JP4269163B2 - ピストン型アキュムレータ - Google Patents

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Description

本発明は、アキュムレータに係り、更に詳しくは、シリンダに対してピストンを組み合わせてなるピストン型アキュムレータに関するものである。
従来から、図4に示すように、シリンダ52にピストン53を挿入してガス室54を形成し、このガス室54に、ガスバネ作用を発揮するガス(図示せず)を封入してなるピストン型アキュムレータ51が知られている(特許文献1〜4参照)。
上記構成のアキュムレータ51は、ガス室54に封入されるガスがピストン53により押圧されたときにガスバネ作用を発揮することから、これにより圧力配管側に発生する衝撃荷重を吸収する衝撃吸収効果を得ることができるが、ガスによるガスバネ作用のみによってこの衝撃吸収効果を得るものであるために、得られる衝撃吸収効果が余り大きくなく比較的小さいと云う不都合がある。
特開2003−294001号公報 特開2003−120602号公報 特開平8−121403号公報 特開平7−305701号公報
本発明は以上の点に鑑みて、上記従来技術に対して比較的大きな衝撃吸収効果を得ることができるピストン型アキュムレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるピストン型アキュムレータは、シリンダにピストンを挿入してガス室を形成し、前記ガス室にガスバネ作用を発揮するガスを封入してなるピストン型アキュムレータにおいて、前記ガス室にダンパー作用を発揮する絞り機構を設け、前記絞り機構は、シリンダの内面に固定される平板状の仕切り部材に孔状のオリフィスを設けたものであることを特徴とする。
上記構成を備えた本発明の請求項1によるピストン型アキュムレータは、ガス室にダンパー作用を発揮する絞り機構を併せ設けたために、封入ガスによるガスバネ作用のほかに、絞り機構によるダンパー作用を発揮することが可能となる。
絞り機構としては、シリンダの内面に固定される平板状の仕切り部材に孔状のオリフィスを設けたものが好適であり、このような構造の絞り機構には、仕切り部材の形状が比較的単純であるために、その製作およびシリンダへの取付けが至って簡単である特徴がある。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、上記構成を備えた本発明の請求項1によるピストン型アキュムレータにおいては、ガス室にダンパー作用を発揮する絞り機構が併せ設けられているために、当該アキュムレータが、封入ガスによるガスバネ作用と、絞り機構によるダンパー作用との双方を発揮することが可能とされている。したがって、この封入ガスによるガスバネ作用と、絞り機構によるダンパー作用とが双方同時に発揮されることにより、比較的大きな衝撃吸収効果を得ることができる。
またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項1によるピストン型アキュムレータにおいては、絞り機構が、シリンダの内面に固定される平板状の仕切り部材に孔状のオリフィスを設けたものとされているために、仕切り部材の形状が比較的単純であって、その製作および取付けが簡単である特徴がある。したがって、上記請求項1により比較的大きな衝撃吸収効果を得ることができるピストン型アキュムレータを比較的容易に製造することができる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係るピストン型アキュムレータ1の一部切欠した正面図を示しており、当該ピストン型アキュムレータ1は以下のように構成されている。
すなわち先ず、筒状のシリンダ2の両端にそれぞれエンドカバー3,4が固定されて、内部にシリンダ室5が設けられ、このシリンダ室5にピストン(フリーピストンとも称する)6が摺動自在に挿入されて、シリンダ室5が図上右側のガス室7と、図上左側のフルード室8とに区分けされている。シリンダ2とピストン6との間は、パッキン等のシール部材9によってシールされている。
図上右側のエンドカバー3には、ガス室7にガス(図示せず)を注入するためのガス注入口10が設けられており、この注入口10はガス注入後、プラグ11によって閉塞されている。シリンダ2とエンドカバー3との間は、Oリング等のシール部材12によってシールされている。
