JP3641180B2 - 油圧回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アキュムレータを備えた油圧回路に関し、特に、油圧ポンプの吐出油にアキュムレータからの圧油を加えてアクチュエータに供給可能な油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の油圧回路は、例えば、特開平9−210007号公報に示されていて、同公報の油圧回路においては、油圧ポンプの吐出流路に分岐流路を分岐接続し、この分岐流路にソレノイドバルブ(電磁開閉弁)を介してアキュムレータを配設しており、アキュムレータを使用するときには、ソレノイドバルブを非通電操作により開作動させて分岐流路を開き、またアキュムレータを使用しないときには、ソレノイドバルブを通電操作により閉作動させて分岐流路を閉じるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した公報の油圧回路において、油圧ポンプの起動・停止に伴って分岐流路を開閉させるためには、油圧ポンプの起動・停止操作とソレノイドバルブの非通電・通電操作を電気的に関連させる必要があり、このために電気的な制御装置が必要になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、その課題は電気的な制御装置を必要とせずに、油圧ポンプの起動・停止に伴って、アキュムレータを配設してなる分岐流路を開閉させることにあり、油圧ポンプの吐出油をアクチュエータへ供給する吐出流路に、アクチュエータ側への流れを許容し油圧ポンプ側への流れを阻止する逆止め弁を配設し、この逆止め弁よりアクチュエータ側の前記吐出流路に分岐流路を分岐接続し、この分岐流路にパイロット操作逆止め弁を介してアキュムレータを配設し、前記パイロット操作逆止め弁のパイロット流路を前記逆止め弁より油圧ポンプ側の吐出流路に接続して、前記パイロット流路を通して導入されるパイロット圧力の作用により前記パイロット操作逆止め弁が開作動して前記分岐流路を開くとともに、パイロット圧力の非作用により前記パイロット操作逆止め弁が閉作動して前記分岐流路を閉じるようにしたこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0005】
上記した請求項1に係る発明の油圧回路において、前記パイロット流路より分岐して低圧側に接続するパイロット排出流路を設け、このパイロット排出流路に、ばねの付勢力により開作動するとともにばねの付勢力を上回る圧力の作用で閉作動する圧抜き弁を配設すること(請求項2に係る発明)も可能である。
【0006】
また、上記した請求項1または2に係る発明の油圧回路において、前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設けるとともに、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを開閉弁を介して接続し、この開閉弁は前記油圧ポンプの起動操作により閉作動して前記圧力流路と前記圧力保持流路間を遮断するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により開作動して前記圧力流路と前記圧力保持流路間を連通するようにして、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において保持すること(請求項3に係る発明)も可能である。
【0007】
また、上記した請求項1または2に係る発明の油圧回路において、前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記油圧ポンプの起動操作により第1位置に切換操作して前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により第2位置に切換操作して前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通し、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作により前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作で作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より減圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する減圧器を配設して、前記油圧ポンプの吐出油が減圧されて供給される前記アクチュエータの圧力保持側室に減圧して供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において保持すること(請求項4に係る発明)も可能である。
【0008】
