JPH0421309Y2 - - Google Patents

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JPH0421309Y2
JPH0421309Y2 JP1986112338U JP11233886U JPH0421309Y2 JP H0421309 Y2 JPH0421309 Y2 JP H0421309Y2 JP 1986112338 U JP1986112338 U JP 1986112338U JP 11233886 U JP11233886 U JP 11233886U JP H0421309 Y2 JPH0421309 Y2 JP H0421309Y2
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JP
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shaft
connecting shaft
plate
meshing
seat
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JP1986112338U
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シートの両側部に噛み合い機構を
有し、噛み合い機構の噛み合いを外す操作部材間
を連結シヤフトで連結したシートのリクライニン
グ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のリクライニング装置の大半はシートの片
側のみに噛み合い機構を有するいわゆる片側デバ
イスであつた。この片側デバイスによるリクライ
ニング装置では、シートの背もたれ部に衝撃が加
わつた時等に背もたれ部がねじれやすく安全性並
びに耐久性の面で問題があつた。そこで、シート
の両側部に噛み合い機構を有するいわゆる両側デ
バイスのリクライニング装置が開発されるに至つ
た。この両側デバイスのリクライニング装置は、
第5図に示すように、シートの両側部に噛み合い
機構1,1を有し、噛み合い機構1,1の噛み合
いを外す操作部材2,2の間を連結シヤフト10
0で連結してある。噛み合い機構1はシートの背
もたれ部のフレーム3に固着されるアーム4の下
端にアツパーツース110を形成し、シートの座
部のフレーム5に設けたブラケット6にベース板
7を固着し、このベース板7にアーム4の下端側
が回動可能に取付けてある。このベース板7には
ロアーツース120を取付けてあり、アツパーツ
ース110とロアーツース120とが噛み合う。
ロアーツース120の噛み合いの解除は先の操作
部材2により行う。操作部材2の回動軸101,
101と連結シヤフト100の両端部102,1
02が嵌め合わされて連結されている。
〔解決しようとする問題点〕
従来の連結シヤフト100を回動軸101に連
結する場合、フレーム5に設けたブラケット6,
6の取付け位置の誤差や噛み合い機構1の部品精
度や組付け誤差或いは連結シヤフト100と回動
軸101との噛み合い公差誤差などにより連結シ
ヤフト100により両端部の噛み合い機構1,1
の連動が同期しずらい欠点があつた。
そこで、この考案は、部品個々の精度や組付け
時における誤差などを吸収し両側の機構の連動を
正確に同期させるようにしたシートのリクライニ
ング装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成する、この考案は、一方の操
作部材の回動軸に連結シヤフトの一端を回転力が
伝達するように連結し、他方の操作部材の回動軸
に上端円弧面に多数の噛み合い歯が形成された調
整用プレートの下端側を固着し、連結シヤフトの
他端に上端円弧面に多数の噛み合い歯が形成され
たシヤフト側プレートの下端側を固着し、連結シ
ヤフトの他端に他方の操作部材の回動軸を前記回
転力が伝達するように遊嵌し、調整用プレートに
シヤフト側プレートを当接させ内周面に内歯が形
成された円弧状部材を内歯が各噛み合い歯に噛み
合うように被せ、円弧状部材を何れかのプレート
に固着したものである。
〔作用〕
この考案においては、両側の操作部材の回動軸
と連結シヤフトの軸線が一致しない場合、例えば
ねじれの位置にある場合でも、連結シヤフトの他
端に他方の操作部材の回動軸が遊嵌され、この遊
嵌した状態において調整プレートとシヤフト側プ
レートとが重ね合わされそれぞれの上端円弧面に
形成された噛み合い歯に円弧状部材の内歯が噛み
合い、この状態で円弧状部材を調整プレート或い
はシヤフト側プレートに固着することができ、一
方の操作部材の動き即ち回動軸の動きが連結シヤ
フトを介して他方の回動軸に同期することとな
る。
以下、この考案の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。
〔実施例〕 図1に示すこの実施例のシートリクライニング
装置は、一方の操作部材2の回動軸11に連結シ
ヤフト10の一端を回転力が伝達するように連結
してある。この方法としては回動軸11に取付孔
12が形成された第1プレート13を固着し、連
結シヤフト10の一端に取付孔12に挿通される
取付ピン14を備えた第2プレート15を固着
し、これら第1及び第2プレート13,15を重
