JP2515151Y2 - 世界時計 - Google Patents

世界時計

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JP2515151Y2
JP2515151Y2 JP1988093386U JP9338688U JP2515151Y2 JP 2515151 Y2 JP2515151 Y2 JP 2515151Y2 JP 1988093386 U JP1988093386 U JP 1988093386U JP 9338688 U JP9338688 U JP 9338688U JP 2515151 Y2 JP2515151 Y2 JP 2515151Y2
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JP
Japan
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wheel
hour
time
world
hour display
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JP1988093386U
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Inventor
和弘 藤田
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セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は世界時計に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は世界時計の機構において、時刻表示用指標に
対応して複数の窓を形成した文字板と、外部操作によっ
て任意に位置決め可能な時表示車とすることにより、前
記文字板の窓を介して選択的に都市名及びこれに対応す
る時刻を表示するものである。
〔従来の技術〕
従来の世界時計の機構を第6図に示す。
従来は現在時刻及び世界都市時刻を同時に表示するに
は、1個の時計内に二つの別個の時計ムーブメントを組
み込んだ構造が知られていた。第6図において、右側の
第一の時計ムーブメントにより、東京の現在時刻10時08
分を示し、左側の第二の時計ムーブメントにより、ロン
ドンの現在時刻1時08分を示していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の世界時計の機構においては、時計ムー
ブメントが2つ必要となり、前記により時計のスペース
はもとより、部品点数が2倍となる欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本考案の目的は、従来のこのような欠点を解決
するために、文字板の複数の窓に対応する世界都市名と
該世界都市名に対応する時刻を表示した時表示車を設け
ることにより、現在時刻はもとより、世界都市及びその
都市の時刻を同時に表示を行うことにした。
〔作用〕
上記のような構成とすることにより、文字板に設け
た、時表示車の第二の円周に対応する1個の窓から、時
表示車の一つの都市名が表示される。このとき、時計の
時針に対応する位置にある、文字板の時表示車の第一の
円周に対応する位置の窓より、上記都市に対応した時刻
を示す数字が表示される。
外部操作部材の操作により、都市名と時刻が順序に従
って時表示車の回転により変わる。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
2図は本考案の時計ムーブメントの平面図である。時表
示車の表面の第一の円周上に等分割に1から12の数字を
設ける。同じく第二の円周上に上記数字と同じ分割角度
で、上記数字に対応した時差の都市名を設ける。本実施
例では都市名「Tokyo」と「12」が対応している。
第1図においては、前記ムーブメントをコンプリート
状態にしたものである。ここで、外部操作部材により
「London」を選択した場合において、東京の現在時刻は
時分針の示す10時08分である。ロンドンの現在時刻は時
針に対応する時表示車に記された数が「1」であるため
1時08分となる。第3図,第4図,第5図において、修
正歯6aを形成したつづみ車6と、前記修正歯は地板9に
軸支された時修正伝え車5と係合する。さらに前記時修
正伝え車5は、時修正車3と係合する時修正中間車4と
係合している。また時ジャンパ8により掛止された時車
2は、前記時修正車と係合する。
次に外部操作部材により選択的に都市名及びこれに対
応する時刻を変更する場合の作動について説明する。
巻真7を回転操作することにより、つづみ車6の修正
歯6aに噛み合う修正伝え車5から時修正中間車4、時修
正車3と回転が伝達され時車2が回転される機構であ
る。
本願考案の一般的構成は、時表示車の時車2の歯数と
数字及びこの数字に対応する文字板の窓を同数とするも
のである。
第1図乃至第3図に示す具体例では、時表示車の時車
2の歯数を12枚とし、時表示車の数字は1〜12の12個の
時刻表示とし、これに対応する文字板の窓の数を12個と
するものである。
〔考案の効果〕
この考案の効果は、以上説明したように文字板の時刻
表示用指標に対応した複数の窓を介して、世界都市及び
該世界都市名に対応した時刻を表示する簡単な構成によ
り、世界時刻表示を行うことができ、さらに時計デザイ
ンを向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による時計の実施例を示す外観平面図、
第2図は本考案による時計ムーブメントを示す平面図、
第3図は本考案の実施例の平面図、第4図,第5図は本
考案の実施例の断面図、第6図は従来例を示す平面図で
ある。 1……筒車 2……時車 3……時修正車 4……時修正中間車 5……時修正伝え車 6……つづみ車 6a……修正歯 7……巻真 8……時ジャンパ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】世界の時刻を表示する世界時計において、 第一の円周上に等分割に複数の数字を設け、第二の円周
    上に上記の数字と同じ分割角度で、上記の数字に対応し
    た時差の複数の都市名を設けた時表示車と、 前記時表示車の第一の円周上の数字に対応する位置にこ
    の数字の数と同じ数の窓を有し、前記時表示車の第二の
    円周上の都市名の一つに対応した位置に一つの窓を有す
    る文字板と、 前記時表示車を前記時表示車の数字の数と同じ数の位置
    に回転方向の位置決めをする時ジャンパと、前記時表示
    車の修正のための外部操作部材と、前記外部操作部材に
    連動し、前記時表示車を駆動する輪列と、前記時ジャン
    パにより位置決めされる前記時表示車は、前記時表示車
    の数字の数と同数の歯を有する世界時計。
  2. 【請求項2】前記時表示車の数字の数は12個であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の世界
    時計。
JP1988093386U 1988-07-13 1988-07-13 世界時計 Expired - Lifetime JP2515151Y2 (ja)

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JPH0214087U JPH0214087U (ja) 1990-01-29
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