JPH1061472A - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの制御装置

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JPH1061472A
JPH1061472A JP21731896A JP21731896A JPH1061472A JP H1061472 A JPH1061472 A JP H1061472A JP 21731896 A JP21731896 A JP 21731896A JP 21731896 A JP21731896 A JP 21731896A JP H1061472 A JPH1061472 A JP H1061472A
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Hirokata Muraki
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタータスイッチをONにするだけでエンジ
ンの始動を可能とする。 【解決手段】 エンジン制御にかかわる部位を対象にし
て異常があるかどうかを周期的に判定手段62が判定
し、この判定結果より異常があるときエンジン制御手段
61への電源が遮断されるまでフェールセーフ状態を保
持手段63が保持する。フェールセーフ状態でないとき
はフェールセーフを実行しない状態に保ち、フェールセ
ーフ状態のときフェールセーフを実行手段64が実行す
る。イグニッションスイッチからの信号に基づいて電源
接続・遮断手段65が電源のエンジン制御手段61への
接続と遮断を行う。この電源接続時または電源遮断時に
フェールセーフ状態の保持を解除手段66が解除する。
電源接続中かつフェールセーフ状態の保持中にエンジン
回転数が一定値以下となりかつスタータスイッチがON
となったときにもフェールセーフ状態の保持を解除手段
67が解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジン
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自己診断を運転中に行い、異常ありと判
定されたときにはその異常内容に応じたフェールセーフ
状態に移行するものがある(特開平1−224435
号、同1−224436号、同2−91448号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自己診断を
エンジンの運転中に一定周期で常時行い、異常ありと判
定された後に、正常であると再判定されてもC/U電源
(後述するエンジン制御装置25への電源のこと)が切
れるまでフェールセーフ状態の保持を解除せず、その解
除はその後のC/U電源のON時に行うものがある。
【0004】この従来の構成において、異常(故障を含
む)ありとの誤判定によりフェールセーフ状態に保持さ
れ、かつフェールセーフの実行に伴ってエンストしてし
まった場合には、C/U電源が切れるまで運転者がいく
らスタータスイッチをONにしてクランキングしてもエ
ンジンを始動させることができない。実際には従来の構
成においても、いったんイグニッションキースイッチを
OFFしてC/U電源を落とした後で再びイグニッショ
ンキースイッチをONにし、続けてスタータスイッチを
ONにすれば再始動が可能である。しかしながら、この
手順を踏んで再始動が行われることはまれであり、エン
スト状態でいったんイグニッションキースイッチをOF
Fにすることなく、あわててスタータスイッチをONし
てエンジンを始動しようとする運転者がほとんどであ
る。
【0005】そこで本発明は、異常ありとの誤判定によ
りフェールセーフ状態に保持され、かつフェールセーフ
の実行に伴ってエンストしてしまった場合にも、スター
タスイッチをONにするだけでエンジンの始動を可能と
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、図13
に示すように、エンジン制御を行う手段61と、このエ
ンジン制御にかかわる部位(たとえばセンサやシステ
ム)を対象にして異常(故障を含む)があるかどうかを
周期的に判定する手段62と、この判定結果より異常が
あるとき前記エンジン制御手段61への電源が遮断され
るまでフェールセーフ状態を保持する手段63と、フェ
ールセーフ状態でないときはフェールセーフを実行しな
い状態に保ち、フェールセーフ状態のときフェールセー
フを実行(たとえばエンジンへの燃料または空気の供給
を停止)する手段64と、イグニッションスイッチから
の信号に基づいて前記電源の前記エンジン制御手段61
への接続と遮断を行う手段65と、この電源接続時また
