JPH1062476A - 電子機器のプリント板劣化検出装置 - Google Patents
電子機器のプリント板劣化検出装置Info
- Publication number
- JPH1062476A JPH1062476A JP8213357A JP21335796A JPH1062476A JP H1062476 A JPH1062476 A JP H1062476A JP 8213357 A JP8213357 A JP 8213357A JP 21335796 A JP21335796 A JP 21335796A JP H1062476 A JPH1062476 A JP H1062476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- deterioration
- printed board
- voltage
- patterns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】腐食性ガスや塵埃等を含む外部環境に設置され
高信頼度が要求される電子機器の予防保全を効果的に行
い、低費用で未然にシステムの重障害を防ぐ。 【解決手段】1〜4の手段等からなるプリント板劣化検
出装置はモジュール構造で、図外のコネクタを介し予防
保全対象の電子機器のプリント板ユニット01に着脱可
能に組付けられている。劣化検出用パターン1は劣化検
出装置のプリント板上に大気に露出して設けられ、電源
VCCから抵抗R0等を介し定電流が流されている。A
/Dコンバータ2はパタ−ン1の両端電圧を検出し判定
回路3はこの検出電圧を定期的に解析する。稼働中、パ
タ−ン1が腐食して細るとA/Dコンバータ2の検出電
圧が増加する。判定回路3はこの検出電圧が所定のしき
い値を越えるとその旨を表示回路4に伝え、表示回路4
は警告の表示又はブザー出力等を行う。オペレータはこ
の警告に応じプリント板ユニット01の保守又は交換を
行う。
高信頼度が要求される電子機器の予防保全を効果的に行
い、低費用で未然にシステムの重障害を防ぐ。 【解決手段】1〜4の手段等からなるプリント板劣化検
出装置はモジュール構造で、図外のコネクタを介し予防
保全対象の電子機器のプリント板ユニット01に着脱可
能に組付けられている。劣化検出用パターン1は劣化検
出装置のプリント板上に大気に露出して設けられ、電源
VCCから抵抗R0等を介し定電流が流されている。A
/Dコンバータ2はパタ−ン1の両端電圧を検出し判定
回路3はこの検出電圧を定期的に解析する。稼働中、パ
タ−ン1が腐食して細るとA/Dコンバータ2の検出電
圧が増加する。判定回路3はこの検出電圧が所定のしき
い値を越えるとその旨を表示回路4に伝え、表示回路4
は警告の表示又はブザー出力等を行う。オペレータはこ
の警告に応じプリント板ユニット01の保守又は交換を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路を搭載す
るプリント板を備えると共に、例えば鉄鋼や化学のプラ
ントのように腐食性ガスや塵埃等が含まれ得る環境に設
置され、且つ高信頼性が要求されるコンピュータ装置な
どの電子機器の予防保全を行うために、プリント板のパ
タ−ン断線につながる腐食によるパタ−ンの細り、パタ
−ン間短絡につながる塵埃等によるパタ−ン間の絶縁低
下等のプリント板の劣化状態を検出する電子機器のプリ
ント板劣化検出装置に関する。
るプリント板を備えると共に、例えば鉄鋼や化学のプラ
ントのように腐食性ガスや塵埃等が含まれ得る環境に設
置され、且つ高信頼性が要求されるコンピュータ装置な
どの電子機器の予防保全を行うために、プリント板のパ
タ−ン断線につながる腐食によるパタ−ンの細り、パタ
−ン間短絡につながる塵埃等によるパタ−ン間の絶縁低
下等のプリント板の劣化状態を検出する電子機器のプリ
ント板劣化検出装置に関する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】近時、電子機器の機能向上と共に、プリ
ント板の実装密度も高まり、プリント板のパターンも細
線化、高密度化している。このようなプリント板は外部
環境、特に湿度,塵埃,腐食性ガス等の影響によって時
間の経過と共に、腐食細りによるパタ−ンの断線、塵埃
等によるパタ−ン間の短絡等を惹起する虞れがある。し
かし、この障害発生の時期を的確に予測することは困難
であり、不意の運転停止が許されない、高信頼性が要求
されるコンピュータ装置等の電子機器では、通常、安全
を見込んだ所定の期間毎に部品の交換や修理等の保守が
行われる。
ント板の実装密度も高まり、プリント板のパターンも細
線化、高密度化している。このようなプリント板は外部
環境、特に湿度,塵埃,腐食性ガス等の影響によって時
間の経過と共に、腐食細りによるパタ−ンの断線、塵埃
等によるパタ−ン間の短絡等を惹起する虞れがある。し
かし、この障害発生の時期を的確に予測することは困難
であり、不意の運転停止が許されない、高信頼性が要求
されるコンピュータ装置等の電子機器では、通常、安全
を見込んだ所定の期間毎に部品の交換や修理等の保守が
行われる。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、電子機器
の環境状態はその設置場所に応じて異なるので、上記の
ような保守を行った場合、不必要に部品を交換する場合
もあり得るため、電子機器の個々の環境状態に応じた効
率的な予防保全が望まれている。そこで本発明はこのよ
うな問題を解消できる電子機器のプリント板劣化検出装
置を提供することを課題とする。
の環境状態はその設置場所に応じて異なるので、上記の
ような保守を行った場合、不必要に部品を交換する場合
もあり得るため、電子機器の個々の環境状態に応じた効
率的な予防保全が望まれている。そこで本発明はこのよ
うな問題を解消できる電子機器のプリント板劣化検出装
置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1の電子機器のプリント板劣化検出装置は、
プリント板(02などの)上に大気に露出して所定の導
体幅で設けられ、所定電圧の電源(VCC)から所定の
インピーダンス(抵抗R0)を介し、又は定電流電源か
ら通電されるパタ−ン(劣化検出用パターン1)と、こ
のパタ−ンの長さ方向に離れた所定の2点間の電圧とし
てのパタ−ン電圧を所定期間毎に検出し、このパタ−ン
電圧の検出データから少なくとも前記パタ−ンの細りを
示すデータ(劣化指数)を求め、前記細りを示すデータ
が1又は複数のしきい値(TH1〜TH3など)を夫々
越えたとき、(LED4A,警報ブザー4Bなどを介
し)その旨を示す警告信号を出力する劣化判定警告手段
(A/Dコンバータ2,判定回路3,表示回路4など)
とを備えたものとする。
めに請求項1の電子機器のプリント板劣化検出装置は、
プリント板(02などの)上に大気に露出して所定の導
体幅で設けられ、所定電圧の電源(VCC)から所定の
インピーダンス(抵抗R0)を介し、又は定電流電源か
ら通電されるパタ−ン(劣化検出用パターン1)と、こ
のパタ−ンの長さ方向に離れた所定の2点間の電圧とし
てのパタ−ン電圧を所定期間毎に検出し、このパタ−ン
電圧の検出データから少なくとも前記パタ−ンの細りを
示すデータ(劣化指数)を求め、前記細りを示すデータ
が1又は複数のしきい値(TH1〜TH3など)を夫々
越えたとき、(LED4A,警報ブザー4Bなどを介
し)その旨を示す警告信号を出力する劣化判定警告手段
(A/Dコンバータ2,判定回路3,表示回路4など)
とを備えたものとする。
【0006】また請求項2のプリント板劣化検出装置
は、請求項1に記載のプリント板劣化検出装置におい
て、前記細りを示すデータが、前記パタ−ン電圧の検出
データ自体又はその初期値との比較値を用いて求められ
るようにする。また請求項3のプリント板劣化検出装置
は、請求項1又は2に記載のプリント板劣化検出装置に
おいて、前記パタ−ンへの通電を、前記劣化判定警告手
段によるパタ−ン電圧の検出時のみに行わせる手段(図
外のスイッチなど)を備えたものとする。
は、請求項1に記載のプリント板劣化検出装置におい
