JP2006038036A - 油圧シリンダの緩衝装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油路がロッドに形成されている油圧シリンダに適用可能であり、油圧シリンダの軽量化、小型化を可能とし、安価に製造可能な油圧シリンダの緩衝装置の提供。
【解決手段】 油圧シリンダのピストン18にボディ30を装着し、ボディ30内に中空のスプール34を摺動可能に嵌装し、スプリング36によってスプール34を付勢してスプール34の先端がボディ30から伸張側油室20内に突出可能とし、スプール34の中間部に油穴46を形成し、先端がボディ30から突出した状態のスプール34の油穴46と対向するボディ30の位置に油穴40を形成し、ボディ30の奥側部分に複数の絞り用油穴42を形成し、油圧シリンダが縮小し、スプール34がシリンダエンドに当接してボディ30内に没入すると、油穴40及び絞り用油穴42が順次閉じて、伸張側油室20から油路24に流れる圧油の流量が絞られる構成とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、縮小ストロークエンドにおいて、油圧シリンダの縮小速度を減速して緩やかに油圧シリンダを停止する油圧シリンダの緩衝装置に関する。
各種作業機械には伸長縮小作動する油圧シリンダが使われている。かかる作業機械の油圧シリンダが縮小する際、ピストンがシリンダエンドに達して急激に停止すると、大きな衝撃や停止音を生じる。この問題に対応するため、油圧シリンダに緩衝装置を設け、縮小ストロークエンドにおいて、油圧シリンダの縮小速度を減速して緩やかに油圧シリンダを停止することが行われている。
油圧シリンダの緩衝装置の一例を図4及び図5に示す(特許文献1を参照)。油圧シリンダ101は、チューブ110と、ロッド116を有するピストン118とを備える。チューブ110とピストン118との間の主油室120に圧油が供給されて、油圧シリンダ101が伸長し、主油室120から圧油が排出されて、油圧シリンダ101が縮小する構成となっている。
チューブ110のシリンダエンド112側には、チューブ110内部に向かって開口する第1油室150と、第1油室150よりも小径の摺動部154と、摺動部154よりも大径の第2油室152とが連続して設けられ、摺動部154にスプール134が摺動自在に嵌合されている。スプール134の中心部には、チューブ110内部に向かって開口する縦穴160と、第2油室152に向かって開口する油道156とが連続して設けられ、縦穴160には、摺動自在に嵌合する弁子158が設けられている。弁子158には、チューブ110内部と油道156とを連通する中心穴162と、中心より少し離間する周囲穴164とが配設されている。また、スプール134には、スプール134の中立状態で第1油室150と油道156とを連通する絞り穴166が設けられ、第2油室152には、外部と連通する油出入口168が設けられ、第2油室152内に設けられたスプリング136がスプール134をチューブ110内に向かって付勢するように構成されている。
主油室120から圧油が排出されて油圧シリンダ101が縮小すると、主油室120から排出される圧油の流れによって弁子158がスプール134の油道156を塞ぎ、第2油室152に流れる圧油の流量が絞られる。ピストン118がシリンダエンド112側に近づき、スプール134がピストン118に当接して摺動部154に押し込まれると、絞り穴166が摺動部154によって塞がれ、第2油室152に流れる圧油の流量が更に絞られる。第2油室152に流れる圧油の流量が絞られて、油圧シリンダ101の縮小速度が減速し、大きな衝撃や停止音の発生が防止される。
油圧シリンダに緩衝装置の他の一例を図6及び図7に示す(特許文献2を参照)。油圧シリンダ201は、チューブ210と、ロッド216を有するピストン218とを有する。チューブ210のシリンダエンド212とピストン218との間の油室220に圧油が供給されて、油圧シリンダ201が伸長し、油室220から圧油が排出されて、油圧シリンダ201が縮小する構成となっている。ロッド216内部には、圧油を油室220に供給し排出するパイプ224が配設されている。ピストン218のシリンダエンド212側端に円筒状のボディ230が取り付けられている。ボディ230は、中空のスプール234を収納しており、中立状態で、スプール234がスプリング236によって付勢され、ピストン218のシリンダエンド212側端からスプール234の先端が突出している。スプール234は途中に穴238が形成されており、スプール234内には逆止弁250としてスチールボールが封入されている。
