JP3568526B1 - アナログ時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リンク機構内の特定のリンクに固定された時計の指針が描く非円形の軌跡に対応した時計目盛りを有するアナログ時計を提供することで、従来のアナログ時計よりユニークなデザインのアナログ時計の提供を実現する。
【解決手段】 時計ムーブメント1の回転は、減速機2によって減速され、出力軸3を介して回転体4に伝達されて、回転体4は回転をはじめる。この回転体4は、連結軸7を介して中間リンク5と連結しているため、中間リンク5にも回転体4の回転動作が伝達される。しかし、中間リンク5の一端は、固定軸8と連結した拘束リンク6と連結しているため、中間リンク5の回転体4との連結部分は、回転体4と一体になって円軌道を描くが、中間リンク5の両端部分は運動が制限され、一定の非円形の軌道を描く。そのため、中間リンク5の一端に固定された時計の指針9は、上述のように一定の非円形の軌跡を描きつづけ、常にこの軌跡上をなぞる。その移動速度等に合わせた時計目盛りを文字盤に付与し、これを時計目盛り盤10とすることで時刻表示が可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、指針によって時刻を表示するアナログ時計に関する。
従来のアナログ時計は、円形の時計表示部を有し、その中心部を回転中心として、時針と分針と秒針の一端がそれぞれ円軌道を描くことで時刻表示を行っている。最近では、デザイン性を重視し、時計表示部に個性を持たせるため、非円形の時計表示体を有する時計も販売されている。これらの時計表示部を有する非円形の時計は、時計表示部を非円形にすることによる時計表示の見難さを、正多角形などのようなある程度見難くない形を選択する、又は時計の指針を任意に伸縮させる機能を付加し時計表示体の形状をなぞるように時計の指針を回転させる(特許文献1)ことにより、実現されている。
特願平6−145265
アナログ時計は既にその形状や機構が完成しており、それらを大きく変更できないことが、アナログ時計のデザインを制限し、個性的な時計の作成を妨げている。しかし、逆にアナログ時計の機構について、少しでも変更することができれば新しいデザインを実現する可能性がある。本発明は、リンク機構によって時計の指針を動かすことにより、時計の指針の先端が非円形の軌跡を描くようにし、これを時計目盛りとする、従来のアナログ時計の機構とは異なる機構のアナログ時計を提供することで、従来のアナログ時計よりユニークなデザインのアナログ時計の提供を実現させるものである。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1に記載のアナログ時計は、
時計の指針を動作させるための回転駆動部と、
前記回転駆動部の出力軸と連結され、その出力軸の回転に従って一義的に定められたリンク動作をする複数のリンクからなるリンク機構と、
前記リンク機構の特定のリンクに固定され、前記回転駆動部の回転により前記リンク機構で規定される動作に従って移動する時計の指針と、
前記リンク機構の動作に従って移動する時計の指針が描く軌跡に対応して形成された非円形の時計目盛りを有する文字盤とを有し
前記リンク機構は、
前記回転駆動部の出力軸と連結され、その出力軸と一体となって回転する回転リンクと、
前記回転リンクと連結され、前記時計の指針が固定され、前記回転リンクの回転に基づいてリンク動作する中間リンクと、
その中間リンクに連結され、前記回転リンクと中間リンクとの連結点に前記出力軸を中心とする円運動を許容しつつ、前記中間リンクの動きを一義的に限定してその中間リンクに固定された前記時計の指針に非円形の軌跡を描かせる拘束リンクと、
前記回転リンクと前記中間リンク、前記中間リンクと前記拘束リンクを連結して、各リンク間が連鎖して運動することを可能にする連結手段と、
を有することを特徴とする。
請求項に記載のアナログ時計によれば、モータなどの時計ムーブメントを回転駆動部とし、モータの出力軸の回転を回転リンクを介してリンク機構に伝達すると、リンク機構の中間リンクは、拘束リンクによって制限された一義的な運動をし、中間リンクに固定された時計の指針は、一定の非円形の軌跡を描く。この軌跡に対応した時計目盛りが形成されることで、非円形の文字盤を有する時計を作成できる。
請求項に記載のアナログ時計は、
請求項に記載のアナログ時計の前記リンク機構において、
前記回転リンクは、前記回転駆動部の出力軸と連結され、前記回転駆動部の回転を前記リンク機構に入力し、
前記中間リンクは、そのリンクの一端で前記時計の指針が固定され、そのリンクの中央部で前記回転リンクが連結され、前記回転リンクから入力される回転によりリンク動作し、前述の時計の指針に非円形の軌跡を描かせ、
