JPH1066582A - Il−6のヘリックスd領域を認識する抗体の遺伝子断片等 - Google Patents

Il−6のヘリックスd領域を認識する抗体の遺伝子断片等

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JPH1066582A
JPH1066582A JP8242525A JP24252596A JPH1066582A JP H1066582 A JPH1066582 A JP H1066582A JP 8242525 A JP8242525 A JP 8242525A JP 24252596 A JP24252596 A JP 24252596A JP H1066582 A JPH1066582 A JP H1066582A
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Tadayuki Imanaka
忠行 今中
Masahiro Takagi
昌宏 高木
Kiyoshi Yasukawa
清 保川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自己免疫疾患の要因であるIL−6に対する抗
体であって、IL−6の作用抑制効果を有する抗体のキ
メラ抗体等を作製するために必要な遺伝子断片等を提供
する。 【解決手段】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
体のH鎖のV領域をコ−ドする遺伝子断片又はIL−6
のヘリックスD領域を認識する抗体のL鎖のV領域をコ
−ドする遺伝子断片。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IL−6(インタ
ーロイキン−6)のヘリックスD領域を認識する抗体の
遺伝子断片等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】IL−6は、免疫、造血、炎症等の生体
防御系において重要な役割を果たしており、また生体の
増殖分化に広く関与する蛋白質であるが、その過剰産生
は自己免疫疾患の病因因子であることも知られている
(平野、International Journalof Cell Cloning 、9
巻、166頁、1991年)。従って、自己免疫疾患等
の治療に当たっては、生体内でのIL−6の作用を人為
的に抑制することが必要である。
【0003】IL−6の生理作用の発現には、IL−6
レセプタ−(特開平2−288898号参照)やシグナ
ル伝達因子であるgp130蛋白質(特願平2−140
069号参照)が必要であることが報告されている。従
ってIL−6の作用抑制には、IL−6、IL−6レセ
プター及びgp130蛋白質の相互作用を妨害すること
が考えられる。
【0004】IL−6、IL−6レセプター及びgp1
30蛋白質間の相互作用を妨害し得るものとしては、抗
IL−6抗体、抗IL−6レセプタ−抗体、抗gp13
0蛋白質抗体等の各種抗体が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】抗IL−6モノクロ−
ナル抗体をIL−6阻害剤として開発する場合、種々の
課題がある。まず、多くの抗IL−6モノクロ−ナル抗
体の中からIL−6の作用抑制剤として適当な抗体を選
別することが必要となるが、簡便な選別手法はなく、個
々の抗体について実際にIL−6の作用抑制効果を調べ
なければならない等、非常に多くの労力を要する。この
問題を解決するためには、IL−6の作用抑制効果が高
い抗IL−6モノクロ−ナル抗体の認識するエピト−プ
を同定した上で、抗体がそのエピト−プを認識するかど
うかを調べる方法が必要である。
【0006】第2の問題は、モノクロ−ナル抗体を体内
診断薬や治療薬として使用するには、該抗体を大量に投
与したり反復して投与することが必要となることであ
る。通常のマウス由来抗体は、製造が比較的容易である
反面、ヒトに投与するとマウス抗体を認識する抗体がヒ
ト血清中に現れるため(Levyら、Annu. Rev. Med. 、3
4巻、107頁、1983年)、マウス由来抗体をヒト
に大量投与又は反復投与した場合には免疫応答によるア
ナフィラキシ−の危険性が高くなったり、投与した抗体
が急速に分解を受けてしまい、その本来の活性が失われ
てしまう。これを解決するためにはヒト型のモノクロー
ナル抗体等を使用すればよいが、ヒトB細胞の集団から
目的とする抗体を産生するB細胞を単離し、これに不死
化能を与えて培養することは極めて困難である。
【0007】最近、上記第2の問題を解決するものとし
てマウス−ヒトキメラ抗体が提案されている。マウス−
ヒトキメラ抗体はヒト以外の動物種由来の抗原結合領域
(即ち可変領域;V領域)とヒト由来の不変領域(C領
域)から成る抗体(Oi and Morrison, Biotechnology、
