JPH1084963A - 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等 - Google Patents

分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等

Info

Publication number
JPH1084963A
JPH1084963A JP8241725A JP24172596A JPH1084963A JP H1084963 A JPH1084963 A JP H1084963A JP 8241725 A JP8241725 A JP 8241725A JP 24172596 A JP24172596 A JP 24172596A JP H1084963 A JPH1084963 A JP H1084963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
antibody
region
branched
gene fragment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8241725A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Imanaka
忠行 今中
Masahiro Takagi
昌宏 高木
Kiyoshi Yasukawa
清 保川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP8241725A priority Critical patent/JPH1084963A/ja
Publication of JPH1084963A publication Critical patent/JPH1084963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】F4α等の分岐ムチン型合成糖脂質に対するキ
メラ抗体等を作製するために必要な遺伝子断片等を提供
する。 【解決手段】分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の
H鎖のV領域をコ−ドする遺伝子断片又は分岐ムチン型
合成糖脂質を認識する抗体のL鎖のV領域をコ−ドする
遺伝子断片。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分岐ムチン型合成
糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】癌細胞に特異的に発現されている抗原
(癌特異的抗原)を認識する抗体は、癌の診断、治療に
有用であることが知られている。N−アセチルガラクト
サミンとセリン又はトレオニンとがo−グリコシド結合
している糖蛋白質はムチンと総称されており、またN−
アセチルガラクトサミンとセリン又はトレオニンの結合
単位はTn抗原と呼ばれている。
【0003】生体内で、Tn抗原は、その末端にガラク
トースが結合したT抗原(別名;core1)、その末
端にシアル酸が結合したシアリルTn抗原、その末端に
Nアセチルグルコサミンの結合したcore3等として
生合成されるが、別の様式で修飾されたT抗原や、上記
抗原が更に修飾を受けたものが癌細胞で特異的に発現し
ていることが指摘されつつある。例えばF4α抗原は、
式;Galβ1−4GlcNAcβ1−6(Galβ1
−3)GalNAcα1−1Cerで表され、前述の抗
原とは異なる構造を持ち、癌細胞で特異的に発現されて
いることが指摘されている(特開平2−45794
号)。
【0004】しかし、癌細胞には他の類似抗原も発現さ
れていること、更には糖鎖の抗原性が低いことから、癌
細胞を免疫して前述のF4α抗原のような癌特異的糖鎖
に対する抗体を作製するのは至難である。そこで、癌特
異的糖鎖を合成し、これを動物に免疫して癌特異的糖鎖
に対する抗体を効果的に作製する方法が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】癌特異的糖鎖であるF
4αを認識するモノクローナル抗体を体内診断薬や治療
薬として開発していくには、該抗体を大量に投与した
り、反復して投与することが必要である。しかしなが
ら、通常のマウス由来抗体は、製造が比較的容易である
反面、ヒトに投与するとマウス抗体を認識する抗体がヒ
ト血清中に現れるため(Levyら、Annu. Rev. Med. 34
巻、107頁、1983年)、マウス由来抗体をヒトに
大量投与又は反復投与した場合には免疫応答によるアナ
フィラキシ−の危険性が高くなったり、投与した抗体が
急速に分解を受けてしまい、その本来の活性が失われて
しまう。これを解決するためにはヒト型のモノクローナ
ル抗体等を使用すればよいが、ヒトB細胞の集団から目
的とする抗体を産生するB細胞を単離し、これに不死化
能を与えて培養することは極めて困難である。
【0006】最近、このような課題を解決するものとし
てマウス−ヒトキメラ抗体が提案されている。マウス−
ヒトキメラ抗体はヒト以外の動物種由来の抗原結合領域
(即ち可変領域;V領域)とヒト由来の不変領域(C領
域)から成る抗体(Oi and Morrison, Biotechnology
4巻、214頁、1986年参照)で、ヒト由来のC領
域は前記免疫応答を受けない。またいわゆるヒト化型抗
体も提案されている。ヒト化型抗体は、ヒト以外の動物
種由来の抗原結合最少領域(即ちCDR領域)と、ヒト