前記拘束リンクは、そのリンクの一端と前記中間リンクの時計の指針が固定されていない側の端とが連結され、そのリンクの他端と固定軸とが連結され、その動作を前記固定軸を中心とした回転軌道上のみ制限し、連結する前記中間リンクのリンク動作を一義的に定めることを特徴とする。
請求項に記載のアナログ時計によれば、請求項に記載の回転リンクと中間リンクと拘束リンクについて、回転リンクはその一端で回転駆動部の出力軸と他端で中間リンクの両端以外の部分と連結し、中間リンクは回転リンクと連結するとともにその一端に時計の指針が固定され他端で拘束リンクと連結し、拘束リンクは中間リンクと一端で連結するとともに他端で拘束軸と連結している。モータなどの時計ムーブメントを回転駆動部とし、モータの出力軸の回転を回転リンクを介してリンク機構に伝達すると、リンク機構の中間リンクは、拘束リンクによって制限された一義的な運動をし、中間リンクに固定された時計の指針は、一定の非円形の軌跡を描くことができる。この軌跡に対応した時計目盛りが形成されることで、非円形の文字盤を有する時計を作成できる。
請求項に記載のアナログ時計は、
請求項又はに記載のアナログ時計において、
前記回転駆動部の出力軸とは異なる出力軸であって、前記出力軸と同軸上にあり、前記回転駆動部から前記出力軸とは回転速度の異なる回転を出力する出力軸と、
その出力軸に固定された時計の指針と、
その時計の指針が描く円軌跡に対して時計目盛りを設けた円形の時計目盛りを有する文字盤と、
を有し、その円形の時計目盛りを有する文字盤と前記非円形の時計目盛りを有する文字盤の両者によって、時刻を表すことを特徴とする。
請求項に記載のアナログ時計によれば、請求項又はに記載のアナログ時計の回転駆動部の出力軸の同軸上に、これとは異なる時計の指針を固定した出力軸を設け、その時計の指針が描く円形の軌跡の文字盤を有する時計を形成する。これにより、円形の文字盤を有する時計と、請求項又はに記載の非円形の文字盤との2つの時計により、時刻表示を行うことが可能である。請求項が実現する非円形のアナログ時計と、出力軸を中心とする通常のアナログ時計に類似した形状のアナログ時計を組み合わせて時刻を表示するデザインのアナログ時計を実現することができる。
請求項に記載のアナログ時計は、
請求項に記載のアナログ時計において、
前記中間リンクに固定された時計の指針を分針とし、
前記出力軸に固定された時計の指針を時針とし、
前記非円形の時計目盛りを有する文字盤で分を表し、前記円形の時計目盛りを有する文字盤で時間を表すことを特徴とする。
請求項に記載のアナログ時計によれば、請求項に記載のアナログ時計において、非円形の文字盤を有する時計で分を表し、円形の文字盤を有する時計で時間を表すことで時刻表示を行う、従来にない特徴を有する時計を実現することができる。
請求項に記載のアナログ時計は、
請求項1乃至の何れか1項に記載のアナログ時計において、
前記リンク機構を構成する部材の一部又は全体を、透明な部材とすることを特徴とする。
リンク機構を構成し、これを動作させた場合、リンク機構と時計表示部とが重なり、時刻が読み取りにくくなる可能性がある。このため、請求項に記載のアナログ時計によれば、リンク機構の部材を透明、もしくは半透明としておくことで、リンク機構が時計表示部と重なった場合においても、時刻が読み取りにくくならないようにすることが可能となる。また、リンク機構によって隠されてしまう部分が、時計表示部以外の部分であっても、時計の外観を損なわせる可能性もあり、動作するリンク機構の一部又は全体を透明な部材で構成することは有効となる場合がある。
本発明により、時計の指針の描く非円形の軌跡を時計目盛りとすることが可能で、また、時計の指針が時計表示部の外部から時計目盛りを指すというかつて無い形態の時計となるため、よりインパクトのあるユニークな時計をデザインすることができる。
図1は、本発明により構成されたアナログ時計の斜視図である。時計目盛り盤10によって分を表示し、時計目盛り晩10´によって時間を表示している。これにより、時間と分が表示され、時刻が表示される。
図2は、図1に示す本発明のアナログ時計の構成を示す概略図である。時計ムーブメント1と減速機2,減速機2´は、モータ、ギアなどから構成される回転駆動部である。時計ムーブメント1は、減速機2を介して回転駆動部の出力軸である出力軸3を回転させ、減速機2と減速機2´を介して出力軸3´を回転させる。
出力軸3は回転リンク4と固定し、両者は一体となって回転する。この出力軸3の回転は、回転リンク4と、それと連結する中間リンク5、さらにはその中間リンクと連結している拘束リンク6からなるリンク機構に対して、リンク動作を行わせる。このとき、回転リンク4を駆動させる時計ムーブメント1の回転速度は、減速機2のギア比によって、回転リンク4が出力軸3を介して1時間で1周するように減速されている。
