JPH06509947A - キメラ抗cea抗体 - Google Patents
キメラ抗cea抗体Info
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- JPH06509947A JPH06509947A JP6501788A JP50178893A JPH06509947A JP H06509947 A JPH06509947 A JP H06509947A JP 6501788 A JP6501788 A JP 6501788A JP 50178893 A JP50178893 A JP 50178893A JP H06509947 A JPH06509947 A JP H06509947A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
金型の分野
本発明は、Ta2.12と命名された、癌胎児性抗原(CEA)に対するマウス
−ヒトキメラ抗体に関する。
従来の技術
CEAは広く使われている腫瘍マーカーである。その発現は、全てのヒト結腸癌
の95%以上において検出することができる。CEAは免疫グロブリンスーパー
ファミリーの一員であり、NCAおよびBGPと近縁関係にある。
種々の有用なCEA特異的モノクローナル抗体の中で、マウスT84.66抗体
はCEAに対して最も高い特異性および親和性を示す(ワゲナー(Yagene
r)ら、J、Immuolo 130:2308−2315(1985) )
、それはマウスおよびヒトにおける1nvivoの腫瘍のイメージ化にうまく用
いられてきた。それはヒト結腸癌の免疫検出および免疫療法によく適している。
Ta2.66のヒトにおける±n vivoでの利用は、それがマウス由来であ
るために異種の免疫グロブリンに対する免疫応答をもたらすことから制限される
。ヒトにおける抗原性を減らすために、組み換え遺伝子技術を用いてキメラT8
4.66を作製した。ノイメアー(Neumaier)ら、Cancer Re
5earch 50:2128−2134 (1990)および米国特許第5.
081.235号を参照して頂きたい。免疫グロブリンプロモーターを含むクロ
ーン化した抗体遺伝子を、電気穿孔法により5P210ミエローマ細胞、若しく
はリボフエクシコンを用いてCHO細胞にトランスフェクトした。発現したキメ
ラmab(モノクローナル抗体)は種々の酵素イムノアッセイおよびウェスタン
プロットで性格付けされた。よく知られたサンガーの鎖成長停止法を用いて重鎮
および軽鎖遺伝子のV領域の配列を決定した。
合服の概!
マウスT84.12は、マウスIgG2aアイソタイプの、よく知られた別のC
EA特異的モノクローナル抗体である。それはTa2.66と同じCEAエピト
ープを認識するが、約10倍低い親和定数を持つ。この理由から、Ta2. 1
2は、本発明に従って、ヒトにおける治療目的に関してマウス−ヒトキメラ抗体
を作るために選択された。
ヒトIgG1重鎖もしくは軽鎖の定常ドメインのエクソン(5−−UT (非翻
訳領域)およびリーダーペプチドを含む)をマウスT84.12の重鎖および軽
鎖遺伝子の可変部に組み替えることにより、cDNAクローンをヒト化(キメラ
化)した。得られたハイブリドーマは、とりわけヒトの治療目的に有用なキメラ
T84.12抗CEA抗体を有意な量で生産する。
発明Ω詳裡債悦明
本発明のキメラ抗CEA抗体の産生には、とりわけ、マウスT84.12のアミ
ノ末端の蛋白質配列の同定、Ta2.12のマウス軽鎖および重鎖クローンのc
DNA配列並びに相当するアミノ酸EWすの決定、そしてマウスT84.14c
DNAクローンのキメラ化を含めた、一連の工程を含んでいる。本発明のある観
点には、マウスT84.12軽鎖クローンのin vitro変異導入が含まれ
る。
マウスT84.12のアミノ末端の配夕(マウス784.12特異的軽鎖(L鎖
)クローンLl−L4およびTa212重鎖クローン8l−H4を既知の手法で
