JPH1065293A - フリップチップbga実装方法 - Google Patents

フリップチップbga実装方法

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JPH1065293A
JPH1065293A JP9133722A JP13372297A JPH1065293A JP H1065293 A JPH1065293 A JP H1065293A JP 9133722 A JP9133722 A JP 9133722A JP 13372297 A JP13372297 A JP 13372297A JP H1065293 A JPH1065293 A JP H1065293A
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JP
Japan
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resin
bga
substrate
flip chip
bis
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Application number
JP9133722A
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English (en)
Inventor
Atsushi Hagimura
厚 萩村
Junsuke Tanaka
淳介 田中
Kazuto Fujita
和人 藤田
Kenji Shima
健二 志摩
Hitoshi Sakuraba
仁 桜庭
Kotaro Asahina
浩太郎 朝比奈
Mikio Kitahara
幹夫 北原
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリップチップBGA実装におけるコストダ
ウンおよび工程の簡略化を図る。 【解決手段】 BGA用基板材料として、250℃以上
のガラス転移温度を有し、水浸潤24時間後の吸水率が
0.15%以下である熱硬化性樹脂を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐熱性樹脂材料
からなるBGA用基板と半導体素子とを高温接合用部材
により電気的に接続するフリップチップBGA実装方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子とマザーボードとを電気的に
接続するには種々の方法があるが、近年における半導体
素子の多ピン化に伴い、BGA(ボールグリッドアレ
イ)が広く用いられるようになってきた。
【0003】BGAにおける半導体素子とBGA用基板
との間の接続方式は、従来、ワイヤーボンディング方式
が主流であった。ワイヤーボンディング方式とは金のワ
イヤーで半導体素子とBGA用基板とを接続するもので
ある。しかしこの方式は、多ピンになった場合には適用
できなかったりボンディングに長時間を要するという問
題があった。また、高速化にともない金ワイヤーの抵抗
(インダクタンス)も上昇するという問題が生じること
もあった。このため、BGAにおける半導体素子とBG
A用基板の接続方式は、ワイヤーボンディング方式から
フリップチップ実装方式へと移行しつつある。
【0004】フリップチップ実装について図1を参照し
て説明する。フリップチップ実装とは、半導体素子とB
GA用基板とを半田等の接合部材を用いて直接電気的に
接続する方法をいう。この接合方式として種々の方式が
用いられる。例えば、図1のように、半導体素子1の面
に半田バンプ2を形成しこれとBGA用基板4の配線に
1対1で接合する。あるいは、図2のように、BGA用
基板4の配線をすずメッキし、これと半導体素子1の表
面に設けられた金バンプ2を形成し、高温で加圧するこ
とにより1対1で接合する。
【0005】以上のように半導体素子1とBGA用基板
4を所定の接合部材により接合し一体化した後、BGA
用基板4の他方の面にグリッド状に配列された半田ボー
ル3によりマザーボード5と接合される。
【0006】以上のように、フリップチップ実装におい
ては、まず半導体素子とBGA用基板が所定の接合部材
により第1段の接合を行い、次に、この半導体素子1お
よびBGA用基板4の一体化したものをマザーボード5
に半田で接合するという第2段の接合を行うことが必要
となる。ここで上記第1段の接合の接合部材は、第2段
での接合の際に溶融状態とならないことが必要となるこ
とから、第2段での接合を行う温度よりも高い融点の金
属が用いられる。例えば、鉛含有量の多いPb−Sn合
金や金すず合金が用いられる。このPb−Sn合金や金
すず合金の融点は320℃程度である(図3に金すず二
成分系の状態図、図4にPb−Sn二成分系の状態図を
示す。)。したがってフリップチップ実装は通常350
