JPH1059599A - 消耗ウエブを用いて作業を行うための装置及び方法 - Google Patents

消耗ウエブを用いて作業を行うための装置及び方法

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JPH1059599A
JPH1059599A JP9089714A JP8971497A JPH1059599A JP H1059599 A JPH1059599 A JP H1059599A JP 9089714 A JP9089714 A JP 9089714A JP 8971497 A JP8971497 A JP 8971497A JP H1059599 A JPH1059599 A JP H1059599A
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ドゥワイト・カリー
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ダニエル・ジェー・サリヴァン
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ジョーゼフ・ダブリュ・ステムピエン
David P Boisvert
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/36Alarms, indicators, or feed-disabling devices responsible to material breakage or exhaustion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カセット内の未使用ウエブの長さを使用者に
示すと共に未使用ウエブの長さが作業に必要な長さより
短い場合には作業を行わないようにする。 【解決手段】 消耗ウエブを収納するカセット18はカ
セット18内に残っている未使用ウエブWの長さを示す
ためのインジケータ20を備える。カセット18内の未
使用ウエブWの長さは、作業を行うために必要な未使用
ウエブの所望長さと比較され,判定された未使用ウエブ
Wの長さが所望長さ以上であれば、作業が行われる。イ
ンジケータ20は,カセットの表面に取り付けられたポ
テンショメータ158 であり、未使用ウエブWの長さを電
気的に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広くは、所定長の消
耗ウエブ(consumable web)を必要とする作業を行うた
めの装置及び方法に係り、より詳しくは、消耗ウエブを
収容しているカセットを用いて上記作業を行うための装
置及び方法に関すると共に、上記カセット内にある未使
用の消耗ウエブの長さを検出・特定するためのインジケ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】所定長
の消耗ウエブを必要とする作業を行うと共にウエブを収
容するカセットを備える装置及び方法は多数知られてい
る。例えば、印刷産業の分野では、印刷媒体を有する所
定長の消耗ウエブと当該消耗ウエブを収容するカセット
とを用いて、文字、記号、図形等(以下「文字等」と称
す)を印刷したり、グラフィックイメージを有する他の
製品を印刷したりする装置及び方法が種々知られてい
る。一般に、印刷される側のシート材料はプラテンロー
ラとプリントヘッドとの間を通過し、印刷媒体を有する
消耗ウエブはプリントヘッドとシートの間を通過する。
プリントヘッドの作用(例えば、熱)により、印刷媒体
はウエブからシートへ移転(転写)される。これによ
り、イメージ(画像)をシート上に移し、像をシート上
に形成する。典型的には消耗ウエブは一色の印刷媒体を
有し、一対のスプールの間に巻かれる。ウエブが印刷工
程の間解かれる際、ウエブは1つのスプールから他のス
プールへ移動する。ウエブとスプールは一般にはカセッ
トに収容される。カセットはプリンタに容易に装着及び
取り外し可能であり、よって、1つのカセットを他のカ
セットに交換することができる。
【0003】印刷工程の間、大抵の場合、1つのカセッ
トを他のカセットに交換することが必要になる。即ち、
所望の印刷を行うのに十分なウエブがカセット内に残っ
ていないか、異なる色の印刷媒体が必要になる場合には
カセット交換が必要になる。しかしながら、公知の印刷
装置では、プリンタ及びカセットに、カセット内に残っ
ているウエブの量を示す手段を設けたものはない。従っ
て、使用者がカセット内の残留ウエブの量を計算または
推定しなければならず、無駄な時間を費やしてしまうと
共にウエブを浪費し無駄な費用を要してしまう。例え
ば、印刷工程が終了する前にカセット内に未使用ウエブ
がなくなってしまうと、新しいカセットで同じ印刷工程
をもう一度繰り返さなければならない。また、場合によ
っては、印刷工程の繰り返しが不可能なこともある。典
型的には、印刷工程を中断することは不可能であり、従
って、上記のように印刷の途中でウエブが足りなくなっ
た場合、製品とウエブは無駄になってしまう。また、未
使用ウエブがまだカせット内に残っている状態で印刷工
程が終了する場合では、印刷工程が早く終了すればする
ほど多くのウエブを無駄にしてしまう。これを避けるた
めに、使用者は、カセット内の残留ウエブ量が所望の印
刷をするには短いと推定したときにカセットを廃棄交換
し、十分長いと判断したときはそのカセットを使用し続
ける。ウエブは比較的高価なので、このようなカセット
交換ではかなりの無駄・浪費が生じてしまう。
【0004】従って、本発明の目的は上記従来の印刷装
置の課題を解決することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定長の消耗
ウエブを必要とする作業を行うための装置及びこれに関
連する方法に関する。また本発明は、消耗ウエブを収容
し、装置に着脱自在に取り付けられ、カセット内の未使
用ウエブの長さを示す可視手段または機械により読み取
り可能な手段を備えるカセットに関する。
【0006】本発明の1つの態様に係る装置は、文字等
をシートに印刷したり、グラフィックイメージを含む他
の製品をシートに印刷する印刷装置である。この印刷装
置は、消耗ウエブを収容するカセットと、カセット内の
未使用ウエブの長さを示す手段とを備えている。コンパ
レータ(比較器)が、カセット内の未使用ウエブの長さ
と、印刷工程を行うのに必要な所定の長さとを比較し、
もし未使用ウエブの長さが少なくとも上記所定の長さに
等しければ(前者が後者以上であれば)、印刷作業を行
う。
【0007】本発明の他の態様に係る装置では、上記残
留ウエブ量を示す手段が、上記カセットに設けられ、カ
セット内の未使用ウエブの長さを、機械で読み取ること
ができるデータで示す機構を備えている。この装置は上
記機構を解読することができるピックアップを備え、よ
って、カセット内の未使用ウエブの長さを判定・提示す
ることができる。
【0008】本発明のさらに他の態様に係る装置では、
上記残留ウエブ量を示す手段が、上記カセットに設けら
