JPH09122999A - 二重シリンダー駆動用油圧回路 - Google Patents

二重シリンダー駆動用油圧回路

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JPH09122999A
JPH09122999A JP7288703A JP28870395A JPH09122999A JP H09122999 A JPH09122999 A JP H09122999A JP 7288703 A JP7288703 A JP 7288703A JP 28870395 A JP28870395 A JP 28870395A JP H09122999 A JPH09122999 A JP H09122999A
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pressure
valve
hydraulic circuit
port
small
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JP7288703A
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Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/163Control arrangements for fluid-driven presses for accumulator-driven presses

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧大流量及び低圧小流量のポンプを用いた
二圧二流量の油圧回路において、高圧回路と低圧回路の
切換え時の圧力変動の小さい二重シリンダー駆動用油圧
回路の提供。 【解決手段】 高圧少流量のポンプ25と低圧大流量の
ポンプ27の吐出口から二重シリンダ1ーに至る管路3
1の間に加圧流体の流量と方向とを電気信号に応じて適
宜に制御するサーボバルブ37を設けた油圧回路19に
おいて、前記二重シリンダーのピストン5の加工負荷を
検出する圧力センサーを設け、前記高圧少流量ポンプの
吐出口と前記サーボバルブとの間の加圧流体管路に第一
ロジック弁69を設け、該第一ロジック弁の開閉をパイ
ロット制御する第一電磁切換弁67を設けると共に、該
第一電磁切換弁を前記圧力センサーの電気信号で制御す
ることを特徴とする二重シリンダー駆動用油圧回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重シリンダー駆動
用油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パンチプレスにおけるラムまた
はスライドの駆動には、フライホイールを用いた機械駆
動方式と油圧シリンダーで駆動する油圧駆動方式とがあ
る。後者の油圧駆動方式においては、ラムまたはスライ
ドを高速に駆動するために、油圧シリンダーを二重シリ
ンダーに構成し、この二重シリンダーを駆動する油圧回
路に、高圧少流量のポンプと低圧大流量のポンプとを用
いた二圧二流量の油圧回路がよく使用されている。
【0003】上記の二重シリンダーを駆動する油圧回路
として、例えば、図2に示すような油圧回路が知られれ
ている。図2の油圧回路201において作動する二重シ
リンダー203は、大シリンダー205内を摺動するピ
ストン207のピストン部分209に小シリンダー21
1を設け、この小シリンダー211を大シリンダー20
5に固定された小ピストン213に摺動自在に設けたも
のである。従って、この二重シリンダー203には、大
シリンダー205の上部大油室215、下部大油室21
7及び小シリンダー211の上部小油室219との3個
の油室が形成されている。
【0004】油圧回路201はモータ221によって駆
動される低圧大流量のポンプ223が設けられ、この低
圧のポンプ223の吐出側の管路225はチェック弁2
27を経て3位置方向切換弁229のPポートに連通さ
れている。そして、この3位置方向切換弁229の流路
切換えにより、PポートとAポートを連通させると、圧
油は管路231を通り、2位置方向切換弁233のPポ
ートに連通される。そこで2位置方向切換弁233の流
路を切換えることにより、2位置方向切換弁233のP
ポートとBポートを連通させると、圧油は管路235を
通り前記小シリンダー211の上部小油室219に流入
しピストン207を下降させる。
【0005】なおこの時、下部大油室217内の油は管
