JPH1065018A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH1065018A JPH1065018A JP9103346A JP10334697A JPH1065018A JP H1065018 A JPH1065018 A JP H1065018A JP 9103346 A JP9103346 A JP 9103346A JP 10334697 A JP10334697 A JP 10334697A JP H1065018 A JPH1065018 A JP H1065018A
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Abstract
さい半導体装置を提供する。 【解決手段】 150V以上の耐圧を有する高耐圧pc
hMOSFET10Aとそれを制御する制御素子30と
が、同一のn- エピタキシャル層3内に形成されてい
る。そして高耐圧pchMOSFET10Aと制御素子
30との間の基板表面に沿う領域にはn- エピタキシャ
ル層3のn型領域のみが分布している。
Description
し、より特定的には、横型パワーデバイスを含んだ半導
体装置に関するものである。
回路や保護回路を一体的に集積形成した電力用IC(In
tegrated Circuit)は今後の電力用素子の主流になる。
このような電力用素子でのゲート駆動には、絶縁ゲート
電極(MOS(Metal Oxide Semiconductor )ゲート)
を用いた電圧制御型が好ましい。この電圧制御型では、
電流駆動型に比べて小電流でのゲート駆動ができるから
である。
を集積化した集積回路(IC)の中で、高耐圧素子を含
むものをパワーICと呼ぶ。この高耐圧素子として一般
的に用いられるMOSゲートを含むもの(パワーMOS
FET(Field Effect Transistor )、IGBT(Insu
lated Gate Bipolar Transistor )など)はRESUR
F(Reduced Surface Field )技術を用いて実現され
る。
e などによって名付けられたが、横型高耐圧MOSトラ
ンジスタを実現するために使われたオフセットゲートと
本質的に同じものである。
OSFETを用いたレベルシフト機能を実現するための
構造を従来の半導体装置として以下に説明する。
的に示す平面図である、図21は、図20のD−D′線
に沿う概略断面図である。
ン基板101の表面にn- エピタキシャル層103a、
103bが、互いにp型分離拡散領域105を挟んで分
離して設けられている。このn- エピタキシャル層10
3a、103bの各々はp-シリコン基板101の表面
においてその周囲をp型分離拡散領域105に取囲まれ
ることにより、高耐圧pchMOSFET形成領域と高
耐圧島領域とを構成している。
エピタキシャル層103a内には、高耐圧pchMOS
FETが形成されている。この高耐圧pchMOSFE
Tは、ソースとなるp型拡散領域111と、ドレインと
なるp型拡散領域113と、ゲート絶縁層115と、ゲ
ート電極層117とを有している。ソース領域111と
ドレイン領域113とは、n- エピタキシャル層103
a内の表面に互いに距離を隔てて形成されている。特に
ドレイン領域113は、比較的低濃度のp- 拡散領域1
13aと比較的高濃度のp型拡散領域113bとの2層
構造よりなっている。ゲート電極層117は、このソー
ス領域111とドレイン領域113とに挟まれる領域上
にゲート絶縁層115を介在して形成されている。
エピタキシャル層103aとp- シリコン基板領域10
1とに挟まれるようにn+ 埋込拡散領域107aが形成
されている。
すように平面的にトラック形状に形成されている。つま
り、基板101の表面においてソース領域111の周囲
を所定の距離を隔ててドレイン領域113が取囲むよう
に形成されている。
ソース領域111の中央部には、n + 拡散領域121が
ソース領域111と接するように形成されている。
3bには、高耐圧pchMOSFET110の動作を制
御するための回路(図示せず)が形成されている。また
n-エピタキシャル層103bとp- シリコン基板領域
101とに挟まれるようにn + 埋込拡散領域107bが
形成されている。
拡散領域105とが接する領域上およびn- エピタキシ
ャル層103bとp型拡散領域105とが接する領域上
には、フィールドプレートとなる導電層141が形成さ
れている。
141などを覆うようにp型シリコン基板101の表面
上には絶縁層123が形成されている。この絶縁層12
3には、ソース領域111とn+ 拡散領域121との表
面に達するコンタクトホール123aと、ゲート電極層
117の一部表面に達するコンタクトホール123g
と、p型拡散領域113bの一部表面に達するコンタク
トホール123bと、p型分離領域105の一部表面に
達するコンタクトホール123cとが形成されている。
領域111とn+ 拡散領域121とに電気的に接続する
ようにソース電極125aが形成されている。またコン
タクトホール123gを通じてゲート電極層117と電
気的に接続するようにアルミニウム配線層143が形成
されている。このソース電極125aとアルミニウム配
線層143とは、高耐圧島領域に形成された素子に電気
的に接続されている。
型拡散領域113bと電気的に接続されるドレイン電極
125bとコンタクトホール123cを通じてp型分離
拡散領域105と電気的に接続されるアルミニウム配線
層125cとは、抵抗127を介在して相互に電気的に
接続されている。
り、アルミニウム配線層143をソース電極125aに
