JP2004513351A - 万国時計 - Google Patents
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- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B19/00—Indicating the time by visual means
- G04B19/22—Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces
- G04B19/223—Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces with rotary disc, rotary bezel, or rotary dial
Abstract
万国時計を提供する。本発明は24時間に1回転する時計に間するものであって、中心に対して同一の角度で24分割の目盛りが表示されており、上半部と下半部が色または線により区分され、前記上半部の頂点には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号が表示されている円形の底板と、円周上に世界各地の地名M、地名の記号及び日付変更線が経度に従って相対的位置に表示される地域板とを含んで構成される。
本発明の時計によると、別途の時計の操作なく、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更の可否を即時把握することができる。
本発明の時計によると、別途の時計の操作なく、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更の可否を即時把握することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は万国時計に関するものであり、より詳細には24時間に1回転する時計として、別途の時計操作なしに、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更可否を即時に把握することができる時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、世界的に通用される時間は視太陽時、すなわち、太陽が南中した後に、再南中するまでの時間を一日とし、一日を24に分けた時間を1時間に、1時間を60に分けた時間を1分にする体系である。経度が0°であるイギリスのグリニッジ天文台に太陽が南中した時を経度が0°である地点の正午(昼12時)に、この時に、経度180°である地点を下午(夜12時)にして日付変更線としてしている。24時間は地球が太陽を基準に360°回転する時間であるので、経度15°は1時間に対応される。一方、地上の観点で、太陽は東から西に移動するので、グリニッジ天文台を基準に西に位置すると、その経度÷15に該当する時間だけ遅い時刻になり、東に位置すると、その経度÷15に該当する時間だけ早い時刻になる。例えば、グリニッジ天文台が正午である時に、その東に位置するバグダットは午後3時、東京は午後9時であり、その西に位置するニューヨークは午前7時、シドニーは前日の10時である。
【0003】
交通と通信が高度に発達した現代は世界各地域を旅行する機会や電話またはインターネットを通じて世界各地域との交流が頻繁に行われているので、各地域の正確な時刻が分かる必要性が増大しているのが実情である。
【0004】
このような時代的な要求により世界各地域の現地時刻を知らせる多様な方法が提供されている。そのうち一番簡単なことがいわゆる‘世界時差表’として世界の主要都市を記載し、その下段に1時間の単位で各都市の時刻を24列に記録した表である。しかし、世界時差表を参照して他の都市の時刻を計算することは煩雑なだけではなく、表を所持していることも簡単なものではない。その対案として、世界主要都市の現在時刻情報を覚えさせられた電子式時計が提案されたが、計算なしに他の都市の時刻が分かるが、別途の操作が必要であるという短所がある。また、外国との交信が多い事務室では世界各都市の現在時刻を表示する各々の時計を設けた場合がある。しかし、これも空間と費用が所要される問題がある。最近、地球儀を回転させながら、基準線を通過する経度上にある都市の現地時刻が自動に表示される製品が開発されたが、かさが大きく、所持できないという不便さがある(国際公開番号第WO9936837号)。
【0005】
