JPH1059073A - 自動車用確認ミラー装置 - Google Patents
自動車用確認ミラー装置Info
- Publication number
- JPH1059073A JPH1059073A JP24097796A JP24097796A JPH1059073A JP H1059073 A JPH1059073 A JP H1059073A JP 24097796 A JP24097796 A JP 24097796A JP 24097796 A JP24097796 A JP 24097796A JP H1059073 A JPH1059073 A JP H1059073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- vehicle
- fixed
- stationary member
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の直左、直下及びフロントバンパ直前
の確認を容易にするミラー装置を電動・手動の双方で使
用・格納位置へ移動可能とする。 【解決手段】 確認ミラー（５）を収めるハウジング
（４）に円弧状のアーム（６）を固定し、このアーム
（６）の歯（７）と噛合うピニオン（１２）を歯車列を
介して電動モータ（１８）に直結したウォーム（１９）
に連結させる。
の確認を容易にするミラー装置を電動・手動の双方で使
用・格納位置へ移動可能とする。 【解決手段】 確認ミラー（５）を収めるハウジング
（４）に円弧状のアーム（６）を固定し、このアーム
（６）の歯（７）と噛合うピニオン（１２）を歯車列を
介して電動モータ（１８）に直結したウォーム（１９）
に連結させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
フエンダ等に格納自在に装着され、少なくとも、運転席
の左方前輪の直下、直左及びフロントバンパ直前を確認
できる自動車用確認ミラー装置に関する。
フエンダ等に格納自在に装着され、少なくとも、運転席
の左方前輪の直下、直左及びフロントバンパ直前を確認
できる自動車用確認ミラー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の左方前方に電動格納式の安全確
認ミラーを装着させることは、たとえば、特開平４−１
１３９４５号公報に開示される如く公知である。この例
は、ミラーを折りたたんだパネルがフロントフエンダよ
り上昇し、次いで、ミラーを左右に開き、前車輪の直
下、直左の確認を行うものである。一方、実開昭６０−
１７８２５０号公報に開示される例は、自動車のバンパ
ー左端部に取付具を固定し、この取付具に角度調整可能
な確認ミラーを装着するものであり、ミラーをフロント
フエンダやフード内に格納する代りに、不使用時確認ミ
ラーをボディラインに沿って配置可能とさせるものであ
る。
認ミラーを装着させることは、たとえば、特開平４−１
１３９４５号公報に開示される如く公知である。この例
は、ミラーを折りたたんだパネルがフロントフエンダよ
り上昇し、次いで、ミラーを左右に開き、前車輪の直
下、直左の確認を行うものである。一方、実開昭６０−
１７８２５０号公報に開示される例は、自動車のバンパ
ー左端部に取付具を固定し、この取付具に角度調整可能
な確認ミラーを装着するものであり、ミラーをフロント
フエンダやフード内に格納する代りに、不使用時確認ミ
ラーをボディラインに沿って配置可能とさせるものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例の内の
前者の例は、ミラーを折りたたみ自在とし、かつ折りた
たんだミラーを断面長方形のハウジングより出没させる
ことから、ミラーの寸法が小さく、視界が狭いし、走行
中のミラーの振動が問題となる。後者の例は、フロント
フエンダ内への格納が不可能であり、ミラーがボディラ
インの流れを阻害させることは否定できない。
前者の例は、ミラーを折りたたみ自在とし、かつ折りた
たんだミラーを断面長方形のハウジングより出没させる
ことから、ミラーの寸法が小さく、視界が狭いし、走行
中のミラーの振動が問題となる。後者の例は、フロント
フエンダ内への格納が不可能であり、ミラーがボディラ
インの流れを阻害させることは否定できない。
【０００４】それ故に、本発明は、前述した従来技術の
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、自動車のボディの一部を構成しかつ
確認ミラーを装着するハウジングを円弧状のアームに固