対して−バイアスすると、高耐圧pchMOSFETが
オン状態となる。これにより、抵抗127に電流が流れ
て電圧信号が発生する。このような方法でレベルシフト
ダウン機能が実現される。
示すn- エピタキシャル層103a、103bには、通
常、高い電圧が印加される。これにより、高耐圧pch
MOSFET形成領域では、n- エピタキシャル層10
3aとp型分離拡散領域105とのpn接合、p- シリ
コン基板領域101とn- エピタキシャル層103aと
のpn接合などから空乏領域150(点線で囲む領域)
が広がる。この空乏領域150は、p型拡散領域113
bとソース領域111とn+ 拡散領域121とn- エピ
タキシャル層103aの一部とn+ 埋込拡散領域107
aの一部とを除く高耐圧pchMOSFET形成領域の
大部分に広がっている。このように高耐圧pchMOS
FET10Aの大部分が空乏領域150内に取り込まれ
ることにより、この高耐圧pchMOSFET10Aは
高い耐圧を得ることができる。
キシャル層103bとp型分離拡散領域105とのpn
接合、n- エピタキシャル層103bとp- シリコン基
板領域101とのpn接合などから空乏領域150(点
線で囲む領域)が広がっている。この空乏領域150は
高耐圧島領域の周囲を取囲むように形成される。通常、
高耐圧島領域においては、この空乏領域150の広がる
領域には回路を構成する素子(たとえばMOSトランジ
スタなど)は形成されない。これらの素子が空乏領域1
50内に取込まれた場合、正確な動作が困難となるから
である。
す従来の半導体装置では、ソース電極125aとアルミ
ニウム配線層143との電位が高耐圧島領域内の駆動回
路によって制御される。このため、ソース電極125a
とアルミニウム配線層143は、高耐圧pchMOSF
ET形成領域から高耐圧島領域へと引出されており、p
型分離拡散領域105上を横切ることになる。
囲を取囲むp型分離拡散領域105は一番低い電位(た
とえば基板電位)に設定される。これにより、n- エピ
タキシャル層103aとp型分離拡散領域105とは常
に逆バイアスされ、このpn接合部には高抵抗の空乏領
域が存在することになり、この空乏領域により耐圧が確
保されている。
ニウム配線層143とソース電極125aとが、このp
型分離拡散領域105上を横切ると、p型分離拡散領域
105とn- エピタキシャル層103aとのpn接合部
における空乏層の延びが阻害され、耐圧が低下してしま
う。
123の膜厚を厚くする方法や、n - エピタキシャル層
103aとp型分離拡散領域105とのpn接合部上に
図21に示すようにフィールドプレート141を形成し
て電界をシールドする方法や、さらにはフィールドプレ
ートをフローティングで多重に形成して容量結合で表面
電界を安定化させる方法がとられていた。
ルドプレート141とアルミニウム配線層143(もし
くはソース電極125a)との間の絶縁層123自体に
高い絶縁強度が要求されるようになってきた。高い絶縁
強度を確保するためには、絶縁層123の膜厚をかなり
厚くする必要が生じ、この絶縁層123の成膜時間が長
時間となってしまう。結果としてスループットが低下
し、プロセスコストがかなり上昇してしまうという問題
点があった。
島領域と分離して形成されている。このため、当然、チ
ップ面積が増大するという問題点もあった。
が良好で、かつチップ面積の小さい半導体装置を提供す
ることである。
半導体基板と、第1導電型の第1不純物領域と、第2導
電型の第2不純物領域と、高耐圧素子と、制御用素子と
を備えている。
純物領域は半導体基板の主表面に形成されている。第2
不純物領域は主表面において第1不純物領域の周囲を取
囲んでいる。高耐圧素子は半導体基板の主表面に形成さ
れ、かつ150V以上の耐圧を有している。制御用素子
は、半導体基板の主表面に形成され、かつ高耐圧素子を
制御する回路を構成している。高耐圧素子と制御用素子
とは、第1不純物領域内の主表面に形成されている。高
耐圧素子と制御用素子との間の主表面に沿う領域には第
1導電型の領域のみが存在している。
は、主表面に互いに距離を隔てて配置された第2導電型
の1対の第3不純物領域と、1対の第3不純物領域に挟
まれる主表面上にゲート絶縁層を介在して形成されたゲ
ート電極層とを有する高耐圧絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタ部を含んでいる。この高耐圧絶縁ゲート電界効果
トランジスタ部の1対の第3不純物領域間の耐圧が15
0V以上である。
不純物領域の一方は、主表面に形成された高不純物濃度
領域と、高不純物濃度領域とゲート電極層との間の主表
面に形成され高不純物濃度領域に接する低不純物濃度領
域とを有している。低不純物濃度領域のゲート電極層側
の端部から高不純物濃度領域側の端部までの主表面に沿
う長さは50μm以上である。
は制御用素子よりも第1不純物領域の端部側に配置され
ている。第3不純物領域の一方は、第3不純物領域の他
方よりも第1不純物領域の端部側に配置されている。
領域は、第1領域と、第1領域よりも不純物濃度が高く
かつ主表面において第1領域と隣接するように配置され
た第2領域とを有している。1対の第3不純物領域の一
方は第1領域内に形成されており、制御用素子は第2領
域内に形成されている。
領域は、第1領域と、第1領域よりも不純物濃度が高く
かつ第1領域の下面に接して配置された第2領域とを有
している。1対の第3不純物領域の一方および他方と制
御用素子を構成する不純物領域とは第1領域内に形成さ
れている。第2領域は、1対の第3不純物領域の一方の
真下領域には配置されておらず、制御用素子を構成する
不純物領域の真下領域には配置されている。
