JPH1059108A - ガスバッグ・モジュール - Google Patents
ガスバッグ・モジュールInfo
- Publication number
- JPH1059108A JPH1059108A JP19410997A JP19410997A JPH1059108A JP H1059108 A JPH1059108 A JP H1059108A JP 19410997 A JP19410997 A JP 19410997A JP 19410997 A JP19410997 A JP 19410997A JP H1059108 A JPH1059108 A JP H1059108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas bag
- bag module
- inner cover
- outer cover
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/2165—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
- B60R21/21656—Steering wheel covers or similar cup-shaped covers
- B60R21/21658—Steering wheel covers or similar cup-shaped covers with integrated switches, e.g. horn switches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立てが容易で、部品数も少ないガスバッグ
・モジュールを提供し、組立て前の折畳まれたガスバッ
グが、輸送中に損傷する危険を低減する。 【解決手段】 内側カバー13が、折畳んだガスバッグ
29を収納するための容器を構成し、かつまたガスバッ
グ29と共に、予組立てユニットを構成するようにし
た。
・モジュールを提供し、組立て前の折畳まれたガスバッ
グが、輸送中に損傷する危険を低減する。 【解決手段】 内側カバー13が、折畳んだガスバッグ
29を収納するための容器を構成し、かつまたガスバッ
グ29と共に、予組立てユニットを構成するようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グホイール(操舵輪)用のガスバッグ・モジュール、そ
れもガスバッグと、保持板15に固定されたガス発生器
37と、ガスバッグの外側カバー3と、ガスバッグの内
側カバー13と、双方のカバー3,13間のスイッチ箔
17とを有する形式のものに関する。
グホイール(操舵輪)用のガスバッグ・モジュール、そ
れもガスバッグと、保持板15に固定されたガス発生器
37と、ガスバッグの外側カバー3と、ガスバッグの内
側カバー13と、双方のカバー3,13間のスイッチ箔
17とを有する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】この形式のガスバッグ・モジュールは、
車両構成部品の供給者の手で完全に前組立てされ、最終
的には、車両組立て過程で、ステアリングホイールのハ
ブに取付けられる。折畳まれたガスバッグと、膨張用開
口を介してガスバッグ内部へ延在し膨張用開口縁部を取
囲むアンカープレートとが、これらの2部品を取囲む組
立て箔により結合され、予組立てユニットが出来上が
る。一揃いの完全なガスバッグ・モジュールの組立体を
得るには、ガスバッグと固定板とから成る前組立てユニ
ットと、外側および内側のカバーと、さらに保持板と一
緒のガス発生器とを、リベットまたはねじを用いて互い
に結合するが、この作業は複雑である。
車両構成部品の供給者の手で完全に前組立てされ、最終
的には、車両組立て過程で、ステアリングホイールのハ
ブに取付けられる。折畳まれたガスバッグと、膨張用開
口を介してガスバッグ内部へ延在し膨張用開口縁部を取
囲むアンカープレートとが、これらの2部品を取囲む組
立て箔により結合され、予組立てユニットが出来上が