れたゲージからなる。このゲージは例えば、残留ウエブ
を保持するスプールに回転可能に連結されたウォームギ
アと、上記ウォームギアに係合するネジ付き部材に取り
付けられ、上記スプールの回転に伴い上記ギアの軸方向
に移動できるポインタ(pointer )とからなる。表示部
がカセットケーシングに設けられ、よって、ウエブがス
プールから解かれると、上記ネジ付き部材が上記ウォー
ムギアに沿って移動して、ポインタが上記表示部に対し
て移動するので、スプール上の未使用ウエブの量を示す
ことになる。
【0009】本発明に係る方法は、文字等をシートに印
刷したり、グラフィックイメージを含む他の製品をシー
トに印刷する方法であって、以下のステップを含んでい
る。ウエブを消費する印刷工程を行うためのプリンタを
設けるステップ。消耗ウエブを収容するカセットを上記
プリンタに取り付けるステップ。このカセットはカセッ
ト内の未使用ウエブの長さを示すインジケータを有す
る。印刷工程が始まる前に、インジケータを読み取り、
カセット内の未使用ウエブの長さを示すステップ。カセ
ット内の未使用ウエブの長さと、印刷工程を行うために
必要な所定の長さとを比較するステップ。未使用ウエブ
の長さが少なくとも必要な長さに等しければ、印刷工程
を行うステップ。本発明の方法は好ましくは、上記イン
ジケータを更新するステップを含む。これは、印刷工程
中が終了する毎にインジケータをリセットし、(使用さ
れたウエブの量を差し引いた)新たな未使用ウエブ長さ
を示すためである。
【0010】本発明の1つの利点は、各印刷工程その他
の作業を開始する前にカセット内の未使用ウエブの量を
素早く且つ正確に判定することができることである。従
って、所望の工程を行うのに十分な未使用ウエブを保有
しないカセットを検出することができ、これを十分なウ
エブを有する別のカセットに交換することができる。交
換されたカセットは、少ないウエブしか必要としない印
刷工程のために保存される。よって、従来の印刷装置が
有していた時間の無駄、ウエブの無駄及び費用の無駄を
かなり解消することができる。本発明の他の利点は、以
下の詳細な説明及び添付図面を読むことにより明らかに
されるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1では、本発明の装置は参照符
号10で示されている。この実施形態では、装置10は
プリンタ12とコントローラ14とからなる印刷装置内
に設けられる。コントローラ14はプリンタの動作を制
御して、文字等をシートに印刷させたり、グラフィック
イメージを含む他の製品をシートに印刷させる。この種
の典型的な印刷装置は米国特許第5 、376、953号明細書
(発明の名称「Thermal PrintingApparatus with Impro
ved Power Supply 」1994年12月27日発行)、同第5 、42
1、261号明細書(発明の名称「Printing Apparatus Havi
ng Web-Cleaning Membersfor Removing Particles Affe
cting Print Quality 」1995年6 月6 日発行)及び米国
特許出願第08/007,662号明細書(発明の名称「Method A
nd Apparatus ForMaking A Graphic Product 」1993年1
月22日出願)に開示されている。これら米国特許及び
特許出願の特許権者及び出願人は本願の出願人と同一で
あり、これらの明細書の内容は本願の明細書に記載され
たものとする。本明細書に記載された好適な実施態様・
形態は上記米国特許等に開示された印刷装置に設けられ
るものであるが、本発明は他のタイプの印刷装置にも等
しく適用することができる。このことは、本願の明細書
を読めば当業者には明かであろう。
【0012】プリンタ12は、プリンタに印刷用シート
を供給する供給駆動装置16と、消耗ウエブWを収容す
るカセット18とからなる。消耗ウエブWには転写可能
な印刷媒体が含まれており、文字等をシートに印刷した
り、グラフィックイメージを含む他の製品をシートに印
刷することができる。カセット18はインジケータ20
を備えている。本実施形態のインジケータ20は、後述
するように、カセット内の未使用ウエブの量とその他の
情報とを示すためのポテンショメータからなる。
【0013】プリンタ12は読み取り装置22も有して
いる。図1に示した実施形態では、この読み取り装置2
2は電気式のピックアップからなる。読み取り装置22
はインジケータ20を読み取り、カセット18内の未使
用ウエブの量を提示・確定する。プリンタ12はまた、
巻き取り側駆動装置24を備える。巻き取り側駆動装置
24により、印刷工程中、ウエブWをカセット18の一
方のスプールから他方のスプールへ進める(巻き取る)
ことができる。
【0014】コントローラ14はマイクロプロセッサ2
6を有する。マイクロプロセッサ26により、プリンタ
12の動作を調整制御する。プリンタ12の動作には、
供給駆動装置16と巻き取り側駆動装置24の動作も含
まれる。コントローラ14は、読み取り装置(ピックア
ップ)22からの入力、キーボード28からの入力及び
メモリ30からの印刷プログラム(所望の印刷を行うた
めに必要な未使用ウエブの長さを特定する情報を含む)
に応じて機能する。また、コントローラ14は、カセッ
ト18内の未使用ウエブの長さを印刷に必要なウエブの
長さと比較するコンパレータ(比較器)32を有してい
る。これは、印刷を行うのに十分な未使用ウエブがある
ことを確認するためである。もしカセットに十分な未使
用ウエブが残っていなければ、コントローラ14はこの
ことをディスプレイ34により使用者に知らせると共
に、印刷工程の実行を停止・阻止する。
【0015】図2に示されるように、プリンタ12はコ
ントロールパネル36を有する。コントロールパネル3
6の操作により、印刷工程とは独立してシートSを動か
すことができる。また、コントロールパネル36の操作
により、プリンタにその他のこともさせることができ
る。プリンタハウジング38はカバー40を有する。こ
のカバー40はプリンタハウジング38の上部に旋回可
能に取り付けられており、ハンドル42を掴んで開閉す
ることができる。よって、プリンタの内部にアクセスす
ることができる。
【0016】シートSには長手方向の両側に沿って供給
移送用の孔Hが形成されている。シートSは、プリンタ
12の背面側のプラットフォーム44により支持された
ローラに保持されており、そこからガイドローラ46に
掛けられ、プリンタ12のハウジング38内に供給移送
される。図示された実施形態では、シートSは、感圧接
着剤により取り外し可能な裏材に取り付けられたビニー
ルシートである。尚、当業者であれば、シートSとし
て、数多くの公知の印刷用シートのいずれをも用いてよ
いことは理解できるであろう。
【0017】シートSがプリンタ12を通過すると、文
字等やグラフィックイメージがシートSに印刷される。
シートSはその後プリンタの前部から単に排出される
か、巻き取り側のローラ(図示せず)に巻き取られる。
