JPH1062561A - 月齢表示時計 - Google Patents
月齢表示時計Info
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- JPH1062561A JPH1062561A JP21627196A JP21627196A JPH1062561A JP H1062561 A JPH1062561 A JP H1062561A JP 21627196 A JP21627196 A JP 21627196A JP 21627196 A JP21627196 A JP 21627196A JP H1062561 A JPH1062561 A JP H1062561A
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- moon
- lunar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 月の満ち欠けの形を正確に、かつ大きく表示
することができる月齢表示時計を提供する。 【解決手段】 月齢の月の形を示す絵29枚を上月板1
01に14枚と下月板102に15枚とに割り振り、上
月板101には貫通穴1010を設ける。月齢窓104
1を設けた文字板104、上月板101、下月板102
の順に重ね、上下月板を月板駆動機構で駆動して、上月
板101に描いた月の絵を月齢窓1041に順次表示
し、下月板101に描いた月の絵を表示するときは上月
板101の貫通穴1010を月齢窓1041に合わせて
停止させておく。
することができる月齢表示時計を提供する。 【解決手段】 月齢の月の形を示す絵29枚を上月板1
01に14枚と下月板102に15枚とに割り振り、上
月板101には貫通穴1010を設ける。月齢窓104
1を設けた文字板104、上月板101、下月板102
の順に重ね、上下月板を月板駆動機構で駆動して、上月
板101に描いた月の絵を月齢窓1041に順次表示
し、下月板101に描いた月の絵を表示するときは上月
板101の貫通穴1010を月齢窓1041に合わせて
停止させておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時計の月齢表示の方
法に関し、さらに詳しくは月齢に応じた正確な月の形を
表示する方法に関する。
法に関し、さらに詳しくは月齢に応じた正確な月の形を
表示する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】時計で月齢を表示する方法は、実開昭6
1−56587号公報に開示されたような月齢に応じて
回転する円盤に設けた月の明るい部分を文字板に設けた
穴を通して見る方法と、実開昭60−122878号公
報に開示されたような月齢の1周期29日あるいは30
日分の月の満ち欠けの形を表す絵をすべて設けた円盤を
月齢に応じて回転させる方法とに大別できる。
1−56587号公報に開示されたような月齢に応じて
回転する円盤に設けた月の明るい部分を文字板に設けた
穴を通して見る方法と、実開昭60−122878号公
報に開示されたような月齢の1周期29日あるいは30
日分の月の満ち欠けの形を表す絵をすべて設けた円盤を
月齢に応じて回転させる方法とに大別できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】月齢に応じて回転する
円盤に描いた月の明るい部分(満月)を文字板に設けた
異形の窓穴を通して見る方法では、窓が一定の曲線で形
成されているので月齢で変化する月の満ち欠けの形を正
確に表示する事ができない。また、月齢の月の満ち欠け
の形の絵を正確に描いた円盤を月齢に応じて回転させる
方法では、月の形を正確に表示することはできるのだ
が、円盤の周上に29個あるいは30個の月の絵を描く
必要があるため、それぞれの絵が小さなものになり視認
性が悪くなるという課題があった。
円盤に描いた月の明るい部分(満月)を文字板に設けた
異形の窓穴を通して見る方法では、窓が一定の曲線で形
成されているので月齢で変化する月の満ち欠けの形を正
確に表示する事ができない。また、月齢の月の満ち欠け
の形の絵を正確に描いた円盤を月齢に応じて回転させる
方法では、月の形を正確に表示することはできるのだ
が、円盤の周上に29個あるいは30個の月の絵を描く
必要があるため、それぞれの絵が小さなものになり視認
性が悪くなるという課題があった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決して、月
齢に応じた正確な月の形を視認性良く表示する月齢表示
時計を提供することである。
齢に応じた正確な月の形を視認性良く表示する月齢表示
時計を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、文字板の下
に月板を配設し、前記文字板に設けた窓から前記月板上
に描かれた月の絵を表示するようにした月齢表示時計に
おいて、上下に重ねて配置した2枚の月板と該月板を駆
動する月板駆動機構とを設け、上月板には各月齢の月の
形を順次表す月の絵と1つの貫通穴とを、下月板には残
りの各月齢の月の形を順次表す月の絵をそれぞれ設け、
前記月板駆動機構によって、ある月齢の間は前記上月板
の貫通穴を前記窓の位置に停止させたまま、前記下月板
を駆動して前記下月板の前記月の絵を前記窓に順次表示
し、残りの月齢の間は前記上月板の前記月の絵を前記窓
に順次表示させることを特徴とする。
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、文字板の下
に月板を配設し、前記文字板に設けた窓から前記月板上
に描かれた月の絵を表示するようにした月齢表示時計に