て、前記細りを示すデータが、前記パタ−ン電圧の検出
データ自体又はその初期値との比較値を用いて求められ
るようにする。また請求項3のプリント板劣化検出装置
は、請求項1又は2に記載のプリント板劣化検出装置に
おいて、前記パタ−ンへの通電を、前記劣化判定警告手
段によるパタ−ン電圧の検出時のみに行わせる手段(図
外のスイッチなど)を備えたものとする。
【0007】また請求項4のプリント板劣化検出装置
は、請求項1ないし3の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、前記パタ−ンが夫々導体幅を異にし
て(1−1〜1−3などのように)複数設けられ、前記
劣化判定警告手段が、(A/Dコンバータ2−1〜2−
3と、判定回路3,表示回路4などを備えて)この複数
のパタ−ンの夫々について前記の動作を行うようにす
る。
は、請求項1ないし3の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、前記パタ−ンが夫々導体幅を異にし
て(1−1〜1−3などのように)複数設けられ、前記
劣化判定警告手段が、(A/Dコンバータ2−1〜2−
3と、判定回路3,表示回路4などを備えて)この複数
のパタ−ンの夫々について前記の動作を行うようにす
る。
【0008】また請求項5のプリント板劣化検出装置
は、請求項2ないし4の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、前記大気に露出したパタ−ンに夫々
対応し、(コーティング30によって被覆され)大気に
非露出である以外はこのパタ−ンと同構成のパタ−ン
(1’など)が設けられ、前記劣化判定警告手段が、更
にこの非露出のパタ−ンに対する前記パタ−ン電圧に相
当する電圧を(A/Dコンバータ2’などを介して)検
出し、この検出データを、これに対応する前記パタ−ン
電圧の検出データの初期値に替えて用いるようにする。
は、請求項2ないし4の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、前記大気に露出したパタ−ンに夫々
対応し、(コーティング30によって被覆され)大気に
非露出である以外はこのパタ−ンと同構成のパタ−ン
(1’など)が設けられ、前記劣化判定警告手段が、更
にこの非露出のパタ−ンに対する前記パタ−ン電圧に相
当する電圧を(A/Dコンバータ2’などを介して)検
出し、この検出データを、これに対応する前記パタ−ン
電圧の検出データの初期値に替えて用いるようにする。
【0009】また請求項6のプリント板劣化検出装置
は、プリント板(02などの)上に大気に露出して所定
の導体幅で設けられ、所定電圧の電源(VCC)から所
定のインピーダンス(抵抗R10)を介し、又は定電流
電源から通電される第1のパタ−ン(劣化検出用パター
ン1−10など)と、同じくこのプリント板上に大気に
露出して、第1のパタ−ンに対し所定の間隙と電位差を
保つて並設される第2のパタ−ン(劣化検出用パターン
1−20など)と、第1のパタ−ンの長さ方向に離れた
所定の2点間の電圧としてのパタ−ン電圧を所定期間毎
に検出し、このパタ−ン電圧の検出データから少なくと
も前記第1,第2のパタ−ン間の絶縁の低下を示すデー
タを求め、前記絶縁の低下を示すデータが1又は複数の
しきい値を夫々越えたとき、(LED4A,警報ブザー
4Bなどを介し)その旨を示す警告信号を出力する劣化
判定警告手段(A/Dコンバータ2,判定回路3,表示
回路4など)とを備えたものとする。
は、プリント板(02などの)上に大気に露出して所定
の導体幅で設けられ、所定電圧の電源(VCC)から所
定のインピーダンス(抵抗R10)を介し、又は定電流
電源から通電される第1のパタ−ン(劣化検出用パター
ン1−10など)と、同じくこのプリント板上に大気に
露出して、第1のパタ−ンに対し所定の間隙と電位差を
保つて並設される第2のパタ−ン(劣化検出用パターン
1−20など)と、第1のパタ−ンの長さ方向に離れた
所定の2点間の電圧としてのパタ−ン電圧を所定期間毎
に検出し、このパタ−ン電圧の検出データから少なくと
も前記第1,第2のパタ−ン間の絶縁の低下を示すデー
タを求め、前記絶縁の低下を示すデータが1又は複数の
しきい値を夫々越えたとき、(LED4A,警報ブザー
4Bなどを介し)その旨を示す警告信号を出力する劣化
判定警告手段(A/Dコンバータ2,判定回路3,表示
回路4など)とを備えたものとする。
【0010】また請求項7のプリント板劣化検出装置
は、請求項6に記載のプリント板劣化検出装置におい
て、前記絶縁の低下を示すデータが、前記パタ−ン電圧
の検出データ自体又はその初期値との比較値を用いて求
めらようにする。また請求項8のプリント板劣化検出装
置は、請求項6又は7に記載のプリント板劣化検出装置
において、前記第1,第2のパタ−ンの対が夫々前記間
隙を異にして(1−11と1−21の対,1−12と1
−22の対,1−13と1−23の対のように)複数対
設けられ、前記劣化判定警告手段が(A/Dコンバータ
2−1〜2−3と、判定回路3,表示回路4などを備え
て)、この複数対のパタ−ンの夫々について、前記の動
作を行うようする。
は、請求項6に記載のプリント板劣化検出装置におい
て、前記絶縁の低下を示すデータが、前記パタ−ン電圧
の検出データ自体又はその初期値との比較値を用いて求
めらようにする。また請求項8のプリント板劣化検出装
置は、請求項6又は7に記載のプリント板劣化検出装置
において、前記第1,第2のパタ−ンの対が夫々前記間
隙を異にして(1−11と1−21の対,1−12と1
−22の対,1−13と1−23の対のように)複数対
設けられ、前記劣化判定警告手段が(A/Dコンバータ
2−1〜2−3と、判定回路3,表示回路4などを備え
て)、この複数対のパタ−ンの夫々について、前記の動
作を行うようする。
【0011】また請求項9のプリント板劣化検出装置
は、請求項7又は8に記載のプリント板劣化検出装置に
おいて、前記大気に露出した対のパタ−ンに夫々対応
し、大気に非露出である以外はこの対のパタ−ンと同構
成の対のパタ−ンが設けられ、前記劣化判定警告手段
が、更にこの非露出の対のパタ−ンに対する前記パタ−
ン電圧に相当する電圧を検出し、この検出データを、こ
れに対応する前記パタ−ン電圧の検出データの初期値に
替えて用いるようする。
は、請求項7又は8に記載のプリント板劣化検出装置に
おいて、前記大気に露出した対のパタ−ンに夫々対応
し、大気に非露出である以外はこの対のパタ−ンと同構
成の対のパタ−ンが設けられ、前記劣化判定警告手段
が、更にこの非露出の対のパタ−ンに対する前記パタ−
ン電圧に相当する電圧を検出し、この検出データを、こ
れに対応する前記パタ−ン電圧の検出データの初期値に
替えて用いるようする。
【0012】また請求項10のプリント板劣化検出装置
は、請求項1ないし9の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、コネクタ(03)を備え、このコネ
クタを介し(プリント板ユニット01などに着脱自在に
取り付けられるように)交換可能に構成されたものとす
る。本発明の作用は、予防保全対象の電子機器と同一の
設置環境にて、大気露出の状態で腐食性ガスや塵埃等に
晒されるプリント板配線パタ−ンとしての劣化検出用パ
ターンを設けると共に、腐食による細りでその劣化検出
用パターンの断線や、塵埃等による絶縁低下で劣化検出
用パタ−ン間の短絡へ向けて進行するプリント板の劣化
状態(劣化指数)を定期的に監視し、劣化状態が所定の
しきい値を越えると警報を出力する手段を設けるという
ものである。
は、請求項1ないし9の何れかに記載のプリント板劣化
検出装置において、コネクタ(03)を備え、このコネ
クタを介し(プリント板ユニット01などに着脱自在に
取り付けられるように)交換可能に構成されたものとす
る。本発明の作用は、予防保全対象の電子機器と同一の
設置環境にて、大気露出の状態で腐食性ガスや塵埃等に
晒されるプリント板配線パタ−ンとしての劣化検出用パ
ターンを設けると共に、腐食による細りでその劣化検出
用パターンの断線や、塵埃等による絶縁低下で劣化検出