は電源遮断時に前記フェールセーフ状態の保持を解除す
る手段66と、前記電源接続中かつ前記フェールセーフ
状態の保持中にエンジン回転数が一定値以下となりかつ
スタータスイッチがONとなったとき前記フェールセー
フ状態の保持解除とは別に前記フェールセーフ状態の保
持を解除する手段67とを設けた。
【0007】第2の発明では、第1の発明において前記
異常判定手段62が、スタータスイッチがOFF状態で
あることを条件として前記異常があるかどうかの判定を
開始し、判定値とクライテリアの比較により判定値がク
ライテリア以上となった状態が第1の所定時間T1以上
続いたとき異常ありと判定する手段である場合に、前記
スタータスイッチのON後にそのスタータスイッチがO
FFとなるタイミングより第2の所定時間T2以上が経
過するまで、前記エンジン回転数が一定値以下となりか
つスタータスイッチがONとなったときの前記フェール
セーフの保持解除を初回として、2回目以降の前記フェ
ールセーフの保持解除を禁止するとともに、前記第2の
所定時間T2を前記第1の所定時間T1よりも長く設定
する。
【0008】第3の発明では、第1または第2の発明に
おいて前記フェールセーフ状態保持手段63が前記フェ
ールセーフ状態を保持するのを表すため警告装置を作動
(たとえばランプを点灯あるいは点滅)させる場合に、
前記エンジン回転数が一定値以下となりかつスタータス
イッチがONとなったときの前記フェールセーフ状態の
保持解除では前記警告装置を非作動としない。
【0009】第4の発明では、第1の発明から第3の発
明までのいずれか一つの発明において前記エンジン制御
を第1マイコンに、また前記異常判定、フェールセーフ
状態の保持およびフェールセーフの実行を第2マイコン
に分担させ、両マイコンを通信で連絡している場合に、
第2マイコンに前記エンジン回転数が一定値以下となり
かつスタータスイッチがONとなったときの前記フェー
ルセーフの保持解除を行わせる。
【0010】第5の発明では、第1の発明から第4の発
明までのいずれか一つの発明において前記電源接続時ま
たは電源遮断時の前記フェールセーフ状態の保持解除を
電源接続時のイニシャライズで行う。
【0011】第6の発明では、第1の発明から第5の発
明までのいずれか一つの発明において前記エンジン回転
数が一定値以下となりかつスタータスイッチがONとな
ったときの前記フェールセーフ状態の保持解除をイニシ
ャライズで行う。
【0012】
【発明の効果】エンジン制御手段への電源接続中に診断
を一定周期で常時行い、エンジン制御にかかわる部位に
異常があると判定されたときは、その後に正常と再判定
されることがあっても電源が遮断されるまでフェールセ
ーフ状態を解除せず、その解除はその後の電源遮断時や
電源接続時に行う従来の構成では、異常ありとの誤判定
によりフェールセーフ状態に保持され、かつフェールセ
ーフの実行によりエンストしてしまった場合に、電源を
遮断するまで運転者がいくらクランキングしてもエンジ
ンを始動させることができない。なお、従来の構成にお
いても、エンスト状態になった場合にいったんイグニッ
ションキースイッチをOFFしてエンジン制御手段への
電源を遮断した後で再びイグニッションキースイッチを
ONにし、続けてスタータスイッチをONにすれば再始
動が可能であるものの、この手順を踏んで再始動が行わ
れることはまれであり、エンスト状態であわててスター
タスイッチをONにしてエンジンを始動しようとする運
転者がほとんどである。これに対して、第1の発明では
電源接続中かつフェールセーフ状態の保持中にエンスト
状態のようにエンジン回転数が一定値以下となったとき
スタータスイッチをONにするだけで電源接続時または
電源遮断時のフェールセーフ状態の保持解除とは別にフ
ェールセーフ状態の保持が解除される(フェールセーフ
を実行しない状態に保たれる)ため、再始動が可能とな
る。言い換えると、フェールセーフの実行に伴ってエン
ストしてしまった場合に、あわててスタータスイッチを
ONにするだけでも従来装置と相違して再始動が可能と
なることから、運転者は面倒な手順を踏んで再始動を行
う必要がないのであり、再始動に際して面倒な手順を踏
むという負担を運転者から除くことができる。一方、誤
判定でなく実際に異常が生じてフェールセーフ状態にあ
るときにいくらクランキングを行っても再始動すること
ができない点は従来と同じである。
【0013】第2の発明では、異常判定手段が、スター
タスイッチがOFF状態であることを条件として異常が
あるかどうかの判定を開始し、判定値とクライテリアの
比較により判定値がクライテリア以上となった状態が第
1の所定時間以上続いたとき異常ありと判定する手段で
