JPH1061812A - 緊急遮断弁装置 - Google Patents

緊急遮断弁装置

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Publication number
JPH1061812A
JPH1061812A JP21898396A JP21898396A JPH1061812A JP H1061812 A JPH1061812 A JP H1061812A JP 21898396 A JP21898396 A JP 21898396A JP 21898396 A JP21898396 A JP 21898396A JP H1061812 A JPH1061812 A JP H1061812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
circuit
emergency
actuator
check
Prior art date
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Pending
Application number
JP21898396A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Sogabe
圭三 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント操業中でも緊急遮断弁を駆動するこ
となく緊急遮断動作が正常に行われるか否かを確認する
こと。 【解決手段】 緊急遮断弁駆動用シリンダ3の一方油室
4aに逆止弁5付き第1回路6を介してアクチュエータ
7が接続されると共に、シリンダ3の他方油室4bに逆
止弁8付き第2回路9を介してタンク10が接続され、
アクチュエータ7と各逆止弁5,8とが電磁切換弁11
付き第3回路12を介して接続され、第1回路6を介し
て両逆止弁5,8に連通する第4回路15が設けられる
と共に、該第4回路15にタンク16が接続され、且
つ、第4回路15に2ポート2位置の緊急遮断確認用手
動切換弁17及び設定圧可変調整型リリーフ弁18が介
在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば石油精製プ
ラントなどの高温流体を流通させる流路の途中に介装し
た緊急遮断弁を緊急時に駆動するようにした緊急遮断弁
装置に関し、特に、プラント操作中に前記緊急遮断弁を
駆動することなく緊急遮断動作するか否かを確認するこ
とができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の緊急遮断弁装置の一例と
して図2に示すものがある。これは、例えば石油精製プ
ラントなどの流路1の途中に介装した緊急遮断弁2にシ
リンダ3のピストンロッド3aが連結され、シリンダ3
のピストン3bにより仕切られた一方油室4aに逆止弁
5付き第1回路6を介してアクチュエータ7が接続され
ると共に、シリンダ3の他方油室4bに逆止弁8付き第
2回路9を介してタンク10が接続され、アクチュエー
タ7と各逆止弁5,8とが3ポート2位置の電磁切換弁
11付き第3回路12を介して接続されている。
【0003】上記構成において、常時は、図示するよう
に、アクチュエータ7の圧油により電磁切換弁11を介
して各逆止弁5,8を閉鎖し、これによって、アクチュ
エータ7の圧油がシリンダ3の一方油室4aに供給され
ないようにすると共に、シリンダ3の他方油室4bから
タンク10に圧油が逃げないようにして、緊急遮断弁2
を開放状態に保持する。緊急時には、緊急遮断信号に基
づいて電磁切換弁11を切り換えることにより、各逆止
弁5,8にかかっていた圧油が逃がし回路13を介して
タンク10に逃がされることにより、該各逆止弁5,8
を開放し、これによって、アクチュエータ7の圧油をシ
リンダ3の一方油室4aに供給すると共に、シリンダ3
の他方油室4bからタンク10に圧油を逃がして緊急遮
断弁2を駆動し、流路1を閉鎖するようになっている
(図2仮想線状態)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
流路1に流体を流通させている状態で緊急遮断弁2を駆
動することなく緊急遮断動作が正常に行われるか否かを
確認することができない。従って、緊急遮断動作を確認
する場合には、プラントの操業を一旦停止して流路1に
流体が流通されないようにした後、緊急遮断信号に基づ
いて電磁切換弁11を切り換えてアクチュエータ7によ
り緊急遮断弁2を実際に駆動することが行われており、
これではプラントの操業効率が低くなる。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、プラント操
業中でも緊急遮断弁を駆動することなく緊急遮断動作が
正常に行われるか否かを確認することができる緊急遮断
弁装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、緊急遮断弁駆動用シリンダの一方油室に
逆止弁付き第1回路を介してアクチュエータが接続され
ると共に、前記シリンダの他方油室に逆止弁付き第2回
路を介してタンクが接続され、前記アクチュエータと前
記各逆止弁とが電磁切換弁付き第3回路を介して接続さ
れており、常時は、前記アクチュエータの圧油により電
磁切換弁を介して前記各逆止弁を閉鎖し、緊急時には、
前記電磁切換弁を切り換えることにより、前記各逆止弁
を開放して、アクチュエータの圧油を前記シリンダの一
方油室に供給すると共に、シリンダの他方油室からタン
クに圧油に逃がして緊急遮断弁を駆動するようにした緊
急遮断弁装置において、前記両逆止弁に連通する第4回
路が設けられると共に、該第4回路に緊急遮断確認用切
換弁及びリリーフ弁が介在されており、前記緊急遮断確
認用切換弁を切り換えることにより、前記各逆止弁にか
かる圧油を前記第4回路を介して逃がすように構成した
ことを特徴としている。
【0007】上記構成において、常時は、アクチュエー
タの圧油により電磁切換弁を介して各逆止弁を閉鎖し、
これによって、アクチュエータの圧油がシリンダの一方
油室に供給されないようにすると共に、シリンダの他方
油室からタンクに圧油が逃げないようにして、緊急遮断
弁を開放状態に保持する。緊急時には、緊急遮断信号に
基づいて電磁切換弁を切り換えることにより、各逆止弁
にかかっていた圧油が逃がされることにより、該各逆止
弁を開放し、これによって、アクチュエータの圧油をシ
リンダの一方油室に供給すると共に、シリンダの他方油
室からタンクに圧油を逃がして緊急遮断弁を駆動し、流
路を閉鎖する。
【0008】また、プラント操業中に緊急遮断動作を確
認する場合には、緊急遮断確認用切換弁を切り換えれば
よい。これによって、リリーフ弁が開放されるが、その
リリーフ弁により第1回路及び第2回路中の油圧を設定
圧以上に保持するので、緊急遮断弁が駆動されない状態
を維持することができる。
【0009】前記リリーフ弁の開放により、各逆止弁に
かかっている圧油が第4回路を介して逃がされることに
より、アクチュエータの圧油が第3回路及び第4回路を
通って徐々に逃がされる。これによって、電磁切換弁及