用パタ−ン間の短絡へ向けて進行するプリント板の劣化
状態(劣化指数)を定期的に監視し、劣化状態が所定の
しきい値を越えると警報を出力する手段を設けるという
ものである。
【0013】
〔実施の形態1〕 (実施例1−1)図1は第1発明(請求項1〜5と10
に関わる発明)の第1の実施例としての、電子機器のプ
リント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロック図で
ある。同図において、このプリント板劣化検出装置は、
劣化検出用パターン1,A/Dコンバータ2,判定回路
3,表示回路4等の手段を備え、この例では後述のよう
にモジュール状に構成されている。そして、このプリン
ト板劣化検出装置は図外のコネクタ03(図8参照)に
より、予防保全対象のプリント板ユニット01に着脱可
能に組込まれている。
に関わる発明)の第1の実施例としての、電子機器のプ
リント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロック図で
ある。同図において、このプリント板劣化検出装置は、
劣化検出用パターン1,A/Dコンバータ2,判定回路
3,表示回路4等の手段を備え、この例では後述のよう
にモジュール状に構成されている。そして、このプリン
ト板劣化検出装置は図外のコネクタ03(図8参照)に
より、予防保全対象のプリント板ユニット01に着脱可
能に組込まれている。
【0014】ここで、劣化検出用パターン1はプリント
板劣化検出装置の図外のプリント板02(図8参照)上
に形成されており、このパタ−ン1には前記コネクタ0
3を介しプリント板ユニット01側から入力した電源V
CCにより抵抗R0等を介し一定電流が流されている。
但しこの一定電流を流すには他に定電流電源を用いても
よい。
板劣化検出装置の図外のプリント板02(図8参照)上
に形成されており、このパタ−ン1には前記コネクタ0
3を介しプリント板ユニット01側から入力した電源V
CCにより抵抗R0等を介し一定電流が流されている。
但しこの一定電流を流すには他に定電流電源を用いても
よい。
【0015】A/Dコンバータ2は劣化検出用パターン
1の両端電圧を検出入力し、デジタル値に変換する。判
定回路3はA/Dコンバータ2から変換出力される検出
電圧データを所定期間毎に入力して解析し、パタ−ン1
の細り,断線等のプリント板の劣化状態を判定する。表
示回路4は判定回路3の判定結果に応じた表示又は警告
の出力を行う。
1の両端電圧を検出入力し、デジタル値に変換する。判
定回路3はA/Dコンバータ2から変換出力される検出
電圧データを所定期間毎に入力して解析し、パタ−ン1
の細り,断線等のプリント板の劣化状態を判定する。表
示回路4は判定回路3の判定結果に応じた表示又は警告
の出力を行う。
【0016】劣化検出用パターン1は、プリント板ユニ
ット01内の通常のプリント板配線パタ−ンよりも細い
仕様の導体幅で形成され、且つ長さは例えば100mm
程度である。そして、このパターン1のみは大気に露出
するように設けられ、他の配線パタ−ンと回路(判定回
路3,表示回路4等)は樹脂などによりモールド加工さ
れている。
ット01内の通常のプリント板配線パタ−ンよりも細い
仕様の導体幅で形成され、且つ長さは例えば100mm
程度である。そして、このパターン1のみは大気に露出
するように設けられ、他の配線パタ−ンと回路(判定回
路3,表示回路4等)は樹脂などによりモールド加工さ
れている。
【0017】このプリント板劣化検出装置は前述のよう
に他の予防保全対象のプリント板ユニットに組込むよう
に構成しても、単独のプリント板ユニットとして構成し
ても良い。またこのプリント板劣化検出装置を予防保全
対象のシステム機器に組込んで運用しても、単独の装置
として運用してもよい。図2はこのプリント板劣化検出
装置の動作説明用のパタ−ンの一部の拡大図である。即
ち、このプリント板劣化検出装置の運用中に、劣化検出
用パターン1は、外部環境に腐食性ガス等が存在した場
合、時間の経過と共に同図(A)の通常のパタ−ンの状
態から同図(B)のように腐食してくる。
に他の予防保全対象のプリント板ユニットに組込むよう
に構成しても、単独のプリント板ユニットとして構成し
ても良い。またこのプリント板劣化検出装置を予防保全
対象のシステム機器に組込んで運用しても、単独の装置
として運用してもよい。図2はこのプリント板劣化検出
装置の動作説明用のパタ−ンの一部の拡大図である。即
ち、このプリント板劣化検出装置の運用中に、劣化検出
用パターン1は、外部環境に腐食性ガス等が存在した場
合、時間の経過と共に同図(A)の通常のパタ−ンの状
態から同図(B)のように腐食してくる。
【0018】このように腐食すると劣化検出用パターン
1のインピーダンスは高くなり、A/Dコンバータ2の
検出電圧も高くなる。パターン1が断線すれば検出電圧
は電源電圧となる。判定回路3は、所定期間毎にこの検
出電圧を解析してパタ−ン1の細りの進行状態や断線の
有無を判定する。この検出電圧の解析方法としては、例
えば検出電圧自体又はインピーダンス(この場合、抵
抗)の大きさ、或いはその初回の値との差、もしくは初
回の値に対する比率を機能劣化(この場合腐食の進行)
の指数とし、この劣化指数が所定のしきい値を越えたか
否かを判定するいったことが考えられる。
1のインピーダンスは高くなり、A/Dコンバータ2の
検出電圧も高くなる。パターン1が断線すれば検出電圧
は電源電圧となる。判定回路3は、所定期間毎にこの検
出電圧を解析してパタ−ン1の細りの進行状態や断線の
有無を判定する。この検出電圧の解析方法としては、例
えば検出電圧自体又はインピーダンス(この場合、抵
抗)の大きさ、或いはその初回の値との差、もしくは初
回の値に対する比率を機能劣化(この場合腐食の進行)
の指数とし、この劣化指数が所定のしきい値を越えたか
否かを判定するいったことが考えられる。
【0019】またしきい値についても、大きさの順に複
数(例えば3つ)のしきい値TH1,TH2,TH3を
設定して置き、次式1のように劣化指数のレベルを判定
するといったことが考えられる。
数(例えば3つ)のしきい値TH1,TH2,TH3を
設定して置き、次式1のように劣化指数のレベルを判定
するといったことが考えられる。
【0020】
【数1】 TH1 ≧ 劣化指数 のとき: 通常レベル TH1 < 劣化指数 ≦ TH2 のとき: 注意レベル TH2 < 劣化指数 ≦ TH3 のとき: 警報レベル TH3 < 劣化指数 のとき: 障害レベル この例では、判定回路3は判定した劣化指数のレベルを
表示回路4へ知らせる。これにより表示回路4は通常,
注意,警報,障害のレベルを示すLED4Aの表示及び
図外の警報ブザー4B(図8参照)の出力(但し警報,
障害レベル時のみ)を行うと同時に、予防保全対象のシ
ステムの監視操作卓等に対し劣化指数のレベルを示す情
報を送信する。オペレータはこの表示回路4による表示
や警報出力に基づいて、プリント板ユニット01の保
守、或いは交換を効果的に行うことができる。
表示回路4へ知らせる。これにより表示回路4は通常,
注意,警報,障害のレベルを示すLED4Aの表示及び
図外の警報ブザー4B(図8参照)の出力(但し警報,
障害レベル時のみ)を行うと同時に、予防保全対象のシ
ステムの監視操作卓等に対し劣化指数のレベルを示す情
報を送信する。オペレータはこの表示回路4による表示
や警報出力に基づいて、プリント板ユニット01の保
守、或いは交換を効果的に行うことができる。
【0021】なお、表示回路4(のLED,ブザー等の
部分)は、この例では後述する図8のようにプリント板
ユニット01に取付けられるプリント板劣化検出装置の
本体部分に設けられているが、他にプリント板ユニット
01が組込まれる電子機器本体の前面などに設けてもよ
い。 (実施例1−2)図3は第1発明の第2の実施例として
の、プリント板劣化検出装置置の要部の構成を示すブロ
ック図である。
部分)は、この例では後述する図8のようにプリント板
ユニット01に取付けられるプリント板劣化検出装置の
本体部分に設けられているが、他にプリント板ユニット
01が組込まれる電子機器本体の前面などに設けてもよ
