JPH09226499A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH09226499A
JPH09226499A JP8038239A JP3823996A JPH09226499A JP H09226499 A JPH09226499 A JP H09226499A JP 8038239 A JP8038239 A JP 8038239A JP 3823996 A JP3823996 A JP 3823996A JP H09226499 A JPH09226499 A JP H09226499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リング部芯金及びスポーク部芯金を被覆する被
覆体とパッド部とが一体形成されたステアリングホイー
ルにおけるエアバッグ装置の作動安定性を高める。 【解決手段】ステアリングホイール本体1は、リング部
芯金5及びスポーク部芯金6を被覆する被覆体7a,7
b並びに同被覆体に一体形成されたパッド部3を有す
る。ボス8を、連結部を介して両側のスポーク部芯金と
一体化させるとともに、リング部芯金5等よりも下側に
位置させる。スポーク部芯金同士を副連結部22、支持
バーにて連結させ、これらを、エアバッグ装置13のバ
ッグホルダ16の筒状部16b近傍の上部外側に配設す
る。バッグホルダ16の筒状部16bは、エアバッグ1
4の膨張に際して、該エアバッグ14から外方に向けて
応力を受けるが、副連結部22及び支持バーにて支持さ
れ、それ以上の変形が規制され、バッグホルダ16(筒
状部16b)の変形が最小限に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアバッグ装置
を有してなるステアリングホイールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールは、円環状のリン
グ部と、リング部の中央に配設されるパッド部と、リン
グ部から延びるスポーク部とを有し、前記リング部には
リング部芯金が埋設されると共に、スポーク部にはスポ
ーク部芯金が埋設されている。この場合、リング部芯金
及びスポーク部芯金は、例えば発泡ポリウレタンからな
る被覆体にて被覆されている。また、前記パッド部下方
において、スポーク部芯金の先端部分は、ボスプレート
(ボス)に連結されている。このボスは、一般的には、
ステアリングシャフトの先端に対し、ナット締めにより
取付けられている。
【0003】このように構成されたステアリングホイー
ルにおいては、スポーク部芯金、ひいては、ステアリン
グホイール本体の一体となったボスが、ステアリングシ
ャフトに対し、ナット締めにより取付けられた上で、エ
アバッグ装置等が装着され、その上から、パッド部が取
付けられる。
【0004】前記エアバッグ装置は、ガス発生剤を収容
したインフレータ、インフレータから発生するガスによ
り膨張するエアバッグ、及びこれらインフレータやエア
バッグを保持固定するためのバッグホルダ等を備えてい
る。そして、一般に、エアバッグ装置のバッグホルダ
は、その周囲(側壁)において、パッドから下方に延び
るリブに対し、リベット等で固定されており、エアバッ
グ膨張時における安定性の確保が図られている。
【0005】一方、近年では、前記被覆体と前記パッド
部とを一体形成することで同被覆体とパッド部との境界
線を無くしたステアリングホイールが提案されている
(例えば、実開平2−133955号公報)。かかる技
術によれば、被覆体とパッド部とが一体的なものとな
り、意匠性の向上が図られうる。
【0006】ところで、この技術において、エアバッグ
装置を装着しようとした場合には、パッド部のリブに対
しバッグホルダの周囲をリベットで固定することは困難
となる。このため、バッグホルダの周囲については、何
ら固定しないという事態が生じていた。或いは、上記公
報に記載された如く、バッグホルダの周囲上部を単にリ
ブに当接させる(場合によっては引っ掛ける)といった
方法が採用されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、エアバッグ膨張時において、エアバッグか
らの応力を受けたバッグホルダが、外方へ変形しやすい
ものとなってしまうおそれがあった。そのため、エアバ
ッグ膨張時に、バッグホルダの変形により生じた隙間か
らエアバッグが横方向に逃げてしまうおそれがある等、
エアバッグ装置の作動安定性という点で何らかの支承が