由来のその他のV領域及びC領域からなる抗体であり、
マウス−ヒトキメラ抗体に比べて前記免疫応答を受ける
可能性を更に減少することが可能である。
【0007】これら以外にも、体内診断薬又は治療薬と
しての抗体の機能を高めるため、抗体と他の蛋白質との
融合蛋白質や、V領域のみから成る抗体も提案されてい
る(例えば、Wardら、Nature、341巻、544頁、1
989年参照)。
【0008】分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体を
体内診断薬や治療薬として使用するには、キメラ抗体
等、以上に述べた抗体を作製することが必要であるが、
そのためには該抗体のH鎖及びL鎖をコ−ドする遺伝子
を得ることが必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
に鑑みて抗分岐ムチン型合成糖脂質モノクロ−ナル抗体
のH鎖またはL鎖の遺伝子について鋭意研究した結果、
そのV領域をコードする遺伝子を見出し、前記課題を解
決するに至った。
【0010】即ち本発明は、分岐ムチン型合成糖脂質を
認識する抗体のH鎖のV領域又は分岐ムチン型合成糖脂
質を認識する抗体のL鎖のV領域である。また本発明
は、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のH鎖のV
領域をコードする遺伝子、特に配列番号1又は3の塩基
配列で表される遺伝子断片である。更に本発明は、分岐
ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のL鎖のV領域、特
に配列番号2の塩基配列で表される遺伝子断片である。
以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の分岐ムチン型合成糖脂質を認識す
る抗体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域をコードする遺
伝子断片としては、それぞれ配列番号1及び3或いは2
の塩基配列で表されるものを例示できる。これら遺伝子
断片は、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗分岐ムチ
ン型合成糖脂質モノクローナル抗体(例えば3F10や
MS2、特願平4−219666号参照)を産生するハ
イブリド−マを出発材料にして、例えば実施例に示す方
法で単離することができる。また、本明細書に開示した
配列番号1から3の塩基配列を手がかりに、例えば通常
のDNA合成機を使用することによっても調製できる。
なお本発明の遺伝子断片は、目的により1個又は複数個
の塩基が付加され、1個又は複数個の塩基が欠失され、
或いは1個又は複数個の塩基が置換されていても良い。
【0012】本発明の分岐ムチン型合成糖脂質、即ちF
4αを認識する抗体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域
は、前記した種々の遺伝子断片でコ−ドされ、又は前記
した種々の遺伝子断片の遺伝情報に従って合成等された
ものであり、それぞれ配列番号1から3のアミノ酸配列
で表されるものを例示できる。これらは、後述するよう
に前記遺伝子領域を用いることで遺伝子工学的に調製し
たり、本明細書に開示した配列番号1から3のアミノ酸
配列を手がかりに、例えば通常のペプチド合成機を使用
することによって調製できる。なお本発明のV領域は、
目的により1個又は複数個のアミノ酸残基が付加され、
1個又は複数個のアミノ酸残基が欠失され、1個又は複
数個のアミノ酸残基が置換されていても良い。
【0013】分岐ムチン型合成糖脂質、即ちF4αを認
識する抗体のH鎖のV領域又はL鎖のV領域を遺伝子工
学的に製造したり、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する
抗体を遺伝子工学的に製造するには、例えば前記配列番
号1から3に示された遺伝子断片等の全部又は一部を含
むベクタ−を使用することが好ましい。
【0014】このようなベクタ−は、適当な宿主細胞中
で遺伝子断片を発現させることができるものであれば制
限はなく、例えば本発明の遺伝子断片以外に遺伝子断片
を発現(転写)させるためのプロモ−タ−/オペレ−タ
−、遺伝子断片の発現(転写)を終了させるためのタ−
ミネ−タ−、宿主細胞中での複製のための遺伝子等、公
知の遺伝子配列を含んでいても良い。
【0015】このベクタ−に、ヒト抗体のC領域をコ−
ドする遺伝子断片を更に付加することにより、マウス−
ヒトキメラ抗体のH鎖又はL鎖、或いはH鎖及びL鎖を
製造するためのベクタ−とすることができる。この場
合、ヒト抗体の遺伝子断片については、そのH鎖C領域
をコードする遺伝子断片は本発明のH鎖V領域をコード
する遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態となるよう
に、L鎖C領域をコードする遺伝子断片は本発明のL鎖
V領域をコードする遺伝子断片にフレ−ムが一致した状
態となるように調製する。なおヒト抗体のH鎖またはL
鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片は従来公知である
(例えばKameyamaら、FEBS Lett.、244巻、301
頁、1989年)。
【0016】これらベクタ−のうち、例えば分岐ムチン
型合成糖脂質を認識するマウス−ヒトキメラ抗体を製造
