JP2014202179A - 車両用始動判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確にエンジンストールの判定を行うことができる車両用始動判定装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の始動開始後に所定の始動後判定条件が成立したことを条件に内燃機関が始動後であると判定する車両用始動判定装置であって、内燃機関が始動後であると判定された後、機関回転数Neが所定回転数Neth1以下となったことを条件に、内燃機関にエンジンストールが発生したと判定するとともに、内燃機関の逆回転が検出されたことを条件に内燃機関に対する点火および燃料噴射を一時的に停止するECUを備え、所定の始動後判定条件を、機関回転数Neが所定回転数Neth2以上となり、かつ点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないこととした。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用始動判定装置に関する。
従来、車両用始動判定装置として、イグニッションON後に、少なくとも始動中のエンジンの回転数が、一旦設定エンジン回転数を超えた後、設定エンジン回転数以下に低下したことを条件にエンジンストールであると判定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用始動判定装置によれば、エンジン回転数を監視するだけでエンジンストールを識別できるので、特別なセンサ等を追加する必要もなく、コストを抑えることができる。
特開2004−44407号公報
しかしながら、上述の車両用始動判定装置にあっては、エンジンの始動過程においてユーザがエンジンの起動作業を早期に終了した場合に、エンジン始動後のエンジンストールの判定が誤ってなされるおそれがある。
具体的には、エンジンの始動完了前においては、エンジンのクランクシャフトが逆回転することがある。従来、こうしたクランクシャフトの逆回転を防止するために、逆回転を検出した際にエンジンに対する点火や燃料噴射を一時的に停止する制御を行うものがある。
こうした制御を行うことを前提とした場合、ユーザがエンジンの起動作業を早期に終了させると、点火や燃料噴射の停止前の燃焼による回転力および慣性力によってエンジン回転数が一時的に設定回転数を超えた後、所定エンジン回転数以下に低下することがある。
従来、上記のようなエンジン回転数の低下をエンジン始動後のエンジンストールと判定してしまうという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、正確にエンジンストールの判定を行うことができる車両用始動判定装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用始動判定装置は、上記目的達成のため、(1)内燃機関の始動開始後に所定の始動後判定条件が成立したことを条件に前記内燃機関が始動後であると判定する車両用始動判定装置であって、前記内燃機関が始動後であると判定された後、前記内燃機関の機関回転数が予め定められた第1の所定回転数以下となったことを条件に、前記内燃機関にエンジンストールが発生したと判定するエンジンストール判定手段と、前記内燃機関の逆回転が検出されたことを条件に前記内燃機関に対する点火および燃料噴射を一時的に停止する逆回転防止手段と、を備え、前記始動後判定条件は、前記機関回転数が予め定められた第2の所定回転数以上となり、かつ前記逆回転防止手段によって前記点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないことである構成を有する。
この構成により、本発明に係る車両用始動判定装置は、機関回転数が第2の所定回転数以上となり、かつ逆回転防止手段によって内燃機関に対する点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないという所定の始動後判定条件が成立したことを条件に、内燃機関が始動後であると判定する。このため、内燃機関の始動時において上記点火および燃料噴射の停止が行われている場合に一時的に機関回転数が第2の所定回転数以上となっても、内燃機関が始動後であると判定されることがない。
したがって、上記点火および燃料噴射の停止が行われている場合に一時的に機関回転数が第2の所定回転数以上となった後に、第1の所定回転数以下に低下しても、これをエンジンストールの発生と誤判定することを防止することができる。この結果、本発明に係る車両用始動判定装置は、正確に内燃機関始動後のエンジンストールの判定を行うことができる。
本発明によれば、正確に内燃機関始動後のエンジンストールの判定を行うことができる車両用始動判定装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用始動判定装置が適用される内燃機関の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係るECUにより実行される始動後判定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るECUにより実行される異常判定処理を示すフローチャートである。
以下、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、本発明に係る車両用始動判定装置を、内燃機関を搭載した自動車等の車両に適用した例について説明する。
