている第3歯車7は、第2歯車3の回転方向とは逆方向(矢印X5方向)に回転するので、ワンウェイクラッチ8は動作しない。
(3)前記(2)において、カム5aが反時計方向(矢印X2方向)に回転すると、カム面とカムホロワ6dとが当接しつつ、第1アーム6aおよび第2アーム6bが時計方向(矢印Y1方向)に旋回すると、第2アーム6bの自由端に揺動自在に設けられた端末固定具14dが矢印Y1方向に移動する。そうすると、図3に示されるように、リクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aの他端がリクライニングロック解除用のレバー22に連結されているので、リクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aが矢印Y1方向に引かれてリクライニングロックが解除される。
(4)カム5aが1回転すると、カム5aの回転角度とリクライニングロック解除用コントロールケーブル14のインナーケーブル14aの操作量とが予め対応付けられているため、一度リクライニングロック解除を行った後、突起P1(図2参照)がリミットスイッチS1の検知部と当接してモータMへの給電が絶たれ、モータMの回転が停止する。
つぎに、本実施の形態のシートアクチュエータによるシートバックの引き起こし操作について説明する。
(5)シートバック引き起こし操作スイッチ(図示されていない)を投入(ON)すると、モータMが逆転し、モータMによって発生した回転トルクが減速装置(図示されていない)を介して第1歯車2に伝達されて第1歯車2が反時計方向(矢印X3方向)に回転する。
(6)第1歯車2と噛み合っている第2歯車3が時計方向(矢印X4方向)に回転する。ワンウェイクラッチ4は第2歯車2の反時計方向(矢印X2方向)の回転時だけに動作するので、このときワンウェイクラッチ4は動作せず、第2歯車3の時計方向(矢印X4方向)の回転時には第1回転子5は連動しない。したがって、モータMの逆転時の回転トルクは第1回転子5には伝達されない。一方、第2歯車3と噛み合っている第3歯車7は、反時計方向(矢印X6方向)に回転するので、ワンウェイクラッチ8が動作し、第3歯車7と同軸上かつ回転自在に設けられた第4歯車9も反時計方向に回転する。このため、第4歯車9と噛み合っている第5歯車10は時計方向(矢印X7方向)に回転する。そして、第5歯車10と同軸上に設けられ、かつ第5歯車10と一体的に回転する第2回転子11も時計方向に回転する。そうすると、クランクピン11aが第3アーム12とが当接しつつ押圧し、第3アーム12の自由端に揺動自在に設けられた端末固定具15dが第2枢支軸12aを中心として時計方向に移動する。そうすると、図3に示されるように、シートバック引き起こし用コントロールケーブル15のインナーケーブル15aの他端がシートバック引き起こし用のレバー21に連結されているので、シートバック引き起こし用コントロールケーブル15が矢印Z1方向に引かれてシートバックが引き起こされる。
(7)第2回転子11が1回転すると、一度シートバック引き起こし操作を行った後、突起P2(図2参照)がリミットスイッチS2の検知部と当接してモータMへの給電が絶たれ、モータMの回転が停止する。
実施の形態2
図4を参照すると、本実施の形態のシートアクチュエータは、1つの電動モータMによって発生した回転トルクが少なくともフレーム(図示されていないが、図1に示されたフレームBと同じである)内において減速装置(図示されていない)とクラッチ手段CLとを介して伝達される第1歯車32と、該第1歯車32と噛み合う第2歯車33と、該第2歯車33と同軸上かつ一体的に設けられた第3歯車34と、当該第3歯車34と噛み合う第4歯車35と、該第4歯車35の回転運動を直線運動に変換する第1および第2クランク手段(14d、15d)と、第1クランク手段14dおよび第2クランク手段15dを介してそれぞれの一端が固着されたリクライニングロック解除用コントロールケーブル14およびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15とを備えている。図4に示されたシートアクチュエータでは、第4歯車35上の偏心位置に互いに中心角θだけ離間されるようにして設けられたクランクピン14e、15eと、それぞれリクライニングロック解除用コントロールケーブル14およびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15を前記クランクピンに揺動自在に取り付けるための端末固定具14d、15dが第1および第2クランク手段として機能する。また、本実施の形態において、第2歯車33と同軸上かつ一体的に設けられた第3歯車34とは、第2歯車33と第3歯車34とが同軸状(coaxially)に一体成形されたものに限定されるのではなく、第2歯車33と第3歯車34とが、たとえば第3歯車34の回転軸とキーやスプラインとを介して同軸状(coaxially)に連結されたもの、第3歯車34の回転軸と、第4歯車35の回転軸とが軸継手を介して連結されたものなど第2歯車33と第3歯車34とが同軸状(coaxially)に一体的に回転するものであることをいう。