定し、このアームを電動モータにより、円弧状の該アー
ムを構成する曲率線上に沿って移動自在とさせる基本的
手段を用いる。
を解決するために、自動車のボディの一部を構成しかつ
確認ミラーを装着するハウジングを円弧状のアームに固
定し、このアームを電動モータにより、円弧状の該アー
ムを構成する曲率線上に沿って移動自在とさせる基本的
手段を用いる。
【０００６】具体的には、本発明は、自動車のボディの
一部を構成しかつ確認ミラーを収容するハウジング、該
ハウジングに固定されかつ少なくともその一側に歯が形
成されている円弧状のアーム、該アームの動きを一定の
軌跡に沿うものとする案内装置、該アームの歯と噛合う
ピニオン、該ピニオンを支持しかつ自動車の静止部材に
回転自在に支承された第１のシャフト、第１のシャフト
に平行にかつ自動車の静止部材に保持された第２のシャ
フト、両シャフトに装着された歯車列と、該歯車列に回
転トルクを入力する電動モータを備える自動車用確認ミ
ラー装置を提供する。好ましくは、第２のシャフトに設
けた歯車列が、電動モータのウォームと噛合うウォーム
ホイールと、第２のシャフトに固定された第２の平歯車
とからなり、第２の平歯車が第１のシャフトに固定され
た第１の平歯車と噛合う構成とする。
一部を構成しかつ確認ミラーを収容するハウジング、該
ハウジングに固定されかつ少なくともその一側に歯が形
成されている円弧状のアーム、該アームの動きを一定の
軌跡に沿うものとする案内装置、該アームの歯と噛合う
ピニオン、該ピニオンを支持しかつ自動車の静止部材に
回転自在に支承された第１のシャフト、第１のシャフト
に平行にかつ自動車の静止部材に保持された第２のシャ
フト、両シャフトに装着された歯車列と、該歯車列に回
転トルクを入力する電動モータを備える自動車用確認ミ
ラー装置を提供する。好ましくは、第２のシャフトに設
けた歯車列が、電動モータのウォームと噛合うウォーム
ホイールと、第２のシャフトに固定された第２の平歯車
とからなり、第２の平歯車が第１のシャフトに固定され
た第１の平歯車と噛合う構成とする。
【０００７】電動モータを動作させると、電動モータか
らの回転運動は歯車列で減速され、円弧状のアームの歯
に伝達される。アームは案内装置により自動車の静止部
材に保持されているが、この回転運動を受けると円弧状
アームは、案内装置によって決められる一定軌跡に沿っ
て動き、確認ミラーを使用位置又は格納位置へ移動させ
得る。
らの回転運動は歯車列で減速され、円弧状のアームの歯
に伝達される。アームは案内装置により自動車の静止部
材に保持されているが、この回転運動を受けると円弧状
アームは、案内装置によって決められる一定軌跡に沿っ
て動き、確認ミラーを使用位置又は格納位置へ移動させ
得る。
【０００８】
【発明の実施の形態】自動車用確認ミラー装置１は、少
なくとも、自動車のフロントフエンダ２の左前方であっ
てヘッドライト３の近くに配され、ボディの外観の一部
を構成するハウジング４を有す。ハウジング４は確認ミ
ラー５を有す。円弧状のアーム６をこのハウジング４に
固定させる。アルミニウム合金または硬質プラスチック
よりなるアーム６の一側にラック等の歯７を設ける。ア
ーム６は、その中央に長手方向に延在する溝８を有し、
この溝８は、好ましくは、図３と図４に示す如く、その
上下に断面台形部９を形成する。円弧状のアーム６の歯
７を自動車の静止部材に固定されるケース１０に回動自
在に支持された第１のシャフト１１に固定したピニオン
１２に噛合せる。第１のシャフト１１に固定されかつケ
ース１０内に納めた第１の平歯車１３が、第１のシャフ
ト１１と平行に配されかつケース１０に回動自在に支持
された第２のシャフト１４に固定した第２の平歯車１５
と噛合う。
なくとも、自動車のフロントフエンダ２の左前方であっ
てヘッドライト３の近くに配され、ボディの外観の一部
を構成するハウジング４を有す。ハウジング４は確認ミ
ラー５を有す。円弧状のアーム６をこのハウジング４に
固定させる。アルミニウム合金または硬質プラスチック
よりなるアーム６の一側にラック等の歯７を設ける。ア
ーム６は、その中央に長手方向に延在する溝８を有し、
この溝８は、好ましくは、図３と図４に示す如く、その
上下に断面台形部９を形成する。円弧状のアーム６の歯
７を自動車の静止部材に固定されるケース１０に回動自
在に支持された第１のシャフト１１に固定したピニオン
１２に噛合せる。第１のシャフト１１に固定されかつケ
ース１０内に納めた第１の平歯車１３が、第１のシャフ
ト１１と平行に配されかつケース１０に回動自在に支持
された第２のシャフト１４に固定した第２の平歯車１５
と噛合う。
【０００９】第２の平歯車１５は、摩擦板を含む公知の
