JP2020051586A - 流体圧シリンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝部材からヘッドカバーに作用する抗力を抑制して、ピストン又はヘッドカバーに加わる衝撃力を緩衝部材によって安定的に吸収すること。【解決手段】変形部22における係止爪31と対向する部位に、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形したときに変形部22が係止爪31に接触することを抑制するための逃がし部であるテーパ部23を設けた。よって、テーパ部23が設けられていない場合に比べると、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部22が係止爪31に接触してしまうことが抑制される。その結果、変形部22の変形量が増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力が抑えられる。したがって、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えつつも、緩衝部材20の歪エネルギーが増加する。【選択図】図5

Description

本発明は、流体圧シリンダに関する。
従来から、流体圧シリンダにおいては、シリンダチューブ内に往復動可能に収容されるピストンがストロークエンドに到ったときに、ピストンからの衝撃を吸収し、ピストンをストロークエンドで緩衝的に停止させる緩衝部材を備えたものが、例えば特許文献1に知られている。特許文献1の流体圧シリンダでは、ロッドカバーの内端面におけるピストンと対向する位置、及びピストンにおけるヘッドカバーと対向する端面に、ゴム等の弾性材料からなる緩衝部材がそれぞれ設けられている。
そして、ピストンがロッドカバー側のストロークエンドに到ると、ピストンがロッドカバーの内端面に設けられた緩衝部材に当接する。これにより、緩衝部材が押し潰されて緩衝部材の歪エネルギーが増加することで、ピストン又はロッドカバーに加わる衝撃力が緩衝部材によって吸収され、ピストンがロッドカバー側のストロークエンドで緩衝的に停止する。一方、ピストンがヘッドカバー側のストロークエンドに到ると、ピストンの端面に設けられた緩衝部材がヘッドカバーに当接する。これにより、緩衝部材が押し潰されて緩衝部材の歪エネルギーが増加することで、ピストン又はヘッドカバーに加わる衝撃力が緩衝部材によって吸収され、ピストンがヘッドカバー側のストロークエンドで緩衝的に停止する。
特開2005−320994号公報
図11(a)に示すように、流体圧シリンダ100の小型化を図るために、シリンダチューブ101の体格を小さくすると、シリンダチューブ101内に収容されるピストン102の外径が小さくなる。このため、ピストン102の端面102aに設けられた緩衝部材103の歪エネルギーを増加させるためには、緩衝部材103とヘッドカバー104との接触面積を増加させる必要があるため、緩衝部材103の形状が略円盤形状となる。すると、緩衝部材103の厚みに対する緩衝部材103の外径が大きくなっていき、緩衝部材103の弾性変形が行われ難くなる。このため、緩衝部材103からヘッドカバー104に作用する抗力が増加するため、ピストン102又はヘッドカバー104に大きな衝撃力が加わってしまい、ピストン102又はヘッドカバー104が破損してしまう虞がある。また、ピストン102が小型になると、ピストン102の動作速度が速くなる。このとき、緩衝部材103の弾性変形が行われ難く、緩衝部材103からヘッドカバー104に作用する抗力が増加してしまう構成であると、ピストン102のサイズに対してピストン102に加わる衝撃力が大きくなり易いという問題もある。
ピストン102の端面102aには、収容凹部105が形成されている。収容凹部105の内周面には、収容凹部105の内側に突出する係止爪105aが形成されている。緩衝部材103は、係止爪105aに係止可能なフランジ103aと、フランジ103aに連続するとともに係止爪105aの内側を介して収容凹部105から外部に突出する変形部103bと、を有している。そして、フランジ103aが係止爪105aに係止されるように、緩衝部材103を収容凹部105に挿入することにより、緩衝部材103が収容凹部105に嵌め込まれた状態で支持されている。
図11(b)に示すように、緩衝部材103の変形部103bがヘッドカバー104に当接して押し潰されると、変形部103bが係止爪105aに向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部103bの外面103cが係止爪105aに接触する。すると、変形部103bの弾性変形がそれ以上行われ難くなり、緩衝部材103からヘッドカバー104に作用する抗力が急激に増加する。その結果、ピストン102又はヘッドカバー104に大きな衝撃力が加わってしまい、ピストン102又はヘッドカバー104が破損してしまう虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、緩衝部材からヘッドカバーに作用する抗力を抑制して、ピストン又はヘッドカバーに加わる衝撃力を緩衝部材によって安定的に吸収することができる流体圧シリンダを提供することにある。
