JP2021527799A - 月齢表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の制限がない、月齢表示装置を提供する。
【解決手段】本発明は、時計用の月齢表示装置に関し、当該装置は、少なくとも部分的に月を表現する複数の第1画像(81から86)を持つ第1表示部(80)と、表示領域と、月の表現の連続を表示するために、表示領域を基準にして連続跳躍で第1表示部(80)を動かすべく作られている駆動手段(22、23、25、40、41、43、63、71、72、61、62)とを備える。この装置の独自の特徴は、第1画像の表示期間の全てが等しいのではないという点である。

Description

本発明は、特に、しかし限定されないが、腕時計の文字板、懐中時計の文字板、時計背面に、又はその他の表示部に、月齢を表示する時計装置に関する。
月齢表示装置は、時計の技術分野でよく知られている。一般的に、月齢は、2か月ごとに1回転する可動板で示され、可動板の上で月が2回表されるようになっている。文字板の特定の形状の開口部は、月齢に対応する形状を示すべく一つ又は他の画像の一部を露呈する。特許文献1(US508467)及び他の多くの同様の刊行物がこのタイプの装置を示す。
これらの装置によって表示される月の形状は、満月時と、月が三日月であるときの新月に近い月齢でのみ、正しい。明領域と暗領域の境界線が直線であるとき、上弦の月と下弦の月との間、月の半周が明るいときに、これらの表示部は、半月時の忠実な月画像は再現不能である。
例えば特許文献2(EP1701227)に開示されている他の既知の装置は、一度にたった1つの表現だけ露呈する窓部に向かって、異なる月齢の一連の月画像を持つ板が、変位される表示部を提案する。
例えば特許文献3(EP1615086)及び特許文献4(EP1475680)によって提案されている他の装置は、特定の形状の暗領域と明領域が窓部の後ろで複雑に変位する表示部材によって、一連の月画像が作成される表示部を提案する。これらの機構は、回転部と摺動部の構成、また他には各移行での大小の任意の回転の構成を提供する。
特許文献5(US5650736)は、窓部の後ろに2つの回転する表示部材が重ねられた表示部を開示する。表示部材の1つは明領域と暗領域を持ち、表示部材のもう1つは明領域と、暗領域と、透明領域とを持っている。この表示部は比較的かさばる。
小惑星のように回転軸の周りを回転する、暗いところと明るいところを持つ小球体によって、月齢が示される時計も、知られている。月齢を表示するこの方法は確かに(月齢に)忠実であるが、相当な厚さも占めるものである。
米国特許第508467号明細書 欧州特許出願公開第1701227号明細書 欧州特許出願公開第1615086号明細書 欧州特許出願公開第1475680号明細書 米国特許第5650736号明細書
本発明の一課題は、既知の解決策の制限がなく、リアルで、設置範囲がより少ない月齢表示装置を提供することである。
実施形態の説明及び特許請求の範囲において、「朔望」という用語は、その長さが、少なくともおおよそ、29日12時間44分2.8秒、すなわち29.530588日と同義のひと月である時間間隔を示すべく使用される。時計の品質と精度の要求度に応じて、表示機構は、29.53125日、29.5日、30日、又は要求される値そのものに近い朔望の別の期間での完全な周期を実行可能としてもよい。
本発明によると、目的は、特に主請求項の事項によって達成される。目的は、特に、少なくとも部分的に月を表現する複数の第1画像を持つ第1表示部と、表示領域と、一連の月の表現を表示するために、連続する跳躍によって、第1表示部を、表示領域を基準にして変位させる駆動手段とを備える時計用月齢表示装置によって達成される。当該装置は、複数の第1画像の表示時間が全て等しいのではないという点で独自である。
このように、この装置は、満月(望)、半月(上弦・下弦)、新月(朔)といった、最も認識しやすい月齢の表示で高い精度を得られる一方で、特異性が比較的低い中間の月齢は、比較的長く表示を維持する。これにより、少ない画像数でよりリアルな表示が可能になる。代替的に、本発明は、表示板のサイズを大きくすることなく、又は表示のリアリズムを変えることなく、画像のサイズを大きくできるようにする。
