JPH1061615A - 緩衝機構付き流体圧シリンダ - Google Patents

緩衝機構付き流体圧シリンダ

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JPH1061615A
JPH1061615A JP8221424A JP22142496A JPH1061615A JP H1061615 A JPH1061615 A JP H1061615A JP 8221424 A JP8221424 A JP 8221424A JP 22142496 A JP22142496 A JP 22142496A JP H1061615 A JPH1061615 A JP H1061615A
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buffer
bent portion
rubber cushion
elastic deformation
piston
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輝正 竹内
Junji Rikuura
淳二 陸浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性及び衝撃緩衝能に優れた緩衝機構付き
流体圧シリンダを提供する。 【解決手段】 この流体圧シリンダ1は、シリンダ1内
部に区画される圧力作用室10,11内への流体の給排
に基づいて駆動されるピストン9とシリンダカバー5,
6との間に配設された弾性を有する緩衝体としてのゴム
クッション25を備える。ゴムクッション25の第1の
端部E1 側に形成された被保持部27を、圧力作用室1
0,11を区画している区画部材に設けられた緩衝体保
持溝23,24に保持させる。ゴムクッション25の第
2の端部E2 側を緩衝体保持溝23,24が設けられた
区画部材から浮かせた状態で配置する。ゴムクッション
25において弾性変形時に区画部材と当接する側の面2
5aに、シールポイントとなる屈曲部位P1 ,P2 を複
数設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝機構付き流体
圧シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体圧を利用した各種のシリンダにおい
ては、ストロークエンドに到ったピストンの慣性エネル
ギーを適当に吸収することによって、同ピストンがシリ
ンダカバーに与える衝撃を緩衝する必要がある。ゆえ
に、従来より衝撃緩衝機構付きの流体圧シリンダが多数
提案されている。ここで、図8にその一例を示す。
【0003】図8に示される流体圧シリンダ51におい
て、シリンダチューブ52の両端は金属製のカバー53
で閉塞されている。シリンダチューブ52内には、左端
面にロッド54が連結された金属製のピストン55が摺
動可能に収容されている。同ピストン55は、シリンダ
51内を2つの圧力作用室54a,54bに区画する。
ピストン55の両端面には、緩衝体としてのゴムクッシ
ョン56が配設されている。前記ゴムクッション56
は、弾性を有する環状基部56aの一方の端面にリップ
部56bを形成したものである。
【0004】従って、ロッド側圧力作用室54aにポー
ト(図示略)を介してエアを供給すると、ピストン55
が右側方向に移動し、ゴムクッション56にヘッドカバ
ー53が当接する。逆に、ヘッド側圧力作用室54bに
ポート57を介してエアを供給すると、ピストン55が
左側方向に移動し、ゴムクッション56にロッドカバー
(図示略)が当接する。上記の場合、ゴムクッション5
6の変形抵抗等が作用する結果、ピストン55の慣性エ
ネルギーが吸収され、衝撃緩衝が図られるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
流体圧シリンダ51はリップ部56bの付け根に応力が
集中しやすい構造であることから、ゴムクッション56
に早期に劣化が起こりやすく、耐久性に問題があった。
【0006】また、従来技術の構成ではシールポイント
となる部位がリップ部56bの先端部1箇所のみである
ことから、当該部分に摩耗が生じると直ちにシール性が
損なわれ、衝撃緩衝能が急激に悪化するおそれがあっ
