JPH1060753A - 織機における巻径計測装置 - Google Patents
織機における巻径計測装置Info
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- JPH1060753A JPH1060753A JP21878996A JP21878996A JPH1060753A JP H1060753 A JPH1060753 A JP H1060753A JP 21878996 A JP21878996 A JP 21878996A JP 21878996 A JP21878996 A JP 21878996A JP H1060753 A JPH1060753 A JP H1060753A
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Abstract
タMpにより回転駆動される。転向ローラ22はパイル
用経糸Tpの送り出しに伴って回転する。転向ローラ2
2の回転に伴う被検出要素221の周回軌跡の近傍には
近接スイッチ37が配設されている。近接スイッチ37
は被検出要素221の周回軌跡上に検出領域を持つ。被
検出要素221が近接スイッチ37と対向すると、近接
スイッチ37がON信号を送り出し制御装置C2に出力
する。送り出し制御装置C2は近接スイッチ37から得
られる検出信号に基づいてパイル用ワープビーム21の
巻径を演算する。
Description
巻径を計測する織機における巻径計測装置に関するもの
である。
径の検出は、経糸送り出しの高精度制御を得る上で重要
である。特開昭51−49370号公報の装置では、経
糸の速度及びワープビームの回転数からワープビームの
径を計算している。特開平4−24246号公報の装置
では、緯入れ回数及び緯糸密度からワープビームの径を
計算している。
計算する方式では、経糸あるいは織布の張力変動、伸縮
等のために経糸の移動速度を正確に検出することができ
ず、ワープビーム径を正確に求めることができない。
は、緯入れ回数及び緯糸密度から間接的に経糸の速度を
求めていることになるが、前記と同様の理由でワープビ
ーム径を正確に求めることができない。
は、製織の前工程である経糸巻き取り工程で巻取られた
ワープビームの巻径を光電センサ型の巻径検出器で直接
検出し、この検出巻径とワープビームの回転量との関係
を計測しておき、製織の過程でワープビームの送り出し
回転量及び前記関係に基づいて巻径を検出している。
6号公報の装置では、ワープビームの回転量を検出する
ロータリエンコーダは経糸送り出し装置に取り付けられ
ている。ロータリエンコーダは回転体と固定部との間に
介在されるが、ロータリエンコーダを取り付け配置した
状態では回転体を固定部から離間することはできない。
即ち、ロータリエンコーダは回転体と固定部との両者に
接触する接触式の回転量検出手段である。ワープビーム
は経糸消費に伴って新たなワープビームと交換しなけれ
ばならないため、前記ロータリエンコーダをワープビー
ムに取り付けることはできない。そのため、前記ロータ
リエンコーダは例えば経糸送り出し装置のモータの回転
を検出するように取り付けられる。しかし、前記モータ
からワープビームに至る駆動力伝達系における伝達誤差
が前記モータの回転量とワープビームの回転量との正確
な対応を阻害し、巻径の正確な検出が難しい。
計測することを目的とする。
明では、径変化する巻物の巻径の回転を反映する回転体
と非接触式の回転位置検出手段とを対向させ、前記回転
体側には回転位置検出手段に対する被検出要素を設け、
前記回転体の回転に伴う前記被検出要素の周囲軌跡上に
前記回転位置検出手段の検出領域を設定し、前記被検出
要素の検出回数に基づいて巻径を演算する巻径演算手段
を備えた巻径計測装置を構成した。
ことなく前記被検出要素を検出する。従って、回転体と
しては巻物の回転を正確に反映する回転体を採用でき
る。従って、回転体上の被検出要素を検出して巻径演算
を行なう巻径計測装置は、巻物の巻径を精度良く計測す
る。
シート状物を案内する転向ローラを前記回転体として採
用した。経糸あるいは織布といったシート状物が移動す
るに伴って転向ローラが回転するため、転向ローラの回
転は巻物の回転を正確に反映する。
パイル用ワープビームとパイル用ワープビームから繰り
出される経糸を案内するバックローラとの間に介在され
た転向ローラを前記回転体とした。
から繰り出される経糸の都合の良い経路設定の上で有利
である。このような転向ローラがパイル用ワープビーム
の交換時に本来の配置位置から取り外しておかねばなら
ない回転体である場合にも、非接触式の回転位置検出手