る。一揃いの完全なガスバッグ・モジュールの組立体を
得るには、ガスバッグと固定板とから成る前組立てユニ
ットと、外側および内側のカバーと、さらに保持板と一
緒のガス発生器とを、リベットまたはねじを用いて互い
に結合するが、この作業は複雑である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明が提供するガスバ
ッグ・モジュール(交換可能要素)は、組立てがより容
易で、部品点数もより少なく、さらに、このガスバッグ
・モジュールの場合、折畳まれたガスバッグが、組立て
前に、輸送中に損傷する危険が低減されている。このこ
とは、冒頭に述べた形式のガスバッグ・モジュールの場
合に、本発明により、ガスバッグの内側カバーが、折畳
まれたガスバッグを収める容器を構成し、かつガスバッ
グと共に、予組立てユニットを構成するようにすること
で達せられた。本発明によるガスバッグ・モジュールの
場合、内側カバーが2重の機能を有しているので、もは
や組立て箔を用いる必要はまったくない。内側カバー
は、一方では、外側カバーと一緒に、スイッチ箔を位置
決めし、かつ確実に機能させるのに役立ち、他方では、
折畳まれたガスバッグの輸送用容器として役立ってい
る。各ガスバッグは、常に、輸送用容器内で等しい容積
を占め、外力の作用時、例えば車両の警笛の操作時に、
内側カバーを均等に支持し、そのことでスイッチ箔の機
能の信頼性が高められる。ガスバッグ・モジュールを組
立てる場合、取付けを要する部品数が少ないため、組立
て時間や、必要部品の用意に要する手間が省ける。
ッグ・モジュール(交換可能要素)は、組立てがより容
易で、部品点数もより少なく、さらに、このガスバッグ
・モジュールの場合、折畳まれたガスバッグが、組立て
前に、輸送中に損傷する危険が低減されている。このこ
とは、冒頭に述べた形式のガスバッグ・モジュールの場
合に、本発明により、ガスバッグの内側カバーが、折畳
まれたガスバッグを収める容器を構成し、かつガスバッ
グと共に、予組立てユニットを構成するようにすること
で達せられた。本発明によるガスバッグ・モジュールの
場合、内側カバーが2重の機能を有しているので、もは
や組立て箔を用いる必要はまったくない。内側カバー
は、一方では、外側カバーと一緒に、スイッチ箔を位置
決めし、かつ確実に機能させるのに役立ち、他方では、
折畳まれたガスバッグの輸送用容器として役立ってい
る。各ガスバッグは、常に、輸送用容器内で等しい容積
を占め、外力の作用時、例えば車両の警笛の操作時に、
内側カバーを均等に支持し、そのことでスイッチ箔の機
能の信頼性が高められる。ガスバッグ・モジュールを組
立てる場合、取付けを要する部品数が少ないため、組立
て時間や、必要部品の用意に要する手間が省ける。
【0004】内側カバーは、ガス発生器に向いた面を完
全に開いておくのが好ましい。そうすることにより、折
畳まれたガスバッグを所定位置へ収める作業が容易にな
る。
全に開いておくのが好ましい。そうすることにより、折
畳まれたガスバッグを所定位置へ収める作業が容易にな
る。
【0005】好ましい形態としては、外側カバーが、そ
の中空の内部の側方を仕切る側壁を有し、内側カバー
が、外側カバー内へ挿入される。これにより、1組の入
れ子式の中空体を有する構造体が得られ、この構造体
は、全体として強く頑丈に構成されており、このこと
は、さらに特に、内側カバーの少なくとも一方の側壁
が、外側カバーの側壁内側に当付けるようにした場合に
達せられる。
の中空の内部の側方を仕切る側壁を有し、内側カバー
が、外側カバー内へ挿入される。これにより、1組の入
れ子式の中空体を有する構造体が得られ、この構造体
は、全体として強く頑丈に構成されており、このこと
は、さらに特に、内側カバーの少なくとも一方の側壁
が、外側カバーの側壁内側に当付けるようにした場合に
達せられる。
【0006】内側カバーは、係止結合またはスナップ
(止め金式)結合によって外側カバーにロックされる。
本発明の好適実施形態の場合、スナップ結合部が、内側
カバーの側壁に設けられた外方へ突出する伸長部によっ