本実施の形態では、内燃機関1は、後述するピストン13が気筒としてのシリンダ40内を2往復する間に吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行うとともに、圧縮行程および膨張行程の間に点火を行う4サイクルのガソリンエンジンによって構成されているものとして説明する。
図1に示すように、内燃機関1は、シリンダ40内にピストン13を備えている。ピストン13は、内燃機関1の出力軸であるクランクシャフト14にコンロッド15を介して連結されている。ピストン13の往復運動は、コンロッド15によってクランクシャフト14の回転に置き換えられるようになっている。
また、内燃機関1は、吸気通路2から燃焼室3の吸気ポート2aに向けて燃料を噴射する燃料噴射弁としてのポート噴射インジェクタ6を備えている。ポート噴射インジェクタ6には、図示しない燃料タンク内に蓄えられた燃料が供給されるようになっている。なお、燃料噴射弁としては、ポート噴射インジェクタ6に限らず、燃焼室3内に直接燃料を噴射する筒内噴射用インジェクタを採用してもよいし、これらを併用したデュアル方式の燃料噴射弁としてもよい。
内燃機関1においては、ポート噴射インジェクタ6から噴射される燃料と吸気通路2を流れる空気とからなる混合気が燃焼室3に充填され、この混合気に対し点火プラグ12による点火が行われる。そして、点火後の混合気が燃焼すると、そのときの燃焼エネルギによりピストン13が往復移動し、それに伴いクランクシャフト14が回転するようになる。
一方、燃焼後の混合気は、排気として排気通路18に送り出される。なお、上記燃焼室3と吸気通路2との間は、クランクシャフト14からの回転伝達を受ける吸気カムシャフト25の回転に伴って開閉動作する吸気バルブ26によって連通・遮断される。
また、上記燃焼室3と排気通路18との間は、クランクシャフト14からの回転伝達を受ける排気カムシャフト27の回転に伴って開閉動作する排気バルブ28によって連通・遮断される。
このように構成された内燃機関1は、車両に搭載された電子制御装置としてのECU(Electric Control Unit)100によって制御される。
ECU100は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、入出力インターフェース等を備えるマイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUは、RAMの一時記憶機能を利用するとともにROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うようになっている。ROMには、各種制御定数や各種マップ等が予め記憶されている。本実施の形態におけるECU100は、本発明に係るエンジンストール判定手段を構成する。
ECU100の入力ポートには、クランクポジションセンサ20を含む各種センサ類やイグニッションスイッチ101が接続されている。クランクポジションセンサ20は、クランクシャフト14の近傍に配置され、クランクシャフト14の回転角(クランク角)の所定角度ごと(例えば、30°ごと)にパルス信号をECU100に出力するようになっている。ECU100は、クランクポジションセンサ20から入力されたパルス信号に基づきクランクシャフト14の回転数、すなわち内燃機関1の機関回転数Neを算出することができる。
イグニッションスイッチ101は、内燃機関1を始動させたり、その稼働を継続させるために運転者によって操作されるものである。
また、ECU100の出力ポートには、ポート噴射インジェクタ6、点火プラグ12およびスタータモータ30といった各種機器の駆動回路等が接続されている。
スタータモータ30は、内燃機関1を始動させるためのものである。運転者によりイグニッションスイッチ101の切換位置が「スタート位置」に操作されることでスタータモータ30が駆動され、内燃機関1が始動される。また、始動が完了した後にイグニッションスイッチ101の切換位置が「ON位置」に操作されることで内燃機関1の稼働が継続される。
また、このスタータモータ30には、その作動状態を検知するスタータスイッチ102が設けられている。スタータスイッチ102は、ECU100に接続され、スタータモータ30が作動している時には「ON」、スタータモータ30が停止しているときには「OFF」といった態様でスタータ信号STAをECU100に出力するようになっている。
ECU100は、上記各種センサ等から入力した信号に基づき機関回転数Neや機関負荷といった機関運転状態を把握し、その把握した機関運転状態に基づいてスロットルバルブ(図示省略)、ポート噴射インジェクタ6および点火プラグ12といった各種機器の駆動回路に対し指令信号を出力する。こうして内燃機関1のスロットル開度制御、燃料噴射制御および点火時期制御など、内燃機関1の各種運転制御がECU100を通じて実施される。
ところで、こうした内燃機関1では、その始動が完了する前の始動動作終了間際に、出力軸であるクランクシャフト14に逆回転、すなわち内燃機関の逆回転が生じることがある。こうした内燃機関の逆回転が生じる理由は、次の通りである。
通常、内燃機関の点火時期は、それ以前における内燃機関の回転状況に基づいて適正な時期が予測、決定される。このため、機関回転数が大きく変動するときには、点火時期が適正な時期から外れることがある。例えば、機関回転数が急速に低下するときには、適正な点火時期よりも早いタイミングにて点火が行われるようになり、その結果、内燃機関の圧縮行程が終了する前、すなわちピストンが上死点に達する前に点火が行われるようになる。このとき、クランクシャフトには、こうした点火によって逆回転方向の回転力が生じる。