℃前後の温度で行われる。このようにフリップチップ実
装を用いる場合、高温で接合を行うことからBGA用基
板材料は高い耐熱性が要求され、主としてセラミックス
が用いられてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらセラミッ
クス基板は高価であり、また、加工に要するコストも非
常に高いという問題を有するため、安価な耐熱性樹脂材
料基板への代替が検討されているが、耐熱性の問題や吸
水の問題があって実用化には至っていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、350℃程度
の高温接合を行った場合にも基材剥離が発生しない有機
樹脂をBGA用基板材料として用い、フリップチップ実
装におけるコストダウンおよび工程の簡略化を図ること
を目的とするものである。
【0009】すなわち、上記課題を解決する本発明のフ
リップチップBGA実装方法は、半導体素子とBGA用
基板とを高温接合用部材により電気的に接続するフリッ
プチップBGA実装方法において、前記BGA用基板
が、250℃以上のガラス転移温度を有し、水浸潤24
時間後の吸水率が0.15%以下である熱硬化性樹脂を
主体としてなることを特徴とする。
【0010】また本発明のフリップチップBGA実装方
法は、前記熱硬化性樹脂が一般式(1)で示されるポリ
マレイミド樹脂
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1は炭素数が2〜27で、脂肪
族基、環式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香
族基、あるいは芳香族基が直接または架橋員により相互
に連結された縮合多環式芳香族基であるl価の基、X
a,Xbは水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜4
の炭化水素基から選ばれた同一または異なる一価の原子
または基、lは2以上の整数を表す。)であって、
(a)分子中に少なくとも二つ以上のエポキシ基を有す
るエポキシ樹脂と、(b)分子中に少なくとも二つ以上
のOH基を有し少なくとも二つのナフタレン環を有する
フェノール樹脂とにより変性されたポリマレイミド樹脂
であることを特徴とする。
【0013】また本発明のフリップチップBGA実装方
法は、前記ポリマレイミド樹脂が、分子中に一つのアル
コール性もしくはフェノール性OH基と、一つ以上のエ
ポキシ基とを有する分子量50以上300以下の化合物
により変成されたポリマレイミド樹脂であることを特徴
とする。
【0014】また本発明のフリップチップBGA実装方
法は、前記高温接合用部材がPbおよびSnからなり、
Pb含有率が85%以上97%以下であることを特徴と
する。
【0015】また本発明のフリップチップBGA実装方
法は、前記高温接合用部材が一対のパッドとバンプが溶
融接合してなるものであって、前記パッドは前記BGA
用基板上に設けられ少なくとも該パッドの表面に厚さ
0.5〜3μmのSnめっき層を有し、前記バンプは前
記半導体素子上に設けられ金を主体としてなることを特
徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明における半導体素子とは、
シリコン等の半導体からなる素子であって特に限定され
ない。また、本発明におけるBGA用基板とは熱硬化性
樹脂を主体としてなるプリント配線基板をいう。ここで
熱硬化性樹脂とは加熱により硬化する樹脂であり、ポリ
マレイミド樹脂、エポキシ樹脂およびこれらの変成品等
を用いることができる。
【0017】また、本発明におけるBGAとはボールグ
リッドアレイの略称であり、パッケージとマザーボード
の接続方法の1種でありパッケージの裏面にボールを格
子状に配列したパッケージを総称してBGAという。
【0018】本発明のフリップチップBGA実装方法
は、半導体素子とBGA用基板とを高温接合部材により
電気的に接続する実装方法であり、例えば図1に示すよ
うに半導体素子1の下面に高温接合部材をつけ、これと
BGA用基板4とをつなぐ方法がある。高温接合部材と
しては、例えばPbおよびSnからなり、Pbの含有率
が85%以上97%以下である合金を用いることがで
き、高温半田として用いることができる。Pb含有率が
85%未満であると融点が280℃以下となり、BGA
をマザーボードに接合する際のリフロー温度(通常、約
260℃)に近くなるため、上記高温接合部材が再溶融
し、好ましくない。またPb含有率が97%を越えると
融点が350℃を越え、BGA用基板の樹脂材料に要求
される耐熱性が更に高まるため好ましくない。
【0019】本発明のフリップチップBGA実装方法の
他の態様を図2に示す。高温接合用部材は一対のパッド
とバンプとにより形成される。パッドはBGA用基板上
