JPH1064667A - マントルヒータ - Google Patents

マントルヒータ

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JPH1064667A
JPH1064667A JP22931196A JP22931196A JPH1064667A JP H1064667 A JPH1064667 A JP H1064667A JP 22931196 A JP22931196 A JP 22931196A JP 22931196 A JP22931196 A JP 22931196A JP H1064667 A JPH1064667 A JP H1064667A
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Japan
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heat
mantle heater
heating wire
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cloth
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JP22931196A
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Yoshiyuki Motoyoshi
芳之 本吉
Kohei Taguchi
公平 田口
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SAAMOSU KK
Nichias Corp
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SAAMOSU KK
Nichias Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱作業が簡単容易にでき、かつ良好な均熱
性が得られるマントルヒータを提供する。 【解決手段】 ガラスクロス製シート状芯部材1の表面
に電熱線4を所要のパターンにて取り付けた電熱線付き
芯部材と、電熱線側に重ね合わせたガラスマットの断熱
部材2とをガラスクロス製の袋状カバー部材3で包み込
んで構成するマントルヒータ。 【効果】 前記構成のマントルヒータAは、これを配管
に巻き付けて、簡単容易に取り付けることができる。ま
た、電熱線にズレを生じるおそれはないので、配管への
良好な均熱性を発揮させることができるため、精密機器
・装置類の配管等に装着することで、内部流体の保温ま
たは加熱が容易に行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マントルヒータに
係るもので、例えば精密機器・装置などの配管、継手、
弁など(以下、配管等という)の保温または加熱を目的
として用いて好適なマントルヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、精密機器・装置などの配管を加熱
するための用途として、配管の外周面にニクロム線等の
被覆電熱線を螺旋状に巻き付け、その外側を無機質繊維
材からなる帯状の放熱防止用断熱材を巻き付けて構成し
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の加熱用ヒー
タは、簡易な構造ではあるが、電熱線の巻き付けに相当
の手数を要するうえ、継手、弁、分岐管などが存在する
ものでは、電熱線の巻き付け方や電流の流し方も複雑に
なり、作業性が非常に悪い。また、電熱線の巻き付けピ
ッチが一定でないと、配管に対する均熱性が損なわれる
欠点がある。さらにまた、配管の保守点検等において解
体した際、再度電熱線を巻き付けなければならない。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、配管等への着脱作業が簡単容易に行なうこ
とができ、しかも配管等に対する良好な均熱性が得られ
るマントルヒータを提供することを主たる目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるマントルヒ
ータは、柔軟で耐熱性を有するシート状の芯部材と、前
記芯部材のシート面に所要のパターンをもって取り付け
られた電熱線と、前記芯部材の電熱線側に重ね合わされ
た柔軟で耐熱性を有するシート状の断熱部材と、前記電
熱線付き芯部材と断熱部材の積層体を包み込んだ柔軟で
耐熱性を有する袋状のカバー部材とから成ることを要旨
としている。
【0006】本発明のマントルヒータの主要部を構成す
る芯部材、断熱部材およびカバー部材としては、例え
ば、ガラス繊維、セラミックファイバー等の無機質繊維
から成るクロスやマットのシート状物を使用するのが好
ましい。しかしそれ以外のものでも、柔軟性、耐熱性お
よび電気絶縁性を有するものであれば適宜に選択して使
用することができる。
【0007】前記電熱線は、裸線でもよいが、柔軟性、
耐熱性かつ防水性のあるスリーブで絶縁した被覆電熱線
の使用が好ましい。電熱線の一端はリード線を介してカ
バー部材の外に出し、電源接続用端子を取り付ける。
【0008】また、電熱線に取り付ける手段としては、
糸で縫い付ける手段が簡便である。縫い糸としては、無
機質繊維ヤーンの使用が好ましい。前記カバー部材に
は、マントルヒータを配管に巻き付けたあと、管体から
外れないように固定保持するための留め具付きバンドを
結着しておくのがよい。
【0009】上記構成のマントルヒータは、電熱線を取
り付けてある芯部材が内側になるように配管に巻き付け
て使用する。このように配管に巻き付けるだけでよいか
ら、マントルヒータの配管への着脱作業は手数がかから
ず、作業性が頗る良い。また、ベルト掛けをすることで
ヒータ面を配管面に密着状態に保持させておくことがで
きるので、良好な熱伝導効果が得られる。さらにまた、
ヒータ面の外側に重ね合わされた断熱部材は、熱の放散
を防止すると共に電熱線の保護に効果がある。
【0010】加えて、本発明によれば、電熱線は芯部材
に所要のパターンで均一な面密度をもって取り付けられ
ているので、電熱線にズレを生じるおそれはなく、ま
た、配管への良好な均熱性が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3に、本発明のマントル
ヒータの好ましい実施形態を示す。同図において、マン
トルヒータAは、ガラスクロス製のシート状芯部材1の