い。 (実施例1−2)図3は第1発明の第2の実施例として
の、プリント板劣化検出装置置の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【0022】同図においては夫々、導体幅の異なる3本
の劣化検出用パターン1(1−1,1−2,1−3)が
設けられている。この導体幅は例えばパターン1−1が
0.13mm、パターン1−2が0.4mm、パターン
1−3が1.0mmである。この導体幅はこのプリント
板劣化検出装置が組込まれるプリント板ユニット01、
又はシステムのプリント板ユニットの導体幅から設定さ
れており、1.0mmは電源線幅、0.13mmと0.
4mmは信号線幅である。
の劣化検出用パターン1(1−1,1−2,1−3)が
設けられている。この導体幅は例えばパターン1−1が
0.13mm、パターン1−2が0.4mm、パターン
1−3が1.0mmである。この導体幅はこのプリント
板劣化検出装置が組込まれるプリント板ユニット01、
又はシステムのプリント板ユニットの導体幅から設定さ
れており、1.0mmは電源線幅、0.13mmと0.
4mmは信号線幅である。
【0023】各劣化検出用パターン1−1〜1−3には
一定電流が流されており、各パターン1−1〜1−3の
両端電圧は夫々A/Dコンバータ2(2−1〜2−3)
を介してデジタル値に変換され、判定回路3に入力され
ている。判定回路3は実施例1−1の場合と同様、定期
的に各A/Dコンバータ2−1〜2−3の検出電圧を解
析し、パタ−ン1−1〜1−3の夫々についての劣化指
数のレベルを判定し、この判定結果を表示回路4に通知
する。表示回路4も実施例1−1と同様、この判定結果
に応じた表示や警告の出力を行うと共に、システムの監
視操作卓等に対しこの判定結果を示す情報を送信する。
一定電流が流されており、各パターン1−1〜1−3の
両端電圧は夫々A/Dコンバータ2(2−1〜2−3)
を介してデジタル値に変換され、判定回路3に入力され
ている。判定回路3は実施例1−1の場合と同様、定期
的に各A/Dコンバータ2−1〜2−3の検出電圧を解
析し、パタ−ン1−1〜1−3の夫々についての劣化指
数のレベルを判定し、この判定結果を表示回路4に通知
する。表示回路4も実施例1−1と同様、この判定結果
に応じた表示や警告の出力を行うと共に、システムの監
視操作卓等に対しこの判定結果を示す情報を送信する。
【0024】(実施例1−3)図4は第1発明の第3の
実施例としての、プリント板劣化検出装置の要部の構成
を示すブロック図である。同図においては、図1と同様
の大気に露出した劣化検出用パターン1と、このパタ−
ン1の両端電圧を入力とするA/Dコンバータ2を含む
回路31の他に、劣化検出用パターン1に樹脂のコーテ
ィング30を施したパタ−ン1’を持つ点以外は回路3
1と同様に構成された回路32が設けられている。但
し、回路32においてはパタ−ン1’の両端電圧を入力
とするA/Dコンバータを2’として区別する。
実施例としての、プリント板劣化検出装置の要部の構成
を示すブロック図である。同図においては、図1と同様
の大気に露出した劣化検出用パターン1と、このパタ−
ン1の両端電圧を入力とするA/Dコンバータ2を含む
回路31の他に、劣化検出用パターン1に樹脂のコーテ
ィング30を施したパタ−ン1’を持つ点以外は回路3
1と同様に構成された回路32が設けられている。但
し、回路32においてはパタ−ン1’の両端電圧を入力
とするA/Dコンバータを2’として区別する。
【0025】図4の判定回路3はA/Dコンバータ2と
2’の検出電圧データ出力を比較して、腐食に基づく劣
化指数のレベルを判定する。この図4の場合、実施例1
−1にて劣化検出用パターン1の初回の測定値を記憶し
て、この初回測定値と、その後のパターン1の測定値と
を比較し劣化指数のレベルを判定する方法と比べると、
劣化検出用パターン1の両端電圧の検出時に、この検出
電圧に含まれ得る、パターン1以外の経年変化の要素の
影響等を除くことができる。
2’の検出電圧データ出力を比較して、腐食に基づく劣
化指数のレベルを判定する。この図4の場合、実施例1
−1にて劣化検出用パターン1の初回の測定値を記憶し
て、この初回測定値と、その後のパターン1の測定値と
を比較し劣化指数のレベルを判定する方法と比べると、
劣化検出用パターン1の両端電圧の検出時に、この検出
電圧に含まれ得る、パターン1以外の経年変化の要素の
影響等を除くことができる。
【0026】なお、以上の実施例では劣化検出用パター
ン1に常時、通電するものとしたが、別にパターン1の
通電をオン・オフするスイッチを設けて常時はこのスイ
ッチをオフ(非通電)状態とし、判定回路3が所定期間
毎にパタ−ン1の細り,断線等のプリント板の劣化状態
を判定するために、A/Dコンバータ2から検出電圧デ
ータを入力する際にのみ、前記のスイッチをオン(通
電)状態とする方法を用いることもできる。
ン1に常時、通電するものとしたが、別にパターン1の
通電をオン・オフするスイッチを設けて常時はこのスイ
ッチをオフ(非通電)状態とし、判定回路3が所定期間
毎にパタ−ン1の細り,断線等のプリント板の劣化状態
を判定するために、A/Dコンバータ2から検出電圧デ
ータを入力する際にのみ、前記のスイッチをオン(通
電)状態とする方法を用いることもできる。
【0027】〔実施の形態2〕 (実施例2−1)図5は第2発明(請求項6〜9と10
に関わる発明)の第1の実施例としての、電子機器のプ
リント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロック図で
ある。同図においては図1に対し、図外のプリント板0
2(図8参照)上に大気に露出して、プリント板ユニッ
ト01のプリント板の設計ルールよりも狭い所定の間隙
で並行に配置された、対の劣化検出用パターン1−1
0,1−20が形成されている点が主として異なる。な
お、この対のパターン1−10,1−20以外のプリン
ト板配線パタ−ンは全て大気に非露出となるように被覆
されている。
に関わる発明)の第1の実施例としての、電子機器のプ
リント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロック図で
ある。同図においては図1に対し、図外のプリント板0
2(図8参照)上に大気に露出して、プリント板ユニッ
ト01のプリント板の設計ルールよりも狭い所定の間隙
で並行に配置された、対の劣化検出用パターン1−1
0,1−20が形成されている点が主として異なる。な
お、この対のパターン1−10,1−20以外のプリン
ト板配線パタ−ンは全て大気に非露出となるように被覆
されている。
【0028】このプリント板劣化検出装置は、劣化検出
用パターン1−10,1−20,A/Dコンバータ2,
判定回路3,表示回路4等の手段からなり、図1の場合
と同様にモジュール状に構成されている。そして、パタ
ーン1−10,1−20には図1の劣化検出用パターン
1と同様に、プリント板ユニット01側から図外のコネ
クタ03(図8参照)を介して入力した電源VCCによ
り、夫々抵抗R10,R20等を経て一定電流が流さ
れ、またパターン1−10と1−20との間には常時は
所定の電位差が存在するように構成されているものとす
る。
用パターン1−10,1−20,A/Dコンバータ2,
判定回路3,表示回路4等の手段からなり、図1の場合
と同様にモジュール状に構成されている。そして、パタ
ーン1−10,1−20には図1の劣化検出用パターン
1と同様に、プリント板ユニット01側から図外のコネ
クタ03(図8参照)を介して入力した電源VCCによ
り、夫々抵抗R10,R20等を経て一定電流が流さ
れ、またパターン1−10と1−20との間には常時は
所定の電位差が存在するように構成されているものとす
る。
【0029】A/Dコンバータ2は劣化検出用パターン
1の両端電圧を検出入力し、デジタル値に変換する。判
定回路3はA/Dコンバータ2から変換出力される検出
電圧データを所定期間毎に入力して解析し、パターン1
−10と1−20との間の絶縁の低下,短絡等のプリン
ト板の劣化状態を判定する。表示回路4は判定回路3の