に、バンプは半導体素子上にそれぞれ設けられ、これら
が溶融・接合することにより電気的に接続がなされる。
バンプは金を主体としてなり、パッドは少なくともその
表面がSnめっきされている。Snめっきは、Cu表面
を直接Snめっきする方法、Cu表面をNiめっきした
後、Snめっきする方法、Cu表面をNiめっきし、A
uめっきした後、Snめっきする方法等により行うこと
ができる。Snめっきされた層の厚みは0.5〜3μ
m、好ましくは1.0〜2.0μmとする。0.5μm
未満であったり3μmを越える場合は、バンプを構成す
るAuとパッド表面のSnとが共晶を形成できなくなり
融点が上昇し、BGA用基板と半導体素子との接合が3
50℃以下で行うことが困難になる。
【0020】本発明におけるBGA用基板は高い耐熱性
を有することが必要となる。前述のように半導体素子と
BGA用基板は高融点金属を用いて接合されるためであ
る。したがって、本発明における熱硬化性樹脂は、ガラ
ス転移温度が250℃以上350℃以下であり、好まし
くは300℃以上である。ガラス転移温度が250℃以
下であると、BGA用基板と半導体素子との接合の際、
基材の剥離が発生する。またガラス転移温度の上限は特
に制限されないが、フリップチップ実装が約350℃の
温度で行われることから、350℃以下で十分である。
【0021】ここで、本発明におけるガラス転移温度と
は、DSC(ディファレンシャル・スキャニング・カロ
リーメータ)を用いて測定した値をいう。一般的な熱硬
化性樹脂のガラス転移温度の一覧表を表1に示す。プリ
ント配線板材料として汎用的に使用されているエポキシ
樹脂のガラス転移温度は150℃前後である。また、ビ
スマレイミド−トリアジン化合物を主成分とする通称B
Tレジンはガラス転移温度が180〜220℃である。
これらを基板材料として用いた場合、高融点金属による
実装を行うと、基材の剥離が発生し使用に供せられな
い。基材の剥離とは、ガラスクロスと樹脂との間で耐熱
性劣化のためふくれが生じることをいう。
【0022】本発明における熱硬化性樹脂は、吸水率が
0.15%以下であり、好ましくは0.10%以下であ
る。ここで、本発明における吸水率とは、熱硬化性樹脂
を23℃の水中に24時間浸潤させた際の重量増加率を
いう。吸水率が0.15%を越えると、BGA用基板と
半導体素子の高温接合の際、吸水した水が気化・膨張
し、基材の剥離が発生する。吸水率の下限については特
に制限が無いが、0.05%以上で十分である。
【0023】以上のように、本発明における熱硬化性樹
脂はガラス転移温度が250℃以上であって吸水率が
0.15%以下である。このような条件を満たすものと
して、以下の熱硬化性樹脂を用いることができる。すな
わち、一般式(1)で示されるポリマレイミド樹脂
【0024】
【化3】
【0025】(式中、R1は炭素数が2〜27で、脂肪
族基、環式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香
族基、あるいは芳香族基が直接または架橋員により相互
に連結された縮合多環式芳香族基であるl価の基、X
a,Xbは水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜4
の炭化水素基から選ばれた同一または異なる一価の原子
または基、lは2以上の整数を表す。)であって、
(a)分子中に少なくとも二つ以上のエポキシ基を有す
るエポキシ樹脂と、(b)分子中に少なくとも二つ以上
のOH基を有し少なくとも二つのナフタレン環を有する
フェノール樹脂とにより変性されたポリマレイミド樹脂
を、好ましく用いることができる。
【0026】本発明で使用されるポリマレイミド樹脂
は、1分子中に2個以上のマレイミド基を有する。この
ようなポリマレイミド樹脂としては、例えば、N,N'-エ
チレンビスマレイミド、N,N'-ヘキサメチレンビスマレ
イミド、N,N'-(1,3-フェニレン)ビスマレイミド、N,N'-
[1,3-(2-メチルフェニレン)]ビスマレイミド、N,N'-(1,
4-フェニレン)ビスマレイミド、ビス(4-マレイミドフェ
ニル)メタン、ビス(3-メチル-4-マレイミドフェニル)メ
タン、ビス(4-マレイミドフェニル)エーテル、ビス(4-
マレイミドフェニル)スルホン、ビス(4-マレイミドフェ
ニル)スルフィド、ビス(4-マレイミドフェニル)ケト
ン、ビス(4-マレイミドシクロヘキシル)メタン、1,4-ビ
ス(4-マレイミドフェニル)シクロヘキサン、1,4-ビス
(マレイミドメチル)シクロヘキサン、1,4-ビス(マレイ
ミドメチル)ベンゼン、1,3-ビス(4-マレイミドフェノキ
シ)ベンゼン、1,3-ビス(3-マレイミドフェノキシ)ベン
ゼン、ビス[4-(3-マレイミドフェノキシ)フェニル]メタ
ン、ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)フェニル]メタ