段は転向ローラの本来の配置位置に対する着脱の妨げに
ならない。特に、パイル用ワープビームから繰り出され
る経糸にばね力によって適度の張力を付与するための経
路設定において前記転向ローラの採用が有利である。
段を一対設け、各回転位置検出手段によって前記回転体
の異なる回転位置で前記被検出要素を検出するように
し、前記一対の回転位置検出手段の一方が前記被検出要
素を検出した後に他方が前記被検出要素を検出したとき
以外の検出結果を無効化する巻径演算手段を構成した。
移行する際には経糸張力制御のためにパイル用ワープビ
ームを逆転することがある。このようなパイル用ワープ
ビームの逆転時には同じ回転位置検出手段が被検出要素
を連続して検出することがある。巻径演算手段は、前記
一対の回転位置検出手段の一方が前記被検出要素を検出
した後に他方が前記被検出要素を検出したときのみの検
出結果を巻径演算に利用し、これ以外の検出結果を無効
化する。このような無効化によりパイル用ワープビーム
の逆転量が加算されることはない。
段として近接スイッチを採用した。近接スイッチの採用
はコストの観点からして非接触式の回転位置検出手段と
して好適である。
実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
は地織用ワープビームである。地織用ワープビーム11
は送り出しモータMgにより回転駆動される。送り出し
モータMgの作動により地織用ワープビーム11から送
り出される地経糸Tはバックローラ12及び張力検出ロ
ーラ13を経由して綜絖14及び筬15を通される。織
布Wはエキスパンションバー16、サーフェスローラ1
7及びガイドローラ18,19を経由してクロスローラ
20に巻き取られる。
してロードセル131により検出される。送り出しモー
タMgは送り出し制御装置C1の制御を受ける。送り出
し制御装置C1は予め設定された基準張力及びロードセ
ル131から得られる張力検出情報に基づいて送り出し
モータMgの送り出し速度を制御する。
用ワープビーム21が支持されている。パイル用ワープ
ビーム21は送り出しモータMpにより回転駆動され
る。送り出しモータMpの作動によりパイル用ワープビ
ーム21から送り出されるパイル用経糸Tpは転向ロー
ラ22、張力付与バー23及びテリーモーションローラ
24に沿った経路を経由して綜絖14及び筬15に通さ
れる。張力付与バー23は基端を固定支持された板ばね
231の先端に支持されている。パイル用経糸Tpの張
力は転向ローラ22を介してロードセル223により検
出される。
のサイドフレーム33,34に取り付けられた支持座3
5,36に回転可能に支持されている。転向ローラ22
の一端部の周面には凹形状の一対の被検出要素221,
222が180°の回転対称位置に形成されている。被
検出要素221,222は転向ローラ22の軸方向にず
らされている。
出しに伴って回転する。転向ローラ22の回転に伴う一
対の被検出要素221,222の周回軌跡の近傍には一
対の近接スイッチ37,38が配設されている。近接ス
イッチ37は被検出要素221の周回軌跡上に検出領域
を持ち、近接スイッチ38は被検出要素222の周回軌
跡上に検出領域を持つ。被検出要素221が近接スイッ
チ37と対向すると、近接スイッチ37がONする。被
検出要素222が近接スイッチ38と対向すると、近接
スイッチ38はONする。両近接スイッチ37,38は
ON信号を送り出し制御装置C2に出力する。図3の波
形E1は近接スイッチ37から出力される検出信号を表
し、波形E2は近接スイッチ38から出力される検出信
号を表す。
2の制御を受ける。送り出し制御装置C2は予め設定さ
れた基準張力とロードセル223から得られる張力検出
情報との比較及び近接スイッチ37,38から得られる
検出信号に基づいて送り出しモータMpの送り出し速度
を制御する。
25が支軸251を中心に回動可能に配設されている。
織機の後部には支持レバー26が支軸261を中心に回
動可能に配設されており、支持レバー26にはテリーモ
ーションローラ24が支持されている。中間レバー25
と支持レバー26とはロッド40によって連結されてい
る。織機の前部には支持レバー27が支軸271を中心
に回動可能に配設されており、支持レバー27にはエキ
スパンションバー16が支持されている。支持レバー2
7と中間レバー25とはロッド28により連結されてい
る。中間レバー25が回動すると支持レバー27,26
が同一方向へ回動し、エキスパンションバー16及びテ
リモーションローラ24が同一方向へ変位する。エキス
パンションバー16の変位により織布Wの経路が変位