各画像の跳躍が可変であり、このプログラミングの自由度があることで、表示部の朔望の期間が朔望の実際の期間に近く、それにより、表示部の設定の必要を削減又は不要にする、機構の設計の自由度がより大きい。
別の態様によると、第2画像を持ち、第2画像を表示領域に連続的に示すべく、駆動手段によって、表示領域を基準にして変位可能な第2表示部を備える装置を提案する。当該表示領域において、第2画像は、第1表示部の第1画像と組み合わせて、月齢の表現を形成する。
有利なことに、2つの画像の組み合わせによる月齢表現は、画像によって占められる領域を増やすことなく月の表現数の増加を可能にし、部分的な画像が、いくつかの異なる表現で現れるようにできる。代替的に、本発明は、月の所与の数の表現について、表示板のサイズを増加させることなく表現のサイズを大きくできる。
従属請求項は、例えば、表示部材のための同心円状板の使用と、瞬時跳躍機構の使用という、本質的でない特徴を備える有利な変形についてである。
請求項に記載される他の有利な変形は、朔望の所定の状態のときに、第1表示部又は第2表示部を作動するプログラム車に関してである。プログラム車は、朔望の期間に関連する期間に合わせて回転すべく、(月の満ちていく月齢と欠けていく月齢との間の対称性を使うとするならば)例えば、朔望につき1回転又は2回転、時計のムーブメントに連結可能である。さらに、プログラム車は、朔望の所定の状態の経過に合わせて、第1表示部と、第2表示部との少なくとも一方を変位させるように作られた外形を持つ。
好ましい1変形では、(両方の)プログラム車は同軸とされ、いっしょに回転し、各プログラム車は、第1表示板と、第2表示板とそれぞれに一体に2つの駆動車を駆動する、断続的に歯を持つ。駆動車は、それぞれジャンパーによって、安定位置に保持可能である。
プログラム車の瞬時又はゆっくりめの跳躍による回転は、プログラム車と一体の星形の歯車と協働するレバーによって取得可能である。星形の歯車は、ジャンパーによって安定位置に保たれることが好ましい。表示の作動に選択した期間に応じて、跳躍の場合のシフトが毎日作成され、それにより、表示が観察されるときに、観察されるのが表示の移行段階とならないようにする。瞬時跳躍を使用すると、いつでも月齢のリアルな表現を見られるようになる。
文字板側からみた本発明の装置の一実施態様を示す図である。 文字板側からみた本発明の装置の一実施態様を示す図である。 図1及び図2の装置の反対側を示す。 表示板を除去した状態を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 2つの月画像の間の移行の異なる月齢を示す。 朔からの月画像の連続を示す。
図1及び2を参照すると、本発明の表示装置は、2つの板80、90を備え、各板は、朔望の所定の状態にみられる、一連の月の部分的表現を持っている。クラウン(丸穴車)の形態である第1の板80は、板90と同心であり、基本的に同じ平面にある板90を取り囲む。本発明は、この特定の配置に限定されず、第1の板はまた、内側の板であってもよい。図示の例では、2つの表示板89、90のそれぞれが、一連の月の同じ部分の画像を持っている。2つの並置された部分の画像は、朔望の所定月齢における月のリアルな表現を提供できる。このように、月齢の表現が、月齢板の固定部分と相補部分を占める、第1と第2の相補画像の並置によって、組み合わされる。
示されている例の2つの板は、それぞれ6つの部分的な画像を持ち、以下で説明する駆動装置によって作動されて、10の異なる月の表現を生成する。異なる月の各表現は、朔望の1か月周期のある月齢に対応する。月の各画像は、2つの部分的な画像、第1板80の第1画像と第2板90の第2画像の合成によって得られる。これら画像は同時に、図示しないウィンドウの下に並置されたり、一つ明かすなら、例えばスケルトンウォッチの場合、そこに並置される。内側の板90には6つの異なる画像があり、板80は4つの異なる画像を持ち、完全に明るい画像81、82及び完全に暗い画像84、85は、対称性のために同一で2回繰り返されることに留意されたい。板80は、月の12の異なる表現を示す6つの異なる画像を、等しく持つようにもできるだろう。
