JPH1058975A - 自動車用内装部品 - Google Patents

自動車用内装部品

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Publication number
JPH1058975A
JPH1058975A JP22116796A JP22116796A JPH1058975A JP H1058975 A JPH1058975 A JP H1058975A JP 22116796 A JP22116796 A JP 22116796A JP 22116796 A JP22116796 A JP 22116796A JP H1058975 A JPH1058975 A JP H1058975A
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JP
Japan
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core material
foam core
bead
beads
bead foam
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JP22116796A
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English (en)
Inventor
Hisami Yamada
久視 山田
Shozo Yabushita
省三 薮下
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Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビーズ発泡芯材と表皮材との積層体からなる
自動車用内装部品において、パネルとの擦れ音による低
級音の発生を抑えるとともに、熱収縮に伴なう変形等を
防止し、かつ、曲げ弾性率,全体剛性をアップすること
を課題とする。 【解決手段】 PPビーズ等のビーズ発泡芯材20の表
面に表皮材30を積層一体化するとともに、ビーズ発泡
芯材20の裏面全面に亘り、伸縮性に優れた布地シート
40をバッキング処理することにより、車体パネル50
との擦れ音等の低級音の発生を抑え、かつ熱収縮に伴な
う変形を防止し、曲げ弾性率,全体剛性を強化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リム,リヤコーナートリム等の自動車用内装部品に係
り、特に、軽量で耐衝撃性に優れたビーズ発泡芯材を使
用した自動車用内装部品に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、車両室内には各種内装部品が装着
されているが、最近の傾向として、軽量化、並びに、側
突等、車両に外力が加わった際、その衝撃を有効に吸収
できる衝撃吸収機能が内装部品に要求される傾向にあ
る。
【0003】図7は従来の自動車用ドアトリムを示す断
面図であり、この自動車用ドアトリム1は、軽量でかつ
耐衝撃性に優れたPPビーズ発泡芯材(20倍発泡品)
2の表面に表皮材3が貼着されており、表皮材3として
は、塩ビシート3a裏面にポリプロピレンフォーム3b
が裏打ちされているクッション性に優れた積層シート材
料が使用されている。
【0004】そして、この自動車用ドアトリム1の製造
方法としては、まず表皮材3を真空成形により最終製品
形状に予備成形しておき、予備成形した表皮材3をビー
ズ成形型内にセットし、成形型内に所定発泡倍率に発泡
した発泡済のPPビーズを充填し、その後、蒸気を供給
してPPビーズを更に膨脹させると同時にPPビーズ表
面が熱で溶着して所定肉厚のPPビーズ発泡芯材2を成
形するとともに、PPビーズとポリプロピレンフォーム
3bとの熱溶着により表皮材3を一体化している。
【0005】そして、ドアトリム1をインナーパネル4
に対して、クリップ等の固着手段を介して取り付けてい
るのが実情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車用ドアトリム1においては、ドアトリム1をインナ
ーパネル4にクリップ手段等により取り付けているが、
PPビーズ発泡芯材2自体の厚みが厚く、インナーパネ
ル4とPPビーズ発泡芯材2との接触箇所が多くなり、
擦音等の低級音が発生するという不具合があり、そのた
め、PPビーズ発泡芯材2の裏面所定箇所に不織布5を
貼付して低級音対策を施しているのが実情である。
【0007】更に、成形後PPビーズ発泡芯材2が収縮
するが、表皮材3が収縮しづらいため、特に、製品端末
部分において反り変形が生じたり、パネル取付箇所に応
力が集中し、クリップの脱落やクリップを装着している
ブラケットが破損するという不具合が指摘されていた。
【0008】また、PPビーズ発泡芯材2は、曲げ弾性
率が低いため、全体剛性を確保するためには肉厚に設定
する必要があり、車内スペースに制約を受けるという欠
点もあった。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、軽量で、かつ耐衝撃性に優れたビーズ発泡