日本特許公開第平3−287092号には世界主要地点の名称がそれら間の相対的時間差に従って表示された円板型の短針からなる24時間体制の時計が開示されている(図1参照)。しかし、前記発明によると、世界主要地点の現地時刻は分かるが、現地点での日付より早い時間であるか、遅い時間であるかは一目では分からないので、世界主要地点の名称が記載された円板が短針の役割を果たしているなどの伝統的な時計すなわち、短針と分針がある時計と異なって使用者インタフェースにおいて、多少問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような従来の技術の問題点を解決するためのものであって、所持が容易であり、別途の時計の操作なく、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更の可否を即時に把握することができる新しい機能の万国時計を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を解決するための本発明の時計は、中心に対して同一の角度で24分割の目盛りが表示されている円形の底板と、24時間に1回転する短針を含む時計において、前記底板は、上半部と下半部が色または線により区分され、前記上半部の頂点には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号が表示されており、円周上に世界各地の地名または地名の記号及び日付境界線が経度に従って相対的位置に表示された地域板が前記底板と同心円で前記底板の内側または外側に形成されていることを特徴とする万国時計に関するものである。
【0008】
本発明の時計は1時間に1回転する分針及び1分に1回転する秒針を追加することができる。
【0009】
本発明の時計は短針、分針、秒針などの時計針を具備し、底板の円周の付近に12個に分割した目盛りがあり、短針が一日に2回転、分針が1時間に24回転、秒針が1分に1回転しながら、時刻を表示する通常の時計と異なり、円周の付近に24個に均等分割した目盛りが刻まれた底板が固定されており、通常の短針が一日(24時間)1回転しながら、特定時刻の時を示すようになる。時間判読は通常の方法と同一になる。
【0010】
本明細書で、‘12時方向’とは、各々通常の時計で12時に短針が指す方向を意味し、‘上半部’、‘下半部’、‘頂点’、‘低点’、‘上方’、‘下方’、‘内側’、‘外側’など位置関連表現は特別の言及がなければ、12時方向が上に向けられた平面図上での相対的位置を意味することとする。
【0011】
本発明の底板で24分割の目盛りによる時分割表示の内側または分割表示の間には0から24までの数子、または0から12と連続して1から11までを表示することができ、午前、午後を示すように、0から12までと1から11までを互いに異なる色に表示することができる。本発明の時計で分針が追加される場合に、分判読の容易性を増大させるために、前記時分割表示目盛りの内側に円形で4個または12個の分分割表示目盛りを表示することも良い。この時に、分割表示には、便宜により、0、15、30、45の数字または0、10、20、...50の数子を表示して分を示すことができる。
【0012】
本発明による時計において、前記底板は、午前6時に該当する目盛りと午後6時に該当する目盛りを過ぎる仮想線を中心に上半部と下半部を互いに異なる色または線に区分することが望ましい。これにより、使用者は一目で特定地域が現在夜であるか、昼であるかを把握することができる。この場合に、前記区分境界線は現在時計を使用している地域(時計が表示する時刻が現在の時間になる地域、以下説明の便宜のために‘現在地域’という)の巨視的な地平線に対応され、短針と前記境界線が形成する角度が現在の太陽の高度に対応されるので、使用者は本発明による時計を見るのみで、現在太陽がどこにあるかを把握することができる。
【0013】
本発明による時計の上述のような機能は、閉鎖の空間(大型建物の事務室、地下室、地下鉄、潜水艦など)にいる人でも、現在、太陽がどこにあるか、いつ太陽が上がるか、いつ太陽が下がるかを直感的に把握することができるようにすることである。
【0014】
さらに、本発明において、本発明が既にPCT出願した発明(出願番号PCT/KR99/00309:発明の名称“Timepiece from which sunrise and Sunset Time Can Be Determined”の概念を追加する場合に、特定月に特定地域での日出時刻と日没時刻及び現在時刻での太陽の位置を把握することができるようになることである。
【0015】