供給移送用孔Hに係合する複数のスプロケットを有する
カッタ(図示せず)により、文字等やグラフィックイメ
ージその他に沿ってシートSをカットする。カットはカ
ッティングプログラムに基づいて行われる。文字等やグ
ラフィックイメージの内側及び外側の不必要な部分を取
り除いた後、文字等やグラフィックイメージが印刷され
たビニールはこのビニールの下の裏材から引き上げられ
(剥され)、広告板、窓その他の適当な物体に付設され
る。
【0018】図3に示されるように、シートSをプリン
タ12に供給する供給駆動装置16は2つの駆動スプロ
ケット48(一方しか図示されていない)を有してい
る。各駆動スプロケット48は駆動軸50の端部にそれ
ぞれ取り付けられている。駆動軸50はハウジング38
内に回転可能に設けられている。また、駆動軸50は一
連の駆動ギア54、56(仮想線で示されている)、歯
付き駆動プーリ58、60及び歯付き駆動ベルト62を
介してステップモータ52により駆動される。
【0019】図3に仮想線で部分的に示されているよう
に、プラテンローラ64もハウジング38内に回転可能
に設けられている。プラテンローラ64の一端には、駆
動軸50からの駆動力が2つの駆動プーリ66、68と
これらプーリに掛けられた駆動ベルト70とにより伝達
される。図示はしていないがこれと同様に、プラテンロ
ーラ64の他端には上記のものと同じ駆動プーリ及び駆
動ベルトを介して駆動力が伝達される。各駆動プーリ6
6、68は、プラテンローラ64の周速が駆動スプロケ
ット48の周速よりわずかに速くなるように選ばれる。
これはプリンタへのシート供給を促進・増進・増速する
ためである。
【0020】プラテンローラ64の表面は硬いゴムスリ
ーブにより構成され、供給移送用孔Hを形成するシート
Sのへり部分はプラテンローラ(ゴムスリーブ)64の
端部にオーバーラップする。駆動スプロケット48がシ
ートSに係合してシートSの速度を制御するので、各駆
動ベルト70によりいくらかのスリップが許容され、よ
って、駆動スプロケット48の周速とプラテンローラ駆
動プーリ66、68の周速の違いによるシートSの破断
を防止することができる。
【0021】図3及び図4に示されるように、シートS
はプラテンローラ64とサーマルプリントヘッド(熱印
刷ヘッド)72の間を通過する。サーマルプリントヘッ
ド72はシートSに向かって下方に押され、シートSと
プラテンローラとがほぼ直線的に接触するようにしてい
る(直線状の接触ゾーンが形成される)。各駆動スプロ
ケット48は複数のピンを有し、これらピンの幾つかは
図3及び図4に仮想線で示されている。スプロケットの
ピンはシートSの両側に沿って設けられた供給移送用孔
Hに係合する。上記プリントヘッド72は複数の加熱要
素(図示せず)を有し、これら加熱要素はプラテンロー
ラ64の一端から他端までプリントヘッド72に沿って
均等に配置されている。また、加熱要素は上記接触ゾー
ンに沿って密に設けられている。
【0022】図4に最も良く示されているように、フレ
ーム74がハウジング38内に旋回自在に設けられてい
る。フレーム74には上部支持部材76が複数のボルト
78(1本のみ図示)により取り付けられている。上部
支持部材76は一対のダンサローラ(dancer rollers)
80、82(仮想線で示す)を支持し、ウエブWをプラ
テンローラ64上に案内する。ウエブWは転写可能な印
刷媒体(例えば、黒、白その他の色の感熱印刷インクま
たは染料・色素)をその表面に保持しており、この表面
はシートSに面している。プリントヘッド72の複数の
加熱要素が選択的に給電駆動されると、当該給電駆動さ
れた加熱要素のすぐ下のインク部分がウエブから放出さ
れシートSに移送転写される。プリントヘッド72のい
ずれの加熱要素を給電駆動するかは、メモリ30からの
印刷プログラムに基づいてコントローラ14により制御
される。このようにして、シートS上に文字等やグラフ
ィックイメージが形成される。
【0023】インクはウエブWからシートSに移送転写
されるので、ウエブWをドナーウエブ(donor web :提
供側のウエブ)と称することができる。ウエブは1回使
用する毎に使い尽くされ、よって、周期的に交換されな
ければならない。また、典型的なウエブは一色のみの転
写インクを有し、よって、複数の色からなるグラフィッ
クイメージを印刷するためには、異なる色のウエブを用
いて印刷工程を複数回行わなければならない。従って、
図4に装着状態で示されているカセット18はプリンタ
12から容易に取り外し可能であり、装着されているカ
セットを別のカセットに交換することができる。
【0024】図7に示されるように、カセット18は、
2つのスプール(即ち、未使用ウエブWを保持する供給
スプール84と、印刷工程中ウエブWがプリントヘッド
72の下を通過した後に当該使用後のウエブを巻き取り
保持する巻き取りスプール86)を有する。図4に示さ
れるように、巻き取りスプール86は好ましくはDCモ
ータ88を有する。尚、コントローラ14の制御の下で
作動すると共にカセット18の巻き取りスプールに連結
されるサーボモータまたはその他のタイプのモータを採
用してもよい。DCモータ88は印刷工程の間のみ駆動
される。DCモータ88は巻き取りスプール86(図
5)を回転駆動して、印刷工程の間にプリントヘッド7
2とプラテンローラ64の間を通過してくるウエブWを
巻き取る。一方、シートSが動かされると、DCモータ
88は停止され、ウエブWは進行しないし消耗もされな
い。
【0025】図4に示されるように、巻き取り用駆動装
置24はドラッグクラッチアッセンブリ(drag clutch
assembly)90を有する。ドラッグクラッチアッセンブ
リ90はカセット18の供給スプールに連結されてい
る。ドラッグクラッチアッセンブリ90は供給スプール
の回転に対して抵抗力を付与し、よって、印刷工程中、
ウエブWにはわずかなテンション(張力)が作用する。
このことにより、ウエブがプリントヘッド72とシート
Sの間をスムースに通過することができる。
【0026】図5に示されるように、巻き取りスプール
86の軸方向の一端は回転可能な軸92に取り付けられ
て、ピン94によりこの軸92と共に回転するようにな
っている。軸92は複数のギア96、98(またはベル
トにより連結された一対のプーリ)と滑りクラッチ10
0とによりDCモータ88に連結されている。従って、
DCモータ88が給電駆動されると、このモータ88か
ら巻き取りスプールに回転トルクが供給伝達される。
尚、伝達されるトルクは滑りクラッチ100により調整
制限される。巻き取りスプール86の他端は回転不能で
引き込み自在な軸102に取り付けられている。図5に
示されるように、軸102は通常、圧縮バネ106によ
り巻き取りスプール86の端部に係合するように付勢さ
れている。レリースレバー(解放用レバー)104が軸
102に固定されており、このレバー104をバネ10
6の方に引くと軸102はバネ106に抗して引き込ま
れる。こうすることにより、巻き取りスプール86とカ
セット18をプリンタ12から取り外すことができる。