芯材を使用した自動車用内装部品において、パネルとの
擦れによる低級音の発生を抑え、かつ変形を防止でき、
しかも、全体剛性を強化することができる自動車用内装
部品を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用内装部品は、所要形状に成形
されたビーズ発泡芯材の表面に表皮材が一体貼着され、
ビーズ発泡芯材の裏面に伸縮性に優れた布地シートがバ
ッキング処理されていることを特徴とする。
【0011】ここで、ビーズ発泡芯材に使用する樹脂ビ
ーズとしては、ポリプロピレン(PP)ビーズの他にポ
リスチレン(PS)ビーズ,ポリエチレン(PE)ビー
ズ等の素材が使用できるが、コスト,剛性等からPPビ
ーズが好ましい。
【0012】次いで、表皮材としては、外観風合,手触
感,クッション性等を考慮し、PVCシート等の表皮層
と、表皮層裏面にクッション層を積層した積層シート材
料が好ましく、クッション層としては、ビーズ発泡芯材
との接着性を考慮して、PPフォーム,PEフォーム等
のポリオレフィン系樹脂フォーム等が好ましい。
【0013】一方、ビーズ発泡芯材に裏打ちされる布地
シートとしては、一部がビーズ発泡芯材に使用する樹脂
ビーズと相溶性のある低融点PP繊維を使用し、低融点
PP繊維とポリエステル繊維又はポリアミド繊維との混
紡糸の編物,織物,あるいは不織布が使用でき、また、
不織布の形態としては、PP繊維とポリエステル繊維と
をバインダあるいは熱融着性繊維によりマット状に絡み
合わせて構成しても良い。
【0014】このように、伸縮性を備え、ビーズ発泡芯
材の樹脂ビーズと相溶性を有するものであれば、特に素
材は問わない。
【0015】次に、表皮材,ビーズ発泡芯材,布地シー
トの一体化工程としては、分割タイプのビーズ成形金型
の一方側に予め所要形状に予備成形された表皮材をセッ
トし、他方側の金型(ビーズ供給フィーダを備える側の
金型)に布地シートをセットし、型閉じ後、ビーズ供給
フィーダから布地シートの逃孔を通してキャビティ内に
発泡済の樹脂ビーズを充填した後、キャビティ内に蒸気
が供給され、樹脂ビーズが更に膨脹してビーズ表面が溶
着し、樹脂ビーズ発泡芯材が所要形状に成形されるとと
もに、表皮材と布地シートとビーズ発泡芯材とが一体化
される。
【0016】尚、表皮材を分割金型の一方側にセットす
るためには、真空吸引力により表皮材を金型に保持して
も良く、ニードル,ピン等により表皮材の保持を行なっ
ても良い。
【0017】一方、布地シートには、ビーズ供給フィー
ダに対応する箇所に開口が設定されており、この布地シ
ートもピンにより他方側の金型にセットされれば良い。
【0018】以上の構成から明らかなように、ビーズ発
泡芯材の裏面に亘り伸縮性に優れた布地シートがバッキ
ング処理されているため、ビーズ発泡芯材と車体パネル
とが直接当接することがなく、擦音等の不快音が発生せ
ず、また、別途低級音防止用の不織布等を貼着する必要
がない。
【0019】更に、ビーズ発泡芯材の収縮が布地シート
により抑えられ、表皮材とビーズ発泡芯材との熱収縮の
アンバランスを解消できる。
【0020】加えて、ビーズ発泡芯材の裏面側にバッキ
ング処理されている布地シートにより全体剛性が強化さ
れており、かつ変形も防止できるため、ブラケット取付
部や製品端末に応力が集中しない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0022】図1は本発明を自動車用ドアトリムに適用
した実施形態を示す正面図、図2は同自動車用ドアトリ
ムの構成を示す断面図、図3は上記自動車用ドアトリム
を製造する際に使用するビーズ成形金型の構成を示す概
略図、図4乃至図6は自動車用ドアトリムの製造方法に
おける各工程を示す各断面図である。
【0023】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、軽量で耐衝撃性に優れたビーズ発泡芯材20
と、ビーズ発泡芯材20の表面側に積層される表皮材3
0と、ビーズ発泡芯材20の裏面側にバッキング処理さ
れている布地シート40との三層構造体から構成されて
いる。
【0024】更に詳しくは、ビーズ発泡芯材20は、本
実施形態ではコスト,成形性,剛性等を考慮してPPビ
ーズを使用した5mm厚みの20倍発泡品であるが、P
Sビーズ,PEビーズ等の使用も可能である。
【0025】また、表皮材30は、外観風合,手触感,
ビーズ発泡芯材20との接着性を考慮して、PVCシー
ト等の表皮層31裏面にポリプロピレンフォーム等のク
ッション層32が裏打ちされた積層シート材料が使用さ
れており、表皮層0.5mm,クッション層3.0mm
に厚み調整がなされている。
【0026】そして、布地シート40としては、編物,
織物,不織布等の適用が可能であるが、条件としては、
ビーズ発泡芯材20の曲面形状に沿う成形自由度を備
え、かつ、ビーズ発泡芯材20との接着性が確保されて
いれば良く、例えば、本実施形態ではPPビーズを素材
としたビーズ発泡芯材20を使用している関係で、布地
シート40の一部に低融点PP繊維(融点120〜13