上記課題を解決する流体圧シリンダは、シリンダチューブと、前記シリンダチューブの一端部に取り付けられるヘッドカバーと、前記シリンダチューブ内に往復動可能に収容されるピストンと、前記ピストンにおける前記ヘッドカバーと対向する端面に設けられる弾性材料からなる緩衝部材と、を備え、前記ピストンの端面には、収容凹部が形成されており、前記収容凹部の内周面には、前記収容凹部の内側に突出する係止爪が設けられており、前記緩衝部材は、前記係止爪に係止可能なフランジと、前記フランジに連続するとともに前記係止爪の内側を介して前記収容凹部から外部に突出する変形部と、を有し、前記変形部が前記ヘッドカバーに当接して押し潰されて前記係止爪に向けて膨らむように弾性変形することで、前記ピストン又は前記ヘッドカバーに加わる衝撃力を前記緩衝部材によって吸収する流体圧シリンダであって、前記変形部における前記係止爪と対向する部位、及び前記係止爪における前記変形部と対向する部位の少なくとも一方には、前記変形部が押し潰されて前記係止爪に向けて膨らむように弾性変形したときに前記変形部が前記係止爪に接触することを抑制するための逃がし部が設けられている。
上記流体圧シリンダにおいて、前記逃がし部は、前記緩衝部材に最大の歪エネルギーが加わったとしても前記変形部と前記係止爪との非接触状態が確保される形状であり、前記変形部における前記フランジからの突出量は、前記緩衝部材に最大の歪エネルギーが加わったとしても前記ピストンの端面と前記ヘッドカバーとの非接触状態が確保される突出量に設定されているとよい。
上記流体圧シリンダにおいて、前記逃がし部は、前記変形部が弾性変形して前記ピストンの端面と前記ヘッドカバーとが接触したとしても、前記変形部と前記係止爪との非接触状態が確保される形状であるとよい。
上記流体圧シリンダにおいて、前記逃がし部は、前記変形部における前記係止爪と対向する部位に設けられているとよい。
上記流体圧シリンダにおいて、前記逃がし部は、前記フランジから離間するにつれて前記係止爪から離間していくように傾斜するテーパ部であるとよい。
上記流体圧シリンダにおいて、前記緩衝部材は、前記緩衝部材が弾性変形したときに前記収容凹部の内周面に接触することを抑制する収容凹部側逃がし部をさらに有しているとよい。
この発明によれば、緩衝部材からヘッドカバーに作用する抗力を抑制して、ピストン又はヘッドカバーに加わる衝撃力を緩衝部材によって安定的に吸収することができる。
実施形態における流体圧シリンダを示す断面図。 ピストン及び緩衝部材を示す拡大断面図。 緩衝部材の斜視図。 緩衝部材がヘッドカバーに当接した状態を示す拡大断面図。 緩衝部材が弾性変形した状態を示す拡大断面図。 緩衝部材からヘッドカバーに作用する抗力と緩衝部材の変形量との関係を示すグラフ。 緩衝部材からヘッドカバーに作用する抗力と緩衝部材の歪エネルギーとの関係を示すグラフ。 別の実施形態におけるピストン及び緩衝部材を示す拡大断面図。 別の実施形態における緩衝部材の斜視図。 別の実施形態における緩衝部材の斜視図。 (a)は従来例における流体圧シリンダの一部を示す断面図、(b)は緩衝部材が弾性変形した状態を示す拡大断面図。
以下、流体圧シリンダを具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、流体圧シリンダ10は、筒状のシリンダチューブ11と、シリンダチューブ11の軸方向の一端部に取り付けられるヘッドカバー12と、シリンダチューブ11の軸方向の他端部に取り付けられるロッドカバー13と、を備えている。ヘッドカバー12は、シリンダチューブ11の一端側の開口を閉塞している。ロッドカバー13は、シリンダチューブ11の他端側の開口を閉塞している。そして、シリンダチューブ11、ヘッドカバー12、及びロッドカバー13によって、シリンダチューブ11内にシリンダ室14が区画されている。シリンダ室14を形成するシリンダチューブ11の内周面は円筒状である。
シリンダチューブ11の外周壁におけるヘッドカバー12寄りには、シリンダチューブ11の内周面に開口する第1流体給排ポート11aが形成されている。シリンダチューブ11の外周壁におけるロッドカバー13寄りには、シリンダチューブ11の内周面に開口する第2流体給排ポート11bが形成されている。
シリンダ室14には、シリンダ室14内を往復動可能な円環状のピストン15が収容されている。よって、ピストン15は、シリンダチューブ11内に往復動可能に収容されている。ピストン15は、シリンダ室14を、ヘッドカバー12側の第1圧力作用室14aと、ロッドカバー13側の第2圧力作用室14bとに区画している。第1圧力作用室14aは第1流体給排ポート11aに連通するとともに、第2圧力作用室14bは第2流体給排ポート11bに連通している。
ピストン15の外周面には、第1圧力作用室14aと第2圧力作用室14bとの間をシールするゴム製のピストンパッキン15sが装着されている。また、ピストン15の外周面におけるピストンパッキン15sよりもロッドカバー13寄りには、ピストン位置検出用のマグネット16が装着されている。さらに、ピストン15の外周面におけるピストンパッキン15sよりもヘッドカバー12寄りには、スリットを有する不完全環状のウェアリング17が装着されている。ウェアリング17の外周面は、ピストン15の外周面よりもピストン15の径方向外側に位置している。そして、ウェアリング17の外周面がシリンダチューブ11の内周面に摺接することにより、ピストン15が偏心してしまうことが抑制されている。