し、織布Wの織前W1が変位する。テリーモーションロ
ーラ24の変位によりパイル用経糸Tpの経路が変位す
る。
29が配設されており、タオル製織機構29は織機駆動
モータMo から駆動力を得る。織機駆動モータMo は織
機制御装置Cdの制御を受け、織機制御装置Cdはロー
タリエンコーダ30から得られる機台回転角度検出情報
に基づいて織機駆動モータMo の作動を制御する。
2には柄出し制御装置31が接続されている。柄出し制
御装置31にはタオル用の柄パターンが入力設定されて
いる。柄出し制御装置31は緯入れ1サイクル中の所定
の機台回転角度毎に織機制御装置Cd及び送り出し制御
装置C2に柄パターンを送る。織機制御装置Cdは柄出
し制御装置31から得られる柄パターンに基づいてタオ
ル製織機構29を作動する。パイル形成時にはタオル製
織機構29の駆動レバー291が揺動変位し、駆動レバ
ー291の揺動変位がロッド32、中間レバー25、ロ
ッド28及び支持レバー27を介してエキスパンション
バー16に伝達される。この変位伝達によりエキスパン
ションバー16が支軸271を中心にして回動変位す
る。ファーストピック状態の筬打ち時点にはエキスパン
ションバー16は図1に実線で示すテリー量零位置に配
置される。ルーズピック状態の筬打ち時点にはエキスパ
ンションバー16は図1に鎖線で示すテリ−量有位置に
配置される。パイルを形成しないときには駆動レバー2
91は揺動せず、エキスパンションバー16は図1の実
線位置に保持される。
されるワープビーム径演算プログラムを表すフローチャ
ートである。送り出し制御装置C2は近接スイッチ38
からのON信号の入力に応答して近接スイッチ37のO
N信号の入力に待機する。近接スイッチ38からのON
信号が入力した後に近接スイッチ37のON信号が入力
すると、送り出し制御装置C2はパイル用ワープビーム
21の巻径を演算する。この巻径演算は、パイル用ワー
プビーム21の回転量と転向ローラ22の回転量との予
め把握されている関係に基づいて行われる。この演算さ
れた巻径、検出された経糸張力及び織機制御装置Cdか
ら得られる情報(密度、パイル長、織機速度等)に基づ
いてパイル用経糸Tpの送り出しが制御される。
ことなく近接スイッチ37が引き続いてON信号を出力
した場合、送り出し制御装置C2がこの近接スイッチ3
7から出力されたON信号を無効化する。パイル織りか
ら地織りへ移行する際には、送り出し制御装置C2は柄
出し制御装置31から得られる柄パターンに基づいて送
り出しモータMpを所定量逆転する。この所定量逆転に
よりパイル用ワープビーム21が所定量逆転し、パイル
用経糸Tpが引き戻される。この引き戻しにより転向ロ
ーラ22が所定量逆転する。本実施の形態では転向ロー
ラ22の逆転量が例えば1/10回転程度となるように
転向ローラ22の径が設定されている。従って、近接ス
イッチ37がONした後、近接スイッチ38がONする
ことなく近接スイッチ37が引き続いてON信号を出力
する場合も出てくる。転向ローラ22の逆転量は前記し
た程度であるため、転向ローラ22の逆転によって近接
スイッチ37がONした後は、近接スイッチ38がON
することなく転向ローラ22の回転が逆転動作から正転
動作へ移行する。従って、近接スイッチ38がONする
ことなく近接スイッチ37が再びON信号を出力する。
送り出し制御装置C2はこのON信号も無効化する。即
ち、近接スイッチ38がONした後の近接スイッチ37
のON信号のみが巻径演算に使われ、これ以外の近接ス
イッチ37のON信号は無効化される。
る。 (1-1)径変化する巻物であるパイル用ワープビーム2
1の巻径は、近接スイッチ37のON信号の入力、即ち
回転体となる転向ローラ22上の被検出要素221の検
出回数に基づいて巻径演算手段となる送り出し制御装置
C2で演算される。回転位置検出手段となる近接スイッ
チ37は転向ローラ22に接触することなく被検出要素
221を検出する。転向ローラ22はシート状物である
パイル用経糸Tpの低速移動に追随して回転しており、
転向ローラ22の回転はパイル用ワープビーム21の回
転を正確に反映する。従って、転向ローラ22の1回の
正転毎に被検出要素221を検出して巻径演算を行なう
巻径計測装置は、パイル用ワープビーム21の巻径を精
度良く計測する。 (1-2)張力付与バー23を介して板ばね231のばね
力をパイル用経糸Tpに付与する構成は、パイル用経糸
Tpの張力変動を吸収する上で有効である。パイル用ワ
ープビーム21から繰り出されるパイル用経糸Tpにば
ね力によって適度の張力を付与する構成は、パイル用経