た。ゆえに、このような事態を回避すべくシール性を向
上させる何らかの改善策が望まれていた。
【0007】さらに、リップ部56bを備える従来技術
では、長いクッションストロークを確保することは構造
的にみて難しかった。本発明は上記の事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、耐久性及び衝撃緩衝能に
優れた緩衝機構付き流体圧シリンダを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、シリンダ内部に区画
される圧力作用室内への流体の給排に基づいて駆動され
るピストンとシリンダカバーとの間に配設された弾性を
有する緩衝体により、前記ピストンの衝撃が緩衝される
流体圧シリンダにおいて、前記緩衝体の第1の端部側に
形成された被保持部を前記圧力作用室を区画している区
画部材に設けられた緩衝体保持溝に保持させ、同緩衝体
の第2の端部側を前記緩衝体保持溝が設けられた区画部
材から浮かせた状態で配置し、かつ前記緩衝体において
弾性変形時に前記区画部材と当接する側の面に、シール
ポイントとなる屈曲部位を複数設けたことを特徴とした
緩衝機構付き流体圧シリンダをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記被保持部の近傍に位置するとともに前記緩衝体
の弾性変形過程の初期に前記シールポイントとなる第1
の屈曲部位と、前記第1の屈曲部位よりも前記第2の端
部側に位置するとともに前記緩衝体の弾性変形過程の後
期に前記シールポイントとなる第2の屈曲部位とを設け
た。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、前記緩衝体保持溝と前記被保持部との間
に、前記緩衝体の弾性変形に伴う前記被保持部の径方向
への移動を許容する移動空間を設けた。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記移動空間は、前記第1の屈曲部位がシールポイ
ントとなるときのみ前記被保持部の径方向への移動を許
容する程度の大きさに設定されているとした。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項3乃至5
のいずれか1項において、前記第2の屈曲部位がシール
ポイントとなるときにその部位を中心として前記区画部
材側に撓む変形部位を、前記第2の端部に設けた。
【0013】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、緩衝体にピストン
の推力が加わった場合、緩衝体に弾性変形が生じること
で、圧力作用室を区画している区画部材側に同緩衝体が
撓むようになる。このとき緩衝体には、ピストンをスト
ロークの反対方向に戻そうとするような復帰力が生じ
る。また、緩衝体のシール作用により圧力作用室内の流
体が圧縮されることによっても抗力が生じる。そして、
前記復帰力及び抗力によってピストンの慣性エネルギー
が吸収され、もって衝撃緩衝が図られる。
【0014】また、この発明ではシールポイントとなる
屈曲部位を緩衝体に複数設けているため、シールポイン
トとなる部位が1つのみであった従来と比べて、確実に
シール性が高くなる。従って、屈曲部位のうちの1つに
摩耗が生じたとしても直ちにシール性が損なわれること
はなく、衝撃緩衝能の急激な悪化も防止される。なお、
シールポイントが複数であると、そもそも摩耗自体が生
じにくくなる。
【0015】さらに、この発明では緩衝体自身を区画部
材から浮かせた状態で配置しているため、従来とは異な
りリップ部を設ける必要がない。従って、特定部位に応
力が集中することもなく、緩衝体の早期劣化が防止され
る。ゆえに、耐久性も向上する。また、緩衝体を浮かせ
た状態で配置した構成であると、比較的容易に長いクッ
ションストロークを確保することができる。よって、高
い衝撃緩衝能を確保することも可能である。
【0016】請求項2に記載の発明によると、弾性変形
過程の初期においては第1の屈曲部位がシールポイント
となり、かつ弾性変形過程の後期においては第2の屈曲
部位がシールポイントとなる。従って、いずれか一方の
屈曲部位に摩耗が生じたとしても、他方がシール機能を
担うことができる。よって、直ちにシール性が損なわれ