【0027】上述したように、印刷工程中、ウエブWは
シートS上に重ねられ、両者はプリントヘッド72とプ
ラテンローラ64の間で押圧されてプリンタ内を同期的
に移動する。滑りクラッチ100により十分なスリップ
が許容されるので、ウエブWとシートSがプラテンロー
ラとプリントヘッドの間を通過するとき、ウエブWの進
行速度はシートSの進行速度とほぼ同じになる。
【0028】図6に示されるように、供給スプール84
の軸方向の一端は回転可能な軸108の一端に取り付け
られ、このスプール84は端部に設けられたピン110
により軸108と共に回転するようになっている。軸1
08の他端はドラッグクラッチ112に取り付けられて
いる。印刷工程の間、未使用ウエブWが供給スプールか
ら解かれると、このドラッグクラッチ112は供給スプ
ール84にして摩擦抵抗力を付与する。供給スプール8
4の他端は回転不能で引き込み自在な軸114に取り付
けられている。図6に示されるように、軸114は通
常、圧縮バネ118により供給スプール84の端部に係
合するように付勢されている。レリースレバー116が
軸114に固定されており、このレバー116をバネ1
18の方に引くと軸114はバネ118に抗して引き込
まれる。こうすることにより、供給スプール84とカセ
ット18をプリンタ12から取り外すことができる。
【0029】図7及び図8に示されるように、カセット
18は2つの成型サイドレール120、122と2つの
端部殻部124、126とを有する。これらは矩形状に
配置され、その中に中央開口部127が形成される。こ
の中央開口部127には、図4に示されるように、プリ
ントヘッド72が位置され、ウエブWをプラテンローラ
64に押しつけている。ウエブWの一端は端部殻部12
4内に設けられた巻き取りスプール86に取り付けら
れ、他端は端部殻部126内に設けられた供給スプール
84に取り付けられている。
【0030】図7に典型的に示されているように、巻き
取りスプール86の両端は一対の同心上の孔に遊嵌支持
されている。これら孔はサイドレール120、122に
形成されている。同様に、供給スプール84の両端は一
対の同心上の孔に遊嵌支持されている。これら孔もサイ
ドレール120、122に形成されている。カセット1
8がプリンタに装着されると、各スプール84、86は
プリンタの制御の下で自由に回転することができる。
【0031】図7及び図8に示されるように、インジケ
ータ20はポテンショメータ付きのゲージ158を備え
ており、カセット18がプリンタに装着されると、カセ
ットの供給スプール84に保持されている未使用ウエブ
Wの長さを電気的に検出する。インジケータ20はカセ
ット18の端部殻部126の表面に付設されている。
尚、インジケータ20は巻き取りスプール86の近傍に
設けられてもよい。図4に示されるように、カセット1
8がプリンタ12に装着されると、ポテンショメータ2
0はカセットの表面に位置されてピックアップ192に
連結される。これにより、ポテンショメータの抵抗を読
み取ることができる。
【0032】図7及び図8に最も良く示されるように、
ゲージ158は第1ネジ付き部材(例えば、親ネジ、ウ
ォームギア等)160を有する。第1ネジ付き部材16
0はカセット18の端部殻部126内に回転可能に設け
られている。第1ネジ付き部材(親ネジ)160はベル
ト166により駆動される。ベルト166は第1ネジ付
き部材160の一端の溝168とスプール84または8
6(好ましくは供給スプール84)の一端の溝170と
に掛けられている。よって、第1ネジ付き部材160は
スプール84の回転に伴い回転する。図8に示されるよ
うに、ナット162が第1ネジ付き部材160に係合さ
れ、また、ポインタ164を保持している。供給スプー
ル84が回転すると、ポインタ164は供給スプール8
4の回転軸に平行に移動する。
【0033】スクリーン印刷技術(screen printing )
またはその他の技術手法により、一対の抵抗ストリップ
(resistive strip )180、182が直接または間接
的にカセット18に設けられる。図示されるように、抵
抗ストリップ180、182は供給スプール84近傍の
カセット18の端部殻部126に設けられている。抵抗
ストリップ180、182はほぼ平行に延びる。また、
これらストリップ180、182は、ウエブWが供給ス
プール84から解かれる間に図8のポインタ164とナ
ット162が移動する経路にほぼ平行な方向に、端部殻
部126に沿って延びている。尚、図示例では、各抵抗
ストリップ180、182は直線状に延びているが、好
ましくはほぼ直線的な鋸歯状その他の形状・パターンで
延びる。ポインタ164は導電性を有し、図8に最も良
く示されるように、抵抗ストリップ180、182に接
触するように付勢されている。
【0034】抵抗ストリップ180、182はリード線
188、190により、電気接点184、186まで延
びている。カセット18をプリンタ12に装着すると、
電気接点184、186は、プリンタに設けられた通常
の電気ピックアップ(図7及び図8には示されていな
い)に接続される。尚、当業者であれば、上記電気接点
184、186をカセット18のどこに取り付けてもよ
いことは理解できるであろう。図4に示されるように、
電気ピックアップ192はプリンタ12内に設けられ、
取り付けられたカセット18の電気接点184、186
の近傍に位置されてこれら電気接点に電気的に接続され
ている。マイクロプロセッサ26(図1)は上記電気接
点184、186からの入力信号及びこれら接点への出
力信号を通常の手法で利用して抵抗ストリップ180、
182の抵抗値を判断する。これにより、カセット18
内に残っている未使用ウエブの長さを決定する。好まし
くは、抵抗には目盛りがふられ、カセットの使用限度た
る未使用ウエブWの量を正確に示すことができるように
なっている。図7及び図8に示された実施形態は、カセ
ット18内の未使用ウエブの長さを可視的に(表示部1
72とポインタ164により)表示することができると
いう利点を有すると共に、未使用ウエブの長さを機械に
より読み取ることができるインジケータを備えていると
いう利点を有する。
【0035】抵抗ストリップ180、182の抵抗値を
決定してカセット18内の未使用ウエブの量を決定する
ための回路の概略図が図8aに示されている。この回路
はカセット(図示せず)の抵抗ストリップ180、18
2、リード線188、190及び接点184、186の
抵抗値を含み、これら抵抗ストリップ等はピックアップ
192a、192bを介してマイクロプロセッサ26に
電気接続されている。ウエブWが消費されると、ポイン
タ164は図8aの実線で示した位置から破線で示した
位置へ移動する。この移動により、抵抗ストリップ18
0、182により決められる抵抗値が小さくなる。当業
者であれば、カセットの接点184、186がピックア
ップから切り離されると、開回路(open circuit)の抵
抗は無限大になり、マイクロプロセッサ26はプリンタ
内にカセットがないことを示す信号を発生することが理
解できるであろう。
