JP5977125B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents
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Description
以下、本発明を具体化した一実施形態の緩衝機構付き流体圧シリンダ(以下、単にシリンダと示す)を説明する。
そして、このように形成されたゴムクッション22〜25は、対となるゴムクッション22〜25と互いの凹部22c〜25cが対向するように配置される。つまり、緩衝機構20においては、ゴムクッション22は、ゴムクッション23と互いの凹部22c,23cが対向するように配置される。同様に、緩衝機構21においては、ゴムクッション24は、ゴムクッション25と互いの凹部24c,25cが対向するように配置される。
(1)ゴムクッション22〜25の径方向端部においてシールする環状の外周側シール部22f〜25fを有していると共に、その貫通孔22a〜25aには、ピストンロッド8との間をシールする環状の貫通孔側シール部22b〜25bを有している。このため、ゴムクッション22〜25が軸方向(ストローク方向)に沿って押圧された場合、ゴムクッション22〜25の端部と貫通孔22a〜25aの接触部分がシールされ、互いの凹部22c〜25c(ゴムクッション22〜25の内面)とピストンロッド8により流体溜まりG1が形成される。この状態で更に弾性変形することにより、流体溜まりG1内の流体(エア)が圧縮されるので、圧縮による抗力を得ることができる。従って、緩衝機構20,21により、衝撃が吸収されることとなり、衝撃音を抑えることができる。また、1つのゴムクッション22〜25の凹部22c〜25cをシールするよりも2倍の容積の流体溜まりG1を確保できるため、ゴムクッション22〜25が1つの場合よりも抗力を大きくすることができる。さらに、貫通孔22a〜25aとの間を貫通孔側シール部22b〜25bによりシールしているため、貫通孔22a〜25aの間から、エアが漏れることが無い。それと共にデッドスペース(隙間)がなくなり、流体溜まりG1の容積を限りなく「0」に近づけることができる。すなわち、抗力を限りなく大きくすることができる。また、緩衝機構20,21のみで流体溜まりG1を形成することができるため、シリンダ1側に特別な機構(例えば、緩衝機構20,21を取付けるための構成)を設ける必要がない。
以下、第2実施形態を説明する。尚、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
・上記実施形態において、2つの圧力作用室10,11の両方について緩衝機構20,21をそれぞれ設けたが、必要に応じて何れか一方のみに緩衝機構を設けても良い。
・上記実施形態において、シリンダチューブ2の形状は、円筒状でなくてもよく、筒状であれば、任意に変更しても良い。
(イ)前記緩衝機構は、前記ピストンと、シリンダカバーにより押圧可能な位置に配置される請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の流体圧シリンダ。
(ニ)前記緩衝部材は、弾性変形した際、その対向面において凹部が径方向に広がり、互いの界面において平面となり、接触可能に構成されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の流体圧シリンダ。
Claims (3)
- シリンダ内部に区画される圧力作用室内への流体の吸入及び排出に基づき駆動されるピストンと、前記ピストンが固定され、前記ピストンと共に移動するピストンロッドと、当該ピストンとシリンダカバーとの間にピストンからの衝撃を吸収する緩衝機構を有する流体圧シリンダにおいて、
前記緩衝機構は、一対の緩衝部材を含み、
各緩衝部材は、前記ピストンロッドにより貫通されて取付けられていると共に、前記ピストンロッドの軸方向に沿って移動可能に固定されており、
各緩衝部材は、互いの対向面に凹部が形成されていると共に、弾性変形可能な材料により作成されており、
各緩衝部材は、前記ピストンロッドの径方向における緩衝部材の端部において互いに圧接する環状の第1シール部を有していると共に、その貫通孔には、ピストンロッドと圧接する環状の第2シール部を有している流体圧シリンダ。 - 前記緩衝機構は、前記ピストンロッドにより貫通されて取付けられていると共に、ピストンロッドの軸方向に沿って移動可能に固定されるプレートを含み、
前記プレートは、ピストンロッドの軸方向において、一対の緩衝部材の間に配置され、
前記緩衝部材の第1シール部は、前記ピストンロッドの径方向における前記緩衝部材の端部において前記プレートに圧接可能に構成されている請求項1に記載の流体圧シリンダ。 - 前記緩衝部材には、前記第1シール部が形成されている面とは反対面に環状の第3シール部が備えられている請求項1又は請求項2に記載の流体圧シリンダ。
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