JPH1061527A - シリンダヘッドのシール装置 - Google Patents
シリンダヘッドのシール装置Info
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- Gasket Seals (AREA)
Abstract
なくてもガスケットに大きなシール面圧力が得られ、か
つ、シリンダヘッドの座面が粗くても、フューエルイン
ジェクタとの間を確実にシールすることができるシリン
ダヘッドのシール装置を提供する。 【解決手段】 ガスケット58の芯材66は弾性変形可
能であって、その下側シール部64は芯材66の断面が
円弧状となっており、その表面はコーティングゴム70
に被覆されている。また、シリンダヘッドの座面72は
紫外線硬化型樹脂78によりコーティングされている。
Description
ガソリンエンジンのシリンダヘッドとフューエルインジ
ェクタとの間のシール性を向上させたシリンダヘッドの
シール装置に関する。
ーエルインジェクタは、そのインジェクタボディ先端の
ノズル部が燃焼室に臨むようにしてシリンダヘッドに取
り付けられているため、シリンダヘッドとフューエルイ
ンジェクタとの間のシールを確実に行う必要がある。こ
のため、シリンダヘッドのインジェクタ装着孔はフュー
エルインジェクタの形状に対応した段付き孔に形成され
ており、その段付き孔の段差面、つまり、フューエルイ
ンジェクタのための密封座面とフューエルインジェクタ
との間に金属ガスケットが配置されている。この金属ガ
スケットはフューエルインジェクタを介して密封座面に
押圧されて、フューエルインジェクタとシリンダヘッド
との間をシールしている。
ジンのフューエルインジェクタは小型・軽量に作られて
おり、且つ、その内部構造は精密であるため、金属ガス
ケットのシール面圧力を大きくしようとしてフューエル
インジェクタをそのインジェクタ装着孔の取付座面に強
く押圧すると、フューエルインジェクタのボディやその
内部に歪みを生じる。このため、フューエルインジェク
タ本来の機能が損なわれ、正常な燃料噴射が行われなく
なる。従って、予めシール部材の圧縮寸法を決めてお
き、その寸法以上にシール部材を押圧しないよう、フュ
ーエルインジェクタをシリンダヘッドに押し込むように
設計されているが、寸法のばらつきが押圧荷重及びシー
ル面圧に影響して充分なシールが得られないことも発生
する。
ンダヘッドを機械加工して得られているため、その取付
座面にはヘアクラック、巣、ピンホール(以下「鋳物
巣」という。)が多数現れている。このため、取付座面
の表面は粗く、上述した金属ガスケットと密封座面との
メタルタッチのみでは充分なシール性が得られない。例
えば、メタルタッチのシール性が良くなるスズメッキを
金属ガスケットに施しても充分なシール性を得ることは
難しい。
たもので、その目的とするところは、フューエルインジ
ェクタにかける押圧荷重が小さくても、ガスケットのシ
ール面圧力を充分に得られ、且つ、密封座面とガスケッ
トとの間のシールを確実に行うことのできるシリンダヘ
ッドのシール装置を提供することにある。
め請求項1のシリンダヘッドのシール装置は、エンジン
の燃焼室内に直接燃料を噴射するインジェクタとシリン
ダヘッドとの間に介装されて、これらに対する接触シー
ル部の断面がそれぞれ円弧状に形成されたガスケットを
有しており、このガスケットは、接触シール部間の間隔
を縮小させながら弾性変形可能な金属製の芯材と、芯材
の少なくともこれら接触シール部とその近傍をそれぞれ
被覆する弾性部材とを備えている。
よれば、そのガスケットの接触シール部はインジェクタ
とシリンダヘッドの双方に対してほぼ線接触状態となっ
て、これらの間をシールする。また、ガスケットはその
芯材の弾性変形を伴って装着されて、その復元力によっ
て、一対の接触シール部がインジェクタ及びシリンダヘ
ッドのそれぞれに押圧され、しかも、これらの接触シー
ル部は弾性部材を介してインジェクタ及びシリンダヘッ