判定結果に応じた表示又は警告の出力を行う。
1の両端電圧を検出入力し、デジタル値に変換する。判
定回路3はA/Dコンバータ2から変換出力される検出
電圧データを所定期間毎に入力して解析し、パターン1
−10と1−20との間の絶縁の低下,短絡等のプリン
ト板の劣化状態を判定する。表示回路4は判定回路3の
判定結果に応じた表示又は警告の出力を行う。
【0030】図6は図5の動作説明用のパタ−ンの一部
の拡大図である。即ち、パターン1−10と1−20は
このプリント板ユニット01をシステム機器に組込んで
運用すると、湿度(結露)や塵埃等が存在する外部環境
の下では、図6(A)の当初の状態から時間の経過と共
に、塵埃等によって同図(B)の短絡部SDのようにパ
ターン1−10と1−20との間が短絡してしまうこと
がある。この時A/Dコンバータ2の検出する電圧は不
安定になり、また完全に短絡すればA/Dコンバータ2
の検出電圧が例えば所定値にクランプされる。
の拡大図である。即ち、パターン1−10と1−20は
このプリント板ユニット01をシステム機器に組込んで
運用すると、湿度(結露)や塵埃等が存在する外部環境
の下では、図6(A)の当初の状態から時間の経過と共
に、塵埃等によって同図(B)の短絡部SDのようにパ
ターン1−10と1−20との間が短絡してしまうこと
がある。この時A/Dコンバータ2の検出する電圧は不
安定になり、また完全に短絡すればA/Dコンバータ2
の検出電圧が例えば所定値にクランプされる。
【0031】判定回路3はこのA/Dコンバータ2の検
出電圧を解析し、検出電圧の不安定の度合い(例えば検
出電圧自体の変動の大きさ、或いは検出電圧自体の初回
の値との差についての変動の大きさ等)を、2つのパタ
ーン1−10と1−20の間の絶縁の低下状態を示す劣
化指数のレベルとして、実施例1−1と同様に、この劣
化指数のレベルを所定の1又は複数のしきい値と比較
し、劣化指数のレベルを判定して表示回路4へ知らせ
る。
出電圧を解析し、検出電圧の不安定の度合い(例えば検
出電圧自体の変動の大きさ、或いは検出電圧自体の初回
の値との差についての変動の大きさ等)を、2つのパタ
ーン1−10と1−20の間の絶縁の低下状態を示す劣
化指数のレベルとして、実施例1−1と同様に、この劣
化指数のレベルを所定の1又は複数のしきい値と比較
し、劣化指数のレベルを判定して表示回路4へ知らせ
る。
【0032】表示回路4は、実施例1−1と同様、この
判定結果に応じた表示や警告の出力を行うと共に、シス
テムの監視操作卓等に対しこの判定結果を示す情報を送
信する。 (実施例2−2)図7は第2発明の第2の実施例として
の、プリント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
判定結果に応じた表示や警告の出力を行うと共に、シス
テムの監視操作卓等に対しこの判定結果を示す情報を送
信する。 (実施例2−2)図7は第2発明の第2の実施例として
の、プリント板劣化検出装置の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【0033】同図においては、図5の対の劣化検出用パ
ターン1−10,1−20と同様な並行配置の対のパタ
−ン(但し並行配置のパタ−ン間の間隙は互いに異な
る)が3対設けられている。即ち、並行配置の対のパタ
−ン1−11と1−21との間隙は0.8mm(この値
は電源線同士の通常の間隙1.0mmより小に設定され
ている)、同じく並行配置の対のパタ−ン1−12と1
−22との間隙は0.45mm(この値は電源線と信号
線間の通常の間隙0.65mmより小に設定されてい
る)、同じく並行配置の対のパタ−ン1−13と1−2
3との間隙は0.1mm(この値は信号線同士の通常の
最小間隙0.13mmより小に設定されている)であ
る。
ターン1−10,1−20と同様な並行配置の対のパタ
−ン(但し並行配置のパタ−ン間の間隙は互いに異な
る)が3対設けられている。即ち、並行配置の対のパタ
−ン1−11と1−21との間隙は0.8mm(この値
は電源線同士の通常の間隙1.0mmより小に設定され
ている)、同じく並行配置の対のパタ−ン1−12と1
−22との間隙は0.45mm(この値は電源線と信号
線間の通常の間隙0.65mmより小に設定されてい
る)、同じく並行配置の対のパタ−ン1−13と1−2
3との間隙は0.1mm(この値は信号線同士の通常の
最小間隙0.13mmより小に設定されている)であ
る。
【0034】そして、図5のA/Dコンバータ2と同様
なA/Dコンバータ2−1,2−2,2−3が夫々劣化
検出用パターン1−11,1−12,1−13の両端電
圧を検出しデジタル値に変換して判定回路3に入力す
る。図7の判定回路3及び表示回路4は、夫々図5の判
定回路3及び表示回路4と同様、上記3対の並行配置の
パタ−ン間の絶縁低下に関わる劣化指数のレベルの判定
及び表示や警告の出力を行う。
なA/Dコンバータ2−1,2−2,2−3が夫々劣化
検出用パターン1−11,1−12,1−13の両端電
圧を検出しデジタル値に変換して判定回路3に入力す
る。図7の判定回路3及び表示回路4は、夫々図5の判
定回路3及び表示回路4と同様、上記3対の並行配置の
パタ−ン間の絶縁低下に関わる劣化指数のレベルの判定
及び表示や警告の出力を行う。
【0035】(実施例2−3)なお、図示は省略する
が、図5或いは図7において対の劣化検出用パターン1
−10と1−20、・・・、1−13と1−23など
と、夫々同様に構成され、且つ図4の劣化検出用パター
ン1’と同様にコーティング30によって大気に対し非
露出とした対のパタ−ンを設け、この対のパタ−ン内の
1−10〜1−13に夫々対応するパタ−ンの両端電圧
を該パタ−ンに夫々対応するA/Dコンバータを介して
判定回路3に、パターン1−10〜1−13の両端電圧
の初期値に代わるものとして与えるようにしてもよい。
が、図5或いは図7において対の劣化検出用パターン1
−10と1−20、・・・、1−13と1−23など
と、夫々同様に構成され、且つ図4の劣化検出用パター
ン1’と同様にコーティング30によって大気に対し非
露出とした対のパタ−ンを設け、この対のパタ−ン内の
1−10〜1−13に夫々対応するパタ−ンの両端電圧
を該パタ−ンに夫々対応するA/Dコンバータを介して
判定回路3に、パターン1−10〜1−13の両端電圧
の初期値に代わるものとして与えるようにしてもよい。
【0036】〔実施の形態3〕図8は上述した第1発明
及び第2発明のプリント板劣化検出装置における、(請
求項10に関わる発明に基づく)要部の構成の一実施例
を示す斜視図で、この図はプリント板劣化検出装置部分
を容易に交換できるようにモジュール化した例を示す。
なお、この図8のモジュール構成は上述した全ての実施
例におけるプリント板劣化検出装置に適用可能である。
及び第2発明のプリント板劣化検出装置における、(請
求項10に関わる発明に基づく)要部の構成の一実施例
を示す斜視図で、この図はプリント板劣化検出装置部分
を容易に交換できるようにモジュール化した例を示す。
なお、この図8のモジュール構成は上述した全ての実施
例におけるプリント板劣化検出装置に適用可能である。
【0037】図8において、02はプリント板劣化検出
装置の本体となるプリント板で、このプリント板02上
には前述した任意の実施例における大気に露出又は非露
出の劣化検出用パターンを設けることができる。但しこ
の例では便宜上、図3のプリント板劣化検出装置の劣化
検出用パターン1−1〜1−3を示している。プリント
板02の一端には図外の判定回路3の判定結果を表示す
るLED4A及び警報出力用のブザー4Bを持つ表示回
路4が設けられている。また、プリント板02の他端に
はこのプリント板02をプリント板ユニット01に装着
するためのコネクタ03が設けられている。
装置の本体となるプリント板で、このプリント板02上
には前述した任意の実施例における大気に露出又は非露
出の劣化検出用パターンを設けることができる。但しこ
の例では便宜上、図3のプリント板劣化検出装置の劣化
検出用パターン1−1〜1−3を示している。プリント
板02の一端には図外の判定回路3の判定結果を表示す