0℃)が一部に含有されているものを使用している。
【0027】例えば、低融点PP繊維とポリエステル繊
維との混紡糸を編成したメリヤス布、織布、不織布の形
態が可能であり、ポリエステル繊維に替えてポリアミド
繊維等を使用することも可能である。
【0028】また、低融点のPP繊維とポリエステル繊
維とを、熱融着性繊維、あるいは樹脂バインダにより繊
維同士を絡め合わせた不織布を使用することもできる。
【0029】尚、布地シート40の形態として織布,不
織布を使用した場合、70〜150g/m2 の目付量が
好ましく、ウーリーメリヤス布として使用する場合に
は、6デニールの混紡糸をメリヤス編みしたものを使用
する。
【0030】次に、自動車用ドアトリム10をドアイン
ナーパネル50に取り付けるには、図2中拡大して示す
ように、ドアトリム10の裏面所定箇所にブラケット6
0が接着固定され、このブラケット60に樹脂クリップ
61が装着された後、この樹脂クリップ61をドアイン
ナーパネル50の取付孔51内に圧入固定してドアトリ
ム10がドアインナーパネル50の所定位置に固定され
る。
【0031】以上、説明した自動車用ドアトリム10
は、ビーズ発泡芯材20の裏面全面に亘り布地シート4
0がバッキング処理されているため、ビーズ発泡芯材3
0とドアインナーパネル50とが直接接触することがな
く、擦れ音等の低級音が皆無となり、この対策として別
途不織布を貼付する必要がなくなる。
【0032】更に、ビーズ発泡芯材30の表裏面を表皮
材30,布地シート40によりサンドイッチ状に挾み込
んだ構成であり、そのため、ビーズ発泡芯材20の熱収
縮等が抑えられ、反り変形等の外観不良が生じる恐れが
なく、またそれに伴ないブラケット60取付箇所に応力
が集中することもなく、従来頻繁に発生したブラケット
60の破損や樹脂クリップ61の脱落等の不具合も有効
に解消できる。
【0033】加えて、布地シート40により全体構成が
強化されているため、ビーズ発泡芯材20の厚みを薄肉
に設定することが可能となり、より軽量化を促進でき、
かつ材料費の節約に伴ないコスト低減にも貢献できる。
【0034】尚、後述するが布地シート40にはビーズ
材料を供給するための逃孔41が適宜箇所に設定されて
いる。
【0035】次に、上記自動車用ドアトリム10の製造
工程について説明する前に、図3を基にビーズ成形金型
の構成について簡単に説明する。
【0036】ビーズ成形金型は、アルミや鋳鉄製の2分
割型70,80とから構成され、便宜上、一方側を上型
70,他方側を下型80として以下説明する。
【0037】まず、上型70は、シリンダ71により所
定ストローク上下動可能であり、表皮材30(予め真空
成形により所要形状に成形されている)を保持するため
に真空吸引機構が付設されている。
【0038】すなわち、上型70の型面に真空吸引孔7
2が適宜開設されており、真空吸引孔72と連通する真
空吸引管73は真空ポンプ74に接続されており、真空
吸引管73に開閉バルブ75が設置されている。
【0039】一方、下型80は、ビーズ供給フィーダ8
1が備わっており、下型80の型面には、蒸気をキャビ
ティ内に送るために、φ1〜1.5mmの透孔82が1
〜2cm間隔で開設されており、蒸気を供給する蒸気供
給管83、冷却空気を供給する冷却空気供給管84、排
気管85が設置されており、蒸気供給管83,冷却空気
供給管84,排気管85にはそれぞれ開閉弁83a,8
4a,85aが設置されている。
【0040】尚、図中符号86は蒸気室,87は布地シ
ート40をセットするセットピンを示す。
【0041】まず、最初の工程として、図4に示すよう
に、上型70が上方位置にあるとき、上型70に表皮材
30をセットするとともに、下型80に布地シート40
をセットする。
【0042】このとき、表皮材30は予め真空成形等に
より所要形状に予備成形されており、真空吸引孔72を
通じて真空ポンプ74の作動により真空吸引力により上
型70の型面に表皮材30が密着保持されている。
【0043】一方、下型80のセットピン87に布地シ
ート40がセットされているが、ビーズ供給フィーダ8
1の供給口を塞ぐことがないように布地シート40に逃
孔41が開設されている。
【0044】そして、表皮材30,布地シート40の金
型70,80へのセット作業が完了すれば、図5に示す
ように、上型70が所定ストローク下降して、上下型7
0,80間に所定容積のキャビティCが形成される。
【0045】そして、ビーズ供給フィーダ81から約2
0倍に発泡したPPビーズがキャビティC内に供給充填
され、その後、蒸気供給管83から140〜150℃に
加熱された蒸気が蒸気室86内に供給される。
【0046】このとき、排気管85の開閉バルブ85a
が閉鎖しているため、加熱された蒸気は4〜5kgf/
cm2 の圧力で蒸気室86内に送り込まれることにな
り、この蒸気室86から透孔82,布地シート40の繊
維間隙を通じて、キャビティC内に送り込まれた蒸気に
より、PPビーズは更に膨脹し、同時にPPビーズの表
面が溶着して、キャビティC形状に沿ってビーズ発泡芯
材20が成形され、表皮材30,布地シート40との一
体化が行なわれる。