6つの部分的な画像が10の異なる月の画像を作り出すという事実が基本的特徴ではなく、朔望における月齢の進行を正確に追跡したいという願望と、表示部の大きさとの間の、有利な落としどころであることを理解する必要がある。本発明はまた、異なる数の画像を有する実施形態も包含する。最大30の異なる月の画像を表示可能な変形例を検討することもあろう。2つの板が同数の部分画像を持つとは必ずしも限らないことにも留意されたい。
月の複数の表現の連続を表示するために、表示領域を基準にして、第1表示部80及び第2表示部90を、連続する跳躍によって移動するように構成されている駆動手段22、23、25、40、41、43、63、71、72、61、62によって、特定順序での画像の連続が確実になされる。
一例として示されている機構では、車23は、モバイル(中間車)22を介して1日で1回転を実行する車24によって駆動され、その回転周期は23.625時間である。車23は、ピン41に作用して板80及び90を前進させる指部25を持つ。指部25は、後部時間設定中の予期しない修正を回避するために、好ましくは格納式である。換言すると、車22と、車23と、指部25とからなる組立体は、時計の動きに、この特定例では24時間の車24に力学的に連結されていることにより、周期的な動力(インパルス)を送達可能な作動部を構成する。
表示周期は、作動部の動力の周期の倍数である。従来技術の機構では、(表示が)等期間の画像の数が、表示の作動期間を支配していた。ムーブメントの時間基準から、理論的減速比が、等期間の画像の数の取得を可能としている。大きさと効率の複数理由のため、設計者は、減速比がほぼ求められる減速比である単純な歯車に、縛られている。本発明の表示機構は、各画像の表示期間を個別に選択する自由を残しながら、表示される画像の数とは独立に動力周期を作成するという利点を有する。これにより、表示期間が実際の朔望月に可能な限り近い機構を設計する、より大きな自由度を提供する。提示された例示的な実施形態では、30(回、個)の動力と、23.625時間の動力周期との組み合わせが選択され、これは24時間の車から得られる。これは、29日12時間45分の表示周期の期間に対応し、実際の朔望月に非常に近いものである。このような表示の精度は1日/125年であり、天文学上の月として評価可能である。このような駆動機構により、所望の月齢を最大30まで表示可能である点に留意されたい。
図3と図4は、板80及び板90の前進機構を示す。板80及び板90は、朔望当たり30回、車23によって作動されるレバー40をまず備える。レバーはバネ42によって静止位置に保持される。そして、レバーは、一端に格納式のラチェットの爪43を持つ。ラチェットの爪43は、往復運動のたびに、星形の歯車63を1ノッチ前進させる。ラチェットの爪43は、星形の歯車63の二重跳躍を回避するように設計されている。ジャンパー65はまた、レバー40が持ち上げられるときに星形の歯車63の安定に寄与し、星形の歯車の逆回転を防ぐ。
修正レバー48は、ばね49によって静止位置に保持されている。その機能は、月齢表示の修正が必要であるときに、車23の位置とは無関係に、月のレバー40を手動で作動させることである。好ましくは、この指部25は、安全上の理由から格納式である。表示板80及び表示板90を省いて本発明の表示機構を示す図4は、前後するレバー40の動きごとに所定角度で作動されそして前進する2つのプログラム車61及び62を示す。各プログラム車は、所定の角度位置に、断続して複数の歯を持つ。プログラム車の歯は、2つの駆動車71及び72と協働し、これらは順にそれぞれ、第1表示板80と、第2表示板90と一体である。
作動部からの動力が生じると、プログラム車の歯が駆動車と噛み合い、対応する表示板が60°の回転をする。これは、1つの画像と次の画像の間の移行に対応する。ジャンパー76及び77は、(2つの)表示板の安定性と指標付け(所定間隔の動き)を確実にし、プログラム車の断続的な歯の外形は、駆動車の偶発的な回転を阻止し、非同期を防ぐべく設計されている。