ある場合に、スタータスイッチのON後にそのスタータ
スイッチがOFFとなるタイミングより第2の所定時間
以上が経過するまで、前記エンジン回転数が一定値以下
となりかつスタータスイッチがONとなったときのフェ
ールセーフの保持解除を初回として、2回目以降のフェ
ールセーフの保持解除を禁止するとともに、第2の所定
時間を第1の所定時間よりも長く設定するので、誤判定
により正常と判定された結果を異常ありとの判定へと復
帰させるまでの時間(つまり誤判定より再診断までの時
間)が長引くのを防止できる。
【0014】電源接続中かつフェールセーフ状態の保持
中にエンジン回転数が一定値以下となりかつスタータス
イッチがONとなったときフェールセーフ状態の保持を
解除することによって再始動できることになったが、フ
ェールセーフ状態となった原因は残っているはずであ
る。したがってエンジン回転数が一定値以下となりかつ
スタータスイッチがONとなったときフェールセーフ状
態の保持解除に合わせて警告装置を非作動としたので
は、その警告装置を異常が生じていることの情報として
用いることができなくなる。これに対して第3の発明で
は、フェールセーフ状態保持手段がフェールセーフ状態
を保持するのを表すため警告装置を作動させる場合に、
エンジン回転数が一定値以下となりかつスタータスイッ
チがONとなったときフェールセーフ状態の保持は解除
しても、警告装置を非作動とすることがないので、その
警告装置を異常が生じていることの情報として用いるこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1において、10はディーゼル
エンジンのエンジン本体、11は吸気通路、12は排気
通路で、ターボチャージャ13により吸気が過給され
る。14は排気還流通路で、排気還流制御弁15によ
り、吸気通路11に還流される排気還流量が制御され
る。なお、排気還流時には吸気通路11に介装したスロ
ットルバルブ16を絞る。
【0016】エンジン本体1の燃焼室17に燃料を噴射
する燃料噴射弁18が設けられ、この燃料噴射弁18に
は電子制御の燃料噴射ポンプ19からの燃料が供給され
る。燃料噴射ポンプ19はエンジン回転数に同期してプ
ランジャ20が作動し、フィードポンプ21により予圧
した燃料を高圧化し、各気筒の燃料噴射弁18に圧縮上
死点近傍で燃料圧送する。燃料の噴射量は、コントロー
ルスリーブ22の位置により変化し、制御装置25から
の信号で作動するロータリソレノイド(エレクトロリッ
クガバナ)23によりコントロールスリーブ22の位置
を制御する。
【0017】制御装置25にはアクセル開度を検出する
アクセルセンサ26からの信号と、エンジン回転数信号
が入り、アクセル開度と回転数に応じて基本的な燃料噴
射量を演算し、これに基づいてロータリソレノイド23
を制御する。
【0018】制御装置25には、この基本噴射量を補正
したり、前記した排気還流量を制御するため、運転状態
を代表する信号として、アクセル開度や回転数のほか、
エンジンの上死点位置を検出するセンサ(TDCセン
サ)27からの上死点位置信号、さらには車両速度信
号、トランスミッションスイッチからの信号が入力す
る。さらにまた、燃料噴射ポンプ19の実際の燃料噴射
量を計測するためコントロールスリーブ位置を検出する
センサ29、燃料温度を検出するセンサ30からの信
号、また、エンジン本体1の燃料噴射弁18のニードル
リフト量を検出するセンサ31、エンジン冷却水温を検
出するセンサ32からの信号も入力する。また、吸気通
路11にはエンジン吸入空気の質量流量を検出するエア
フローメータ33が取り付けられ、この吸入空気信号も
入力する。
【0019】制御装置25は燃料噴射時期を運転状態に
応じて制御するため、タイミングコントロールバルブ3
5の開度を制御し、タイマピストン36にかかる圧力を
変化させる。また、燃料漏れを防止するため燃料カット
バルブ37をエンジン停止時に閉じる。さらに、排気還
流制御弁15の駆動負圧をコントロールする負圧制御弁
34をデューティ制御し、同時にスロットルバルブ16
の駆動電圧をコントロールする第1ソレノイドバルブ3
8と、第2ソレノイドバルブ39の開度を制御し、これ
らにより、NOxを低減するために運転状態に応じて最
適な排気還流を行う。
【0020】そして、制御装置25は、燃料噴射ポンプ
19から噴射される燃料の最大噴射量を、実際にエンジ
ンに供給される吸入空気量と、燃料噴射量との比率、つ
まり空燃比が一定値以下とならない(空燃比が一定値よ
りも濃くならない)ように規制し、最大噴射時のスモー
クの発生を抑制する。
【0021】このように、制御装置25では各種の制御
を行うわけであるが、ディーゼルエンジンに対しても、
近年厳しい排気対策が要求されることから、マイコン内