て形成されている。これらの伸長部は、外側カバー側壁
の対応穴をちょうど貫通して突出し、内側カバーを外側
カバーにロックしている。スナップ接続部を備えること
により、外側カバーと内側カバーとが、簡単に相互結合
され、1つのより大きいユニットが形成される。
(止め金式)結合によって外側カバーにロックされる。
本発明の好適実施形態の場合、スナップ結合部が、内側
カバーの側壁に設けられた外方へ突出する伸長部によっ
て形成されている。これらの伸長部は、外側カバー側壁
の対応穴をちょうど貫通して突出し、内側カバーを外側
カバーにロックしている。スナップ接続部を備えること
により、外側カバーと内側カバーとが、簡単に相互結合
され、1つのより大きいユニットが形成される。
【0007】本発明の他の利点と特徴は、2つの好適実
施形態についての以下の説明および参考図面から知るこ
とができよう。
施形態についての以下の説明および参考図面から知るこ
とができよう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、ガスバッグ・モジュール
の2つの可能な実施形態を各半部で示した図である。以
下では、先ず、ガスバッグ・モジュール1の左半部の実
施形態を説明し、次に右半部の実施形態を説明する。こ
れら2つの実施形態には、大きな相違点は存在しない。
ガスバッグ・モジュール1は、2構成部分から成る外側
カバーを有し、この外側カバーが、外方へアーチ形をな
す端壁すなわち湾曲した端壁5を有する。端壁5の内側
からは側壁7が突出している。側壁7は、底部となる下
端部で個々の壁部分9に連なる。これら複数の壁部分9
は、それぞれ1つの接続部11を有するため、図1に示
された組付け姿勢になるように内側に揺動変位(折曲変
位)させることができ、この姿勢で、壁部分9が取着フ
ランジを構成する。側壁7は、周囲に延在し、端壁5と
共に、一端が開放された中空体を構成している。この中
空体内には、内側カバー13が配置され、端壁5に向か
い合った端壁15を有している。加えて、内側カバー1
3は、周囲に延在する側壁19を含み、この側壁19が
端壁15に形成され、それによって内側カバー13が端
壁15と共に、全体として開放容器の形状を有するよう
にされている。側壁19は、側壁7の形状に適合させ、
それによって、図1から分かるように、側壁7の内側に
当付けられる。端壁15の外側には、車両の警笛の操作
に役立つようにスイッチ箔17が取付けられている。こ
の取付けのため、スイッチ箔17は、一方の側に複数の
凹みを有し、これらの凹みがフック18に係合される
(図4)。これらのフック18は、端壁15から突出し
ている。フック18の反対側には、スイッチ箔17の伸
長部20が、側壁19上を、内側カバー13の内部の取
付け箇所まで延在している。これについては、さらに詳
しく後述する。両側にこのようにスイッチ箔17を取付
けることで、スイッチ箔17は、事故時に破断線22に
沿って破れるさい、車両乗員方向に飛ばされることがな
い。しかし、スイッチ箔17の取付け部は、熱膨張の補
償のため、若干の変位ができるようになっている。
の2つの可能な実施形態を各半部で示した図である。以
下では、先ず、ガスバッグ・モジュール1の左半部の実
施形態を説明し、次に右半部の実施形態を説明する。こ
れら2つの実施形態には、大きな相違点は存在しない。
ガスバッグ・モジュール1は、2構成部分から成る外側
カバーを有し、この外側カバーが、外方へアーチ形をな
す端壁すなわち湾曲した端壁5を有する。端壁5の内側
からは側壁7が突出している。側壁7は、底部となる下
端部で個々の壁部分9に連なる。これら複数の壁部分9
は、それぞれ1つの接続部11を有するため、図1に示
された組付け姿勢になるように内側に揺動変位(折曲変
位)させることができ、この姿勢で、壁部分9が取着フ
ランジを構成する。側壁7は、周囲に延在し、端壁5と
共に、一端が開放された中空体を構成している。この中
空体内には、内側カバー13が配置され、端壁5に向か
い合った端壁15を有している。加えて、内側カバー1