おいて、上下に重ねて配置した2枚の月板と該月板を駆
動する月板駆動機構とを設け、上月板には各月齢の月の
形を順次表す月の絵と1つの貫通穴とを、下月板には残
りの各月齢の月の形を順次表す月の絵をそれぞれ設け、
前記月板駆動機構によって、ある月齢の間は前記上月板
の貫通穴を前記窓の位置に停止させたまま、前記下月板
を駆動して前記下月板の前記月の絵を前記窓に順次表示
し、残りの月齢の間は前記上月板の前記月の絵を前記窓
に順次表示させることを特徴とする。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1記載の発
明のうち、前記上月板の全周を15等分した位置のうち
14箇所に前記月の絵を描き、残り1箇所には前記貫通
穴を設け、前記下月板の全周を15等分した位置に前記
月の絵を描き、前記上月板と前記下月板とを合わせて2
9個の前記月の絵で月齢の月の形を順次表すものとし、
1日1回前記窓に表示する前記月の絵を切り換えて月齢
を変更し、59日毎に1回の月齢を変更しない日を設け
ることを特徴とする。
明のうち、前記上月板の全周を15等分した位置のうち
14箇所に前記月の絵を描き、残り1箇所には前記貫通
穴を設け、前記下月板の全周を15等分した位置に前記
月の絵を描き、前記上月板と前記下月板とを合わせて2
9個の前記月の絵で月齢の月の形を順次表すものとし、
1日1回前記窓に表示する前記月の絵を切り換えて月齢
を変更し、59日毎に1回の月齢を変更しない日を設け
ることを特徴とする。
【0007】また請求項3に記載の発明は、請求項1記
載の発明のうち、前記月板駆動機構は、筒車と噛合して
1日に1回転する爪車と、該爪車と噛合して59日で1
回転する上カム車および下カム車と、該上カム車および
下カム車によってレバー回転軸の移動が規制される上月
板送りレバーおよび下月板送りレバーと、前記筒車と噛
合して1日に1回転する上月板送り車および下月板送り
車とから構成され、前記上月板送り車および下月板送り
車はそれぞれに設けた爪によって1日1回前記上月板送
りレバーおよび下月板送りレバーを動かすが、前記上カ
ム車および下カム車のカムの作用によって前記上月板送
りレバーおよび下月板送りレバーの回転軸が所定の位置
にある時のみ前記上月板送りレバーおよび下月板送りレ
バーが前記上月板および下月板を動かすことを特徴とす
る
載の発明のうち、前記月板駆動機構は、筒車と噛合して
1日に1回転する爪車と、該爪車と噛合して59日で1
回転する上カム車および下カム車と、該上カム車および
下カム車によってレバー回転軸の移動が規制される上月
板送りレバーおよび下月板送りレバーと、前記筒車と噛
合して1日に1回転する上月板送り車および下月板送り
車とから構成され、前記上月板送り車および下月板送り
車はそれぞれに設けた爪によって1日1回前記上月板送
りレバーおよび下月板送りレバーを動かすが、前記上カ
ム車および下カム車のカムの作用によって前記上月板送
りレバーおよび下月板送りレバーの回転軸が所定の位置
にある時のみ前記上月板送りレバーおよび下月板送りレ
バーが前記上月板および下月板を動かすことを特徴とす
る
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を用いて説明する。図1は本発明による月齢表示
方法で月齢を表示する時計の機構部分のおおまかな外観
を示す説明図、図2は上月板と下月板を動かすための月
板駆動機構を示す説明図、図3および図4は月板駆動機
構のうち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳
細を示す説明図である。
を図面を用いて説明する。図1は本発明による月齢表示
方法で月齢を表示する時計の機構部分のおおまかな外観
を示す説明図、図2は上月板と下月板を動かすための月
板駆動機構を示す説明図、図3および図4は月板駆動機
構のうち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳
細を示す説明図である。
【0009】図1において、100は本発明による月齢
表示方法で月齢を表示する時計であり、101は月齢の
月の形を表す月の絵を描き貫通穴1010を設けた上月
板、102は月齢の月の形を表す月の絵を描いた下月
板、103は時刻や月齢を表示するための機構部分であ
るムーブである。時計100はムーブ103と下月板1
02と上月板101と文字板104と、時刻を表示する
ための時針105と分針107と秒針106と図示しな
いケースとから構成される。
表示方法で月齢を表示する時計であり、101は月齢の
月の形を表す月の絵を描き貫通穴1010を設けた上月
板、102は月齢の月の形を表す月の絵を描いた下月
板、103は時刻や月齢を表示するための機構部分であ
るムーブである。時計100はムーブ103と下月板1
02と上月板101と文字板104と、時刻を表示する
ための時針105と分針107と秒針106と図示しな
いケースとから構成される。
【0010】上月板101と下月板102とはそれぞれ
同じ外径と同じ内径であり、内側に30ヶの歯を有する
リング状の円盤である。下月板102には月齢0(新
月)から月齢14の月の形を示す15個の月の絵を円周
を15等分した24度毎の等ピッチで月齢の順に印刷な
どの方法で描く。また、上月板101には残りの月齢で
ある月齢15から月齢28の月の形を示す14個の月の
絵を円周を15等分した24度毎の等ピッチで月齢の順
に下月板102と同じ方法で描き、これらの月の絵と同
じ大きさの貫通穴1010を前記14個の月の絵と同じ
ピッチの位置に設ける。
同じ外径と同じ内径であり、内側に30ヶの歯を有する
リング状の円盤である。下月板102には月齢0(新