するためのベクタ−としては、例えば配列番号1又は3
の塩基配列で表される遺伝子断片の全部又は一部、配列
番号2の塩基配列で表される遺伝子断片の全部又は一
部、ヒト抗体のH鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片及
びヒト抗体のL鎖のC領域をコ−ドする遺伝子断片を含
み、宿主細胞中で、該遺伝子断片を発現させることがで
きるベクタ−等である。前記した通り、このベクター
は、H鎖C領域をコードする遺伝子断片はH鎖V領域を
コードする遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態となる
ように、L鎖C領域をコードする遺伝子断片はL鎖V領
域をコードする遺伝子断片にフレ−ムが一致した状態と
なるように構築する。
【0017】例えば配列番号1又は3の塩基配列で表さ
れる遺伝子断片及び配列番号2の塩基配列で表される遺
伝子断片を含むベクタ−によれば、抗体のC領域を含ま
ない、V領域のみから成る分岐ムチン型合成糖脂質を認
識する抗体(Fv抗体)を製造することができる。
【0018】以上に説明したベクタ−による宿主細胞の
形質転換は通常の方法に従えば良く、特に制限はない。
例えばベクタ−が大腸菌を対象とするものであれば大腸
菌を宿主として使用し、酵母を対象とするものであれば
酵母を宿主として使用すれば良い。
【0019】このようにして形質転換した宿主細胞を適
当な条件下で培養することで、種々の形態の分岐ムチン
型合成糖脂質を認識する抗体を製造することができる。
例えば、前記したベクタ−を選択して使用することで、
分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のH鎖のV領域
のみを含む抗体(蛋白質)、分岐ムチン型合成糖脂質を
認識する抗体のL鎖のV領域のみを含む抗体(蛋白
質)、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のH鎖の
V領域とヒト抗体のH鎖のC領域を含むキメラ抗体(蛋
白質)、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のL鎖
のV領域とヒト抗体のL鎖のC領域のキメラ抗体(蛋白
質)等のほか、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体
のH鎖のV領域(蛋白質)、ヒト抗体のH鎖のC領域
(蛋白質)、分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の
L鎖のV領域(蛋白質)、ヒト抗体のL鎖のC領域を含
むキメラ抗体(蛋白質)等も得ることができる。無論、
前記の通りV領域のみから成る分岐ムチン型合成糖脂質
を認識する抗体(Fv抗体)も製造できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
るために実施例を示すが、本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。
【0021】実施例1 3F10抗体遺伝子の単離 RPMI1640で培養した1×106 個の3F10ハ
イブリド−マ(F4αを特異的に認識するモノクローナ
ル抗体を産生するハイブリドーマ、特願平4−2196
66号参照)から、mRNA抽出キット(ファルマシア
製)により、3F10ハイブリド−マのmRNAを調製
し、常法に従ってcDNAを調製した。次に、このcD
NAを鋳型とし、H鎖N末端側プライマ−;5´−AC
GCAGAATTCGAAGTGAAGCTTGAGG
AGTCTGG−3´(GAATTCは制限酵素部位)
及びH鎖C末端側プライマ−;5´−AGTTGCTG
CAGGTTCATCTCGGCGACTGCTGGA
ATTGG−3´(CTGCAGは制限酵素部位)を用
いてPCR(ポリメレースチェーンリアクション)を行
い、抗体のH鎖V領域とC1領域をコ−ドするDNA断
片を増幅した。増幅したDNA断片をEcoRI及びP
stIで消化して得られたDNA断片を、EcoRI及
びPstIで消化したpUC18(宝酒造(株)製)に
挿入してpUC18−3F10を構築した。
【0022】一方、同cDNAを鋳型とし、L鎖N末端
側プライマ−;5´−CCAGATGTGAGCTCG
TGATGACCCAGACTCCA−3´(GAGC
TCは制限酵素部位)及びL鎖C末端側プライマ−;5
´−TCCTGGATCCTTACTAACACTCT
CCCCTGTT−3´(GGATCCは制限酵素部
位)を用いてPCRを行い、抗体のL鎖をコ−ドするD
NA断片を増幅した。増幅したDNA断片をSacI及
びBglIIで消化して得られたDNA断片を、Sac
I及びBglIIで消化したpUC18に挿入してpU
C18−3F10LLを構築した。
【0023】実施例2 3F10抗体遺伝子の塩基配列
の決定 実施例1のようにして単離した3F10抗体のH鎖のV
領域及びL鎖のV領域をコードする遺伝子断片の塩基配
列を常法により決定した。決定した塩基配列と、当該塩
基配列から推定されるアミノ酸配列は、それぞれ配列番
号1又は配列番号2の通りである。
【0024】3F10抗体のH鎖V領域は、N−アセチ
ルグルコサミンに対する抗体と高い相同性を示し、25
0以上あるジャームラインのH鎖のV領域のメンバーの
うち、VH 22.1遺伝子(Hartmanら、EMB
O J.、3巻、3023頁、1984年)によりコー