3は、周囲に延在する側壁19を含み、この側壁19が
端壁15に形成され、それによって内側カバー13が端
壁15と共に、全体として開放容器の形状を有するよう
にされている。側壁19は、側壁7の形状に適合させ、
それによって、図1から分かるように、側壁7の内側に
当付けられる。端壁15の外側には、車両の警笛の操作
に役立つようにスイッチ箔17が取付けられている。こ
の取付けのため、スイッチ箔17は、一方の側に複数の
凹みを有し、これらの凹みがフック18に係合される
(図4)。これらのフック18は、端壁15から突出し
ている。フック18の反対側には、スイッチ箔17の伸
長部20が、側壁19上を、内側カバー13の内部の取
付け箇所まで延在している。これについては、さらに詳
しく後述する。両側にこのようにスイッチ箔17を取付
けることで、スイッチ箔17は、事故時に破断線22に
沿って破れるさい、車両乗員方向に飛ばされることがな
い。しかし、スイッチ箔17の取付け部は、熱膨張の補
償のため、若干の変位ができるようになっている。
【0009】側壁19の外周面に沿って分配され、外周
面に形成された伸長部21は、断面形状が、細い頸部2
3と、拡径された頭部25とを有する茸形をなしてい
る。伸長部21は、側壁7の鍵穴状の対応穴27を貫通
して延在している。対応穴の1つが、図2に、より詳細
に示してある。対応穴27は、頭部25が挿入される大
きな区域と、組立てられた状態で、伸長部21が挿入さ
れる狭幅区域とを有している。狭幅区域の幅は、頸部2
3の直径とほぼ等しくされ、頭部25が内方へ外れるこ
とが防止されている。伸長部21と所属の対応穴27と
は、外側カバー3と内側カバー13との係止接続部を構
成している。伸長部21は、ガタつきを防止する相互ロ
ック形式で内側カバー13を外側カバー3に取付けるの
に役立つだけでなく、詳言すれば、事故時に、ガスバッ
グ29が膨張して側壁5,15が裂けた場合に、内側カ
バーが乗員方向へ飛ばされるのを防ぐ働きもする(固く
係止されたままとなる)。
面に形成された伸長部21は、断面形状が、細い頸部2
3と、拡径された頭部25とを有する茸形をなしてい
る。伸長部21は、側壁7の鍵穴状の対応穴27を貫通
して延在している。対応穴の1つが、図2に、より詳細
に示してある。対応穴27は、頭部25が挿入される大
きな区域と、組立てられた状態で、伸長部21が挿入さ
れる狭幅区域とを有している。狭幅区域の幅は、頸部2
3の直径とほぼ等しくされ、頭部25が内方へ外れるこ
とが防止されている。伸長部21と所属の対応穴27と
は、外側カバー3と内側カバー13との係止接続部を構
成している。伸長部21は、ガタつきを防止する相互ロ
ック形式で内側カバー13を外側カバー3に取付けるの
に役立つだけでなく、詳言すれば、事故時に、ガスバッ
グ29が膨張して側壁5,15が裂けた場合に、内側カ
バーが乗員方向へ飛ばされるのを防ぐ働きもする(固く
係止されたままとなる)。
【0010】内側カバー13の内部には、折畳まれたガ
スバッグ29が配置されるが、図には、膨張用開口31
に連なるガスバッグ部分のみが示されている。内側カバ
ー13とガスバッグ29は、共に予組立てユニット(予
め組立てられた単位体)を形成している。締着用プレー
ト33が、膨張用開口31から、折畳まれたガスバッグ
29内に延在し、膨張用開口縁部を取囲んでいる。図4
に示した伸長部20は、膨張用開口31に隣接するガス
バッグ29の縁部と締着用プレート33との間の箇所ま
で延在しているが、このことは図示されていない。伸長
部20は、その箇所で所定位置にクランプされている。
金属製保持板35に取付けられたガス発生器37は、膨
張用開口31を貫通して、その一部がガスバッグ29の
内部に突出している。保持板35の屈曲部分39にはナ
ット41が付されており、これらのナットは、ガスバッ
グ・モジュール1をステアリングホイールハブにねじ結
合によって取着するためのものである。
スバッグ29が配置されるが、図には、膨張用開口31
に連なるガスバッグ部分のみが示されている。内側カバ
ー13とガスバッグ29は、共に予組立てユニット(予