調製し配列を決定した。4つの重鎖クローンはすべて、そのV領域において10
0%の■領域相同性を示し、それ故、クローンH4をIgG2a重鎮定常部の配
列決定用に選択した。軽鎖クローンL2、L3およびL4の可変ドメインば同一
であった。クローンL1は、明らかに内因性の転写産物を表して、全体的に異な
っていた。カッパ軽鎖定常ドメインおよび3′非翻訳領域を完全に特徴付けるた
め、軽鎖クローンL1、L4および重鎖H4を選択した。
表1はTa2.12軽鎖およびTa2.12重鎖のアミノ末端配列を示す。報告
されている配列は、還元状態(DTT)およびアルキル化状態(ヨード酢酸)の
精製されたモノクローナル抗体を用いて決定された。重鎮および軽鎖は、還元条
件下で流用緩衝液として1M酢酸を用いてセファデックスG100カラム上で分
離した。単離した鎖をアミノ末端配列決定にかけた。
老」−
残基 Ta2.12軽鎖 Ta2.12重鎖11 Met Phe
l 5 − Gly
cDNAT84.12クローンの全長の配列を既知の手法で決定した(1020
bp)。このクローンは、ATG開始コドンの前に1 obpという非常に短い
5’−UT領領域含んでいた。完全なリーダーペプチド、■領域およびCカッパ
定常ドメインの存在を示すことができた。Cカッパ定常ドメインの端にTAG終
止コドンが存在した。3′非翻訳領域(280bp)は、ポリアデニル化シグナ
ル(AATAAA)およびポリAテール鎖を含んでいた。完全な全長cDNAク
ローンのわきには破壊されたSmaI制限クローン化部位(GGG−CCC)が
あった。得られたヌクレオチド配列のアミノ酸配列への翻訳によって、236ア
ミノ酸を生じるオープンリーディングフレーム(bp34−741=708bp
)を得た。加えて、Cカッパ定常ドメインは、他の発表されたCカッパ定常ドメ
イン配列(カバト(Kabat) )と99.7%の相同性を示した。Ta2.
12軽鎖ulJのbp711 (CATTGT)においてCからTへの置換があ
るだけであった(カバトら、’5equence of Proteins o
f Isunological Interest”、第4版、U、 S、 D
ept、 of Health and Human 5ervices PH
3NIH(1987)参照)。この塩基対の相違はサイレント変異をもたらす。
リーダーペプチドおよびV領域は、Ta2゜66とは異なっていた。
SEQ ID No、1では、マウスT84.12の軽鎖cDNA配列が示され
ており、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コドン、可
変部の始め、C−カッパ定常ドメインの始め、TAG終止コドン、およびポリア
デニル化シグナル。
Ta2.12 H4のアミノ酸配置i1(フレーム1=34−741)SEQ
ID No、2には、784.12の軽鎖のアミノ酸配列か示されており、以下
の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コドン、可変部の始め、
C−カッパ定常ドメインの始め、およびTAG終止コドン。
マウス重鎮クローンT84.12 T(4のcDNA配グ1配置NAクローン7
84.12全長の完全1EF11を既知の手法で決定した(1645bp)。こ
のクローンは、やはりATG開始コドンの前に、軽鎖クローンL4よりxobp
長い5−−UT領領域含んでいた。完全なリーダーペプチド、■領域、およびI
gG2aの3つの定常ドメイン全ての存在を示すことができた。
IgG2aのCH3定常ドメインの端には、TGA終止コドンが存在した。3−
非翻訳領域(120bp)にはポリアデニル化シグナルAATAAAが含まれて
いた。完全な全長cDNAクローンのわきには破壊されたSma r制限クロー
ン化部位GGG−CCCが存在した。得られたヌクレオチ)′fJIJのアミノ
酸配列への翻訳によって、478アミノ酸を生じるオープンリーディングフレー
ム(bp52−1485=1434bp)を得た。加えて、IgG2a定常ドメ