ドされることが分かった。VH 22.1遺伝子について
の詳細な解析結果は報告されていない。
【0025】以上のことから、3F10抗体は糖鎖内部
のN−アセチルグルコサミンとF4α抗原の直鎖部分を
広く認識していることが示唆された。
【0026】実施例3 MS2抗体遺伝子の単離 実施例1と同様の方法により、RPMI1640で培養
した1×106 個のMS2ハイブリド−マ(F4αを特
異的に認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマ、特願平4−219666号参照)から、mRN
Aを調製し、抗体のH鎖とC1領域、L鎖をコードする
DNAを得、これをpUC18に挿入してそれぞれpU
C18−MS2H、pUC18ーMS2Lを構築した。
【0027】実施例4 MS2抗体遺伝子の塩基配列の
決定 実施例3のようにして単離したMS2抗体のH鎖のV領
域及びL鎖のV領域をコードする遺伝子断片の塩基配列
を常法により決定した。その結果、L鎖のV領域をコー
ドする遺伝子の塩基配列は3F10のもの(配列番号
2)と同一であった。H鎖のV領域に関する塩基配列
と、当該塩基配列から推定されるアミノ酸配列は配列番
号3の通りである。
【0028】MS2抗体のH鎖のV領域は、250以上
あるジャームラインのH鎖のV領域のメンバーのうち、
VH X24遺伝子(Brodeurら、Eur.J.
Immunol.、14巻、922頁、1984年参
照)によりコードされることが分かった。VH X24
遺伝子については、βGal末端に対する反応性はH鎖
V領域遺伝子にコードされるCDR1とCDR2で定ま
り、亜末端に対する特異性はCDR3とL鎖V領域によ
って規定されていると考えられている。
【0029】これらのことから、MS2抗体は、少なく
ともβGal末端とF4α抗原の直鎖部分を認識し、更
に分岐部分を認識していることが示唆される。
【0030】
【発明の効果】本発明で提供される分岐ムチン型合成糖
脂質(F4α)を認識する抗体のH鎖又はL鎖のV領域
をコ−ドする遺伝子断片、分岐ムチン型合成糖脂質(F
4α)を認識する抗体のH鎖又はL鎖のV領域等を利用
することで、種々の付加機能を有する抗体を大量に生産
することが可能である。これらは、分岐ムチン型合成糖
脂質の役割等の解析に重要であり、癌に対する治療薬診
断薬開発に大きな意義をもつものである。
【0031】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:357 配列の型:核酸 配列の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 セルライン:ハイブリド−マ3F10 配列 GAA GTG AAG CTT GAG GAG TCT GGA GGA GGC TTG GTG CAA CCT GGA GGA 48 Glu Val Lys Leu Glu Glu Der Gly Gly Gly Leu Val Gln Pro Gly Gly TCC ATG AAA CTC TCC TGT GTT GCC TCT GGA TTC ACT TTC AGT AAC TAC 96 Ser Met Lys Leu Ser Cys Val Ala Ser Gly Phe Thr Phe Ser Asn Tyr TGG ATG AAC TGG GTC CGC CAG TCT CCA GAG AAG GGG CTT GAG TGG GTT 144 Trp Met Asn Trp Val Arg Gln Ser Pro Glu Lys Gly Leu Glu Trp Val GCT GAA ATT AGA TTG AAA TCT AAT AAT TAT GCA ACA CAT TAT GCG GAG 192 Ala Glu Ile Arg Leu Lys Ser Asn Asn Tyr Ala Thr His Tyr Ala Glu TCT GTG AAA GGG AGG TTC ACC ATC TCA AGA GAT GAT TCC AAA AGT AGT 240 Ser Val Lys Gly Arg Phe Thr Ile Ser Arg Asp Asp Ser Lys Ser Ser GTC TAC CTG CAA ATG AAC AAC TTA AGA GCT GAA GAC ACT GGC ATT TAT 288 Val Tyr Leu Gln Met Asn Asn leu Arg Ala Glu Asp Thr Tly Ile Tyr TAC TGT ACC AGG GGC GGT AGT ACC AAC TTT GAC TAC TGG GGC CAA GGC 336 Tyr Cys Thr Arg Gly Gly Ser Thr Asn Phe Asp Tyr Trp Gly Gln Gly ACC ACT CTC ACA GTC TCC TCA 357 Thr Thr Leu Thr Val Ser Ser 配列番号:2 配列の長さ:339 配列の型:核酸 配列の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 セルライン:ハイブリド−マ3F10またはMS