ン、1,1-ビス[4-(3-マレイミドフェノキシ)フェニル]エ
タン、1,1-ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)フェニル]
エタン、1,2-ビス[4-(3-マレイミドフェノキシ)フェニ
ル]エタン、1,2-ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)フェ
ニル]エタン、2,2-ビス[4-(3-マレイミドフェノキシ)フ
ェニル]プロパン、2,2-ビス[4(4-マレイミドフェノキ
シ)フェニル]プロパン、2,2-ビス[4-(3-マレイミドフェ
ノキシ)フェニル]ブタン、2,2-ビス[4-(4-マレイミドフ
ェノキシ)フェニル]ブタン、2,2-ビス[4-(3-マレイミド
フェノキシ)フェニル]-1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプ
ロパン、2,2-ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)フェニ
ル]-1,1,1,3,3,3ヘキサフルオロプロパン、4,4'-ビス(3
-マレイミドフェノキシ)ビフェニル、4,4'-ビス(4-マレ
イミドフェノキシ)ビフェニル、ビス[4-(3-マレイミド
フェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4-(4-マレイミドフ
ェノキシ)フェニル]ケトン、ビス[4-(3-マレイミドフェ
ノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4-(4-マレイミドフ
ェノキシ)フェニル]スルフィド、ビス[4-(3-マレイミド
フェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4-(4-マレイ
ミドフェノキシ)フェニル]スルホキシド、ビス[4-(3-マ
レイミドフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(4-マ
レイミドフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4-(3-マ
レイミドフェノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4-(4-マ
レイミドフェノキシ)フェニル]エーテル、1,4-ビス[4-
(4-マレイミドフェノキシ)-αα-ジメチルベンジル]ベ
ンゼン、1,3-ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)-α,α-
ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(3-マレイミ
ドフェノキシ)-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、1,3
-ビス[4-(3-マレイミドフェノキシ)-α,α-ジメチルベ
ンジル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(4-マレイミドフェノキ
シ)-3,5-ジメチル-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、
1,3-ビス[4-(4-マレイミドフェノキシ)-3,5-ジメチル-
α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、1,4-ビス[4-(3-マ
レイミドフェノキシ)-3,5-ジメチル-α,α-ジメチルベ
ンジル]ベンゼン、1,3-ビス[4-(3-マレイミドフェノキ
シ)-3,5-ジメチル-α,α-ジメチルベンジル]ベンゼン、
一般式(2)
【0027】
【化4】
【0028】(式中、nは平均値で0〜10である)で表
されるポリマレイミド樹脂、及び一般式(3)
【0029】
【化5】 (式中、mは平均値で0〜10である)で表されるポリマ
レイミド樹脂等が挙げられる。また、これらのポリマレ
イミド樹脂は、単独で用いても2種類以上を混合して用
いてもよい。本発明で用いる(a)成分のエポキシ樹脂
は、1分子中に少なくとも2個のエポキシ基を有する。
また、好ましくは少なくとも一つのナフタレン骨格を有
する。具体的には、ナフトール、ジヒドロキシナフタレ
ン等のナフトール類とナフトール類またはフェノール、
クレゾール、レゾルシノール等のフェノール類とホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、ヒ
ドロキシベンズアルデヒド、グルオキザール、アルカン
ジアール等のアルデヒド類との反応生成物であるノボラ
ック樹脂から誘導されるノボラック型エポキシ樹脂、お
