JPH1061862A - 分岐部形成方法および分岐部形成具 - Google Patents

分岐部形成方法および分岐部形成具

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JPH1061862A
JPH1061862A JP21345096A JP21345096A JPH1061862A JP H1061862 A JPH1061862 A JP H1061862A JP 21345096 A JP21345096 A JP 21345096A JP 21345096 A JP21345096 A JP 21345096A JP H1061862 A JPH1061862 A JP H1061862A
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JP
Japan
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hole saw
saddle
branch pipe
cover member
branch
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Application number
JP21345096A
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Inventor
Joji Furukawa
浄治 古川
Tetsuo Ishikawa
哲夫 石川
Yoshito Manabe
義人 真鍋
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性樹脂からなる流体用導管に流体分岐
部を形成する分岐部形成方法をにおいて、サドル継手が
融着面から引き剥がされる懸念の少ない分岐部形成方法
を提供する。 【解決手段】 次の工程を備えるものとした、〈1〉分
岐管部2とサドル部4とを備えた熱可塑性樹脂からなる
サドル継手10を流体導管100に融着する、〈2〉融
着されたサドル継手の分岐管部内にホールソー20を挿
入する、〈3〉カバー部材40によって分岐管部の他端
3を閉鎖する、〈4〉流体導管を挟んでサドル継手と対
向設置された支持サドル50にカバー部材40をクラン
プ締結する、〈5〉操作ロッド30を操作してホールソ
ーで管壁に穿孔する、〈6〉ホールソーを引退せしめ
る、〈7〉ホールソーと操作ロッドをカバー部材と共に
除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂から
なる流体導管に流体分岐部を形成するための分岐部形成
方法および同分岐部形成具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分岐部形成技術として
は、〈1〉分岐管部と前記分岐管部の一端に設けられ前
記流体導管の外周壁にフィットするサドル部とを備えた
熱可塑性樹脂からなるサドル継手を前記流体導管の外周
壁に気密状に融着し、〈2〉融着された前記サドル継手
の前記分岐管部内にホールソーを挿入し、〈3〉カバー
部材によって前記分岐管部の他端の開口部を気密状に閉
鎖し、〈4〉前記サドル継手の外部からホールソー操作
ロッドを操作して、前記カバー部材または前記分岐管部
に形成されたメネジに対して前記ホールソーを螺進せし
めることによって前記管壁に貫通孔を穿孔し、〈5〉前
記ホールソー操作ロッドを操作して前記ホールソーを前
記カバー部材側に引退せしめ、〈6〉前記ホールソー及
び前記ホールソー操作ロッドを前記カバー部材と共に除
去する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、管壁に穿孔する工程において、ホールソーの刃先か
ら管壁に加えられる押し付け力が、サドル継手を流体導
管から遠ざける方向に働き、この押し付け力が、融着さ
れている外周壁とサドル部の境界面での接着力を上回っ
て、前記境界面からサドル継手が引き剥がされるという
危惧があり、改善の余地があった。本発明の目的は、上
に例示した従来方法や同分岐部形成具に見られる上記欠
点に鑑み、融着されている外周壁とサドル部の境界面か
らサドル継手が引き剥がされる懸念のより少ない分岐部
形成方法及び分岐部形成具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔1〕上記目的を達成するために、本発明に係る分岐部