クラッチ１６を介して、ウォームホイール１７と対向さ
せる。ウォームホイール１７は第２のシャフト１４に回
動自在に支持されかつ電動モータ１８に直結させたウォ
ーム１９と噛合せる。これら歯車列はケース１０内に収
容される。
クラッチ１６を介して、ウォームホイール１７と対向さ
せる。ウォームホイール１７は第２のシャフト１４に回
動自在に支持されかつ電動モータ１８に直結させたウォ
ーム１９と噛合せる。これら歯車列はケース１０内に収
容される。
【００１０】円弧状のアーム７をまたぎかつ対の第３の
シャフト２０を支持する対のブラケット２１をケース１
０に固定させる。第３のシャフト２０に溝８の上下の台
形部９の形状に対応する形状のゴムローラ２２を回転自
在に支持する。第３のシャフト２０とゴムローラ２２
は、円弧状のアーム６の動きを決める案内装置の働きを
する。
シャフト２０を支持する対のブラケット２１をケース１
０に固定させる。第３のシャフト２０に溝８の上下の台
形部９の形状に対応する形状のゴムローラ２２を回転自
在に支持する。第３のシャフト２０とゴムローラ２２
は、円弧状のアーム６の動きを決める案内装置の働きを
する。
【００１１】図１の実線はハウジング４を格納させ、ボ
ディの一部とした状態を示す。電動モータ１８に通電
し、ウォーム１９を回転させると、この回転運動はウォ
ームホイール１７、クラッチ１６を介して、第２の平歯
車１５を回転させる。第２の平歯車１５の回転は第１の
平歯車１３と第１のシャフト１１を回転させ、かつピニ
オン１２を回転させる。ピニオン１２は、自動車の静止
部材側に保持されているので、ピニオン１２の回転は、
該ピニオン１２と噛合う円弧状のアーム６を上昇させ、
図１中に二点鎖線で示す使用位置へとハウジング４を移
動させる。この使用位置へのハウジング４の移動は、一
方（下側）の第３のシャフト２０のゴムローラ２２が溝
８の下端に当接することで検知し、電動モータ１８への
通電を止めることで使用位置が確保される。確認ミラー
５を内包するハウジング４への風力等の外力は、ウォー
ムホイール１７とウォーム１９との噛合いの抵抗を受
け、ハウジング４を振動させたり、使用位置からずらす
ことはない。
ディの一部とした状態を示す。電動モータ１８に通電
し、ウォーム１９を回転させると、この回転運動はウォ
ームホイール１７、クラッチ１６を介して、第２の平歯
車１５を回転させる。第２の平歯車１５の回転は第１の
平歯車１３と第１のシャフト１１を回転させ、かつピニ
オン１２を回転させる。ピニオン１２は、自動車の静止
部材側に保持されているので、ピニオン１２の回転は、
該ピニオン１２と噛合う円弧状のアーム６を上昇させ、
図１中に二点鎖線で示す使用位置へとハウジング４を移
動させる。この使用位置へのハウジング４の移動は、一
方（下側）の第３のシャフト２０のゴムローラ２２が溝
８の下端に当接することで検知し、電動モータ１８への
通電を止めることで使用位置が確保される。確認ミラー
５を内包するハウジング４への風力等の外力は、ウォー
ムホイール１７とウォーム１９との噛合いの抵抗を受
け、ハウジング４を振動させたり、使用位置からずらす
ことはない。
【００１２】走行中の風力等の外力以上の過度な外力が
ハウジング４に作用すると、この過度な外力はクラッチ
１６を滑らせ、ウォームホイール１７に伝達させること
なく、第２のシャフト１４を空転させるのみであるか
ら、部品の損傷はない。電動モータ１８が使用できない
ときは、第２のシャフト１４に植込んだボルト２３のヘ
ッドを強制的に回動させ、第２のシャフト１４を人の手
で直接回転させることでハウジング４を移動させ得る。
勿論、ボルト２３を外し、第２のシャフト１４をドライ
バ等を用い、直接回転させてもよい。
ハウジング４に作用すると、この過度な外力はクラッチ
１６を滑らせ、ウォームホイール１７に伝達させること
なく、第２のシャフト１４を空転させるのみであるか
ら、部品の損傷はない。電動モータ１８が使用できない
ときは、第２のシャフト１４に植込んだボルト２３のヘ
ッドを強制的に回動させ、第２のシャフト１４を人の手
で直接回転させることでハウジング４を移動させ得る。
勿論、ボルト２３を外し、第２のシャフト１４をドライ
バ等を用い、直接回転させてもよい。
【００１３】ハウジング４を図１の二点鎖線の使用位置
から実線の格納位置へ移動させるには、電動モータ１８
へ通電し、ウォーム１９を逆回転させ、前述した歯車列
とクラッチを介してピニオン１２を逆回転させ、円弧状
のアーム６をゴムローラ２２で案内させながら下方へ移
動させ、ハウジング４を格納位置へ収納させる。この格
納位置へのハウジング４の動きは、上方の第３のシャフ