よび上記ナフトール類、フェノール類とアラルキルアル
コール誘導体との反応生成物であるアラルキル樹脂から
誘導されるアラルキル型エポキシ樹脂や、1分子中に2
個以上の活性水素およびナフタレン骨格を有する化合物
から誘導されるエポキシ樹脂、例えば、ジヒドロキシナ
フタレン、ジアミノナフタレン等とエピクロルヒドリン
または2−メチルエピクロルヒドリンを反応させて得ら
れるエポキシ樹脂等が挙げられ、これらのエポキシ樹脂
の1種類または2種類以上が使用される。
【0030】(a)成分のエポキシ樹脂は、耐熱性、高
バーコル硬度を得るという観点からポリマレイミド樹脂
100重量部に対し、10〜500重量部好ましくは1
0〜200重量部が好ましい。
【0031】10重量部未満であると、耐熱性向上の効
果が小さく、ワニスの安定製造も困難となる。500重
量部を越えるとイミド成分が少なくなり耐熱性、バーコ
ル硬度が低くなる。10〜200重量部であるとバーコ
ル硬度は70以上となる。
【0032】(b)成分としては、分子中に少なくとも
二つ以上のOH基を有し、少なくとも二つのナフタレン
骨格を有するフェノール樹脂を用いることができる。例
えば、ナフトールザイロック、ナフタレン含有フェノー
ル樹脂である。
【0033】(b)成分のフェノール樹脂は、(a)成
分のエポキシ樹脂100重量部に対して、1〜500重
量部の範囲、好ましくは10〜200重量部の範囲であ
る。1重量部未満とすると、耐熱性、バーコル硬度が低
下する。また500重量部を越える添加量としてもそれ
以上の効果は現れず、ワニスの安定製造も困難となる。
【0034】また、本発明におけるポリマレイミド樹脂
は、分子中に一つのアルコール性もしくはフェノール性
OH基と、一つ以上のエポキシ基とを有する分子量50
以上300以下の化合物により変成されたポリマレイミ
ド樹脂であることが好ましい。
【0035】この化合物は、分子量300を越えると、
ポリマレイミド樹脂をメチルエチルケトン等の汎用溶剤
に溶解させることが困難となり作業上問題となる。ま
た、分子量50未満では、揮発性が高くなり実用に供さ
ない。
【0036】このような化合物として、グリシドール、
グリセリンジグリシジルエーテル、エチレングリコール
モノグリシジルエーテル、レゾルシノールモノグリシジ
ルエーテル、ナフトレゾルシノールモノグリシジルエー
テル等があげられる。
【0037】上記化合物の添加量は、耐熱性、高バーコ
ル硬度を得るという観点から、ポリマレイミド樹脂10
0重量部に対し、5〜100重量部、好ましくは、15
〜50重量部を用いるのが好ましい。5重量部未満であ
るとバーコル硬度が60を越えない。15重量部以上と
するとバーコル硬度は70以上となり、より好ましい。
【0038】本発明の熱硬化性樹脂は、このポリマレイ
ミド樹脂を主成分とするものであって、必要に応じて、
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール
型エポキシ樹脂等のナフタレン骨格を含まないエポキシ
樹脂、および/または、フェノールノボラック樹脂、フ
ェノールアラルキル樹脂等のナフタレン骨格を含まない
フェノール樹脂、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノ
ジフェニルスルホン、ジシアンジアミド等に代表される
アミン類、無水フタル酸、無水ピロメリット酸等の酸無
水物を併用することもできる。
【0039】本発明において、熱硬化性樹脂組成物を硬
化するにあたっては、硬化促進剤を含有させることが望
ましく、かかる硬化促進剤としては、2−メチルイミダ
ゾール、2−メチル−4−エチルイミダゾール、2−ヘ
プタデシルイミダゾール等のイミダゾール類;トリエタ
ノールアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモル
ホリン等のアミン類;トリブチルホスフィン、トリフェ
ニルホスフィン、トリトリルホスフィン等の有機ホスフ
ィン類;テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボ
レート、トリエチルアンモニウムテトラフェニルボレー
ト等のテトラフェニルボロン塩類;1,8−ジアザ−ビ
シクロ(5,4,0)ウンデセン−7およびその誘導体
が挙げられる。これらの硬化促進剤は、単独で用いても
2種類以上を併用してもよく、また、必要に応じて、有
機過酸化物やアゾ化合物を併用することもできる。これ
らの硬化促進剤の含有量は、熱硬化性樹脂100重量部
に対して、好ましくは0.01〜10重量部の範囲で用
いられる。本発明におけるBGA用基板は、例えば以下
の方法により作製できる。すなわち、上記の熱硬化性樹
脂を溶剤に溶かし樹脂ワニスとして基材に含浸した後、
乾燥してプリプレグとし、これを複数枚、加熱加圧して
積層成形することにより作製できる。前記基材として