び各逆止弁が実際に動かされ、緊急遮断動作が正常に行
われるか否かを確認することができる。
【0010】この場合、プラント操業中に、緊急遮断弁
を駆動させることなく、緊急遮断確認用切換弁及びリリ
ーフ弁などからなる緊急遮断確認手段により、各逆止弁
及び電磁切換弁を実際に動かして緊急遮断動作が正常に
行われるか否かを確認することができ、操業効率を低下
させることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
る緊急遮断弁装置を示すものであって、第1回路6(ま
たは第2回路9)を介して前記両逆止弁5,8に連通す
る第4回路15が設けられると共に、該第4回路15に
タンク16が接続され、且つ、第4回路15に2ポート
2位置の緊急遮断確認用手動切換弁17及び設定圧可変
調整型リリーフ弁18が介在されている。上記以外の構
成は図2に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部分
に同一符号を付してその説明を省略する。
【0012】上記構成において、プラント操業中に緊急
遮断動作を確認する場合には、図1に示す状態から、手
動切換弁17を切り換えればよい。これによって、リリ
ーフ弁16が開放されるが、そのリリーフ弁16により
第1回路6及び第2回路7中の油圧を設定圧以上に保持
するので、緊急遮断弁2が駆動されない状態を維持する
ことができる。
【0013】前記リリーフ弁18の開放により、各逆止
弁5,8にかかっている圧油が第4回路15を介してタ
ンク16内に逃がされることにより、アクチュエータ7
の圧油が第3回路12及び第4回路15を通って徐々に
逃がされる。これによって、電磁切換弁11及び各逆止
弁5,8が実際に動かされ、緊急遮断動作が正常に行わ
れるか否かを確認することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、プラント操業中に、緊
急遮断弁を駆動させることなく、緊急遮断確認用切換弁
及びリリーフ弁などからなる緊急遮断確認手段により、
各逆止弁及び電磁切換弁を実際に動かして緊急遮断動作
が正常に行われるか否かを確認することができ、操業効
率を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である緊急遮断弁の概略
図である。
【図2】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
2 緊急遮断弁 3 緊急遮断弁駆動用シリンダ 4a 一方油室 4b 他方油室 5 逆止弁 6 第1回路 7 アクチュエータ 8 逆止弁 9 第2回路 10 タンク 11 電磁切換弁 12 第3回路 15 第4回路 16 タンク 17 緊急遮断確認用手動切換弁 18 リリーフ弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急遮断弁駆動用シリンダの一方油室に
    逆止弁付き第1回路を介してアクチュエータが接続され
    ると共に、前記シリンダの他方油室に逆止弁付き第2回
    路を介してタンクが接続され、前記アクチュエータと前
    記各逆止弁とが電磁切換弁付き第3回路を介して接続さ
    れており、常時は、前記アクチュエータの圧油により電
    磁切換弁を介して前記各逆止弁を閉鎖し、緊急時には、
    前記電磁切換弁を切り換えることにより、前記各逆止弁
    を開放して、アクチュエータの圧油を前記シリンダの一
    方油室に供給すると共に、シリンダの他方油室からタン
    クに圧油に逃がして緊急遮断弁を駆動するようにした緊
    急遮断弁装置において、前記両逆止弁に連通する第4回
    路が設けられると共に、該第4回路に緊急遮断確認用切
    換弁及びリリーフ弁が介在されており、前記緊急遮断確
    認用切換弁を切り換えることにより、前記各逆止弁にか
    かる圧油を前記第4回路を介して逃がすように構成した
    ことを特徴とする緊急遮断弁装置。
JP21898396A 1996-08-21 1996-08-21 緊急遮断弁装置 Pending JPH1061812A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21898396A JPH1061812A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 緊急遮断弁装置

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JP21898396A JPH1061812A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 緊急遮断弁装置

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JPH1061812A true JPH1061812A (ja) 1998-03-06

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ID=16728437

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JP21898396A Pending JPH1061812A (ja) 1996-08-21 1996-08-21 緊急遮断弁装置

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JP (1) JPH1061812A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097539A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Tyco Flow Control Japan Kk 緊急遮断弁装置
JP2009097540A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Tyco Flow Control Japan Kk 緊急遮断弁装置
US7650905B2 (en) 2004-05-06 2010-01-26 Tyco Flow Control Kabushiki Kaisha Emergency isolation valve apparatus

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US7650905B2 (en) 2004-05-06 2010-01-26 Tyco Flow Control Kabushiki Kaisha Emergency isolation valve apparatus
JP2009097539A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Tyco Flow Control Japan Kk 緊急遮断弁装置
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