インは、他の発表されたIgG2a定常ドメイン配列(カバト)と98.7%の
相同性を示した。ヒンジ部もカバトの配列と100%の相同性を示した。CHI
ドメイン中の2つの異なるコドンは1gG3と同一であり、CH3ドメイン中の
3つの異なるコドンはMOPC21と同一であった。
SEQ ID No、3には、Ta2.12の重鎖cDNA配列が示されており
、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開姶コドン、可変部の
始め、CHI定常ドメインの始め、ヒンジ部の始め、CH2定常ドメインの始め
、CH3定常ドメインの始め、TGA終止コドン、およびポリアデニル化シグナ
ル。
Ta2. 12 H4のアミノ酸酊1 (フレーム2=52−1485)SEQ
ID NCI 4には、Ta2.12の重鎖H4のアミノ酸酊すが示されてお
り、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コドン、可変部
の始め、CHI定常ドメインの始め、ヒンジ部の始め、CH2定常ドメインの始
め、CH3定常ドメインの始め、およびTGA終止コドン。
キメラT84.12
得られて特徴付けした全長cDNAのマウスT84.12 H4およびH4クロ
ーンを、ヒトIgG1重鎖cDNAの定常ドメインおよびヒトカッパ軽鎖cDN
Aの定常ドメインを用いて、それぞれキメラ化した。ヒト重鎮およびカッパ鎖の
定常部のiBりは、ジェフリー シュロム博士(Dr、 Jeffrey 5c
hloe+;Natonal In5titute of■ealth)から入
手したプラスミドに由来するものであった。本プラスミドは、キメラB72.3
抗体を発現する細胞からクローン化された、キメラB7243のcDNAクロー
ンを含んでいた(ヒュッチェル(Elutzell)ら、CancerRese
arch 31:181−189 (1991)参照)。シュロム博士のグルー
プは、それらのコンストラクトを作製するために、シェリー モリソン博士(D
r、 5berie Morrison ;UCLA)からヒトガンマ鎖および
カッパ鎖ゲノム発現ベクター(オイ(Oi)、 V、 T、ら、 Biotec
hni ues 4:214 (1986))を入手した。特異的なプライマー
を用い、784.12 (マウスcDNA)の可変ドメインを、既知の手法で、
スプライスオーバーラツプエクステンションPCRを用いてキメラB72.3の
ヒト定常ドメインにイン・フレーム(in frame)で融合させた。ホー(
H0)ら、Gene 77:5l−59(1988)およびホートン([1or
ton)ら、C1ne 77:61−68 (1989)を参照して頂きたい。
これらの全長cDNAをCHI Ta2.12 H3、H6、H8、H2および
H3と命名した。
キメラクローンは、Fab、F (ab″)2−断片、Fv断片および合成ペプ
チドによって繋がれた単鎖抗体の生産に用いられた。
Ta2.12 H6のcDNA配列
全長c全長Aクローン chiT84.12 H6の完全な配列を既知の手法で
決定した(956bp)、クローン chiT84.12 H6は、マウス−ヒ
トキメラT84.12軽鎖に関して正しい配列を示した。クローンchiT84
.12L6を用いて、I)Hβ−Apr−neoベクター(ガニング(Gunn
ing)ら、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 84:4831
−4835 (1987))にさらにサブクローン化し、5P210ミエローマ
細胞にトランスフェクトした。
クローン chiT84.12 H6にはATG開始コドンの前に9bpの短い
5″−UT領領域含まれていた。完全なリーダーペプチド、■領域およびヒトC
カッパ定常ドメインの存在を確認することかできた。ヒトC力・り/々定常ドメ
インの端にTAG終止コドンか存在した。3′非翻訳領域(218bp)は、ポ