【0036】ここで、図1を参照する。本発明の方法に
よれば、印刷工程を開始する前に、印刷工程を実行する
のに必要な未使用ウエブWの長さを知らせる情報が、メ
モリ30からの印刷プログラムにより計算される。マイ
クロプロセッサ26はメモリ30からの情報を読み取
り、印刷工程を実行するのに必要な未使用ウエブWの長
さを示す信号がコンパレータ32に伝送される。
【0037】上述したように、カセット18のインジケ
ータ20はカセット18内の未使用ウエブWの長さを示
すためのインジケータであって、機械により読み取るこ
とが出来るインジケータである。従って、図4に示され
るように、カセット18がプリンタ12に装着される
と、ピックアップ192がポテンショメータ20を読み
取り、カセット内の未使用ウエブの長さを判定・決定す
る。図1からわかるように、ピックアップ22が未使用
ウエブの長さを示す信号をマイクロプロセッサ26に供
給する。そして、マイクロプロセッサ26がこれに対応
する信号をコンパレータ32に供給する。
【0038】その後、コンパレータ32は未使用ウエブ
の長さを示す信号と、印刷工程を実施するのに必要な未
使用ウエブの長さを比較して、比較結果を示す信号をマ
イクロプロセッサ26に送信する。もしカセット内のウ
エブの長さが、印刷工程を実施するのに必要なウエブの
長さ以上であれば、マイクロプロセッサ26は印刷プロ
グラムに基づいて印刷工程を開始しこれを制御する。こ
の制御には供給駆動装置16と巻き取り駆動装置24の
動作の制御が含まれる。上記制御によって、文字等やグ
ラフィックイメージをシートSに印刷する。
【0039】一方、印刷工程をするの十分な未使用ウエ
ブWがカセット18内にないとコンパレータ32が判断
すると、マイクロプロセッサ26は印刷工程を開始しな
い。この状態を示すエラー信号がディスプレイ34や可
聴信号により使用者に送られる。よって、使用者は不十
分なウエブしか有さないカセットを別のカセットに交換
する。次のカセットを装着すると、上記した読み取り及
び比較ステップが繰り返され、必要であれば、またカセ
ットを交換する。つまり、印刷工程を実施するのに必要
なウエブを有するカセットが装着されるまで、カセット
交換が繰り返される。印刷工程の間、インジケータ20
は更新されるので、カセット18内の未使用ウエブWの
長さを正確に判定することができる。
【0040】図9及び図10には本発明の他の実施形態
に係るカセット218が示されている。このカセット2
18は上述したプリンタまたはこれと同様なプリンタに
使用されるものであり、上記カセット18と多くの点で
共通する。従って、同じ様な部品には、図2及び図3で
用いた符号と同じような符号を図9及び図10で用いる
(符号の3桁目の0と1を2と3にそれぞれ変えてあ
る。即ち、200または300番台の符号を付けてあ
る)。カセット218は上述したカセット18と比較す
ると、カセット内に残っている未使用ウエブWの長さを
可視的に示す手段のみしか有していないる点で異なる。
【0041】図9及び図10に示されるように、カセッ
ト218は巻き取りスプール286に設けられたゲージ
358を有する。ゲージ358はカセット内の未使用ウ
エブWの量を可視的に表示するためのものである。もし
ウエブWがプリントヘッドとプラテンローラとの間を通
過するとき皺になるタイプのものであれば(典型的なウ
エブには皺ができる)、ゲージを供給スプールに設けた
方が好ましいことは当業者ならばわかるであろう。なぜ
なら供給スプールへのウエブの初期ローディング(load
ing )が制御できるからである。好ましくは、ゲージ3
58は供給スプール284に巻かれた未使用ウエブWの
量の読み取り値を直接示す。尚、このようにはせずに、
巻き取りスプール286に巻き取られた使用後のウエブ
Wの量の読み取り値を示すようにゲージを設けてもよ
い。
【0042】ゲージ358は第1ネジ付き部材(例え
ば、親ネジ、ウォームギア等)360を有する。第1ネ
ジ付き部材360はカセットの端部殻部326内に回転
可能に設けられている。図示例では、第1ネジ付き部材
360はベルト366により巻き取りスプール286に
連結されている。ベルト366は、第1ネジ付き部材
(ウォームギア)360の一端の溝368とこれの近く
に位置する巻き取りスプールの一端の溝370とに掛け
られている。よって、第1ネジ付き部材360は巻き取
りスプールの回転に伴い回転する。図10に示されるよ
うに、第2ネジ付き部材(例えば、ナット)362には
ポインタ364が設けられている。また、第2ネジ付き
部材362は第1ネジ付き部材(ウォームギア)360
に取り付けられており、ウォームギア360と巻き取り
スプールが回転すると、第2ネジ付き部材はウォームギ
ア360の軸方向に移動する。ゲージ358はバーまた
はパッドを有する表示部372を備えている。表示部3
72は端部殻部324の表面に付設、印刷その他の方法
で設けられる。表示部372は巻き取りスプール及びウ
ォームギア360の軸方向に延びると共にポインタ36
4の近傍に位置する。図9に示されるように、表示部3
72には目盛りが設けられ、ポインタ364と協働し
て、カセット218内の未使用ウエブの長さを正確に示
すことができる。
【0043】印刷工程の間、ウエブWが供給スプール2
84から巻き取りスプール286へ移動すると、巻き取
りスプール286はウォームギア360を回転駆動す
る。その結果、ポインタ364が表示部372に対して
動き、よって、供給スプール284から巻き取りスプー
ル286へ移動したウエブWの量を示す。従って、カセ
ット内に残っている未使用ウエブの量が示されることに
なる。当業者であれば理解できるであろうが、カセット
218に設けられた表示部はカセットの使用されたウエ
ブの量を示すように目盛りがふられてもよい。
【0044】カセット218は上記したのとほぼ同じよ
うにプリンタ(例えば、上記プリンタ12)内で作動す
るが、電気抵抗部材が設けられていない点が異なる。こ
こで図1を参照する。印刷工程を開始する前に、印刷プ
ログラムは印刷工程を実行するのに必要な未使用ウエブ
の長さを計算する。そして、その長さがディスプレイ3
4に示される。その後、所望の色のインクを有するウエ
ブWを収容しているカセット218が選択され、ゲージ
358により、カセット内の未使用ウエブの長さが示さ
れる。印刷工程を実行するのに十分なウエブがある場合
は、カセットはプリンタに装着される(装着はカセット
18の場合と同じように行う)。そして、制御パネル3
6の適当な制御スイッチ等を操作することにより、印刷
工程が開始される。
【0045】印刷工程の間、供給駆動装置16と巻き取
り駆動装置24とにより、ウエブWはカセット内で供給
スプール284から巻き取りスプール286へ進められ
る。巻き取り駆動装置24が巻き取りスプール286を
回転すると、ウォームギア360が回転し、よって、ナ
ット362とポインタ364が表示部372に対して軸
方向に移送される。従って、カセット内に残っている未
使用ウエブWの長さが示される。
【0046】図11及び図12には、本発明の他の実施