ドのそれぞれに押し付けられている。
は、そのガスケットが、インジェクタ側からシリンダヘ
ッド側にかけて徐々に拡開する中空の円錐台形状をなし
ており、その両開口縁を互いに逆向きに円弧状に折り返
して形成した一対の接触シール部を有している。この場
合ガスケットは、その芯材の本体部分が皿ばね状とな
り、両接触シール部はインジェクタ及びシリンダヘッド
の双方にほぼ円環状に線接触する。
は、ガスケットの芯材を被覆する弾性部材がゴム層とな
っている。この場合、ガスケットの接触シール部はそれ
ぞれゴム層を介してインジェクタ及びシリンダヘッドの
双方にほぼ円環状に線接触する。請求項4のシリンダヘ
ッドのシール装置は、ガスケットの芯材の全表面がゴム
層に被覆されている。この場合、ゴム層は接触シール部
以外の芯材の部位を保護する。
は、ガスケットが当接するシリンダヘッド側の座面に
は、紫外線硬化型のコーティング層が形成されている。
請求項4のシリンダヘッドのシール装置によれば、シリ
ンダヘッド側の座面はコーティング層を介してガスケッ
トと接触する。
リンダヘッドのシール装置の実施例を説明する。図1
は、筒内噴射ガソリンエンジンの概略を示した部分側断
面図である。同図に示すとおり、筒内噴射ガソリンエン
ジン1は頂部にロッカカバー2を備えており、このロッ
カカバー2の下側にはシリンダヘッド4、シリンダブロ
ック6及びオイルパン8を順次備えている。シリンダヘ
ッド4から下側の部分はそれらの断面で示されており、
それ故、これらの内部にある排気バルブ10、吸気バル
ブ12、ピストン14及びコンロッド16が示されてい
る。
じるインジェクタ装着孔18が設けられており、このイ
ンジェクタ装着孔18にはフューエルインジェクタ20
が装着されている。より詳しくは、フューエルインジェ
クタ20はその下側部分がインジェクタ装着孔18内に
挿入されており、その先端は燃焼室15内に達してい
る。また、シリンダヘッド4の上面から突出したフュー
エルインジェクタ20の上側部分にはその先端に燃料分
配パイプ26が接続されている。
ンプ22が備えられており、この高圧燃料ポンプ22は
燃料供給パイプ24及び燃料分配パイプ26を介してフ
ューエルインジェクタ20に圧力の高められた燃料を供
給可能となっている。なお、この実施例では、燃料の圧
力が5〜7MPaに設定されている。図2を参照する
と、シリンダヘッド4のインジェクタ取付部が詳細に示
されている。同図に示すように、フューエルインジェク
タ20はそのフランジ部28がホルダ30により押さえ
られて、シリンダヘッド4に固定されている。また、ホ
ルダ30はボルト34を締め付けることによってシリン
ダヘッド4の上面に固定されている。より詳しくは、ホ
ルダ30はその一対の爪部32と、これら爪部32の間
を円弧状に繋ぐ部分とでフューエルインジェクタ20の
フランジ部28を上側から押圧している。このとき、ボ
ルト34を所定の締め付けトルクで締め付けることによ
り、フューエルインジェクタ20がシリンダヘッド4に
取り付けられる。この実施例ではフューエルインジェク
タ20への荷重(押圧力)は200kgfに設定されて
いる。
タ20の内部構造とシリンダヘッド4のインジェクタ装
着孔18近傍が詳細に示されている。フューエルインジ
ェクタ20は上述のようにそのフランジ部28をホルダ
30に押圧されて、シリンダヘッド4のインジェクタ装
着孔18に取り付けられており、フランジ部28より下
側部分のみがインジェクタ装着孔18内に挿入されてい
る。
詳しく説明すると、まず、フューエルインジェクタ20
はインジェクタボディ36を備えており、このインジェ
クタボディ36は段付きの円筒形状を有している。上述
のフランジ部28はインジェクタボディ36の外周面に
一体にして形成されている。インジェクタボディ36内
にはコア38がその軸線方向に延びており、コア38の
頂部はインジェクタボディ36から上方に突出して開口
している。フューエルインジェクタ20はコア38の上