レバー40と、ラチェットの爪43と、星形の歯車63と、プログラム車61及び62と、駆動車71及び72とによって形成される組立体は、第1及び第2の選択部を構成する。第1及び第2の選択部は、第1表示部及び第2表示部を、所定の順序に従って表示領域を基準にして変位可能である。選択部の機能は、作動部からのn個の動力に応答して、表示部を1つの画像から次の画像に変位することである。ここで、nは、対象の1画像の表示時間に比例する整数である。表示部の少なくとも1つでは、全て画像で表示期間が同一ではない。換言すると、数nは変わる。
表示板80と90を作動させる2つの独立したプログラム車の使用により、月の1画像と次の画像の間の移行のありかたの自由な選択が可能となる。車61及び62の歯は、レバー40の2つの連続する動き、すなわち23.625時間によって区切られた単一期間の満月及び新月を表示するように配置可能であり、月相の満ち欠けは、3期間又は4期間可視状態が維持される。これにより、表示をよりリアルにするため、そして設定しやすくするため、満月と新月を正確に指し示せるようにする。
本発明はまた、単一の表示部を備える表示装置にも関し、この表示装置では各画像の表示時間の全てが等しいのではない。
そのような装置の異なる表示時間は、この表示を従来のものと比較してより現実的にできる。
図5aから図5gは、月のレバー40の往復動作を示す。図5aは、指部25とピン41の最初の接触の状態を示す。レバーは静止位置にあり、ラチェットの爪は星形の歯車63の2つの歯の間に位置している。
図5bから図5dは、月のレバーの持ち上げの3つの連続した段階を示す。図5cに示す位置まで、ラチェットの爪43は反時計回りに回動する。そして、反時計回り方向の回転を阻止するジャンパー65によって保持されているため、車63が動くことなく、ラチェットの爪43は、歯の側面を摺動する。
図5dは、指部25とピン41との間の係合が解除となる状態を示す。月のレバー40が持ち上がり、ばね42が最大限伸ばされている。次の状態(図5e)、ラチェットの爪43(図5f及び図5g)によって星形の歯車63を回転させて駆動することで、レバー40は、ばね42の作用を受けてその静止位置に迅速に戻る。駆動車72と、駆動車72と一体の表示板80とは、1/6回転前進する。1画像から次の画像への移行は瞬時に行われる。これは、読みにくい「ばらばらな」表示が回避されて、現在時刻と関係なく移行が実施されるので、なお一層好ましい。ただし、半瞬間的又は時間をかけるような機構が考えられよう。
指部25の作用によって漸進的に負荷されるレバー及びその戻りばねは、瞬間的な跳躍装置を構成する。このような瞬時跳躍装置は、別の場所、例えば選択部の下流に配置してもよいことに留意されたい。
図6は、2つの表示板の部分的画像81から画像86と、部分的画像91から画像96との並置によって得られる月の画像を示す(図1でも見られる)。窓越しに見える画像は実線で描かれ、そしてベタ塗としている。文字板に隠されている画像は破線で描かれ、斜線が付けられている。
朔望は左上の新月「nl」から始まり、2つの部分画像94と84が見える。並置された画像は、黒い月の画像を示す。対応するプログラム車の外形によって画定されている瞬間に、外部板が跳躍し、次の画像83を表示する。窓越しの2つの画像は、最初の(満月に向かっていく)三日月形「c1」の月を示すように作られている。
プログラム車は、所定時に、外側の板を前進させて部分画像82を表示し、次に内側と外側の板を前進させて、組み合わせ画像81と93を表示し、それから、さらに、内側の板を前進させて、部分画像92を表示するべく、設計されている。図からわかるように、徐々に満月に向かっていく月「c2」、「c3」、「c4」の3つの画像がある。
画像「pl」は満月の画像であり、内側の板90が回転して部分画像91を表示するときに表示される。次に、画像「d1」、「d2」、「d3」、「d4」は、4つの徐々に細くなっていく月齢の月を示す。
有利なことに、月の満ちていく位相と欠けていく位相との間の対称性のため、板80及び90の作動順は、1朔望において同一のものが2回繰り返される。このため、星形の歯車63は15個の歯があり、1か月に2回転の速度でプログラム車を駆動する。しかしながら、プログラム車が1か月に1回転、又は1か月に数回転を実行する変形も考えられよう。