は、高不純物濃度領域内の主表面に形成された第1導電
型の第4不純物領域をさらに備えている。
領域は、半導体基板の主表面上に形成された電極によっ
て高不純物濃度領域と電気的に接続されている。
領域内の主表面に形成された第2導電型の第4不純物領
域と、第4不純物領域内の主表面に形成された第1導電
型の第5不純物領域と、第5不純物領域と第1不純物領
域との間に挟まれた第4不純物領域上に第2のゲート絶
縁層を介在して形成された第2のゲート電極層とを有す
る第2の高耐圧絶縁ゲート電界効果トランジスタがさら
に備えられている。この第2のゲート電極層は1対の第
3不純物領域の一方と電気的に接続されており、第4お
よび第5不純物領域は1対の第3不純物領域の一方と第
1の抵抗を介在して電気的に接続されており、第4およ
び第5不純物領域は第2不純物領域と第2の抵抗を介在
して電気的に接続されている。
圧絶縁ゲート電界効果トランジスタは、高耐圧絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタ部よりも第1不純物領域の端部
側に配置されている。
ト電極層と第4および第5不純物領域とはダイオードを
介在して電気的に接続されている。
のアノード側が第4および第5不純物領域に電気的に接
続され、ダイオードのカソード側が第2のゲート電極層
に電気的に接続されている。
はツェナーダイオードである。
て図に基づいて説明する。
シフト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰
図と断面図である。
板1の表面には、n- エピタキシャル層3が形成されて
いる。またn- エピタキシャル層3の下面に接するよう
にn + 埋込拡散領域7が形成されている。このn- エピ
タキシャル層3は、基板表面においてp型分離拡散領域
5によってその周囲を取囲まれることにより高耐圧島領
域を形成している。
域内に、高耐圧pchMOSFET10Aと制御素子と
が混在して形成されている。
拡散領域9と、p- 拡散領域13aと、p型拡散領域1
3bと、ゲート絶縁層15と、ゲート電極層17とを有
している。p型拡散領域9がソース領域を構成し、p-
拡散領域13aとp型拡散領域13bとの2層構造がド
レイン領域13を構成している。ゲート電極層17は、
ソース領域9とドレイン領域13とに挟まれる領域上に
ゲート絶縁層15を介在して形成されており、たとえば
不純物が導入された多結晶シリコンよりなっている。
拡散領域21がn- エピタキシャル層3の表面に形成さ
れている。
0Aを制御する回路を構成する素子であり、たとえばp
chMOSFET30が対応する。このpchMOSF
ET30は、1対のp型拡散領域31、31と、ゲート
絶縁層33と、ゲート電極層35とを有している。ソー
ス/ドレイン領域となる1対のp型拡散領域31、31
は、互いに距離を隔ててn- エピタキシャル層3の表面
に形成されている。ゲート電極層35は、この1対のp
型拡散領域31、31に挟まれる領域上にゲート絶縁層
33を介在して形成されている。
御素子30との間には、n- エピタキシャル層3のn型
領域のみが存在している。
および制御素子30を覆うように絶縁層23が形成され
ている。この絶縁層23には、ソース領域9とn+ 拡散
領域21との一部表面を露出するコンタクトホール23
aと、p型拡散領域13bの一部表面を露出するコンタ
クトホール23bと、p型分離拡散領域5の一部表面を
露出するコンタクトホール23cと、1対のp型拡散領
域31、31の一部表面を露出するコンタクトホール2
5d、25dとが形成されている。
領域9およびn+ 拡散領域21と電気的に接続するよう
にソース電極となる配線層25aが形成されている。コ
ンタクトホール23bを通じてp型拡散領域13bと電
気的に接続するようにドレイン電極となる配線層25b
が形成されている。コンタクトホール23cを通じてp
型分離拡散領域5と電気的に接続するように配線層25
cが形成されている。コンタクトホール23d、23d
の各々を通じてp型拡散領域31、31の各々に電気的
に接続するように配線層25d、25dが形成されてい
る。これらの配線層25a、25b、25c、25dは
たとえばアルミニウムよりなっている。
在して互いに電気的に接続されている。
は、150V以上の耐圧を有している。つまり、高耐圧
pchMOSFET10Aのソース領域9とドレイン領
域13との間の耐圧が150V以上である。またこの耐
圧を確保するため、p- 拡散領域13aのp型拡散領域
13b側の端部からゲート電極17側の端部までの距離
L(図2)は50μm以上である。
子の真下領域に存在しており、好ましくは高耐圧pch
MOSFET10Aのソース領域9の真下に延びてい
る。
素子30よりもn- エピタキシャル層3の端部側に配置
されている。また、高耐圧pchMOSFET10Aの
ソース領域9は、制御素子側に配置されており、ドレイ
ン領域13はp型分離領域5側に配置されている。
以下に説明する。まず、制御素子30などにより構成さ
れる回路によって、ゲート電極層17の電位がソース電
極25aの電位に対して−バイアスされて、高耐圧pc
hMOSFET10Aがオン状態となる。これにより、
抵抗27に電流が流れて、電圧信号が発生する。このよ
うな方法でレベルシフトダウン機能が実現される。
ル層3に高電位が印加されると、図2に示すように空乏
領域50(点線で囲む領域)が生じる。この空乏領域5
0は、n- エピタキシャル層3とp型分離拡散領域5と
のpn接合、n- エピタキシャル層3とp- シリコン基
板領域1とのpn接合部などから広がり、n- エピタキ
シャル層3の外周付近に広がる。これにより、高耐圧p