での制御が複雑さを増し、また自己診断項目の増大がそ
の傾向に拍車をかける傾向にあるため、図2のようにメ
インマイコン51とサブマイコン52の2つをシリアル
通信により連結して構成し、役割を分担させる(燃料噴
射量と燃料噴射時期の制御はメインマイコン51が、ま
た自己診断機能はサブマイコン52が主に分担する)と
ともに、一方のマイコンがダウンしても他方のマイコン
が肩代わりできるように相互監視させている。
【0022】ここで、サブマイコン52が行う自己診断
を、図3、図4、図5のフローチャートにより説明す
る。
【0023】まず図3のフローチャートは自己診断を行
うためのもので、一定時間(たとえば10ms)毎に常
時実行する。
【0024】ステップ1では診断許可条件の判定を行
う。自己診断を行うのにふさわしくない運転時(たとえ
ばアクセルペダルの全開時、水温や燃温が極低温時であ
る等)が診断を許可しない条件として予め定めており、
診断を許可しない条件にないときが診断許可条件の成立
時である。
【0025】診断許可条件の成立時になると、ステップ
2よりステップ3に進み判定値を演算し、ステップ4、
5では判定値≧クライテリアとなっている状態が一定時
間(第1の所定時間)T1以上経過したかどうかみて、
T1以上経過しているときセンサやシステムに異常(あ
るいは故障)が生じていると判断し、ステップ6に進ん
でNGフラグ(C/U電源ON時のイニシャライズで
“0”に設定)に“1”を入れる。NGフラグ=1によ
りセンサやシステム(エンジン制御にかかわる部位)に
異常が生じていることを表すのである。一方、判定値<
クライテリアのとき、あるいは判定値≧クライテリアと
なっている状態がT1以上経過しない前はステップ7で
NGフラグ=0とする。
【0026】なお、ステップ4では判定値とクライテリ
アの比較で表わしたが、具体例にはたとえば制御目標値
と実際値のずれあるいはセンサ入力値そのもの(これが
判定値)と許容範囲(これがクライテリア)を比較し、
制御目標値と実際値のずれやセンサ入力値が許容範囲に
ない場合にステップ5に進ませるものである。
【0027】また、上記のT1はディレイ時間である。
ディレイ時間を設けてないと瞬間的に誤判定を生じたと
きにもNGフラグが“1”になってしまうが、ディレイ
時間があれば、瞬間的に誤判定を生じたときにもNGフ
ラグが“1”になることがないのである。
【0028】図4のフローチャートはフェールセーフ状
態フラグを設定するためのもので、図3のフローに続け
て一定時間毎に実行する。
【0029】ステップ11ではNGフラグをみてNGフ
ラグ=1のときはステップ12に進んでフェールセーフ
状態フラグに“1”を入れる。NGフラグとの違いは、
NGフラグが“1”となった後に“0”に戻されること
があっても、フェールセーフ状態フラグは“1”の状態
のまま保持される点にある。ただし、フェールセーフ状
態フラグの値をエンジン停止後もバックアップすること
はしない。したがって、C/U電源(エンジン制御装置
25への電源のこと)のON時のイニシャライズのたび
に“0”に設定される。
【0030】図5のフローチャートはフェールセーフを
実行するためのもので、図4のフローに続けて一定時間
毎に実行する。
【0031】ステップ21ではフェールセーフ状態フラ
グをみてフェールセーフ状態フラグ=1のときは燃料カ
ットバルブの閉要求を出す。この閉要求を受けてサブマ
イコン52が実行するセルフシャットオフを図6のフロ
ーにより説明する。
【0032】ステップ31では、燃料カットバルブの閉
要求があるかどうかみて閉要求あるときはステップ34
で燃料カットバルブを閉じる。一方、閉要求のないとき
はステップ32、33に進みイグニッションキースイッ
チ(図ではIGN SWで略記)がOFF状態で一定時
間(たとえば1秒程度)が経過したかどうかみて一定時
間が経過したときステップ34で燃料カットバルブを閉
じる。イグニッションキースイッチがON状態であると
きやイグニッションキースイッチがOFF状態で一定時
間が経過する前はステップ35に進んで燃料カットバル
ブを開いた状態に保つ。
【0033】次に、図7のフローチャートはイニシャラ
イズ1を行うためのもので、メインマイコン51、サブ
マイコン52がそれぞれC/U電源のON時(接続時)
に一度だけ実行する。なお、C/U電源はイグニッショ
ンスイッチ53のOFFからONへの切換時に接続さ
れ、またイグニッションスイッチがOFF状態かつエン
スト判定状態で1秒経過したときC/U電源が切られ
る。
【0034】ステップ41ではメインマイコン51、サ
ブマイコン52ともイニシャライズ1を実行する。イニ
シャライズ1の内容は不要な情報を削除すること(上記