生じるおそれがあった。
【0008】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的は、リング部芯金及びスポーク
部芯金を被覆する被覆体とパッド部とが一体形成され、
かつ、エアバッグ装置を備えたステアリングホイールに
おいて、エアバッグ装置の作動安定性をより一層高める
ことのできるステアリングホイールを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ステアリングシャフトに
対し固定されるボス、リング部芯金、スポーク部芯金及
びこれらを被覆する被覆体並びにリング部の略中央上部
に位置し前記被覆体に一体形成されたパッド部を有し、
前記スポーク部芯金の一部が連結部を介して前記ボスに
一体的に連結されたステアリングホイール本体と、前記
パッド部及び前記ボス間に配設され、所定の加速度が検
知されたときに膨張しうるエアバッグ及び該エアバッグ
を保持固定するためのバッグホルダを有するエアバッグ
装置とを備えたステアリングホイールであって、前記ス
ポーク部芯金同士を連結する芯金連結部を設けるととも
に、前記エアバッグの膨張時には、該芯金連結部にて前
記バッグホルダを支持するようにしたことをその要旨と
している。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のステアリングホイールにおいて、前記芯金連
結部は、前記エアバッグの膨張時における前記バッグホ
ルダの最も変位量の大きい箇所の外側近傍に設けられて
いることをその要旨としている。
【0011】なお、本明細書の記載におけるステアリン
グホイールの上下方向とは、ステアリングシャフトの軸
方向に沿う方向をいい、かならずしもステアリングホイ
ールを車両に装着した状態での上下方向をいうものでは
ない。
【0012】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、所定の加速度が検知されたときにエアバッグが膨張
し、パッド部が拡開しうる。このとき、バッグホルダ
は、エアバッグの膨張に際して該バッグから所定の応力
を受けることとなる。しかし、本発明では、スポーク部
芯金同士を連結する芯金連結部が設けられているととも
に、エアバッグの膨張時には、該芯金連結部にてバッグ
ホルダが支持される。従って、バッグホルダの変形が最
小限に抑えられ、エアバッグが横方向に逃げてしまった
りすることがない。そのため、安定したパッド部の拡
開、エアバッグの膨張が確保されうる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記請求項1に記載の発明の作用に加えて、芯金連結部
は、エアバッグの膨張時におけるバッグホルダの最も変
位量の大きい箇所の外側近傍に設けられている。このた
め、バッグホルダの変形をより一層小さいものとするこ
とができ、上記作用がより確実なものとなる。
【0014】
【発明の効果】従って、本発明によれば、リング部芯金
及びスポーク部芯金を被覆する被覆体とパッド部とが一
体形成され、かつ、エアバッグ装置を備えたステアリン
グホイールにおいて、エアバッグ装置の作動安定性をよ
り一層高めることができるという優れた効果を発揮す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態について図面に従って説明する。図3は、本実施
の形態におけるステアリングホイールWの裏面図を示
し、図1は図3のA−A線断面図を、図2は図3のB−
B線断面図をそれぞれ示す。
【0016】これらの図に示すように、ステアリングホ
イールWのステアリングホイール本体1は、円環状のリ
ング部2と、リング部2の中央に配置されたパッド部3
と、リング部2から延びる3本のスポーク部4とを備え
ている。また、リング部2は、例えば鋼管からなるリン
グ部芯金5とそれを被覆する被覆体7aとにより構成さ
れ、スポーク部4は、アルミニウム合金等の軽量なダイ
カスト金属からなるスポーク部芯金6A,6B,6Cと
それらを被覆する被覆体7bとにより構成されている。
被覆体7a,7b及びパッド部3は、軟質合成樹脂材
(例えば発泡ポリウレタン)により一体的に形成されて
いる。上記のステアリングホイール本体1は、ボス8に
対し組付固定されている。この組付構造については、後
に詳述することとする。
【0017】一方、前記パッド部3の下方には、被覆体
7bにて囲まれた収納凹部11が形成されている。収納
凹部11には、メンブレンスイッチ(図示せず)及びエ