重要なことは、窓部に画定される表示領域に、月の部分的表現を示すべく、板80及び板90が、中間車22と、車23と、指部25と、レバー40と、キャッチ41と、ラチェットの爪43と、星形の歯車63と、駆動車71及び72と、プログラム車61及び62とを備える、駆動手段の作動のもとで、連続的な跳躍によって、変位されるということである。そして、そのような月の表現の表示期間の全てが等しいのではないということである。
22 中間車
23 23.625時間の車
24 24時間の車
25 格納式指部
40 月のレバー
41 キャッチ部、ピン
42 月のレバーのばね
43 ラチェットの爪
48 修正レバー
49 修正ばね
61 第1プログラム車
62 第2プログラム車
63 15の歯を持つ星形の歯車
65 15歯の星形の歯車のジャンパー
71 第1駆動車
72 第1駆動車
76 第1車ジャンパー
77 第2車ジャンパー
80 第1表示板
81から86 月の部分的表現
90 第2表示板
91から96 月の部分的表現

Claims (12)

  1. 月を少なくとも部分的に表現する複数の第1画像(81から86)を持っている第1表示部(80)と、
    表示領域と、
    月の複数の表現の連続を表示すべく、連続した跳躍によって、第1表示部(80)を表示領域について相対的に動かすように作られている駆動手段(22、23、25、40、41、43、63、71、72、61、62)と
    を備える時計用月齢表示装置において、
    複数の第1画像の表示期間の全てが等しくはないことを特徴とする、時計用月齢表示装置。
  2. 前記駆動手段は、
    周期的な動力を提供すべく、時計のムーブメントに力学的に連結されることが意図されている作動部と、
    次の第1画像を表示するために、作動部からのn個の動力に応答し、表示領域を基準にして第1表示部を変位させるべく作られている第1選択部と
    を備え、
    nは、対象の第1画像の表示期間に比例する整数であり、nは、全ての第1画像について同一ではない、
    請求項1に記載の月齢表示装置。
  3. 第2画像(91から96)を持ち、第2画像(91から96)を表示領域に連続的に示すべく、駆動手段によって、表示領域を基準にして変位可能な第2表示部(90)を備え、
    表示領域において、第2画像(91から96)は、第1表示部の第1画像(81から86)と組み合わせて、月齢の表現を形成する、
    請求項1又は2に記載の月齢表示装置。
  4. 月齢板の固定部分及び補完的部分を占める、第1画像と第2画像との並置によって、月齢の表現が組み合わされている、請求項3に記載の月齢表示装置。
  5. 駆動手段は、次の第2画像(91から96)を表示するため、作動部からのm個の動力に応じて、第2表示部を、表示領域を基準にして変位させるべく作られている第2選択部を備え、
    mは、対象の第2画像の表示期間に比例する整数であり、mは1つの第2画像と別の第2画像とで可変である、
    請求項1から請求項4のいずれか一項及び請求項2に記載の月齢表示装置。
  6. 第1表示部及び第2表示部は、2枚の同心の板(80、90)である、請求項3から請求項5のいずれか一項及び請求項3に記載の月齢表示装置。
  7. 第1選択部は、朔望の所定の瞬時にて第1表示部(80)を作動する第1プログラム車(61)を備える、請求項2から請求項6のいずれか一項及び請求項2に記載の月齢表示装置。
  8. 第2選択部は、朔望の所定の瞬時にて第2表示部(90)を作動する第2プログラム車(62)を備える、請求項5及び請求項7に記載の月齢表示装置。
  9. 第1プログラム車及び第2プログラム車は、一体となっている、請求項8に記載の月齢表示装置。
  10. 表示領域を基準にした第1表示部の瞬間的な前進を起こす瞬間跳躍装置を備える、請求項1から請求項9のいずれか一項及び請求項2に記載の月齢表示装置。
  11. プログラム車(61)は、朔望の間の2回転によって駆動される、請求項1から請求項10のいずれか一項及び請求項6に記載の月齢表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の月齢表示装置を備える時計。
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