のNGフラグとフェールセーフ状態フラグの“0”への
リセットを含む)や過去のデータに間違いがないかどう
かをチェックすることである。なお、後述するイニシャ
ライズ2と区別するため、C/U電源ON時のイニシャ
ライズをイニシャライズ1としている。
【0035】さて、図3、図4、図5で示したように、
自己診断を一定周期で常時行い、センサやシステムに異
常があると判定されたときは、その後に正常と判定され
ることがあってもC/U電源が切れるまでフェールセー
フ状態を解除せず(フェールセーフ状態フラグを“1”
に保持し)、その解除はその後のC/U電源のON時に
行う従来の構成であると、異常があるとの誤判定により
フェールセーフ状態に保持され、かつフェールセーフの
実行に伴ってエンストしてしまったとき、C/U電源が
切れるまで、運転者がいくらスタータスイッチ54(図
2参照)をONにしてクランキングしてもエンジンを始
動させることができない。エンスト状態になった場合
に、従来の構成においても、いったんイグニッションキ
ースイッチ53をOFFしてC/U電源を落とした後で
再びイグニッションキースイッチ53をONにし、続け
てスタータスイッチ54をONにすれば再始動が可能で
あるが、この手順を踏んで再始動が行われることはまれ
であり、エンスト状態であわててスタータスイッチ54
をONしてエンジンを始動しようとする運転者がほとん
どである。
【0036】これに対処するため、本発明ではセンサや
システムに異常があるとの誤判定によりフェールセーフ
状態に保持されかつフェールセーフの実行に伴ってエン
ストしてしまった場合にも、スタータスイッチをONに
するだけでエンジン始動が可能となるように、図8のフ
ローチャートを追加して設けている。図8のフローチャ
ートもサブマイコン52が一定時間毎に実行する。
【0037】図8を説明すると、ステップ51ではイニ
シャライズ2経験フラグをみる。このフラグもC/U電
源ON時のイニシャライズ(イニシャライズ1)により
“0”に設定されているので、当初はステップ52、5
3に進み、スタータスイッチフラグをみる。このスター
タスイッチフラグの設定については公知であり、サブマ
イコン52により実行される図9のフローチャートによ
り説明する。
【0038】ステップ61ではスタータスイッチ54か
らの信号をみてこれがONのときはステップ62でエン
ジン回転数NをみてN<所定値(たとえば1000rp
m程度)のときはステップ63でスタータスイッチフラ
グ(C/U電源ON時のイニシャライズで“0”に設
定)に“1”を入れ、N≧所定値のときはステップ64
でスタータスイッチフラグに“0”を入れる。これによ
りスタータスイッチフラグはスタータスイッチがON状
態かつエンジン回転数Nが所定値未満のときだけ(つま
り本当の始動時だけ)“1”となるフラグである。
【0039】図8のステップ52に戻りスタータスイッ
チフラグ=1のときは、ステップ53に進み、フェール
セーフ状態フラグをみる。フェールセーフ状態フラグ=
1のときはステップ54でイニシャライズ2を実行す
る。
【0040】ここで、サブマイコン52が行うイニシャ
ライズ2の内容は、サブマイコン52が行う上記イニシ
ャライズ1の内容と同じで、不要な情報を削除する(上
記のNGフラグとフェールセーフ状態フラグの“0”へ
のリセットを含む)とともに過去のデータに間違いがな
いかどうかをチェックすることである。したがって、フ
ェールセーフ状態への移行より燃料カットバルブ37が
閉じてエンス状態になっている場合でも、スタータスイ
ッチをONにしさえすればステップ51、52、53、
54と進んでフェールセーフ状態の保持が解除され、エ
ンジン再始動が可能な状態となるのである。
【0041】ステップ55では、上記イニシャライズ1
の場合と相違して、イニシャライズ2経験フラグに
“1”を入れる。この値は次回制御に必要となるのでメ
モリに保存する。イニシャライズ2経験フラグの“1”
へのセットにより次回にはステップ51よりステップ5
6に流れる。ステップ56ではスタータスイッチフラグ
をみてスタータスイッチフラグ=1のときはステップ5
5の操作を繰り返し、スタータスイッチフラグ=0のと
きはステップ57においてスタータスイッチフラグ=0
となってから一定時間(第2の所定時間)T2(たとえ
ば1.5秒程度)以上が経過したかどうかをみる。T2
以上が経過するまではステップ55の操作を繰り返し、
T2以上が経過したタイミングでステップ58に進みイ
ニシャライズ2経験フラグに“0”を入れる。この結
果、イニシャライズ2経験フラグは、エンスト状態にな
った後でスタータスイッチフラグが“1”に切換わった
タイミングを起点、その後のスタータスイッチの“1”
から“0”への切換わりよりT2経過したタイミングを