は、ガラスマット、ガラスシート、不織布、紙等の適宜
なものが使用でき、また積層成形において最外層に銅、
アルミニウム、ステンレス等の金属箔を配して成形し、
プリント配線板用積層板とすることもできる。BGA用
基板の樹脂含有率は、40〜70重量%、好ましくは、
50〜60重量%とする。また、BGA用基板の厚み
は、通常0.2〜0.8mmとする。
【0040】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。実施例中、熱硬化性樹脂の材料等は、特にことわり
が無い限り以下の材料を用いた。 ・ポリマレイミド樹脂;ビス(4−マレイミドフェニ
ル)メタン(三井東圧化学(株)製) ・1,6−ジヒドロキシナフタレン(関東化学(株)
製) ・エポキシ樹脂;ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エ
ピコート1001、油化シェルエポキシ 製) ・硬化促進剤;2エチル4メチルイミダゾール(2E4
MZ、四国化成 製) (実施例1)ポリマレイミド樹脂50部、1,6−ジヒ
ドロキシナフタレン20部、エピコート1001 30
部、2E4MZ 0.1部を溶媒メチルエチルケトン5
0部とジメチルホルムアミド50部でフラスコ中で溶解
し熱硬化性樹脂ワニスを得た。このようにして得られた
熱硬化性樹脂ワニスを、104g/m2のガラスクロス
に含浸し、140℃で5分間乾燥して、約190g/m
2のプリプレグを得た。このプリプレグを16枚重ね合
わせ、さらに上下の最外層に18μmの銅箔を配置し
て、40kg/cm2の圧力で、180〜200℃、1
20分の加熱条件で成形し、1.6mm厚のプリント配
線板用銅張積層板を得た。その物性を表1に示す。
【0041】上記の熱硬化性樹脂ワニスのガラス転移温
度は300℃であり、吸水率は0.13%である。
【0042】次に図1のように半導体素子1に高温半田
(Pb/Sn=95/5)で半田バンプ2を形成した。
つづいて上述のようにして得たプリント配線板用銅張積
層板をBGA用基板4とし、その上に半田バンプ2を介
して半導体素子1をのせ、高温半田リフロー炉で接合さ
せた。高温半田リフロー温度は350℃とした。接合
後、パッケージの外観を観察したところ膨れ、基材の剥
離等の異常は認められなかった。
【0043】(比較例1)実施例1の熱硬化性樹脂に代
えてエポキシ樹脂を使用して実施例1と同じ方法でプリ
ント配線板用銅張積層板を作製し、これをBGA用基板
4とした。エポキシ樹脂(汎用のガラス−エポキシ樹脂
銅張り積層板)のガラス転移温度は150℃であり、吸
水率は0.08%であった。実施例1と同条件で高温半
田接合を行ったところ基材の耐熱性が不足していたため
基材の剥離が生じた。
【0044】(比較例2)実施例1の熱硬化性樹脂に代
えてビスマレイミド−トリアジン樹脂を使用して実施例
1と同じ方法でプリント配線板用銅張積層板を作製し、
これをBGA用基板4とした。ビスマレイミド−トリア
ジン樹脂(汎用の樹脂銅張り積層板)のガラス転移温度
は200℃であり、吸水率は0.08%であった。実施
例1と同条件で高温半田接合を行ったところ、基材の剥
離が生じた。
【0045】(比較例3)実施例1の熱硬化性樹脂に代
えてポリイミド樹脂を使用して実施例1と同じ方法でプ
リント配線板用銅張積層板を作製し、これをBGA用基
板4とした。ポリイミド樹脂(汎用のポリイミド系樹脂
銅張り積層板)のガラス転移温度は300℃であり、吸
水率は0.25%であった。実施例1と同条件で高温半
田接合を行ったところ、基材の剥離が生じた。
【0046】(実施例2)次に第2の実施例について説
明する。まず、アルファーNX30部、エポキシ樹脂5
0部、グリシドール20部、メチルエチルケトン50
部、ジメチルホルムアミド50部をフラスコ中で溶解
し、熱硬化性樹脂ワニスを得た。このようにして得られ
たワニスを104g/m2を100μmのガラスクロス
に含浸し、140度5分間乾燥して190g/m2のプ
リプレグを得た。
【0047】以下、図1を参照して製造工程を説明す
る。上記のようにして得られたプリプレグを積層し熱プ
レスした後、半導体素子1に対応する回路を設け、BG
A用基板4を作製した。次に半導体素子1の電極部に高
温半田(Pb/Sn=95/5)めっきを行い、バンプ
2を形成した。次いでBGA用基板の金がある部分と上
記バンプ2とを位置あわせした後、340℃でリフロー
させ、その後半導体素子1とBGA用基板4の間にアン
ダーフィルを充填させ150℃で乾燥させる。その後、
BGA用基板裏面にはんだボール(共晶はんだPb/S
n=37/63)をつけ、マザーボードと位置あわせ
後、接合する。このパッケージ21個の導通チェックを
行ったところ、いずれのパッケージにもショートは発生
しなかった。また、−65℃/150℃のヒートサイク
ル試験(1000回)を実施したところ、いずれのパッ