るようなことがない。
【0017】請求項3に記載の発明によると、緩衝体の
被保持部は、弾性変形時において移動空間のある径方向
に移動することができる。従って、被保持部が全く移動
不能な構成に比べて緩衝体の変形抵抗が小さくなり、被
保持部への応力集中が回避される。そのため、応力集中
による早期劣化が防止され、緩衝体の耐久性もより確実
に向上する。さらに、緩衝体の変形抵抗が小さくなる結
果、低圧シリンダ駆動時においてもピストンの推力が有
効に作用するようになり、そのときでも充分な衝撃緩衝
能を発揮することができる。
【0018】請求項4に記載の発明によると、第2の屈
曲部位がシールポイントとなるときに第1の屈曲部位が
移動しなくなることで、同屈曲部位の区画部材に対する
摺動量を少なくすることができる。このため、第1の屈
曲部位に摩耗が起こりにくくなり、さらなる耐久性の向
上が図られる。なお、第2の屈曲部位の摺動はそもそも
起こらないので、同屈曲部位の摩耗は確実に回避され
る。
【0019】請求項5に記載の発明によると、第2の端
部に変位部位を設けているため、より長いクッションス
トロークを容易に確保することができる。ゆえに、より
優れた衝撃緩衝能を確保することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態の緩衝機構付き流体圧シリンダ1を図1〜図4に基
づき詳細に説明する。
【0021】図1に示されるように、本実施形態のシリ
ンダ1を構成するシリンダチューブ2は、第1のポート
3と第2のポート4とを備える円筒状の金属製部材であ
る。このシリンダチューブ2の開口部のうち、図1の右
側の開口部は、シリンダカバーとしての金属製のヘッド
カバー5によって閉塞されている。また、図1の左側の
開口部は、シリンダカバーとしての金属製のロッドカバ
ー6によって閉塞されている。ヘッドカバー5は、シリ
ンダチューブ2の内壁面に対してじかに嵌合されてい
る。一方、ロッドカバー6は、Cリング7によってシリ
ンダチューブ2の内壁面に固定されている。
【0022】シリンダチューブ2内に形成された内部空
間内には、金属製のロッド8を一方の端面に有した金属
製のピストン9が摺動可能に収容されている。そして、
このピストン9の存在によって、前記内部空間が2つの
圧力作用室10,11に区画されている。具体的にいう
と、ヘッド側の圧力作用室10は、ヘッドカバー5の内
端面、シリンダチューブ2の内周面及びピストン9の右
端面によって、即ち複数の部材によって区画されてい
る。この圧力作用室10には第1のポート3が連通して
いる。ロッド側の圧力作用室11は、ロッドカバー6の
内端面、シリンダチューブ2の内周面、ピストン9の左
端面及びロッド8の周面によって、即ち複数の部材によ
って区画されている。この圧力作用室11には第2のポ
ート4が連通している。
【0023】ピストン9に連結されたロッド8の一方の
端部は、ロッドカバー6の中心部に貫設されたロッド挿
通孔12を介して、シリンダチューブ2の外部に突出し
ている。このロッド挿通孔12の内壁面には、ロッド8
との摺動抵抗の低減を図るために軸受け面13となる領
域が設けられている。また、前記軸受け面13となる領
域よりも外側の領域にはパッキン装着凹部が設けられて
おり、その中には環状のロッドパッキン14が装着され
ている。そして、このロッドパッキン14によって、ロ
ッド8の周面とロッド挿通孔12の内壁面とのシールが
図られている。また、シリンダチューブ2の内周面に対
して摺接するピストン9の周面にも、シール部材として
のピストンパッキン15及びウェアリング16が装着さ
れている。
【0024】図1等に示されるように、ロッドカバー6
の内端面には段差D1 があり、周辺部に比べて中心部の
ほうが引っ込んだ状態になっている。ピストン9の右端
面にも同様に段差D1 があり、周辺部に比べて中心部の
ほうが引っ込んだ状態になっている。また、ロッドカバ
ー6の内端面において段差D1 がある部分には、緩衝体
保持溝23が形成されている。この緩衝体保持溝23
は、環状であってシリンダチューブ2の中心軸方向に向
かって開口している。ピストン9の右端面において段差
D1 がある部分には、緩衝体保持溝24が形成されてい
る。この緩衝体保持溝24も、環状であってシリンダチ
ューブ2の中心軸方向に向かって開口している。そし