終点としてその間で“1”となるフラグである(図10
の再下段参照)。
【0042】T2の値には上記のディレイ時間T1より
長い時間を設定する。この理由は後述する。
【0043】ここで、本発明の作用を図10を参照しな
がら説明する。同図はコントロールスリーブ22の渋り
(コントロールスリーブ内周とプランジャ20との摺動
面への異物のかみこみ等でコントロールスリーブの動き
が悪くなること)によりA−B間とC−D間で制御目標
値と実際値のずれが許容範囲を超えてNGフラグ=1と
なり、D点以降はコントロールスリーブ22の渋りが解
消されたときのものである。このとき、フェールセーフ
状態フラグはE点で“0”から“1”となり、フェール
セーフが実行されると(フュエルカットバルブ37が閉
じられる)、エンジン回転数がG点より落ちH点でエン
スト状態になる。
【0044】この場合に、運転者が再始動しようとして
I点でスタータスイッチをONにしても、従来の構成に
よればフェールセーフ状態フラグがC/U電源のOFF
時まで“1”のままである(つまりフェールセーフ状態
がC/U電源のOFF時まで解消されない)ため、再始
動させることができない(従来の構成のフェールセーフ
状態フラグを実線で示す)。
【0045】このとき、図示しないが、イグニッション
キースイッチをいったんOFFにすることによってC/
U電源がOFF状態になった後にふたたびイグニッショ
ンキースイッチをONにすれば、C/U電源ON時にフ
ェールセーフ状態フラグが“0”にイニシャライズされ
るので、その後にスタータスイッチをONにすれば再始
動は可能である。しかしながら、いったんイグニッショ
ンキースイッチをOFFしてC/U電源を落とした後で
再びイグニッションキースイッチをONにし、続けてス
タータスイッチをONにするという手順を踏んで再始動
が行われることはまれであり、実際にはイグニッション
キースイッチをONにしたまま、図示のようにI点やJ
点でスタータスイッチをONにしてエンジンを再始動さ
せようとする運転者がほとんどなわけである。
【0046】これに対して、本発明ではイグニッション
キースイッチがON状態のまま、I点でスタータスイッ
チをONにしたとき、イニシャライズ2が実行される。
このイニシャライズ2によりフェールセーフ状態フラグ
が“0”に戻される。つまりK点でフェールセーフ状態
フラグが“0”に戻され(フェールセーフ状態が解除さ
れ)、フェールセーフの実行解除としてフュエルカット
バルブ37が開かれるため、再始動が可能となり、エン
ジン回転数がL点より上昇する(本発明のエンジン回転
数を一点鎖線で示す)。
【0047】ただし、図10ではコントロールスリーブ
22の渋りの再発生によりNGフラグがC点より“1”
に切換わっているため、M点よりフェールセーフ状態に
保持され、ふたたびエンジン回転数が落ちてN点でエン
スト状態になるものの、コントロールスリーブ22の渋
りが解消されたJ点でスタータスイッチをONにすれば
フェールセーフ状態がO点で解消されるため、エンジン
回転数がP点より上昇する(再始動される)。
【0048】図10ではコントロールスリーブ22の渋
りという実際に起こり得る例で説明したが、誤判定によ
りNGフラグが図10のように変化したとしても、本発
明の作用、効果は同じである。つまり、センサやシステ
ムに異常が生じたとの誤判定によりフェールセーフ状態
に保持されかつフェールセーフの実行に伴ってエンスト
状態になってしまっても、本発明によれば、その後に誤
判定が解消されNGフラグが“0”に戻った状態になっ
た状態においてスタータスイッチをONにするだけで再
始動が可能となるのである。言い換えると、エンストし
てしまった場合に、あわててスタータスイッチをONに
するだけでも従来装置と相違して再始動が可能となるこ
とから、運転者は面倒な手順を踏んで再始動を行う必要
がないのであり、再始動に際して面倒な手順を踏むとい
う負担を運転者から除くことができる。
【0049】一方、図11に示したように誤判定でなく
実際に異常が生じている場合の作用は従来と変わらな
い。実際に異常が生じてフェールセーフ状態にあるとき
は従来の構成と同じにいくらクランキングを行っても再
始動することができないのである。
【0050】さて、上述しなかったが、図3のステップ
1の診断許可条件にスタータスイッチがOFF状態であ
ること、という項目が入っていることがあり、この場合
には、次のような問題が生じる。これを図12で説明す
ると、実際に異常が生じたがためにフェールセーフ状態
に保持されているのに、何かの理由によりQ点でNGフ
ラグが“0”に戻されてしまった場合を考える。この場
合には、早期に再診断を行わせてフェールセーフ状態に