出力軸3´は、出力軸3とは独立して回転する軸であり、時計の指針9´が固定されている。時計ムーブメント1の回転は、減速機2によって1時間で1回転する回転速度に減速されており、減速機2´ではその回転の速度をさらに12分の1にするように減速機2´のギア比が設定され、その回転を出力軸3´に出力する。これにより、時計の指針9´は、12時間で1回転し、その先端は円軌跡を描く。このとき、時計の指針9´は時計の時針である。時計目盛り盤10´は、この円軌跡を時計目盛りとして時間を示す時計目盛り盤であり、回転しないように固定されている。この部分は、従来のアナログ時計と同じ、円形表示型のアナログ時計を形成している。ただし、回転リンク4や他のリンク機構が時計目盛り盤10´の一部と重なって時計目盛り盤10´を隠してしまう場合は、回転リンク4、さらには他のリンク機構の一部を透明とすることが有効である。
出力軸3から出力される回転は、上述のように回転リンク4に出力される。ここで、図2の本発明の非円形の時計目盛り盤10で時計表示を行うための機構について、図3を用いて説明する。図3は、図2に示した本発明の実施形態における時計の指針9の動作にかかわる機構のみを抜き出した概略図である。
この回転リンク4は、中間リンク5の両端以外の部分と、ピンなどの連結手段(以下、連結軸ともいう)7によって連結しており、両者は連鎖して動くことが可能である。また、中間リンク5は、その一端に時計の指針9が固定され、他端には連結軸7を介して拘束リンク6の一端と連結されている。拘束リンク6の他端は固定軸8と連結しており、これにより、拘束リンク6の運動は固定軸8を中心にした円軌道上に限定されている。
ここで、図1に示す時計ムーブメント1を回転させるとする。時計ムーブメント1の回転は、減速機2によって減速され、出力軸3を介して回転リンク4に伝達されて、回転リンク4は回転をはじめる。この回転リンク4は、連結軸7を介して中間リンク5と連結しているため、中間リンク5にも回転リンク4の回転動作が伝達される。しかし、中間リンク5の一端は、固定軸8と連結した拘束リンク6と連結しているため、中間リンク5の回転リンク4との連結部分は、回転リンク4と一体になって円軌道を描くが、中間リンク5の両端部分は運動が制限され、一定の非円形の軌道を描く。時計の指針9は、常にこの軌跡上をなぞるので、その移動速度等に合わせた時計目盛りを文字盤に付与し、これを時計目盛り盤10とする。このとき、回転リンク4、中間リンク5、拘束リンク6からなるリンク機構は、回転リンク4の1周によって時計の指針9が一周するように構成されている。よって、回転リンク4は一時間に1周するので、時計の指針9は分を表す時計の分針である。
ただし、本発明は、図2、図3に示された構成に限定されるものではない。図4は、本発明のリンク機構に固定される時計の指針9が描くことのできる軌跡の例である。これらは、図2、図3の実施形態とは異なる構成のリンク機構によって描かれた軌跡も含まれており、例えば、図5のような構成をとってもよい。このように、本発明の時計の指針が描くことのできる軌跡は様々であり、この軌跡に合わせて外観をデザインするなど、これまでとは異なるユニークな時計のデザインが可能である。
また、図2とは異なり、本発明の特徴である非円形の時刻目盛り盤に対して、時針、分針、秒針の3つの指針を使って時刻を表示してもよい。この場合は、図3に示した非円形の時計目盛り盤により、時刻を表示する機構を3つ用意して、図6のように向きをそろえてこれらを積み上げ、時計ムーブメント1を配置すればよい。
このとき、図6の時計ムーブメント1を回転させると、減速機2aはその回転速度を60秒で1回転する回転速度になるよう減速し、減速した回転を減速機2bに出力するとともに、リンク機構Aにも出力する。同様に、減速機2bは、このとき入力された回転をその12分の1に減速し、減速機2cとリンク機構Bに出力する。減速機2cは、入力された回転をさらにその60分の1に減速し、リンク機構Cに出力する。このようにして、段階的に減速された各回転速度の入力を受けたリンク機構A〜Cは、各々に入力されたの回転速度に合わせてリンク動作をする。したがって、各リンク機構内の特定のリンクの一端に固定された時計の指針9a,9b,9cの先端は、時計目盛りに沿って移動し、それにより時刻を表す。このとき図3において、リンク機構Aは秒針、リンク機構Bは分針、リンク機構Cは時針を動かすリンクであり、図7は、図6の時計目盛り盤を上から見たときの図である。
さらに、図3に示す本発明によるリンク機構に基づくアナログ時計と、それとは異なる時計とを組み合わせて時刻を表示しても良い。
例えば、時針は本発明のリンク機構により動作させ、分針は従来のアナログ時計に近い仕組みで動作させ、秒針はデジタル表示させて時刻を表示する、又は、時針分針秒針全てを本発明のリンク機構によって動作させて時刻を表示するとともに、それらが表す時刻をデジタル表示する部分をこれとは別に設ける、などが考えられる。