路237を通り、前記3位置方向切換弁229のBポー
トよりTポートを通り、戻り管路239を経てタンク2
41に戻される。また、上部大油室215は真空状態と
なり、管路243、245を介してタンク241内の油
を上部大油室215内に吸い込むので、ピストン207
はスムーズに下降することができる。
【0006】前記3位置方向切換弁229の流路を切換
え、PポートとBポート及びAポートとTポートとを連
通させると、圧油は管路237を経て下部大油室217
に流入しピストン207を上昇させる。このピストン2
07が上昇すると、上部小油室219の油は管路23
5、231経てタンク241に戻され、上部大油室21
5内の油は管路243、245を通りタンク241に戻
される。
【0007】また、モータ247によって駆動される高
圧小流量のポンプ249が設けられており、この高圧ポ
ンプ249の吐出側管路251はチェック弁227を経
て3位置方向切換弁253のPポートに連通している。
そして、3位置方向切換弁253の流路を切換えて、P
ポートとAポート、BポートとTポートとを連通させる
と、圧油は管路255を通り前記管路231に合流し、
前記2位置方向切換弁233のPポートに連通する。そ
こで、この2位置方向切換弁233の流路を切換えて、
PポートとAポート及びBポートを連通させると、小シ
リンダー211の上部小油室219と大シリンダー20
5の上部大油室215とに流入してピストン207を下
降させる。なお、下部大油室217内の油は管路23
7、3位置方向切換弁253のBポートよりTポートを
経て管路257、245を通ってタンク241に戻され
る。
【0008】前記3位置方向切換弁253の流路を切換
え、PポートとBポート、AポートとTポートとするこ
とにより、圧油は管路237を通り下部大油室217に
供給され、ピストン207を上昇させる。そして、上部
大油室215と上部小油室219の油は管路235及び
管路243を通り、2位置方向切換弁233のA,Bポ
ートからPポートを通り管路255、管路257、管路
245を経てタンク241に戻される。
【0009】上記構成により、二重シリンダー203に
設けたピストン207の下降時には低圧大流量のポンプ
223により、大量の圧油を上部小油室219にへ送
り、ピストン207を急速下降させ、また、高圧少流量
のポンプ249を作動させて、高圧油を上部小油室21
9と上部大油室215とに送り高圧力でのパンチング加
工が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の油圧回路
201において、高圧及び低圧の圧油の方向を切換える
方向切換弁にはスプール移動方式の方向切換弁229、
233及び253が使用されている。
【0011】しかし、油圧駆動方式のパンチプレスのラ
ムまたはスライドを高いヒットレートで作動させるに
は、高圧小流量または低圧大流量の圧油の切換えにおい
て、前記スプール移動方式の方向切換弁ではスプール弁
の動作に遅れを生じて高速での切換えが難かしく、従っ
て、ラムまたはスライドを高いヒットレートで作動させ
るには問題がある。
【0012】上記問題の解消手段として、前記従来の油
圧回路201において、低圧大流量の圧油の方向を切換
える3位置方向切換弁229を削除して、この低圧大流
量の圧油を高圧小流量の圧油をの方向を切換える前記3
位置方向切換弁253のPポートに直接連通させ、前記
高圧小流量のポンプ249と前記3位置方向切換弁25
3との間に高圧の圧油を連通または遮断する油圧パイロ
ットの位置切換弁を設けることにより応答速度を改善す
ることができる。しかし、この改善手段においても低圧
と高圧の圧力変動のため、パイロット圧力に変動を生じ
て油圧パイロットの位置切換弁の切換え速度にばらつき
を生じるという新たな問題が発生し根本的解決手段とは
ならなかった。
【0013】本発明は上述の如き問題点に鑑みてなされ
たものであり、本発明の課題は、高圧少流量のポンプと
低圧大流量のポンプとを用いた二圧二流量の油圧回路に
おいて、高圧回路と低圧回路の切換え時の圧力変動の影
響の小さい二重シリンダー駆動用油圧回路を提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の二重シ
リンダー駆動用油圧回路は、高圧少流量のポンプと低圧
大流量のポンプの吐出口から二重シリンダーに至る管路
の間に加圧流体の流量と方向とを電気信号に応じて適宜
に制御するサーボバルブを設けた油圧回路において、前
記二重シリンダーのピストンの加工負荷を検出する圧力
センサーを設け、前記高圧少流量ポンプの吐出口と前記