ピストン15には、ピストンロッド18が取り付けられている。ピストンロッド18におけるピストン15とは反対側の端部は、ロッドカバー13に形成されたロッド挿通孔13hを介して外部に突出している。ピストン15とピストンロッド18とは、シリンダチューブ11の軸方向に沿って一体的に移動する。よって、ピストンロッド18は、シリンダチューブ11に対して出没可能になっている。
ピストン15におけるロッドカバー13側の端面15aには、円環状の緩衝部材19が設けられている。緩衝部材19は、弾性材料であるゴムからなる。緩衝部材19は、ピストンロッド18に圧入されることにより、ピストン15側の端面がピストン15の端面15aに当接した状態で位置決めされている。さらに、ピストン15におけるヘッドカバー12側の端面15bには、円環状の緩衝部材20が設けられている。よって、流体圧シリンダ10は、ピストン15におけるヘッドカバー12と対向する端面15bに設けられる弾性材料からなる緩衝部材20を備えている。緩衝部材20は、ゴム製である。
図2に示すように、ピストン15の端面15bには、円穴状の収容凹部30が形成されている。収容凹部30の開口端部には、収容凹部30の開口端部から収容凹部30の内側に突出する円環状の係止爪31が設けられている。
図3に示すように、緩衝部材20は、係止爪31に係止可能な円環状のフランジ21と、フランジ21に連続するとともに係止爪31の内側を介して収容凹部30から外部に突出する円盤状の変形部22と、を有している。図2に示すように、変形部22における係止爪31と対向する部位は、フランジ21から離間するにつれて係止爪31から離間していくように傾斜するテーパ部23になっている。よって、変形部22は、フランジ21から離れるにつれて外径が徐々に縮径していく。テーパ部23におけるフランジ21とは反対側の端縁に連続する変形部22の端面22eは平坦面状である。
そして、フランジ21が係止爪31に係止されるように、緩衝部材20を収容凹部30に挿入することにより、緩衝部材20が収容凹部30に嵌め込まれた状態で支持されている。緩衝部材20が弾性変形する前の状態では、フランジ21の外周面21aと収容凹部30の内周面30aとは非接触状態である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図1に示すように、第1流体給排ポート11aから第1圧力作用室14aに流体が供給されると、ピストン15がロッドカバー13に向けて移動し始める。すると、第2圧力作用室14bの流体が第2流体給排ポート11bを介して外部へ排出され、ピストン15がロッドカバー13側のストロークエンドに到るまで移動する。これにより、ピストンロッド18がシリンダチューブ11に対して突出する方向へ移動する。ピストン15がロッドカバー13側のストロークエンドに到ると、緩衝部材19がロッドカバー13に当接する。これにより、緩衝部材19が押し潰されてシリンダチューブ11の内周面に向けて膨らむように弾性変形して、緩衝部材19の歪エネルギーが増加することで、ピストン15又はロッドカバー13に加わる衝撃力が緩衝部材19によって吸収され、ピストン15がロッドカバー13側のストロークエンドで緩衝的に停止する。
緩衝部材19は、押し潰されてシリンダチューブ11の内周面に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、緩衝部材19の外周面がシリンダチューブ11の内周面に接触しないように、緩衝部材19の外周面とシリンダチューブ11の内周面とのクリアランスが予め設定されている。
第2流体給排ポート11bから第2圧力作用室14bに流体が供給されると、ピストン15がヘッドカバー12に向けて移動し始める。すると、第1圧力作用室14aの流体が第1流体給排ポート11aを介して外部へ排出され、ピストン15がヘッドカバー12側のストロークエンドに到るまで移動する。これにより、ピストンロッド18がシリンダチューブ11に対して没入する方向へ移動する。
図4に示すように、ピストン15がヘッドカバー12側のストロークエンドに到ると、緩衝部材20の変形部22の端面22eがヘッドカバー12に当接する。これにより、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形して、緩衝部材20の歪エネルギーが増加することで、ピストン15又はヘッドカバー12に加わる衝撃力が緩衝部材20によって吸収され、ピストン15がヘッドカバー12側のストロークエンドで緩衝的に停止する。
図5に示すように、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形しても、変形部22における係止爪31と対向する部位がテーパ部23になっているため、変形部22が係止爪31に接触しないようになっている。よって、テーパ部23は、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形したときに変形部22が係止爪31に接触することを抑制するための逃がし部である。したがって、変形部22における係止爪31と対向する部位には、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形したときに変形部22が係止爪31に接触することを抑制するための逃がし部が設けられている。