本発明のアナログ時計は、リンク機構に回転動力を付与することでリンク機構が動作することに基づき、リンク機構内の特定のリンクに固定された時計の指針が描く一定の軌跡を時計目盛りとし、これに対応する文字盤を有することを特徴としたアナログ時計である。
また、本発明における時計目盛り盤について、一般のアナログ時計は、時計目盛りの内部に時計の指針とその回転中心を持ち、時計目盛りの内部から時計目盛りを指し示して時刻を表示するのに対し、本発明のアナログ時計は、文字盤の時計目盛りへ向かって外部から伸びる時計の指針と、その運動を発生させるリンク機構とを備え、時計目盛りの外部から時計目盛りを指し示すことで時刻を示すことを特徴として有する。
本発明におけるリンクは、図2,3に示す構成に限定するものではない。また、本発明におけるリンク構造により描かれる軌跡は、図4のような平面の軌跡に限定するものではない。
本発明のアナログ時計の1実施形態を示す斜視図 同実施形態の機構を示す概略図 本発明の非円形時計目盛り盤による時刻表示機構を示す概略図 本発明のリンク機構によるアナログ時計の指針が描く軌跡の例 図2とは異なる構成のリンク機構を示す概略図 本発明のリンク機構による3指針のアナログ時計構成を示す概略図 図6の時計目盛り盤を正面から見たときの概略図
符号の説明
1 時計ムーブメント
2 減速機
3 出力軸
4 回転リンク
5 中間リンク
6 拘束リンク
7 連結軸(連結手段)
8 固定軸
9 時計の指針
10 時計目盛り盤
A,B,C リンク機構

Claims (5)

  1. 時計の指針を動作させるための回転駆動部と、
    前記回転駆動部の出力軸と連結され、その出力軸の回転に従って一義的に定められたリンク動作をする複数のリンクからなるリンク機構と、
    前記リンク機構の特定のリンクに固定され、前記回転駆動部の回転により前記リンク機構で規定される動作に従って移動する時計の指針と、
    前記リンク機構の動作に従って移動する時計の指針が描く軌跡に対応して形成された非円形の時計目盛りを有する文字盤とを有し
    前記リンク機構は、
    前記回転駆動部の出力軸と連結され、その出力軸と一体となって回転する回転リンクと、
    前記回転リンクと連結され、前記時計の指針が固定され、前記回転リンクの回転に基づいてリンク動作する中間リンクと、
    その中間リンクに連結され、前記回転リンクと中間リンクとの連結点に前記出力軸を中心とする円運動を許容しつつ、前記中間リンクの動きを一義的に限定してその中間リンクに固定された前記時計の指針に非円形の軌跡を描かせる拘束リンクと、
    前記回転リンクと前記中間リンク、前記中間リンクと前記拘束リンクを連結して、各リンク間が連鎖して運動することを可能にする連結手段と、
    を有することを特徴とするアナログ時計。
  2. 前記リンク機構において、
    前記回転リンクは、前記回転駆動部の出力軸と連結され、前記回転駆動部の回転を前記リンク機構に入力し、
    前記中間リンクは、そのリンクの一端で前記時計の指針が固定され、そのリンクの中央部で前記回転リンクが連結され、前記回転リンクから入力される回転によりリンク動作し、前述の時計の指針に非円形の軌跡を描かせ、
    前記拘束リンクは、そのリンクの一端と前記中間リンクの時計の指針が固定されていない側の端とが連結され、そのリンクの他端と固定軸とが連結され、その動作を前記固定軸を中心とした回転軌道上のみ制限し、連結する前記中間リンクのリンク動作を一義的に定めることを特徴とする請求項1に記載のアナログ時計。
  3. 前記回転駆動部の出力軸とは異なる出力軸であって、前記出力軸と同軸上にあり、前記回転駆動部から前記出力軸とは回転速度の異なる回転を出力する出力軸と、
    その出力軸に固定された時計の指針と、
    その時計の指針が描く円軌跡に対して時計目盛りを設けた円形の時計目盛りを有する文字盤と、
    を有し、その円形の時計目盛りを有する文字盤と前記非円形の時計目盛りを有する文字盤の両者によって、時刻を表すことを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログ時計。
  4. 前記中間リンクに固定された時計の指針を分針とし、
    前記出力軸に固定された時計の指針を時針とし、
    前記非円形の時計目盛りを有する文字盤で分を表し、前記円形の時計目盛りを有する文字盤で時間を表すことを特徴とする請求項3に記載のアナログ時計。
  5. 前記リンク機構を構成する部材の一部又は全体を、透明な部材とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のアナログ時計。
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