ケージにも異常が発生しなかった。
【0048】(比較例4)BGA用基板4として、ビス
マレイミド−トリアジン樹脂を使用したプリント配線基
板(三菱ガス化学BTHL832)を用いたこと以外は
実施例2と同様にしてパッケージを作製した。340℃
でリフローさせた後、外観観察を行ったところ21個の
パッケージの全てが基材剥離を起こしていた。
【0049】(実施例3)アルファーNX30部、エポ
キシ樹脂50部、グリシドール20部、メチルエチルケ
トン50部、ジメチルホルムアミド50部をフラスコ中
で溶解し、熱硬化性樹脂ワニスを得た。このようにして
得られたワニスを104g/m2を100μmのガラス
クロスに含浸し、140度5分間乾燥して190g/m
2のプリプレグを得た。このプリプレグから製造したプ
リント配線板用積層体をBGA用基板24とする。その
物性を表1に示す。ガラス転移温度は300℃であり、
吸水率は0.13%である。次いで図2のように半導体
素子21に金バンプ22を設け、BGA用基板24のC
u表面に1μm厚のすずめっき(パッド23)を施した
後、BGA用基板24の上に半導体素子21を載せ、高
温高圧で接合させた。接合温度は350℃とした。圧力
は1バンプあたり40gとした。接合後、パッケージの
外観を観察したところ膨れ等の異常は認められなかっ
た。
【0050】(比較例5)実施例3の熱硬化性樹脂に代
えてエポキシ樹脂を使用して実施例3と同じ方法でプリ
ント配線板用銅張積層板を作製し、これをBGA用基板
24とした。エポキシ樹脂(汎用のガラス−エポキシ樹
脂銅張り積層板)のガラス転移温度は150℃であり、
吸水率は0.08%であった。実施例3と同条件で金す
ず接合を行ったところ、基材の剥離が生じた。
【0051】(比較例6)実施例3の熱硬化性樹脂に代
えてビスマレイミド−トリアジン樹脂を使用して実施例
3と同じ方法でプリント配線板用銅張積層板を作製し、
これをBGA用基板24とした。ビスマレイミド−トリ
アジン樹脂(汎用の樹脂銅張り積層板)のガラス転移温
度は200℃であり、吸水率は0.08%であった。実
施例3と同条件で金すず接合接合を行ったところ、基材
の剥離が生じた。
【0052】(比較例7)実施例3の熱硬化性樹脂に代
えてポリイミド樹脂を使用して実施例3と同じ方法でプ
リント配線板用銅張積層板を作製し、これをBGA用基
板24とした。ポリイミド樹脂(汎用のポリイミド系樹
脂銅張り積層板)のガラス転移温度は300℃であり、
吸水率は0.25%であった。実施例3と同条件で金す
ず接合接合を行ったところ、基材の剥離が生じた。
【0053】(実施例4)アルファーNX30部、エポ
キシ樹脂50部、グリシドール20部、メチルエチルケ
トン50部、ジメチルホルムアミド50部をフラスコ中
で溶解し、熱硬化性樹脂ワニスを得た。このようにして
得られたワニスを104g/m2を100μmのガラス
クロスに含浸し、140度5分間乾燥して190g/m
2のプリプレグを得た。
【0054】以下、図2を参照して製造工程を説明す
る。上記のようにして得られたプリプレグを積層し熱プ
レスした後、半導体素子21に対応する回路を設け、B
GA用基板24を作製した。次にBGA用基板24の所
定部にSnめっきを行い、パッドを形成した。めっき厚
は1μmとした。また半導体素子21の電極部にワイヤ
ーボンディングを行った後、ボール部を残して金線を切
断してバンプを作製した。つづいてパッドとバンプを位
置合わせしてBGA用基板24と半導体素子21とを温
度320℃、圧力40g/バンプの条件で熱圧着させ
る。その後、半導体素子21とBGA用基板24の間に
アンダーフィルを充填させ150℃で乾燥させる。次に
BGA用基板裏面にはんだボール(共晶はんだPb/S
n=37/63)をつけ、マザーボードと位置あわせ
後、接合する。このパッケージ21個の導通チェックを
行ったところ、いずれのパッケージにもショートは発生
しなかった。また、−65℃/150℃のヒートサイク
ル試験(1000回)を実施したところ、いずれのパッ
ケージにも異常が発生しなかった。
【0055】(比較例8)BGA用基板24として、ビ
スマレイミド−トリアジン樹脂を使用したプリント配線
基板(三菱ガス化学BTHL832)を用いたこと以外
は実施例4と同様にしてパッケージを作製した。340
℃でリフローさせた後、外観観察を行ったところ21個
のパッケージの全てが基材剥離を起こしていた。
【0056】
【表1】
【0057】*1 Pb95%Sn5%系半田接合(3
50℃)後のパッケージの基材剥離の有無。 *2 金バンプによる接合(350℃)後のパッケージ
の基材剥離の有無。
【0058】
【発明の効果】本発明のフリップチップBGA実装方法
によれば、高い耐熱性と低い吸水率の熱硬化性樹脂から
なるBGA用基板を用いているため、基材の剥離等のト
ラブルを生じることなく、従来のセラミックス基板を使