サーボバルブとの間の加圧流体管路に第一ロジック弁を
設け、該第一ロジック弁の開閉をパイロット制御する第
一電磁切換弁を設けると共に、該第一電磁切換弁を前記
圧力センサーの電気信号で制御することを特徴とするも
のである。
【0015】従って、高圧油の供給回路に高速でかつシ
ョックレスに作動するロジック弁を用いたので高圧油の
供給を安定して制御することが可能である。
【0016】請求項2に記載の二重シリンダー駆動用油
圧回路は、請求項1に記載の二重シリンダー駆動用油圧
回路において、前記二重シリンダーの上部小油室と上部
大油室との間に第二電磁切換弁により油路をパイロット
制御する第二ロジック弁を設け、前記上部大油室とタン
クとの間に第三電磁切換弁により油路をパイロット制御
するパイロットチェック弁を設けたことを特徴とするも
のである。
【0017】従って、上記構成の二重シリンダー駆動用
油圧回路を、例えば二重シリンダーを備えたパンチング
加工機に適用する場合は、低圧大流量のポンプ側の油圧
回路により、低圧大流量の圧油を小シリンダーの上部小
油室に送ってピストンロッドを急速下降させることがで
きる。また、板材の加工時には大きい加圧力を必要とす
るが、その場合においても高圧側の回路に安定した状態
で高速に切替えることが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の二重シリンダー駆
動用油圧回路の実施の形態を示したものであり、以下に
この図面によって本発明の実施の形態について詳細に説
明する。
【0019】図1に示した二重シリンダー1は、二重シ
リンダー駆動用油圧回路の動作を説明するために二重シ
リンダーの原理的構造を示したものである。
【0020】さて、上記二重シリンダー1は、大シリン
ダー3内を摺動するピストン5に小シリンダー7を設
け、この大シリンダー1に一体的に固定された小ピスト
ン9に小シリンダー7を摺動自在に係合させ、前記ピス
トン5の上部とピストンロッド11側とに上部大油室1
3と下部大油室15とを形成すると共に、前記小シリン
ダー7内に上部小油室17を形成してなるものである。
【0021】さて、この二重シリンダー1を駆動させる
油圧回路19は、管路21によりタンク23に連通した
低圧大吐出量のポンプ25と高圧小吐出量のポンプ27
とがモーター29により駆動されている。前記低圧大吐
出量ポンプ25の吐出側の管路31はチェック弁33及
びフィルター35を経由してサーボバルブ37のPポー
トに連通されている。そして、このサーボバルブ37の
流路の切換えにより、PポートとAポートとを連通させ
ると、圧油は管路39を通り前記小シリンダー7の上部
小油室17へ流入しピストンロッド11を下降させる。
この時、下部大油室15内の油は管路41を通り、前記
サーボバルブ37のBポートからTポートを通り戻り管
路43を経てタンク23に戻される。
【0022】また、前記ピストンロッド11が下降する
とき上部大油室13は真空状態となるが、パイロットチ
ェック弁45及び管路47を介してタンク23内の油が
この上部大油室13内に吸引されるのでピストンロッド
11はスムーズに下降することが可能である。
【0023】なお、前記サーボバルブ37とフィルター
35の間の管路31には、管路51を介して前記低圧大
吐出量ポンプ25の圧油をアンロードするアンロード弁
49を設けると共に油圧エネルギーを蓄積するアキュム
レーター53が設けてある。さらに、前記サーボバルブ
37とフィルター35の間の管路31には、管路55を
介して圧力スイッチ57と圧力計59が設けてある。
【0024】前記アンロード弁49は、管路31内の油
圧が前記圧力スイッチ57に設定された油圧の上限にな
ると、圧力スイッチ57からの電気信号により管路31
内の圧油をタンク23にアンロードし、設定された油圧
の下限になるとアンロード弁49を閉じて管路31内の
圧力を一定範囲内に維持するものである。また、前記戻
り管路43には前記サーボバルブ37の切換え時に発生
するサージ圧を吸収するアキュムレーター61が設けて
ある。なお管路63はドレイン管路であり、前記タンク
23に連通してある。
【0025】前記サーボバルブ37の流路を切換えて、
PポートとBポート及びAポートとTポートとを連通さ
せると、圧油は下部大油室15に流入しピストンロッド
11を上昇させる。ピストンロッド11が上昇すると上
部小油室17内の油は、管路39、管路43を経てタン
ク23に戻され、上部大油室13内の油は前記パイロッ
トチェック弁45を通り管路47を経てタンク23に戻
される。