リアデニル化シグナル(AATAAA)を含んでいた。得られたヌクレオチド配
列のアミノ酸配列への翻訳によって、235アミノ酸を生じるオープンリーディ
ングフレーム(bp34−738=705bp)を得た。加えて、ヒトCカッパ
定常ドメインは、他の発表されたCカッパ定常ドメイン配列(カバト)と100
%の相同性を示した。
SEQ ID No、7には、chiT84.12 H6の軽鎖cDNA配列が
示されており、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コド
ン、マウス可変部の始め、ヒトC−カッパ定常ドメインの始め、TAG終止コド
ン、およびポリアデニル化シグナル。
chiT84.12 H6のコード配置l(b =34−738)SEQ ID
No、8には、chiT84.12 H6の軽鎖のアミノ酸配列か示されてお
り、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コドン、マウス
可変部の始め、ヒトC−カッパ定常ドメインの始め、およびTAG終止コドン。
キメラT84.12 H3のcDNADNA配置cDNAクローン chiT8
4.12 H3の完全な配列を既知の手法で決定した(1641bp)。クロー
:/ chiT84.12 H3は、マウス−ヒトキメラ784.122重鎖関
して正しいf71を示し、CH2ドメインの始めに1つ(484番目のGTGが
GCGに=バリンがアラニンに)、3’−UTの端に1つの変異(AAATAA
AがGAATAAAに)を持っていた。しかし、これはポリアデニル化シグナル
には影響しなかった。クローンchiT84゜12 H3を用いて、pHβ−A
pr−gptベクターにさらにサブクローン化し、chiT84.12 カッパ
軽鎖を発現している5P210ミエローマ細胞にトランスフェクトした。
本クローンにはATG開始コドンの前に41bpの短い5−−UT領領域含まれ
たいた。完全なリーダーペプチド、マウスV領域および3つのヒトIgG1の定
常ドメイン全ての存在を示すことができた。IgG1のCH3定常ドメインの端
に、TGA終止コドンが存在した。3′非翻訳領域(153bp)は、ポリアデ
ニル化シグナル(AATAAA)を含んでいた。得られたヌクレオチド配列のア
ミノ酸配列への翻訳によって、470アミノ酸を生じるオープンリーディングフ
レーム(bp52−1485=1410bp)を得た。加えて、ヒトIgG1定
常ドメインは、他の発表されたIgG1定常ドメイン配列(カバト)と100%
の相同性を示した。ヒンジ部もカバトの配列と100%の相同性を示した。
SEQ [)No、9には、chiT84.12 H3の重鎖cDNA配列が示
されており、以下の部分に址から下に)下線を引いである・ATG開始コドン、
マウス可変部の始め、ヒトCHI定常ドメインの始め、ヒンジ部の始め、CH2
定常ドメインの始め、CH3定常ドメインの始め、TGA終止コドン、およびポ
リアデニル化シグナル。
SEQ ID No、10には、chiT84.12 R3の重鎖のアミノ酸配
列が示されており、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始
コドン、マウス可変部の始め、ヒトCHI定常ドメインの始め、ヒンジ部の始め
、CH2定常ドメインの始め、CH3定常ドメインの始めおよびTGA終止コド
ン。
マウスT84.12 L4 cDNAのin vitro変異導入いくつかの例
外があるが、2つのシスティン残基が免疫グロブリンドメイン中に存在するのが
典型である。Ta2.12軽鎖クローンL4のCDR3(L3)は、マウスのカ
ッパ軽鎖可変ドメイン中にさらに3つ目のシスティン残基を含んでいた。この第
3のシスティンの存在は、両路の解離およびホモ2官能性架橋剤を用いた化学的
架橋の後にマウスT84.12による結合活性が喪失することと明らかに関係し
ている。それ故364−366番目のシスティン(TGT;アミノ酸残基91.