一方、可読性を高めるために、前記上半部の頂点(すなわち、いわゆる‘12時方向’に該当する目盛り)には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号を表示することが望ましい。
【0016】
本発明において、前記地域板は円形または中が空いているドーナツ型の板として、円周上に世界各地の地名または地名の記号及び日付境界線が地球上の実際経度に従って相対的位置に表示されている。地域板は前記底板と同心円として、前記底板の内側または外側に形成されることができ、底板の内側に形成される場合に、地域板は円形になり、底板の外側に形成される場合に、地域板はドーナツ型になる。前記地名は主に使用される地域または目的に従って適切に選択されることができる。
【0017】
本発明の時計では、時計の中心で見る時に、前記底板に表示される日付変更線の左側と、前記地域板に表示された日付変更線の右側に各々マイナス、すなわち‘−’が表示されていることが望ましい。本発明の時計は底板の日付変更線と時計中心との仮想線及び地域板の日付変更線と時計中心との仮想線により二領域に区分される。この時に、前記マイナス(−)表示がある領域に該当する地域板上の地域は実際の日付変更線の西側に位置しながら、現地時刻が下午を越えない地域と正確に一致する。したがって、使用者は本発明による時計から即刻に日付の前後を把握することができるようになる。
【0018】
本発明において、短針と分針の回転方向は任意に決めることができる。但し、各ピンが時計反対方向に回転する場合に、時間及び分の表示数子の順序は時計方向に、各ピンが時計方向に回転する場合に、時間及び分の表示順序は時計反対方向に示す。但し、短針と分針が時計方向に回転する場合に、前記地域板の各都市の地名は東に位置したことが円柱上の時計反対方向に配置され、時計反対方向に回転する場合に、東に位置した都市の地名が円柱上の時計方向に配置されるようにすべきである。
【0019】
下記の図面を参照した説明から言及するが、本発明の時計で前記地域板は特定地名が12時方向に向けるように固定させることもできるが、使用者による任意回転が可能になるようにすることが望ましい。この場合に、普段現地地名が12時方向に向けるように設定しておき、他の地域現地時刻を知らせるために地域板を任意に回転さて現地地名を前記短針が指す方向に移動させることである。この時に、地域板上の各地名に接する時分割目盛りに表示された数子と、分針が指す分分割目盛りに表示された数子がその地域の現地時刻の時と分になることである。
【0020】
しかし、さらに便利に、前記地域板を前記短針と連動して短針の回転方向と同一の方向に24時間に1回転するようにすることが望ましい。この場合に、使用者は地域板を回転させる操作なく、すぐ各地域の現地時刻を把握することができる。
【0021】
本明細書では、各ピン及び針の形状構造と回転速度などのみを説明しているが、本発明が属する技術分野の通常の知識を持つ者であれば、本明細書を参照して本発明の時計を用意に実現することができるだろう。すなわち、本発明の時計は駆動装置と特定回転比を有するのこぎりの歯の組み合わせによる機械的方式により可能であるだけではなく、電子的方式またはプログラミングにより液晶またはモニタなどの表示装置を通じてなされることができるだろう。特に、インターネットを通じる国際的な情報交流が増加している現地点で、ソフトウェア的方式で本発明による時計をコンピュータ画面上に実現すると、時間と関連した国際的事業領域などで非常に有用な道具になれるだろう。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図を参照して、上述のように構成される本発明の時計から各種の情報を判読する方法を説明する。説明の便宜のために、本発明の時計で地域板が底板の外部に位置し、短針は時計方向に回転するとした。したがって、図面では、分針より短針が長い形態になっている。しかし、本発明の構成部を適切に調整することによって、通常の場合のように、分針より短針が短い形態も可能であることが自明である。また、地域板は任意に回転させて位置をセッティングさせることができ、一旦、セッティングされれば、短針と連動して同一の方向に、同一の角速度に回転するとした。前記説明の地平線と太陽高度の関係を強調するために、短針の末端に太陽を象徴する記号を設置し、午前6時目盛りと午後6時目盛りとの間に線を引き、下半分を地平線の下という意味でハッチングした。現在地域をソウルに、現在時刻は午前10時10分、日付は10に仮定した。地域板に記載された都市は便宜のために、少数に限定した。しかし、都市(地名)及び都市の個数は状況に従って、適切に選択することができるだろう。
【0023】