また、上記した請求項1または2に係る発明の油圧回路において、前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通する第1位置と前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通する第2位置とに切換操作自在に設け、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作で前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作後の前記第1位置への切換操作により作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する増圧器を配設して、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において増圧して保持すること(請求項5に係る発明)も可能である。
【0009】
また、上記した請求項1または2に係る発明の油圧回路において、前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記油圧ポンプの起動操作により第1位置に切換操作して前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により第2位置に切換操作して前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通し、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作により前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作で作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する増圧器を配設して、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において増圧して保持すること(請求項6に係る発明)も可能である。
【0010】
また、上記した請求項1から6までの何れか一つに係る発明の油圧回路において、前記アキュムレータに蓄えられている圧油の圧力を検知する圧力検知手段を設けて、この圧力検知手段によって検出された圧力が設定値以下に低下したとき前記油圧ポンプを起動操作させること(請求項7に係る発明)も可能である。
【0011】
【発明の作用・効果】
本発明による油圧回路(請求項1に係る発明)においては、油圧ポンプを起動操作すると、吐出流路に吐出油が吐出されて、この吐出油の一部がパイロット流路を通してパイロット操作逆止め弁に導入され、残部が吐出流路の逆止め弁を通してアクチュエータへと流れる。このため、パイロット操作逆止め弁が、パイロット流路を通して導入されるパイロット圧力の作用により開作動して、分岐流路を開く。したがって、アキュムレータからパイロット操作逆止め弁を通して吐出流路に圧油を供給可能となり、油圧ポンプの吐出油にアキュムレータからの圧油を加えてアクチュエータに供給可能となる。
【0012】
また、油圧ポンプを停止操作すると、吐出流路に配設した逆止め弁の作用により同逆止め弁より油圧ポンプ側の吐出流路内圧力が油圧ポンプの停止に伴い低下する。このため、パイロット流路を通して導入されるパイロット圧力が非作用となって、パイロット操作逆止め弁が閉作動し、分岐流路を閉じる。したがって、アキュムレータからパイロット操作逆止め弁を通して吐出流路に圧油を供給することが不能となり、吐出流路を通してアクチュエータに圧油が供給されることはない。
【0013】
このように、本発明による油圧回路においては、油圧ポンプの起動・停止に伴って分岐通路に配設したパイロット操作逆止め弁をパイロット圧力(油圧)によって開・閉動作させることができるものであり、油圧ポンプの起動・停止と分岐流路の開閉動作を関連させるための電気的な制御装置が全く不要であるため、当該油圧回路を安価に構成できるとともに、電気に比して信頼性が高い油圧を採用しているため、当該油圧回路の信頼性を向上させることができる。
【0014】
また、本発明の実施に際して、請求項2に係る発明の構成を採用した場合には、油圧ポンプの起動時において、吐出流路からパイロット流路を通してパイロット排出流路に導かれる圧力がばねの付勢力を上回る圧力となるまで、圧抜き弁がばねの付勢力によって開作動していて、油圧ポンプから吐出された吐出油の一部を低圧側に逃がすため、吐出油の圧力を緩やかに立ち上げることができて、サージ圧力の軽減を図ることができる。また、油圧ポンプの停止時において、圧抜き弁がばねの付勢力により素早く開作動して、パイロット流路に導入されているパイロット圧力を素早く非作用とするため、パイロット操作逆止め弁を素早く閉作動させることができる。
【0015】
また、本発明の実施に際して、請求項3に係る発明の構成を採用した場合には、油圧ポンプの停止操作により開閉弁が開作動し、アキュムレータの圧油が圧力流路、開作動した開閉弁、圧力保持流路を介してアクチュエータの圧力保持側室に作用し、アクチュエータは圧力保持側室の圧力保持によって負荷のクランプ等を良好に得ることができる。このため、油圧ポンプの連続運転を不要にできてアクチュエータの停止状態で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0016】