表面に被覆電熱線4を所要のパターンで配置し、ガラス
糸5で縫い付け、その上にガラス繊維のマット状断熱部
材2を重ね合わせ、全体を袋状のガラスクロス製カバー
部材3で包み込み、カバー部材3の所要部位に留め具8
を有するクロス製ベルト9と、ベルトガイド10を縫着
して構成してある。
【0012】
【実施例】図1〜図3に、本発明の一実施例を示す。図
1は、マントルヒータの斜視図、図2は一部の拡大断面
斜視図、図3は配管へ取り付けた状態の側面図である。
これらの図において、Aはマントルヒータ、1はガラス
クロス製(厚さ0.26mm)の芯部材、2はガラス繊
維マット製(厚み4mm〜10mm)の断熱部材、3は
ガラスクロス製(厚さ0.11mm)の袋状カバー部材
である。なお、このカバー部材は、防塵の目的でフッ素
樹脂コーティングガラスクロスを使用するのが好まし
い。
【0013】前記芯部材1の表面には、ニッケルクロム
線をガラススリーブで被覆した被覆電熱線4がジグザグ
パターンに配置され、ガラス糸5で縫い付けられてお
り、その上に前記マット状断熱部材2が重ね合わされ、
両者が前記カバー部材3で包み込まれている。
【0014】前記芯部材1にジグザグ状に取り付けられ
た電熱線4の一端はリード線6を介してカバー部材3の
所定部位から外に出され、電源接続用コネクタ7が取り
付けられている。
【0015】前記カバー部材3の端部には、その所要部
位に留め具8を有する複数本のガラスクロス製ベルト9
が縫着され、表面の所要部位に同様な材料で作ったベル
トガイド10が縫着されている。なお、前記ガラスクロ
ス製ベルト9は、直接カバー部材に縫着してもよい。
【0016】図3は、前記マントルヒータAを直管Bに
巻き付け、留め具8を有するベルト9で固く保持させた
状態を示している。なお、留め具8に代って、通称「マ
ジックテープ」と呼称されている着脱自在なファスナを
使用してもよい。
【0017】上記構成のマントルヒータは、配管への取
り付け作業ならびに保守点検時の取り外し作業を簡単容
易に行なうことができる。また、電熱線にズレを生じる
おそれはないので、配管への良好な均熱性を発揮させる
ことができる。加えて、前記構成によれば、直管に限ら
ず、エルボ管、分岐管等、各種形状の配管に合わせた形
状のマントルヒータを容易に作ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、着脱作業に手数がかからず、簡単容易に取り付ける
ことができ、かつ配管に対して良好な均熱性を発揮させ
ることができるマントルヒータが得られる。これによ
り、従来、難儀を極めた配管等の内部流体を保温または
加熱するための手段を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すマントルヒータの斜視
図である。
【図2】マントルヒータの一部拡大断面斜視図である。
【図3】配管へ取り付けた状態のマントルヒータの側面
図である。
【符号の説明】
A マントルヒータ 1 シート状の芯部材 2 マット状の断熱部材 3 袋状のカバー部材 4 電熱線 5 ガラス糸 6 リード線 7 電源コネクタ 8 留め具 9 ベルト 10 ベルトガイド B 直管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟で耐熱性を有するシート状の芯部材
    と、前記芯部材のシート面に所要のパターンをもって取
    り付けられた電熱線と、前記芯部材の電熱線側に重ね合
    わされた柔軟で耐熱性を有するシート状の断熱部材と、
    前記電熱線付き芯部材と断熱部材の積層体を包み込んだ
    柔軟で耐熱性を有する袋状のカバー部材とから成ること
    を特徴とするマントルヒータ。
  2. 【請求項2】 前記芯部材にガラスクロス等の耐熱絶縁
    クロスが、前記断熱部材にガラス繊維のマットまたは耐
    熱層断熱材が、前記カバー部材にガラスクロス等の耐熱
    絶縁クロスが用いられている請求項1に記載のマントル
    ヒータ。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材にフッ素樹脂コーティン
    グガラスクロスが用いられている請求項1または請求項
    2に記載のマントルヒータ。
JP22931196A 1996-08-12 1996-08-12 マントルヒータ Expired - Lifetime JP3177453B2 (ja)

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JP22931196A JP3177453B2 (ja) 1996-08-12 1996-08-12 マントルヒータ
US08/904,974 US5883363A (en) 1996-08-12 1997-08-01 Heating mantle and method for fabricating the same
EP97306117A EP0824299B1 (en) 1996-08-12 1997-08-12 Heating mantle and method for fabricating the same
DE69733793T DE69733793T2 (de) 1996-08-12 1997-08-12 Heizmantel und sein Herstellungsverfahren

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021031A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Japan Pionics Co Ltd 面状ヒータ
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KR101103261B1 (ko) * 2009-06-10 2012-01-12 오봉선 히팅 재킷 및 히팅 재킷의 제조방법
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JP2013500451A (ja) * 2009-08-05 2013-01-07 チョ イン スン パイプ加熱装置
JP2021502532A (ja) * 2017-11-13 2021-01-28 エドワーズ リミテッド 真空システムパイプカップリング

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