2 配列 GAG CTC GTG ATG ACC CAG ACT CCA CTC TCC CTG CCT GTC AGT CTT GGA 48 Glu Leu Val Met Thr Gln Thr Pro Leu Ser Leu Pro Val Ser Leu Gly GAT CAA GCC TCC ATC TCT TGC AGA TCT AGT CAG AGC CTT GTA CAC AAT 96 Asp Gln Ala Ser Ile Ser Cys Arg Ser Ser Gln Ser Leu Val His Asn AAT GGA AAC ACC TAT TTA CAT TGG TAC CTG CAG AAG CCA GGC CAG TCT 144 Asn Gly Asn Thr Tyr Leu His Trp Tyr Leu Gln Lys Pro Gly Gln Ser CCA AAA CTC CTG ATC TAC AAA GTT TCC AAC CGA TTT TCT GGG GTC CCA 192 Pro Lys Leu Leu Ile Tyr Lys Val Ser Asn Arg Phe Ser Gly Val Pro GAC AGG TTC AGT GGC AGT GGA TCA GGG ACA GAT TTC ACA CTC AAG ATC 240 Asp Arg Phe Ser Gly Ser Gly Ser Gly Thr Asp Phe Thr Leu Lys Ile AGC AGA GTG GAG GCT GAG GAT CTG GGA GTT TAT TTC TGC TCT CAA AGT 288 Ser Arg Val Gln Ala Gln Asp Leu Gly Val Tyr Phe Cys Ser Gln Ser ACA CAT GTT CCG TGG ACG TTC GGT GGA GGC ACC AAG CTG GAA ATC AAA 336 Thr His Val Pro Trp Thr Phe Gly Gly Gly Thr Lys Leu Glu Ile Lys CGG 339 Arg 配列番号:3 配列の長さ:357 配列の型:核酸 配列の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 セルライン:ハイブリド−マMS2 配列 GAA GTG AAG CTT GAG GAG TCT GGA GGT GGC CTG GTG CAA CCT GGA GGA 48 Glu Val Lys Leu Glu Glu Ser Gly Gly Gly Leu Val Gln Pro Gly Gly TCC CTG AAA CTC TCC TGT GCA GCC TCA GGA TTC GAT TTT AGC AGA CAC 96 Ser Leu Lys Leu Ser Cys Ala Ala Ser Gly Phe Asp Phe Ser Arg His TGG ATG AGT TGG GTC CGC CAG GCT CCA GGG AAG GGG CTA GAG TGG ATT 144 Trp Met Ser Trp Val Arg Gln Ala Pro Gly Lys Gly Leu Glu Trp Ile GGA GAA ATT AAT CAA GAT GGC ATT ACG GTA AAC TAT ACG CCA TCT CTA 192 Gly Glu Ile Asn Gln Asp Gly Ile Thr Val Asn Tyr Thr Pro Ser Leu AAG GAT AAA TTC ATC ATC TCA AGA GAC AAC GCC AAA AAT ACT CTG TAC 240 Lys Asp Lys Phe Ile Ile Ser Arg Asp Asn Ala Lys Asn Thr Leu Tyr CTG CAA CTG AGC AAA GTG AGA TCT GAG GAC ACA GCC CTT TAT TAC TGT 288 Leu Gln Leu Ser Lys Val Arg Ser Glu Asp Thr Ala Leu Tyr Tyr Cys GCC CCT ACG GGT AGC CCT CAC TGG TAC TTC GAT GTC TGG GGC GCA GGG 336 Ala Pro Thr Gly Ser Pro His Trp Tyr Phe Asp Val Trp Gly Ala Gly ACC ACG GTC ACC GTC TCC TCA 357 Thr Thr Val Thr Val Ser Ser

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列番号1又は3の塩基配列で表される分
    岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のH鎖のV領域を
    コ−ドする遺伝子断片。
  2. 【請求項2】配列番号2の塩基配列で表される分岐ムチ
    ン型合成糖脂質を認識する抗体のL鎖のV領域をコ−ド
    する遺伝子断片。
  3. 【請求項3】配列番号1又は3のアミノ酸配列で表され
    る分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のH鎖のV領
    域。
  4. 【請求項4】配列番号2のアミノ酸配列で表される分岐
    ムチン型合成糖脂質を認識する抗体のL鎖のV領域。