【0047】その後、排気管85の開閉バルブ85aが
開けられ、蒸気が外部に排出された後、今度は冷却空気
供給管84の開閉バルブ84aが開かれて、蒸気室86
内には冷却空気が冷却空気供給管84を通じて供給さ
れ、下型80を冷却した後、排気管85の開閉バルブ8
5aが開けられて冷却空気が外部に逃がされる。
【0048】このようにして、図6に示すように、所定
の肉厚を備えたビーズ発泡芯材20が成形されるととも
に、ビーズ発泡芯材20のPPビーズ溶着時に表皮材3
0のクッション層32及び布地シート40相互が熱融着
することにより、ビーズ発泡芯材20の表裏面に表皮材
30,布地シート40を一体化した自動車用ドアトリム
10の成形が完了する。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る自動車
用内装部品は、以下に記載する格別な作用効果を有す
る。
【0050】(1)本発明に係る自動車用内装部品は、
ビーズ発泡芯材の裏面全面に亘り伸縮性に優れた布地シ
ートをバッキング処理するという構成であるため、車体
パネルとビーズ発泡芯材とが直接触れることがなく、擦
れ音等の低級音の発生を皆無とし、別途低級音防止用の
不織布等を貼付する手間が省けるという効果を有する。
【0051】(2)本発明に係る自動車用内装部品は、
ビーズ発泡芯材の裏面全面に亘り伸縮性に優れた布地シ
ートをバッキング処理するという構成であるため、ビー
ズ発泡芯材と表皮材との熱収縮率に差異が生じても、布
地シートによりビーズ発泡芯材の収縮が抑えられ、製品
端末に起こり易い反り変形等が発生せず、更に、応力集
中によるブラケットの破損やクリップの脱落等の不具合
を有効に解決することができるという効果を有する。
【0052】(3)本発明に係る自動車用内装部品は、
ビーズ発泡芯材の裏面全面に亘り伸縮性に優れた布地シ
ートをバッキング処理するという構成であるため、全体
剛性を強化することができ、特に曲げ弾性率の低いビー
ズ発泡芯材の曲げ弾性率を布地シートにより補強するた
め、肉厚にする必要はなく、材料費の低減や軽量化に加
えて省スペース化に貢献できるという効果を有する。
【0053】(4)本発明に係る自動車用内装部品は、
ビーズ発泡芯材の裏面全面に亘り伸縮性に優れた布地シ
ートによりバッキング処理するという構成であるため、
クリップ装着用のブラケットの接着強度を高めることが
でき、長期に亘り安定した取り付けが可能になるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用ドアトリムの一実施
形態を示す正面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】図1に示すドアトリムの成形に使用するビーズ
成形金型の概略構成を示す断面図。
【図4】ドアトリムの製造方法における素材のセット工
程を示す断面図。
【図5】ドアトリムの製造方法における樹脂ビーズの充
填工程を示す断面図。
【図6】ドアトリムの製造方法におけるビーズ成形完了
状態を示す断面図。
【図7】従来の自動車用ドアトリムの構成を示す断面
図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 20 ビーズ発泡芯材 30 表皮材 40 布地シート 41 逃孔 50 ドアインナーパネル 60 ブラケット 70 成形金型(上型) 80 成形金型(下型) 81 ビーズ供給フィーダ 83 蒸気供給管 84 冷却空気供給管 85 排気管 86 蒸気室 87 セットピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形されたビーズ発泡芯材
    (20)の表面に表皮材(30)が一体貼着され、ビー
    ズ発泡芯材(20)の裏面に伸縮性に優れた布地シート
    (40)がバッキング処理されていることを特徴とする
    自動車用内装部品。
  2. 【請求項2】 前記布地シート(40)は、ビーズ発泡
    芯材(20)に使用する樹脂ビーズと相溶性を有する樹
    脂繊維を一部に含むウーリーメリヤス布、あるいは不織
    布から構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    自動車用内装部品。
JP22116796A 1996-08-22 1996-08-22 自動車用内装部品 Pending JPH1058975A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100494231B1 (ko) * 2002-08-09 2005-06-13 가사이고교 가부시키가이샤 적층구조체 및 그 제조방법
US7080712B2 (en) * 2001-01-23 2006-07-25 Kasai Kogyo Co., Ltd. Soundproof material for vehicle and method of manufacturing the material

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