すでに述べたように、本実施の形態では、電動モータMによって発生した回転トルクは、減速装置(図示されていない)とクラッチ手段CLとを介して第1歯車32に伝達されるのであるが、図4に示されているように、クラッチCLと第1歯車32との間に回転子RTを介装させることも可能であり、また、電動モータMによって発生した回転トルクは、まず第1の回転子(図示されていない)に伝達させ、第1の回転子(図示されていない)に伝達された回転トルクは、クラッチ手段CLと回転子RTとを介して第1歯車32に伝達させることも可能である。さらに、本実施の形態におけるクラッチ手段CLは、前述の実施の形態1のワンウェイクラッチと異なり、摩擦クラッチなど従来より知られたクラッチであり、回転トルクが所定の値以下であるときに、電動モータMの回転トルクを回転子RTおよび/または第1歯車32に伝達するものである。
本実施の形態においては、図5に示されるように、第1および第2クランク手段が、第4歯車35上の偏心位置に設けられたクランクピンCPと、フレーム(図示されていないが、図1に示されたフレームBと同じである)内で、ピン6cと12aの周りに揺動自在に設けられた第1連接部材14Lおよび第2連接部材15Lと、端末固定具(14d、15d)とから構成することも可能である。この場合、第4歯車35の回転に伴い、クランクピンCPと第1連接部材14Lおよび第2連接部材15Lそれぞれの一部とが当接することによって、第1連接部材14Lおよび第2連接部材15Lが旋回し、リクライニングロック解除用コントロールケーブル14およびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル15を引き操作する。しかし、本実施の形態のアクチュエータはクランクピンを2つ設けて、それぞれ第1連接部材および第2連接部材へ当接させてもよく、当業者が容易に修正、変更をし得るものも含まれることはいうまでもない。
つぎに、本実施の形態のシートアクチュエータの動作について説明する。
(1)まず、電動モータMを正転させ、回転トルクが所定の値以下であるとき、電動モータMの回転トルクがクラッチCLと回転子RTとを介して第1歯車32に伝達される。(2)第2歯車33に伝達された回転トルクが、第2歯車33と第3歯車34とを介して第4歯車35に伝達され、第4歯車35が矢印L方向に回転し、前述の実施の形態1において述べたリミットスイッチ(図示されていない)がOFF動作するまで、回転を継続することによって、第1連接部材14Lが作動し、リクライニングロック解除用コントロールケーブル14を矢印Y方向に引き操作し、リクライニングロック解除用レバー22を介してリクライニングが解除される(図5(a)参照)。(3)ついで、リミットスイッチがON動作すると、電動モータMが逆転し、回転トルクが所定の値以下であるとき、電動モータMの回転トルクがクラッチCLと回転子RTとを介して第1歯車32に伝達される。(4)第2歯車33に伝達された回転トルクが、第2歯車33と第3歯車34とを介して第4歯車35に伝達され、第4歯車35が矢印R方向に回転し、リミットスイッチ(図示されていない)がOFF動作するまで、回転を継続することによって、第1連接部材14Lが元の位置まで戻され、リミットスイッチによって第1連接部材14Lが所定の位置に戻されたことが確認されると、電動モータMが停止する(図5(b)参照)。
第2連接部材15Lの動作は、電動モータMの回転方向が反対である点を除いて前述の第1連接部材14Lの動作(1)および動作(2)と同じ動作が行われ、第2連接部材15Lが作動し、シートバック引き起こし操作用コントロールケーブル15を矢印Z方向に引き操作し、シートバック引き起こしレバー23を介してシートバックが起こされる(図5(c)参照)。
本発明の一実施の形態にかかわるシートアクチュエータの一例を示す上面説明図である。 図1の側面説明図である。 本発明のアクチュエータの概念を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態にかかわるシートアクチュエータの概念を示す説明図である。 図4のアクチュエータに適用される連接部材を示す説明図であり、(a)はリクライニングロック解除状態、(b)はモータ停止状態、(c)はシートバック引き起こし状態である。
符号の説明
1 シートアクチュエータ
2 第1歯車
3 第2歯車
4、8 ワンウェイクラッチ
4a、8a、10a ピン
5 第1回転子
5a カム
5b カム面
6a 第1アーム
6b 第2アーム
6c 第1枢支軸
6d カムホロワ
7 第3歯車
9 第4歯車
10 第5歯車
11 第2回転子
11a クランクピン
12 第3アーム
12a 第2枢支軸
13 バネ
14 リクライニング解除用コントロールケーブル
14a、15a インナーケーブル
14b、15b アウターケーシング
14c 端末支持具
14d 端末固定具
14L 第1連接部材
15 シートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル
15L 第2連接部材
16 第6歯車
17 第7歯車
21 シートバック引き起こしレバー