て、これらの保持溝23,24には、弾性を有する緩衝
体としてのゴムクッション25が嵌着されるようになっ
ている。ここで保持溝23,24の奥側側壁面をG1 、
手前側側壁面をG2 、底面をG3 とする。図3に示され
るように、前記手前側側壁面G2 には、チューブ軸線方
向に対して約45°の角度をなすテーパがそれぞれ設け
られている。なお、本実施形態における緩衝体保持溝2
3,24は、切削工具等を用いた溝加工によって形成さ
れることができる。
【0025】次に、本実施形態において使用されるゴム
クッション25の形状等について説明する。なお、図3
はゴムクッション25の弾性変形前(即ち応力無付加
時)の様子を示している。図4(a)〜図4(d)は、
ゴムクッション25が弾性変形する過程を示している。
【0026】本実施形態で使用されているゴムクッショ
ン25は、ウレタンゴム製であり、クッションとしての
好適な弾性を有している。ウレタンゴムの他にも、例え
ばNBR,HNBR,フッ素ゴム等のゴムを選択するこ
とが可能である。
【0027】図2に示されるように、前記ゴムクッショ
ン25は、中心に貫通孔を有するリング状部材であり、
かつその第1の端部E1 側の径と第2の端部E2 側の径
とは異なっている。第1の端部E1 とは保持溝23,2
4によって支持される側の端部を指し、第2の端部E2
とは保持溝23,24によって支持されない側の端部を
指す。このゴムクッション25の場合、第1の端部E1
側の径のほうが第2の端部E2 側の径に比べて大きくな
っている。
【0028】また、このゴムクッション25は肉厚部分
26を備えている。肉厚部分26において第1の端部E
1 側には、被保持部27が突設されている。この被保持
部27の幅は、本実施形態では前記保持溝23,24の
幅の3/4程度に設定されている。そして、前記被保持
部27を各保持溝23,24に遊嵌することにより、ピ
ストン9及びロッドカバー6に対してゴムクッション2
5が保持されている。なお、被保持部27が形成されて
いる第1の端部E1 の径は、前記手前側側壁面G2 の部
分の径に比べて大きく設定されている。従って、被保持
部27を各保持溝23,24に遊嵌したときでも、ゴム
クッション25が脱落しないようになっている。
【0029】ロッド側の圧力作用室11内にある保持溝
23にゴムクッション25を取り付けた場合、弾性変形
前においては、保持溝23の奥側側壁面G1 と被保持部
27の側面とが面接触する。このとき、第2の端部側E
2 は、保持溝23が設けられた区画部材としてのロッド
カバー6の内端面から浮きあがった状態となる。言い換
えると、第2の端部E2 側は、ロッドカバー6に対向し
て配置された部材であるピストン9に向かって飛び出し
た状態となる。
【0030】また、ヘッド側の圧力作用室10内にある
保持溝24にゴムクッション25を取り付けた場合、弾
性変形前においては、保持溝24の奥側側壁面G1 と被
保持部27の側面とが面接触する。このとき、第2の端
部側E2 は、保持溝24が設けられた区画部材としての
ピストン9の右端面から浮きあがった状態となる。言い
換えると、第2の端部E2 側は、ピストン9に対向して
配置された部材であるヘッドカバー5の内端面に向かっ
て飛び出した状態となる。
【0031】また、図2,図3に示されるように、この
ゴムクッション25は、どこにもリップ部等を備えてい
ない。従って、そのようなものを備える従来のゴムクッ
ションと比較すると、入り組んだ箇所がない分だけ単純
な断面形状を有したものとなっている。同ゴムクッショ
ン25を切断した場合、その肉厚部分26の切断面にお
いては直線かつ並行な線分が一組できる。これらの線分
のうち非貫通孔側にあるものが属する面を外周面25b
と定義し、貫通孔側にあるものが属する面を内周面25
aと定義する。前記外周面25bにおいて肉厚部分26
と被保持部27とをつなぐ箇所は、最大変形時において
手前側側壁面G2 に接触しうる斜面29となっている。
【0032】図3に示されるように、本実施形態のゴム
クッション25の内周面25aには、シールポイントと
なる屈曲部位P1 ,P2 が2つ設けられている。第1の
屈曲部位P1 は、被保持部27の近傍に位置している。
この屈曲部位P1 は、ゴムクッション25の弾性変形過