月)から月齢14の月の形を示す15個の月の絵を円周
を15等分した24度毎の等ピッチで月齢の順に印刷な
どの方法で描く。また、上月板101には残りの月齢で
ある月齢15から月齢28の月の形を示す14個の月の
絵を円周を15等分した24度毎の等ピッチで月齢の順
に下月板102と同じ方法で描き、これらの月の絵と同
じ大きさの貫通穴1010を前記14個の月の絵と同じ
ピッチの位置に設ける。
【0011】文字板104には上月板101および下月
板102に描かれている月の絵と同じ大きさの円形の一
つの窓である月齢窓1041を前記月の絵に対応する位
置、例えば外周に近い6時の位置に、また時刻を表示す
る針を取付ける軸を通すための通し穴1042を中心位
置に設ける。
板102に描かれている月の絵と同じ大きさの円形の一
つの窓である月齢窓1041を前記月の絵に対応する位
置、例えば外周に近い6時の位置に、また時刻を表示す
る針を取付ける軸を通すための通し穴1042を中心位
置に設ける。
【0012】時計100は、ムーブ103に下月板10
2、上月板101、文字板104の順にそれぞれを重ね
て構成する。この時、下月板102と上月板101とは
中心を一致させて重ね、文字板104は通し穴1042
にムーブ103の針を取付ける軸を通して重ねる。
2、上月板101、文字板104の順にそれぞれを重ね
て構成する。この時、下月板102と上月板101とは
中心を一致させて重ね、文字板104は通し穴1042
にムーブ103の針を取付ける軸を通して重ねる。
【0013】次に上月板101と下月板102の駆動機
構について説明する。図2は上月板101と下月板10
2を動かすための月板駆動機構200を示し、201は
時計100の時針105が取付けられ1日1回転する筒
車、202は筒車201と歯合して1日1回転するカム
回し車、203と204はそれぞれカム回し車201と
歯合して59日で1回転する上カム車および下カム車、
205および206はそれぞれ上カム車203および下
カム車204の回転に節度を与える上カムジャンパおよ
び下カムジャンパ、207および208はそれぞれ筒車
201と歯合して1日1回転する上月板送り車および下
月板送り車、209および210はそれぞれ上月板送り
車207および下月板送り車208の回転によって上月
板101および下月板102を間欠的に動かす上月板送
りレバーおよび下月板送りレバー、211および212
はそれぞれ上月板101および下月板102の回転に節
度を与える上カムジャンパおよび下カムジャンパであ
る。
構について説明する。図2は上月板101と下月板10
2を動かすための月板駆動機構200を示し、201は
時計100の時針105が取付けられ1日1回転する筒
車、202は筒車201と歯合して1日1回転するカム
回し車、203と204はそれぞれカム回し車201と
歯合して59日で1回転する上カム車および下カム車、
205および206はそれぞれ上カム車203および下
カム車204の回転に節度を与える上カムジャンパおよ
び下カムジャンパ、207および208はそれぞれ筒車
201と歯合して1日1回転する上月板送り車および下
月板送り車、209および210はそれぞれ上月板送り
車207および下月板送り車208の回転によって上月
板101および下月板102を間欠的に動かす上月板送
りレバーおよび下月板送りレバー、211および212
はそれぞれ上月板101および下月板102の回転に節
度を与える上カムジャンパおよび下カムジャンパであ
る。
【0014】月板駆動機構200は、カム回し車202
と、上カム車203と下カム車204と上カムジャンパ
205と下カムジャンパ206と上月板送り車207と
上月板送りレバー209と下月板送り車208と下月板
送りレバー210と上月板ジャンパ211と下月板ジャ
ンパ212とから構成され、筒車201から伝達される
回転力によって上月板101と下月板102を駆動す
る。
と、上カム車203と下カム車204と上カムジャンパ
205と下カムジャンパ206と上月板送り車207と
上月板送りレバー209と下月板送り車208と下月板
送りレバー210と上月板ジャンパ211と下月板ジャ
ンパ212とから構成され、筒車201から伝達される
回転力によって上月板101と下月板102を駆動す
る。
【0015】カム回し車202は筒車201と歯合して
1日1回転する。また、カム回し車202は1周に1歯
の爪車2021を持ち、この爪車2021が上カム車2
03と下カム車204とに歯合して回転を伝える。
1日1回転する。また、カム回し車202は1周に1歯
の爪車2021を持ち、この爪車2021が上カム車2
03と下カム車204とに歯合して回転を伝える。
【0016】上カム車203および下カム車204はそ
れぞれ59歯の歯車であり、カム回し車202の爪車2
021によって1日に1歯づつ送られ、59日で1回転
する。また、上カム車203および下カム車204はそ
れぞれ上カム2031および下カム2041を持つ。こ
の上カム2031および下カム2041の作用について
は後述する。
れぞれ59歯の歯車であり、カム回し車202の爪車2
021によって1日に1歯づつ送られ、59日で1回転
する。また、上カム車203および下カム車204はそ
れぞれ上カム2031および下カム2041を持つ。こ
の上カム2031および下カム2041の作用について
は後述する。
【0017】上カムジャンパ205は先端の突起で上カ
ム車203の歯を中心方向に向かって押さえ、上カム車
203の回転に節度を与える事で、上カム車203を正
確な回転角度に位置させている。同様に、下カムジャン
パ206は下カム車204の回転に節度を与え、下カム
車204を正確な回転角度に位置させている。