糸Tpの経路設定に影響を与える。転向ローラ22の採
用はこのような経糸経路の適正設定を行なう上で重要で
あるが、本実施の形態ではパイル用ワープビーム21の
交換の際には転向ローラ22を支持座35,36から外
しておく必要がある。近接スイッチ37,38が転向ロ
ーラ22の支持座35,36に対する着脱の妨げになる
ことはなく、非接触式回転位置検出手段である近接スイ
ッチ37,38の採用は巻径検出のための転向ローラ2
2の回転量検出に好適である。 (1-3)パイル織りから地織りへ移行する際には経糸張
力制御のためにパイル用ワープビーム21を逆転するこ
とがある。このようなパイル用ワープビーム21の逆転
時には近接スイッチ37が被検出要素221を連続して
検出することがある。巻径演算手段となる送り出し制御
装置C2は、近接スイッチ38が被検出要素222を検
出した後に近接スイッチ37が被検出要素221を検出
したときのみの検出結果を巻径演算に利用し、これ以外
の検出結果を無効化する。このような無効化によりパイ
ル用ワープビーム21の逆転量が加算されることはな
く、計測される巻径は正確である。 (1-4)巻物の周面に直接接触して巻径を検出する装
置、あるいはロータリエンコーダなどは価格が高い。近
接スイッチ37,38の採用はコストの観点からして非
接触式の回転位置検出手段として好適である。
実施の形態を説明する。装置構成は第1の実施の形態と
同じである。第2の実施の形態では、近接スイッチ3
7,38が交互にON信号を出力するときには送り出し
制御コンピュータC2は巻径演算を行なう。このときに
は転向ローラ22が半回転したものとみなす。同一スイ
ッチが連続してON信号を出力した場合には、送り出し
制御コンピュータC2は後のON信号を無効化する。パ
イル用ワープビーム21の逆転時には同じ近接スイッチ
(37又は38)が被検出要素(221又は222)を
2回連続して検出することがある。巻径演算手段である
送り出し制御装置C2は同じ近接スイッチによる2回連
続出力のON信号の後者を無効化する。このような無効
化によりパイル用ワープビームの逆転量が加算されるこ
とはない。
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態の織機はパイルを形成しない織
機であり、近接スイッチ37がバックローラ12の周面
に対向して配置されている。バックローラ12の一端部
の周面には被検出要素121が凹設されており、近接ス
イッチ37はバックローラ12の回転に伴う被検出要素
121の周回軌跡上に検出領域を持つ。被検出要素12
1が近接スイッチ37と対向すると、近接スイッチ37
はON信号を送り出し制御装置C1に出力する。送り出
し制御装置C1は近接スイッチ37からのON信号の入
力に応答して地織用ワープビーム11の巻径を演算す
る。バックローラ12は地経糸Tの移動に追随して回転
し、バックローラ12の回転は地織用ワープビーム11
の回転を正確に反映する。従って、近接スイッチ37に
よってバックローラ12の回転量を把握して得られる巻
径は正確である。
る。第3の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、クロスローラ20が巻き
取りモータ39の作動によって回転駆動され、巻き取り
モータ39は巻き取り制御装置C3の回転制御を受け
る。巻き取り制御装置C3はクロスローラ20の回転量
を把握している。巻き取りモータ39のトルクがトルク
検出器391によって検出される。
の周面に対向して配置されている。サーフェスローラ1
7の一端部の周面には被検出要素171が凹設されてお
り、近接スイッチ37はサーフェスローラ17の回転に
伴う被検出要素171の周回軌跡上に検出領域を持つ。
被検出要素171が近接スイッチ37と対向すると、近
接スイッチ37はON信号を巻き取り制御装置C3に出
力する。巻き取り制御装置C3は近接スイッチ37から
のON信号の入力に応答して、サーフェスローラ17の
回転量とクロスローラ20の回転量との予め把握されて
いる関係に基づいて巻物であるクロスロール202の巻
径を演算する。巻き取り制御装置C3は、トルク検出器
391によって得られる検出トルクが設定トルクになる
ようにクロスロール202の巻径及び検出トルクに基づ
いて巻き取りモータ39をフィードバック制御する。近
接スイッチ37によって回転体となるサーフェスローラ
17の回転量を把握して得られるクロスロール202の
巻径は正確であり、織布Wの定張力制御が高い精度で行
われる。
る。第4の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付し