また、変形部22が押し潰されて弾性変形することに伴ってフランジ21も弾性変形する。フランジ21の弾性変形は、フランジ21の外周面21aが収容凹部30の内周面30aに接触するまで行われる。そして、フランジ21の外周面21aが収容凹部30の内周面30aに接触すると、フランジ21の弾性変形が行われなくなり、緩衝部材20においては、変形部22の弾性変形のみが継続され、変形部22が係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく。
そして、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときに、変形部22と係止爪31とは非接触状態になっている。よって、本実施形態において、テーパ部23は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしても変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっている。
また、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときに、ピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが非接触状態になっている。よって、本実施形態において、変形部22におけるフランジ21からの突出量は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしてもピストン15の端面15bとヘッドカバー12との非接触状態が確保される突出量に設定されている。さらに、変形部22が押し潰されて弾性変形し、ピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したとしても、変形部22と係止爪31とが非接触になっている。よって、本実施形態において、テーパ部23は、変形部22が弾性変形してピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したとしても、変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっている。
図2において二点鎖線で示すように、変形部22にテーパ部23が形成されておらず、変形部22の外径が、例えば、テーパ部23におけるフランジ21との境界部と同じ外径である円柱状の変形部22である場合を考える。このような図11(a)及び図11(b)の従来例のような場合、本実施形態のように変形部22にテーパ部23が形成されている場合に比べると、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部22が係止爪31に接触し易くなる。
図6において、実線L1では、本実施形態における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の変形量との関係を示し、二点鎖線L2では、図11(a)及び図11(b)の従来例に示す比較例における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の変形量との関係を示している。図6に示すように、変形部22が弾性変形していき、変形部22の変形量が増加していくにつれて、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力は徐々に増加していく。緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力は、変形部22が係止爪31に接触すると、変形部22の弾性変形が行われ難くなるため、急激に増加していく。ここで、本実施形態では、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形しても、変形部22が係止爪31に接触しないため、変形部22の変形量が増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力の増加量が比較例に比べて少なくなっている。
図7において、実線L11では、本実施形態における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の歪エネルギーとの関係を示し、二点鎖線L12では、比較例における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の歪エネルギーとの関係を示している。図7に示すように、本実施形態では、変形部22の変形量による歪エネルギーが増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力の増加量が比較例に比べて少ないため、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えつつも、緩衝部材20の歪エネルギーを増加させることが可能となっている。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)変形部22における係止爪31と対向する部位には、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形したときに変形部22が係止爪31に接触することを抑制するための逃がし部であるテーパ部23が設けられている。