そして、内燃機関の始動完了前、クランクシャフトにこのような逆回転方向の回転力が生じた状態で始動動作が終了される場合には、その順回転方向の回転力が小さく、かつ機関回転数が急速に低下する状態となるために、この順回転方向の回転力を上記逆回転方向の回転力が上回るようになる。すなわち、内燃機関が逆回転するようになる。
こうした内燃機関の逆回転は、吸気通路内にバックファイヤを生じさせてしまい、内燃機関の性能上、好ましくない。そこで、本実施の形態では、内燃機関1の逆回転を検出して、同逆回転が生じている可能性がある場合には、点火プラグ12による点火およびポート噴射インジェクタ6による燃料噴射を一時的に停止するようにした。
具体的には、ECU100は、上述のスタータ信号STAが「OFF」であって、かつ機関回転数Neが所定回転数(例えば、200rpm)以下であるときに、内燃機関1が逆回転している可能性があると判断するようになっている。
なお、内燃機関1の逆回転したか否かを判断する方法としては、この他、例えば吸気通路2内の吸気圧力が正圧か否かにより内燃機関1が逆回転したか否かを判断するようにしてもよい。
ECU100は、上述したように内燃機関1の逆回転が検出されたことを条件に、内燃機関1に対する点火および燃料噴射を一時的に停止するよう、点火プラグ12およびポート噴射インジェクタ6を制御するようになっている。本実施の形態では、このような内燃機関1の逆回転防止のための制御を行うECU100が本発明に係る逆回転防止手段を構成する。
また、ECU100は、内燃機関1が始動後であるか否かを判定する始動後判定処理を実行する始動後判定部110を有する。具体的には、ECU100の始動後判定部110は、内燃機関1の始動開始後、例えばスタータ信号STAが「ON」となった後、所定の始動後判定条件が成立したことを条件に内燃機関1が始動後であると判定するようになっている。
ここで、本実施の形態における所定の始動後判定条件は、内燃機関1の機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上となり、かつ上述した逆回転防止のための制御によって内燃機関1に対する点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないことである。本実施の形態における上記所定回転数Neth2は、本発明における第2の所定回転数に相当する。
つまり、ECU100の始動後判定部110は、機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上であって、かつ逆回転防止のための制御が行われていない場合に、内燃機関1が始動後であると判定する。
ここで、運転者が内燃機関1の起動作業を早期に終了した場合、上述した逆回転防止のための制御によって内燃機関1に対する点火および燃料噴射の一時的な停止が行われることがある。以下、このような点火および燃料噴射を一時的に停止する制御を「噴射/点火停止制御」という。
また、「内燃機関1の起動作業を早期に終了した場合」とは、例えばキータイプのイグニッションスイッチ101を用いた場合においてはキーを「スタート位置」に操作したが即座に「OFF位置」に操作した場合や、プッシュタイプのイグニッションスイッチ101を用いた場合においては同スイッチ101を押下後、即座にシフト操作がなされた場合などである。
従来、上述のように、内燃機関の始動時に、内燃機関の逆回転防止のための点火および燃料噴射の一時的な停止が行われると、点火および燃料噴射の停止前の燃焼による回転力および慣性力によって機関回転数が一時的に上述の所定回転数Neth2(例えば、500rpm)を超えることがあった。この場合、機関回転数は、所定回転数Neth2を超えた後、エンジンストールの発生と識別される所定回転数(例えば、200rpm)以下まで低下することとなる。
このため、正常動作を行っているにも関わらず、上述したような機関回転数の低下が内燃機関始動後のエンジンストールとして検出されてしまうといった不具合があった。
そこで、本実施の形態では、このような不具合を解消するべく、上述したように始動後判定条件に逆回転防止のための噴射/点火停止制御が行われていないという条件を付加し、内燃機関1の逆回転防止のための点火および燃料噴射の一時的な停止が行われている場合には、内燃機関1が始動後でないと判定するようにした。
これにより、後述する内燃機関1にエンジンストールが発生したか否かの判定(異常判定処理)において、上述したような内燃機関1の逆回転防止のための点火および燃料噴射の一時的な停止による機関回転数Neの低下をエンジンストールとして検出しないようにすることができる。
ECU100は、内燃機関1が始動後であると判定された後、機関回転数Neが上述した所定回転数Neth2より小さい予め定められた所定回転数Neth1(例えば、200rpm)以下となったことを条件に、内燃機関1にエンジンストールが発生したと判定する異常判定部111を有する。本実施の形態では、このようなエンジンストールの判定を行うECU100が本発明に係るエンジンストール判定手段を構成する。また、本実施の形態における上記所定回転数Neth1は、本発明における第1の所定回転数に相当する。
次に、図2を参照して、ECU100(詳しくは始動後判定部110)によって実行される始動後判定処理について説明する。なお、図2に示す始動後判定処理は、所定の時間間隔で繰り返し実行される。
図2に示すように、ECU100は、イグニッションがONであるか否かを判定する(ステップS1)。イグニッションがONであるか否かは、イグニッションスイッチ101からの入力に基づき判断することができる。ECU100は、イグニッションがONでないと判定した場合には、始動後判定フラグをOFFとして(ステップS6)、本処理を終了する。