まず、短針と分針(図示せず)を調整して午前10時10分に合わせた後に、地域板を回転させてソウルが記載された目盛りを前記短針の延長線上に移してセッティングを完了した(図2)。この状態で、短針と地域板が共に回転するので、いつでも短針及び分針による時間は短針が指す地域の現在時刻であり、地域板に表示された目盛りに対応する底板の時分割目盛りが該当する各都市の現在時刻のうち時を表示することが分かる。すなわち、この時に、シカゴの現地時刻は午後7時10分であり、日付変更線により区分される領域のうちでマイナス(−)表示がある領域に位置するので、日付は9日であるので、シカゴは現在9日夜7時10分であることが分かる。同様の方法で、ロンドンは現在10日夜明け1時10分であることが分かる。このような方式により、本発明の時計使用者はどのような操作なく、世界主要都市の現在時刻を即座で確認することができる。
【0024】
使用者がソウルで時計を使用し、時計にどのような操作もしないままで、米国のニューヨークに移動した状態である場合に、ニューヨークの現地時刻はソウルの現地と同一の日の夜明けの4時38分であることが即時に分かるので、別途の操作が不要である(図3)。但し、視覚的便宜のために、まず短針を調整して短針の延長線とニューヨークの目盛りを一致させること(図4参照;調整装置は図示せず)が望ましい。操作が完了した時点からは地域板を意識する必要がなく、すぐ短針と分針を参照して現地(ニューヨーク)の時間をすぐ把握することができる。また、使用者は短針が仮想的な地平線の下にあるので、現在夜であり、約1時間20分の後に太陽が上がることが直感的に分かる。
【0025】
【発明の効果】
上述のように、本発明の時計によると、世界各主要都市の現在時刻を即刻把握可能である。さらに、日付変更線と関連して現在特定地域の公式的な日付が現位置の日付とどのような関係があるかも分かる。また、世界各地域で現在太陽の高度を正確に認知することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による万国時計の概念図。
【図2】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
【図3】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
【図4】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
【発明の属する技術分野】
本発明は万国時計に関するものであり、より詳細には24時間に1回転する時計として、別途の時計操作なしに、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更可否を即時に把握することができる時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、世界的に通用される時間は視太陽時、すなわち、太陽が南中した後に、再南中するまでの時間を一日とし、一日を24に分けた時間を1時間に、1時間を60に分けた時間を1分にする体系である。経度が0°であるイギリスのグリニッジ天文台に太陽が南中した時を経度が0°である地点の正午(昼12時)に、この時に、経度180°である地点を下午(夜12時)にして日付変更線としてしている。24時間は地球が太陽を基準に360°回転する時間であるので、経度15°は1時間に対応される。一方、地上の観点で、太陽は東から西に移動するので、グリニッジ天文台を基準に西に位置すると、その経度÷15に該当する時間だけ遅い時刻になり、東に位置すると、その経度÷15に該当する時間だけ早い時刻になる。例えば、グリニッジ天文台が正午である時に、その東に位置するバグダットは午後3時、東京は午後9時であり、その西に位置するニューヨークは午前7時、シドニーは前日の10時である。
【0003】
交通と通信が高度に発達した現代は世界各地域を旅行する機会や電話またはインターネットを通じて世界各地域との交流が頻繁に行われているので、各地域の正確な時刻が分かる必要性が増大しているのが実情である。
【0004】
このような時代的な要求により世界各地域の現地時刻を知らせる多様な方法が提供されている。そのうち一番簡単なことがいわゆる‘世界時差表’として世界の主要都市を記載し、その下段に1時間の単位で各都市の時刻を24列に記録した表である。しかし、世界時差表を参照して他の都市の時刻を計算することは煩雑なだけではなく、表を所持していることも簡単なものではない。その対案として、世界主要都市の現在時刻情報を覚えさせられた電子式時計が提案されたが、計算なしに他の都市の時刻が分かるが、別途の操作が必要であるという短所がある。また、外国との交信が多い事務室では世界各都市の現在時刻を表示する各々の時計を設けた場合がある。しかし、これも空間と費用が所要される問題がある。最近、地球儀を回転させながら、基準線を通過する経度上にある都市の現地時刻が自動に表示される製品が開発されたが、かさが大きく、所持できないという不便さがある(国際公開番号第WO9936837号)。