油圧シリンダ201が縮小する際、スプール234の先端がシリンダエンド212に当接するまでの間は、圧油が油室220からスプール234内に流れ、スプール234の途中に形成された穴238からスプール234とボディ230との間の間隙を流れてパイプ224に排出される。縮小ストロークエンド付近で、スプール234の先端がシリンダエンド212に当接し、スプール234がボディ230内に挿入され、スプール234の逆止弁250が働くと同時にスプール234がボディ230に嵌合し、スプール234とボディ230との間に僅かな間隙が形成される。この形成された僅かな間隙を圧油が流れ、パイプ224に排出される圧油の流量が絞られるとともに、逆止弁250が働いて流量の絞り効果が高まる。この結果、油圧シリンダ201の縮小速度が減速し、大きな衝撃や停止音の発生が防止される。
実開昭58−173806号公報 実開昭62−93406号公報
しかしながら、上述の油圧シリンダ101が備える緩衝装置にあっては、以下の問題がある。
油圧シリンダ101を組み立てる際、スプール134をシリンダエンド112に組み込み、スプール134を摺動部154に摺動自在に嵌合させなければならない。摺動部154にスプール134の組み込みを可能とするためには、シリンダエンド112をチューブ110から分割可能に構成しなければならない。したがって、シリンダエンド112におけるチューブ110の形状や構成が複雑化するとともに、シリンダエンド112を薄くすることが困難である。
また、シリンダエンド112に組み込まれたスプール134において、第2油室152に流れる圧油の流量が変化し、油圧シリンダ101の緩衝効果が生じている。すなわち、シリンダエンド112に圧油の油路を形成して圧油の流量を変化させねばならない。したがって、圧油の油路がロッド116内に形成されている例えば油圧シリンダ201の様な場合には、かかる緩衝装置を適用できない。
上述の油圧シリンダ201が備える緩衝装置にあっては、以下の問題が存在する。
スプール234がボディ230に嵌合し、スプール234とボディ230との間に僅かな間隙を形成し、この僅かな間隙に圧油を流すことによって圧油の流量を絞っているので、製品間で緩衝効果の程度にばらつきを生じやすい。
また、スプール234内の逆止弁250が圧油の流量の絞り効果を高めているが、スプール234内に逆止弁250としてスチールボールを封入する必要があり、スプール234の形状が複雑化し、スプール234の製造が煩雑化するとともに製造コストが高くなる。
本発明は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、油路がロッドに形成されている油圧シリンダに適用可能であり、油圧シリンダの軽量化、小型化を可能とし、安価に製造可能な油圧シリンダの緩衝装置を提供することである。
本発明は、その課題を解決するために以下のような構成をとる。請求項1の発明に係る油圧シリンダ緩衝装置は、伸張側油室に連通する油路がロッド及びピストンを貫通して形成された油圧シリンダにおいて、油路のピストン先端側に装着されたボディと、ボディ内に摺動可能に嵌装され、スプリングによって付勢されて先端が伸張側油室内に突出する中空のスプールと、を備え、スプールが、スプールの中間部に第1の油穴を有し、ボディが、スプールの先端が伸張側油室内に突出する状態で第1の油穴と対向する位置に、第2の油穴を有し、スプールの先端が伸張側油室内に突出する状態で、第1の油穴と第2の油穴が対向し、第1の油穴、第2の油穴及び絞り用油穴によって、伸張側油室が油路に連通し、油圧シリンダが縮小し、スプールの先端がシリンダエンドに当接して、スプールがボディ内に没入するに伴って、第1の油穴と第2の油穴の位置がずれて第2の油穴が閉じ、第2の油穴が閉じるに従って、伸張側油室から油路に流れる圧油の流量が絞られる。
請求項1の発明によれば、油圧シリンダが縮小する際、シリンダエンドにスプールの先端が当接するまでの間は、スプールの先端がボディから突出しており、ピストンの先端側とシリンダエンドとの間に形成される伸張側油室から、圧油がスプールの先端を通ってスプール内に流れる。スプール内に流れた圧油が第1の油穴と第2の油穴を通って排出される。
縮小ストロークエンド付近でシリンダエンドにスプールの先端が当接すると、スプールがボディ内に押し込まれて、第2の油穴がスプール壁によって絞るように閉じられ、第1の油穴と第2の油穴を通って排出される圧油の流量が次第に絞られる。スプールがボディ内に押し込まれるにつれて、第2の油穴の開口面積が次第に小さくなり、第2の油穴が完全に閉じる。
油室から排出される圧油の流量が次第に絞られると、油圧シリンダの縮小速度が次第に減速し、縮小ストロークエンドにおいて、ロッド先端のピストンが急激に停止することが防止される。
請求項2の発明に係る油圧シリンダ緩衝装置は、請求項1記載の油圧シリンダの緩衝装置であって、ボディが第2の油穴より奥側部分に絞り用油穴を有し、この絞り用油穴はスプールの摺動方向に所定間隔で複数個並設されており、スプールがボディ内に没入するに伴って、第2の油穴が閉じ、第2の油穴が閉じた後に絞り用油穴が順次閉じ、伸張側油室から油路に流れる圧油の流量が絞られる。