てある。この実施の形態では、サーフェスローラ17が
図示しない巻き取りモータによって駆動される。サーフ
ェスローラ17を介して前記巻き取りモータの駆動力を
クロスローラ20に導くクロスローラ20上のギヤ部2
03と対向する位置に近接スイッチ37が配置されてい
る。近接スイッチ37はギヤ部203の周回軌跡上に検
出領域を持つ。ギヤ部203の歯底が近接スイッチ37
と対向すると、近接スイッチ37はON信号を巻き取り
制御装置C3に出力する。巻き取り制御装置C3は近接
スイッチ37からのON信号の入力に応答して、サーフ
ェスローラ17の回転量とクロスローラ20の回転量と
の予め把握されている関係に基づいてクロスロール20
2の巻径を演算する。この実施の形態においても第4の
実施の形態と同様の効果が得られる。
転体の互いに反対側に配置し、1つの被検出要素を前記
一対の回転位置検出手段の検出対象としたり、被検出要
素として凹部の代わりに凸部を用いてもよい。
回転を反映する回転体上の被検出要素を非接触式の回転
位置検出手段によって検出し、回転位置検出手段による
被検出要素の検出回数に基づいて巻径を演算するように
したので、径変化する巻物の巻径を正確に計測すること
ができる。
図。
ラフ。
ト。
表すフローチャート。
ーラ、221,222…被検出要素、24…バックロー
ラとなるテリーモーションローラ、37,38…近接ス
イッチ、C2…巻径演算手段となる送り出し制御装置。
Claims (5)
- 【請求項1】径変化する巻物の巻径を計測する織機にお
ける巻径計測装置において、 前記巻物の回転を反映する回転体と非接触式の回転位置
検出手段とを対向させ、前記回転体側には回転位置検出
手段に対する被検出要素を設け、前記回転体の回転に伴
う前記被検出要素の周囲軌跡上に前記回転位置検出手段
の検出領域を設定し、前記被検出要素の検出回数に基づ
いて巻径を演算する巻径演算手段を備えた織機における
巻径計測装置。 - 【請求項2】前記回転体は前記巻物に巻かれるシート状
物を案内する転向ローラである請求項1に記載の織機に
おける巻径計測装置。 - 【請求項3】前記転向ローラは、パイル織機におけるパ
イル用ワープビームとパイル用ワープビームから繰り出
される経糸を案内するバックローラとの間に介在されて
いる請求項2に記載の織機における巻径計測装置。 - 【請求項4】前記回転位置検出手段は一対設けられてお
り、各回転位置検出手段は前記回転体の異なる回転位置
で前記被検出要素を検出し、前記巻径演算手段は、前記
一対の回転位置検出手段の一方が前記被検出要素を検出
した後に他方が前記被検出要素を検出したとき以外の検
出結果を無効化する請求項3に記載の織機における巻径
計測装置。 - 【請求項5】前記回転位置検出手段は近接スイッチであ
る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の織機に
おける巻径計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21878996A JP3635798B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 織機における巻径計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21878996A JP3635798B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 織機における巻径計測装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1060753A true JPH1060753A (ja) | 1998-03-03 |
JP3635798B2 JP3635798B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=16725407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21878996A Expired - Lifetime JP3635798B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 織機における巻径計測装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3635798B2 (ja) |
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