ム車203の歯を中心方向に向かって押さえ、上カム車
203の回転に節度を与える事で、上カム車203を正
確な回転角度に位置させている。同様に、下カムジャン
パ206は下カム車204の回転に節度を与え、下カム
車204を正確な回転角度に位置させている。
【0018】上月板送り車207は、筒車201と噛み
合い1日1回転する。上月板送り車207は1周の2歯
の上月板送り車207と一体になって回転する爪車20
71を持ち、この爪車2071の歯が上月板送りレバー
209の一端2071を押して上月板送りレバー209
を1日2回間欠的に動かす。同様に、下月板送り車20
8の持つ1周に2歯の爪車2081の歯が下月板送りレ
バー210を1日2回間欠的に動かす。
合い1日1回転する。上月板送り車207は1周の2歯
の上月板送り車207と一体になって回転する爪車20
71を持ち、この爪車2071の歯が上月板送りレバー
209の一端2071を押して上月板送りレバー209
を1日2回間欠的に動かす。同様に、下月板送り車20
8の持つ1周に2歯の爪車2081の歯が下月板送りレ
バー210を1日2回間欠的に動かす。
【0019】上月板101の穴の内側には、上月板送り
レバー209の他端2093と噛み合って他端2093
の間欠的な動きを受けて1方向に回転するための、30
歯の鋸歯状の歯1012を持つ。上月板送り車207が
1日に1回転すれば、上月板送りレバー209は2回間
欠的に動き、上月板101は2歯分送られて月齢を表す
月の絵1つ分回転する。同様に、下月板102の穴の内
側には30歯の鋸歯状の歯を持ち、下月板送り車208
が1日に1回転すると下月板102は月齢を表す月の絵
1つ分回転する。
レバー209の他端2093と噛み合って他端2093
の間欠的な動きを受けて1方向に回転するための、30
歯の鋸歯状の歯1012を持つ。上月板送り車207が
1日に1回転すれば、上月板送りレバー209は2回間
欠的に動き、上月板101は2歯分送られて月齢を表す
月の絵1つ分回転する。同様に、下月板102の穴の内
側には30歯の鋸歯状の歯を持ち、下月板送り車208
が1日に1回転すると下月板102は月齢を表す月の絵
1つ分回転する。
【0020】上月板ジャンパ211は先端の突起211
1で上月板101の穴の内側の歯1012を外側に向か
って押さえ、上月板101の回転に節度を与える事で、
上月板101を正確な回転角度に位置させている。同様
に、下月板ジャンパ212は下月板102の回転に節度
を与え、下月板102を正確な回転角度に位置させてい
る。これにより、上月板101および下月板102の両
月板の月の絵は文字板104の月齢窓1041と一致す
る回転位置に位置決めされる。
1で上月板101の穴の内側の歯1012を外側に向か
って押さえ、上月板101の回転に節度を与える事で、
上月板101を正確な回転角度に位置させている。同様
に、下月板ジャンパ212は下月板102の回転に節度
を与え、下月板102を正確な回転角度に位置させてい
る。これにより、上月板101および下月板102の両
月板の月の絵は文字板104の月齢窓1041と一致す
る回転位置に位置決めされる。
【0021】本発明の上月板101および下月板102
の2枚の月板を回転して月齢の月の絵を表示する場合、
ある月齢の間は上月板101の貫通穴1011を文字板
104に設けた月齢窓1041の位置に停止させたまま
下月板102を回転して、下月板102の月の絵を月齢
窓1041に順次表示し、残りの月齢の間は上月板10
1回転して上月板101の月の絵を月齢窓1041に順
次表示させる。このように、上月板101と下月板10
2は次の月の絵を表示する位置に回転する日と回転しな
い日があり、この回転の有無を上カム車203と下カム
車204で制御する。
の2枚の月板を回転して月齢の月の絵を表示する場合、
ある月齢の間は上月板101の貫通穴1011を文字板
104に設けた月齢窓1041の位置に停止させたまま
下月板102を回転して、下月板102の月の絵を月齢
窓1041に順次表示し、残りの月齢の間は上月板10
1回転して上月板101の月の絵を月齢窓1041に順
次表示させる。このように、上月板101と下月板10
2は次の月の絵を表示する位置に回転する日と回転しな
い日があり、この回転の有無を上カム車203と下カム
車204で制御する。
【0022】次に、上カム車203および下カム車20
4がそれぞれ上月板101および下月板102の回転の
有無を制御する動作について説明する。上カム車203
および下カム車204はそれぞれ同軸に上カム車203
および下カム車204とそれぞれ一体になって回転する
上カム2031および下カム2041を持ち、上カム2
031は上月板101の回転を制御し、下カム2041
は下月板102の回転を制御する。
4がそれぞれ上月板101および下月板102の回転の
有無を制御する動作について説明する。上カム車203
および下カム車204はそれぞれ同軸に上カム車203
および下カム車204とそれぞれ一体になって回転する
上カム2031および下カム2041を持ち、上カム2
031は上月板101の回転を制御し、下カム2041
は下月板102の回転を制御する。
【0023】図3は、上述した上月板101と下月板1
02の駆動機構がムーブ103に組み込まれた状態を示
す断面図である。図3は、図2の筒車201の中心を通
りおよそ1時から7時の方向の断面を4時の方向から見
た断面を示し、構造を分かりやすくするために、両月板
の駆動機構を構成する歯車類の軸を通る断面としてい
る。また、文字板104の月齢窓1041と上月板10
1と貫通穴1010および下月板102との関係を示す
断面も加えている。
02の駆動機構がムーブ103に組み込まれた状態を示