請求項2の発明によれば、圧油が伸張側油室からスプール内に流れ、スプール内に流れた圧油の一部が第1の油穴と第2の油穴を通って排出され、スプール内に流れた圧油の残りがスプールの後端と絞り用油穴を通って排出される。縮小ストロークエンド付近でシリンダエンドにスプールの先端が当接し、スプールがボディ内に押し込まれるにつれて、スプールによって第2の油穴が徐々に閉じ、第2の油穴が完全に閉じた後、スプールが複数の絞り用油穴をシリンダエンド側から順番に塞ぐ。第2の油穴が完全に閉じた後に絞り用油穴が順番に塞がれていくので、第2の油穴によって絞られた圧油の流量がさらに絞られることとなり、油圧シリンダの縮小速度が次第に減速する。
本発明は、上記のような油圧シリンダの緩衝装置であるので、油路がロッドに形成されている油圧シリンダに適用可能であり、油圧シリンダの軽量化、小型化を可能とし、安価に製造可能である。
本発明を実施するための最良の形態を図1から図4を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置を備える油圧シリンダの断面図、図2は本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置の構成図、図3は本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置の作動説明図である。
図1に示す油圧シリンダ1は、チューブ10とピストン18とを備える。チューブ10の先端と後端はそれぞれシリンダエンド12とカバー14によって塞がれている。ロッド16がカバー14を貫通してチューブ10内に挿入されており、チューブ10内でロッド16の先端がピストン18に取り付けられている。ピストン18とシリンダエンド12との間に挟まれたチューブ10内の空間が伸張側油室20を形成し、ピストン18の後端側とカバー14に挟まれたロッド16の周囲の空間が縮小側油室22を形成している。
ロッド16は二重管構造を有し、二重管の内側部分が油路24をなし、二重管の外側部分が油路26をなしている。油路24の先端側は後述のボディ30及びスプール34を介して伸張側油室20に連通し、油路24の後端は外部の制御弁(図示せず)に連通している。油路26の先端側はロッド16の外周筒に形成された油穴38を介して縮小側油室22に連通し、油路26の後端は外部の制御弁に連通している。
図2に示すように、中空筒状のボディ30がピストン18に取り付けられている。ボディ30の先端側がプラグ32によってピストン18に固定され、ボディ30の中間から後端側の部分が油路24内に突出している。ボディ30の円筒先端が伸張側油室20に開口し、ボディ30の円筒後端が塞がれている。
ボディ30内に中空筒状のスプール34が軸方向に摺動可能に挿入されており、スプール34の先端が伸張側油室20に開口し、スプール34の後端がボディ30内で開口している。スプール34の全長は、ピストン18のシリンダエンド12側の面からボディ30の最奥部までの距離に対応した長さである。ボディ30の最奥部にはスプリング36が装着されており、スプリング36がスプール34の後端側を伸張側油室20に向かって付勢している。スプール34の先端がシリンダエンド12に当接していないときは、スプリング36の付勢によって、スプール34の先端がピストン18から伸張側油室20内に突出した状態となっている。以下の説明で、スプール34の先端がシリンダエンド12に当接せず、スプール34の先端がピストン18から伸張側油室20内に突出した状態を中立状態という。なお、スプール34の先端側にはプラグ32と当接可能に段部が形成されており、段部がプラグ32に当接することにより、中立状態にあるスプール34がボディ30から抜け落ちることを防止可能に構成されている。
ボディ30には油穴40と複数の絞り用油穴42が形成されており、油穴40はボディ30の中間部分に位置し、絞り用油穴42は油穴40よりもボディ30の奥側部分にスプール34の摺動方向に所定間隔で並設されている。スプール34には油穴44、46が形成されており、油穴44はスプール34の先端側部分に位置し、油穴46はスプール34の中間部分に位置している。スプール34が中立状態にあるとき、ボディ30の油穴40とスプール34の油穴46は互いに対向し合う位置にあり、ボディ30の複数の絞り用油穴42はスプール34の後端よりもボディ30の奥側に位置している。
次に、伸長した状態にあった油圧シリンダ1が縮小する場合について説明する。最初、ピストン18がチューブ10内の後端側に位置しており、スプール34が中立状態にある。外部の制御弁から供給された圧油はロッド16の油路26を介して縮小側油室22に入り、油圧シリンダ1は縮小する。
油圧シリンダ1が縮小するにつれて、伸張側油室20内の圧油がスプール34先端の開口と油穴44からスプール34内に流れる。スプール34内に流れた圧油の一部は、スプール34の油穴46とボディ30の油穴40を通ってロッド16の油路24に流れる。スプール34内に流れた圧油の残りは、スプール34後端の開口からボディ30の奥部に流れ、ボディ30の複数の絞り用油穴42を通って油路24に流れる。油路24に流れた圧油は外部の制御弁に流れる。