ト２０に支持されたゴムローラ２２が溝８の上端に当接
することで検知し、電動モータ１８への通電を止め、格
納位置にハウジング４を停止させる。この格納位置はウ
ォームホイール１７とウォーム１９との噛合い抵抗によ
り保持される。
から実線の格納位置へ移動させるには、電動モータ１８
へ通電し、ウォーム１９を逆回転させ、前述した歯車列
とクラッチを介してピニオン１２を逆回転させ、円弧状
のアーム６をゴムローラ２２で案内させながら下方へ移
動させ、ハウジング４を格納位置へ収納させる。この格
納位置へのハウジング４の動きは、上方の第３のシャフ
ト２０に支持されたゴムローラ２２が溝８の上端に当接
することで検知し、電動モータ１８への通電を止め、格
納位置にハウジング４を停止させる。この格納位置はウ
ォームホイール１７とウォーム１９との噛合い抵抗によ
り保持される。
【図１】本発明の一例の側面図である。
【図２】動力伝達系の平面図である。
【図３】図２の矢視 III−III よりみた断面図である。
【図４】図２の矢視IV−IVよりみた断面図である。
２ フロントフエンダ ３ ヘッドライト ４ ハウジング ５ 確認ミラー ６ 円弧状のアーム ７ 歯 ８ 溝 １０ ケース １１、１４、２０ シャフト １２ ピニオン １６ クラッチ １７ ウォームホイール １８ 電動モータ １９ ウォーム ２２ ゴムローラ
Claims (5)
- 【請求項１】 自動車のボディの一部を構成しかつ確認
ミラーを収容するハウジング、該ハウジングに固定され
かつ少なくともその一側に歯が形成されている円弧状の
アーム、該アームの動きを一定の軌跡に沿うものとする
案内装置、該アームの歯と噛合うピニオン、該ピニオン
を支持しかつ自動車の静止部材に回転自在に支承された
第１のシャフト、第１のシャフトに平行にかつ自動車の
静止部材に保持された第２のシャフト、両シャフトに装
着された歯車列と、該歯車列に回転トルクを入力する電
動モータを備える自動車用確認ミラー装置。 - 【請求項２】 第２のシャフトに設けた歯車列が、電動
モータのウォームと噛合うウォームホイールと、第２の
シャフトに固定された第２の平歯車とからなり、第２の
平歯車が第１のシャフトに固定された第１の平歯車と噛
合う請求項１記載の自動車用確認ミラー装置。 - 【請求項３】 円弧状のアームが長手方向に沿う溝を有
し、自動車の静止部材に固定された対のローラが該溝内
に入り、ローラが円弧状のアームの動きを案内する構成
の案内装置を有する請求項１記載の自動車用確認ミラー
装置。 - 【請求項４】 溝の上下部が左右に拡がった断面台形を
なし、同形のゴムローラが溝の上下部に配され、ゴムロ
ーラを自動車の静止部材に固定した第３のシャフトに回
転自在に支持する請求項３記載の自動車用確認ミラー装
置。 - 【請求項５】 第２のシャフトを手動で回転可能な請求
項２記載の自動車用確認ミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24097796A JPH1059073A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 自動車用確認ミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24097796A JPH1059073A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 自動車用確認ミラー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059073A true JPH1059073A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=17067485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24097796A Pending JPH1059073A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 自動車用確認ミラー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059073A (ja) |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP24097796A patent/JPH1059073A/ja active Pending
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