るLED4A及び警報出力用のブザー4Bを持つ表示回
路4が設けられている。また、プリント板02の他端に
はこのプリント板02をプリント板ユニット01に装着
するためのコネクタ03が設けられている。
【0038】このコネクタ03を介してプリント板ユニ
ット01からプリント板劣化検出装置へは電源VCC等
が供給され、プリント板劣化検出装置からプリント板ユ
ニット01側へはシステムの監視操作卓等に対する判定
回路3の判定結果を示す情報が送信される。このプリン
ト板劣化検出装置がその運用中にプリント板異常(劣
化)を検出した場合、プリント板劣化検出装置はプリン
ト板ユニット01の保守(或いは交換)と同時に交換を
要するため、このようにモジュール構造とすることで容
易に交換することができる。
ット01からプリント板劣化検出装置へは電源VCC等
が供給され、プリント板劣化検出装置からプリント板ユ
ニット01側へはシステムの監視操作卓等に対する判定
回路3の判定結果を示す情報が送信される。このプリン
ト板劣化検出装置がその運用中にプリント板異常(劣
化)を検出した場合、プリント板劣化検出装置はプリン
ト板ユニット01の保守(或いは交換)と同時に交換を
要するため、このようにモジュール構造とすることで容
易に交換することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、予防保全対象の電子機
器と同一の設置環境にて、大気露出の状態で腐食性ガス
や塵埃等に晒されるプリント板配線パタ−ンとしての劣
化検出用パターンを設けると共に、腐食による細りでそ
の劣化検出用パターンの断線や、塵埃等による絶縁低下
で劣化検出用パタ−ン間の短絡へ向けて進行するプリン
ト板の劣化状態(劣化指数)を定期的に監視し、劣化状
態が所定のしきい値を越えると警告を出力する手段を設
けるようにしたので、プリント板ユニット01等の保守
や交換を効果的に行うことができ、少ない費用で未然に
システムの重障害を防止することができる。
器と同一の設置環境にて、大気露出の状態で腐食性ガス
や塵埃等に晒されるプリント板配線パタ−ンとしての劣
化検出用パターンを設けると共に、腐食による細りでそ
の劣化検出用パターンの断線や、塵埃等による絶縁低下
で劣化検出用パタ−ン間の短絡へ向けて進行するプリン
ト板の劣化状態(劣化指数)を定期的に監視し、劣化状
態が所定のしきい値を越えると警告を出力する手段を設
けるようにしたので、プリント板ユニット01等の保守
や交換を効果的に行うことができ、少ない費用で未然に
システムの重障害を防止することができる。
【図1】第1発明の第1の実施例として要部の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図2】図1の動作説明用のパタ−ンの腐食による細り
を示す図
を示す図
【図3】第1発明の第2の実施例としての要部の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図4】第1発明の第3の実施例としての要部の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図5】第2発明の第1の実施例としての要部の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図6】図5の動作説明用のパタ−ン間の塵埃等による
短絡を示す図
短絡を示す図
【図7】第2発明の第2の実施例としての要部の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図8】本発明の装置のモジュール構造の1実施例を示
す図
す図
01 プリント板ユニット 02 プリント板 03 コネクタ 1(1’,1−1〜1−23) 劣化検出用パターン 2(2’,2−1〜2−3) A/Dコンバータ 3 判定回路 4 表示回路 4A LED 4B 警報ブザー 30 コーティング 31,32 回路 VCC 電源 R0,R0’,R1〜R23 抵抗 SD 短絡部 TH1〜TH3 しきい値
Claims (10)
- 【請求項1】プリント板上に大気に露出して所定の導体
幅で設けられ、所定電圧の電源から所定のインピーダン
スを介し、又は定電流電源から通電される劣化検出用パ
タ−ンと、 このパタ−ンの長さ方向に離れた所定の2点間の電圧と
してのパタ−ン電圧を所定期間毎に検出し、このパタ−
ン電圧の検出データから少なくとも前記パタ−ンの細り
を示すデータを求め、前記細りを示すデータが1又は複
数のしきい値を夫々越えたとき、その旨を示す警告信号
を出力する劣化判定警告手段とを備えたことを特徴とす
る電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のプリント板劣化検出装置
において、 前記細りを示すデータが、前記パタ−ン電圧の検出デー
タ自体又はその初期値との比較値を用いて求められるこ
とを特徴とする電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載のプリント板劣化検
出装置において、 前記パタ−ンへの通電を、前記劣化判定警告手段による
パタ−ン電圧の検出時のみに行わせる手段を備えたこと
を特徴とする電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載のプリン
ト板劣化検出装置において、 前記パタ−ンが夫々導体幅を異にして複数設けられ、 前記劣化判定警告手段が、この複数のパタ−ンの夫々に
ついて前記の動作を行うようにしたことを特徴とする電
子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項5】請求項2ないし4の何れかに記載のプリン
ト板劣化検出装置において、 前記大気に露出したパタ−ンに夫々対応し、大気に非露
出である以外はこのパタ−ンと同構成のパタ−ンが設け
られ、 前記劣化判定警告手段が、更にこの非露出のパタ−ンに
対する前記パタ−ン電圧に相当する電圧を検出し、この
検出データを、これに対応する前記パタ−ン電圧の検出
データの初期値に替えて用いるようにしたことを特徴と
する電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項6】プリント板上に大気に露出して所定の導体
幅で設けられ、所定電圧の電源から所定のインピーダン
スを介し、又は定電流電源から通電される第1の劣化検
出用パタ−ンと、 同じくこのプリント板上に大気に露出して、第1のパタ
−ンに対し所定の間隙と電位差を保つて並設される第2
の劣化検出用パタ−ンと、 第1のパタ−ンの長さ方向に離れた所定の2点間の電圧
としてのパタ−ン電圧を所定期間毎に検出し、このパタ
−ン電圧の検出データから少なくとも前記第1,第2の
パタ−ン間の絶縁の低下を示すデータを求め、前記絶縁
の低下を示すデータが1又は複数のしきい値を夫々越え
たとき、その旨を示す警告信号を出力する劣化判定警告
手段とを備えたことを特徴とする電子機器のプリント板
劣化検出装置。 - 【請求項7】請求項6に記載のプリント板劣化検出装置
において、 前記絶縁の低下を示すデータが、前記パタ−ン電圧の検
出データ自体又はその初期値との比較値を用いて求めら
れることを特徴とする電子機器のプリント板劣化検出装
置。 - 【請求項8】請求項6又は7に記載のプリント板劣化検
出装置において、 前記第1,第2のパタ−ンの対が夫々前記間隙を異にし
て複数対設けられ、 前記劣化判定警告手段が、この複数対のパタ−ンの夫々
について、前記の動作を行うようにしたことを特徴とす
る電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項9】請求項7又は8に記載のプリント板劣化検
出装置において、 前記大気に露出した対のパタ−ンに夫々対応し、大気に
非露出である以外はこの対のパタ−ンと同構成の対のパ
タ−ンが設けられ、 前記劣化判定警告手段が、更にこの非露出の対のパタ−
ンに対する前記パタ−ン電圧に相当する電圧を検出し、
この検出データを、これに対応する前記パタ−ン電圧の
検出データの初期値に替えて用いるようにしたことを特