【0005】
日本特許公開第平3−287092号には世界主要地点の名称がそれら間の相対的時間差に従って表示された円板型の短針からなる24時間体制の時計が開示されている(図1参照)。しかし、前記発明によると、世界主要地点の現地時刻は分かるが、現地点での日付より早い時間であるか、遅い時間であるかは一目では分からないので、世界主要地点の名称が記載された円板が短針の役割を果たしているなどの伝統的な時計すなわち、短針と分針がある時計と異なって使用者インタフェースにおいて、多少問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような従来の技術の問題点を解決するためのものであって、所持が容易であり、別途の時計の操作なく、世界のどのような主要都市または地域の現地時間と太陽の高度及び日付変更の可否を即時に把握することができる新しい機能の万国時計を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を解決するための本発明の時計は、中心に対して同一の角度で24分割の目盛りが表示されている円形の底板と、24時間に1回転する短針を含む時計において、前記底板は、上半部と下半部が色または線により区分され、前記上半部の頂点には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号が表示されており、円周上に世界各地の地名または地名の記号及び日付境界線が経度に従って相対的位置に表示された地域板が前記底板と同心円で前記底板の内側または外側に形成されていることを特徴とする万国時計に関するものである。
【0008】
本発明の時計は1時間に1回転する分針及び1分に1回転する秒針を追加することができる。
【0009】
本発明の時計は短針、分針、秒針などの時計針を具備し、底板の円周の付近に12個に分割した目盛りがあり、短針が一日に2回転、分針が1時間に24回転、秒針が1分に1回転しながら、時刻を表示する通常の時計と異なり、円周の付近に24個に均等分割した目盛りが刻まれた底板が固定されており、通常の短針が一日(24時間)1回転しながら、特定時刻の時を示すようになる。時間判読は通常の方法と同一になる。
【0010】
本明細書で、‘12時方向’とは、各々通常の時計で12時に短針が指す方向を意味し、‘上半部’、‘下半部’、‘頂点’、‘低点’、‘上方’、‘下方’、‘内側’、‘外側’など位置関連表現は特別の言及がなければ、12時方向が上に向けられた平面図上での相対的位置を意味することとする。
【0011】
本発明の底板で24分割の目盛りによる時分割表示の内側または分割表示の間には0から24までの数子、または0から12と連続して1から11までを表示することができ、午前、午後を示すように、0から12までと1から11までを互いに異なる色に表示することができる。本発明の時計で分針が追加される場合に、分判読の容易性を増大させるために、前記時分割表示目盛りの内側に円形で4個または12個の分分割表示目盛りを表示することも良い。この時に、分割表示には、便宜により、0、15、30、45の数字または0、10、20、...50の数子を表示して分を示すことができる。
【0012】
本発明による時計において、前記底板は、午前6時に該当する目盛りと午後6時に該当する目盛りを過ぎる仮想線を中心に上半部と下半部を互いに異なる色または線に区分することが望ましい。これにより、使用者は一目で特定地域が現在夜であるか、昼であるかを把握することができる。この場合に、前記区分境界線は現在時計を使用している地域(時計が表示する時刻が現在の時間になる地域、以下説明の便宜のために‘現在地域’という)の巨視的な地平線に対応され、短針と前記境界線が形成する角度が現在の太陽の高度に対応されるので、使用者は本発明による時計を見るのみで、現在太陽がどこにあるかを把握することができる。
【0013】
本発明による時計の上述のような機能は、閉鎖の空間(大型建物の事務室、地下室、地下鉄、潜水艦など)にいる人でも、現在、太陽がどこにあるか、いつ太陽が上がるか、いつ太陽が下がるかを直感的に把握することができるようにすることである。
【0014】