形成方法では、次の工程を備えることを特徴構成として
いる。 〈1〉分岐管部2と前記分岐管部の一端に設けられ前記
流体導管の外周壁にフィットするサドル部4とを備えた
熱可塑性樹脂からなるサドル継手10を前記流体導管の
外周壁に気密状に融着する、〈2〉融着された前記サド
ル継手の前記分岐管部内にホールソー20を挿入する、
〈3〉前記ホールソーを出退操作可能なホールソー操作
ロッド30のオネジ部28を螺合挿通自在なメネジ部3
6を備えたカバー部材40によって前記分岐管部2の他
端3の開口部を気密状に閉鎖する、〈4〉前記流体導管
を挟んで前記サドル継手と対向するように設置された支
持サドル50に対して前記カバー部材をクランプ状に締
結する、〈5〉前記サドル継手の外部から前記ホールソ
ー操作ロッドを操作して前記ホールソーを螺進せしめ、
前記管壁に貫通孔を穿孔する、〈6〉前記ホールソー操
作ロッドを操作して前記ホールソーを前記カバー部材側
に引退せしめる、〈7〉前記ホールソー及び前記ホール
ソー操作ロッドを前記カバー部材と共に除去する。
【0005】〔2〕上記目的を達成するために、本発明
に係る分岐部形成具では、分岐管部2と前記分岐管部の
一端に設けられ前記流体導管の外周壁に気密状に融着可
能なサドル部4とを備えた熱可塑性樹脂からなるサドル
継手10と、前記サドル継手の前記分岐管部に挿入可能
なホールソー20と、前記ホールソーに連結されたホー
ルソー操作ロッド30と、前記分岐管部の他端3の開口
部を気密状に封鎖可能なカバー部材40と、前記流体導
管を挟んで前記サドル継手と対向するように設置可能な
支持サドル50と、前記設置された支持サドルに対して
前記カバー部材をクランプ締結可能なクランプ部材60
とを有し、前記ホールソー操作ロッドのオネジ部28を
螺合挿通自在なメネジ部36を前記カバー部材40に形
成してあることを特徴構成としている。
【0006】尚、上記特徴構成の記載において、図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0007】〔発明の効果〕上記〔1〕または〔2〕の
特徴構成のために、本発明に係る分岐部形成方法及び分
岐部形成具では、前記流体導管を挟んで前記サドル継手
と対向するように設置された支持サドルに対して前記カ
バー部材をクランプ状に締結するので、たとえ、管壁に
穿孔する工程において、ホールソーの刃先から管壁に加
えられる押し付け力が、融着されている外周壁とサドル
部の境界面での(融着に基づく)接着力を上回っていて
も、前記流体導管の外周面の前記サドル継手との融着位
置とは反対側の領域が前記支持サドルを介して前記押し
付け力を受けることになり、結果として、前記境界面か
らサドル継手が引き剥がされる懸念が少ないという特有
の効果が生じる。
【0008】尚、分岐部形成具として、さらに、前記サ
ドル継手の前記分岐管部の管壁に設けられた挿入口から
前記分岐管部内に挿入して膨張せしめることによって、
前記分岐管部を遮断可能なガスバッグを設けておき、分
岐部形成方法として、前記ホールソーを前記カバー部材
側に引退せしめる操作の後で、且つ、前記ホールソー操
作ロッドを前記カバー部材と共に除去する操作の前に、
前記分岐管部の管壁に設けられた挿入口からガスバッグ
を挿入し、前記分岐管部内の、穿孔された前記貫通孔と
引退された前記ホールソーの間の空間で前記ガスバッグ
を膨張せしめて、前記分岐管部を遮断する工程を設ける
と、前記分岐管部の先端に新たな管を接続する作業を、
ノーブローバッグ等を除去した、より作業のし易い状態
で実施することも可能となり更に都合が良い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る分岐部形成方法を構
成する各工程の実施順序は、種々変形して実施すること
ができる。一例として、分岐管部と前記分岐管部の一端
に設けられ前記流体導管の外周壁にフィットするサドル
部とを備えた熱可塑性樹脂からなるサドル継手を前記流
体導管の外周壁に気密状に融着する工程は、前記流体導
管を挟んで前記サドル継手と対向するように設置された
支持サドルに対して前記カバー部材をクランプ状に締結
する工程の後に行っても良い。この順序で実施すること
によって、前記サドル継手が前記流体導管の外周壁に確
実に押し付けられた状態で融着を行うこととなり、融着
部の気密性がより確実に確保できて都合が良い。同様