図上左側のエンドカバー4には、当該アキュムレータ1を圧力配管(図示せず)に接続して圧油等のフルード(図示せず)をフルード室8に導入するためのフルード導入口13が設けられている。シリンダ2とエンドカバー4との間は、Oリング等のシール部材14によってシールされている。
また、ガス室7内には、絞り機構15が設けられており、当該実施例では、この絞り機構15が、シリンダ2の内面に固定された平板状の仕切り部材(壁とも称する)16の平面中央に孔状のオリフィス17を設けたものとして形成されている。
絞り機構15ないし仕切り部材16は、ガス室7の長手方向半ばに配置されており、よってこの絞り機構15ないし仕切り部材16によりガス室7は、ピストン6側の第一ガス室7aと、エンドカバー3側の第二ガス室7bとに区分けされている。両ガス室7a,7bは、オリフィス17を介して互いに連通している。
上記構成のアキュムレータ1を圧力配管に接続して当該アキュムレータ1に対して圧力配管側から衝撃が伝えられると、ピストン6がガス室7側へ移動してガス室7内の封入ガスを圧縮することから、このとき封入ガスによるガスバネ作用が発揮される。また同時に、第一液室7a内の封入ガスの一部が絞り機構15のオリフィス17を介して第二ガス室7bへ移動せしめられ、オリフィス17通過時に減衰作用を発揮することから、このとき絞り機構15によるダンパー作用が発揮される。したがって、この封入ガスによるガスバネ作用と、絞り機構15によるダンパー作用とが双方同時に発揮されることから、比較的大きな衝撃吸収効果を得ることができる。
すなわち、図2(A)に示すように、従来のアキュムレータ51によれば、封入ガスによるガスバネ作用Dのみが発揮されるのに対して、図2(B)に示すように、当該実施例によるアキュムレータ1によれば、封入ガスによるガスバネ作用Dと、絞り機構15によるダンパー作用Dとが双方同時に発揮されることから、両作用D,Dの相乗効果によって、図3に示すように比較的大きな衝撃吸収効果を得ることができる。
また、上記効果を得るのに必要とされる絞り機構15は、シリンダ2の内面に固定された平板状の仕切り部材16に孔状のオリフィス17を設けたものであって、仕切り部材16の形状が比較的単純で、その製作およびシリンダ2に対する取付けが比較的容易なものである。シリンダ2が円筒であれば、仕切り部材16は円板状で良く、円筒形のピストン6が当接する可能性のある仕切り部材16のピストン側端面16aは平面状で良い。例えば、同じアキュムレータ用仕切り部材でも、ブラダ型アキュムレータに用いられる仕切り部材は、可撓性ブラダの過大変形を防止するためのものとなることから、ブラダが当接するブラダ側端面を複雑な曲面状に形成しなければならないが、当該アキュムレータ1によればそのようなことがなく、仕切り部材16のピストン側端面16aを単純な軸直角の平面に形成すれば良い。また、円板状の仕切り部材16は、溶接またはネジもしくはストップリングによる固定手段等によって比較的容易にシリンダ2に取り付けられるものである。
したがって、これらのことから、封入ガスによるガスバネ作用Dと絞り機構15によるダンパー作用Dとの相乗効果によって比較的大きな衝撃吸収効果が得られるピストン型アキュムレータ1を比較的容易に製造することができる。
本発明の実施例に係るピストン型アキュムレータの一部切欠した正面図 (A)は比較例(従来例)に係るアキュムレータの構造を示す模式図、(B)は本発明の実施例に係るアキュムレータの構造を示す模式図 本発明の実施例に係るアキュムレータの衝撃吸収特性を示すグラフ図 従来例に係るアキュムレータの断面図
符号の説明
1 アキュムレータ(ピストン型アキュムレータ)
2 シリンダ
3,4 エンドカバー
5 シリンダ室
6 ピストン
7 ガス室
7a 第一ガス室
7b 第二ガス室
8 フルード室
9,12,14 シール部材
10 ガス注入口
11 プラグ
13 フルード導入口
15 絞り機構
16 仕切り部材
16a ピストン側端面
17 オリフィス

Claims (1)

  1. シリンダ(2)にピストン(6)を挿入してガス室(7)を形成し、前記ガス室(7)にガスバネ作用を発揮するガスを封入してなるピストン型アキュムレータ(1)において、
    前記ガス室(7)にダンパー作用を発揮する絞り機構(15)を設け、
    前記絞り機構(15)は、シリンダ(2)の内面に固定される平板状の仕切り部材(16)に孔状のオリフィス(17)を設けたものであることを特徴とするピストン型アキュムレータ。
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