用した場合と比較して工程の簡略化およびコストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフリップチップBGA実装方法を示す
図である。
【図2】本発明のフリップチップBGA実装方法を示す
図である。
【図3】Pb−Sn二成分系の状態図である。
【図4】金−すず二成分系の状態図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 高温ハンダ 3 共晶ハンダ 4 BGA用基板 5 マザーボード 21 半導体素子 22 バンプ 23 パッド 24 BGA用基板 25 半田ボール 26 マザーボード
フロントページの続き (72)発明者 志摩 健二 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 桜庭 仁 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 朝比奈 浩太郎 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 北原 幹夫 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子とBGA用基板とを高温接合
    用部材により電気的に接続するフリップチップBGA実
    装方法において、前記BGA用基板が、250℃以上の
    ガラス転移温度を有し、水浸潤24時間後の吸水率が
    0.15%以下である熱硬化性樹脂を主体としてなるこ
    とを特徴とするフリップチップBGA実装方法。
  2. 【請求項2】 前記熱硬化性樹脂が一般式(1)で示さ
    れるポリマレイミド樹脂 【化1】 (式中、R1は炭素数が2〜27で、脂肪族基、環式脂
    肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、あるい
    は芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された
    縮合多環式芳香族基であるl価の基、Xa、Xbは水素
    原子、ハロゲン原子および炭素数1〜4の炭化水素基か
    ら選ばれた同一または異なる一価の原子または基、lは
    2以上の整数を表す。)であって、(a)分子中に少な
    くとも二つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂と、
    (b)分子中に少なくとも二つ以上のOH基を有し少な
    くとも二つのナフタレン環を有するフェノール樹脂とに
    より変性されたポリマレイミド樹脂である請求項1に記
    載のフリップチップBGA実装方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリマレイミド樹脂が、分子中に一
    つのアルコール性もしくはフェノール性OH基と、一つ
    以上のエポキシ基とを有する分子量50以上300以下
    の化合物により変成されたポリマレイミド樹脂である請
    求項2に記載のフリップチップBGA実装方法。
  4. 【請求項4】 前記高温接合用部材がPbおよびSnか
    らなり、Pb含有率が85%以上97%以下であること
    を特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のフリップ
    チップBGA実装方法。
  5. 【請求項5】 前記高温接合用部材が一対のパッドとバ
    ンプが溶融接合してなるものであって、前記パッドは前
    記BGA用基板上に設けられ少なくとも該パッドの表面
    に厚さ0.5〜3μmのSnめっき層を有し、前記バン
    プは前記半導体素子上に設けられ金を主体としてなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のフリッ
    プチップBGA実装方法。
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JP8-138417 1996-06-11
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JP14938896 1996-06-11
JP8-149388 1996-06-11
JP14938996 1996-06-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03156939A (ja) * 1989-11-15 1991-07-04 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
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