ね合わせて取付ピン14を取付孔12に挿通すれ
ばよい。回動軸11は連結シヤフト10内へ挿入
される。したがつて、回動軸11と連結シヤフト
10との連結は、取付ピン14と回動軸11の2
ケ所で図られる。連結シヤフト10の他端には上
端円弧面に多数の噛み合い歯16が形成されたシ
ヤフト側プレート17の下端側を固着し、他方の
操作部材2の回動軸18には上端円弧面に多数の
噛み合い歯19が形成された調整用プレート20
の下端側を固着してある。
調整用プレート20の両側部には取付け用部材
21,21が形成してある。回動軸18を連結シ
ヤフト10の孔10Aに遊嵌し、調整用プレート
20にシヤフト側プレート17を当接し、この状
態においてシヤフト側プレート17は取付け用部
材21,21で挟まれ、両方の噛み合い歯16,
19は同一円弧上に並列する。これら両プレート
17,20を連結するには内周面に内歯22が形
成された円弧状部材23を使用する。すなわち並
列して存在する2列の噛み合い歯16,19に円
弧状部材23を被せ、内歯22と噛み合い歯1
6,19を噛み合わせ、円弧状部材23の両端に
形成した挿通孔(長孔)24,24にそれぞれビ
ス25,25を挿通して取付け用部材21,21
に形成されたねじ孔26,26にビス25,25
を螺合させればよい。この円弧状部材23と調整
用プレート20との固着手段は1例であり、種々
の方法が採用可能であると共に、円弧状部材23
をシヤフト側プレート17に固着しても差支えな
いことは勿論である。なお、連結シヤフト10と
回動軸11との連結も両プレート17,20及び
円弧状部材23を使用して図ることも可能であ
る。
〔効果〕
以上説明したように、この考案は一方の操作部
材の回動軸に連結シヤフトの一端を回転力が伝達
するように連結し、他方の操作部材の回動軸に上
端円弧面に多数の噛み合い歯が形成された調整用
プレートの下端側を固着し、連結シヤフトの他端
に上端円弧面に多数の噛み合い歯が形成されたシ
ヤフト側プレートの下端側を固着し、連結シヤフ
トの他端に他方の操作部材の回動軸を遊嵌し、調
整プレートにシヤフト側プレートを当接させ、内
周面に内歯が形成された円弧状部材を内歯が各噛
み合い歯に噛み合うように被せ、円弧状部材を何
れかのプレートに固着したので、回動軸と連結シ
ヤフトの軸心が多少ずれていても、回動軸を連結
シヤフトへ遊嵌し、調整用プレートとシヤフト側
プレートの各噛み合い歯を円弧状部材の内歯に噛
み合わせることができ、その結果組付時の誤差や
各部品の精度の誤差等を吸収して両側の噛み合い
機構を同期して連動させる事が出来る。また、両
側の噛み合い機構を連結シヤフトで連結させる作
業もきわめて簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な実施例を示す斜視
図、第2図は調整プレートが設けられた側の噛み
合い機構を示す斜視図、第3図は2つのプレート
の連結を説明をするための斜視図、第4図は連結
状態の一部断面図、第5図は従来例を示す斜視図
である。 1……噛み合い機構、2……操作部材、11,
18……回動軸、10……連結シヤフト、16,
19……噛み合い歯、17……シヤフト側プレー
ト、20……調整用プレート、22……内歯、2
3……円弧状部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートの両側部に噛み合い機構を有し、この噛
    み合い機構の噛み合いを外す操作部材間を連結シ
    ヤフトで連結したシートのリクライニング装置に
    おいて、 一方の操作部材の回動軸に連結シヤフトの一端
    を回転力が伝達するように連結し、 他方の操作部材の回動軸に上端円弧面に多数の
    噛み合い歯が形成された調整用プレートの下端側
    を固着し、 前記連結シヤフトの他端に上端円弧面に多数の
    噛み合い歯が形成されたシヤフト側プレートの下
    端側を固着し、 前記連結シヤフトの他端に他方の操作部材の回
    動軸を前記回転力が伝達するように遊嵌し、 前記調整用プレートにシヤフト側プレートを当
    接させ内周面に内歯が形成された円弧状部材を内
    歯が各噛み合い歯に噛み合うようにかぶせ、 前記円弧状部材をいずれかのプレートに固着し
    たことを特徴とするシートのリクライニング装
    置。
JP1986112338U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPH0421309Y2 (ja)

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JP1986112338U JPH0421309Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6317649U JPS6317649U (ja) 1988-02-05
JPH0421309Y2 true JPH0421309Y2 (ja) 1992-05-15

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ID=30993118

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