め組立てられた単位体)を形成している。締着用プレー
ト33が、膨張用開口31から、折畳まれたガスバッグ
29内に延在し、膨張用開口縁部を取囲んでいる。図4
に示した伸長部20は、膨張用開口31に隣接するガス
バッグ29の縁部と締着用プレート33との間の箇所ま
で延在しているが、このことは図示されていない。伸長
部20は、その箇所で所定位置にクランプされている。
金属製保持板35に取付けられたガス発生器37は、膨
張用開口31を貫通して、その一部がガスバッグ29の
内部に突出している。保持板35の屈曲部分39にはナ
ット41が付されており、これらのナットは、ガスバッ
グ・モジュール1をステアリングホイールハブにねじ結
合によって取着するためのものである。
【0011】外側カバー3は、締着用プレート33に形
成された複数の取着植込みボルト(studs)(図示せ
ず)によって、保持板35にねじ止めされている。これ
らの植込みボルトは、膨張用開口31の縁辺の穴を貫通
し、折曲壁部9の穴を貫通し、さらにちょうど保持板3
5の穴を貫通して延在する。取着植込みボルトの自由端
に締結されたナットが、保持板35に対し締着用プレー
ト33を支える働きをし、これにより、中間に配置され
た部品、すなわちガスバッグ29と壁部9とが、所定位
置にクランプされ、したがって取付けられる。
成された複数の取着植込みボルト(studs)(図示せ
ず)によって、保持板35にねじ止めされている。これ
らの植込みボルトは、膨張用開口31の縁辺の穴を貫通
し、折曲壁部9の穴を貫通し、さらにちょうど保持板3
5の穴を貫通して延在する。取着植込みボルトの自由端
に締結されたナットが、保持板35に対し締着用プレー
ト33を支える働きをし、これにより、中間に配置され
た部品、すなわちガスバッグ29と壁部9とが、所定位
置にクランプされ、したがって取付けられる。
【0012】ガスバッグ・モジュール1全体は、輸送に
適した一揃いの完全なユニットを構成し、このユニット
をステアリングホイール(操舵輪)ハブに取付けるに
は、ねじ止めしさえすればよい。内側カバー13と折畳
まれたガスバッグ29とは、内側カバー13がガスバッ
グ29の容器を形成する形式で、予組立てユニットを形
成している。このため、このユニットは、スイッチ箔を
取付けた後、ガスバッグ・モジュール1を組立てるに
は、外側カバー3と、内側カバー13およびガスバッグ
29から成る予組立てユニットと、締着用プレート33
との3部品を、ガス発生器37とその保持板35とから
成る別の予組立てユニットと一緒に組立てるだけでよ
い。この組立ては、次のように行う:すなわち、壁部分
9を下方へ折曲して、内側カバー13を外側カバー3内
に挿入し、側壁19を内方へ弾性的に撓ませて、伸長部
21を対応穴27の所定位置へスナップばめする。次
に、内側カバー13を、さらに外側カバー3内に挿入
し、図2に示したように、伸長部21を開口27の狭幅
部分にはめ込む。次いで、壁部分9を内方へ折曲げ、保
持板35を装着し、これに続いて、ナットを、締着用プ
レート33に形成された下方へ突出する取着植込みボル
トに締結する。
適した一揃いの完全なユニットを構成し、このユニット
をステアリングホイール(操舵輪)ハブに取付けるに
は、ねじ止めしさえすればよい。内側カバー13と折畳
まれたガスバッグ29とは、内側カバー13がガスバッ
グ29の容器を形成する形式で、予組立てユニットを形
成している。このため、このユニットは、スイッチ箔を
取付けた後、ガスバッグ・モジュール1を組立てるに
は、外側カバー3と、内側カバー13およびガスバッグ
29から成る予組立てユニットと、締着用プレート33
との3部品を、ガス発生器37とその保持板35とから
成る別の予組立てユニットと一緒に組立てるだけでよ
い。この組立ては、次のように行う:すなわち、壁部分
9を下方へ折曲して、内側カバー13を外側カバー3内
に挿入し、側壁19を内方へ弾性的に撓ませて、伸長部
21を対応穴27の所定位置へスナップばめする。次
に、内側カバー13を、さらに外側カバー3内に挿入