chMOSFET10Aのゲート電極17からドレイン
領域13側は、p型拡散領域13bの一部を除いて空乏
領域50に取込まれる。
合でも、ゲート電極層17に電位を与え、その直下に反
転層を形成させることにより、高耐圧pchMOSFE
T10Aはオン状態となり正確に動作する。
chMOSFET10Aと制御素子30との間にはn-
エピタキシャル層3のn型領域のみが存在することにな
る。つまり、高耐圧pchMOSFET10Aと制御素
子30との間には、基板電位領域であるp型分離拡散領
域5は存在しない。このため、高耐圧pchMOSFE
T10Aと制御素子30とを接続する配線層(高電位と
なるゲート電極層17およびソース電極25a)が、こ
のp型分離拡散領域5上を通ることはない。よって、こ
の配線層がp型分離拡散領域5上を通ることによって空
乏領域の延びを阻害することはない。ゆえに、この配線
層と基板との間の絶縁層23の膜厚を厚くする必要はな
い。したがって、その絶縁層23の成膜時間は従来例よ
り大幅に短縮でき、良好なスループットを得ることが可
能となる。
圧島領域の端部近傍には、空乏領域が広がるため、素子
を配置することはできなかった。一方、高耐圧pchM
OSFETは、ゲート電極層17からドレイン領域13
側を積極的に空乏化させることで、高い耐圧を確保して
いる。このため、この高耐圧pchMOSFETは、高
耐圧島領域の端部近傍に配置することが可能である。そ
こで本実施の形態の半導体装置では、高耐圧pchMO
SFET10Aは、高耐圧島領域の端部付近、すなわち
p型分離拡散領域5の近傍に配置されている。
は、高耐圧pchMOSFET10Aと制御素子30と
が同一のn- エピタキシャル層3内に形成されているた
め、高耐圧島領域と別個に高耐圧pchMOSFET形
成領域を設ける必要はない。また従来例の高耐圧島領域
を拡大することなく高耐圧pchMOSFETをこの高
耐圧島領域内に配置することができる。したがって、チ
ップ面積の増大を大幅に抑制できる。
制御素子30との間にp型分離拡散領域5を設ける必要
がないため、その分、平面占有面積を小さくすることも
できる。
は、高耐圧pchMOSFETはトラック形状を有して
いるため、ソース領域111とドレイン領域113との
対向面積が大きくなっている。このため、図4に示すよ
うに高耐圧pchMOSFET110のソース領域Sと
ドレイン領域Dとから構成されるコンデンサの寄生容量
Cが大きくなってしまう。よって、ソース領域S側もし
くはドレイン領域D側の電位が変化することにより生ず
るこのコンデンサの充放電電流(dV/dt電流)が信
号電流に近いレベルで発生し、レベルシフト動作の障害
となっていた。
は、図1と図2とに示すように高耐圧pchMOSFE
T10Aのソース領域9とドレイン領域13とは直線状
に対向している。このため、高耐圧pchMOSFET
10Aの寄生容量を小さくできる。よって、高耐圧pc
hMOSFETのソース領域9とドレイン領域13との
間に構成されるコンデンサの充放電電流も大幅に低減さ
れ、正確な素子の動作を実現することが可能となる。
耐圧pchMOSFET10Aと制御素子形成領域との
間にp型分離拡散領域5が存在しない。しかし、常に高
耐圧pchMOSFETのソース電位を高耐圧島領域の
島電位以下(n- エピタキシャル層3の電位以下)の関
係になるよう設定することによって、高耐圧pchMO
SFET10Aの主電流が高耐圧島領域自体に流れるの
を防ぐことができる。つまり、上述のように各電位を設
定することによって、高耐圧pchMOSFET10A
と制御素子形成領域30との間にpn分離がなくても、
電気的な分離を十分に確保することができる。
域7が制御素子30の真下領域に位置している。このた
め、高耐圧pchMOSFETの動作時に、n+ 埋込拡
散領域7とp- シリコン基板1とのpn接合部から空乏
領域が制御素子30側へ延びることがn+ 埋込拡散領域
7によって防止される。よって、制御素子30のソース
/ドレイン領域31近傍まで空乏層が延びることはな
く、ゆえに制御素子30がパンチスルーを起こすことな
どは防止される。
ャル層3の下面に接するようにn+埋込拡散領域7が設
けられた構成について説明した。しかし、高耐圧島領域
を形成するn型領域3は、図3に示すようにn- 領域3
aとn型領域3bとの2層構造よりなっていてもよい。
この場合、n型領域3bは、高耐圧島領域の中央部であ
って制御素子30が形成される領域に設けられている。
n- 領域3aは、高耐圧島領域においてn型領域3bの
周囲を取囲み、かつ高耐圧pchMOSFET10Aの
ドレイン領域13が形成される領域に配置されている。
またn型領域3bは、高耐圧pchMOSFETのソー
ス領域9の直下まで延びていてもよい。
が比較的高濃度のn型領域3の領域内に形成されている
ため、上述と同様、制御素子がパンチスルーすることは
防止される。
シフト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰
図と断面図である。
半導体装置では、実施の形態1の構成にn+ 拡散領域1
9aが新たに設けられ、高耐圧pchIGBT10Bが
構成されている。つまり、高耐圧pchIGBT10B
は、p型拡散領域11と、p - 拡散領域13aと、p型
拡散領域13bと、n+ 拡散領域19aと、ゲート絶縁
層15と、ゲート電極層17とにより構成されている。
13b内の基板表面に形成されている。そして電極25
bは、n+ 拡散領域19aの表面にのみ接している。
形態1と同様であるため、同一の部材については同一の
符号を付し、その説明を省略する。
成にすることによって、高耐圧素子はpchIGBTと