す断面図である。図3は、図2の筒車201の中心を通
りおよそ1時から7時の方向の断面を4時の方向から見
た断面を示し、構造を分かりやすくするために、両月板
の駆動機構を構成する歯車類の軸を通る断面としてい
る。また、文字板104の月齢窓1041と上月板10
1と貫通穴1010および下月板102との関係を示す
断面も加えている。
【0024】上月板101と下月板および両月板の駆動
機構を構成するカム回し車202や上カム車203、上
月板送り車207などの歯車類や上月板送りレバー20
9の軸は時計基台302と月板押さえ300によって支
えられている。特に、上月板送りレバー209の軸20
91が挿入されている軸穴301は長円形であるが、こ
の作用については後述する。
機構を構成するカム回し車202や上カム車203、上
月板送り車207などの歯車類や上月板送りレバー20
9の軸は時計基台302と月板押さえ300によって支
えられている。特に、上月板送りレバー209の軸20
91が挿入されている軸穴301は長円形であるが、こ
の作用については後述する。
【0025】図4は上月板101が回転する場合の上カ
ム車203と上月板送りレバー209の状態を説明する
図である。図4において、上月板送りレバー209の回
転軸2091は月板押さえ300に設けられた長円形の
軸穴301に挿入されている。上カム2031は軸穴3
01の一部にかかる位置にあり、回転軸2091に接し
ている。
ム車203と上月板送りレバー209の状態を説明する
図である。図4において、上月板送りレバー209の回
転軸2091は月板押さえ300に設けられた長円形の
軸穴301に挿入されている。上カム2031は軸穴3
01の一部にかかる位置にあり、回転軸2091に接し
ている。
【0026】上月板送りレバー209の一端2092は
爪車2071の爪によって押される部位であり、他端2
093は上月板102の内側の歯1012を押して上月
板102を回転させる部位である。また上月板送りレバ
ー209に設けた弓状の腕2094はその先端が時計基
台300に固定されている。腕2094は上月板送りレ
バー209が一端2092を爪車2071で押されて実
線で描かれた姿勢から点線で描かれた姿勢に変化した
後、爪車2071がさらに回転して一端2092から外
れた時に、上月板送りレバー209を元の実線で書かれ
た姿勢にもどすバネの働きをする。
爪車2071の爪によって押される部位であり、他端2
093は上月板102の内側の歯1012を押して上月
板102を回転させる部位である。また上月板送りレバ
ー209に設けた弓状の腕2094はその先端が時計基
台300に固定されている。腕2094は上月板送りレ
バー209が一端2092を爪車2071で押されて実
線で描かれた姿勢から点線で描かれた姿勢に変化した
後、爪車2071がさらに回転して一端2092から外
れた時に、上月板送りレバー209を元の実線で書かれ
た姿勢にもどすバネの働きをする。
【0027】上カム2031が凸であり軸穴301の一
部にかかる位置にあるので、回転軸2091は長円形の
軸穴301の内部で回転できるが移動することはできな
い。従って、爪車2071が上月板送りレバー209の
一端2092を押した時、上月板送りレバー209は点
線で示した姿勢に回転軸2091を中心に回転し、他端
2093が歯1012を押して上月板101を回転させ
る。
部にかかる位置にあるので、回転軸2091は長円形の
軸穴301の内部で回転できるが移動することはできな
い。従って、爪車2071が上月板送りレバー209の
一端2092を押した時、上月板送りレバー209は点
線で示した姿勢に回転軸2091を中心に回転し、他端
2093が歯1012を押して上月板101を回転させ
る。
【0028】図5は上月板101が回転しない場合の上
カム車203と上月板送りレバー209の状態を説明す
る図である。図5において、上カム車203の上カム2
031は軸穴301にかからない位置にあり、カム20
31は回転軸2091に接していない。
カム車203と上月板送りレバー209の状態を説明す
る図である。図5において、上カム車203の上カム2
031は軸穴301にかからない位置にあり、カム20
31は回転軸2091に接していない。
【0029】上カム2031が凹であり軸穴301にか
からない位置にあり、回転軸2091は長円形の軸穴3
01の内部で自由に動くことができるので、上月板送り
車207のカム2071が上月板送りレバー209の一
端を押した時、上月板送りレバー209は点線で示した
姿勢となり、上月板送りレバー209の動きで上月板1
01を回転させない。
からない位置にあり、回転軸2091は長円形の軸穴3
01の内部で自由に動くことができるので、上月板送り
車207のカム2071が上月板送りレバー209の一
端を押した時、上月板送りレバー209は点線で示した
姿勢となり、上月板送りレバー209の動きで上月板1
01を回転させない。
【0030】上カム車203の上カム2031が凸であ
る部分が軸穴301に位置している場合は上月板送りレ
バー209の動きで上月板101が回転し、上カム20
31が凹である部分が軸穴301に位置している場合は
上月板送りレバー209の動きは上月板101を回転さ
せないから、上月板101を回転させる月齢の部分は
凸、上月板101を回転させない月齢の部分は凹とすれ
ばよい。下月板102と下月板送りレバー208との関
係についても同様である。
る部分が軸穴301に位置している場合は上月板送りレ
バー209の動きで上月板101が回転し、上カム20
31が凹である部分が軸穴301に位置している場合は
上月板送りレバー209の動きは上月板101を回転さ
せないから、上月板101を回転させる月齢の部分は