部開口から燃料を導入可能となっている。また、インジ
ェクタボディ36内の下側部分には電磁開閉式の燃料噴
射ノズル弁が組み込まれており、そのノズルボディ40
はインジェクタボディ36から下方に突出して燃焼室1
5内に延びている。ノズルボディ40の先端はバルブシ
ート42によって閉塞されており、このバルブシート4
2には、ノズル孔44が開孔されている。燃料噴射ノズ
ル弁の弁タイプはニードル弁であり、ノズルボディ40
内にはノズルニードル46が格納されている。このノズ
ルニードル46はノズルボディ40の軸線上を往復動可
能となっており、このノズルニードル46が往復動する
ことによってノズル孔44が開閉される。インジェクタ
ボディ36内にて、ノズルニードル46の頭部には、こ
の頭部の周囲を覆うようにアーマチュア48が固定され
ており、これらノズルニードル46とアーマチュア48
は圧縮コイルスプリング50によりバルブシート42に
向けて押圧付勢されている。それ故、ノズル孔44は通
常、ノズルニードル46の先端によって閉じられてい
る。コア38の外周部には、圧縮コイルスプリング50
の上側を一部覆うようにボビン52が設けられており、
このボビン52のスプール部分の周囲にはソレノイド5
4が設けられている。このソレノイド54が通電される
と、アーマチュア48を介してノズルニードル46がバ
ルブシート42からリフトしてノズル孔44を開き、ノ
ズル孔44から燃焼室15内に燃料が噴射される。
焼室15内は高温・高圧状態になるので、フューエルイ
ンジェクタ20とシリンダヘッド4の間は完全にシール
されていなければならない。このため、シリンダヘッド
4の上面とフューエルインジェクタ20のフランジ部2
8の下面との間には銅製のガスケット56が、インジェ
クタ装着孔18の底面、即ち座面72とフューエルイン
ジェクタ20のガスケット用面74との間にはガスケッ
ト58がそれぞれ介在されている。
が示されている。同図から明らかなように、ガスケット
58はリング形状をなしており、そのリング部分の半径
方向の断面は全周にわたってS字形状をなしている。ガ
スケット58の最大外径は、例えば13mmとなってお
り、シリンダヘッド4の座面72内に収納可能となって
いる。また、ガスケット58の中央の孔60には図3に
示すようにフューエルインジェクタ20のノズルボディ
40の先端が挿入されるようになっており、孔60の内
径は、例えば7.6mmとすることができる。
シール部62及び下側シール部64としてそれぞれ形成
されている。これらの上下のシール部62,64はS字
形状断面でみて円弧部分の頂点部分にあり、この頂点部
分がガスケット58の周方向に連続した一定の幅の円環
状をなしている。また、上側シール部62と下側シール
部64との間には、ガスケット58の自由状態におい
て、例えば1.6mmのレベル差が設けられており、そ
れ故、図4でみるとそのリング部がちょうど中空の円錐
台形状をなしている。上側シール部62はフューエルイ
ンジェクタ20のガスケット用面74に対応し、下側シ
ール部64はシリンダヘッド4のインジェクタ装着孔1
8の座面72に対応している。
した断面を拡大して示したものである。同図に示すとお
り、ガスケット58は芯材66の表面を2層のコーティ
ング材に覆われており、1層目はプライマ68で、外表
面となる2層目はコーティングゴム70である。各部材
の材質は、例えば、芯材66をステンレス鋼(SUS3
01,SUS304等)とし、プライマ68をシリコー
ン系として、コーティングゴム70をフッ素ゴム(FK
M)とすることができる。また、各部材の厚さは、例え
ば、芯材66を0.5mmとし、プライマ68を2〜3
μmとして、コーティングゴム70を15〜45μmと
することができる。この場合、プライマ68により芯材
66へのコーティングゴム70の接着が容易となり、コ
ーティングゴム70の層が芯材66に強固に定着する。
ーティングゴム70は、図5に示すような芯材66の表