して動作する。以下、その動作について説明する。
よって、ゲート電極層17の電位がソース電極25aの
電位に対して−バイアスされる。これにより、ゲート電
極層17の直下に反転層が形成され、ホール電流がp-
拡散領域13aを通じてp型拡散領域13bに流れ込
む。そしてこのホール電流がn+ 拡散領域19aとp型
拡散領域13bとからなるpn接合を順バイアスする。
これによって、n- エピタキシャル層3とp型拡散領域
13bとn+ 拡散領域19aとからなるnpnバイポー
ラトランジスタがオン状態となる。そして電子電流がn
- エピタキシャル層3をn+ 拡散領域21に向かって流
れる。
ることによって、実施の形態1に対してオン動作時のオ
ン電流を大きくすることができる。このため、高耐圧素
子の素子形成領域を実施の形態1よりさらに小さくする
ことが可能となる。
7を設ける代わりに、図7に示すような高耐圧島領域を
形成するn型領域をn- 領域3aとn型領域3bとの2
層構造としてもよい。
造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰図と断面
図である。
半導体装置では、実施の形態2における電極25bをp
型拡散領域13bとn+ 拡散領域19aとの双方に接続
させたものである。
態2と同様であるため、同一の部材については同一の符
号を付し、その説明を省略する。
フローティング状態である。このため、n- エピタキシ
ャル層3とp型拡散領域13bとn+ 拡散領域19bと
からなるnpnバイポーラトランジスタの電流増幅率h
FEが大きい場合、RESURF効果で高耐圧が得られる
前に、このnpnバイポーラトランジスタのBV
CEO(ベースオープンでのコレクタ−エミッタ間の電
圧)で耐圧が制限される可能性がある。また、実施の形
態2では、p型拡散領域11とp型拡散領域13との間
の寄生容量により生ずる大きなコンデンサの充放電電流
(dV/dt電流)により上述のnpnバイポーラトラ
ンジスタがオン状態となる可能性もある。
bが、n+ 拡散領域19bとp型拡散領域13bとの双
方に接続されているため、上述のような問題点は発生し
ない。
実施の形態2と少し異なる。具体的には、本実施の形態
では、ホール電流がn+ 拡散領域19b直下のp型拡散
領域13bを流れるときの電圧降下によって上述のnp
nバイポーラトランジスタがオン状態となる。したがっ
て、IGBT動作は実施の形態2より弱められる。しか
し、この欠点はn+ 拡散領域19bと電極25bとの接
続構造をさらに改良するなどの方法で改善することがで
きる。
域7を設ける代わりに、図10に示すような高耐圧島領
域を形成するn型領域3をn- 領域3aとn型領域3b
との2層構造としてもよい。
構造をなす半導体装置の構成を示す鳥瞰図である。また
図12は、図11のA−A′線に沿う概略断面図であ
る。また図11のB−B′線に沿う断面は、図2に示す
構成と同様である。
シリコン基板1の表面には、n- エピタキシャル層3が
形成されている。このn- エピタキシャル層3の下面に
接するようにn+ 埋込拡散領域7が形成されている。こ
のn+ エピタキシャル層3は、基板表面においてp型分
離拡散領域5によってその周囲を取囲まれることによ
り、高耐圧島領域を構成している。
に、高耐圧pchMOSFET10Aと、高耐圧nch
MOSFET50Aと、これらのトランジスタを制御す
る回路を構成する制御素子30とが形成されている。
圧島領域の端部に沿って高耐圧pchMOSFET10
Aと隣合うように配置されている。この高耐圧nchM
OSFET50Aは、p型拡散領域51と、n+ 拡散領
域53と、ゲート絶縁層55と、ゲート電極層57とを
有している。p型拡散領域51は、n- エピタキシャル
層3の表面に選択的に形成されている。またn+ 拡散領
域53は、p型拡散領域51内の表面に形成されてい
る。ゲート電極層57は、n+ 拡散領域53とn - エピ
タキシャル層3とに挟まれるp型拡散領域51の領域上
にゲート絶縁層55を介在して形成されている。この高
耐圧nchMOSFET50Aは、DMOSFETを構
成している。
1との双方にコンタクトホール23eを通じて電気的に
接続するように電極25eが形成されている。
aを介在して電気的に接続されており、電極25bと抵
抗27bを介在して電気的に接続されている。また電極
25bは、高耐圧nchMOSFET50Aのゲート電
極層57と電気的に接続されている。
制御素子30との構成については、図1と図2とに示し
た実施の形態1の構成と同様であるため、同一の部材に
ついては同一の符号を付し、その説明を省略する。
FET10Aの動作は上述した実施の形態1と同じであ
るが、さらに付随した動作が加わる。実施の形態1で述
べたように高耐圧pchMOSFET10Aがオン状態
となることで、抵抗27bに電圧が発生する。この電圧
が高耐圧nchMOSFET50Aのゲート電極層57
に印加されると、このゲート電極層57直下のp型拡散
領域51に反転層が生じ、高耐圧nchMOSFET5
0Aがオン状態となる。高耐圧nchMOSFET50
Aがオン状態となるため、抵抗27aに電流が流れて電
流信号が発生する。このような方法でレベルシフトダウ
ン機能が実現される。
chMOSFET10Aは、高耐圧nchMOSFET
50Aのゲート電極層57を駆動するためだけに使用さ
れるため、小さな平面占有面積内に形成され得る。さら
に、高耐圧nchMOSFET50Aは電子の移動度が
ホールより大きいことから、一般的に高耐圧pchMO
SFET10Aの平面占有面積と同一面積に形成された
場合、3倍のオン電流を流すことができる。したがっ