移行させなければならない。
【0051】ところが、このときたまたまR点でスター
タスイッチをONにしての再始動が行われたとしたと
き、スタータスイッチがOFFに切換えられるまで診断
許可条件が成立せず、S点でのスタータスイッチのOF
Fによって診断許可条件が成立してからもディレイ時間
T1が経過した後のU点でやっとNGフラグが“1”に
セットされる。つまり、実際に異常が生じているのに誤
判定によりNGフラグが“0”に戻されたときは、トー
タルとしてスタータスイッチのON時間+T1のあいだ
(Q点からU点までのあいだ)NGフラグが“1”へと
戻されるのが遅れるのであり、この間で異常による症状
が現れてしまう。しかも、ディレイ時間が経過する手前
のV点でスタータスイッチが再びONにされたとすれば
(一点鎖線参照)、NGフラグが“1”にセットされる
のがさらにW点まで遅れる(破線鎖線参照)。
【0052】そこで、T2の時間をディレイ時間T1よ
り長く設定しておけば、S点よりU点までの間で一点鎖
線で示した2回目以降のスタータスイッチのOFFから
ONへの操作が行われたとしても、その2回目以降のス
タータスイッチのOFFからONへの操作ではイニシャ
ライズ2が実行されない(フェールセーフ状態フラグが
“0”に戻されない)ので、実際には異常が生じている
のに誤判定により“0”へと戻されたNGフラグを
“1”へと復帰させるまでの時間(つまり誤判定より再
診断までの時間)が長引くのを防止できるのである。
【0053】図1では説明しなかったが、従来よりフェ
ールセーフ状態の保持時にエンジンチェックランプ55
(図2参照)を点灯(あるいは点滅)させている。この
場合において、図10に示したI点やJ点でのスタータ
スイッチのONによりフェールセーフ状態の保持を解除
するのに合わせて、エンジンチェックランプを消してし
まったのでは、異常が生じていることの情報として用い
ることができなくなる。そこで、エンジンチェックラン
プの点灯は、I点やJ点でのスタータスイッチのONに
より解除せず、あくまでC/U電源が落ちるまで保持す
る。エンスト状態になってしまった状態での再始動を可
能とするためフェールセーフ状態の解除は行っても、エ
ンジンチェックランプは点灯のままとすることで、整備
工場での診断に際し有効な情報として機能させるのであ
る。
【0054】実施形態では、イニシャライズ1をC/U
電源ON時に行わせているが、C/U電源のOFF時
(遮断時)に行うものでもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のディーゼルエンジンの制御システ
ム図である。
【図2】一実施形態の制御装置のブロック図である。
【図3】自己診断を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】フェールセーフ状態フラグの設定を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】フェールセーフの実行を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】イニシャライズ1を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】セルフシャットオフを説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】イニシャライズ2を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】スタータスイッチフラグの設定を説明するため
のフローチャートである。
【図10】コントロールスリーブに渋りが生じたときの
作用を説明するための波形図である。
【図11】実際に故障が生じているときの作用を説明す
るための波形図である。
【図12】一定時間T2を説明するための波形図であ
る。
【図13】第1の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
25 エンジン制御装置 51 メインマイコン 52 サブマイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 11/08 F02N 11/08 K L G01M 15/00 G01M 15/00 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン制御を行う手段と、 このエンジン制御にかかわる部位を対象にして異常があ
    るかどうかを周期的に判定する手段と、 この判定結果より異常があるとき前記エンジン制御手段
    への電源が遮断されるまでフェールセーフ状態を保持す