凸、上月板101を回転させない月齢の部分は凹とすれ
ばよい。下月板102と下月板送りレバー208との関
係についても同様である。
【0031】本実施の形態では、月齢を表示する月の絵
は上月板102の14個と下月板103の15個をあわ
せて29個あり、1日1回の切り換えで29日で表示が
一巡するが、上カム車203および下カム車204は5
9日で1回転し、59日間のうち1日の月齢の表示を変
更しない日を設け、59日で表示を2巡することで実際
の月齢に近似する。例えば29日で月齢の表示が一巡
し、30日目から2巡目となるが、2巡目の月齢0は3
0日目と31日目の2日続けて表示し、32日目以降は
順次月齢の表示を切り換えれば59日で月齢の表示を2
巡することができる。
は上月板102の14個と下月板103の15個をあわ
せて29個あり、1日1回の切り換えで29日で表示が
一巡するが、上カム車203および下カム車204は5
9日で1回転し、59日間のうち1日の月齢の表示を変
更しない日を設け、59日で表示を2巡することで実際
の月齢に近似する。例えば29日で月齢の表示が一巡
し、30日目から2巡目となるが、2巡目の月齢0は3
0日目と31日目の2日続けて表示し、32日目以降は
順次月齢の表示を切り換えれば59日で月齢の表示を2
巡することができる。
【0032】59日間の上月板101の回転について説
明する。下月板102に月齢0(新月)から月齢14の
月の形を示す15個の月の絵を描き、上月板101には
月齢15(満月)から月齢28の月の形を示す14個の
月の絵を描き貫通穴1010が設けてあるから、上月板
101は1日目の一巡目の月齢0から15日目の月齢1
4の間は貫通穴1010を月齢窓1041に合わせたま
ま回転せず下月板102に描かれた月の絵で月齢を表示
し、16日目の月齢15になるときに貫通穴1010か
ら月齢15の月の絵に回転し、16日目の月齢15から
29日目の月齢28の間は1日1回次の月齢の月の絵に
回転し、29日目の一巡目の月齢28から30日目の2
巡目の月齢0に戻る時貫通穴1010を月齢窓1041
に合わせた位置に戻る。
明する。下月板102に月齢0(新月)から月齢14の
月の形を示す15個の月の絵を描き、上月板101には
月齢15(満月)から月齢28の月の形を示す14個の
月の絵を描き貫通穴1010が設けてあるから、上月板
101は1日目の一巡目の月齢0から15日目の月齢1
4の間は貫通穴1010を月齢窓1041に合わせたま
ま回転せず下月板102に描かれた月の絵で月齢を表示
し、16日目の月齢15になるときに貫通穴1010か
ら月齢15の月の絵に回転し、16日目の月齢15から
29日目の月齢28の間は1日1回次の月齢の月の絵に
回転し、29日目の一巡目の月齢28から30日目の2
巡目の月齢0に戻る時貫通穴1010を月齢窓1041
に合わせた位置に戻る。
【0033】2巡目は月齢0を2日続けて表示するので
上月板101は30日目、31日目と続けて回転しな
い。さらに43日目の月齢14までは、貫通穴1010
を月齢窓1041に合わせて下月板102に描かれた月
の絵で月例を表示するので、上月板101は回転しな
い。上月板102は44日目に2巡目の月齢15になる
ときに貫通穴1010から月齢15の月の絵に回転し、
44日目の月齢15から59日目の月齢28の間は1日
1回次の月齢の月の絵に回転する。次の日は一巡目の月
齢0に戻り、上月板101は貫通穴1010を月齢窓1
041に合わせた位置に戻る。
上月板101は30日目、31日目と続けて回転しな
い。さらに43日目の月齢14までは、貫通穴1010
を月齢窓1041に合わせて下月板102に描かれた月
の絵で月例を表示するので、上月板101は回転しな
い。上月板102は44日目に2巡目の月齢15になる
ときに貫通穴1010から月齢15の月の絵に回転し、
44日目の月齢15から59日目の月齢28の間は1日
1回次の月齢の月の絵に回転する。次の日は一巡目の月
齢0に戻り、上月板101は貫通穴1010を月齢窓1
041に合わせた位置に戻る。
【0034】次に、59日間の下月板102の回転につ
いて説明する。下月板102に月齢0(新月)から月齢
14の月の形を示す15個の月の絵を描き、上月板10
1には月齢15(満月)から月齢28の月の形を示す1
4個の月の絵を描き貫通穴1010が設けてあるから、
下月板102は1日目の一巡目の月齢0から15日目の
月齢14間での間、順次回転して上月板101に設けた
貫通穴1010を通して月齢の月の絵を表示し、16日
目の月齢15になるとき月齢0の月の絵に戻る。16日
目の月齢15から29日目の月齢28までの間は上月板
101で月齢の月の絵を表示するので、下月板102は
回転しない。
いて説明する。下月板102に月齢0(新月)から月齢
14の月の形を示す15個の月の絵を描き、上月板10
1には月齢15(満月)から月齢28の月の形を示す1
4個の月の絵を描き貫通穴1010が設けてあるから、
下月板102は1日目の一巡目の月齢0から15日目の
月齢14間での間、順次回転して上月板101に設けた
貫通穴1010を通して月齢の月の絵を表示し、16日
目の月齢15になるとき月齢0の月の絵に戻る。16日
目の月齢15から29日目の月齢28までの間は上月板
101で月齢の月の絵を表示するので、下月板102は
回転しない。
【0035】2巡目は月齢0を2日続けて表示するので
下月板102は30日目、31日目と回転しない。32
日目に2巡目の月齢1に回転し、43日目の月齢14ま
での間、順次回転して上月板101に設けた貫通穴10
10を通して月齢の月の絵を表示し、44日目の月齢1
5になる時に月齢0の月の絵に戻る。44日目の2巡目
の月齢15から59日目の2巡目の月齢28までの間は