JP8241725A 1996-09-12 1996-09-12 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等 Pending JPH1084963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241725A JPH1084963A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241725A JPH1084963A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1084963A true JPH1084963A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17078615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8241725A Pending JPH1084963A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1084963A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2431743A2 (en) 2005-07-20 2012-03-21 Glykos Finland Oy Cancer specific glycans and use thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2431743A2 (en) 2005-07-20 2012-03-21 Glykos Finland Oy Cancer specific glycans and use thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6730300B2 (en) Humanization of an anti-carcinoembryonic antigen anti-idiotype antibody and use as a tumor vaccine and for targeting applications
JP3559795B2 (ja) 組換免疫グロブリンの調製方法
CN102741293B (zh) 亲和力成熟的人源化抗cea单克隆抗体
EP0675199B1 (en) A DNA which codes for the variable region of the anti-human influenza A type virus antibody recognizing the H,N, and H2N2 subtypes of haemagglutinin
Akolkar et al. Different VL and VH germ-line genes are used to produce similar combining sites with specificity for alpha (1----6) dextrans.
JP3238049B2 (ja) マウス抗体可変部ドメインの免疫原性を減弱させた修飾免疫グロブリンの取得方法およびそれらを含有する組成物
US6667035B1 (en) Amino acid sequences for therapeutic and prophylactic use against diseases due to Clostridium difficile toxins
JPH02501190A (ja) 組換dna産物及び方法
WO2002090566A2 (en) Recombinant tumor specific antibody and use thereof
AU633336B2 (en) Chimeric antibodies directed against a human glycoprotein antigen
WO1990010700A1 (en) Modified antibodies
JPH05502384A (ja) 抗体の調製
Roque-Navarro et al. Humanization of predicted T-cell epitopes reduces the immunogenicity of chimeric antibodies: new evidence supporting a simple method
HUT67796A (en) Specific binding antibodies
NZ276745A (en) Antibodies recognising a tumour related antigen ca55.1 its production and use
MY137078A (en) Recombinant antibodies associated to gangliosides. their use indiagnosis and treatment of tumors.
WO2018153366A1 (zh) Tim-3抗体、其抗原结合片段及医药用途
JPH03502889A (ja) ガン治療に用いられる新規高親和性改変抗体系統群
CN114945384A (zh) 高度唾液酸化的多聚体结合分子
JP2007112734A (ja) 抗cdcp1抗体を含有する癌細胞増殖抑制剤
JPH07203974A (ja) 癌特異的ムチンを認識する抗体の遺伝子断片等
EP1385959A2 (en) Method of producing recombinant antibodies against tumours
JPH1084963A (ja) 分岐ムチン型合成糖脂質を認識する抗体の遺伝子断片等
JPH06509947A (ja) キメラ抗cea抗体
CN116419928A (zh) Fcα受体结合抗体