これによれば、テーパ部23が設けられていない場合に比べると、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部22が係止爪31に接触してしまうことが抑制される。その結果、変形部22の変形量が増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えることができる。したがって、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えつつも、緩衝部材20の歪エネルギーを増加させることができる。その結果、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑制して、ピストン15又はヘッドカバー12に加わる衝撃力を緩衝部材20によって安定的に吸収することができる。
(2)テーパ部23は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしても変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっている。また、変形部22におけるフランジ21からの突出量は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしてもピストン15の端面15bとヘッドカバー12との非接触状態が確保される突出量に設定されている。これによれば、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときの緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を効率良く低下させることができる。さらには、シリンダチューブ11の軸方向の寸法を最も短く設定することができる。
(3)テーパ部23は、変形部22が弾性変形してピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したとしても、変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっている。これによれば、変形部22が弾性変形してピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したときに、変形部22と係止爪31とが接触状態になる場合に比べると、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときの緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を低下させ易くすることができる。
(4)テーパ部23を、変形部22における係止爪31と対向する部位に設けた。これによれば、例えば、係止爪31における変形部22と対向する部位に、逃がし部であるテーパ部を設ける場合に比べると、ピストン15の形状が複雑なものにならず、ピストン15の成形を容易なものとすることができる。
(5)変形部22における係止爪31と対向する部位に、フランジ21から離間するにつれて係止爪31から離間していくように傾斜するテーパ部23を、逃がし部として設けた。これによれば、例えば、変形部22に、係止爪31から離間する方向に弧状に凹む湾曲部を、逃がし部として設ける場合に比べると、緩衝部材20の形状が複雑なものにならず、緩衝部材20の成形を容易なものとすることができる。
(6)緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えることができるため、緩衝部材20の厚みに対する緩衝部材20の外径が大きくなって、緩衝部材20の弾性変形が行われ難くなる構成であっても、ピストン15又はヘッドカバー12に大きな衝撃力が加わってしまうことを抑制することができる。
(7)緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑制して、ピストン15に加わる衝撃力を緩衝部材20によって安定的に吸収することができるため、ピストン15が小型になって、ピストン15の動作速度が速くなったとしても、ピストン15のサイズに対してピストン15に加わる衝撃力が大きくなってしまうことを抑制できる。
(8)緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えるために、例えば、緩衝部材20の厚みを増加させる必要が無いため、流体圧シリンダ10を小型化することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ 図8に示すように、変形部22にテーパ部23を設けずに、係止爪31における変形部22と対向する部位に、逃がし部であるテーパ部33を設けてもよい。テーパ部33は、収容凹部30の開口に向かうにつれて変形部22から離間していくように傾斜している。これによれば、テーパ部33が設けられていない場合に比べると、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部22が係止爪31に接触してしまうことが抑制される。