て、全体的に実施の形態1より高耐圧素子の平面占有面
積を小さくすることができる。
あるため、実施の形態2および3のIGBT動作よりス
ピードを早くすることができる。またバイポーラ動作を
している部分がないため、寄生サイリスタ動作によるラ
ッチアップの危険性も小さい。
領域7を設ける代わりに、図13に示すような高耐圧島
領域を形成するn型領域3をn- 領域3aとn型領域3
bとの2層構造としてもよい。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。
施の形態4と同様、高耐圧素子として高耐圧pchMO
SFET10Aと高耐圧nchMOSFET50Aとが
形成されている。そして本実施の形態では、高耐圧nc
hMOSFET50Aが、高耐圧pchMOSFET1
0Aよりも、高耐圧島領域の端部側に位置している。ま
た高耐圧pchMOSFET50Aのソース/ドレイン
領域と高耐圧pchMOSFET10Aのソース/ドレ
イン領域9,13とが一直線上に配置されている。
pchMOSFET10Aとの各構成については、実施
の形態4で説明した構成と同様であるため、同一の部材
については同一の符号を付し、その説明を省略する。
も、実施の形態4と同様である。本実施の形態では、高
耐圧pchMOSFET10Aのソース/ドレイン領域
9,13と高耐圧nchMOSFET50Aのソース/
ドレイン領域とが同一直線上に配置されるように形成さ
れている。このため、実施の形態4よりさらに高耐圧素
子の平面占有面積を小さくすることができる。
は、図15に示すようにn- 領域3aとn型領域3bと
の2層構造よりなっていてもよい。
圧pchMOSFETがオン状態になると、抵抗27b
と27aとに電流が流れる。そして抵抗27bで発生し
た電圧が電極25eとゲート電極層57との間に印加さ
れ、高耐圧nchMOSFETがオン状態になる。とこ
ろが、この抵抗27bで発生する電圧が大きすぎるとゲ
ート絶縁層55が絶縁破壊を生じるおそれがある。本実
施の形態はこのような課題を解決するものである。
レベルシフト構造をなす半導体装置の構成を示す概略断
面図である。この図は、図11のA−A′線に沿う断面
に対応した断面を示す図である。
極25eとゲート電極層57とが、ダイオード60を介
在して電気的に接続されている。このダイオード60
は、アノード側を電極25eに、カソード側をゲート電
極層57に各々接続されている。
であり、ゲート絶縁層55のブレイクダウン電圧以下で
降伏するクランプ用ダイオードである。つまり、たとえ
ばゲート絶縁層55の耐圧が10Vである場合には、こ
のツェナーダイオード60は10V未満で降伏し、それ
によりゲート電極層57側から電極25e側へ電流が流
れる。これにより、ゲート電極層57に、ゲート絶縁層
55の耐圧以上の電圧が印加されることは回避される。
したがって、抵抗27bに発生する電圧が大きい場合で
も、ゲート絶縁層55が絶縁破壊を起こすことは防止さ
れる。
た実施の形態4と同様であるため、同一の部材について
は同一の符号を付し、その説明は省略する。
た構成は、図13〜図15に示す構成にも適用可能であ
り、この構成を適用することにより、本実施の形態と同
様、抵抗27bで発生する電圧が大きくてもゲート絶縁
層55の絶縁破壊を防止することができるという効果を
得ることができる。図13〜図15に示す構成にこのツ
ェナーダイオードを設けた構成を図17〜図19に示
す。なお、図17は図13に対応し、図18は図14に
対応し、図19は図15に対応している。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よびその範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
制御用素子との間には第1導電型の領域のみが存在す
る。よって、高耐圧素子と制御用素子とを接続する配線
層が第1導電型の領域と第2導電型の領域とのpn接合
部上に位置することはない。このため、このpn接合部
における空乏層の延びを阻害することはなく、ゆえにこ
の配線層と基板との間の絶縁層の膜厚を厚くする必要は
ない。したがって、この絶縁層の成膜時間は従来例より
も大幅に短縮され、良好なスループットを得ることがで
きる。
不純物領域に形成しているため、平面占有面積を小さく
することができる。したがって、チップ面積の増大を抑
制できる。
は、主表面に互いに距離を隔てて配置された第2導電型
の1対の第3不純物領域と、1対の第3不純物領域に挟
まれる主表面上にゲート絶縁層を介在して形成されたゲ
ート電極層とを有する高耐圧絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタ部を含んでいる。この高耐圧絶縁ゲート電界効果
トランジスタ部の1対の第3不純物領域間の耐圧が15
0V以上である。これにより、高耐圧絶縁ゲート電界効
果トランジスタ部を含む高耐圧素子において良好なスル
ープットを得ることができる。
純物領域の一方は、主表面に形成された高不純物濃度領
域と、高不純物濃度領域とゲート電極層との間の主表面
に形成され高不純物濃度領域に接する低不純物濃度領域
とを有している。低不純物濃度領域のゲート電極層側の
端部から高不純物濃度領域側の端部までの主表面に沿う
長さは50μm以上である。このように低不純物濃度領
域の長さが50μm以上であるため、高耐圧絶縁ゲート
電界効果トランジスタ部を含む高耐圧素子は150V以
上の耐圧を確保することができる。
制御用素子よりも第1不純物領域の端部側に配置されて
いる。第3不純物領域の一方は第3不純物領域の他方よ
り第1不純物領域の端部側に配置されている。これによ