また、本発明の実施に際して、請求項4に係る発明の構成を採用した場合には、油圧ポンプの停止操作により2位置3ポート弁が第2位置に切換操作して低圧側を閉じて圧力保持流路を圧力流路に切換連通し、アキュムレータの圧油が圧力流路、第2位置に切換操作した2位置3ポート弁、圧力保持流路を介して減圧器に作用し、減圧器は2位置3ポート弁の第2位置への切換操作によるアキュムレータの圧油の作用で作動し、油圧ポンプの吐出圧力より減圧した圧力をアクチュエータの圧力保持側室に作用し、アクチュエータは圧力保持側室を油圧ポンプの吐出圧力より減圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。このため、油圧ポンプの連続運転を不要にできてアクチュエータの停止状態で油圧ポンプの吐出圧力より減圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0017】
また、本発明の実施に際して、請求項5に係る発明の構成を採用した場合には、油圧ポンプの停止操作により2位置3ポート弁が第2位置への切換操作後に第1位置へ切換操作することによって増圧器が作動し、油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータの圧力保持側室に作用し、アクチュエータは圧力保持側室を油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。このため、油圧ポンプの連続運転を不要にできてアクチュエータの停止状態で油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。また、2位置3ポート弁が第2位置への切換操作後に第1位置へ切換操作することによって増圧器が作動するものであり、アキュムレータに一回で蓄えることが可能な油量で増圧器を複数回作動させることが可能であるため、圧力保持側室が大容量である大型のアクチュエータにも良好に適用することができる。
【0018】
また、本発明の実施に際して、請求項6に係る発明の構成を採用した場合には、油圧ポンプの停止操作により2位置3ポート弁が第2位置に切換操作して低圧側を閉じて圧力保持流路を圧力流路に切換連通し、アキュムレータの圧油が圧力流路、第2位置に切換操作した2位置3ポート弁、圧力保持流路を介して増圧器に作用し、増圧器は2位置3ポート弁の第2位置への切換操作によるアキュムレータの圧油の作用で作動し、油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータの圧力保持側室に作用し、アクチュエータは圧力保持側室を油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。このため、油圧ポンプの連続運転を不要にできてアクチュエータの停止状態で油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0019】
また、本発明の実施に際して、請求項7に係る発明の構成を採用した場合には、アキュムレータに蓄えられている圧油の圧力が設定値以下に低下したとき、油圧ポンプの起動によりアキュムレータに圧力充填がなされるため、アキュムレータに設定圧以上の作動油を常に貯溜できて、アキュムレータからアクチュエータに向けて所定圧の作動油を常に供給可能に維持することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による油圧回路の第1実施形態を示していて、この油圧回路においては、可変容量形の油圧ポンプ11が電動機13によって回転駆動されるようになっている。油圧ポンプ11は、タンク15内の作動油をフィルタ17と吸入流路19を通して吸入して吐出流路21に吐出するようになっており、ドレン流路23を通してタンク15にドレンを戻すようになっている。なお、タンク15には、注油口25と油面計27が設けられるとともに、油中に混入した鉄粉等の異物を吸着するマグネットセパレータ29が設けられている。
【0021】
吐出流路21は、油圧ポンプ11の吐出油を制御弁(図示省略)を介してアクチュエータ(図示省略)に供給するためのものであり、逆止め弁31が配設されるとともに、油圧計33が接続されている。なお、アクチュエータ(図示省略)からの戻り油は、制御弁(図示省略)を通して排出流路35に流れ、排出流路35を通してタンク15に還流するようになっている。
【0022】
逆止め弁31は、アクチュエータ側への流れを許容し油圧ポンプ側への流れを阻止するものであり、この逆止め弁31よりアクチュエータ側の吐出流路21には分岐流路37が分岐接続され、また逆止め弁31より油圧ポンプ側の吐出流路21にはパイロット流路39が分岐接続されており、分岐流路37にはパイロット操作逆止め弁41を介してアキュムレータ43が配設されている。
【0023】
パイロット操作逆止め弁41は、パイロット流路39を通して導入されるパイロット圧力の作用により開作動して分岐流路37を開くとともに、パイロット圧力の非作用により閉作動して分岐流路37を閉じるものであり、ドレン流路45を通してタンク15にドレンを戻すようになっている。
【0024】
また、パイロット流路39より分岐してドレン流路45に接続するパイロット排出流路47には、圧抜き弁49が配設されるとともに、パイロット操作逆止め弁41とアキュムレータ43間の分岐流路37より分岐してドレン流路45に接続する接続流路51には、安全弁53と止め弁55が並列的に配設されている。