一方、ECU100は、イグニッションがONであると判定した場合には、内燃機関1の始動が開始したか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、ECU100は、スタータ信号STAが「ON」であるか否かにより内燃機関1の始動が開始したか否かを判定する。ECU100は、内燃機関1の始動が開始していないと判定した場合には、始動後判定フラグをOFFとして(ステップS6)、本処理を終了する。
他方、ECU100は、内燃機関1の始動が開始していると判定した場合には、機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上となったか否かを判定する(ステップS3)。ECU100は、機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上となっていない、すなわち機関回転数Neが所定回転数Neth2未満であると判定した場合には、本処理を終了する。
一方、ECU100は、機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上となったと判定した場合には、内燃機関1の逆回転防止のための噴射/点火停止制御が行われていないか否か、つまり非作動か否かを判定する(ステップS4)。
ECU100は、噴射/点火停止制御が非作動でない、すなわち噴射/点火停止制御が作動していると判定した場合には、始動後判定フラグをOFFとして(ステップS6)、本処理を終了する。
他方、ECU100は、噴射/点火停止制御が非作動であると判定した場合には、内燃機関1が始動後であると判断して始動後判定フラグをONして(ステップS5)、本処理を終了する。
次に、図3を参照して、ECU100(詳しくは異常判定部111)によって実行される異常判定処理について説明する。なお、図3に示す異常判定処理は、所定の時間間隔で繰り返し実行される。
図3に示すように、ECU100は、図2の始動後判定処理において設定された始動後判定フラグがONであるか否かを判定する(ステップS11)。ECU100は、始動後判定フラグがONでない、つまり始動後判定フラグがOFFであると判定した場合には、内燃機関1の始動後のエンジンストールを非検出とした(ステップS14)後、本処理を終了する。
一方、ECU100は、始動後判定フラグがONであると判定した場合には、機関回転数Neが所定回転数Neth1(例えば、200rpm)以下であるか否かを判定する(ステップS12)。ECU100は、機関回転数Neが所定回転数Neth1(例えば、200rpm)以下でない、すなわち機関回転数Neが所定回転数Neth1未満であると判定した場合には、内燃機関1の始動後のエンジンストールを非検出とした(ステップS14)後、本処理を終了する。
他方、ECU100は、機関回転数Neが所定回転数Neth1(例えば、200rpm)以下であると判定した場合には、内燃機関1の始動後のエンジンストールを検出して(ステップS13)、本処理を終了する。こうして、内燃機関1の始動後のエンジンストールが正確にダイアグノーシスに記憶される。
以上のように、本実施の形態に係る車両用始動判定装置は、機関回転数Neが所定回転数Neth2(例えば、500rpm)以上となり、かつ内燃機関1の逆回転防止のための噴射/点火停止制御によって内燃機関1に対する点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないという所定の始動後判定条件が成立したことを条件に、内燃機関1が始動後であると判定する。
このため、内燃機関1の始動時において上記点火および燃料噴射の停止が行われている場合に一時的に機関回転数Neが所定回転数Neth2以上となっても、内燃機関1が始動後であると判定されることがない。
したがって、上記点火および燃料噴射の停止が行われている場合に一時的に機関回転数Neが所定回転数Neth2以上となった後に、所定回転数Neth1(例えば、200rpm)以下に低下しても、これをエンジンストールの発生と誤判定することを防止することができる。この結果、本実施の形態に係る車両用始動判定装置は、正確に内燃機関始動後のエンジンストールの判定を行うことができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用始動判定装置は、正確に内燃機関始動後のエンジンストールの判定を行うことができ、内燃機関の逆回転防止機能を有する車両に搭載される車両用始動判定装置に有用である。
1…内燃機関、6…ポート噴射インジェクタ、12…点火プラグ、14…クランクシャフト、20…クランクポジションセンサ、30…スタータモータ、100…ECU(エンジンストール判定手段,逆回転防止手段)、101…イグニッションスイッチ、102…スタータスイッチ、110…始動後判定部、111…異常判定部

Claims (1)

  1. 内燃機関の始動開始後に所定の始動後判定条件が成立したことを条件に前記内燃機関が始動後であると判定する車両用始動判定装置であって、
    前記内燃機関が始動後であると判定された後、前記内燃機関の機関回転数が予め定められた第1の所定回転数以下となったことを条件に、前記内燃機関にエンジンストールが発生したと判定するエンジンストール判定手段と、
    前記内燃機関の逆回転が検出されたことを条件に前記内燃機関に対する点火および燃料噴射を一時的に停止する逆回転防止手段と、を備え、
    前記始動後判定条件は、前記機関回転数が予め定められた第2の所定回転数以上となり、かつ前記逆回転防止手段によって前記点火および燃料噴射の一時的な停止が行われていないことであることを特徴とする車両用始動判定装置。
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