し、図2に示したように、伸長部21を開口27の狭幅
部分にはめ込む。次いで、壁部分9を内方へ折曲げ、保
持板35を装着し、これに続いて、ナットを、締着用プ
レート33に形成された下方へ突出する取着植込みボル
トに締結する。
【0013】あるいはまた別の組立て形式としては、外
側カバーと、外側カバー内にガスバッグ29と共に装着
された内側カバーとから成る完全に予組立てユニットを
用いてもよい。
側カバーと、外側カバー内にガスバッグ29と共に装着
された内側カバーとから成る完全に予組立てユニットを
用いてもよい。
【0014】図1の右半部に示した本発明の実施形態の
場合、ラグ43が、各伸長部21に隣接する保持板35
に設けられ、このラグ43が、側壁7の外側に当付けら
れ、ガスバッグ・モジュール1の横方向安定に役立って
いる。実際にガスバッグ29が膨張した場合には、内側
カバー13内の圧力により、ガスバッグ29が軸線方向
に脱出し、ガスバッグ・モジュール1の横変形は生じな
い。各ラグ43は、図3に示したように、その自由上端
部がフォーク状に分かれており、伸長部21が、頸部2
3に隣接して形成されたこの間隙内に受容される。これ
によって、事故時に、ラグ43によって伸長部21の離
脱が付加的に防止される。
場合、ラグ43が、各伸長部21に隣接する保持板35
に設けられ、このラグ43が、側壁7の外側に当付けら
れ、ガスバッグ・モジュール1の横方向安定に役立って
いる。実際にガスバッグ29が膨張した場合には、内側
カバー13内の圧力により、ガスバッグ29が軸線方向
に脱出し、ガスバッグ・モジュール1の横変形は生じな
い。各ラグ43は、図3に示したように、その自由上端
部がフォーク状に分かれており、伸長部21が、頸部2
3に隣接して形成されたこの間隙内に受容される。これ
によって、事故時に、ラグ43によって伸長部21の離
脱が付加的に防止される。
【0015】ガスバッグ・モジュールのこれら2つの実
施形態は、簡単に組立てでき、経済的に製造できる点が
特徴である。
施形態は、簡単に組立てでき、経済的に製造できる点が
特徴である。
【図1】本発明によるガスバッグ・モジュールの2つの
実施形態の断面図であり、第1実施形態を左半部に、第
2実施形態を右半部に示す。
実施形態の断面図であり、第1実施形態を左半部に、第
2実施形態を右半部に示す。
【図2】第1実施形態の外側カバーへの内側カバーの取
付け部を、図1の矢印A方向で見た側面図。
付け部を、図1の矢印A方向で見た側面図。
【図3】第2実施形態の外側カバーへの内側カバーの取
付け部を、図1の矢印B方向で見た側面図。
付け部を、図1の矢印B方向で見た側面図。
【図4】スイッチ箔を取付けた内側カバーの半部を示し
た斜視図。
た斜視図。
1 ガスバッグ・モジュール 3 外側カバー 5 外側カバーの端壁 7 外側カバーの側壁 11 結合区域 13 内側カバー 15 内側カバーの端壁 17 スイッチ箔 19 内側カバーの側壁 21 伸長部 23 頸部 25 頭部 27 対応穴 29 ガスバッグ 31 膨張用開口 33 締着プレート 35 保持板 37 ガス発生器 39 屈曲部分 41 ナット
Claims (12)
- 【請求項1】 車両のステアリングホイール用のガスバ
ッグ・モジュールであって、ガスバッグ(29)と、保
持板(15)に固定されたガス発生器(37)と、ガス
バッグの外側カバー(3)と、ガスバッグの内側カバー
(13)と、双方のカバー(3,13)の間のスイッチ
箔(17)とを有する形式のものにおいて、 内側カバー(13)が、折畳まれたガスバッグ(29)
を収納するための容器を構成し、かつまたガスバッグ
(29)と共に、予め組立てられたユニットを構成して
いることを特徴とするガスバッグ・モジュール。 - 【請求項2】 内側カバー(13)の、ガス発生器(2
7)に向いた面が、完全に開いていることを特徴とする
請求項1に記載されたガスバッグ・モジュール。 - 【請求項3】 外側カバー(3)が、該外側カバーの中
空の内部を側方で仕切る側壁(7)を有し、内側カバー