【0025】
圧抜き弁49は、ばね49aの付勢力により開作動するとともに、ばね49aの付勢力を上回るパイロット圧力の作用で閉作動するものであり、吐出流路21からパイロット流路39を通してパイロット排出流路47に導かれる圧力がばね49aの付勢力を上回る圧力となるまで開作動状態に維持されるようになっている。
【0026】
安全弁53は、アキュムレータ43内にリリーフ設定圧以上の圧油が蓄えられるのを防止するためのものであり、分岐流路37内の圧力がリリーフ設定圧以上になると開作動して、分岐流路37から接続流路51を通してドレン流路45に圧油を逃がすようになっている。止め弁55は、アキュムレータ43の補修や点検の際に開操作してパイロット操作逆止め弁41よりアキュムレータ側の分岐流路37の圧抜きを行うためのものである。
【0027】
上記のように構成した本実施形態の油圧回路においては、油圧ポンプ11を起動操作する(電動機13を起動して油圧ポンプ11を駆動する)と、吐出流路21に吐出油が吐出されて、この吐出油の一部がパイロット流路39を通してパイロット操作逆止め弁41に導入され、残部が吐出流路21の逆止め弁31を通して制御弁(図示省略)を介してアクチュエータ(図示省略)へと流れる。このため、パイロット操作逆止め弁41が、パイロット流路39を通して導入されるパイロット圧力の作用により開作動して、分岐流路37を開く。
【0028】
したがって、アキュムレータ43からパイロット操作逆止め弁41を通して吐出流路21に圧油を供給可能となり、油圧ポンプ11の吐出油にアキュムレータ43からの圧油を加えてアクチュエータ(図示省略)に供給可能となる。なお、アキュムレータ43からアクチュエータ(図示省略)に圧油が供給された後において、制御弁(図示省略)によってアクチュエータ(図示省略)への圧油供給が遮断された場合には、油圧ポンプ11の吐出油が逆止め弁31を介装した吐出流路21とパイロット操作逆止め弁41を介装したパイロット流路39とを通してアキュムレータ43に供給されてアキュムレータ43に蓄えられる。
【0029】
また、油圧ポンプ11を停止操作する(電動機13を停止して油圧ポンプ11を停止する)と、吐出流路21に配設した逆止め弁31の作用により同逆止め弁31より油圧ポンプ11側の吐出流路21内圧力が油圧ポンプ11の停止に伴い低下する。このため、パイロット流路39を通して導入されるパイロット圧力が非作用となって、パイロット操作逆止め弁41が閉作動し、分岐流路37を閉じる。したがって、アキュムレータ43からパイロット操作逆止め弁41を通して吐出流路21に圧油を供給することが不能となり、吐出流路21を通してアクチュエータ(図示省略)に圧油が供給されることはない。
【0030】
このように、本実施形態の油圧回路においては、油圧ポンプ11の起動・停止に伴って分岐通路37に配設したパイロット操作逆止め弁41をパイロット圧力(油圧)によって開・閉動作させることができるものであり、油圧ポンプ11の起動・停止と分岐流路37の開閉動作を関連させるための電気的な制御装置が全く不要であるため、当該油圧回路を安価に構成できるとともに、電気に比して信頼性が高い油圧を採用しているため、当該油圧回路の信頼性を向上させることができる。
【0031】
また、本実施形態の油圧回路においては、パイロット流路39より分岐して低圧側に接続するパイロット排出流路47を設けて、このパイロット排出流路47に、ばね49aの付勢力により開作動するとともにばね49aの付勢力を上回る圧力の作用で閉作動する圧抜き弁49を配設した。このため、油圧ポンプ11の起動時において、吐出流路21からパイロット流路39を通してパイロット排出流路47に導かれる圧力がばね49aの付勢力を上回る圧力となるまで、圧抜き弁49がばね49aの付勢力によって開作動していて、油圧ポンプ11から吐出された吐出油の一部を低圧側に逃がす。
【0032】
したがって、吐出油の圧力を緩やかに立ち上げることができて、サージ圧力の軽減を図ることができる。また、油圧ポンプ11の停止時において、圧抜き弁49がばね49aの付勢力により素早く開作動して、パイロット流路39に導入されているパイロット圧力を素早く非作用とする(パイロット圧油をパイロット排出流路47とドレン流路45を通してタンク15に素早く戻す)ため、パイロット操作逆止め弁41を素早く閉作動させることができる。
【0033】
上記実施形態においては、パイロット流路39より分岐して低圧側に接続するパイロット排出流路47を設け、このパイロット排出流路47に、ばね49aの付勢力により開作動するとともにばね49aの付勢力を上回る圧力の作用で閉作動する圧抜き弁49を配設して実施したが、これらを無くして実施することも可能である。
【0034】
図2は本発明による油圧回路の第2実施形態を示していて、この油圧回路においては、分岐流路37のパイロット操作逆止め弁41とアキュムレータ43間から分岐した圧力流路61が開閉弁63に接続され、またアクチュエータ65の圧力保持側室(ヘッド側室)65aに接続した圧力保持流路67が開閉弁63を介して圧力流路61に接続されている。また、圧力スイッチ69が圧力流路61に接続されている。
【0035】