さらに、本発明において、本発明が既にPCT出願した発明(出願番号PCT/KR99/00309:発明の名称“Timepiece from which sunrise and Sunset Time Can Be Determined”の概念を追加する場合に、特定月に特定地域での日出時刻と日没時刻及び現在時刻での太陽の位置を把握することができるようになることである。
【0015】
一方、可読性を高めるために、前記上半部の頂点(すなわち、いわゆる‘12時方向’に該当する目盛り)には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号を表示することが望ましい。
【0016】
本発明において、前記地域板は円形または中が空いているドーナツ型の板として、円周上に世界各地の地名または地名の記号及び日付境界線が地球上の実際経度に従って相対的位置に表示されている。地域板は前記底板と同心円として、前記底板の内側または外側に形成されることができ、底板の内側に形成される場合に、地域板は円形になり、底板の外側に形成される場合に、地域板はドーナツ型になる。前記地名は主に使用される地域または目的に従って適切に選択されることができる。
【0017】
本発明の時計では、時計の中心で見る時に、前記底板に表示される日付変更線の左側と、前記地域板に表示された日付変更線の右側に各々マイナス、すなわち‘−’が表示されていることが望ましい。本発明の時計は底板の日付変更線と時計中心との仮想線及び地域板の日付変更線と時計中心との仮想線により二領域に区分される。この時に、前記マイナス(−)表示がある領域に該当する地域板上の地域は実際の日付変更線の西側に位置しながら、現地時刻が下午を越えない地域と正確に一致する。したがって、使用者は本発明による時計から即刻に日付の前後を把握することができるようになる。
【0018】
本発明において、短針と分針の回転方向は任意に決めることができる。但し、各ピンが時計反対方向に回転する場合に、時間及び分の表示数子の順序は時計方向に、各ピンが時計方向に回転する場合に、時間及び分の表示順序は時計反対方向に示す。但し、短針と分針が時計方向に回転する場合に、前記地域板の各都市の地名は東に位置したことが円柱上の時計反対方向に配置され、時計反対方向に回転する場合に、東に位置した都市の地名が円柱上の時計方向に配置されるようにすべきである。
【0019】
下記の図面を参照した説明から言及するが、本発明の時計で前記地域板は特定地名が12時方向に向けるように固定させることもできるが、使用者による任意回転が可能になるようにすることが望ましい。この場合に、普段現地地名が12時方向に向けるように設定しておき、他の地域現地時刻を知らせるために地域板を任意に回転さて現地地名を前記短針が指す方向に移動させることである。この時に、地域板上の各地名に接する時分割目盛りに表示された数子と、分針が指す分分割目盛りに表示された数子がその地域の現地時刻の時と分になることである。
【0020】
しかし、さらに便利に、前記地域板を前記短針と連動して短針の回転方向と同一の方向に24時間に1回転するようにすることが望ましい。この場合に、使用者は地域板を回転させる操作なく、すぐ各地域の現地時刻を把握することができる。
【0021】
本明細書では、各ピン及び針の形状構造と回転速度などのみを説明しているが、本発明が属する技術分野の通常の知識を持つ者であれば、本明細書を参照して本発明の時計を用意に実現することができるだろう。すなわち、本発明の時計は駆動装置と特定回転比を有するのこぎりの歯の組み合わせによる機械的方式により可能であるだけではなく、電子的方式またはプログラミングにより液晶またはモニタなどの表示装置を通じてなされることができるだろう。特に、インターネットを通じる国際的な情報交流が増加している現地点で、ソフトウェア的方式で本発明による時計をコンピュータ画面上に実現すると、時間と関連した国際的事業領域などで非常に有用な道具になれるだろう。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図を参照して、上述のように構成される本発明の時計から各種の情報を判読する方法を説明する。説明の便宜のために、本発明の時計で地域板が底板の外部に位置し、短針は時計方向に回転するとした。したがって、図面では、分針より短針が長い形態になっている。しかし、本発明の構成部を適切に調整することによって、通常の場合のように、分針より短針が短い形態も可能であることが自明である。また、地域板は任意に回転させて位置をセッティングさせることができ、一旦、セッティングされれば、短針と連動して同一の方向に、同一の角速度に回転するとした。前記説明の地平線と太陽高度の関係を強調するために、短針の末端に太陽を象徴する記号を設置し、午前6時目盛りと午後6時目盛りとの間に線を引き、下半分を地平線の下という意味でハッチングした。現在地域をソウルに、現在時刻は午前10時10分、日付は10に仮定した。地域板に記載された都市は便宜のために、少数に限定した。しかし、都市(地名)及び都市の個数は状況に従って、適切に選択することができるだろう。