上月板101で月齢の月の絵を表示するので、下月板1
02は回転しない。次の日は一巡目の月齢0に戻る。
下月板102は30日目、31日目と回転しない。32
日目に2巡目の月齢1に回転し、43日目の月齢14ま
での間、順次回転して上月板101に設けた貫通穴10
10を通して月齢の月の絵を表示し、44日目の月齢1
5になる時に月齢0の月の絵に戻る。44日目の2巡目
の月齢15から59日目の2巡目の月齢28までの間は
上月板101で月齢の月の絵を表示するので、下月板1
02は回転しない。次の日は一巡目の月齢0に戻る。
【0036】前述した59日間の上月板101の回転に
合わせて上月板101の回転を制御するために、上カム
2031は全周を59等分し、上月板送りレバー209
の回転軸2091が挿入されている長円形の軸穴301
の位置での上カム2031の凹凸は、上月板101が回
転する日は凸とし、上月板101が回転しない日は凹と
して上カム2031を形成する。同様に、前述した59
日間の下月板102の回転に合わせて下月板102の回
転を制御するために、下カム2041は全周を59等分
し、下月板102が回転する日は凸とし、下月板102
が回転しない日は凹として下カム2041を形成する。
合わせて上月板101の回転を制御するために、上カム
2031は全周を59等分し、上月板送りレバー209
の回転軸2091が挿入されている長円形の軸穴301
の位置での上カム2031の凹凸は、上月板101が回
転する日は凸とし、上月板101が回転しない日は凹と
して上カム2031を形成する。同様に、前述した59
日間の下月板102の回転に合わせて下月板102の回
転を制御するために、下カム2041は全周を59等分
し、下月板102が回転する日は凸とし、下月板102
が回転しない日は凹として下カム2041を形成する。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、29日分
の月齢の正確な月の形を上下2枚の月板に割り振って描
き、文字板の窓からそれぞれの月の絵を順次表示するよ
うに月板駆動機構200で駆動するので、それぞれの月
の絵を大きくすることができ、月齢に応じた正確な月の
形を視認性良く表示することができる。
の月齢の正確な月の形を上下2枚の月板に割り振って描
き、文字板の窓からそれぞれの月の絵を順次表示するよ
うに月板駆動機構200で駆動するので、それぞれの月
の絵を大きくすることができ、月齢に応じた正確な月の
形を視認性良く表示することができる。
【図1】本発明による月齢表示時計の上月板と下月板お
よび機構部分のおおまかな外観を示す説明図である。
よび機構部分のおおまかな外観を示す説明図である。
【図2】本発明による月齢表示時計の上月板と下月板を
動かすための月板駆動機構を示す説明図である。
動かすための月板駆動機構を示す説明図である。
【図3】本発明による月齢表示時計の上月板と下月板を
動かすための月板駆動機構を示す断面図である。
動かすための月板駆動機構を示す断面図である。
【図4】本発明による月齢表示時計の月板駆動機構のう
ち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳細を示
し、上月板を回転させる場合を示す説明図である。
ち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳細を示
し、上月板を回転させる場合を示す説明図である。
【図5】本発明による月齢表示時計の月板駆動機構のう
ち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳細を示
し、上月板を回転させない場合を示す説明図である。
ち上月板および下月板の回転を制御する動作の詳細を示
し、上月板を回転させない場合を示す説明図である。
100 時計 101 上月板 102 下月板 103 ムーブ 104 文字板 200 月板駆動機構 201 筒車 202 カム回し車 203 上カム車 204 下カム車 205 上カムジャンパ 206 下カムジャンパ 207 上月板送り車 208 下月板送り車 209 上月板送りレバー 210 下月板送りレバー 211 上月板ジャンパ 212 下月板ジャンパ 1010 貫通穴 1041 月齢窓 2021、2071、2081 爪車 2031 上カム 2041 下カム 2091 回転軸
Claims (3)
- 【請求項1】 文字板の下に月板を配設し、前記文字板
に設けた窓から前記月板上に描かれた月の絵を表示する
ようにした月齢表示時計において、上下に重ねて配置し
た2枚の月板と該月板を駆動する月板駆動機構とを設
け、上月板には各月齢の月の形を順次表す月の絵と1つ
の貫通穴とを、下月板には残りの各月齢の月の形を順次
表す月の絵をそれぞれ設け、前記月板駆動機構によっ
て、ある月齢の間は前記上月板の貫通穴を前記窓の位置
に停止させたまま、前記下月板を駆動して前記下月板の
前記月の絵を前記窓に順次表示し、残りの月齢の間は前
記上月板の前記月の絵を前記窓に順次表示させることを
特徴とする月齢表示時計。 - 【請求項2】 前記上月板の全周を15等分した位置の
うち14箇所に前記月の絵を描き、残り1箇所には前記
貫通穴を設け、前記下月板の全周を15等分した位置に
前記月の絵を描き、前記上月板と前記下月板とを合わせ
て29個の前記月の絵で月齢の月の形を順次表すものと
し、1日1回前記窓に表示する前記月の絵を切り換えて
月齢を変更し、59日毎に1回の月齢を変更しない日を
設けることを特徴とする請求項1記載の月齢表示時計。 - 【請求項3】 前記月板駆動機構は、筒車と噛合して1
日に1回転する爪車と、該爪車と噛合して59日で1回
転する上カム車および下カム車と、該上カム車および下