形態に係るカセット418が示されている。カセット4
18は上記プリンタ12またはこれと同様な印刷装置に
用いられる。カセット418は上記カセット18及び2
18と多くの点で共通する。よって、同様な部品には4
00または500番台の符号を付けた。カセット418
が上記カセット18と異なる点は、カセット218がカ
セット18と異なる点と同じである。カセット418は
カセット内に残っている未使用ウエブWの長さを可視的
に示す手段を有しており、上記した抵抗ストリップやそ
の他の装置(機械読み取り可能なデータを含む)は有し
ていない。また、カセット418がカセット218と異
なる点は、ウォームギアがベルトではなく一連のギアを
介して巻き取りスプールにより駆動される点である。即
ち、第1ギア574が巻き取りスプール486の一端に
取り付けられ、近傍のウォームギア560の一端に第2
ギア576が取り付けられ、この第2ギアが第1ギアに
係合する。従って、印刷工程中、巻き取りスプール48
6が回転されると、第1ギア574が第2ギア576を
回転し、よって、ウォームギア560が回転駆動され
て、ポインタ564が表示部572に対して移動する。
この移動により、カセット内の未使用ウエブの量が示さ
れる。
【0047】他の実施形態に係るインジケータでは、可
動センサ(図示せず)がプリンタ12に設けられ、上記
したようなポインタを備えるカセットと協働して、カセ
ット内に残っている未使用ウエブの長さを示す。光学的
に読み取り可能な文字等(例えば、上記米国特許出願第
08/007,662号明細書に開示されているような文字等)が
ポインタに設けられる。センサ(上記米国特許出願第08
/007,662号明細書に開示されているもの)が通常の手法
で(例えば、親ネジにより)移動経路に沿って設けられ
る。この移動経路はポインタが移動する経路に平行であ
る。カセットがプリンタに装着された後で且つ、印刷工
程が開始される前にあっては、センサは光学的文字を検
出するまで(即ち、ポインタの位置が検出されるまで)
初期位置から移動される。その後、マイクロプロセッサ
がカセットに残っている未使用ウエブの長さを、ポイン
タの位置に基づく信号から、または、センサがスタート
基準点からポインタまで移動した距離から、決定する。
【0048】図13は他の実施形態に係るカセット61
8を示している。このカセット618は図7及び図8の
ものに以下の点で似ている。即ち、カセット618はカ
セットに残っているウエブの長さを電気的に示す手段を
有している。カセット618は上記プリンタ12または
その他の同様な印刷装置に用いられる。また、このカセ
ットは上記カセット18、218及び418と多くの点
で共通している。従って、同じ様な部品には600及び
700番台の符号を付ける。カセット618が上記カセ
ットと異なる点は、このカセット618が、カセット6
18に残っている未使用ウエブWの長さを電気的に示す
手段しか有していない点である。しかし、カセット61
8はカセット418と次の点で似ている。即ち、未使用
ウエブWの長さを示す手段が供給スプール684に設け
られたギア678により駆動される点で共通する。尚、
当業者であれば、上記ギアをその他の駆動装置(例え
ば、上記したようなベルトとプーリ)と等価置換するこ
とができることは明かであろう。
【0049】上述したように、未使用ウエブWの量を電
気的に示す手段658が設けられ、好ましくはこの手段
はマルチターン(multi-turn)ポテンショメータ660
からなる。このポテンショメータ660はギア678に
係合する減速ギア662を有する。ギア678は供給ス
プール684に付設されこれと共に回転する。ポテンシ
ョメータ660は当該技術分野で公知のタイプのもので
あり、例えば、米国ニューハンプシャー州ドーヴァー市
のClarostat 社のSeries 343、米国カリフォルニア州リ
バーサイド市のBourns社のmodel 3005、または、米国ペ
ンシルバニア州フィラデルフィア市のAllen Bradley an
d Almo Electronics社のR-Seriesである。ポテンショメ
ータ660は導電性を有するストリップ788、790
により電気的に接点784、786に接続されている。
印刷工程中、供給スプール684が回転され未使用ウエ
ブWが消耗されると、ギア678が減速ギア662を回
転し、ポテンショメータ660の抵抗値を変える。
【0050】図4を再び参照する。上記したように、カ
セット618をプリンタ12に装着すると、従来の電気
ピックアップ192はプリンタ12内に位置され、その
位置は電気接点784、786の近傍であり、また、上
記ピックアップ192は上記電気接点784、786に
電気接続される。マイクロプロセッサ26(図1)は上
記したような手法・順序で入力及び出力信号を利用し、
電気接点784と786の間の抵抗値を計算し、残留ウ
エブWの長さを決定する。
【0051】図14及び図15には本発明のさらに他の
実施形態に係るカセット818が示されている。カセッ
ト818は上記したようにプリンタ12その他の印刷装
置に用いることができるものであり、上述したカセット
と多くの点で共通している。従って、この実施形態に係
るカセットには800番台の符号を付け、同じような部
品には同じ様な符号が付けられるようにしてある。カセ
ット818は前出のカセットと以下の点で異なる。即
ち、このカセット818は残留ウエブWの長さを可視的
に示すための数値カウンタ860を備えている。また、
このカウンタ860は使用後(プリンタから取り外した
後)のカセットから取り外すこと、リセットすること、
及び別のカセットに再使用することができる。カウンタ
860の文字等は使用者の目で読み取ることが出来る
か、機械により読み取ることが出来る。
【0052】ギア878は一方のスプールに取り付けら
れる。好ましくは、ギア878は供給スプール884に
取り付けられる。図15に示されるように、端部殻部8
26の切り欠き部880は、供給スプール884及びこ
れに付設されたギア878の近傍においてエッジ88
1、881により区画形成される。表示手段858はカ
ウンタ860を備えている。このカウンタは上記切り欠
き部880に収容され、4つの片持ち梁式のフランジ8
88(図15には2つのフランジが図示されている)に
より切り欠き部に取り外し可能に保持される。これらフ
ランジ888はカウンタハウジング889から一体的に
延びている。表示手段858には読み出し部890が設
けられており、印刷工程を完了するのに十分な未使用ウ
エブがカセットに残っているかを確認すべく、印刷工程
の前に読み出し部890でチェックする。カウンタ86
0をカセットから取り外すには、例えば、ハウジング8
89の両側を同時に押して、フランジ888を内側に変
形させ、切り欠き部から引き出せばよい。カウンタ86
0は、例えば、ウエブを供給する供給スプール884が
何回回転したか等の情報を可視的に表示する。この情報
はカセット内に残っている未使用ウエブの量に相当・対
応する。
【0053】カウンタ860は公知のものであり、例え
ば、米国イリノイ州ガーニー市のVeeder-Root 社が製造