    る手段と、 フェールセーフ状態でないときはフェールセーフを実行
    しない状態に保ち、フェールセーフ状態のときフェール
    セーフを実行する手段と、 イグニッションスイッチからの信号に基づいて前記電源
    の前記エンジン制御手段への接続と遮断を行う手段と、 この電源接続時または電源遮断時に前記フェールセーフ
    状態の保持を解除する手段と、 前記電源接続中かつ前記フェールセーフ状態の保持中に
    エンジン回転数が一定値以下となりかつスタータスイッ
    チがONとなったとき前記フェールセーフ状態の保持解
    除とは別に前記フェールセーフ状態の保持を解除する手
    段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンの制
    御装置。
  2. 【請求項2】前記異常判定手段が、スタータスイッチが
    OFF状態であることを条件として前記異常があるかど
    うかの判定を開始し、判定値とクライテリアの比較によ
    り判定値がクライテリア以上となった状態が第1の所定
    時間以上続いたとき異常ありと判定する手段である場合
    に、前記スタータスイッチのON後にそのスタータスイ
    ッチがOFFとなるタイミングより第2の所定時間以上
    が経過するまで、前記エンジン回転数が一定値以下とな
    りかつスタータスイッチがONとなったときの前記フェ
    ールセーフの保持解除を初回として、2回目以降の前記
    フェールセーフの保持解除を禁止するとともに、前記第
    2の所定時間を前記第1の所定時間よりも長く設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジン
    の制御装置。
  3. 【請求項3】前記フェールセーフ状態保持手段が前記フ
    ェールセーフ状態を保持するのを表すため警告装置を作
    動させる場合に、前記エンジン回転数が一定値以下とな
    りかつスタータスイッチがONとなったときの前記フェ
    ールセーフ状態の保持解除では前記警告装置を非作動と
    しないことを特徴とする請求項1または2に記載のディ
    ーゼルエンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】前記エンジン制御を第1マイコンに、また
    前記異常判定、フェールセーフ状態の保持およびフェー
    ルセーフの実行を第2マイコンに分担させ、両マイコン
    を通信で連絡している場合に、第2マイコンに前記エン
    ジン回転数が一定値以下となりかつスタータスイッチが
    ONとなったときの前記フェールセーフの保持解除を行
    わせることを特徴とする請求項1から3までのいずれか
    一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。
  5. 【請求項5】前記電源接続時または電源遮断時の前記フ
    ェールセーフ状態の保持解除を電源接続時のイニシャラ
    イズで行うことを特徴とする請求項1から4までのいず
    れか一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。
  6. 【請求項6】前記エンジン回転数が一定値以下となりか
    つスタータスイッチがONとなったときの前記フェール
    セーフ状態の保持解除をイニシャライズで行うことを特
    徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載のデ
    ィーゼルエンジンの制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097345A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Denso Corp 車両用電子制御装置
JP2003286931A (ja) * 2002-03-26 2003-10-10 Aisin Aw Co Ltd 原動機始動制御装置およびこれを備えた自動変速機
JP2014202179A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 トヨタ自動車株式会社 車両用始動判定装置
CN114253188A (zh) * 2021-12-10 2022-03-29 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 一种农村污水处理设备的控制系统与方法

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