【0023】
まず、短針と分針(図示せず)を調整して午前10時10分に合わせた後に、地域板を回転させてソウルが記載された目盛りを前記短針の延長線上に移してセッティングを完了した(図2)。この状態で、短針と地域板が共に回転するので、いつでも短針及び分針による時間は短針が指す地域の現在時刻であり、地域板に表示された目盛りに対応する底板の時分割目盛りが該当する各都市の現在時刻のうち時を表示することが分かる。すなわち、この時に、シカゴの現地時刻は午後7時10分であり、日付変更線により区分される領域のうちでマイナス(−)表示がある領域に位置するので、日付は9日であるので、シカゴは現在9日夜7時10分であることが分かる。同様の方法で、ロンドンは現在10日夜明け1時10分であることが分かる。このような方式により、本発明の時計使用者はどのような操作なく、世界主要都市の現在時刻を即座で確認することができる。
【0024】
使用者がソウルで時計を使用し、時計にどのような操作もしないままで、米国のニューヨークに移動した状態である場合に、ニューヨークの現地時刻はソウルの現地と同一の日の夜明けの4時38分であることが即時に分かるので、別途の操作が不要である(図3)。但し、視覚的便宜のために、まず短針を調整して短針の延長線とニューヨークの目盛りを一致させること(図4参照;調整装置は図示せず)が望ましい。操作が完了した時点からは地域板を意識する必要がなく、すぐ短針と分針を参照して現地(ニューヨーク)の時間をすぐ把握することができる。また、使用者は短針が仮想的な地平線の下にあるので、現在夜であり、約1時間20分の後に太陽が上がることが直感的に分かる。
【0025】
【発明の効果】
上述のように、本発明の時計によると、世界各主要都市の現在時刻を即刻把握可能である。さらに、日付変更線と関連して現在特定地域の公式的な日付が現位置の日付とどのような関係があるかも分かる。また、世界各地域で現在太陽の高度を正確に認知することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による万国時計の概念図。
【図2】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
【図3】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
【図4】本発明による時計の一実施形態において、地域的移動に従って可能な時計の操作過程を示す概念図。
Claims (6)
- 中心に対して同一の角度で24分割の目盛りが表示されている円形の底板と24時間に一回転する短針を含む時計において、
前記底板は、上半部と下半部が色または線により区分され、前記上半部の頂点には正午を意味する記号が、前記下半部の低点には下午及び日付変更線を示す記号が表示されており、
円周上に世界各地の地名、地名の記号及び日付境界線が経度に従って相対的位置に表示された地域板が前記底板と同心円で前記底板の内側または外側に形成されていることを特徴とする万国時計。 - 時計の中心から見る時に、前記底板に表示された日付変更線の左側と、前記地域板に表示された日付変更線の右側に各々マイナス、すなわち‘−’が表示されていることを特徴とする請求項1に記載の万国時計。
- 前記地域板は使用者の操作により独立的に回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の万国時計。
- 前記地域板は前記短針の回転方向と同一の方向に24時間に1回転することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の万国時計。
- 前記短針及び地域板は機械的または電子的方式からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の万国時計。
- プログラム化されてコンピュータ上で作動し、表示されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の万国時計。
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