徴とする電子機器のプリント板劣化検出装置。 - 【請求項10】請求項1ないし9の何れかに記載のプリ
ント板劣化検出装置において、 コネクタを備え、このコネクタを介し交換可能に構成さ
れたことを特徴とする電子機器のプリント板劣化検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8213357A JPH1062476A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電子機器のプリント板劣化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8213357A JPH1062476A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電子機器のプリント板劣化検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1062476A true JPH1062476A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16637843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8213357A Pending JPH1062476A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電子機器のプリント板劣化検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1062476A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004257810A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Sharp Corp | 制御装置およびそれを備えた電気機器 |
JP2004257812A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Sharp Corp | 制御装置およびそれを備えた電気機器 |
JP2006019405A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fanuc Ltd | プリント配線板 |
JP2006292460A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Sendai Nikon:Kk | 劣化検出装置およびそれを備えたエンコーダ |
JP2008304285A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Yokogawa Electric Corp | 劣化診断システム |
CN102576241A (zh) * | 2009-10-15 | 2012-07-11 | 富士通株式会社 | 电路基板以及电子设备 |
CN104820180A (zh) * | 2014-02-04 | 2015-08-05 | 发那科株式会社 | 具有印刷基板的劣化检测功能的电子装置 |
DE102015116176A1 (de) | 2014-09-29 | 2016-03-31 | Fanuc Corporation | Leiterplatte mit Verdrahtungsmuster zum Erkennen von Verschlechterung und Herstellungsverfahren dafür |
DE102016112056A1 (de) | 2015-07-08 | 2017-01-12 | Fanuc Corporation | Leiterplatte mit funktion zur erfassung einer verschlechterung und motorantrieb mit derselben |
DE102017106989A1 (de) | 2016-04-04 | 2017-10-05 | Fanuc Corporation | Verschlechterungserkennungsgerät für eine leiterplatte |
DE102017215567A1 (de) | 2016-09-07 | 2018-03-08 | Fanuc Corporation | Leiterplatte |
JP2019052923A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 株式会社ナカヨ | 故障予測機能を有する電子機器 |
JP2019153696A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | ファナック株式会社 | 回路基板及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP8213357A patent/JPH1062476A/ja active Pending
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004257810A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Sharp Corp | 制御装置およびそれを備えた電気機器 |
JP2004257812A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Sharp Corp | 制御装置およびそれを備えた電気機器 |
JP2006019405A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Fanuc Ltd | プリント配線板 |
JP2006292460A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Sendai Nikon:Kk | 劣化検出装置およびそれを備えたエンコーダ |
JP2008304285A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Yokogawa Electric Corp | 劣化診断システム |
CN102576241A (zh) * | 2009-10-15 | 2012-07-11 | 富士通株式会社 | 电路基板以及电子设备 |
KR101372878B1 (ko) * | 2009-10-15 | 2014-03-10 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 회로 기판 및 전자 기기 |
CN102576241B (zh) * | 2009-10-15 | 2014-11-26 | 富士通株式会社 | 电路基板以及电子设备 |
CN104820180A (zh) * | 2014-02-04 | 2015-08-05 | 发那科株式会社 | 具有印刷基板的劣化检测功能的电子装置 |
DE102015101178A1 (de) | 2014-02-04 | 2015-08-06 | Fanuc Corporation | Elektronische Vorrichtung mit Funktion zur Bestimmung einer Verschlechterung einer Leiterplatte |
JP2015145864A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | ファナック株式会社 | プリント基板の劣化検出機能を有する電子装置 |
DE102015101178B4 (de) * | 2014-02-04 | 2019-11-14 | Fanuc Corporation | Elektronische Vorrichtung mit Funktion zur Bestimmung einer Verschlechterung einer Leiterplatte |