(13)が外側カバー(3)内へ挿入されていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載されたガスバ
ッグ・モジュール。 - 【請求項4】 内側カバー(13)の少なくとも1つの
側壁が、外側カバー(3)の側壁(7)の内側に当て付
けられていることを特徴とする請求項3に記載されたガ
スバッグ・モジュール。 - 【請求項5】 内側カバー(13)を、係止結合によっ
て外側カバー(3)にロックするようにされていること
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項
に記載されたガスバッグ・モジュール。 - 【請求項6】 内側カバー(13)の側壁(19)に、
横方向外方へ突出した伸長部(21)が形成され、この
伸長部(21)が、外側カバー(3)の側壁(7)の対
応穴(27)を貫通して延在していることを特徴とする
請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載された
ガスバッグ・モジュール。 - 【請求項7】 各伸長部(21)が、茸形に構成され、
細い頸部(23)と拡径された頭部(25)とを有して
おり、この頭部(25)によって、ガスバッグ・モジュ
ール(1)の組立て状態で、対応穴(27)からの伸長
部(21)の脱出が防止されていることを特徴とする請
求項6に記載されたガスバッグ・モジュール。 - 【請求項8】 保持板(35)が、側壁(7)の外側に
隣接するラグ(43)を有し、これにより、ガスバッグ
(29)膨張時に、ガスバッグ・モジュール(1)の横
方向安定がはかられることを特徴とする請求項1から請
求項7までのいずれか1項に記載されたガスバッグ・モ
ジュール。 - 【請求項9】 各ラグ(43)の自由上端部が、フォー
ク状に分割され、そこに形成される間隙内に、伸長部
(21)の頸部(23)が受容され、この間隙が、頭部
(25)の直径より狭くされていることにより、付加的
に対応穴(27)からの伸長部(21)の脱出が防止さ
れていることを特徴とする請求項7または請求項8に記
載されたガスバッグ・モジュール。 - 【請求項10】 側壁(7)が内側へ折曲げた複数の壁
部分(9)を有し、これらの壁部分(9)が、保持板
(35)に外側カバー(3)を取付けるためのフランジ
として役立つことを特徴とする請求項1から請求項9ま
でのいずれか1項に記載されたガスバッグ・モジュー
ル。 - 【請求項11】 スイッチ箔(17)が、内側カバー
(13)の端壁(15)の外側に浮動式に取付けられて
いることを特徴とする請求項1から請求項10までのい
ずれか1項に記載されたガスバッグ・モジュール。 - 【請求項12】 スイッチ箔(17)が、内側カバー
(13)の破断線のどちらかの側で、内側カバー(1
3)の端壁(15)の外側に取付けられ、かつまた端壁
(15)から外方へ延在するフック(18)によって、
少なくとも1つの側に取付けられていることを特徴とす
る請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載さ
れたガスバッグ・モジュール。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE296125563 | 1996-07-19 | ||
DE29612556U DE29612556U1 (de) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | Gassack-Modul |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JPH1059108A (ja) |
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- 1997-07-18 JP JP19410997A patent/JPH1059108A/ja active Pending
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