4巻、214頁、1986年参照)で、ヒト由来のC領
域は前記免疫応答を受けない。またいわゆるヒト化型抗
体も提案されている。ヒト化型抗体は、ヒト以外の動物
種由来の抗原結合最少領域(即ちCDR領域)と、ヒト
由来のその他のV領域及びC領域からなる抗体であり、
マウス−ヒトキメラ抗体に比べて前記免疫応答を受ける
可能性を更に減少することが可能である。
【0008】これら以外にも、体内診断薬又は治療薬と
しての抗体の機能を高めるため、抗体と他の蛋白質との
融合蛋白質や、V領域のみから成る抗体も提案されてい
る(例えば、Wardら、Nature、341巻、544頁、1
989年参照)。
【0009】IL−6を認識する抗体を体内診断薬や治
療薬として使用するには、キメラ抗体等、以上に述べた
抗体を作製することが必要であるが、そのためには該抗
体のH鎖及びL鎖をコ−ドする遺伝子を得ることが必要
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
に鑑みて抗IL−6モノクロ−ナル抗体のH鎖またはL
鎖の遺伝子について鋭意研究した結果、そのV領域をコ
ードする遺伝子を見出し、前記課題を解決するに至っ
た。
【0011】即ち本発明は、IL−6のヘリックスD領
域を認識する抗体のH鎖のV領域又はIL−6のヘリッ
クスD領域を認識する抗体のL鎖のV領域である。また
本発明は、IL−6のヘリックスD領域を認識する抗体
のH鎖のV領域をコードする遺伝子、特に配列番号1の
塩基配列で表される遺伝子断片である。更に本発明は、
IL−6のヘリックスD領域を認識する抗体のL鎖のV
領域、特に配列番号2の塩基配列で表される遺伝子断片
である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明のIL−6のヘリックスD領域を認
識する抗体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域をコードす
る遺伝子断片としては、それぞれ配列番号1又は2の塩
基配列で表されるものを例示できる。これら遺伝子断片
は、IL−6のヘリックスD領域を認識する抗IL−6
モノクローナル抗体(例えばMH166、Matsuda ら、
Eur. J. Immunol.、18巻、951頁、1988年参
照)を産生するハイブリド−マを出発材料にして、例え
ば実施例1に示す方法で単離することができる。また、
本明細書に開示した配列番号1又は2の塩基配列を手が
かりに、例えば通常のDNA合成機を使用することによ
っても調製できる。なお本発明の遺伝子断片は、目的に
より1個又は複数個の塩基が付加され、1個又は複数個
の塩基が欠失され、或いは1個又は複数個の塩基が置換
されていても良い。
【0013】本発明のIL−6のヘリックスD領域を認
識する抗体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域は、前記し
た種々の遺伝子断片でコ−ドされ、又は前記した種々の
遺伝子断片の遺伝情報に従って合成等されたものであ
り、それぞれ配列番号1又は2のアミノ酸配列で表され
るものを例示できる。これらは、後述するように前記遺
伝子領域を用いることで遺伝子工学的に調製したり、本
明細書に開示した配列番号1又は2のアミノ酸配列を手
がかりに、例えば通常のペプチド合成機を使用すること
によって調製できる。なお本発明のV領域は、目的によ
り1個又は複数個のアミノ酸残基が付加され、1個又は
複数個のアミノ酸残基が欠失され、1個又は複数個のア
ミノ酸残基が置換されていても良い。
【0014】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域を遺伝子工学的に製
造したり、IL−6のヘリックスD領域を認識する抗体
を遺伝子工学的に製造するには、例えば前記配列番号1
又は2、或いは配列番号1及び2に示された遺伝子断片
等の全部又は一部を含むベクタ−を使用することが好ま
しい。
【0015】このようなベクタ−は、適当な宿主細胞中
で遺伝子断片を発現させることができるものであれば制
限はなく、例えば本発明の遺伝子断片以外に遺伝子断片
を発現(転写)させるためのプロモ−タ−/オペレ−タ
−、遺伝子断片の発現(転写)を終了させるためのタ−
ミネ−タ−、宿主細胞中での複製のための遺伝子等、公
知の遺伝子配列を含んでいても良い。
【0016】このベクタ−に、ヒト抗体のC領域をコ−
ドする遺伝子断片を更に付加することにより、マウス−
ヒトキメラ抗体のH鎖又はL鎖、或いはH鎖及びL鎖を
製造するためのベクタ−とすることができる。この場
合、ヒト抗体の遺伝子断片については、そのH鎖C領域
をコードする遺伝子断片は本発明のH鎖V領域をコード
する遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態となるよう