し、Danaher Controls社が販売しているmodel 7272/728
7 を用いる。カウンタ860は、カセット内に残ってい
る未使用ウエブWの長さを直接示す読み出し部890を
有するか、あるいは残留未使用ウエブWの長さを間接的
に示す読み出し部890を有する。図14では、カウン
タ860が切り欠き部880に取り付けられていると、
カウンタギア892が供給スプールのギア878に係合
する。カウンタギア892は、例えば、印刷工程中のウ
エブの進行移動の間、供給スプールのギア878と共に
回転する。よって、カセットに残っている未使用ウエブ
の量は読み出し部890により可視的に表示される。カ
セット818に未使用ウエブが残っていない場合は、カ
ウンタ860は上記したように取り外され、リセットボ
タン894によりセットされ、その後、カウンタ860
は別のカセットに取り付けられている。
【0054】上述のように、印刷工程に必要なウエブの
量は印刷プログラムその他の適当なプログラムに基づい
て決定される。印刷工程の前に、可視的に示された情報
が使用者によりコントロールパネル36を用いてプリン
タ12に入力される。入力された情報に基づき、上述し
た手順手法により、コントローラは、印刷工程を完了す
るのに十分な未使用ウエブがカセット内にあるかどうか
を判定する。即ち、コントローラは、印刷工程を開始す
べきかを決定する。上述のようにカウンタが機械読み取
り可能な文字等を示すタイプのものであれば、使用者が
情報を入力する必要はない。
【0055】上記の説明において、所定長さの消耗ウエ
ブを用いて印刷工程を実施するための新規な方法及び装
置が詳細に説明された。しかしながら、当業者であれば
多くの変形、変更、置換等が本発明の技術的範囲内にお
いて可能であることは理解できるであろう。本発明は上
記実施形態により限定されるのではなく、特許請求の範
囲により限定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】文字、記号、図形等をシートに印刷したり、グ
ラフィックイメージを有する他の製品をシートに印刷し
たりするための本発明の実施の形態に係る装置の概略図
である。
【図2】図1の装置の一部を構成するプリンタの斜視図
である。
【図3】図2のプリンタの側面図であり、一部が断面図
で描かれており、いくつかの部品は省略されており、印
刷用シートをプリンタ内に供給通過させる供給駆動機構
が示されている。
【図4】図2のプリンタの側面図であり、一部が断面図
で描かれており、いくつかの部品は省略されており、本
発明のカセットがプリンタに着脱自在に設けられる様子
を一部仮想線で示している。
【図5】図4の5−5線矢視断面図であり、図4のカセ
ットの受取側(巻き取り側)スプールの駆動機構及び支
持構造を示している。
【図6】図4の6−6線矢視断面図であり、図4のカセ
ットの供給側(解き側)スプールの支持構造を示してい
る。
【図7】図2のプリンタに使用される本発明のカセット
の第1の実施形態の部分斜視図であり、このカセットは
カセット内の未使用ウエブの量を示すためのポテンショ
メータと可視表示部とからなるインジケータを有してい
る。
【図8】図7のカセットの8−8線矢視断面図である。
【図8a】カセット内の未使用ウエブの量を判定するた
めの信号を生成するポテンショメータを備えた回路の概
略図である。
【図9】図2のプリンタに用いられる本発明のカセット
の第2の実施形態の斜視図であり、このカセットはカセ
ット内の未使用ウエブの量を可視的に示すためのポイン
タと、カセットに設けられ上記ポインタに対応する表示
部とを有している。
【図10】図9の10−10線矢視断面図であり、ポイ
ンタを移動させるウォームギアアッセンブリを示してい
る。
【図11】図2のプリンタに用いられる本発明のカセッ
トの第3の実施形態の斜視図であり、このカセットは未
使用ウエブの長さを示すためのポインタと、これに対応
する表示部とを有している。
【図12】図11の12−12線矢視図であり、カセッ
トの底面を示しており、表示部と、ポインタを移動させ
るウォームギアアッセンブリの別の例とが示されてい
る。
【図13】図2のプリンタに使用される本発明のカセッ
トの第4の実施形態の部分斜視図であり、このカセット
は図7及び図8のカセットに似ているが、別のポテンシ
ョメータを有している。
【図14】図2のプリンタに使用される本発明のカセッ
トの第5の実施形態の斜視図であり、このカセットはカ
セット内の未使用ウエブの長さを示すための再使用可能
なカウンタを有している。
【図15】図14のカセットの部分斜視図であり、カセ
ットから取り外された再使用可能なカウンタが示されて
おり、また、カウンタを収容するカセットの切り欠き部
も示されている。
【符号の説明】
W ウエブ 10 装置 12 プリンタ 18 カセット 20 インジケータ 22 読み取り装置 24 巻き取り側駆動装置 32 比較器 84 供給スプール 86 巻き取りスプール 120 サイドレール 122 サイドレール 124 端部殻部 126 端部殻部 158 ゲージ 160 第1ネジ付き部材 162 ナット 164 ポインタ 172 表示部 180 抵抗ストリップ 182 抵抗ストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ジェー・トートラ アメリカ合衆国 コネチカット州 ウエス ト・ウイリントン オールド・ファーム・ ロード 61 (72)発明者 ドゥワイト・カリー アメリカ合衆国 コネチカット州 ヴァー ノン リーガン・ロード 201 アパート メント3ビー (72)発明者 ダニエル・ジェー・サリヴァン アメリカ合衆国 コネチカット州 ハート フォード テリー・ロード 244 (72)発明者 ジョーゼフ・ダブリュ・ステムピエン アメリカ合衆国 コネチカット州 ニュー ウィントン ウインズロー・ドライブ 162 (72)発明者 デイビッド・ピー・ボイスヴァート アメリカ合衆国 コネチカット州 サウシ ントン ウッドベリー・ストリート 95

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長の消耗ウエブ(W)を用いて作業
    を行うための装置(10)であって、 上記作業中に使用される消耗ウエブを収納するカセット
    (18)と、 上記カセット(18)に設けられ、上記カセット(18)内
    に残っている未使用ウエブ(W)の長さを示すためのイ
    ンジケータ(20)と、 上記インジケータ(20)を読み取り、上記カセット(1
    8)内の未使用ウエブ(W)の長さを判定するための読
    み取り装置(22)と、 上記判定されたカセット(18)内の未使用ウエブ(W)
    の長さを、上記作業を行うために必要な未使用ウエブの
    所望長さと比較する比較器(32)と、 上記作業を行うための手段(12)であって、上記比較器
    (32)が、上記判定されたカセット(18)内の未使用ウ
    エブ(W)の長さが上記所望長さと少なくとも同じであ