)(SEQ ID No、1を参照)を部位特異的変異導入によりセリン(TC
T)に変更した。
MUTA−GENEファージミドin vitro変異導入の概要変異導入は、
バイオラド(BioRad)からのMUTA−GENEファージミド1nvit
ro変異導入キットを用いて行った。元の操作法を簡略化し、以下の11工程に
減らした:
1、pTZ18U若しくはpTZ19Uファージミド(pUCl 8中にクロー
ン化されたcDNAの方向による)でのコードcDNA鎖のサブクローン化。
2、変異導入するcDNAを含むpTZl 8U若しくは19Uによる大腸菌C
J236の電気形質転換(プレートにはLB−amp+30μg/mlクロラム
フェニコールを使用)。
3、組み換えCJ236の単一コロニーからのミニスケールによるDNA単離。
この大腸菌株はファージミドDNAにウラシル残基を取り込ませる。
4、ウラシルを含むファージミドの、2XYT培地(アンピシリン(50Ug/
m1)およびクロラムフェニコール(30Ug/ml)を含む)中での培養。
プレートからマークし、ミニ調製したDNAを解析した単一コロニーから培養を
開始する。1本鎖ファージミドDNAを得るためにヘルパーファージM13KO
7を加える。
5.1本鎖ファージミドDNAのPEG抽出および精製(PCI)。
6、変異導入プライマー(マイナス鎖を表し、プラス鎖である1本鎖ファージミ
ドDNAに結合する)のリン酸化。
7 リン酸化した変異導入プライマーの精製した1本鎖ファージミドDNAへの
アニーリングによる、変異導入鎖の合成。相補マイナス鎖はT4DNAポリメラ
ーゼにより作製され、ギャップはT4DNAリガーゼで埋める。
8、変異導入した2末鎖cDNAによる大腸菌MV11.90の電気形質転換。
この株はウラシル残基を取り除く。
9 増殖している組み換えMV1190の単一コロニーからの、ミニスケールに
よるDNA単離。インサートの大きさは、制限酵素消化により決定し野生型と比
較する。
10、い(つかの変異体からミニ調製したDNAをシーフェンスし、それを野生
型配列と比較する。
11、正しい変異体を持つコロニーを選択し、より大量に培養する(100ml
)。キアゲン(Qiagen)カラムを用いて変異導入したcDNAを精製し、
変異CDNAクローンの完全な配列を確認する。
そのようなりローンの1つ(Ta2.12 L4−12−1と命名)を本発明の
例示用に選択した。
Ta2.12 L4−12−1のcDNADNAUcDNAクローン 784.
12 L4−1.2−1の完全な配列を既知の手法で決定した(1999bp)
。クローンは、マウスT84.12軽鎖、および導入されたシスティンからセリ
ンへの変異に関して、正しい配列を示した。このクローンを用いて、PH6−A
pr−neoベクター(ガニングら、Proc、 NatL Acad、 Sc
i、 84:4831−4835 (1987))にさらにサブクローン化し、
5P210ミエローマ細胞にトランスフェクトした。
このTa2.12 L4−12−1クローンにはATG開始コドンの前に10b
pの非常に短い5′〜UT領域が含まれたいた。完全なリーダーペプチド、■領
域およびCカッパ定常ドメインの存在を示すことができた。Cカッパ定常ドメイ
ンの端にTAG終止コドンが存在した。3−非翻訳領域(28Qbp)は、ポリ
アデニル化シグナル(AATAAA)を含んでいた。完全な全長cDNAクロー
ンのわきには、破壊されたSma I制限クローン化部位(GGG−CCC)b
<存在した。得られたヌクレオチド配列のアミノ酸配列への翻訳によって、23
6アミノ酸を生じるオープンリーディングフレーム(bp34−741=708
bp)を得た。加えて、このCカッパ定常ドメインは、他の発表されたCカッパ
定常ドメイン配列(カバト)と99.7%の相同性を示した。Ta2.12軽鎖
中にはbp711 (CATTGT)に唯一のC(カバト)からTへの変更かあ
った。この塩基対の相違はサイレント変異をもたらす。
SEQ ID No、5には、Ta2.12 L4−12−1の軽鎖c DNA
Uりが示されており、以下の部分に(上から下に)下線を引いである: ATG
開姶コドン、マウス可変部の始め、ヒトC−カッパ定常ドメインの始め、TAG
終止コドン、およびポリアデニル化シグナル。TGT(cys)からTCT(s
er)に変異導入された部分は下線を施しイタリックで示した。