面全てを覆うものであってもよいし、少なくとも上下の
シール部62,64とこれらの近傍のみを覆うものであ
ってもよい。図6を参照すると、ガスケット58がシリ
ンダヘッド4のインジェクタ装着孔18の座面72と接
する状態が断面で示されている。上下のシール部62,
64の表面は上述のようにコーティングゴム70に覆わ
れているので、同図に示すように、下側シール部64で
は、そのインジェクタ装着孔18の座面72に例えば鋳
物巣76があれば、この鋳物巣76を塞ぎながらコーテ
ィングゴム70の層がインジェクタ装着孔18の座面7
2に密着する。なお、図6中、プライマ68の層は図示
していない。
型樹脂78によりコーティングされた状態を示してい
る。同図に示すように座面72にある鋳物巣76は、そ
の孔内部を紫外線硬化型樹脂78により埋められ、その
上面開口はコーティングされて塞がれている。従って、
ガスケット58の下側シール部64では、コーティング
ゴム層70と紫外線硬化型樹脂78が接触して密着す
る。
ンレス鋼を用いており、その形状が中空の円錐台である
ので、上下のシール部62,64がそれぞれ上下から押
圧されると、ガスケット58は皿ばねのような弾性変形
を生じる。ここで、ガスケット58の上下のシール部6
2,64が、フューエルインジェクタ20のガスケット
用面74及びシリンダヘッド4のインジェクタ装着孔1
8の座面72の両側からから受ける荷重(押圧力)の大
きさと、これらの両面の間隔、即ち、ガスケット58の
セット長の関係は、図8に示すように非直線性となる。
ガスケット58が荷重を受けない状態では、そのセット
長は上述した最初のレベル差に等しくなっている。そし
て、セット長が小さくなるにしたがって次第に荷重が大
きくなり、図示の最適範囲内のセット長で上下のシール
部62,64に大きな荷重、即ち押圧力を生じさせるこ
とができる。このガスケット58のセット長は、関係す
る部品の寸法及び公差を考慮して図8に示す最適範囲に
なるように設計すればよい。
れば、ガスケット58の上下のシール部62,64のシ
ール面積を小さくすることができるので、ガスケット5
8を押圧する荷重が小さくても大きな面圧力によってシ
ールすることができる。また、ガスケット58は、その
シール面積が小さいので、フューエルインジェクタ20
を押し上げる力が大きくなり、より良いシール性を得る
ことができる。そして、これら上下のシール部62,6
4には、コーティングゴム70の層が設けられているか
ら、ガスケット58に当たる面に鋳物巣76があって
も、このコーティングゴム70の弾性により確実に隙間
を埋めてシールすることができる。
70だけではシールすることができない程の鋳物巣76
がシリンダヘッド4の座面72にあっても、図7に示し
たようにこの座面72が紫外線硬化型樹脂78によりコ
ーティングされ、鋳物巣76の孔が埋められていれば、
確実にガスケット58のシール性を確保することができ
る。
を使用することでその芯材66とコーティングゴム70
との接着を確実に行うことができるので、使用時にコー
ティングゴム70が剥離を起こすことがないし、コーテ
ィングゴム70に耐久性に優れたフッ素ゴムを使用して
いるから、筒内噴射ガソリンエンジン1の運転中に長時
間の高温条件下にあっても、このコーティングゴム70
が変質劣化することがなく、そのシール性を損なうこと
はない。
セット長の関係に非直線性を有しており、その最適セッ
ト長の範囲が十分大きいので、ガスケット58の上下の
シール部62,64の間隔が広くなったとしても、これ
らの面がシリンダヘッド4の座面やフューエルインジェ
クタ20のガスケット用面74から離れることはなく、
確実にそのシール性を保持することができる。
ではない。例えば芯材66の半径方向の断面形状は種々
の変形が可能である。図9〜図11を参照するとその変
形例が示されており、例えば芯材66の半径方向の断面
はこれらの図に示す形状とすることもできる。なお、図