に、L鎖C領域をコードする遺伝子断片は本発明のL鎖
V領域をコードする遺伝子断片にフレ−ムが一致した状
態となるように調製する。なおヒト抗体のH鎖またはL
鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片は従来公知である
(例えばKameyamaら、FEBS Lett.、244巻、301
頁、1989年)。
【0017】これらベクタ−のうち、例えばIL−6の
ヘリックスD領域を認識するマウス−ヒトキメラ抗体を
製造するためのベクタ−としては、例えば配列番号1の
塩基配列で表される遺伝子断片の全部又は一部、配列番
号2の塩基配列で表される遺伝子断片の全部又は一部、
ヒト抗体のH鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片及びヒ
ト抗体のL鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片を含み、
宿主細胞中で、該遺伝子断片を発現させることができる
ベクタ−等である。前記した通り、このベクターは、H
鎖C領域をコードする遺伝子断片はH鎖V領域をコード
する遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態となるよう
に、L鎖C領域をコードする遺伝子断片はL鎖V領域を
コードする遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態となる
ように構築する。
【0018】例えば配列番号1の塩基配列で表される遺
伝子断片及び配列番号2の塩基配列で表される遺伝子断
片を含むベクタ−によれば、抗体のC領域を含まない、
V領域のみから成るIL−6のヘリックスD領域を認識
する抗体(Fv抗体)を製造することができる。
【0019】以上に説明したベクタ−による宿主細胞の
形質転換は通常の方法に従えば良く、特に制限はない。
例えばベクタ−が大腸菌を対象とするものであれば大腸
菌を宿主として使用し、酵母を対象とするものであれば
酵母を宿主として使用すれば良い。
【0020】このようにして形質転換した宿主細胞を適
当な条件下で培養することで、種々の形態のIL−6の
ヘリックスD領域を認識する抗体を製造することができ
る。例えば、前記したベクタ−を選択して使用すること
で、IL−6のヘリックスD領域を認識する抗体のH鎖
のV領域のみを含む抗体(蛋白質)、IL−6のヘリッ
クスD領域を認識する抗体のL鎖のV領域のみを含む抗
体(蛋白質)、IL−6のヘリックスD領域を認識する
抗体のH鎖のV領域とヒト抗体のH鎖のC領域を含むキ
メラ抗体(蛋白質)、IL−6のヘリックスD領域を認
識する抗体のL鎖のV領域とヒト抗体のL鎖のC領域の
キメラ抗体(蛋白質)等のほか、IL−6のヘリックス
D領域を認識する抗体のH鎖のV領域(蛋白質)、ヒト
抗体のH鎖のC領域(蛋白質)、IL−6のヘリックス
D領域を認識する抗体のL鎖のV領域(蛋白質)、ヒト
抗体のL鎖のC領域を含むキメラ抗体(蛋白質)等も得
ることができる。無論、前記の通りV領域のみから成る
IL−6のヘリックスD領域を認識する抗体(Fv抗
体)も製造できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
るために実施例を示すが、本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。
【0022】実施例1 MH166抗体遺伝子の単離 RPMI1640で培養した1×106 個のMH166
ハイブリド−マ(Matsuda ら、Eur. J. Immunol.、18
巻、951頁、1988年)から、mRNA抽出キット
(ファルマシア製)により、MH166ハイブリド−マ
のmRNAを調製し、常法に従ってcDNAを調製し
た。
【0023】次に、このcDNAを鋳型とし、H鎖N末
端側プライマ−NH;5´−AGCTGAATTCGA
GGTCCAG(A)CTG(T)C−3´及びH鎖C
末端側プライマ−CH1γ1;5´−AGGCTTGT
CGACACAATCCCTGGGCACAAT−3´
(下線部は制限酵素部位)を用いてPCR(ポリメレー
スチェーンリアクション)を行い、抗体のH鎖V領域と
C1領域をコ−ドするDNA断片を増幅した。増幅した
DNA断片をEcoRI及びSalIで消化して得られ
たDNA断片を、EcoRI及びSalIで消化したp
UC18(宝酒造(株)製)に挿入してpUC18−M
H166Hを構築した。
【0024】一方、同cDNAを鋳型とし、L鎖N末端
側プライマ−L2;5´−CCAGTTCCGAGCT
CCAGATGACCCAGTCTCCA−3´及びL
鎖C末端側プライマ−CLPst;5´−TCCTCT
GCAGTTACTAACACTCTCCCCTGTT
GAA−3´(下線部は制限酵素部位)を用いてPCR