784.12 L4−12−1のアミノ酸配列(フレーム1=34−74且
SEQ ID No、6には、Ta2.12の軽鎖アミノ酸配列か示されており
、以下の部分に(上から下に)下線を引いである:ATG開始コドン、可変部の
始め、C−カッパ定常ドメインの始め、およびTAG終止コドン。TGT (c
ys)からTCT (s er)に変異導入された部分は下線を施しイタリック
で示した。他の全てのシスティン残基には下線を引いた。
大したマウスT84.12 cDNAの発現変異軽鎖(784,12L4−12
−1)cDNAと正常重鎮(Ta2.12 H4)cDNAをβ−アクチン c
DNA発現ベクター(ガニングら、上記)に入れ、電気穿孔法により5P210
ミエローマ細胞に一緒に形質転換した。
ベクターはヒトβ−アクチンプロモーター、介在配列、クローン化部位、および
ポリアデニル化シグナルを含む。ベクターがネオマイシン耐性遺伝子を含んでい
るので、形質転換体は薬JIG 41 gの存在下で選択された。クローンを増
やし、抗体産生(カッパまたはガンマ鎖)およびELISAによりCEA結合活
性について評価した。発現レベルは低かったものの、培養液上滑中の抗体と抗C
EA活性の間に相関かあった。
1影(」ニー立りと1」ユズ冥村四治括性クローン カッパ鎖(ng/ml)
ガンマ鎖(■/ml) 抗CEA活性(■/m1)4H96−186−183−
8
IB1. 6−18 2−6 1
4A3 6−18 2−6 1−3
5A、11. 2−6 2−6 ]−3配列表
(2)SEQ rD NO:1:
(i)8りのネ寺1資動
(A)長さ: ]、 041
(B)型: 核酸
(C)ストランドニー水路
(D)トポロジー二不明
(11)分子型:核酸
(iii )仮想翫jす:該当せず
(iv)アンチセンス:該当せず
(v)フラグメント型:該当せず
(vi )起源:合成による
(vii )直接の起源:合成による
(viiDゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報:無し
くxi) 酉12りlJ:sEQ ID NO:1 :(2)SEQ ID N
O:2:
(1)配列の特徴:
(A)長さ=235
(B)型: アミノ酸
(C)ストランドニー水路
(D)トポロジー、不明
(11)分子型 アミノ酸
(iii )仮想配列:該当せず
(iv)アンチセンス:該当せず
(y)フラグメント型:該当せず
(vl)起源0合成による
(vii )直接の起源:合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報・無し
くxl)配列:SEQ rD NO:2:(2)SEQ ID NO:3・
(1)酉12グリの中411!:
(A)長さ:1645
(B)型 核酸
(C)ストランドニー水路
(D)トポロジー・不明
(ii)分子型 核酸
(iii )仮想酊り:該当せず
(iv)アンチセンス・該当せず
(V)フラグメント型・該当せず
(vl)起源:合成による
(vii )直接の起源二合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報、無し
くxi) 配列:SEQ ID NO:3(2)SEQ ID NO:4:
(i)配列の特徴・
(A)長さ、477
(B)型・ 核酸
(C)ストランドニー水路
(D)トポロジー 不明
(11)分子型:核酸
(iii )仮想配列:該当せず
(iv)アンチセンス:該当せず
(V)フラグメント型:該当せず
(vl)起源 合成による
(vii )直接の起源 合成による
(viii)ゲノム中の部位、無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報・無し
くxl)西12ノリ5EQIDNO:4:(2)SEQ ID NO:5:
(1)西i17りの9望トモ5に=
(A)長さ:1041
(B)型: 核酸
(C)ストランド、一本鎖
(D)トポロジー・不明
(ii)分子型、核酸
(iji )仮想配列:該当せず
(iv)アンチセンス;該当せず
(v)フラグメント型:該当せず
(vl)起源:合成による
(vii)直接の起源・合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報;無し
くxi)配列:SEQ ID NO:5:(2)SEQ ID NO:6:
(1)配列の特徴:
(A)長さ・235
(B)型、 核酸