示していないがこれらの図に示す場合でもプライマ68
及びコーティングゴム70の層が設けられている。
ダヘッドのシール装置によれば、ガスケットに小さい押
圧力で大きなシール面圧力を得ることができるので、フ
ューエルインジェクタを押圧する荷重を小さくすること
ができる。従って、フューエルインジェクタの作動不良
を起こすことはない。また、ガスケットの芯材に適当な
弾性を持たせてあるから、そのシール部に不用意に隙間
を生じることはなく、そのシール面圧力を確保すること
ができる。
触面に微少な凹凸があっても、これらの表面の粗度に関
わらず、接触シール部を被覆する弾性部材がこれらの凹
凸の形状に合わせて弾性変形するので、インジェクタと
シリンダヘッドの間を確実にシールすることができる。
そして、ガスケットの接触シール部はその断面が円弧状
に形成されているので、ほぼ円環状に線接触するシール
面が広い範囲で適切なシール圧力を得ることができる。
よれば、簡単な加工でガスケットの芯材に大きな弾性係
数を持たせることができるし、接触シール部の接触面積
を小さくすることができる。更に、芯材を中空の円錐台
形状としてあるので、拡開したシリンダヘッド側の接触
シール部で、より広い範囲にほぼ一定の適切なシール圧
力を得ることができる。
よれば、ガスケットの芯材の接触シール部とその近傍を
ゴム層で被覆するだけの簡単な構成でインジェクタとシ
リンダヘッドの間を確実にシールすることができる。ま
た、接触シール部のゴム層により、特にシリンダヘッド
側のピンホール等の鋳物巣を確実にシールすることがで
きる。
よれば、ゴム層がガスケットの接触シール部以外の部分
も被覆しているので、ガスケットがゴム層以外でインジ
ェクタやシリンダヘッドの装着部に接触することはな
く、ゴム層による確実なシール性を得ることができる。
また、ガスケットの製造工程においても、芯材の全表面
を被覆することでその生産作業性を向上させることがで
きる。
よれば、シリンダヘッド側の座面を平滑にすることがで
きるので、この座面にある鋳物巣をコーティング層で埋
めることにより、ガスケットによるシールをより確実に
することができる。
示した図である。
取付部を示す正面図である。
ッドへの取付状態を詳細に示した断面図である。
する状態を示した断面図である。
ングした状態を示す図である。
示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンの燃焼室内に直接燃料を噴射す
るインジェクタとシリンダヘッドとの間に介装され、こ
れらに対する接触シール部の断面がそれぞれ円弧状に形
成されたガスケットを有し、 前記ガスケットは、前記接触シール部間の間隔を縮小さ
せながら弾性変形可能な金属製の芯材と、前記芯材の少
なくとも前記接触シール部とその近傍をそれぞれ被覆す
る弾性部材とを備えることを特徴とするシリンダヘッド
のシール装置。 - 【請求項2】 前記ガスケットは、前記インジェクタ側
から前記シリンダヘッド側にかけて徐々に拡開する中空
の円錐台形状をなし、その両開口縁を互いに逆向きに円
弧状に折り返して形成した一対の前記接触シール部を有
することを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド
のシール装置。 - 【請求項3】 前記弾性部材は、ゴム層であることを特
徴とする請求項1又は2に記載のシリンダヘッドのシー
ル装置。 - 【請求項4】 前記ゴム層は、前記芯材の全表面を被覆
していることを特徴とする請求項1から3の何れかに記
載のシリンダヘッドのシール装置。 - 【請求項5】 前記ガスケットが当接する前記シリンダ
ヘッド側の座面には、紫外線硬化型のコーティング層が
形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れ
かに記載のシリンダヘッドのシール装置。
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