アバッグ装置13が配設されている。メンブレンスイッ
チは、図示しないホーンスイッチ回路の一部をなす上下
の薄板を有し、パッド部3が押圧されることにより薄板
同士が接触し、その接触に伴いホーンが鳴るようになっ
ている。
【0018】エアバッグ装置13は、折り畳まれて収納
された袋状のエアバッグ14と、所定の加速度が車両に
加わったときにガスを発生させて、同エアバッグ14内
に膨張用のガスを供給するためのインフレータ15と、
エアバッグ14及びインフレータ15を保持固定するバ
ッグホルダ16とから構成されている。バッグホルダ1
6は、例えば図2に示すように、ねじ17によりスポー
ク部芯金6A等に対し固定されている。この固定方法に
ついては後述することとする。また、本実施の形態にお
けるバッグホルダ16は、主として、中央にインフレー
タ15収納用の開口を有してなる円環板状のプレート部
16aと、プレート部16aの外周縁に一体形成され上
方へ向かって延びる筒状部16bとを備えている。
【0019】次に、ステアリングホイールWの構造の詳
細について、図1〜7を用いて説明する。まず、ボス8
の取付構造について説明する。図4,7に示すように、
ステアリングシャフト30の最先端部には、セレーショ
ン31が形成され、その上下方向中央部分には、環状溝
32が形成されている。同ステアリングシャフト30の
セレーション31には、所定数(一般には、約30個)
の歯31aが形成されている。また、ボス8の中央部に
は、透孔9が形成されており、該透孔9内周には、鋼鉄
製のアダプタ10が挿通された状態で溶接固定されてい
る。
【0020】このアダプタ10は、下部においては略円
筒状をなしているとともに、上部においては平面略C字
状に形成されたヨーク部10aを有している。当該C字
状となったヨーク部10aの略先端部分には、雌ねじを
有するボルト孔18(片側は雌ねじを有していなくても
よい)が形成されている。さらにアダプタ10の内周面
には、前記ステアリングシャフト30のセレーション3
1に対応するセレーション19が形成されている。そし
て、ステアリングシャフト30の先端には、セレーショ
ン19,31同士が噛み合うようにしてアダプタ10が
嵌め込まれている。さらに、前記ボルト孔18には、自
身の一部が前記環状溝32に入り込むようにしてボルト
33が締結されている。これにより、アダプタ10、ひ
いてはボス8がステアリングシャフト30の先端に強固
に固定されている。
【0021】一方、本実施の形態において、ボス8は、
ステアリングホイール本体1に対し、一体的に構成され
ている。すなわち、図5に示すように、ボス8は、連結
部21を介して左右両側のスポーク部芯金6B,6Cに
対し連結されている。但し、ボス8は、前記リング部芯
金5及びスポーク部芯金6B,6Cよりも下側に位置し
ている。
【0022】また、前記各スポーク部芯金6B,6C
は、残りの(運転者側の)スポーク部芯金6Aに対し、
副連結部22によって連結されている。これによって、
各スポーク部芯金6A〜6C、リング部芯金5及びボス
8は強固に連結されることとなるとともに、ボス8、連
結部21及び副連結部22によって、ボス8の運転席側
には比較的大きな開口部23が形成されることとなる。
また、各スポーク部芯金6B,6C同士は、支持バー2
4によって連結されている。さらに、本実施の形態にお
いて、これら副連結部22及び支持バー24により、芯
金連結部が構成されている。
【0023】なお、本実施の形態においては、ステアリ
ングホイール本体1の下側を囲むようにして樹脂製の図
示しないロアカバーが配設されている。上記のステアリ
ングホイールWはステアリングシャフト30に対し、次
のようにして取り付けられる。先ず、図6に示すよう
に、前記ボス8、連結部21及び副連結部22によって
形成された開口部23から、メンブレンスイッチ及びエ
アバッグ装置13を挿入する。そして、エアバッグ装置
13のバッグホルダ16を、スポーク部芯金6A等に対
し、ねじ17によって固定する。このとき、当該開口部
23は、比較的大きく形成されているため、エアバッグ
装置13を容易にステアリングホイール本体1の内部に
装着することができる。
【0024】次いで、図7に示すように、ステアリング
シャフト30の先端に、ステアリングホイール本体1が
一体となったボス8(アダプタ10)を挿通する。この
とき、ステアリングシャフト30のセレーション31
と、アダプタ10に形成されたセレーション19とを噛
み合わせる。そして、その状態でアダプタ10のボルト