カム車によってレバー回転軸の移動が規制される上月板
送りレバーおよび下月板送りレバーと、前記筒車と噛合
して1日に1回転する上月板送り車および下月板送り車
とから構成され、前記上月板送り車および下月板送り車
はそれぞれに設けた爪によって1日1回前記上月板送り
レバーおよび下月板送りレバーを動かすが、前記上カム
車および下カム車のカムの作用によって前記上月板送り
レバーおよび下月板送りレバーの回転軸が所定の位置に
ある時のみ前記上月板送りレバーおよび下月板送りレバ
ーが前記上月板および下月板を動かすことを特徴とする
請求項1記載の月齢表示時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627196A JPH1062561A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 月齢表示時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627196A JPH1062561A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 月齢表示時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1062561A true JPH1062561A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16685935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21627196A Pending JPH1062561A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 月齢表示時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1062561A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006023299A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Asulab Sa | 特に時計用に月の形を表示する方法と装置 |
GB2454949A (en) * | 2007-11-22 | 2009-05-27 | Squid Inc | Watch with moon phase indicator |
JP2011252902A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | La Manufacture D'horlogerie Audemars Piguet & Cie:Sa | 月位相の表示のための機構 |
EP2570872A2 (en) | 2011-09-15 | 2013-03-20 | Seiko Epson Corporation | Timepiece rotating display member, and timepiece |
CH706094A1 (fr) * | 2012-02-03 | 2013-08-15 | Maurice Lacroix Sa | Dispositif d'affichage de phases de lune. |
JP2021527799A (ja) * | 2018-06-18 | 2021-10-14 | マニュファクチュール・ドルロジュリ・オーデマ・ピゲ・ソシエテ・アノニム | 月齢表示装置 |
CN114355749A (zh) * | 2020-10-13 | 2022-04-15 | 斯沃奇集团研究和开发有限公司 | 转盘月相指示器 |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP21627196A patent/JPH1062561A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006023299A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Asulab Sa | 特に時計用に月の形を表示する方法と装置 |
JP4559308B2 (ja) * | 2004-07-08 | 2010-10-06 | アスラブ エス.エー. | 特に時計用に月の形を表示する方法と装置 |
GB2454949A (en) * | 2007-11-22 | 2009-05-27 | Squid Inc | Watch with moon phase indicator |
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CN114355749A (zh) * | 2020-10-13 | 2022-04-15 | 斯沃奇集团研究和开发有限公司 | 转盘月相指示器 |
EP3985449A1 (fr) * | 2020-10-13 | 2022-04-20 | The Swatch Group Research and Development Ltd | Indicateur de phase de lune par disque tournant |
US12072675B2 (en) | 2020-10-13 | 2024-08-27 | The Swatch Group Research And Development Ltd | Rotary disk moon phase indicator |
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