り、高耐圧素子は正常に機能し得る。
度の第2領域内に制御用素子が配置されているため、空
乏層が制御用素子側へ延びることは防止される。これに
より、制御用素子がたとえばMOSトランジスタの場合
には、パンチスルーの発生が防止できる。
度の第2領域が制御用素子の真下領域に配置されている
ため、空乏層が制御用素子の下側から制御用素子側へ延
びることは防止される。これにより、制御用素子がたと
えばMOSトランジスタの場合には、パンチスルーの発
生が防止できる。
域をさらに備えることによって、高耐圧素子はIGBT
動作をすることが可能となる。このため、IGBTがオ
ン時に流れるオン電流は、通常のMOSトランジスタよ
りも大きくできるため、高耐圧素子の形成領域を更に小
さくすることが可能となる。
領域が電極と接続されているため、フローティング状態
ではなくなる。このため、第4不純物領域と高不純物濃
度領域と第1不純物領域とからなるバイポーラトランジ
スタ部の電流増幅率hFEが大きくても、このバイポーラ
トランジスタのベース−エミッタ間が電気的に接続され
ているため、このバイポーラトランジスタ部分の耐圧が
低下することはない。したがって、高耐圧素子の耐圧
は、このバイポーラトランジスタ部分の耐圧に影響され
ない。
域内の主表面に形成された第2導電型の第4不純物領域
と、第4不純物領域内の主表面に形成された第1導電型
の第5不純物領域と、第5不純物領域と第1不純物領域
との間に挟まれた第4不純物領域上に第2のゲート絶縁
層を介在して形成された第2のゲート電極層とを有する
第2の高耐圧絶縁ゲート電界効果トランジスタがさらに
備えられている。第2のゲート電極層は1対の第3不純
物領域の一方と電気的に接続されており、第4および第
5不純物領域は1対の第3不純物領域の一方と第1の抵
抗を介在して電気的に接続されており、第4および第5
不純物領域は第2不純物領域と第2の抵抗を介在して電
気的に接続されている。これにより、レベルシフトダウ
ン機能を実現することが可能となる。
絶縁ゲート電界効果トランジスタは、高耐圧絶縁ゲート
電界効果トランジスタ部よりも第1不純物領域の端部側
に配置されている。これにより、高耐圧素子の平面占有
面積をさらに小さくすることができる。
電極層と第4および第5不純物領域とはダイオードを介
在して電気的に接続されている。このダイオードが第2
のゲート絶縁層のブレイクダウン電圧以下で降伏するよ
うにすることで、第1の抵抗で発生する電圧が大きくて
も第2のゲート絶縁層が絶縁破壊を起こすことが防止さ
れる。
アノード側が第4および第5不純物領域に電気的に接続
され、ダイオードのカソード側が第2のゲート電極層に
電気的に接続されている。これにより、ダイオードをツ
ェナーダイオードとして動作させることができる。
ツェナーダイオードである。このようにダイオードをツ
ェナーダイオードとして動作させることで第2のゲート
絶縁層のブレイクダウン電圧以下でこのダイオードを降
伏させることが可能となる。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰図であ
る。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。
構造をなす半導体装置において高耐圧島領域の変形例を
示す概略断面図である。
が生ずることを説明するための回路図である。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰図であ
る。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。
構造をなす半導体装置において高耐圧島領域の変形例を
示す概略断面図である。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰図であ
る。
構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。
ト構造をなす半導体装置において高耐圧島領域の変形例
を示す概略断面図である。
ト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す鳥瞰図で
ある。
ト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図で
ある。
ト構造をなす半導体装置において高耐圧島領域の変形例
を示す概略断面図である。
ト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図で
ある。
ト構造をなす半導体装置において高耐圧島領域の変形例
を示す概略断面図である。
ト構造をなす半導体装置の構成を概略的に示す断面図で
ある。
合の構成を示す概略断面図である。
合の構成を示す概略断面図である。
合の構成を示す概略断面図である。
面図である。
る。
p型分離拡散領域、7 n+ 埋込拡散領域、11 p
型拡散領域、13a p- 拡散領域、13bp型拡散領
域、15 ゲート絶縁層、17 ゲート電極、19a
n+ 拡散領域、51 p型拡散領域、53 n+ 拡散領
域、55 ゲート絶縁層、57 ゲート電極。
Claims (13)
- 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面に形成された第1導電型の第1
不純物領域と、 前記主表面において前記第1不純物領域の周囲を取囲む
分離用の第2導電型の第2不純物領域と、 前記半導体基板の主表面に形成され、かつ150V以上
の耐圧を有する高耐圧素子と、 前記半導体基板の主表面に形成され、かつ前記高耐圧素