孔18にボルト33を螺着し、ボス8をステアリングシ
ャフト30に固定させる。ここで、ボス8には、上記連
結部21を介してステアリングホイール本体1(スポー
ク部芯金6B,6C)が連結されているため、ボス8を
ステアリングシャフト30に固定することにより、エア
バッグ装置13を有してなるステアリングホイール本体
1も同時に固定されることとなる。
【0025】さて、次に、本実施の形態の特徴的部分に
ついて説明する。図1,2に示すように、本実施の形態
におけるバッグホルダ16の筒状部16bの上部近傍の
外側には、スポーク部芯金6A,6B間及びスポーク部
芯金6A,6C間を連結する副連結部22と、スポーク
部芯金6B,6C間を連結する支持バー24とが配設さ
れている。本実施の形態では、各副連結部22及び支持
バー24によって芯金連結部が構成されている。
【0026】続いて、上記の構成を有するステアリング
ホイールWにおける作用効果について説明する。 (イ)所定の加速度が検知されたときには、インフレー
タ15から瞬間的にガスが発生し、エアバッグ14内に
供給される。これにより、図8に示すように、エアバッ
グ14が膨張し、パッド部3が拡開する。このとき、エ
アバッグ14の基端部はバッグホルダ16に保持されて
いるが、該バッグホルダ16の筒状部16bは、エアバ
ッグ14の膨張に際して、該エアバッグ14から外方に
向けて応力を受けることとなる。
【0027】しかし、本実施の形態では、筒状部16b
の上端部近傍の外側には、スポーク部芯金6A,6B,
6C同士を連結する副連結部22及び支持バー24が設
けられている。このため、エアバッグ14の膨張時に
は、該副連結部22及び支持バー24の側面の中央部分
にてバッグホルダ16の筒状部16bの上端部が支持さ
れることとなり、それ以上の変形が規制される。従っ
て、バッグホルダ16(筒状部16b)の変形が最小限
に抑えられることとなり、エアバッグ14が横方向に逃
げてしまったりすることがない。そのため、安定したパ
ッド部3の拡開、エアバッグ14の膨張を確保すること
ができる。その結果、エアバッグ装置の作動安定性をよ
り一層高めることができる。
【0028】(ロ)特に、本実施の形態では、副連結部
22及び支持バー24は、エアバッグ14の膨張時にお
けるバッグホルダ16の最も変位量の大きい箇所(筒状
部16bの上端部)の外側近傍に設けられている。この
ため、バッグホルダ16の変形をより一層小さいものと
することができ、上記作用効果をより確実なものとする
ことができる。
【0029】(ハ)さらに、本実施の形態の付随的な効
果としては、スポーク部芯金6B,6Cを連結部21を
介してボス8に一体的に連結するようにし、また、ボス
8をリング部芯金5及びスポーク部芯金6A〜6cより
も下側に位置するよう構成するとともに、少なくともボ
ス8に連結されたスポーク部芯金6B,6Cと、それ以
外のスポーク部芯金6Aとを副連結部22にて連結させ
て開口部23を形成するようにした。このため、エアバ
ッグ装置13は、前記開口部23から挿通させられるこ
とによって、パッド部3及びボス8間に容易に配設され
る。すなわち、本実施の形態によれば、比較的面積の広
い開口部23からエアバッグ装置13を固定するという
操作を行うだけで、ステアリングホイールWの組付を完
了させることができる。従って、ステアリングホイール
Wの組付に際して、作業性の飛躍的な向上を図ることが
できる。
【0030】(ニ)併せて、上記のように開口部23を
設けるような構成としても、ボス8は、連結部21を介
して左右両側のスポーク部芯金6B,6Cに対し強固に
連結されるとともに、各スポーク部芯金6B,6Cは、
残りの(運転者側の)スポーク部芯金6Aに対し、副連
結部22によって強固に連結される。このため、各スポ
ーク部芯金6A〜6C、リング部芯金5及びボス8間は
相互に強固に連結されることとなる。従って、ステアリ
ングホイールW全体として考慮した場合に、組付状態の
十分な安定性を確保することができる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態の他に次の
ように具体化することもできる。 (1)上記実施の形態では、各スポーク部芯金6A〜6
Cを相互に連結する副連結部22及び支持バー24を設
け、それらをバッグホルダ16の筒状部16bの近傍に
設ける構成としたが、必ずしも全ての芯金連結部をこの
ように配置させる必要はない。また、これら22,24
のうちのいずれかを省略するような構成としても差し支
えない。