程の初期においてシールポイントとなる。一方、第2の
屈曲部位P2 は、第1の屈曲部位P1 よりも第2の端部
E2 側に位置している。この屈曲部位P2 は、ゴムクッ
ション25の弾性変形過程の後期においてシールポイン
トとなる。また、ゴムクッション25の第2の端部E2
側には、変形部位22が設けられている。この変形部位
22は、第2の屈曲部位P2 がシールポイントとなると
きに、同屈曲部位P2 を中心として区画部材側に撓むよ
うになっている。
【0033】そして、図3のような弾性変形前の状態で
は、被保持部27の先端面は保持溝23,24の底面G
3 から離間するとともに、底面G3 とほぼ平行な位置関
係となる。緩衝体保持溝23,24と被保持部27との
間には、ゴムクッション25の変形に伴う被保持部27
の径方向への移動を許容する移動空間28が設けられて
いる。従って、被保持部27の先端面は、弾性変形時に
径方向に(底面G3 に近接する方向に)移動するように
なっている。この移動空間28の大きさは、第1の屈曲
部位P1 がシールポイントとなるときのみ被保持部27
の径方向への移動を許容する程度にあらかじめ設定され
ている。
【0034】次に、このように構成された流体圧シリン
ダ1の動作及びゴムクッション25の作用について説明
する。これ以降、ロッド側のゴムクッション25のみに
ついて言及することにする。即ち、ロッド側とヘッド側
とにおけるゴムクッション25の作用には基本的な差異
はないため、後者についてはその詳細な説明を割愛す
る。
【0035】ヘッド側のストロークエンドにピストン9
がある状態で第1のポート3にエアを供給すると、ヘッ
ド側の圧力作用室10内にはエアが導入され、同室10
内の圧力が上昇する。すると、ピストン9及びロッド8
がロッド側(即ち図1の左側)の方向に移動するととも
に、ロッド側の圧力作用室11内のエアが第2のポート
4を介して外部に排出される。
【0036】図4(a)は、ピストン9がストロークエ
ンド付近にまで到達し、ピストン9の左端面にゴムクッ
ション25の第2の端部E2 がまさに当接した状態を示
している。このとき、ゴムクッション25は、ロッド側
の圧力作用室11内を2つの空間に区画する。そのうち
の1つはゴムクッション25の外周面25b側に区画さ
れる空間であって、その空間は第2のポート4側に連通
する。残りの1つはゴムクッション25の内周面25a
側に区画される空間であって、その空間は第2のポート
4側とは非連通の状態になる。後者の空間は、具体的に
はゴムクッション25の内周面25a、ピストン9の左
側面、ロッドカバー6の内端面及びロッド8の周面によ
って区画され、その中にはエアが密閉されるようになっ
ている。以下、後者の空間のことをエア溜まりS1 と呼
ぶことにする。このとき、第1の屈曲部位P1 は区画部
材であるヘッドカバー6の内端面に接している反面、第
2の屈曲部材P2 は同面に接していない。
【0037】図4(b)は、図4(a)の状態にあった
ピストン9がさらにストロークエンドに近づいたときの
状態を示している。このとき、ピストン9から押圧力を
受けたゴムクッション25には弾性変形が生じる。即
ち、前記ゴムクッション25は、緩衝体保持溝23が設
けられた区画部材であるロッドカバー6の内端面側に第
2の端部E2 が近接するように撓むこととなる。そし
て、このときゴムクッション25の被保持部27は、ロ
ッドカバー6から浮き上がるとともに、緩衝体保持溝2
3,24内を径方向に向かって僅かに移動する。その
際、ロッドカバー6に対して摺動する第1の屈曲部位P
1 が、シールポイントとなる。ゴムクッション25の弾
性変形も、第1の屈曲部位P1 を中心としたものとな
る。この場合、第2の屈曲部位P2 を中心とした変形部
位22の弾性変形はまだ生じない。
【0038】そして、弾性体であるゴムクッション25
には、自身の撓みを解消させるような復帰力が生まれ
る。そして、この撓みに起因する復帰力がピストン9を
ストロークの反対方向に押し戻そうとする。また、ゴム
クッション25のシール作用によりエア溜まりS1 内の
エアが圧縮されることによっても抗力が生じる。従っ
て、前記復帰力及び抗力によってピストン9の慣性エネ
ルギーが吸収され、もって衝撃の緩衝が図られる。
【0039】図4(c)は、図4(b)の状態にあった
ピストン9がさらにストロークエンドに近づき、ゴムク