開閉弁63は、2位置2ポート電磁開閉弁であって、油圧ポンプ11の起動操作により閉作動して圧力流路61と圧力保持流路67間を遮断するとともに、油圧ポンプ11の停止操作により開作動して圧力流路61と圧力保持流路67間を連通するようになっている。アクチュエータ65は、圧力保持側室(ヘッド側室)65aとロッド側室65bを有していて、各室65a,65bは各パイロット操作逆止め弁71,73を介して制御弁(3位置4ポート電磁切換弁)75に接続されている。
【0036】
圧力スイッチ69は、アキュムレータ43に蓄えられている圧油の圧力を検知する圧力検知手段であり、検出された圧力が設定値以下に低下したとき油圧ポンプ11を起動操作させるようになっている。なお、図2の上記構成以外の構成は、図1の構成と同じであるため、同一符号を付してその説明は省略する。
【0037】
上記のように構成した第2実施形態の油圧回路においては、油圧ポンプ11の起動操作により開閉弁63が閉作動している状態では上記第1実施形態にて説明した作動と実質的に同じ作動が得られる。ところで、油圧ポンプ11の停止操作により開閉弁63が開作動すると、アキュムレータ43の圧油が圧力流路61、開作動した開閉弁63、圧力保持流路67を介してアクチュエータ65の圧力保持側室65aに作用するため、アクチュエータ65は圧力保持側室65aの圧力保持によって負荷のクランプ等を良好に得ることができる。このため、油圧ポンプ11の連続運転を不要にできてアクチュエータ65の停止状態で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。
【0038】
また、この第2実施形態の油圧回路においては、アキュムレータ43に蓄えられている圧油の圧力が設定値以下に低下したとき、油圧ポンプ11の起動によりアキュムレータ43に圧力充填がなされるため、アキュムレータ43の小型化を図ることができるとともに、アキュムレータ43に設定圧以上の作動油を常に貯溜できて、アキュムレータ43からアクチュエータ65に向けて所定圧の作動油を常に供給可能に維持することができる。
【0039】
図3は本発明による油圧回路の第3実施形態を示していて、この油圧回路においては、図2に示した開閉弁63に代えて2位置3ポート弁77が採用されている。また、この油圧回路においては、アクチュエータ65、パイロット操作逆止め弁71,73、制御弁75等に対して、アクチュエータ81、パイロット操作逆止め弁83、制御弁85、減圧弁87等が並列に設けられている。また、図示左方のアクチュエータ81の圧力保持側室81に圧力保持流路67が接続され、この圧力保持流路67に減圧器89が配設されている。
【0040】
2位置3ポート弁77は、電磁切換弁であって、油圧ポンプ11の起動操作により第1位置に切換操作して圧力流路61を閉じて圧力保持流路67をタンク(低圧側)15に切換連通するとともに、油圧ポンプ11の停止操作により第2位置に切換操作して低圧側を閉じて圧力保持流路67を圧力流路61に切換連通するようになっている。
【0041】
アクチュエータ81は、圧力保持側室(ヘッド側室)81aとロッド側室81bを有していて、圧力保持側室81aはパイロット操作逆止め弁83を介して制御弁(2位置4ポート電磁切換弁)85に接続され、ロッド側室81bは直接に制御弁85に接続されている。減圧弁87は、吐出流路21に設けられていて、油圧ポンプ11の吐出油を減圧してアクチュエータ81の各室81a,81bに向けて供給するようになっている。
【0042】
減圧器89は、油圧ポンプ11の起動操作による2位置3ポート弁77の第1位置への切換操作で作動が停止するものであり、油圧ポンプ11の停止操作による2位置3ポート弁77の第2位置への切換操作で作動するようになっていて、作動時には油圧ポンプ11の吐出圧力より減圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するようになっている。なお、図3の上記構成以外の構成は、図2の構成と同じであるため、同一符号を付してその説明は省略する。
【0043】
上記のように構成した第3実施形態においては、油圧ポンプ11の停止操作により2位置3ポート弁77が第2位置に切換操作して低圧側を閉じて圧力保持流路67を圧力流路61に切換連通すると、アキュムレータ43の圧油が圧力流路61、第2位置に切換操作した2位置3ポート弁77、圧力保持流路67を介して減圧器89に作用する。したがって、減圧器89は2位置3ポート弁77の第2位置への切換操作によるアキュムレータ43の圧油の作用で作動し、油圧ポンプ11の吐出圧力より減圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するため、アクチュエータ81は圧力保持側室81aを油圧ポンプ11の吐出圧力より減圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。
【0044】
このため、油圧ポンプ11の連続運転を不要にできてアクチュエータ81の停止状態で油圧ポンプ11の吐出圧力より減圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。なお、上述した作用効果以外の作用効果は、図2に示した第2実施形態にて得られる作用効果と実質的に同じであるため、説明は省略する。
【0045】