を行い、抗体のL鎖をコ−ドするDNA断片を増幅し
た。増幅したDNA断片をSacIで消化して得られた
DNA断片を、SacI及びHincIIで消化したp
UC18に挿入してpUC18−MH166Lを構築し
た。
【0025】実施例2 MH166抗体遺伝子の塩基配
列の決定 実施例1のようにして単離したMH166抗体のH鎖の
V領域及びL鎖のV領域をコードする遺伝子断片の塩基
配列を常法により決定した。決定した塩基配列と、当該
塩基配列から推定されるアミノ酸配列は、それぞれ配列
番号1又は配列番号2の通りである。
【0026】実施例3.MH166抗体の認識するエピ
ト−プの決定 最初に、pETベクタ−(宝酒造(株)製)により、1
84アミノ酸から構成される全長IL−6と、IL−6
のC末端24残基(D領域)を欠失させた変異体(以下
IL−6ΔDとする)を通常の条件で発現させた。SD
S/PAGEの結果(図1)で明らかなように、IL−
6を発現させたときの不溶性画分(レ−ン2)とIL−
6ΔDを発現させたときの不溶性画分(レ−ン4)で、
24残基に相当する分子量の差が確認された。
【0027】さらに、MH166を用いたウエスタンブ
ロットの結果(図2)で明らかなように、MH166抗
体は全長IL−6(184アミノ酸)と結合するが、I
L−6ΔD(IL−6のC末端24残基を欠失させた変
異体)とは結合しなかった。以上の結果は、モノクロー
ナル抗体MH166の認識部位(エピトープ)が、IL
−6のDヘリックス領域(160−184)内に存在す
ることを示す。
【0028】
【発明の効果】本発明で提供されるIL−6のヘリック
スD領域を認識する抗体のH鎖又はL鎖のV領域をコ−
ドする遺伝子断片、IL−6のヘリックスD領域を認識
する抗体のH鎖又はL鎖のV領域等を利用することで、
種々の付加機能を有する抗体を大量に生産することが可
能である。これらは、IL−6の生理的役割の解析に重
要であり、ミエロ−マや各種自己免疫疾患に対する治療
薬診断薬開発に大きな意義をもつものである。
【0029】本発明の遺伝子断片等はIL−6の作用の
発現に重要な領域でであるヘリックスD領域を認識する
抗体(蛋白質)をコードするものであるため、IL−6
とIL−6のシグナル伝達因子の相互作用を妨害し得る
抗体(蛋白質)として自己免疫疾患の治療薬等に応用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例3における電気泳動(SDS/PAG
E)のパタ−ンを示す写真である。左から順に、レ−ン
1はIL−6の可溶性画分、レ−ン2はIL−6の不溶
性画分、レ−ン3はIL−6ΔDの可溶性画分、レ−ン
4はIL−6ΔDの不溶性画分、レーンMは分子量マー
カを供し、CBBで染色したときのパタ−ンである。レ
ーンMのバンドは、それぞれ下から順に、14.4、2
0.0、30.0、43.0、67.0、94.0kD
aのバンドである。
【図2】実施例3における電気泳動のパタ−ンを示す写
真である。レ−ン1はIL−6の不溶性画分、レ−ン2
はIL−6ΔDの不溶性画分を供し、抗IL−6抗体M
H166を用いてウエスタンブロットを行ったときのパ
タ−ンである。
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:363 配列の型:核酸 配列の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 セルライン:ハイブリド−マMH166 配列 GAG GTC CAG CTG CAA CAA TCT GGA CCT GAG CTG GTG AAG CCT GGG GCT 48 Glu Val Gln Leu Gln Gln Ser Gly Pro Glu Leu Val Lys Pro Gly Ala TCA GTG AAG ATG TCC TGT AAG GCG TCT GGA TAC ACA TTC ACT GAC TAC 96 Ser Val Lys Met Ser Cys Lys Ala Ser Gly Tyr Thr Phe Thr Asp Tyr TAC ATG AAG TGG GTG AAG CAG AGT CAT GGA AAG AGC CTT GAG TGG ATT 144 Tyr Met Lys Trp Val Lys Gln Ser His Gly Lys Ser Leu Glu Trp Ile GGA GAA ATT AAT CCT AAA AGT GGG GGT TCT AGG TAC AAC CAG AAG TTC 192 Gly Glu Ile Asn Pro Lys Ser Gly Gly Ser Arg Tyr Asn Gln Lys Phe AAG GGC AAG GCC ACA ATG ACT GTA GAC AAA TCC TCC AGC ACA GCC TAC 240 Lys Gly