ッション25の内周面の一部(詳細には第1の屈曲部位
P1と第2の屈曲部位P2 との間の領域)がヘッドカバ
ー6の内端面に当接した状態を示している。このとき、
被保持部27は底面G3 に当接することで、それ以上径
方向に移動不能となる。従って、第1の屈曲部位P1 の
摺動も、これ以降は起こらなくなる。なお、このとき第
2の屈曲部位P2 もヘッドカバー6の内端面に当接する
ことから、それ以降は第2の屈曲部位P2 が新たなシー
ルポイントとなる。
【0040】図4(d)は、図4(c)の状態にあった
ピストン9が完全にストロークエンドに到達した状態を
示す。このとき、変形部位22は、第2の屈曲部位P2
を中心としてヘッドカバー6側に撓むように弾性変形す
る。そして、ゴムクッション25の外周面25bがほぼ
平坦になった状態でピストン9が停止する。なお、この
流体圧シリンダ1では、ピストン9の左端面がヘッドカ
バー6の右端面に当接しないようにあらかじめ設計され
ている。
【0041】ここで、本実施形態のゴムクッション25
に類する形状を持つ参考例のゴムクッション31を、図
5(a)〜図5(d)に参考のために示す。このゴムク
ッション31における相違点は、以下の通りである。第
1に、屈曲部位がP1 の1つだけであり、シールポイン
トが弾性変形過程の全般を通じて変化しない。第2に、
変形部位22を備えていない。第3に、移動空間28が
深いため被保持部27が弾性変形時に底部G3 に当接せ
ず、屈曲部位P1 の摺動量が大きい。なお、本実施形態
のゴムクッション25との共通点については説明を省略
する。
【0042】以下、本実施形態において特徴的な作用効
果を列挙する。 (イ)この流体圧シリンダ1では、シールポイントとな
る屈曲部位P1 ,P2をゴムクッション25に複数設け
ている。より具体的には、弾性変形過程の初期において
シールポイントとなる第1の屈曲部位P1 と、弾性変形
過程の後期においてシールポイントとなる第2の屈曲部
位P2 とを設けている。このため、シールポイントとな
る屈曲部位P1 が1つのみである図5の構成と比べて、
確実にシール性が高くなる。従って、いずれか一方の屈
曲部位P1 ,P2 に摩耗が生じたとしても、他方がシー
ル機能を担うことができる。よって、直ちにシール性が
損なわれるようなことはなく、衝撃緩衝能の急激な悪化
も防止される。なお、シールポイントとなるべき部位が
複数であると、そもそも個々の部位に摩耗自体が生じに
くくなる。
【0043】(ロ)この流体圧シリンダ1では、ゴムク
ッション25自身を区画部材であるヘッドカバー6等か
ら浮かせた状態で配置しているため、従来構成(図8参
照)とは異なりリップ部を設ける必要がない。従って、
特定部位に応力が集中することもなく、ゴムクッション
25の早期劣化が防止される。ゆえに、耐久性も向上す
る。また、ゴムクッション25を浮かせた状態で配置し
た構成であると、比較的容易に長いクッションストロー
クを確保することができる。よって、高い衝撃緩衝能を
確保することも可能である。
【0044】(ハ)本実施形態によると、ゴムクッショ
ン25の被保持部27は、弾性変形時において移動空間
28のある径方向に移動可能な構成となっている。従っ
て、被保持部27が全く移動不能な従来構成に比べてゴ
ムクッション25の変形抵抗が小さくなり、被保持部2
7への応力集中が回避される。そのため、応力集中によ
る早期劣化が防止され、ゴムクッション25の耐久性も
より確実に向上する。さらに、ゴムクッションの変形抵
抗が小さくなる結果、低圧シリンダ駆動時においてもピ
ストン9の推力が有効に作用するようになり、そのとき
でも充分な衝撃緩衝能を発揮することができるようにな
る。
【0045】(ニ)この流体圧シリンダ1では、移動空
間28は、第1の屈曲部位P1 がシールポイントとなる
ときのみ被保持部27の径方向への移動を許容する程度
の大きさに設定されている。従って、第2の屈曲部位P
2 がシールポイントとなるときに第1の屈曲部位P1 が
移動しなくなることで、同屈曲部位P1 の区画部材に対
する摺動量を少なくすることができる。このため、図5
の構成に比べて第1の屈曲部位P1 に摩耗が起こりにく
くなり、さらなる耐久性の向上が図られる。なお、第2
の屈曲部位P2 の摺動はそもそも起こらないので、同屈