・ 実施形態において、変形部22における係止爪31と対向する部位にテーパ部23が設けられており、係止爪31における変形部22と対向する部位にもテーパ部33が設けられている構成であってもよい。要は、変形部22における係止爪31と対向する部位、及び係止爪31における変形部22と対向する部位の少なくとも一方に逃がし部が設けられていればよい。
・ 図9に示すように、緩衝部材20は、緩衝部材20が弾性変形したときに収容凹部30の内周面30aに接触することを抑制する収容凹部側逃がし部22aをさらに有していてもよい。図9に示す実施形態では、緩衝部材20は、3つの接触部41を有している。3つの接触部41の外面は、変形部22におけるテーパ部23よりも変形部22の端面22eとは反対側の部位から膨出する半円形状である。3つの接触部41は、緩衝部材20の周方向で120度置きに配置されている。3つの接触部41は、係止爪31に係止可能なフランジとして機能するとともに、収容凹部30の内周面30aに接触して、緩衝部材20における収容凹部30に対する位置決めを行う。収容凹部側逃がし部22aは、変形部22におけるテーパ部23よりも変形部22の端面22eとは反対側の部位であって、且つ緩衝部材20の周方向で隣り合う接触部41同士を繋ぐ部位である。
そして、変形部22が押し潰されることに伴って収容凹部側逃がし部22aが収容凹部30の内周面30aに向けて膨らむように弾性変形しても、収容凹部側逃がし部22aが収容凹部30の内周面30aに接触しないようになっている。図6では、図9に示す実施形態における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の変形量との関係を一点鎖線L3で示している。図9に示す実施形態では、変形部22が押し潰されることに伴って収容凹部側逃がし部22aが収容凹部30の内周面30aに向けて膨らむように弾性変形しても、収容凹部側逃がし部22aが収容凹部30の内周面30aに接触しないようになっている。よって、図3に示す実施形態のように、変形部22が押し潰されて弾性変形することに伴ってフランジ21の外周面21a全体が収容凹部30の内周面30aに接触する構成では無いため、変形部22の変形量が増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力の増加量が実線L1に比べて少なくなっている。
図7では、図9に示す実施形態における緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力と緩衝部材20の歪エネルギーとの関係を一点鎖線L13で示している。図9に示す実施形態では、変形部22の変形量による歪エネルギーが増えても、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力の増加量が実線L1に比べて少ない。このため、図7において実線L11と一点鎖線L13とを比較して分かるように、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力を抑えつつも、緩衝部材20の歪エネルギーを増加させることが可能である。
これによれば、緩衝部材20は、緩衝部材20が弾性変形したときに収容凹部30の内周面30aに接触することを抑制する収容凹部側逃がし部22aをさらに有しているため、緩衝部材20からヘッドカバー12に作用する抗力が抑え易く、緩衝部材20の歪エネルギーを増加させ易くすることができる。また、緩衝部材20における収容凹部30に対しての位置決め精度を向上させることができ、均等な逃がし寸法が確保できることから、緩衝部材20の体積低下を少なくすることができる。
・ 図10に示すように、フランジ21が、複数の接触部41と、収容凹部側逃がし部42と、から構成されていてもよい。収容凹部側逃がし部42は円環状であるとともに、複数の接触部41は、収容凹部側逃がし部42の外周面42aからそれぞれ突出している。このような構成であっても、図9に示す実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
・ 図9及び図10に示す実施形態において、接触部41の数は3つに限定されるものではなく、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。
・ 例えば、フランジ21の外周面の一部分を切り欠くことにより、収容凹部側逃がし部を設けてもよい。
・ 実施形態において、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときに、変形部22と係止爪31とが接触状態になっていてもよい。したがって、テーパ部23は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしても変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっていなくてもよい。
・ 実施形態において、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったときに、ピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触状態になっていてもよい。したがって、変形部22におけるフランジ21からの突出量は、緩衝部材20に最大の歪エネルギーが加わったとしてもピストン15の端面15bとヘッドカバー12との非接触状態が確保される突出量に設定されていなくてもよい。