US9857411B2 (en) | 2014-02-04 | 2018-01-02 | Fanuc Corporation | Electronic device having function of detecting degradation of printed circuit board |
CN104820180B (zh) * | 2014-02-04 | 2018-02-16 | 发那科株式会社 | 具有印刷基板的劣化检测功能的电子装置 |
DE102015116176A1 (de) | 2014-09-29 | 2016-03-31 | Fanuc Corporation | Leiterplatte mit Verdrahtungsmuster zum Erkennen von Verschlechterung und Herstellungsverfahren dafür |
US10184975B2 (en) | 2014-09-29 | 2019-01-22 | Fanuc Corporation | Printed board with wiring pattern for detecting deterioration, and manufacturing method of the same |
JP2017020845A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | ファナック株式会社 | 劣化検出機能を備えたプリント基板及びそれを具備するモータ駆動装置 |
DE102016112056B4 (de) | 2015-07-08 | 2019-01-03 | Fanuc Corporation | Leiterplatte mit Funktion zur Erfassung einer Verschlechterung und Motorantrieb mit derselben |
DE102016112056A1 (de) | 2015-07-08 | 2017-01-12 | Fanuc Corporation | Leiterplatte mit funktion zur erfassung einer verschlechterung und motorantrieb mit derselben |
US9807873B2 (en) | 2015-07-08 | 2017-10-31 | Fanuc Corporation | Printed circuit board having function of detecting deterioration and motor drive having the same |
CN106338683A (zh) * | 2015-07-08 | 2017-01-18 | 发那科株式会社 | 印刷电路板以及具备该印刷电路板的电动机驱动装置 |
DE102017106989A1 (de) | 2016-04-04 | 2017-10-05 | Fanuc Corporation | Verschlechterungserkennungsgerät für eine leiterplatte |
US10338129B2 (en) | 2016-04-04 | 2019-07-02 | Fanuc Corporation | Deterioration detection device for printed circuit board |
US20180070442A1 (en) * | 2016-09-07 | 2018-03-08 | Fanuc Corporation | Printed circuit board |
JP2018041837A (ja) * | 2016-09-07 | 2018-03-15 | ファナック株式会社 | プリント板 |
US10327328B2 (en) | 2016-09-07 | 2019-06-18 | Fanuc Corporation | Printed circuit board |
CN107801293A (zh) * | 2016-09-07 | 2018-03-13 | 发那科株式会社 | 印刷基板 |
DE102017215567A1 (de) | 2016-09-07 | 2018-03-08 | Fanuc Corporation | Leiterplatte |
DE102017215567B4 (de) * | 2016-09-07 | 2021-04-29 | Fanuc Corporation | Leiterplatte |
JP2019052923A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 株式会社ナカヨ | 故障予測機能を有する電子機器 |
JP2019153696A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | ファナック株式会社 | 回路基板及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1062476A (ja) | 電子機器のプリント板劣化検出装置 | |
US8135973B2 (en) | System and method for dynamically managing groups of power supplies for a computer system | |
US9857411B2 (en) | Electronic device having function of detecting degradation of printed circuit board | |
US20050018371A1 (en) | Systems and methods for fault-based power signal interruption | |
US20050195545A1 (en) | Method of detecting run-dry conditions in fuel systems | |
US6567001B1 (en) | Fire control panel monitoring for degradation of wiring integrity during alarm state | |
CN107278016B (zh) | 印刷基板的恶化检测装置 | |
JP2001251026A (ja) | 制御盤 | |
JP5357729B2 (ja) | 計算機回路及び障害検査方法 | |
US6876102B2 (en) | Diode fault detection system and method | |
JP2728561B2 (ja) | プリント板絶縁劣化検出手段を備えた電子装置 | |
KR20080055074A (ko) | 스마트 정션박스를 이용한 이중 전원시스템 및 그의 라인쇼트 감지방법 | |
EP0214239B1 (en) | Method and circuit for detecting a fault condition | |
JP2005109084A (ja) | プリント基板および電子装置 | |
JP7145141B2 (ja) | 電源装置 | |
JP4834521B2 (ja) | 電源装置および電子装置 | |
JP5451273B2 (ja) | 電源監視回路、該電源監視回路に用いられる電源監視方法及び電源監視制御プログラム、並びに電子機器 | |
JP4207513B2 (ja) | 電源供給監視装置および電源供給監視方法 | |
KR100207838B1 (ko) | 전기쇼트로인한 화재발생 방지장치 | |
JP2827948B2 (ja) | 故障監視検出方式 | |
JPS60119479A (ja) | プリンタ付絶縁監視装置 | |
JP2001150773A (ja) | 異常検出装置および異常検出方法 | |
JP6227613B2 (ja) | 誤り率測定装置の過電流保護回路及び過電流保護方法 | |
JP2854496B2 (ja) | 防災監視装置の過電圧保護装置 | |
JP2006007895A (ja) | 車両用給電システム |