【0026】なお、前記パイロットチェック弁45は低
圧大吐出量ポンプ25が作動している時には、パイロッ
トチェック弁45のパイロット油圧回路PPを制御する
第三電磁切換弁65のソレノイドが非励磁状態にあり、
この2位置電磁切換弁65のPポートとAポートとが連
通されていて、パイロットチェック弁45は逆方向に流
通可能な状態にある。
【0027】次に、高圧小吐出量のポンプ27側の油圧
回路について説明する。この高圧側の回路は、第一電磁
切換弁67によりパイロット油圧回路PPにより制御さ
れる第一ロジック弁69と、第二電磁切換弁71により
パイロット油圧回路PPを制御される第二ロジック弁7
3と、前記第三電磁切換弁65によりパイロット油圧回
路PPを制御される前記パイロットチェック弁45とで
上昇下降を制御するように構成されている。
【0028】すなわち、前記高圧小吐出量のポンプ27
の吐出側の管路75は、チェック弁77及びフィルター
79を経由して、前記第三電磁切換弁65、第一電磁切
換弁67、及び第二電磁切換弁71及び第一ロジック弁
69とに連通されている。また、管路75には管路81
を介して高圧小吐出量のポンプ27の圧油をアンロード
するアンロード弁83と油圧エネルギーを蓄積するアキ
ュムレーター85とが設けられている。また、管路87
を介して圧力スイッチ89と圧力計91が設けてある。
【0029】なお、前記二重シリンダーのピストンが被
加工材に接触し、ピストンに加工負荷がかかったことを
検出するために、前記上部小油室17内の圧力が前記圧
力スイッチ57で設定した設定範囲以上になったことを
検出する圧力センサー(図示省略)が設けてある。
【0030】前記アンロード弁83は、管路75内の油
圧が前記圧力スイッチ89に設定された油圧の上限にな
ると、圧力スイッチ89からの電気信号により管路75
内の圧油をタンク23にアンロードし、設定された油圧
の下限になるとアンロード弁83を閉じて管路75内の
圧力を一定範囲内に維持するものである。
【0031】前記管路75内の圧力が設定圧力範囲にあ
るとき、前記第一電磁切換弁67のソレノイドが前記圧
力センサー(図示省略)の電気信号により励磁される
と、この第一電磁切換弁67の流路が切換えられてPポ
ートをブロックしAポートをTポートに連通する。その
結果第一ロジック弁69のパイロット圧力がなくなり、
第一ロジック弁69のポペット弁が管路75の圧力によ
り開いて、高圧の圧油が管路75から管路93を通り、
前記管路31を経て前記サーボバルブ37のPポートに
連通される。
【0032】この状態において、サーボバルブ37の流
路を切換えてPポートとAポート、BポートとTポート
とを連通させれば、圧油は前記管路39を通り前記小シ
リンダー7の上部小油室17へ流入する。また上記サー
ボバルブ37の流路の切換えと同時に、前記第二電磁切
換弁71を経由して前記第二ロジック弁73に作用して
いるパイロット油圧回路PPを、第二電磁切換弁71の
ソレノイドを励磁して第二電磁切換弁71のBポートを
Tポートに連通させれば、第二ロジック弁73のポペッ
トが開き高圧の圧油が管路39から分岐した管路95を
通り管路97を経て前記上部大油室13にも流入してピ
ストンロッド11を下降させる。なお、この時、前記第
三電磁切換弁65のソレノイドは励磁状態にされ、前記
パイロットチェック弁45からタンク23への流通はで
きない状態になっている。なお下部大油室15内の油は
前記管路41を通り、サーボバルブ37のBポートから
Tポートを経て管路43を通ってタンク23に戻され
る。
【0033】ピストンロッド11を上昇させる場合に
は、前記サーボバルブ37の流路の切換えて、Pポート
とBポート及びAポートとTポートとを連通させれば、
圧油は管路41を通り下部大油室15に流入しピストン
ロッド11を上昇させる。小シリンダー7の上部小油室
17内の油は、管路39を通りサーボバルブ37のAポ
ートからTポートを経て管路43を通ってタンク23に
戻される。また、前記第三電磁切換弁65のソレノイド
を非励磁にしてパイロットチェック弁45を逆方向に流
通可能な状態にし、上部大油室13内の油をパイロット
チェック弁45を介してタンク23に排出させる。な
お、第二電磁切換弁71のソレノイドを非励磁にして第
二ロジック弁73は閉の状態にしてある。
【0034】また、前記サーボバルブ37へのパイロッ
ト油圧を与えるために、前記管路75から分岐した管路
99に減圧弁101を設け適宜な圧力に減圧した圧油が
パイロット油圧管路PPを介してサーボバルブ37に連
通してある。また、この管路99にはパイロット油圧の