・ 実施形態において、変形部22が弾性変形してピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したときに、変形部22と係止爪31とが接触状態になっていてもよい。したがって、テーパ部23は、変形部22が弾性変形してピストン15の端面15bとヘッドカバー12とが接触したとしても、変形部22と係止爪31との非接触状態が確保される形状になっていなくてもよい。
・ 実施形態において、例えば、変形部22に、係止爪31から離間する方向に弧状に凹む湾曲部を、逃がし部として設けてもよい。
・ 実施形態において、変形部22にテーパ部23が形成されておらず、変形部22の外径が、変形部22の端面22eと同じ外径である円柱状の変形部22であってもよい。この場合、変形部22にテーパ部23が形成されておらず、変形部22の外径が、例えば、テーパ部23におけるフランジ21との境界部と同じ外径である円柱状の変形部22である場合に比べると、変形部22が押し潰されて係止爪31に向けて膨らむように弾性変形していく途中で、変形部22が係止爪31に接触してしまうことが抑制される。よって、変形部22の外周面は、変形部22が係止爪31に接触することを抑制するための逃がし部として機能する。
・ 実施形態において、収容凹部30の開口端部に、収容凹部30の内周面30aから収容凹部30の内側に突出するとともに互いに対向配置される一対の係止爪31が設けられていてもよい。要は、係止爪31は環状でなくてもよい。
・ 実施形態において、例えば、樹脂製の緩衝部材20を用いてもよく、緩衝部材20の材料は、弾性材料であれば特に限定されるものではない。
・ 実施形態では、流体圧シリンダ10を小型化した場合の課題について述べたが、大型の流体圧シリンダにおいても適用が可能である。
10…流体圧シリンダ、11…シリンダチューブ、12…ヘッドカバー、15…ピストン、15b…端面、20…緩衝部材、21…フランジ、22…変形部、22a,42…収容凹部側逃がし部、23,33…逃がし部であるテーパ部、30…収容凹部、30a…内周面、31…係止爪、41…接触部。

Claims (6)

  1. シリンダチューブと、
    前記シリンダチューブの一端部に取り付けられるヘッドカバーと、
    前記シリンダチューブ内に往復動可能に収容されるピストンと、
    前記ピストンにおける前記ヘッドカバーと対向する端面に設けられる弾性材料からなる緩衝部材と、を備え、
    前記ピストンの端面には、収容凹部が形成されており、
    前記収容凹部の内周面には、前記収容凹部の内側に突出する係止爪が設けられており、
    前記緩衝部材は、前記係止爪に係止可能なフランジと、前記フランジに連続するとともに前記係止爪の内側を介して前記収容凹部から外部に突出する変形部と、を有し、
    前記変形部が前記ヘッドカバーに当接して押し潰されて前記係止爪に向けて膨らむように弾性変形することで、前記ピストン又は前記ヘッドカバーに加わる衝撃力を前記緩衝部材によって吸収する流体圧シリンダであって、
    前記変形部における前記係止爪と対向する部位、及び前記係止爪における前記変形部と対向する部位の少なくとも一方には、前記変形部が押し潰されて前記係止爪に向けて膨らむように弾性変形したときに前記変形部が前記係止爪に接触することを抑制するための逃がし部が設けられていることを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 前記逃がし部は、前記緩衝部材に最大の歪エネルギーが加わったとしても前記変形部と前記係止爪との非接触状態が確保される形状であり、
    前記変形部における前記フランジからの突出量は、前記緩衝部材に最大の歪エネルギーが加わったとしても前記ピストンの端面と前記ヘッドカバーとの非接触状態が確保される突出量に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧シリンダ。
  3. 前記逃がし部は、前記変形部が弾性変形して前記ピストンの端面と前記ヘッドカバーとが接触したとしても、前記変形部と前記係止爪との非接触状態が確保される形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体圧シリンダ。
  4. 前記逃がし部は、前記変形部における前記係止爪と対向する部位に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の流体圧シリンダ。
  5. 前記逃がし部は、前記フランジから離間するにつれて前記係止爪から離間していくように傾斜するテーパ部であることを特徴とする請求項4に記載の流体圧シリンダ。
  6. 前記緩衝部材は、前記緩衝部材が弾性変形したときに前記収容凹部の内周面に接触することを抑制する収容凹部側逃がし部をさらに有していることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の流体圧シリンダ。
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