(C)ストランド 一本鎖
(D)トポロジー二不明
(11)分子型:核酸
(iii )仮想配列IBM当せず
(iv)アンチセンス:該当せず
(V)フラグメント型、該当せず
(vi)起源=合成による
(vii )直接の起源:合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報 無上
(Xl)配列:SEQ ID NO:6:(2)SEQ ID NOニア:
(+)西122りの牛41宝に:
(A)長さ:957
(B)型: 核酸
(C)ストランドニー木調
(D)トポロジー二不明
(ii)分子型:核酸
(iii )仮想配列コ該当せず
(iv)アンチセンス 該当せず
(V)フラグメント型:該当せず
(vi)起源:合成による
(vii )直接の起源二合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報:無し
くxi)Eり1:5EQIDN0・7:(2)SEQ ID NO:8:
(i) 西1シ2りの中当囁1!:
(A)長さ:234
(B)型−核酸
(C)ストランドニー木調
(D)トボロジー:不明
(11)分子型;核酸
(iii )仮想配列、該当せず
(iv)アンチセンス:該当せず
(v)フラグメント型:該当せず
(vl)起源:合成による
(vii )直接の起源・合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
く1X)特徴−無し
軟)公表の情報・無も
(Xl)酊り・ SEQ ID NO:8:(2)SEQ rD NO:9;
(i)配列の特徴:
(A)長さ:1641
(B)型: 核酸
(C)ストランドニー木調
(D)トポロジー:不明
(11)分子型、核酸
(iii )仮想配列:該当せず
(iv)アンチセンス・該当せず
(V)フラグメント型:該当せず
(vi)起源 合成による
(vii )直接の起源二合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報二無し
くxl)配列:SEQ ID NO:9:(2)SEQ I NO:10
(])配列の特徴・
(A)長さ=477
(B)型: 核酸
(Cンストランド・−末鎖
(D)トポロジー:不明
(11)分子型:核酸
(iijン仮想配列 該当せず
(iv)アンチセンス、該当せず
(V)フラグメント型:該当せず
(vi)起源1合成による
(vii )直接の起源:合成による
(viii)ゲノム中の部位:無し
くix)特徴:無し
くx) 公表の情報:無毛
(xi)配列:SEQ rc+ NO:10:フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号Cl2N 5/10
15/13 ZNA
//(C12P 21108
C12R1:91)
(72)発明者 ウ、アナ
アメリカ合衆国カリフォルニア用91403゜ジャーマン・オークス、サットン
・ストリート14909
I
(72)発明者 バクストン、レイモンドアメリカ合衆国ワシントン州9800
6.ベレーヴユー、サウス・イースト・シックステイセカント・コート1481
1
(72)発明者 ヤン、ワイ・エイチ・ジョイアメリカ合衆国カリフォルニア用
91006゜アルカディア、サウス・フォース・アベニュー 1001
Claims (6)
- 1.カッパ遺伝子およびガンマ遺伝子の各々がネズミ可変部およびヒト定常部を 持つ、ネズミ−ヒトキメラT84.12抗体。
- 2.カッパ遺伝子がネズミ可変部およびヒト定常部を持つ、ネズミ−ヒトキメラ T84.12抗体。
- 3.ガンマ遺伝子がネズミ可変部およびヒト定常部を持つ、ネズミ−ヒトキメラ T84.12抗体。
- 4.SEQ ID NO.7若しくはSEQ ID NO.9により示された配 列を持つ、単離されたDNA。
- 5.SEQ ID NO.5により示された配列を持つ、単離されたDNA。
- 6.SEQ ID NO.3およびSEQ ID NO.5を含む発現ベクター で同時形質転換されたSP2/0ミエローマ細胞。
Applications Claiming Priority (3)
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JP (1) | JPH06509947A (ja) |
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