図4は本発明による油圧回路の第4実施形態を示していて、この油圧回路においては、図3に示されているアクチュエータ65、パイロット操作逆止め弁71,73、制御弁75及び減圧弁87が無くされるとともに、減圧器89に代えて増圧器91が採用されている。なお、図4の上記構成以外の構成は、図3の構成と同じであるため、同一符号を付してその説明は省略する。
【0046】
増圧器91は、圧力保持流路67に設けられていて、段付ピストン91a、スプリング91b、一対の逆止め弁91c,91d等によって構成されており、油圧ポンプ11の停止操作で2位置3ポート弁77の第2位置への切換操作後の第1位置への切換操作により作動して、油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するようになっている。
【0047】
上記のように構成した第4実施形態においては、油圧ポンプ11の停止操作により2位置3ポート弁77が第2位置への切換操作後に第1位置へ切換操作することによって増圧器91が作動し、油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するため、アクチュエータ81は圧力保持側室81aを油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。
【0048】
このため、油圧ポンプ11の連続運転を不要にできてアクチュエータ81の停止状態で油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。また、2位置3ポート弁77が第2位置への切換操作後に第1位置へ切換操作することによって増圧器91が作動するものであり、アキュムレータ43に一回で蓄えることが可能な油量で増圧器91を複数回作動させることが可能であるため、圧力保持側室81aが大容量である大型のアクチュエータ81にも良好に適用することができる。なお、上述した作用効果以外の作用効果は、図2に示した第2実施形態にて得られる作用効果と実質的に同じであるため、説明は省略する。
【0049】
図5は本発明による油圧回路の第5実施形態を示していて、この油圧回路においては、増圧器91に代えて増圧器93が採用されている。増圧器93は、油圧ポンプ11の停止操作により2位置3ポート弁77の第2位置への切換操作で作動して油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するようになっている。なお、その他の構成は、図4の構成と同じであるため、同一符号を付してその説明は省略する。
【0050】
上記のように構成した第5実施形態においては、油圧ポンプ11の停止操作により2位置3ポート弁77が第2位置に切換操作して低圧側を閉じて圧力保持流路67を圧力流路61に切換連通し、アキュムレータ43の圧油が圧力流路61、第2位置に切換操作した2位置3ポート弁77、圧力保持流路67を介して増圧器93に作用する。したがって、増圧器93は2位置3ポート弁77の第2位置への切換操作によるアキュムレータ43の圧油の作用で作動し、油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力をアクチュエータ81の圧力保持側室81aに作用するため、アクチュエータ81は圧力保持側室81aを油圧ポンプ11の吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持できて負荷のクランプ等を良好に得ることができる。
【0051】
このため、油圧ポンプの連続運転を不要にできてアクチュエータの停止状態で油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力で圧力保持を得ることができ、省エネルギー化を図ることができる。なお、上述した作用効果以外の作用効果は、図2に示した第2実施形態にて得られる作用効果と実質的に同じであるため、説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による油圧回路の第1実施形態を示す油圧回路図である。
【図2】 本発明による油圧回路の第2実施形態を示す油圧回路図である。
【図3】 本発明による油圧回路の第3実施形態を示す油圧回路図である。
【図4】 本発明による油圧回路の第4実施形態を示す油圧回路図である。
【図5】 本発明による油圧回路の第5実施形態を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
11…油圧ポンプ、13…電動機、15…タンク、19…吸入流路、21…吐出流路、31…逆止め弁、37…分岐流路、39…パイロット流路、41…パイロット操作逆止め弁、43…アキュムレータ、45…ドレン流路、47…パイロット排出流路、49…圧抜き弁、49a…ばね、61…圧力流路、63…開閉弁、65…アクチュエータ、65a…圧力保持側室、67…圧力保持流路、69…圧力スイッチ(圧力検知手段)、75…制御弁、77…2位置3ポート弁、81…アクチュエータ、81a…圧力保持側室、85…制御弁、87…減圧弁、89…減圧器、91,93…増圧器。
Claims (7)