油圧シリンダ1が縮小を続け、縮小ストロークエンド付近で、スプール34先端がシリンダエンド12に当接し、スプール34先端の開口がシリンダエンド12によって塞がれるとともに、スプール34がボディ30内に押し込まれる(図3(i)を参照)。スプール34がボディ30内に押し込まれると、スプール34の油穴46の位置とボディ30の油穴40の位置とがずれ、油穴46がボディ30によって次第に塞がれる。
伸張側油室20の圧油はスプール34の油穴44からのみスプール34内に流れるので、スプール34内に流れる圧油の流量は絞られる。また、スプール34に流れた圧油はスプール34後端の開口からボディ30の奥部に流れ、ボディ30の複数の絞り用油穴42のみを通って油路24に流れるので、油路24に流れる圧油の流量は絞られる。したがって、伸張側油室20から油路24に流れる圧油の流量は絞られ、油圧シリンダ1の縮小速度が減速する。
油圧シリンダ1が縮小を続けると、スプール34が更に深くボディ30内に押し込まれ、スプール34の後端がボディ30の絞り用油穴42に達する(図3(ii)を参照)。スプール34がボディ30内に押し込まれるにつれて、複数の絞り用油穴42がシリンダエンド12側から順番にスプール34の後端側部分によって塞がれていく。スプール34によって塞がれる絞り用油穴42の数が増加するにつれて、絞り用油穴42を通ってボディ30の奥部から油路24に流れる圧油の流量が絞られていく。したがって、スプール34がボディ30内に押し込まれるにつれて、伸張側油室20から油路24に流れる圧油の流量が引き続き絞られ、油圧シリンダ1の縮小速度も引き続き減速する。
油圧シリンダ1が縮小を続け、ピストン18がシリンダエンド12に当接する直前で、スプール34が殆どボディ30内に押し込まれた状態となる(図3(iii)を参照)。スプール34の油穴44は殆どプラグ32によって塞がれ、絞り用油穴42も殆どスプール34によって塞がれた状態となる。このため、伸張側油室20からスプール34を通って油路24に流れる圧油の流量が零に近づき、油圧シリンダ1の縮小速度も零に近づく。したがって、縮小ストロークエンド直前において油圧シリンダ1の縮小速度が殆ど零となっており、縮小ストロークエンドにおいて、大きな衝撃や停止音が発生することはない。
本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置を備える油圧シリンダの断面図である。 本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置の構成図である。 本発明に係る油圧シリンダの緩衝装置の作動説明図である。 従来の油圧シリンダの緩衝装置を備える油圧シリンダの断面図である。 従来の油圧シリンダの緩衝装置の構成図である。 従来の他の油圧シリンダの緩衝装置を備える油圧シリンダの断面図である。 従来の他の油圧シリンダの緩衝装置の構成図である。
符号の説明
1 油圧シリンダ
10 チューブ
12 シリンダエンド
14 カバー
16 ロッド
18 ピストン
20 伸張側油室
22 縮小側油室
24、26 油路
30 ボディ
32 プラグ
34 スプール
36 スプリング
38、40、44、46 油穴
42 絞り用油穴

Claims (2)

  1. 伸張側油室に連通する油路がロッド及びピストンを貫通して形成された油圧シリンダにおいて、
    油路のピストン先端側に装着されたボディと、ボディ内に摺動可能に嵌装され、スプリングによって付勢されて先端が伸張側油室内に突出する中空のスプールと、を備え、
    スプールが、スプールの中間部に第1の油穴を有し、
    ボディが、スプールの先端が伸張側油室内に突出する状態で第1の油穴と対向する位置に、第2の油穴を有し、
    スプールの先端が伸張側油室内に突出する状態で、第1の油穴と第2の油穴が対向し、第1の油穴、第2の油穴及び絞り用油穴によって、伸張側油室が油路に連通し、
    油圧シリンダが縮小し、スプールの先端がシリンダエンドに当接して、スプールがボディ内に没入するに伴って、第1の油穴と第2の油穴の位置がずれて第2の油穴が閉じ、第2の油穴が閉じるに従って、伸張側油室から油路に流れる圧油の流量が絞られることを特徴とする油圧シリンダの緩衝装置。
  2. ボディが第2の油穴より奥側部分に絞り用油穴を有し、この絞り用油穴はスプールの摺動方向に所定間隔で複数個並設されており、
    スプールがボディ内に没入するに伴って、第2の油穴が閉じ、第2の油穴が閉じた後に絞り用油穴が順次閉じ、伸張側油室から油路に流れる圧油の流量が絞られることを特徴とする請求項1記載の油圧シリンダの緩衝装置。
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WO2013099642A1 (ja) * 2011-12-27 2013-07-04 カヤバ工業株式会社 流体圧シリンダ
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