    ると判断したとき、上記作業中、上記消耗ウエブ(W)
    を移動させる機構(24)を含む手段(12)とからなる装
    置(10)。
  2. 【請求項2】 ウエブの一部が作業により消耗された場
    合、上記インジケータ(20)を調節して、上記カセット
    (18)内に残っている現在の未使用ウエブの長さを示す
    調節ユニット(158 )をさらに備える請求項1項記載の
    装置(10)。
  3. 【請求項3】 上記カセット(18)がケーシング(120,
    122,124,126 )とこのケーシングに回転可能に設けられ
    たスプール(84)とからなり、このスプール(84)に上
    記消耗ウエブの一端が巻き付けられ、上記インジケータ
    (20)が上記スプール(84)に設けられ、 上記装置(10)にはさらに、上記インジケータ(20)に
    接続され、上記ウエブが上記スプールから解かれると上
    記インジケータを調節する調節ユニットが備えられる請
    求項1項記載の装置(10)。
  4. 【請求項4】 上記調節ユニット(158 )は、上記ケー
    シング(120,122,124,126 )に回転自在に取り付けられ
    ると共に上記スプール(84)に連結された第1ネジ付き
    部材(160 )からなり、 上記インジケータ(20)は上記第1ネジ付き部材(160
    )に係合された第2ネジ付き部材(162 )からなり、 よって、上記ウエブ(W)が上記スプールから解かれる
    と、上記第2ネジ付き部材(162 )が上記第1ネジ付き
    部材(160 )に沿って軸方向に移動する請求項3項記載
    の装置(10)。
  5. 【請求項5】 上記インジケータ(20)は、上記第2ネ
    ジ付き部材(162 )に連結されたポインタ(164 )と、
    このポインタ(164 )の近傍の上記ケーシングに設けら
    れた表示部(172 )とさらに有する請求項4項記載の装
    置(10)。
  6. 【請求項6】 上記インジケータ(20)は、上記カセッ
    ト内に残っている未使用ウエブの量を示すための電気抵
    抗部材(180,182,658,858 )を少なくとも1つ有し、上
    記電気抵抗部材の抵抗値は上記ウエブが作業中消耗され
    ると調節され、 上記カセット(18)が上記装置(10)に装着されると、
    上記電気抵抗部材は上記カセット(18)に付設され、且
    つ、上記ポインタ(164 )に電気的に接続される請求項
    1項記載の装置(10)。
  7. 【請求項7】 所定長の消耗ウエブを必要とする作業を
    行うための装置(10)に用いられるカセット(18)であ
    って、 ケーシング(120,122,124,126 )と、 上記ケーシングに回転可能に設けられた第1スプール
    (84)と、 第1端が上記第1スプールに巻かれた未使用の消耗ウエ
    ブ(W)と、 上記第1スプールに設けられ、上記第1スプール(84)
    に巻かれた未使用のウエブ(W)の長さを示すインジケ
    ータ(20)と、 上記インジケータ(20)に連結され、上記ウエブ(W)
    が上記第1スプール(84)から解かれると上記インジケ
    ータ(20)を調節する調節ユニット(158 )と、 から
    なるカセット(18)。
  8. 【請求項8】 上記調節ユニット(158 )が上記第1ス
    プール(84)に取り付けられたウォームギア(160 )か
    らなり、上記インジケータ(20)が上記ウォームギア
    (160 )に係合するネジ付き部材(162 )からなり、よ
    って、上記第1スプールが回転すると、上記ウォームギ
    アと上記ネジ付き部材(162 )が相手方に対して相対的
    に移動する請求項7項記載のカセット(18)。
  9. 【請求項9】 上記インジケータ(20)は、上記ネジ付
    き部材(162 )に連結されたポインタ(164 )と、この
    ポインタ(164 )と協働して所定単位で変化し、上記第
    1スプール(84)に巻かれた未使用ウエブ(W)の長さ
    を示す表示部(172 )とさらに有する請求項8項記載の
    カセット(18)。
  10. 【請求項10】 既知または所定長の消耗ウエブ(W)
    を必要とする作業を行う方法であって、以下のステップ
    からなる方法、 消耗ウエブを消耗する作業を行うための装置(10)を設
    けるステップ、 上記作業を行うために、消耗ウエブ(W)を収容してい
    るカセット(18)を上記装置(10)に装着するステッ
    プ、上記カセット(18)はカセット内の未使用ウエブの
    長さを示すためのインジケータ(20)を備えている、 上記作業を開始する前に、上記インジケータ(20)を読
    み取り、上記カセット(18)内の未使用ウエブ(W)の
    長さを判定するステップ、 上記判定された未使用ウエブ(W)の長さを、上記作業
    を行うために必要な未使用ウエブの所望長さと比較する
    ステップ、 上記比較ステップにおいて、上記判定された未使用ウエ
    ブ(W)の長さが上記所望長さと少なくとも同じである
    と判断されたとき、上記作業を行うステップ。
  11. 【請求項11】 上記比較ステップにおいて、上記判定
    された未使用ウエブ(W)の長さが上記所望長さより短
    いと判断されたとき、上記作業を行わないようにするス
    テップをさらに有する請求項10項記載の方法。
  12. 【請求項12】 作業によりウエブの一部が消耗される
    と、消耗後の上記カセット(18)内に残っている未使用
    ウエブ(W)の長さを示すべく、上記インジケータを調
    節して、上記カセット(18)内の未使用ウエブ(W)の
    現在の長さを新たに示すステップをさらに有する請求項
    11項記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記比較ステップにおいて、上記判定
    された未使用ウエブ(W)の長さが上記所望長さより短
    いと判断されたとき、エラー状態を知らせるステップを
    さらに有する請求項10項記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記未使用ウエブ長判定ステップが上
    記カセット装着ステップの間に行われる請求項10項記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 上記インジケータ(858 )が上記第1
    スプール(884 )と協働して上記第1スプール(884 )
    の回転量を示す請求項7項記載のカセット(618 )。
  16. 【請求項16】 上記インジケータ(858 )が上記カセ
    ット(618 )から取り外し可能である請求項7項記載の
    カセット(618 )。
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