子を制御する回路を構成する制御用素子とを備え、 前記高耐圧素子と前記制御用素子とは、前記第1不純物
領域内の前記主表面に形成されており、 前記高耐圧素子と前記制御用素子との間の前記主表面に
沿う領域には第1導電型の領域のみが存在することを特
徴とする、半導体装置。 - 【請求項2】 前記高耐圧素子は、前記主表面に互いに
距離を隔てて配置された第2導電型の1対の第3不純物
領域と、1対の前記第3不純物領域に挟まれる前記主表
面上にゲート絶縁層を介在して形成されたゲート電極層
とを有する高耐圧絶縁ゲート電界効果トランジスタ部を
含み、 前記高耐圧絶縁ゲート電界効果トランジスタ部の1対の
前記第3不純物領域間の耐圧が150V以上である、請
求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 1対の前記第3不純物領域の一方は、前
記主表面に形成された高不純物濃度領域と、前記高不純
物濃度領域と前記ゲート電極層との間の前記主表面に形
成され前記高不純物濃度領域に接する低不純物濃度領域
とを有し、 前記低不純物濃度領域の前記ゲート電極層側の端部から
前記高不純物濃度領域側の端部までの前記主表面に沿う
長さは50μm以上である、請求項2に記載の半導体装
置。 - 【請求項4】 前記高耐圧素子は前記制御用素子よりも
前記第1不純物領域の端部側に配置されており、 前記第3不純物領域の一方は前記第3不純物領域の他方
よりも前記第1不純物領域の端部側に配置されている、
請求項3に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 前記第1不純物領域は、第1領域と、前
記第1領域よりも不純物濃度が高くかつ前記主表面にお
いて前記第1領域と隣接するように配置された第2領域
とを有し、 1対の前記第3不純物領域の一方は前記第1領域内に形
成されており、前記制御用素子は前記第2領域内に形成
されている、請求項2に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記第1不純物領域は、第1領域と、前
記第1領域よりも不純物濃度が高くかつ前記第1領域の
下面に接して配置された第2領域とを有し、 1対の前記第3不純物領域の一方および他方と前記制御
用素子を構成する不純物領域とは前記第1領域内に形成
されており、 前記第2領域は、1対の前記第3不純物領域の一方の真
下領域には配置されておらず、前記制御用素子を構成す
る前記不純物領域の真下領域には配置されている、請求
項2に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記高耐圧素子は、前記高不純物濃度領
域内の前記主表面に形成された第1導電型の第4不純物
領域をさらに備えている、請求項3に記載の半導体装
置。 - 【請求項8】 前記第4不純物領域は、前記半導体基板
の主表面上に形成された電極によって前記高不純物濃度
領域と電気的に接続されている、請求項7に記載の半導
体装置。 - 【請求項9】 前記第1不純物領域内の前記主表面に形
成された第2導電型の第4不純物領域と、前記第4不純
物領域内の前記主表面に形成された第1導電型の第5不
純物領域と、前記第5不純物領域と前記第1不純物領域
との間に挟まれた前記第4不純物領域上に第2のゲート
絶縁層を介在して形成された第2のゲート電極層とを有
する第2の高耐圧絶縁ゲート電界効果トランジスタをさ
らに備え、 前記第2のゲート電極層は1対の前記第3不純物領域の
一方と電気的に接続されており、前記第4および第5不
純物領域は1対の前記第3不純物領域の一方と第1の抵
抗を介在して電気的に接続されており、前記第4および
第5不純物領域は前記第2不純物領域と第2の抵抗を介
在して電気的に接続されている、請求項3に記載の半導
体装置。 - 【請求項10】 前記第2の高耐圧絶縁ゲート電界効果
トランジスタは、前記高耐圧絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタ部よりも前記第1不純物領域の端部側に配置され
ている、請求項9に記載の半導体装置。 - 【請求項11】 前記第2のゲート電極層と前記第4お
よび第5不純物領域とはダイオードを介在して電気的に
接続されている、請求項9に記載の半導体装置。 - 【請求項12】 前記ダイオードのアノード側が前記第
4および第5不純物領域に電気的に接続され、前記ダイ
オードのカソード側が前記第2のゲート電極層に電気的
に接続されている、請求項11に記載の半導体装置。 - 【請求項13】 前記ダイオードはツェナーダイオード
である、請求項11に記載の半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10334697A JP3893185B2 (ja) | 1996-05-14 | 1997-04-21 | 半導体装置 |
US08/854,088 US5889310A (en) | 1997-04-21 | 1997-05-09 | Semiconductor device with high breakdown voltage island region |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11902096 | 1996-05-14 | ||
JP8-119020 | 1996-05-14 | ||
JP10334697A JP3893185B2 (ja) | 1996-05-14 | 1997-04-21 | 半導体装置 |
Publications (2)
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