【0032】(2)上記実施の形態では、3本のスポー
ク部4(スポーク部芯金6A〜6C)を有するタイプの
ステアリングホイールWに具体化したが、2本或いは4
本以上のスポーク部芯金を有するものにも具体化するこ
とができる。
【0033】(3)上記実施の形態では、ねじ17によ
りエアバッグ装置13をステアリングホイール本体1に
配設固定するようにしたが、その他にも例えばリベッ
ト、クリップ等の固定手段を用いてもよい。
【0034】(4)前記実施の形態では、ステアリング
シャフト30に対し、ボス8(ステアリングホイール本
体1)を固定するに際し、アダプタ10、ボルト33等
を用いるようにしたが、従来と同様、ナットを用いて固
定するようにしてもよい。
【0035】(5)前記実施の形態における副連結部2
2及び支持バー24の断面形状は何ら限定されるもので
はない。但し、バッグホルダ16(筒状部16b)をで
きるだけ広い面積で支持できるような形状を有している
のが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるステアリングホイールの
構造を示す図3のA−A線断面図である。
【図2】図3のB−B線断面図である。
【図3】ステアリングホイールの裏面図である。
【図4】ステアリングホイールのアダプタ等を示す平断
面図である。
【図5】ステアリングホイールの芯金構造を示す斜視図
である。
【図6】エアバッグ装置等を配設する際の状態を示すス
テアリングホイール本体等の断面図である。
【図7】ステアリングホイールをステアリングシャフト
に取付ける際の状態を示す断面図である。
【図8】一実施の形態の作用を説明する断面図である。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール本体、2…リング部、3…パ
ッド部、5…リング部芯金、6A,6B,6C…スポー
ク部芯金、7a,7b…被覆体、8…ボス、13…エア
バッグ装置、14…エアバッグ、16…バッグホルダ、
16b…筒状部、21…連結部、22…芯金連結部を構
成する副連結部、24…芯金連結部を構成する支持バ
ー、30…ステアリングシャフト、W…ステアリングホ
イール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフト(30)に対し固
    定されるボス(8)、リング部芯金(5)、スポーク部
    芯金(6A,6B,6C)及びこれらを被覆する被覆体
    (7a,7b)並びにリング部(2)の略中央上部に位
    置し前記被覆体(7a,7b)に一体形成されたパッド
    部(3)を有し、前記スポーク部芯金(6A,6B,6
    C)の一部が連結部(21)を介して前記ボス(8)に
    一体的に連結されたステアリングホイール本体(1)
    と、 前記パッド部(3)及び前記ボス(8)間に配設され、
    所定の加速度が検知されたときに膨張しうるエアバッグ
    (14)及び該エアバッグ(14)を保持固定するため
    のバッグホルダ(16)を有するエアバッグ装置(1
    3)とを備えたステアリングホイールであって、 前記スポーク部芯金(6A,6B,6C)同士を連結す
    る芯金連結部(22,24)を設けるとともに、前記エ
    アバッグ(14)の膨張時には、該芯金連結部(22,
    24)にて前記バッグホルダ(16)を支持するように
    したことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記芯金連結部(22,24)は、前記
    エアバッグ(14)の膨張時における前記バッグホルダ
    (16)の最も変位量の大きい箇所(16b)の外側近
    傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    ステアリングホイール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203342A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置

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JP2013203342A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置

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