Lys Ala Thr Met Thr Val Asp Lys Ser Ser Ser Thr Ala Tyr ATG CAG CTC AAC AGC CTG ACA TCT GAG GAC TCT GCA GTC TAC TAC TGT 288 Met Gln Leu Asn Ser Leu Thr Ser Glu Asp Ser Ala Val Tyr Tyr Cys GCA AGA GTG GGT TAC TAC GCC GAG GGC TAT GCT ATG GAC TAC TGG GGT 336 Ala Arg Val Gly Tyr Tyr Ala Glu Gly Tyr Ala Met Asp Tyr Trp Gly CAA GGA ACC TCA GTC ACC GTC TCC TCA 363 Gln Gly Thr Ser Val Thr Val Ser Ser 配列番号:2 配列の長さ:336 配列の型:核酸 配列の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 セルライン:ハイブリド−マMH166 配列 GAG CTC GTG ATG ACC CAG TCT CCA GCT TCT TTG GCT GTG TCT CTA GGG 48 Glu Leu Gln Met Thr Gln Ser Pro Ala Ser Leu Ala Val Ser Leu Gly CAG AGG GCC ACC ATC TCC TGC AGA GCC AGC GAA AGT GTT GAT AGT TAT 96 Gln Arg Ala Thr Ile Ser Cys Arg Ala Ser Glu Ser Val Asp Ser Tyr GGC ATT AGT TTT ATG AAC TGG TTC CAA CAG AAA CCA GGA CAG CCA CCC 144 Gly Ile Ser Phe Met Asn Trp Phe Gln Gln Lys Pro Gly Gln Pro Pro AAA CTC CTC ATC TAT GCA GCA TCC AAC CAA GTA TCC GGG GTC CCT GCC 192 Lys Leu Leu Ile Tyr Ala Ala Ser Asn Gln Val Ser Gly Val Pro Ala AGG TTT AGT GGC AGT GGG TCT GGG ACA GAC TTC AGC CTC AAC ATC CAT 240 Arg Phe Ser Gly Ser Gly Ser Gly Thr Asp Phe Ser Leu Asn Ile His CCT ATG GAG GAG GAC GAT ACT GCA ATG TAT TTC TGT CAG CAA AGT AAG 288 Pro Met Glu Glu Asp Asp Thr Ala Met Tyr Phe Cys Gln Gln Ser Lys GAG GTT CCG TAC ACG TTC GGA GGG GGG ACC AAG CTG GAA ATA AAA CGG 336 Glu Val Pro Tyr Thr Phe Gly Gly Gly Thr Lys Leu Glu Ile Lys Arg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 39/395 ABC A61K 39/395 ABCU G01N 33/53 G01N 33/53 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
    体のH鎖のV領域をコ−ドする遺伝子断片。
  2. 【請求項2】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
    体のL鎖のV領域をコ−ドする遺伝子断片。
  3. 【請求項3】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
    体のH鎖のV領域。
  4. 【請求項4】IL−6のヘリックスD領域を認識する抗
    体のL鎖のV領域。
  5. 【請求項5】配列番号1の塩基配列で表されるIL−6
    のヘリックスD領域を認識する抗体のH鎖のV領域をコ
    −ドする遺伝子断片。
  6. 【請求項6】配列番号2の塩基配列で表されるIL−6
    のヘリックスD領域を認識する抗体のL鎖のV領域をコ
    −ドする遺伝子断片。
  7. 【請求項7】配列番号1のアミノ酸配列で表されるIL
    −6のヘリックスD領域を認識する抗体のH鎖のV領
    域。
  8. 【請求項8】配列番号2のアミノ酸配列で表されるIL
    −6のヘリックスD領域を認識する抗体のL鎖のV領
    域。
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