曲部位P2 の摩耗は確実に回避される。
【0046】(ホ)この流体圧シリンダ1では、第2の
屈曲部位P2 がシールポイントとなるときにその部位P
2 を中心として区画部材側に撓む変形部位22を、第2
の端部E2 に設けている。従って、図5の構成に比べ
て、よりいっそう長いクッションストロークを容易に確
保することができる。ゆえに、より優れた衝撃緩衝能を
確保することができる。
【0047】(ヘ)この実施形態では、緩衝体保持溝2
3,24の手前側側壁面G2 にテーパを設けている。ゆ
えに、ゴムクッション25の斜面29に対して角がたた
ないため、斜面29の部分に大きな応力が集中すること
もない。従って、ゴムクッション25に傷等が付きにく
くなり、結果としてゴムクッション25の早期劣化がよ
り確実に防止される。また、かかる構成であると、切削
工具の刃を保持溝23,24の奥のほうまで入れること
ができるので、溝加工が比較的簡単になる。このため、
シリンダ1の製造容易化を図ることができる。
【0048】(ト)このシリンダ1では、エア溜まりS
1 は、ゴムクッション25が撓むほうの側である内周面
25a側に形成されることを特徴とする。この場合、エ
ア溜まりS1 内に閉じ込められたエアが、構造上、外部
に抜け出しにくくなる。従って、内部のエアの圧縮状態
がより高くなり、いっそう大きな抗力を得ることができ
る。このことも衝撃緩衝能の向上に貢献する。
【0049】(チ)このゴムクッション25は、図2等
に示されるように比較的単純な断面形状をしているの
で、従来品に比べて製造時の困難性が小さいという利点
がある。即ち、金型成形を行う場合であっても、その金
型の内面形状が単純なもので足り、かつ型抜きも比較的
簡単となる。
【0050】なお、本発明は例えば次のように変更する
ことが可能である。 (1)図6,図7に示される別例の流体圧シリンダ41
では、前記実施形態とは若干構成の異なるゴムクッショ
ン42が使用されている。このゴムクッション42は、
肉厚部分26を備えており、かつ第1の端部E1 側の径
のほうが第2の端部E2 の径よりも小さくなるように形
成されている。従って、ピストン9が当接した場合、ゴ
ムクッション42は、内周面42a側ではなく外周面4
2b側に撓むようになっている。また、このときには外
周面42b側にエア溜まりS1 が形成される。なお、こ
のシリンダ41における緩衝体保持溝23,24の設置
位置は、前記実施形態のときよりもいくぶん中心部寄り
になっている。以上のような構成を有するシリンダ41
でも、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0051】(2)緩衝体保持溝23,24は、実施形
態や別例のように一方をカバー5,6側に設けかつ他方
をピストン9側に設けることに限定されない。例えば、
それら23,24を2つともピストン9側に設けたり、
2つともカバー5,6側に設けることも可能である。
【0052】(3)カバー5,6及びピストン9以外の
部材であって圧力作用室10,11を区画している区画
部材、例えばロッド8やシリンダチューブ2に緩衝体保
持溝23,24を設けることも許容される。ただし、実
施形態等のようにカバー5,6やピストン9にそれらを
設けた構成のほうが、組み付け等が容易になる点におい
て有利である。
【0053】(4)ゴム以外の合成樹脂を使用すること
によって、弾性を有する緩衝体を形成してもよい。 (5)シールポイントとなる屈曲部位P1 ,P2 は3つ
以上あってもよい。
【0054】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記緩衝体
が衝撃緩衝時に形成する流体溜まりは、前記緩衝体の内
周面及び外周面のうち同緩衝体が撓むほうの側ににある
ことを特徴とした緩衝機構付き流体圧シリンダ。この構
成であると、流体溜まり内の流体の圧縮状態がより高く
なることから、衝撃緩衝能をより向上させることができ
る。
【0055】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「流体: シリンダを駆動するための給排される窒素、
酸素、二酸化炭素、アルゴン、水素、それらの混合物で
ある空気などといった気体、その他これらに準ずる性質
を有する物質をいう。」