に、支持サドルを設置し、サドル継手と支持サドルとを
互いに締結することによって、これら両部材を流体導管
に固定させる工程を加え、この工程の後で前記融着する
工程を行っても良く、やはり、融着部の気密性がより確
実に確保できて都合が良い。
【0010】ここで、本発明に係る分岐部形成具や、分
岐部形成方法の実施形態について、図を用いて例示す
る。図1及び図2に示された分岐部形成具1は、熱可塑
性樹脂からなる呼び径200Aの流体導管100に分岐
部を形成するためのものであり、サドル継手10、ホー
ルソー30、カバー部材40、支持サドル50、及びク
ランプ部材60を備えている。サドル継手10は全体が
ポリエチレン等の熱可塑性樹脂で一体成形されており、
段の付いた円筒形をした分岐管部2と、分岐管部2の一
端に設けられたサドル部4とを有する。分岐管部2は、
最下部を構成する150Aの小径部12、最上部を構成
する200A(すなわち、流体導管100と同径)の大
径部16、及びこれら小径部12と大径部16をスムー
スに連結しているレデューサ部14からなり、サドル部
4は、流体導管100の外周壁102に略密着可能な概
して円弧状断面形状を備えており、さらに流体導管10
0に外嵌させた際に流体導管100の径方向外側に延び
る矩形板状のフランジ6が一対設けられており、各フラ
ンジ6には流体導管100の長手方向に合計3個の貫通
孔が形成されている。また、サドル部4の、流体導管1
00に略密着する内面付近には、通電によってジュール
熱を発する熱線8が埋め込まれており、サドル部4の外
側には、この熱線の両端部が端子9,9として突設され
ている。また、分岐管部2の基端部、すなわちサドル部
4との連結部付近には、分岐管部2の内部と連通状態の
挿入孔7が設けられており、分岐管部2の内面を遮断す
るためのガスバッグをこの挿入孔7から挿入可能となっ
ている。
【0011】カバー部材40は概して矩形の板と短い円
柱を合わせた形状を持つ金属製などで形成された部材
で、その長手方向の両端には一対の係合孔38,38が
形成されている。カバー部材40の下側の面には、円柱
状のボス部32が形成されており、ボス部32の周囲に
は分岐管部2の端部3を全周で受け入れ可能な環状の凹
部34が設けられている。また、分岐管部2の端部3を
受け入れた際の気密性を確保するために、凹部34の内
部には端部3の端面と全周で接当可能なゴム製などの弾
性Oリング35が係入されている。さらに、カバー部材
40の中央部にはメネジ37を備えた貫通孔が形成され
ている。ホールソー30は、概して円筒状の鋼製の切削
具であるホールソー本体20、ホールソー本体20の上
端部に相対回転不能に取り付けることのできる金属製の
ホールソー操作部26からなる。ホールソー本体20の
先端には流体導管100の外周壁102に押し付けられ
ることによって流体導管100に円形の貫通孔を穿孔可
能なリング状の刃先22が備えられている。ホールソー
操作部26の中央部には、カバー部材40のメネジ37
と螺合可能なオネジ28が形成されており、ホールソー
操作部26の上端にはホールソー操作部26を回転操作
可能な操作用ハンドル24が相対回転不能に設けられて
いる。
【0012】支持サドル50は、流体導管100の外周
壁102に略密着可能な概して円弧状断面形状を備えた
金属製の部材で、流体導管100を挟んでサドル継手1
0と対向するように設置可能であり、流体導管100の
外周壁102に外嵌設置した際に、サドル継手10と同
様に、流体導管100の径方向外側に延びる矩形板状の
フランジ48が一対設けられており、各フランジ48に
も流体導管100の長手方向に合計3個の貫通孔が形成
されている。そして、流体導管100の外周壁102に
サドル継手10を外嵌させた状態の分岐管部2の端部3
をカバー部材40によって閉鎖しておき、支持サドル5
0を流体導管100におけるサドル継手10の対峙点に
設置した上で、支持サドル50に対して前記カバー部材
40を一対のクランプ部材60によってクランプ締結可
能に構成してある。
【0013】(工程)ポリエチレン(熱可塑性樹脂の一
例)からなる流体用導管100に流体分岐部を形成する
分岐部形成方法の工程について一例を挙げて解説する。 (1)流体用導管100上の分岐部を設けようとする外
周面をキシレンなどで拭き上げて清浄にした上で、ここ
にサドル継手10を外嵌させる(図3−イを参照)。こ
の時、サドル継手10のサドル部4の内面形状が流体用