変動を防止するためのアキュムレーター103を設ける
と共にフィルター105及び圧力計107なども設けて
ある。
【0035】上記構成の二重シリンダー駆動用油圧回路
を、例えば二重シリンダーを備えたパンチング加工機に
適用する場合は、始めに、低圧大流量のポンプ側の油圧
回路により、低圧大流量の圧油を小シリンダー7の上部
小油室17に送ってピストンロッド11を急速下降さ
せ、パンチなどの工具が板材に接触して加工が開始され
たとき、上部小油室17内の圧力上昇を圧力センサー
(図示省略)の電気信号により、前記電磁切換弁67の
ソレノイドを励磁して高圧の圧油を第一ロジック弁69
を介して管路31から管路39に重畳させて供給すると
同時に、前記第二電磁切換弁71のソレノイドを励磁て
第二ロジック弁73ポペットを開き、前記上部大油室1
3にも高圧の圧油を供給するように制御することによ
り、板材の加工を高速で効率的に実施することが可能で
ある。
【0036】また、上記構成の二重シリンダー駆動用油
圧回路の高圧油の供給回路に高速でかつショックレスに
作動するロジック弁を用いたので高圧油の供給を安定し
た制御することが可能である。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、高圧油
の供給回路に高速でかつショックレスに作動するロジッ
ク弁を用いたので高圧油の供給を安定して制御すること
が可能である。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、本発明の
油圧回路を例えば二重シリンダーを備えたパンチング加
工機に適用する場合は、低圧大流量のポンプ側の油圧回
路により、低圧大流量の圧油を小シリンダーの上部小油
室に送ってピストンロッドを急速下降させることができ
る。また、板材の加工時に大きい加圧力を必要な場合に
おいて高圧側の回路に高速に切替えることが可能であ
る。従って、エネルギーを節約した高速なパンチング加
工を能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重シリンダー駆動用油圧回路の実施
の形態を示す回路図。
【図2】従来の二重シリンダー駆動用油圧回路例。
【符号の説明】
1 二重シリンダー 3 大シリンダー 5 ピストン 7 小シリンダー 9 小ピストン 11 ピストンロッド 13 上部大油室 15 下部大油室 17 上部小油室 19 油圧回路 25 低圧大吐出量のポンプ 27 高圧小吐出量のポンプ 37 サーボバルブ 45 パイロットチェック弁 47 管路 49 アンロード弁 65 第三電磁切換弁 67 第一電磁切換弁 69 第一ロジック弁 71 第二電磁切換弁 73 第二ロジック弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧少流量のポンプと低圧大流量のポン
    プの吐出口から二重シリンダーに至る管路の間に加圧流
    体の流量と方向とを電気信号に応じて適宜に制御するサ
    ーボバルブを設けた油圧回路において、前記二重シリン
    ダーのピストンの加工負荷を検出する圧力センサーを設
    け、前記高圧少流量ポンプの吐出口と前記サーボバルブ
    との間の加圧流体管路に第一ロジック弁を設け、該第一
    ロジック弁の開閉をパイロット制御する第一電磁切換弁
    を設けると共に、該第一電磁切換弁を前記圧力センサー
    の電気信号で制御することを特徴とする二重シリンダー
    駆動用油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記二重シリンダーの上部小油室と上部
    大油室との間に第二電磁切換弁により油路をパイロット
    制御する第二ロジック弁を設け、前記上部大油室とタン
    クとの間に第三電磁切換弁により油路をパイロット制御
    するパイロットチェック弁を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の二重シリンダー駆動用油圧回路。
JP7288703A 1995-11-07 1995-11-07 二重シリンダー駆動用油圧回路 Pending JPH09122999A (ja)

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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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