22 リクライニングロック解除用レバー
32 第1歯車
33 第2歯車
34 第3歯車
35 第4歯車
B フレーム
CL クラッチ
CP クランクピン
M モータ
P1、P2 突起
RT 回転子
S1、S2 リミットスイッチ

Claims (9)

  1. 1つの電動モータによって発生した回転トルクが減速装置を介して伝達される第1歯車、
    該第1歯車と噛み合う第2歯車と、当該第2歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段を介して前記第2歯車と同軸上かつ回転自在に設けられた第1回転子と、該第1回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段を介して該第1回転子に固定されたリクライニングロック解除用コントロールケーブル、および
    前記第2歯車と噛み合う第3歯車と、当該第3歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段を介して前記第3歯車と同軸上かつ回転自在に設けられた第4歯車と、該第4歯車と噛み合う第5歯車と、該第5歯車と同軸上に設けられ、かつ該第5歯車と一体的に回転する第2回転子と、該第2回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段を介して該第2回転子に固定されたシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル
    を備えてなる
    ことを特徴とするシートアクチュエータ。
  2. 前記第2歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段および前記第3歯車の第1の回転方向のみの回転トルクの伝達を許す手段がワンウェイクラッチである請求項1記載のシートアクチュエータ。
  3. 前記第1回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段が、前記第1回転子に設けられた第1クランク機構と、前記第1回転子に設けられた突起および該突起と当接する検知部からなるリミットスイッチとからなる請求項1または2記載のシートアクチュエータ。
  4. 前記第2回転子の回転運動を所定の距離だけ直線運動に変換する手段が、前記第2回転子に設けられた第2クランク機構と、前記第2回転子に設けられた突起および該突起と当接する検知部からなるリミットスイッチとからなる請求項1、2または3記載のシートアクチュエータ。
  5. 前記第1クランク機構が、
    前記第1回転子に設けられたカム面と、
    第1枢支軸の周りに旋回し得るように設けられた第1アーム、該第1アームと一体的に動作し、かつ該第1枢支軸の周りを旋回し得るように設けられた第2アームと
    からなり、
    前記第1アームの自由端が前記カム面と当接するカムホロワとして機能し、
    前記第2アームの自由端にリクライニングロック解除用コントロールケーブルが固定され、
    前記第2クランク機構が、
    前記第2回転子に偏心して設けられたクランクピンと、
    第2枢支軸の周りに旋回し得るように設けられた第3アームと
    からなり、
    前記クランクピンと第3アームとが当接し、
    前記第3アームの自由端にシートバックの引き起こし用コントロールケーブルが固定されてなる
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のシートアクチュエータ。
  6. 前記リクライニングロック解除用コントロールケーブルおよびシートバックの引き起こし用コントロールケーブルがプルコントロールケーブルである請求項1、2、3、4または5記載のシートアクチュエータ。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載のシートアクチュエータを備えた車両。
  8. 1つの電動モータによって発生した回転トルクが少なくともフレーム内において減速装置とクラッチ手段とを介して伝達される第1歯車、
    該第1歯車と噛み合う第2歯車と、
    該第2歯車と同軸上かつ一体的に設けられた第3歯車と、
    当該第3歯車と噛み合う第4歯車と、
    該第4歯車の回転運動を直線運動に変換する第1および第2クランク手段と、
    前記第1および第2クランク手段を介してそれぞれの一端が固着されたリクライニングロック解除用コントロールケーブルおよびシートバックの引き起こし操作用コントロールケーブル
    とを備えてなる
    ことを特徴とするシートアクチュエータ。
  9. 前記第1および第2クランク手段が、
    それぞれ前記第4歯車上の偏心位置に設けられた少なくとも1つのクランクピンと、
    当該クランクピンと当接し、前記フレーム内で揺動自在に設けられた第1および第2連接部材
    とからなる請求項8記載のシートアクチュエータ。
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