導管100の外周壁102にフィットしていることを確
認する。 (2)支持サドル50を流体導管100におけるサドル
継手10の対峙点に配置し、サドル継手10側のフラン
ジ6、及び支持サドル50のフランジ48に設けられた
貫通孔を利用し、サドル継手10と支持サドル50と
を、流体用導管100を挟んだ状態で、4組のネジ部材
70によって締結する(図3−ロを参照)。 (3)サドル継手10のサドル部4が流体用導管100
上に押し付けられていることを確認した上で、電流制御
装置300を介して端子9,9間に電源からの電流を流
し、熱線8内にてジュール熱を発生させてこの熱によっ
てサドル部4を流体用導管100の外壁面102に気密
状に熱融着(融着の一例)させる(図3−ハを参照)。
熱融着させた部位が放冷された後に、サドル部4が流体
用導管100の外壁面102に確実に、そして気密状に
接合されていることを確認する。 (4)カバー部材40の中央に設けられた貫通孔36に
ホールソー操作部26を、メネジ37とオネジ28とが
螺合するように挿通し、ホールソー操作部26をホール
ソー20に連結した後で、ホールソー20を分岐管部2
内に収納し、カバー部材40の凹部34をサドル継手1
0の分岐管部2の端部3に被せる(図3−ニを参照)。 (5)支持サドル50のフランジ48に設けられた中央
の貫通孔と、カバー部材40の両端部に設けられた貫通
孔38との間に一対のクランプ部材60,60を挿通し
てクランプ部材60,60のナットを外側から締めつけ
ることによって、カバー部材40を支持サドル50に対
してクランプ締結する(図4−ホを参照)。この時、ホ
ールソー20は分岐管部2内に挿入されており、分岐管
部2の端部3はカバー部材40によって気密状に閉鎖さ
れる。 (6)貫通孔7を遮断栓Pで遮断し、分岐部形成箇所の
全体を内部を透視可能なノーブローバッグ(図示せず)
で覆う。この時、予め前記ノーブローバッグ内に収縮状
態のガスバッグ80を収納しておく。 (7)ノーブローバッグで覆われた空間内でサドル継手
10の外部からホールソー操作ロッド30を操作してホ
ールソー20を回転させながら螺進せしめ、流体用導管
100の外壁面102に貫通孔104を穿孔する(図4
−ヘを参照)。 (8)ホールソー操作ロッド30を逆向きに操作してホ
ールソー20をカバー部材40付近まで引退せしめる
(図示せず)。 (9)挿入口7から遮断栓Pを抜き、代わりに挿入口7
からガスバッグ80を挿入し、ガスバッグ80とエアー
注入手段400とを接続しているエアー供給チューブ4
10に外嵌しているシール用ブシュ(図示せず)によっ
て 挿入口7とエアー供給チューブ410の間の環状の
間隙を遮断する。そして、エアー注入手段400からガ
スバッグ80にエアーを供給することによって、分岐管
部2内の、穿孔された貫通孔104と引退されたホール
ソー20の間の空間でガスバッグ80を膨張せしめて、
分岐管部2の内部を遮断する(図4−トを参照)。 (10)前記遮断の状態を維持したまま、クランプ部材
60,60を除去し、ホールソー20とホールソー操作
ロッド30を、カバー部材40と共に分岐管部2内から
抜き取り(同じく、図4−トを参照)、引き続き、分岐
管部2の端部3に適宜導管を接続し、最後に挿入口7か
らガスバッグ80を抜き取り、挿入口7の端部にEFキ
ャップを熱融着し、遮断する。
【0014】〔別実施形態〕既に記した通りに、上記実
施形態における各工程の時間的な実施順序は、種々に変
形することが可能である。例えば、上記実施形態におい
て3番目の工程で行った、端子9,9間に電流を流し、
熱線8内にてジュール熱を発生させてこの熱によってサ
ドル部4を流体用導管100の外壁面102に気密状に
熱融着(融着の一例)させる操作は、必ずしも、支持サ
ドル50を流体導管100におけるサドル継手10の対
峙点に配置し、サドル継手10と支持サドル50とを締
結した後でなくても良く、上記実施形態における1番目
の工程に引き続いて2番目の工程として行っても良い。
但し、この場合、サドル継手10のサドル部4が流体用
導管100上に確実に押し付けた上で電流を流すことが
必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における分岐部形成具の斜視
【図2】本発明の実施形態における分岐部形成具の断面
【図3】図1の分岐部形成具を用いた分岐部形成方法の
一例を示す工程図
【図4】図1の分岐部形成具を用いた分岐部形成方法の