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜5に記
載の発明によれば、耐久性及び衝撃緩衝能に優れた緩衝
機構付き流体圧シリンダを提供することができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、緩衝体の
変形抵抗が小さくなるため、耐久性のいっそうの向上及
び低圧シリンダ駆動時における衝撃緩衝能の改善を図る
ことができる。
【0058】請求項4に記載の発明によれば、第1の屈
曲部位に摩耗が起こりにくくなることで、さらなる耐久
性の向上を図ることができる。請求項5に記載の発明に
よれば、長いクッションストロークを容易に確保するこ
とができるため、より優れた衝撃緩衝能を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における緩衝機構付き流体圧シリン
ダの部分断面図。
【図2】(a)は同流体圧シリンダに使用されるゴムク
ッションの平面図、(b)はその底面図、(c)はその
断面図。
【図3】実施形態のゴムクッションの要部拡大断面図。
【図4】(a)〜(d)は前記ゴムクッションの衝撃緩
衝時における動きを説明するための要部拡大断面図。
【図5】(a)〜(d)は参考例のゴムクッションの衝
撃緩衝時における動きを説明するための要部拡大断面
図。
【図6】別例の緩衝機構付き流体圧シリンダを示す部分
断面図。
【図7】別例のゴムクッションの要部拡大断面図。
【図8】従来例の緩衝機構付き流体圧シリンダを示す部
分断面図。
【符号の説明】
1,41…緩衝機構付き流体圧シリンダ、5…シリンダ
カバーとしてのヘッドカバー、6…区画部材であるシリ
ンダカバーとしてのロッドカバー、9…区画部材である
ピストン、10,11…圧力作用室、22…変形部位、
23,24…緩衝体保持溝、25,42…緩衝体として
のゴムクッション、27…被保持部、28…移動空間、
P1 …第1の屈曲部位、P2 …第2の屈曲部位、E1 …
第1の端部、E2 …第2の端部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内部に区画される圧力作用室内へ
    の流体の給排に基づいて駆動されるピストンとシリンダ
    カバーとの間に配設された弾性を有する緩衝体により、
    前記ピストンの衝撃が緩衝される流体圧シリンダにおい
    て、 前記緩衝体の第1の端部側に形成された被保持部を前記
    圧力作用室を区画している区画部材に設けられた緩衝体
    保持溝に保持させ、同緩衝体の第2の端部側を前記緩衝
    体保持溝が設けられた区画部材から浮かせた状態で配置
    し、かつ前記緩衝体において弾性変形時に前記区画部材
    と当接する側の面に、シールポイントとなる屈曲部位を
    複数設けたことを特徴とした緩衝機構付き流体圧シリン
    ダ。
  2. 【請求項2】前記被保持部の近傍に位置するとともに前
    記緩衝体の弾性変形過程の初期に前記シールポイントと
    なる第1の屈曲部位と、前記第1の屈曲部位よりも前記
    第2の端部側に位置するとともに前記緩衝体の弾性変形
    過程の後期に前記シールポイントとなる第2の屈曲部位
    とを設けたことを特徴とした請求項1に記載の緩衝機構
    付き流体圧シリンダ。
  3. 【請求項3】前記緩衝体保持溝と前記被保持部との間
    に、前記緩衝体の弾性変形に伴う前記被保持部の径方向
    への移動を許容する移動空間を設けたことを特徴とした
    請求項1または2に記載の緩衝機構付き流体圧シリン
    ダ。
  4. 【請求項4】前記移動空間は、前記第1の屈曲部位がシ
    ールポイントとなるときのみ前記被保持部の径方向への
    移動を許容する程度の大きさに設定されていることを特
    徴とした請求項3に記載の緩衝機構付き流体圧シリン
    ダ。
  5. 【請求項5】前記第2の屈曲部位がシールポイントとな
    るときにその部位を中心として前記区画部材側に撓む変
    形部位を、前記第2の端部に設けたことを特徴とした請
    求項3乃至5のいずれか1項に記載の緩衝機構付き流体
    圧シリンダ。
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