- 油圧ポンプの吐出油をアクチュエータへ供給する吐出流路に、アクチュエータ側への流れを許容し油圧ポンプ側への流れを阻止する逆止め弁を配設し、この逆止め弁よりアクチュエータ側の前記吐出流路に分岐流路を分岐接続し、この分岐流路にパイロット操作逆止め弁を介してアキュムレータを配設し、前記パイロット操作逆止め弁のパイロット流路を前記逆止め弁より油圧ポンプ側の吐出流路に接続して、前記パイロット流路を通して導入されるパイロット圧力の作用により前記パイロット操作逆止め弁が開作動して前記分岐流路を開くとともに、パイロット圧力の非作用により前記パイロット操作逆止め弁が閉作動して前記分岐流路を閉じるようにしたことを特徴とする油圧回路。
- 前記パイロット流路より分岐して低圧側に接続するパイロット排出流路を設け、このパイロット排出流路に、ばねの付勢力により開作動するとともにばねの付勢力を上回る圧力の作用で閉作動する圧抜き弁を配設したことを特徴とする請求項1記載の油圧回路。
- 前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設けるとともに、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを開閉弁を介して接続し、この開閉弁は前記油圧ポンプの起動操作により閉作動して前記圧力流路と前記圧力保持流路間を遮断するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により開作動して前記圧力流路と前記圧力保持流路間を連通するようにして、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において保持することを特徴とする請求項1または2記載の油圧回路。
- 前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記油圧ポンプの起動操作により第1位置に切換操作して前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により第2位置に切換操作して前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通し、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作により前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作で作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より減圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する減圧器を配設して、前記油圧ポンプの吐出油が減圧されて供給される前記アクチュエータの圧力保持側室に減圧して供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において保持することを特徴とする請求項1または2記載の油圧回路。
- 前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通する第1位置と前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通する第2位置とに切換操作自在に設け、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作で前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作後の前記第1位置への切換操作により作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する増圧器を配設して、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において増圧して保持することを特徴とする請求項1または2記載の油圧回路。
- 前記分岐流路の前記パイロット操作逆止め弁と前記アキュムレータ間より分岐して圧力流路を設け、前記アクチュエータの圧力保持側室に接続する圧力保持流路を設け、この圧力保持流路と前記圧力流路とを2位置3ポート弁を介して接続し、この2位置3ポート弁は前記油圧ポンプの起動操作により第1位置に切換操作して前記圧力流路を閉じて前記圧力保持流路を低圧側に切換連通するとともに、前記油圧ポンプの停止操作により第2位置に切換操作して前記低圧側を閉じて前記圧力保持流路を前記圧力流路に切換連通し、前記圧力保持流路には前記油圧ポンプの停止操作により前記2位置3ポート弁の前記第2位置への切換操作で作動して前記油圧ポンプの吐出圧力より増圧した圧力を前記アクチュエータの圧力保持側室に作用する増圧器を配設して、前記アクチュエータの圧力保持側室に供給した圧油の圧力を前記アクチュエータの停止状態において増圧して保持することを特徴とする請求項1または2記載の油圧回路。
- 前記アキュムレータに蓄えられている圧油の圧力を検知する圧力検知手段を設けて、この圧力検知手段によって検出された圧力が設定値以下に低下したとき前記油圧ポンプを起動操作させることを特徴とする請求項1から6までの何れか一つに記載の油圧回路。
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