一例を示す工程図
【符号の説明】
1 分岐部形成具 2 分岐管部 4 サドル部 6 フランジ 10 サドル継手 20 ホールソー本体 26 ホールソー操作部 28 オネジ 30 ホールソー 32 ボス部 34 凹部 37 メネジ 40 カバー部材 50 支持サドル 60 クランプ部材 100 流体導管 102 外周壁 104 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる流体用導管に流体
    分岐部を形成する分岐部形成方法であって、次の工程を
    備えるもの、 〈1〉分岐管部と前記分岐管部の一端に設けられ前記流
    体導管の外周壁にフィットするサドル部とを備えた熱可
    塑性樹脂からなるサドル継手を前記流体導管の外周壁に
    気密状に融着する、 〈2〉融着された前記サドル継手の前記分岐管部内にホ
    ールソーを挿入する、 〈3〉前記ホールソーを出退操作可能なホールソー操作
    ロッドのオネジ部を螺合挿通自在なメネジ部を備えたカ
    バー部材によって前記分岐管部の他端の開口部を気密状
    に閉鎖する、 〈4〉前記流体導管を挟んで前記サドル継手と対向する
    ように設置された支持サドルに対して前記カバー部材を
    クランプ状に締結する、 〈5〉前記サドル継手の外部から前記ホールソー操作ロ
    ッドを操作して前記ホールソーを螺進せしめ、前記管壁
    に貫通孔を穿孔する、 〈6〉前記ホールソー操作ロッドを操作して前記ホール
    ソーを前記カバー部材側に引退せしめる、 〈7〉前記ホールソー及び前記ホールソー操作ロッドを
    前記カバー部材と共に除去する。
  2. 【請求項2】 前記ホールソーを前記カバー部材側に引
    退せしめる操作の後で、且つ、前記ホールソー操作ロッ
    ドを前記カバー部材と共に除去する操作の前に、前記分
    岐管部の管壁に設けられた挿入口からガスバッグを挿入
    し、前記分岐管部内の、穿孔された前記貫通孔と引退さ
    れた前記ホールソーの間の空間で前記ガスバッグを膨張
    せしめて、前記分岐管部を遮断する請求項1に記載の分
    岐部形成方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂からなる流体導管に分岐部
    を形成するための分岐部形成具であって、 分岐管部と前記分岐管部の一端に設けられ前記流体導管
    の外周壁に気密状に融着可能なサドル部とを備えた熱可
    塑性樹脂からなるサドル継手と、前記サドル継手の前記
    分岐管部に挿入可能なホールソーと、前記ホールソーに
    連結されたホールソー操作ロッドと、前記分岐管部の他
    端の開口部を気密状に封鎖可能なカバー部材と、前記流
    体導管を挟んで前記サドル継手と対向するように設置可
    能な支持サドルと、前記設置された支持サドルに対して
    前記カバー部材をクランプ締結可能なクランプ部材とを
    有し、前記ホールソー操作ロッドのオネジ部を螺合挿通
    自在なメネジ部を前記カバー部材に形成してある分岐部
    形成具。
  4. 【請求項4】 さらに、前記サドル継手の前記分岐管部
    の管壁に設けられた挿入口から前記分岐管部内に挿入し
    て膨張せしめることによって、前記分岐管部を遮断可能
    なガスバッグを設けている請求項3に記載の分岐部形成
    具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1048885A2 (de) * 1999-04-27 2000-11-02 Friatec Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Herstellung einer Verbindung einer Armatur mit einem Rohr
DE10310876A1 (de) * 2002-03-12 2003-11-27 Friatec Ag Vorrichtung zum Verbinden eines Bauteils mit einem Körper
KR200458922Y1 (ko) 2009-10-12 2012-03-22 한국서부발전 주식회사 취수 설비용 배관 정비장치

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